JP2019113202A - 冷蔵庫 - Google Patents

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藤原 圭吾
Keigo Fujiwara
圭吾 藤原
奨一 加納
Shoichi Kano
奨一 加納
祐理 石▲崎▼
Yuri Ishizaki
祐理 石▲崎▼
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Abstract

【課題】チルド室を構成する外郭部材の補強リブをなくしたり小さくしても剛性を維持でき、冷蔵庫内容積においてチルド室が占有する容積に対し、チルド室の実貯蔵容積を大きくした冷蔵庫を提供する。【解決手段】開口部を有しチルド室を構成する外郭部材と、前記開口部を開閉するチルド室蓋と、を備え、前記外郭部材は樹脂からなる冷蔵庫において、前記外郭部材に断面をU字型やH字型等の形状に加工し、断面係数を増加させ、剛性を増大させる金属製の補強部材18を取り付けた。【選択図】図8

Description

本発明は冷蔵庫に関する。
特許文献1に記載された冷蔵庫は、断熱箱体からなる冷蔵庫本体上部の冷蔵室内に、密閉構造で、減圧機構を備えた貯蔵空間であるチルド室を備える。このチルド室は、開口部を有し貯蔵室を構成する外郭部材と、この開口部を開閉する蓋と、の2つの部材を組み合わせて構成されている。
特開2011−231978号公報
上述の特許文献1のチルド室の形状は、チルド室内部の減圧による、大気圧との差圧による荷重に耐える剛性を持たせることを目的に、外郭微罪の上部および下部に多数の補強リブが存在し、冷蔵庫の内容積でチルド室が占有する容積に対し、チルド室の実貯蔵容積が小さいという問題がある。
本発明の目的は、チルド室を構成する外郭部材の補強リブを抑制しても剛性を維持でき、冷蔵庫内容積においてチルド室が占有する容積に対し、チルド室の実貯蔵容積を大きくした冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、開口部を有しチルド室を構成する外郭部材と、前記開口部を開閉する蓋部材と、を備え、前記外郭部材は樹脂からなる冷蔵庫において、前記外郭部材に金属製の補強部材を取り付けた。
本発明によれば、チルド室を構成する外郭部材の補強リブをなくしたり小さくしても剛性を維持でき、冷蔵庫内容積においてチルド室が占有する容積に対し、チルド室の実貯蔵容積を大きくした冷蔵庫を提供できる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を前方から見た斜視図である。 図1のA−A線断面概念図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の実施形態のチルド室を斜め前上方から見た斜視図である。 図4のC方向矢視概念図である。 本発明の実施形態のチルド室からチルド室蓋を取り出した斜視図である。 本発明の実施形態のチルド室における外郭部材の斜視図である。 図7の外郭部材を左右方向から見たときの断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態の冷蔵庫を前方から見た斜視図であり、図2は、図1のA−A線断面概念図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の冷蔵庫1は、最上部に6℃前後の冷蔵温度帯の貯蔵室である冷蔵室2、最下部に6℃前後の冷蔵温度帯の貯蔵室である野菜室5がそれぞれ配置され、冷蔵室2と野菜室5との間には、これらの両室と断熱的に仕切られた0℃以下の冷凍温度帯(例えば、約−20℃〜−18℃の温度帯)の冷凍室である製氷室3a,急冷凍室3b、および冷凍室4が、図2に示すように、それぞれ仕切り壁k1,k2,k3により区画され配置されている。
冷蔵庫1は、前面に冷蔵室2、製氷室3a、急冷凍室3b、冷凍室4および野菜室5の前面開口部を閉塞する断熱構成の扉6〜10が設けられ、扉6〜10を除く外周筐体部は、鋼板製の外箱11と樹脂製の内箱との間に外気との断熱を図るウレタン発泡断熱材及び真空断熱材(図示せず)を有し構成されている。
冷蔵室2の前面開口部を閉塞する冷蔵室扉6(6a,6b)は、観音開き式の両開きの扉で構成されており、一方、製氷室3aの前面開口部を閉塞する製氷室扉7,急冷凍室3bの前面開口部を閉塞する急冷凍室扉8、冷凍室4の前面開口部を閉塞する冷凍室扉9、および野菜室5の前面開口部を閉塞する野菜室扉10は、貯蔵室内の容器がともに引き出される引き出し式の扉によって構成されている。
冷蔵庫1には、上記冷凍および冷蔵を行うための冷凍サイクルが、圧縮機,凝縮器,キャピラリチューブおよび冷媒の気化熱を奪い冷却源となる蒸発器、そして、再び圧縮機の順に接続し構成されている。
この冷却源となる蒸発器は、冷凍室3,4の後方に設置され、送風ファンによって、蒸発器の冷気が、製氷室3a、急冷凍室3b、冷凍室4に送られるとともに、冷蔵温度以下になると閉塞する開閉可能なダンパ装置を介して、冷蔵室2および野菜室5の各貯蔵室へと送られている。なお、冷気は、各貯蔵室を冷却した後に循環される冷気の循環構造を有しており、冷蔵室2、製氷室3a、急冷凍室3b、冷凍室4および野菜室5が、温度センサを用いた制御装置による温度制御によって、所定の温度に維持されている。
図1のB−B線断面図の図3に示すように、冷蔵室扉6aは、支軸S1を中心に回転自在に支持されており、飲み物等を入れるポケット状の半透明の樹脂成型のドア収納6a1が内部側に突設されるとともに、その裏面には、ねじりコイルバネの付勢力およびガイドにより揺動自在に構成された回転仕切り6a2が設けられている。
この回転仕切り6a2は、冷蔵室扉6a,6bの閉塞時(図1参照)には左側の冷蔵室扉6aに沿った位置で冷蔵室扉6a,6b間からの冷気の漏出を防止し、一方、冷蔵室扉6aの開放時には冷蔵室扉6aの厚み方向(二点鎖線で示す)に回動し利用者の邪魔にならにないように構成されている。
また、右側の冷蔵室扉6bは、支軸S2を中心に回動自在に支持されており、飲み物等を入れるポケット状の半透明の樹脂成型のドア収納6b1が内部側に突設されている。
図3に示すチルド室13は、チルド温度帯(例えば、約0〜2℃の温度帯)で維持される。図3に示すように、冷蔵室扉6bを閉じた状態において、冷蔵室扉6bのドア収納6b1とチルド室13のチルド室蓋16間には、所定のスペースが形成され、互いに接触しないように構成されている。
図4は、チルド室13の構成を斜め前上方から見た斜視図である。
チルド室13は、上面および前面に開口部を有し扁平である奥方に長い略直方体状の外郭部材(ボックス)14と、前方および後方に内部の貯蔵物を出し入れするために開閉する蓋部材であるチルド室蓋16(扉)とにより形成されている。
図5は、図4に示すチルド室13のC方向矢視概念図である。図5に示すように、チルド室蓋16は、正面視において略長方形状を呈し、かつ、左右方向に細長い形状を呈している。チルド室蓋16には、開閉ハンドル26が設けられている。また、弾性的性質および柔軟性を有するゴム等を材料とした差圧抜き弁Vが開閉ハンドル26と連動するように取り付けてられている。
図6は図4のチルド室13からチルド室蓋16を取り出した斜視図である。チルド室蓋16の裏側にはチルド容器17が取り付けてあり、チルド室蓋16の開閉に合わせて、チルド容器17を引き出せるようになっている。チルド容器17はAS等透明な樹脂成型品である。
チルド室蓋16の背面には、閉じた際に、外郭部材14に当接する内周縁部に弾性材のパッキン16pが配設されており、該パッキン16pが外郭部材14とチルド室蓋16間のシールを行っている。
パッキン16pは、その横断面が、外周中央が内部側に凹む溝16uを有して環状に成型されている。これにより、チルド室蓋16とチルド室13のシール性を高めることができる。
パッキン16pが、外郭部材14に対してチルド室蓋16が多少、傾いて閉じられた場合も、溝16u内に柔軟にパッキン16pが弾性変形し、その偏りを吸収し外郭部材14とチルド室蓋16間を確実にシールすることができる。なお、パッキン16pは、チルド室蓋16に設けることなく、外郭部材14側に設けることも可能である。
図4に示すように、チルド室蓋16は、外周部16t(図5参照)が不透明なABS等の樹脂で成型され、央部16cがチルド室13内に貯蔵された食品を視認できるように透明なAS等の樹脂で成型されている。
チルド室13は挿通孔のポンプ接続部により真空ポンプ12と接続され、真空ポンプ12により減圧される。本実施例では、チルド室13の左側に真空ポンプ12が配置されているため(図3参照)、挿通孔のポンプ接続部は、左側面壁14−a(図4参照)に存在する。
チルド室13内を真空ポンプ12で減圧した際、外郭部材14には外部の大気圧と内部の低圧との差圧により、その全面に均一に大気からの荷重がかかる。減圧室13の内部が低圧であるため、この荷重は外郭部材14全面を外側から内側に押し潰す向きに加わり、その大きさは例えば外郭部材14の平面寸法が幅450mm,奥行き300mmとし、差圧を0.2気圧とすれば約270kgf(約2700N)という大きな荷重となる。
またこの圧力差により、チルド室蓋16は外郭部材14に強く押し付けられ、パッキン16pがさらに弾性変形し、外郭部材14とチルド蓋16のシールがより強固なものとなる。
減圧を開放し、大気圧にする際、使用者は相当な力を必要とする。そのため、差圧抜き弁Vを開くことによってチルド室蓋16の内外空間を挿通させ、内外圧力差をなくすことで、差圧による荷重を解消し、チルド室蓋16を容易に開くことができるようにしている。
図7はチルド室外郭部材14の斜視図である。外郭部材14は、ABS(アクリロニトリル,ブタジエン,スチレンを含む樹脂)、AS(アクリロニトリル,スチレンを含む樹脂)等を用いて樹脂成形され、左右側面壁14a,14b,底面壁14c,後面壁14d(図3参照)、および前面壁14eを有した上面および前面を開口した形状に形成されている。
外郭部材14は、外郭部材の下側を構成する第1外郭部材14gと上側を構成する第2外郭部材14hの溶着により形成される。
第1外郭部材14gは開口部を2つ持つ。第一の開口部は外郭部材14の前面に存在する開口部であり、第二の開口部は外郭部材14gの上面に存在し、第2外郭部材14hにより塞がれる。第1外郭部材14gおよび第2外郭部材14hの表面には、チルド室を減圧した際の変形を防ぐための補強リブを設けない、若しくは小さな補強リブとする。
図8は図7の外郭部材を左右方向から見たときの断面図である。第2外郭部材14hの内側に凹部14kが設けられており、凹部14kに沿わせて補強部材18が取り付けてある。凹部14kは第1外郭部材14hの右内壁から上内壁を通り、左内壁まで連続して設けている。
補強部材18は第1外郭部材14gと第2外郭部材14hの溶着前に凹部14kにはめ込み、溶着することで、外れない構造となっている。そのため、ネジ等の締結部材を追加で必要とせず、作業工程や部品点数の大幅な増加を抑制する。
補強部材18の材料としては、チルド室13が真空ポンプ12によって減圧した際の差圧による荷重に耐えられる強度を得るとともに、外郭部材14の減圧の際のたわみ量を低減するため、外郭部材の樹脂よりも剛性の高い金属材料が望ましい。
また、チルド室13は密閉構造であり、チルド室13内部の貯蔵物を冷却する方式として、間接冷却方式をとっているため、補強部材は熱伝導率のよい金属材料とし、冷却効率の向上の一助とする。
また、金属製の補強部材18は平板を凹部14kの形状に単純に合わせるのではなく、断面をU字型やH字型等の形状に加工し、断面係数を増加させ、剛性を増大させる。補強部材18はチルド室13が真空ポンプ12によって減圧した際に応力が集中する箇所や変形が大きい箇所に取り付ける。補強部材18を外郭部材全体に渡って取り付けるのではなく、取り付け箇所を限定することで、重量の増加を最低限に抑え、取り扱い性の悪化を抑制する。
図8では一例として、外郭部材14の中央部に取り付けている。応力が集中する箇所や変形が大きい箇所はシミュレーション解析やモデル・実機での実験結果を踏まえ決定する。
14 外郭部材
14g 第1外郭部材
14h 第2外郭部材
14k 凹部
16 チルド室蓋
18 補強部材

Claims (2)

  1. 開口部を有しチルド室を構成する外郭部材と、前記開口部を開閉する蓋部材と、を備え、前記外郭部材は樹脂からなる冷蔵庫において
    前記外郭部材に金属製の補強部材を取り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1において、
    前記外郭部材は二つの外郭部材で形成され、一方の外郭部材の凹部に前記補強部材を取り付けた状態で、二つの外郭部材を溶着することにより、前記補強部材を外れなくしたことを特徴とする冷蔵庫。
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