JP2019111862A - ホイール保護フィルムの貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホイール開口部分に対応する箇所に種子等の異物が付着することを抑制するホイール保護フィルムのホイールへの貼付方法を提供する。【解決手段】基材および熱可塑性樹脂層を有するホイール保護フィルムの貼付方法であって、少なくとも熱可塑性樹脂層のホイールの開口部を覆う領域の外周部を加熱してホイール保護フィルムをホイールに貼付することを有する、ホイール保護フィルムの貼付方法。【選択図】なし

Description

本発明は、ホイール保護フィルムの貼付方法に関する。
自動車のブレーキディスクは、外部から雨水が浸入することによって、酸化され、黒錆が付着する。このため、自動車のブレーキディスクの防錆を目的として、さらには、ホイール表面の保護を目的として、顧客に引き渡される前の自動車では、フィルム状のカバーによってホイールが覆われる。このようなホイール保護フィルムは顧客に引き渡される際に剥離される。
例えば、特許文献1では、ホイールにタイヤを組み付けたタイヤ組立体を車軸のハブに装着した後、アルミホイールを覆うホイール保護フィルムを外周部、または外周部および内周部に配置された接着剤層を介して、タイヤ組立体の側面に貼着することが記載されている。接着剤層は、アクリル系樹脂およびイオン交換水を主成分とし、さらに界面活性剤および顔料を含む水性感圧接着剤で構成されるとある。
特開2003−267001号公報
上記特許文献1では、保護フィルムの接着面にあらかじめ水性感圧接着剤を塗布することが記載されている。しかしながら、ホイールによって種々形状が異なるため、各ホイール形状にあわせて粘着剤の塗布領域を決定する必要があり、汎用性に欠ける。また、特許文献1には、タイヤへの貼り付けの際にフィルムに粘着剤を塗布してもよいとあるが、粘着剤の塗布は熟練した技術が必要であり、簡便性に欠ける。
一方、保護フィルム面全体に粘着剤が塗布されたホイール保護フィルムもある。かような形態であれば、各ホイール形状を考慮することなく、フィルムを生産することができ、また、フィルムとホイールとの接着面積が増加するため、ホイールからの剥離が防止される。しかしながら、保護フィルムがホイールを覆った際、ホイールの開口部では粘着剤層が露出することとなるため、露出した粘着剤層に種子等の異物が付着し易くなる。自動車はホイールに保護フィルムが配置されたままの状態で輸出・輸入されるため、検疫の対象となる種子等の異物ができるだけ保護フィルムに付着しないことが好ましい。
本発明の目的は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ホイールからのホイール保護フィルムの剥離を抑制しつつ、ホイール開口部分から侵入する種子等の異物が保護フィルムに付着することを抑制するホイール保護フィルムのホイールへの貼付方法を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明のホイール保護フィルムのホイールへの貼付方法は、以下の構成を有する;基材および熱可塑性樹脂層を有するホイール保護フィルムの貼付方法であって、少なくとも熱可塑性樹脂層のホイールの開口部を覆う領域の外周部を加熱してホイール保護フィルムをホイールに貼付することを有する、ホイール保護フィルムの貼付方法。
上記構成を有するホイール保護フィルムのホイールへの貼付方法によれば、ホイールに対してホイール保護フィルムが配置された際、ホイールの開口部を覆う領域のホイール保護フィルムの粘着性はない、または極めて低い。このため、開口部を通じて外部から侵入する種子等の異物がホイール保護フィルムに付着し難い。一方で、外周部の接着性は長期間維持されるため、ホイール保護フィルムのホイールからの剥離が抑制される。さらに、上記構成を有するホイール保護フィルムのホイールへの貼付方法によれば、貼付面の粘着性が低いために、剥離後に糊が残らない。
図1(A)は、一実施形態のホイール保護フィルムの上面方向からの模式図である。図1(B)は、図1(A)のホイール保護フィルムの断面模式図である。 図1のホイール保護フィルム100のホイール10への仮固定を示す模式図である。 図3(A)は、外周部の一形態を説明するための概略図であり、説明を簡易にするためにフィルム部分のみを示す上面方向からの模式図である。図3(B)は、ホイール保護フィルムをホイールに貼付した後の模式図である。
本発明の第一実施形態は、基材および熱可塑性樹脂層を有するホイール保護フィルムの貼付方法であって、熱可塑性樹脂層の少なくともホイールの開口部を覆う領域の外周部を加熱してホイール保護フィルムをホイールに貼付することを有する、ホイール保護フィルムの貼付方法である。
以下、ホイール保護フィルムを単に保護フィルムとも称する。
ホイール保護フィルムは、ホイールを雨、雪、埃、砂などの外的要因から保護するためにホイールに貼付されるフィルムであり、ホイールの開口部を含めてホイールの外側面の全面に貼りつけられる。
このため、保護フィルムは、ホイールに保護フィルムを貼り合わせるための粘着性を有する必要がある。フィルム面全体に粘着剤層が配置されることによって、ホイールとの接着面積が増加するため、ホイールからの剥離を抑制することはできる。しかしながら、本発明者は、フィルム全体に粘着剤層が配置された場合、ホイールの開口部では粘着剤層が露出し、露出した粘着剤層に種子等の異物が付着し易くなるという課題を見出した。自動車はホイールに保護フィルムが配置されたままの状態で輸出・輸入されるため、検疫の対象となる種子等の異物ができるだけ保護フィルムに付着しないことが好ましい。
このため、ホイールの開口部に対応するフィルム面は、種子などが付着しない程度に粘着性が低いことが好ましい。この方策としては、特許文献1に記載のようにホイールの開口部に粘着剤を塗布せずに外周部のみに粘着剤層を設けることも考えられる。しかしながら、ホイールは、車種によって形状が異なり、また、意匠性の観点から、種々の形状のホイールが存在するところ、外周部のみに粘着剤層を塗布した場合、各ホイール形状にあわせて粘着剤を塗布する必要がある。このため、各ホイールごとに合わせた生産ラインを組み立てる必要があるため、汎用性に欠ける。
一方、第一実施形態の貼付方法に用いられる保護フィルムは、ホイールへの保護フィルム貼付面が熱可塑性樹脂層である。これは、上記課題に鑑み、粘着性を有していないフィルムを用いて、ホイールに保護フィルムを貼付するという着想の元の解決手段である。この熱可塑性樹脂層は、粘着性がない、または粘着性が極めて低い材料から構成される。本実施形態では、該熱可塑性樹脂層を加熱することでフィルムの少なくとも外周部をホイールに熱融着させ、ホイールにフィルムを貼付する。熱融着により、ホイールに保護フィルムが貼付され、ホイールからの保護フィルムの剥離が抑制される。そして、保護フィルムのホイール開口部を覆う領域は、熱可塑性樹脂層が露出しているが、熱可塑性樹脂層は粘着性がない、または粘着性が極めて低い材料から構成されるため、開口部から侵入する種子がフィルムに付着することが抑制される。また、融着の際、ホイール開口部を覆う領域において、熱可塑性樹脂が加熱されても、該領域は物理的に何ら接触していないため、融着する相手方が存在しない。このため、ホイール開口部ではフィルムの融着が起こらない。そして、冷却の過程で、熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂は流動性を失い、加熱前の性質に戻るため、最終的には、開口部を覆う領域の熱可塑性樹脂層は粘着性がない、または極めて低いものとなる。ゆえに、開口部から侵入する種子がフィルムに付着することが抑制される。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
また、本明細書において、範囲を示す「X〜Y」は「X以上Y以下」を意味する。また、特記しない限り、操作および物性等は、室温(20〜25℃)/相対湿度40〜50%の条件で測定する。さらに「(メタ)アクリル酸」は、アクリルおよびメタクリルの両方を意味する。
第一実施形態の貼付方法においては、まずホイール保護フィルムを準備する。
図1Aは、一実施形態のホイール保護フィルムの上面方向からの模式図である。図1Bは、図1Aのホイール保護フィルムの断面模式図である。ホイール保護フィルム100は、基材130および熱可塑性樹脂層140から構成される。熱可塑性樹脂層は、基材上の略全面に形成されている。ホイール保護フィルム100の直径は、ホイールの開口部、さらにはホイールの直径(外径)よりも大きい。これにより、ホイール保護フィルムはホイールを保護する機能を有する。熱可塑性樹脂層140の、基材130と反対側はホイール貼付面である。図1においては、基材および熱可塑性樹脂層が接しているが、かような形態に限定されず、その他の機能層が基材および熱可塑性樹脂層の間に存在していてもよい。
基材130を構成する材料としては、特に限定されないが、熱可塑性樹脂であることが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。中でも、柔軟で、弾力性があり、透明性、耐水性に優れているため、基材130を構成する材料としては、ポリエチレンであることが好ましい。ポリエチレンは、(分岐状)低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、極低密度ポリエチレン樹脂(VLDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)のいずれであってもよい。また、上記ポリエチレン樹脂の混合物であってもよい。中でも、融点が高く、貼付する際の加熱に耐えうることから、基材130を構成する材料としては、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)であることが好ましい。
基材に用いられうるポリエチレン樹脂の分子量としては、特に制限はないが、メルトマスフローレート(MFR)(JIS K7210−1:2014、試験温度190℃、公称荷重2.16kg)が、0.03〜40g/10分の間のものであって、溶融押出し適性を有するものが好ましい。
基材は、貼付する際の加熱に耐えうる必要があるため、融点が130℃以上であることが好ましい。なお、基材の融点は通常180℃以下である。基材の融点は、貼付する際の加熱に耐えうることから、熱可塑性樹脂層の融点よりも高いことが好ましい。なお、基材の融点は、ISO 11357−3に準拠して測定した値を採用する。
これらの材料は、基材全体に対して90質量%以上(上限100質量%)であることが好ましい。
また、基材には、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、アンチブロッキング剤などを適宜含有させることができる。これらの添加剤は、基材全体に対して10質量%以下(下限0質量%)であることが好ましい。
基材の厚みは、特に限定されるものではないが、機械的強度、透明性の確保などの点から、20〜200μmであり、好ましくは、30〜100μmである。
基材の熱可塑性樹脂層が形成される面の反対側の表面には、剥離剤層を設けてもよい。剥離剤層が存在することで、フィルムをロール体から巻き戻すときの剥離性が担保される。剥離剤を構成する剥離剤としては、シリコーン系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤、フッ素系剥離剤、ゴム系剥離剤などが挙げられる。剥離剤層の厚みとしては、剥離剤としての機能を発揮させるために、50〜500nmであることが好ましい。
場合によって存在する剥離剤層は最表層であることが好ましい。
熱可塑性樹脂層140はホイールへの貼付面であり、通常、保護フィルムの最表面となる。熱可塑性樹脂層140は熱可塑性樹脂を含む。
熱可塑性樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、ポリ(1−ブテン)等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル;ナイロン−6、ナイロン−66、ポリメタキシレンアジパミド等のポリアミド;ポリ塩化ビニル;ポリイミド;ポリアクリロニトリル;ポリカーボネート;ポリスチレン;ポリウレタンなどが挙げられる。
中でも熱融着性の点から、熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニルおよびポリウレタンからなる樹脂から選択される少なくとも1種を含むことが好ましく、ポリオレフィンを含むことがより好ましい。ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、エチレン−αオレフィン、エチレン−プロピレン−αオレフィン、無水マレイン酸グラフトポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−シクロオレフィン共重合体などのエチレン由来の構成単位を含むポリオレフィン;ポリプロピレン(PP)、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、ポリ(1−ブテン)、プロピレン−αオレフィンなどが挙げられる。
中でも、ポリオレフィンとしては、エチレン由来の構成単位を含むポリオレフィンであることが好ましく、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体およびエチレン−シクロオレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種を含むことがさらにより好ましい。
ポリエチレンとしては、(分岐状)低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、極低密度ポリエチレン樹脂(VLDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)のいずれであってもよい。また、熱可塑性樹脂は、上記ポリエチレン樹脂の混合物であってもよい。
熱可塑性樹脂層がポリエチレンを含み、かつ、基材がポリエチレンを含む場合、熱可塑性樹脂層に含まれるポリエチレンの密度が、基材に含まれるポリエチレンの密度よりも低いほうが好ましい。かような形態であることで、保護フィルムを加熱した際に熱可塑性樹脂層の流動性が向上し、熱可塑性樹脂層がホイールへ融着しやすくなる。
熱可塑性樹脂層に含まれるポリエチレンの密度と、基材に含まれるポリエチレンの密度と、の密度の差は、0.002〜0.06g/cmであることが好ましく、0.01〜0.05g/cmであることがより好ましい。
熱可塑性樹脂層に含まれるポリエチレンは、(分岐状)低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)または極低密度ポリエチレン樹脂(VLDPE)であることが好ましい。これらの材料は、熱可塑性樹脂層全体に対して90質量%以上(上限100質量%)であることが好ましい。
低密度ポリエチレン樹脂は、いわゆる軟質ポリオレフィンに属する広義の低密度ポリエチレンを意味するものであって、高圧法低密度ポリエチレン(一般に密度が0.910g/cm以上0.930g/cm未満である。)のほかに、メタロセン触媒を使用して選択的にα−オレフィン、特に、炭素数が大であるハイアーα−オレフィンを共重合して得られるメタロセン低密度ポリエチレン(一般に密度が0.910〜0.928g/cmである。)などを好ましく使用することができる。メタロセン低密度ポリエチレンは、ハイアーα−オレフィン等に由来する長鎖分岐が、樹脂の結晶性を抑制するように作用することにより、高圧法低密度ポリエチレンに近似する低い密度を有し、成形性に優れることが知られており、長鎖分岐を有する点で、JIS K6899−1:2015で定められる線状低密度ポリエチレン(LLDPE、直鎖状低密度ポリエチレン、炭素数3〜8のα−オレフィン共単量体に由来する短鎖分岐を有する重合体)等の密度0.912〜0.935g/cmのエチレン・α−オレフィン共重合体と区別される。
熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂がポリエチレンの場合、該ポリエチレンの密度は、0.910g/cm〜0.930g/cmであることが好ましい。また、ポリエチレンの分子量としては、特に制限はないが、メルトマスフローレート(MFR)(JIS K7210−1:2014、試験温度190℃、公称荷重2.16kg)が、0.03〜40g/10分の間のものであって、溶融押出し適性を有するものが好ましい。
さらに、熱可塑性樹脂層に用いられる熱可塑性樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体およびエチレン−シクロオレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種を含むことが好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を含むことがより好ましい。かような樹脂によれば、ホイール保護フィルムをホイールに容易に仮固定することができる。
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)は公知のものを用いることができ、JIS K6924−1:1997に準拠して測定した酢酸ビニル含有率は、15〜40質量%であることが好ましい。かような範囲であることで、低温安定性に優れ、また、加熱貼付後の膜強度に優れたものとなる。また、JIS K6924−1:1997に準拠して測定したメルトマスフローレート(以下、MFR)は、2〜500g/10分であることが好ましい。
エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体としては、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体などを挙げることができる。
なお、各熱可塑性樹脂は、主モノマー由来の構成単位以外に、該モノマーと共重合しうる他のモノマー由来の構成単位を含むものであってもよい。この際、他のモノマー由来の構成単位は、10モル%以下(下限0モル%以上)であることが好ましく、5モル%以下であることがより好ましく、1モル%以下であることがさらに好ましく、最も好ましくは0モル%である。
また、熱可塑性樹脂層の融点は、120℃以下であることが好ましい。熱可塑性樹脂層の融点が120℃以下であることで、比較的低温の加熱で熱可塑性樹脂がホイールへ融着しやすいため、好ましい。熱可塑性樹脂層の融点は、110℃以下であることがより好ましく、70〜100℃であることがさらに好ましく、75〜90℃であることが特に好ましい。なお、熱可塑性樹脂層の融点は、ISO 11357−3またはJIS K 6924−2:1997(溶融温度)に準拠して測定した値を採用する。
熱可塑性樹脂は、1種単独であってもよいし、2種以上併用してもよい。
熱可塑性樹脂層は、熱可塑性樹脂を80質量%以上(上限100質量%)含むことが好ましく、90質量%以上(上限100質量%)含むことができる。
また、熱可塑性樹脂層には、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、アンチブロッキング剤などを適宜含有させることができる。
熱可塑性樹脂層の厚みは、特に限定されるものではないが、熱融着性、熱伝導性などの点から、10〜100μmであり、好ましくは、10〜75μmである。
層間の密着性が向上し、また、リサイクル特性が向上することから、基材がポリオレフィンを含み、熱可塑性樹脂層がポリエチレンを含むことが好ましい。さらには、基材としてのポリエチレンおよび熱可塑性樹脂層としてのポリオレフィンからなる保護フィルムであることが好ましい。
熱可塑性樹脂層の基材と相対するホイール貼付面は、必ずしも粘着性を有している必要はないが、施工の際に仮着できることから、ホイール面に配置できる程度に粘着性を有することが好ましい。ただし、開口部からの種の付着を避けるためには、粘着性は極力低いことが好ましい。したがって、施工の際に仮着できるという観点からは、熱可塑性樹脂層の粘着力は0.1N/25mm以上であることが好ましく、0.2N/25mm以上であることがより好ましい。一方、開口部からの種の付着を避けることや再剥離性を考慮すると、熱可塑性樹脂層の粘着力は、3.0N/25mm以下(下限0N/25mm)であることが好ましく、2.0N/25mm以下(下限0N/25mm)であることがより好ましい。好適な形態は、熱可塑性樹脂層の基材と相対するホイール貼付面の粘着力が、0.1〜3.0N/25mmである。粘着力は、JIS Z0237:2009に従い、引張試験機により、180°方向に試験速度300mm/分で測定した値である。数値は、フィルム幅25mm当たりの引き剥がし力に換算したもの(N/25mm)である。
熱可塑性樹脂層の粘着力は、熱可塑性樹脂の融点、熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂の分子量、熱可塑性樹脂層の貼付面の平均粗さなどによって制御することができる。
また、粘着性を制御するために、熱可塑性樹脂層のホイール貼付面に対して、例えば、コロナ放電処理、紫外線照射処理、火炎処理、プラズマ処理などを行ってもよい。
基材および熱可塑性樹脂層の積層体の成形方法としては、公知の方法が適用できるが、共押出しにより製膜することができる。例えば、Tダイ法あるいはインフレーション法などにより、例えば、基材の融点以上250℃以下で基材および熱可塑性樹脂層を共押出した後、冷却ロールや空冷などにより冷却して巻き取る方法等が挙げられる。なお、熱可塑性樹脂層形成用の塗布液をグラビアコーターなどにより基材上に塗布して熱可塑性樹脂層を形成することもできる。
ホイール保護フィルムは透明であることが好ましい。透明であることで、ホイール保護フィルムの一方の面の側から他方の面の側へ視認可能である。このため、作業者は、ホイールにホイール保護フィルムが配置された状態で、ホイールナットが確実に締結されているかどうか目視できる。ホイール保護フィルムは、透明で一方の面の側から他方の面の側へ視認可能であれば、色が付いていても良く、また、例えば文字等の模様が入っていても良い。ここで透明であるとは、ヘーズが25%以下であることが好ましい。ヘーズの測定は、ヘーズメーター(日本電色工業社製NDH−5000)によりJIS K7136:2000に従って測定した値を採用する。
次いで、ホイール保護フィルムをホイール上に仮固定することが好ましい。ホイール保護フィルムを仮固定することで、作業性が向上するため好ましい。
図2は、図1のホイール保護フィルム100のホイール10への仮固定を示す模式図である。ホイール10は、車体本体と接合されるハブ部14、タイヤ20を支持するリム部11、ハブ部14およびリム部11を接合する複数のスポーク15とを一体に備える。スポーク15はハブ部14から放射状に伸びている。隣り合うスポーク15の間にホイールの開口部12が存在する。ホイールの開口部12は、ホイール外側に存在し、少なくとも一部が内外面を連通して形成される。また、図2において、13はホイールナットを示す。ホイール保護フィルム100は、ホイールの開口部12を覆うように、ホイール10の外側面の全面に貼りつけられる。図2のホイール保護フィルム100は略円形状で、ホイール略全面にフィルムが覆われるよう、ホイール保護フィルム100の直径はホイールの開口部が形成する外周12’の直径R以上である。この際、ホイール略全面に保護フィルムが覆う限り、フィルムの形状や大きさは特に限定されない。なお、ホイール保護フィルムが適用されるホイールの形態は特に限定されず、例えば、ホイールは、上記実施形態のようなスポークタイプの他、ディッシュタイプであってもよい。
この際、熱可塑性樹脂層が粘着性を有する場合には、ホイールに保護フィルムを仮着することができる。また、ホイールにフィルムを仮着する際には、特開2004−67341号公報に記載のようなシート貼付装置を用いることができる。具体的には、吸着するための吸引孔が底面に形成された吸着プレートにより保護フィルムを吸着し、位置決め用の軸部材をハブに嵌入することにより位置決めを行い、吸着プレートの底面をホイールに当接することで、ホイールにフィルムを仮固定することができる。
また、熱可塑性樹脂層が粘着性を有していない場合には、固定装置などを用いてホイールにフィルムを仮固定することができる。
次いで、熱可塑性樹脂層を加熱してフィルムをホイールに熱融着させる。熱可塑性樹脂層の加熱範囲は、少なくとも熱可塑性樹脂層のホイールの開口部を覆う領域の外周部である。少なくとも熱可塑性樹脂の外周部を熱融着することで、フィルムのホイールへの粘着性が担保される。「少なくともホイールの開口部を覆う領域の外周部」は、ホイールへの粘着性が維持される限り、特に限定されない。図3(A)は、「少なくともホイールの開口部を覆う領域の外周部」の一形態を説明するための概略図であり、説明を簡易にするためにフィルム部分のみを示す上面概略図である。図3では、ホイールの開口部を覆う領域の外周部110が、ホイールの開口部を含む略円形状の範囲120の外側である。この場合、外周領域の幅は特に限定されず、図2のホイール10の外周部11内の外周領域の幅に合わせて適宜設計できるが、ホイールへの粘着性を担保する観点から、0.5〜2cmであることが好ましい。図3(B)は、ホイールにホイール保護フィルムを貼付した後の模式図である。
一方、生産性の観点からは、熱可塑性樹脂層の全体を加熱することが好ましい。熱可塑性樹脂層全体を加熱した場合であっても、ホイール開口部は熱融着時にフィルムと接していないため、ホイール開口部に対応する保護フィルムの熱可塑性樹脂層は、冷却の過程で元の特性に戻る。ゆえに、熱融着の工程の後には、ホイール開口部に対応するフィルムの熱可塑性樹脂層は粘着性が極めて低い、またはないため、開口部から侵入する種子などの付着を抑制することができる。
熱可塑性樹脂層の加熱は、フィルム外表面方向から加熱手段を用いて行うことができる。
加熱手段としては特に限定させることがなく、電熱線などの抵抗加熱方式、IHヒータなどの誘導加熱方式、高周波誘導加熱などの誘電加熱方式、電子レンジなどのマイクロ波加熱方式、ニクロム線発熱体、ハロゲンランプ、ハロゲンヒータ、セラミックヒータなどの赤外線加熱方式などが挙げられる。これらの加熱手段を上述したシート貼付装置に組み込んでもよい。例えば、吸着プレートに上記加熱手段を設置することで、シートの仮固定時に熱を同時に付与することで、仮固定と加熱(熱融着)とを同時に行うことができる。
加熱温度は、基材の劣化を抑制するために、基材の融点以下であることが好ましく、例えば、130℃未満であることが好ましい。また、加熱により熱可塑性樹脂層がホイールに熱融着する温度である必要があることから、加熱温度は、熱可塑性樹脂層の融点温度以上であることが好ましく、例えば、融点よりも2℃以上の温度であることが好ましい。
また、加熱時間としては、熱融着性および再剥離性を考慮して適宜設定されるが、例えば、1〜10分である。
なお、顧客に引き渡された後には、保護フィルムをはがす必要があり、剥離がしやすい、糊残りが少ないなどの再剥離性を要する。かような再剥離性を担保するために、加熱温度、加熱時間などの加熱条件を適宜設定する必要がある。
加熱はホイール保護フィルムをホイール上に配置(仮着)する際に同時に行ってもよい。
ホイール保護フィルムはホイールに接着する形態に限定されず、ホイール保護フィルムがホイールおよびタイヤに接着して貼り付けられる形態であってもよい。
本発明の効果を、以下の実施例および比較例を用いて説明する。ただし、本発明の技術的範囲が以下の実施例のみに制限されるわけではない。また、特記しない限り、各操作は、室温(25℃)で行われる。
<粘着力試験>
長さ75mm、幅25mmの粘着力測定用サンプルを切断し、フィルムの熱可塑性樹脂層面をSUS304鋼板に貼付し、24時間後にJIS Z0237:2009に従い、引張試験機により、180°方向に試験速度300mm/分で測定した。より詳細には、被着体への粘着力は、以下の方法によって測定された値である;保護フィルムを1日標準環境下(23℃50%RH)に静置し、SUS304鋼板に熱可塑性樹脂面を貼付した。この際、質量2kgのローラを1往復かける。1日標準環境下に静置後、JIS Z0237:2009にしたがい粘着力を測定した。具体的には、引張試験機により、180°方向に試験速度300mm/分でフィルムを引き剥がし、粘着力を測定した。
(実施例1)
基材の材料として、高密度ポリエチレン樹脂(商品名 ノバテック(登録商標)HD HY560、日本ポリエチレン社製、密度0.963g/cm、MFR 7.0g/10分、融点134℃)を、熱可塑性樹脂層の材料としてエチレン−酢酸ビニル共重合体(商品名 ウルトラセン(登録商標)680、東ソー社製、酢酸ビニル含有率 20質量%、融点78℃)を準備した。
上記材料をTダイ法により溶融温度150℃にて共押出しして、基材の厚さ50μm、熱可塑性樹脂層の厚さ30μmの積層体を形成した後、図1のように円形状にフィルムを抜き出した(直径50cm)。この際、熱可塑性樹脂層の表面(ホイール貼付面)の粘着力は、0.3N/25mmであった。
得られたフィルムをホイール(直径45.7cm)を有するタイヤに、特開2004−67341号公報に記載の貼付装置を用いてホイール上に位置決めし、特開2004−67341号公報に記載の貼付装置の吸着プレートの底面にニクロム線が配置された加熱手段を用いて、ホイール保護フィルム全面を110℃で5分加熱し、フィルムをホイールに貼付した。
10 ホイール、
11 リム部、
12 ホイールの開口部、
12’ ホイールの開口部外周、
13 ホイールナット、
14 ハブ部、
15 スポーク、
20 タイヤ、
100 ホイール保護フィルム、
110 ホイールの開口部を覆う領域の外周部、
120 ホイールの開口部を含む略円形状の範囲、
130 基材、
140 熱可塑性樹脂層。

Claims (8)

  1. 基材および熱可塑性樹脂層を有するホイール保護フィルムの貼付方法であって、
    少なくとも熱可塑性樹脂層のホイールの開口部を覆う領域の外周部を加熱してホイール保護フィルムをホイールに貼付することを有する、ホイール保護フィルムの貼付方法。
  2. 前記加熱の前に、前記ホイール保護フィルムをホイールに仮固定することを有する、請求項1に記載のホイール保護フィルムの貼付方法。
  3. 前記熱可塑性樹脂層のホイール貼付面の粘着力が0.1N/25mm以上である、請求項1または2に記載のホイール保護フィルムの貼付方法。
  4. 前記熱可塑性樹脂層の融点が120℃以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホイール保護フィルムの貼付方法。
  5. 前記熱可塑性樹脂層がポリオレフィン、ポリ塩化ビニルおよびポリウレタンからなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の貼付方法。
  6. 前記熱可塑性樹脂層がポリオレフィンを含み、前記基材がポリエチレンを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の貼付方法。
  7. 前記熱可塑性樹脂層がエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体およびエチレン−シクロオレフィン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の貼付方法。
  8. 前記熱可塑性樹脂層の全体を加熱する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の貼付方法。
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