JP2014520330A - 粉塵除外手段付き粒子検出器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、煙検出装置において粉塵に起因する煙警告誤報が生じる可能性を低減するシステムおよび方法に関する。この方法は、少なくとも2つの気流サンプルを採取するステップと、第1の気流について粒子除去を行い、第1の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第1の信号を生成するステップと、第2の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第2の信号を生成するステップと、第1の信号を所定の警告レベルと比較するステップと、第1の信号が警告レベルに達した場合、その後、第1の信号と第2の信号とを比較し、これらの相対的差分に依存する出力信号を生成するステップとを有する。

Description

本発明は、空気雰囲気(air volume)中の粒子を検出するための検知システムに採用される粒子検出器に関する。より具体的には、拘泥するものではないが、本発明は、吸引式の煙検出器に関する。本発明は、この特別な用途に限定されるものではなく、空気雰囲気中の粒子を検出する他のタイプの検知システムが本発明の範囲に含まれる。
煙検出システムは、粉塵(ダスト)の検知により誤作動することがある。吸引式の煙検出器において、粉塵を低減して、誤作動を回避するためのさまざまな分析手法がこれまで実現されてきた。光散乱型の煙検出システムにおいては、時間・振幅分析を用いて(粉塵は、散乱光信号にスパイク信号を生成する傾向にあるので、スパイク信号を除去することができる。)、または複数の波長光、複数の偏光、複数の視野角、慣性分離、(発泡体等の多孔性部材等による)機械的フィルタリング、及びこれらの組み合わせを用いて、粉塵識別または粉塵除外手段を実現することができる。
上記手法は、大きな粒子が検出器に到達する前に粒子を選択的に除去し、または大きな粒子に起因する信号を選択的に除去する(たとえばスパイク信号を検出し、除去する)ものである。よって、これらの手法によれば、煙に起因する信号レベルと比較して、粉塵に起因する信号レベルをより低減することができる。その理由は、粉塵が煙より大きな粒子を含むためである。
散乱光レベルにスパイク信号を検出して粉塵を検出することができるものの、粉塵に起因して(検出領域内に同時に存在する複数の粒子に起因して)高い粉塵レベルのスパイク信号が生じる場合と同程度に、この手法が効率的ではないという問題点がある。
したがって本発明は、上述の問題点に対処し、または少なくとも既知のシステムに対する有用な選択肢を公衆に提供する粉塵検出機能を有する改善された検知システムを提供することを目的とする。
明細書において先行技術を引用するが、こうした先行技術は、オーストラリアまたはその他の国地域における一般常識または任意の形態の提案であると容認したものである、または当業者により関連するものと合理的に推認され、理解され、そして是認されるものであると理解すべきではない。
1つの態様において、本発明は粒子を検出する方法を提供するものであって、この方法は、
モニタすべき空気雰囲気から採取した第1の空気サンプルを分析し、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルを特定するステップと、
空気雰囲気から採取した第2の空気サンプルを分析し、第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルを特定するステップと、
少なくとも1つの第1の警告基準に基づいて、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベル、および/または第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルを処理するステップと、
少なくとも1つの第1の警告基準に合致するとき、少なくとも1つの第2の警告基準に基づいて、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルと第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルとの差分処理を実行するステップと、
少なくとも1つの第2の警告基準に合致するとき、動作を実行するステップとを有するものである。
動作を実行するステップは、たとえば警報状態もしくは誤報状態、警報状態もしくは誤報状態の変更、事前警報状態もしくは事前誤報状態を示す信号、または第1もしくは第2の粒子レベルの一方もしくは両方を示す他の信号を出力する。
第1および第2の空気サンプルは、共通の気流サンプルから導入され、空気ダクト内の主たるフローから採取され、同じ気流サンプルから分離したものであってもよい。択一的には、第1および第2の空気サンプルは、モニタすべき空気雰囲気から個別の空気サンプリングシステムを用いて独立して導入されるものであってもよい。この方法は、第2の空気サンプルを空気調和して、第1の空気サンプルを形成し、たとえば第2の空気サンプルをフィルタリング処理して、第1の空気サンプルを形成してもよい。
第1および第2の空気サンプルは、同時に、連続的、または択一的に分析してもよい。さらに、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルが少なくとも1つの第1の警告基準に合致する場合にのみ、第2の空気サンプルを分析してもよい。
第2の粒子は、第1の粒子を含んでいてもよく、たとえば第1の粒子は、第2の粒子の小集団であってもよい。第2の粒子は、好適には、関心粒子(検出しようとしている粒子)と迷惑粒子とを含み、第1の粒子は、好適には、迷惑粒子を実質的に排除する。第2の粒子は、たとえば粉塵粒子および煙粒子を含み、第1の粒子は、煙粒子を含む。発泡体フィルタ、静電フィルタ、サイクロン式分離器等、粒子検出器に用いられるほとんどのフィルタリングシステムの統計的性質に起因して、1つの粒子タイプの全部を除去することは、一般的には可能ではない。しかし、粒子クラスの分離に不確定性のレベルがあっても、有効な結果を得ることができる。すなわち、
第1の空気サンプルからすべての迷惑粒子の全部を除去することはできないので、第1の粒子は、多少なりとも迷惑粒子を含むものと理解すべきである。
本発明の第2の態様によれば、空気雰囲気中の粒子を検出する検知システムが提供され、この検知システムは、
検知システム内に気流を導入するための空気雰囲気からの入口と、
入口から、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを示す第1の信号を出力する検出手段を含む第1の検出チャンバまで、気流の第1の部分を案内する第1の気流経路と、
入口から、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを示す第2の信号を出力する検出手段を含む第2の検出チャンバまで、気流の第2の部分を案内する第2の気流経路と、
第1の気流経路内であって、第1の検出チャンバより上流側に配置された粒子除去手段と、
第1および第2の信号を受信して、第1の信号を所定の閾値レベルと比較するように構成された処理手段とを備え、
第1の信号が閾値レベルを超えたとき、処理手段は第1および第2の信号を比較して、これらの相対的差分に依存する信号を出力するものである。
好都合にも、粒子除去手段は、気流の第1の部分に含まれる、より大きい粒子の量を低減するように機能するものである。より大きい粒子は、一般的には粉塵に関するものであり、粒子除去手段は、粉塵譲許手段として機能する。その結果、第1の検出手段から出力される第1の信号を、気流の第1の部分に含まれる煙レベルを示すものとして有利に用いることができる。
気流の第2の部分は、粒子除去処理を行わないので、第2の粒子検出手段から出力される第2の信号は、気流の第2の部分に含まれる煙レベルおよび粉塵レベルを示すものとして有利に用いることができる。
粒子検出手段は、好適には、静電気による沈殿、発泡体等の機械的フィルタ、慣性分離、もしくは重力分離、またはこれらの組み合わせを含む。
特に好適な実施形態において、第1の信号は、粒子強度の警告レベル閾値と比較される。第1の信号が粒子強度の警告レベル閾値より大きくなったとき、気流の第1の部分に煙が含まれ得ることを示す。これにより、通常、警報が発せられる。しかしながら、空気雰囲気中の粉塵に起因して警報が誤って発せられることがないようにするため、第1の信号を第2の信号と比較する。第1の信号と第2の信号の差異がほとんどない場合(たとえば30%未満の差異しかない場合)には、プロセッサは、煙が存在するという信号を出力して、警報を発する。第1の信号と第2の信号の差異が実質的である場合には(たとえば30%以上の差異がある場合)には、プロセッサは、粉塵が存在するという信号を出力する。
有利なことに、空気雰囲気中に粉塵が存在する場合、プロセッサは、警報の可能性を低減するように検出ロジックを修正するように機能する。
本発明に係る第3の態様によれば、吸引式の煙検出器の一部を構成し、空気雰囲気中の粒子を検出するための検知システムが提供され、この検知システムは、
煙検出器内に気流を導入するための空気雰囲気からの入口と、
入口から、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを示す第1の信号を出力する検出手段を含む第1の検出チャンバまで、気流の第1の部分を案内する第1の気流経路と、
入口から、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを示す第2の信号を出力する検出手段を含む第2の検出チャンバまで、気流の第2の部分を案内する第2の気流経路と、
第1の気流経路内であって、第1の検出チャンバより上流側に配置された粒子除去手段と、
第1および第2の信号を受信して、第1の信号を所定の閾値レベルと比較するように構成された処理手段とを備え、
第1の信号が閾値レベルを超えたとき、処理手段は第1および第2の信号を比較して、これらの相対的差分に依存する信号を出力し、
第1の信号と第2の信号との差異が百分率閾値より小さい場合、プロセッサは、煙が存在することを示す信号を出力して、警報が起動され、
第1の信号と第2の信号との差異が百分率閾値以上である場合、プロセッサは、粉塵が存在することを示す信号を出力して、警告の可能性を低減するように検出ロジックを修正するものである。
百分率閾値は、好適には20%〜40%であり、より好適には30%である。
また本発明は、煙検出装置において粉塵に起因し得る煙警告誤報が生じる可能性を低減する方法を提供し、この方法は、
少なくとも2つの気流サンプルを採取するステップと、
第1の気流について粒子除去を行い、第1の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第1の信号を生成するステップと、
第2の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第2の信号を生成するステップと、
第1の信号を所定の警告レベルと比較するステップと、
第1の信号が警告レベルに達した場合、その後、第1の信号と第2の信号とを比較し、これらの相対的差分に依存する出力信号を生成するステップとを有するものである。
特に好適な実施形態において、この方法は、出力信号に基づいて煙検出器の動作を一時的に修正するステップを有する。
本発明に係る上記実施形態において、第1および第2の検出チャンバは、互いに独立するものであるが、(上述のように)第1および第2の気流経路入口を含む単一の検出チャンバを提供することも本発明の範疇に含まれることが想到される。第1および第2の気流経路入口のそれぞれが、選択的に検出チャンバに連通する弁手段を有する。粒子除去手段は、第1の気流経路内であって、対応する弁手段および検出チャンバに隣接して配置されることが好ましい。
一例を示すものとしてのみ添付図面を参照して、本発明を以下説明する。
本発明に係る実施形態による全フロー検出器の概略図である。 粉塵が存在する場合の信号Lおよび信号Mと時間との例示的な関係を表すグラフである。 煙が存在する場合の信号Lおよび信号Mと時間との例示的な関係を表すグラフである。 本発明に係る別の実施形態による分取検出システムの概略図である。 本発明に係るさらに別の実施形態による、単一の検出チャンバを用いる別の分取検出システムの概略図である。
本発明の好適な実施形態によれば、粒子検出システムは、異なる特性を有する粒子を異なる態様で検出することができる。好適な態様において、このシステムは、第1の粒子径(粒子サイズ)分布にある粒子の一部を、第2の粒子径分布に属する粒子とは独立して検出することができる。これは、サンプル空気中に存在する粒子全体を構成する2つのサブセット(部分集合)にある粒子を検出し、一方のサブセットを排除するとともに、検出された粒子レベルの差分的分析を行うことにより好適に実現される。
たとえば、室内に存在する粉塵粒子は、粒子径中心が2μmの粒子分布を有し、電気システムの火災により生じる煙は、粒子径中心が0.75μmの粒子分布を有する。第1の粒子分布にある粒子(粉塵)が除去されるように空気調和(conditioning)した後、気流(エアフロー)内の粒子について第1の測定を行うことができる。両方の粒子分布にある粒子を含む気流について第2の測定を行うことができ、すなわち煙と粉塵が存在する空気を分析することができる。その後、これらの2つの粒子レベルを用いて、2つの信号を比較することにより、煙だけに起因する信号を特定することができる。
図1は、本発明に係る実施形態による粒子検出システムの概略図である。空気はダクトCから検出システム内に入る。空気は、清浄なものであってもよいし、煙だけ、ダストだけ、または煙とダストの両方を同時に含むものであってもよい。そして気流は、2つの気流経路F,Gに分離される。経路Fの第1の気流は、領域A内の粉塵除去手段を通過し、検出領域B内に入る。経路Gの第2の気流は、直接的に検出領域H内に入る。
領域A内の粉塵除去手段は、たとえば静電気による沈殿、機械的フィルタ(発泡体またはメッシュフィルタ等)、慣性分離、もしくは重力分離、またはこれらもしくはその他のフィルタ機構との組み合わせによるものであってもよい。
従来式の粒子検出手段を用いて、検出領域Bおよび検出領域Hのそれぞれの粒子レベルを測定し、各検出領域での粒子レベルを示す信号Mおよび信号Lが各検出領域で生成され、プロセッサDに出力される。たとえば、光学的粒子検出器は、散乱光検出器または掩蔽検出器等の光学的な粒子検出器を用いて、各検出領域内の粒子を検出することができる。
検出領域Bの信号レベルMは、最初に「有効信号」または警告閾値T1と比較される。このプロセスを示すグラフが図2および図3に図示されている。警告閾値は、予め設定され、警告を通常発するレベルである。検出領域Bの信号レベルMが警告閾値T1より大きい場合、検出領域Bの信号レベルMと検出領域Hの信号レベルLとがプロセッサで比較される。これらの信号レベルが、たとえば百分率閾値T3の所定量(30%等)以上異なる場合、プロセッサは「粉塵が存在する」ことを示す信号を信号ラインEに出力する。それ以外の場合は、「煙が存在する」ことを示す信号を出力する。
煙が存在する場合、プロセッサは、警告誤報の可能性を小さくできるように、警告ロジックを修正する。たとえばプロセッサは、警告確認の遅延時間(delay)を一時的に大きくして、短期間の粉塵減少に起因して警告を発する可能性を小さくする。i)信号レベルMと信号レベルLとの差異が百分率閾値T3より小さくなった場合、またはii)信号レベルMが警告閾値T1以下となった場合には、遅延時間を通常レベルに戻す。
択一的には、プロセッサは、警告レベル閾値T2を一時的に大きくしてもよい。i)信号レベルMと信号レベルLとの差異が百分率閾値T3より小さくなった場合、またはii)信号レベルMが警告閾値T1以下となった場合には、この閾値を通常レベルに戻す。
「粉塵存在」モードと「煙存在」モードとが、あまりにも頻繁に切り換わることを防止するために、信号レベルMと信号レベルLをプロセッサDで比較する際に、その履歴を利用してもよい。
また、「粉塵存在」信号が検出システムをモニタしている人間に対して誤信号である虞のあることを示唆することにより、その人間が状況について、および警報を発する必要があるか否かについて判断することを支援するようにしてもよい。
択一的な実施形態に係る検出システムが図4に図示されている。このシステムにおいて、2つの小集団のサンプルが主たる気流ダクトCから取り込まれる。2つの小集団サンプルから得た信号レベルは、粉塵の存在を検出するために比較される。
第1の小集団サンプルが領域Oに取り込まれる。このサンプルは、粉塵に加え、煙も含むものと意図される。a)気流とはまったく異なる方向に仕向けた入口を用いて、サンプルポイントOにおける慣性力による粉塵除去、およびb)領域Aでのサンプリングポイント前における発泡体によるフィルタリング処理および静電気による沈殿処理等の粉塵除去手段の組み合わせにより、このサンプル中の煙より粉塵を少なくすることができる。
第2の小集団サンプルが領域Nに取り込まれる。領域Nでは、空気のサンプリングは、サンプル空気中の粉塵と煙を同等に取り込むか、または粉塵の相対的濃度を選択的に増大させるように行われる。たとえば、領域Oの入口の径をより大きい径を有する入口を用いて、サンプル気流の速度を主たる気流の速度より小さくすることにより、粉塵の濃度を増大させることができる。これによる利点は、下流側の検出器Hに達する粉塵の濃度を増大させて、主たる気流C内のより低い濃度の粉塵存在を検出することができる点である。
領域Oからのサンプル空気は検出器Bを通過し、領域Nからのサンプル空気は検出器Hを通過する。検出器Bからの信号は、上述のように警告レベル閾値と比較される。検出器Bからの信号が警告レベル閾値を超えると、検出器Bからの信号Mおよび検出器Hからの信号LがプロセッサD内で比較される。信号M,Lが所定の百分率閾値以上異なる場合、プロセッサは「粉塵存在」を示す信号を出力する。
本発明に係る別の実施形態は、単一の検出領域を用いるものであり、図5に図示されている。
この実施形態では、主たる気流は、領域Cから検出システム内に入る。この実施形態に係る検出システムは、単一の検出領域Bを採用し、2つの弁P,Qまたは単一の切替弁を用いて、主たる気流のサンプルを、i)粉塵除去手段Aを通して検出領域Bまで案内するか、またはii)直接的に検出領域Bまで案内するものである。
この検出システムは、弁Pを常開弁、弁Qを常閉弁として作動させる。検出器Bで検出された信号が「有効信号」閾値または警告閾値T1を超えるとき、弁Qを一時的に開くと同時に弁Pを一時的に閉じる。信号レベルが閾値T3以上に増大したとき、プロセッサは「粉塵存在」の信号を出力する。
この実施形態では、弁の切り換えに起因する信号増大と、気流Cの煙に起因する自然な信号増大とを区別することが必要である。こうした区別は、弁を複数回切り換えて、信号が弁の切り換えに同調して増減する場合に限り、「粉塵存在」を判断することにより行うことができる。
警告検出は、弁Pが開き、弁Qが閉じているときにのみ行われる。
理解されるように、粉塵濃度が高いとき、上述の粉塵検出方法は有効である。上記検出システムは、気流内の検出された粒子強度が粉塵に起因し得るものであるか否かをプロセッサにより判断することができるので、特に好都合である。この判断により、検出システムの動作を一時的に変更することにより、粉塵による煙警告誤報が生じる可能性を小さくすることができる。
好適な態様では、本発明は、たとえばエクストラリス・プロプライエタリー・リミテッド(Xtralis Pty Ltd.)のヴェスダ(Vesda)の商標で市販されている煙検出器等の前方散乱構成を有する散乱光型の粒子検出器を用いる。異なる検出メカニズムを採用する、その他のタイプの粒子検出チャンバを用いてもよい。
また択一的な実施形態は、異なる粒子径分離手段を選択することにより、任意の所望の粒子径を有する粒子を選択的に検出するように拡張してもよく、この実施例によれば、通常、フィルタを用いて、第1の空気サンプルから径の大きい粒子を除去することができるが、サイクロン式または他の慣性力を用いた分離方法を用いた実施形態では、大きい粒子を選択的に含む空気サンプルを分析することができる。
理解されるように、本明細書で開示され、定義された発明は、文章または図面に記述され、またはこれらにより明らかな2つまたはそれ以上の個別の特徴に係る択一的なすべての組み合わせに及ぶものである。これらの異なる組み合わせは、本発明に係るさまざまな択一的な態様を構成するものである。

Claims (16)

  1. 粒子を検出する方法であって、
    モニタすべき空気雰囲気から採取した第1の空気サンプルを分析し、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルを特定するステップと、
    空気雰囲気から採取した第2の空気サンプルを分析し、第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルを特定するステップと、
    少なくとも1つの第1の警告基準に基づいて、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベル、および/または第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルを処理するステップと、
    少なくとも1つの第1の警告基準に合致するとき、少なくとも1つの第2の警告基準に基づいて、第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルと第2の空気サンプル中の第2の粒子レベルとの差分処理を実行するステップと、
    少なくとも1つの第2の警告基準に合致するとき、動作を実行するステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    動作を実行するステップは、警報状態もしくは誤報状態、警報状態もしくは誤報状態の変更、事前警報状態もしくは事前誤報状態を示す信号、または第1もしくは第2の粒子レベルの一方もしくは両方を示す他の信号を出力することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、
    第2の粒子は、関心粒子と迷惑粒子とを含み、
    第1の粒子は、迷惑粒子を実質的に排除することを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の方法であって、
    第1の空気サンプルを形成するために、第2の空気サンプルをフィルタリング処理するステップを有することを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の方法であって、
    第1の空気サンプル中の第1の粒子レベルが少なくとも1つの第1の警告基準に合致する場合にのみ、第2の空気サンプルを分析することを特徴とする方法。
  6. 空気雰囲気中の粒子を検出する検知システムであって、
    検知システム内に気流を導入するための空気雰囲気からの入口と、
    入口から、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを示す第1の信号を出力する検出手段を含む第1の検出チャンバまで、気流の第1の部分を案内する第1の気流経路と、
    入口から、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを示す第2の信号を出力する検出手段を含む第2の検出チャンバまで、気流の第2の部分を案内する第2の気流経路と、
    第1の気流経路内であって、第1の検出チャンバより上流側に配置された粒子除去手段と、
    第1および第2の信号を受信して、第1の信号を所定の閾値レベルと比較するように構成された処理手段とを備え、
    第1の信号が閾値レベルを超えたとき、処理手段は第1および第2の信号を比較して、これらの相対的差分に依存する信号を出力することを特徴とする検知システム。
  7. 請求項6に記載の検知システムであって、
    粒子除去手段は、気流の第1の部分に含まれる、より大きい粒子の量を低減するように機能することを特徴とする検知システム。
  8. 請求項6または7に記載の検知システムであって、
    第1の信号は、粒子強度の警告レベル閾値と比較されることを特徴とする検知システム。
  9. 請求項6〜8のいずれか1に記載の検知システムであって、
    空気雰囲気中に粉塵が存在する場合に、プロセッサは、警報の可能性を低減するように検出ロジックを修正するように機能することを特徴とする検知システム。
  10. 吸引式の煙検出器の一部を構成し、空気雰囲気中の粒子を検出するための検知システムであって、
    煙検出器内に気流を導入するための空気雰囲気からの入口と、
    入口から、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第1の部分に含まれる粒子レベルを示す第1の信号を出力する検出手段を含む第1の検出チャンバまで、気流の第1の部分を案内する第1の気流経路と、
    入口から、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを検出し、気流の第2の部分に含まれる粒子レベルを示す第2の信号を出力する検出手段を含む第2の検出チャンバまで、気流の第2の部分を案内する第2の気流経路と、
    第1の気流経路内であって、第1の検出チャンバより上流側に配置された粒子除去手段と、
    第1および第2の信号を受信して、第1の信号を所定の閾値レベルと比較するように構成された処理手段とを備え、
    第1の信号が閾値レベルを超えたとき、処理手段は第1および第2の信号を比較して、これらの相対的差分に依存する信号を出力し、
    第1の信号と第2の信号との差異が百分率閾値より小さい場合、プロセッサは、煙が存在することを示す信号を出力して、警報が起動され、
    第1の信号と第2の信号との差異が百分率閾値以上である場合、プロセッサは、粉塵が存在することを示す信号を出力して、警告の可能性を低減するように検出ロジックを修正することを特徴とする検知システム。
  11. 請求項10に記載の検知システムであって、
    百分率閾値が20%〜40%であることを特徴とする検知システム。
  12. 煙検出装置において粉塵に起因し得る煙警告誤報が生じる可能性を低減する方法であって、
    少なくとも2つの気流サンプルを採取するステップと、
    第1の気流について粒子除去を行い、第1の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第1の信号を生成するステップと、
    第2の気流に含まれる粒子レベルを測定し、その強度を示す第2の信号を生成するステップと、
    第1の信号を所定の警告レベルと比較するステップと、
    第1の信号が警告レベルに達した場合、その後、第1の信号と第2の信号とを比較し、これらの相対的差分に依存する出力信号を生成するステップとを有することを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    出力信号に基づいて煙検出器の動作を一時的に修正するステップを有することを特徴とする方法。
  14. 請求項6〜11のいずれか1に記載の検知システムであって、
    第1および第2の検出チャンバは、第1および第2の気流経路入口を含む単一の検出チャンバであることを特徴とする検知システム。
  15. 請求項14に記載の検知システムであって、
    第1および第2の気流経路入口のうちの一方を選択的に検出チャンバに連通する弁手段をさらに有することを特徴とする検知システム。
  16. 請求項15に記載の検知システムであって、
    粒子除去手段は、第1の気流経路内であって、対応する弁手段および検出チャンバに隣接して配置されることを特徴とする検知システム。
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