JP2019109050A - 微小体検出装置 - Google Patents

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卓 藤原
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Abstract

【課題】異なる粒径の微小粒子を、増幅器で飽和することなく検出する事が出来る微小体検出装置を提供する。【解決手段】微小体検出装置10は、発光素子1、受光素子6、ミラー3、増幅器Anおよび演算部7を備える。発光素子1は、微小体MPに照射される照射光を発する。受光素子6は、照射光が微小体MPに当たって発せられる散乱光を受光する。ミラー3は、散乱光を受光素子6に導く。増幅器Anは、受光素子6の出力する信号Snを増幅する。演算部7は、増幅器Anの出力する信号Snを受けて演算を行う。増幅器Anは複数備えられている。演算部7は、複数の増幅器Anの信号Snを同時に演算する。【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置または空気清浄機などに用いられる微小体を検出するセンサ、および単体としての微小体を検出するセンサに関するものであり、特に、空気中に浮遊する様々な粒径の微粒子を分別して検出する微小体検出装置に関する。
近年、花粉またはハウスダスト等によってアレルギー等を発症するケースが増加している。そして、空調装置または空気清浄機によってそれらの除去への関心が高まっている。さらに、それに加え、中国本土の大気汚染によるPM2.5の問題、また、それらの日本への飛散が問題となっている。それらの問題を受けて、高性能な微小体を検出するセンサが必要とされている。
現在、空調装置または空気清浄機に搭載されている空気清浄機能に付随する微小体の検出は、単に微小粒子が存在するか否かを表示している。例えば、特許文献1において、花粉センサの構造が開示されている。微小粒子(花粉)に光を照射し散乱光の強さによって微小粒子を検出している。
また、特許文献2は、浮遊粒子の散乱光の偏光方向を検出して、花粉粒子と土埃との識別を行う花粉センサを開示している。
また、特許文献3は、気体中に含まれる粒子の質量濃度を算出する処理部を備え、検知信号の波形から抽出された複数の波高値と1以上の閾値との相対関係を補正して、判定処理を実行する粒子検出センサを開示している。
特開平8−12252号公報 特開2005−283152号公報 国際公開WO2016/67484号公報
しかしながら、特許文献1の花粉センサは、空気中にどのような種類の微小粒子が存在し、また、どの種類の微小粒子を除去出来ているかまでは分からない。
このような手法を用いると、同じ程度の粒径の花粉と埃とを判別する事が可能である。しかし、例えば、花粉とPM2.5とを判別することは難しい。一般に、花粉および埃の粒径は30μm程度である。一方、PM2.5と呼ばれる微粒子の粒径は2.5μmである。粒径が大きいほど散乱光は強くなるので、素子の受光感度を花粉の散乱光に合わせると、PM2.5の散乱光は弱すぎて検出出来ない。従って、花粉とPM2.5とを判別する事は難しい。同様に、埃とPM2.5とを判別する事は難しい。
特許文献1に示されたように、空気中の微小粒子を検出する場合には、微小粒子に発光素子で光を照射し、その散乱光を受光素子によって観測する事で検出を行う。しかし、微小粒子の粒径によって散乱光は変化する。粒径が大きい場合には、散乱光の強度は強くなる。粒径が小さい場合には、散乱光の強度は弱くなる。従って粒径の大きな微小粒子に受光素子のダイナミックレンジを合わせると、粒径の小さな微小粒子が検出されないと言う問題が発生する。また逆に、粒径の小さな微小粒子に受光素子のダイナミックレンジを合わせると、粒径の大きな微小粒子は受光素子で飽和してしまうと言う問題が発生する。
また、特許文献2においては、微粒子の濃度を測定する事は出来るが、微粒子の粒径までは判別する事は出来ない。
また、特許文献3では、増幅器が複数のゲインを持つよう記載されている。しかし、複数のゲインをスイッチで切替えるように構成されているため、ある時刻ではゲインは1種類であり、大きな粒子から小さな粒子までの広範囲の検出が出来ない。
本発明は、このような点に鑑みて提供されるものであり、様々な粒径の微粒子を分別して検出する微小体検出装置に関し、粒径の異なる微粒子を粒径ごとに判別するための微小体検出装置に関する。粒径は、例えば、数μmから数十μm程度である。
微小体検出装置は、微小体に照射される照射光を発する発光素子と、前記照射光が前記微小体に当たって発せられる散乱光を受光する受光素子と、前記散乱光を前記受光素子に導くミラーと、前記受光素子の出力する信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力する信号を受けて演算を行う演算部とを備え、前記増幅器は複数備えられ、前記演算部は、複数の前記増幅器の信号を同時に演算する。
本発明の微小体検出装置は、異なる粒径の微小粒子を、増幅器で飽和することなく検出する事が出来る。
本発明の実施の形態1に係る微小体検出装置10の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1に係る微小体検出装置10の増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sと閾値THとを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る微小体検出装置10の増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sと閾値THとを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る微小体検出装置10の増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sと閾値THとを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る微小体検出装置11の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態2に係る微小体検出装置11の増幅器A〜Aの出力信号S〜Sと閾値THとを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る微小体検出装置の増幅器A〜Aの出力信号S〜Sと閾値TH〜THとを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、本発明を適用した微小体検出装置について説明をする。
本発明の微小体検出装置は、複数の増幅器を持ち各増幅器の出力信号を全て同時に処理している。これによって、例えば、PM2.5よりも小さな微粒子から30μm程度の大きな微粒子までを、いずれかの増幅器で飽和することなく検出する事が出来る。
また、本発明の微小体検出装置は、増幅器の数を増やせば増やすほど、同時に検出できる微粒子の粒径の幅を広げる事が出来る。
また、本発明の微小体検出装置は、複数の増幅器のゲインをそれぞれ設定できる。そして、本発明の微小体検出装置は、増幅器の次に信号を演算処理する信号処理回路において信号レベルを判別する閾値を自由に設定することが出来る。このため、本発明の微小体検出装置は、主に検出する微小粒子の粒径を自由に選ぶことが出来る。
本発明の微小体検出装置によれば、複数の増幅器を持ち各増幅器の出力信号を全て同時に処理ことにより、PM2.5より小さな微粒子から30μm程の大きな微粒子までを、いずれかの増幅器で飽和することなく検出する事が出来ると言う効果が得られる。
本発明の微小体検出装置によれば、増幅器の数を増やせば増やすほど同時に検出できる微粒子の粒径の幅を広げる事が出来ると言う効果が得られる。
本発明の微小体検出装置によれば、複数の増幅器のゲインをそれぞれ設定でき、次に信号を演算処理する信号処理回路にて信号レベルを判別する閾値を自由に設定することが出来るため、主に検出する微小体の粒径を自由に選ぶことが出来ると言う効果が得られる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る微小体検出装置10の構成を示す構成図である。
微小体検出装置10は、発光素子1、第1のミラー3、受光素子6、演算部7および増幅器Aを備える。また、微小体検出装置10は、レンズ2、第2のミラー4または流量制御部5を備えることができる。
次に微小体検出装置10の動作について説明する。
図1において、微小粒子MPを含んだ空気は、図1の上部から微小体検出装置10の微小粒子PMを検出する領域(以下、検出領域という)に入る。空気は流量制御器5によって設定された流量で検出領域の内部に流れ込む。
発光素子1の発する光は、レンズ2によって集光される。発光素子1の発する光が微小粒子MPに当たる事で散乱光が発生する。散乱光は、ミラー3およびミラー4によって反射されて、受光素子6に入射し、電気信号に変換される。
ミラー3で反射された散乱光は、受光素子6に到達する。一方、ミラー4で反射された散乱光は、ミラー3で反射された後に受光素子6に到達する。
図2、図3および図4は、増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sと閾値THとを示す図である。
発光素子1の出力する電気信号Sは、増幅器A,A,Aによって同時に増幅される。増幅された信号S,S,Sは、演算部7に送られる。演算部7は、図2に示したように、あるレベル(設定可能な閾値TH)を超えたパルス信号をカウントする事によって微小粒子MPの個数を得る。演算部7は、閾値THを超えた時点から次に閾値THを下回る信号S,Sが検出されれば、微小粒子MPが1個であるとカウントする。通常、閾値THは、ノイズレベルの2倍程度に設定する。
まず、図2について説明する。図2では、増幅器Aの信号Sは、閾値THを超えていない。増幅器Aの信号Sは、飽和することはなく、閾値THを超えている。増幅器Aの信号Sは、飽和している。このことから、この場合には、検出された微小粒子MPは、中程度の大きさと判別される。
次に、図3について説明する。図3では、増幅器Aの信号Sは、飽和することはなく、閾値THを超えている。増幅器Aの信号Sと増幅器Aの信号Sとは飽和している。このことから、この場合には、検出された微小粒子は、大きなものだと判別される。
次に、図4について説明する。図4では、増幅器Aの信号Sは、観測されない。増幅器Aの信号Sは検出されているが、閾値THを超えていない。増幅器Aの信号Sは、閾値THを超えている。このことから、この場合には、検出された微小粒子は、PM2.5クラスの小さいものであることが分かる。
微小体検出装置10において、事前に既知の大きさの微小粒子MPを検出する事によって、各増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sに対する閾値THを決めておけば、各増幅器A,A,Aの出力信号S,S,Sのレベルを全て同時に観測することができる。そして、微小粒子MPの個数とともに、検出した微小粒子MPの大きさを判別することが出来る。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る微小体検出装置11の構成を示す構成図である。
微小体検出装置11は、発光素子1、第1のミラー3、受光素子6、演算部7および増幅器Aを備える。また、微小体検出装置11は、レンズ2、第2のミラー4または流量制御部5を備えることができる。実施の形態1の微小体検出装置10と同様の構成要素には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
微小体検出装置11は、増幅器Aをn個備える点で微小体検出装置10と相違する。
次に微小体検出装置11の動作について説明する。
図5において、微小体検出装置11は増幅器AをN個えている。N個は、例えば、4個以上である。それぞれの出力信号Sは、全て同時に演算部7に入力される。
図6および図7は、増幅器A〜Aの出力信号S〜Sと閾値THとを示す図である。
実施の形態1で例として最後に挙げた微小粒子MPよりも小さい微小粒子MPが、微小体検出装置11に入力される。この場合には、実施の形態1の微小体検出装置10では微小粒子MPを検出することは出来ない。
しかし、さらに大きなゲインを持った増幅器Aがあれば、その閾値THを超え微小粒子MPを検出することが出来る。このことよって、ゲインの大きな増幅器Aの個数が多ければ多いほど、小さい微小粒子MPを、その大きさとともに検出する事ができる。また、大きな微小粒子MPも、その大きさとともに検出する事が出来る。
実施の形態3.
実施の形態3では、閾値THを増幅器Aによって変更する点で実施の形態1、2と相違する。
図7は、増幅器A〜Aの出力信号S〜Sと閾値TH〜THとを示す図である。
図7のように、実施の形態3では、各増幅器A〜Aのゲインと閾値TH〜THとを変えている。これによって、観測したい任意の粒径の微小粒子MPの大きさを、より細かく検出する事が出来る。
図7では、例えば、閾値THを増幅器Aから増幅器Aまで徐々に大きくしている。増幅器Aから増幅器Aまでの出力信号S〜Sを、全て同時に観測することによって、検出された微小粒子MPがどの閾値THの間に存在するかを検出する事ができる。そして、その微小粒子MPの大きさを検出する事が出来る。
また、以上のように本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限るものではない。
1 発光素子、 2 レンズ、 3 第1のミラー、 4 第2のミラー、 5 流量制御部、 6 受光素子、 7 演算部、 10,11 微小体検出装置、 A1 第1の増幅器、 A2 第2の増幅器、 A3 第3の増幅器、An−1 第n−1番目の増幅器、 An 第n番目の増幅器、 MP 微小粒子。

Claims (4)

  1. 微小体に照射される照射光を発する発光素子と、
    前記照射光が前記微小体に当たって発せられる散乱光を受光する受光素子と、
    前記散乱光を前記受光素子に導くミラーと、
    前記受光素子の出力する信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の出力する信号を受けて演算を行う演算部と
    を備え、
    前記増幅器は複数備えられ、
    前記演算部は、複数の前記増幅器の信号を同時に演算する微小体検出装置。
  2. 前記微小体の大きさを区分する数よりも前記増幅器の数を多く備える請求項1に記載の微小体検出装置。
  3. 前記増幅器のゲインの値は、各々異なる値であり、前記演算部の前記増幅器に対する閾値は、前記増幅器によって異なる値である請求項1または2に記載の微小体検出装置。
  4. 前記ゲインと前記閾値とは可変である請求項3に記載の微小体検出装置。
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