JP2019107205A - ゲームシステム、提示方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、プレイヤオブジェクト群を編成する際に、そのような干渉を避けるために、敢えて、能力値があまり高くないオブジェクト(干渉しない属性のオブジェクト等)を組み入れるといった様々なオブジェクトの組み合わせを考慮する必要があり、ユーザが苦心する場合も多かった。
つまり、引用文献1の発明では、多数派の成功事例を基にした画一的な属性配分と比較して、ユーザが編成したプレイヤオブジェクト群に不足している属性のオブジェクトを提案しているに過ぎない。
このようなことから、各ユーザのプレイスタイルを尊重し、ゲームの制作側でも想定していなかったオブジェクト群でもゲーム課題を達成できるといった少数派の成功事例を含めた多様な観点から、目安となるオブジェクト群の情報を、ユーザが所有しているオブジェクトに応じて、適切に提示することのできる技術が求められていた。
ユーザが編成したオブジェクト群を用いて所定のゲーム課題を達成させるゲームを提供するゲームシステムであって、
何れかのユーザにより前記ゲーム課題が達成される毎に、当該達成ユーザが編成していた前記オブジェクト群を実績情報として順次蓄積して記憶する記憶部と、
前記ゲーム課題を達成していない未達成ユーザが前記ゲーム課題に対して編成し得るオブジェクト群を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出されたオブジェクト群と同一又は構成が類似するオブジェクト群を、前記実績情報から検索する検索部と、
前記検索部により検索されたオブジェクト群を、前記未達成ユーザに提示する提示部と、
を備えることを特徴とする。
すなわち、以下に記載する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態に係るゲームシステム100は、図1に示すように、ゲームサーバ200とユーザ端末300とがインターネット900を介して通信可能に接続されて構成されている。
なお、図中では簡略化しているが、ユーザ端末300は、利用するユーザに応じて、多数存在しているものとする。
具体的に、ゲームサーバ200が制御するゲームは、4個のオブジェクトを任意に組み合わせたデッキ、つまり、プレイヤオブジェクト群をユーザが編成し、多対多で敵オブジェクト群と対戦したり、多対1で単体の敵オブジェクト(以下に説明する強敵オブジェクト)と対戦するタイプの対戦ゲームである。なお、プレイヤオブジェクト群を構成するオブジェクトの数は、4個に限られず、他の数であってもよい。また、敵オブジェクト群を構成するオブジェクトの数についても、プレイヤオブジェクト群を構成するオブジェクトの数と同じでもよく、また、異なっていてもよい。
この対戦ゲームでは、例えば、複数のステージが設けられており、1つのステージをクリアすると、次のステージに進めるようになっている。各ステージにおいて、例えば、異なる敵オブジェクト群と所定回数対戦し、一定以上の勝率が得られると、そのステージのボスである強敵オブジェクトとの対戦が行えるようになっている。そして、多対1で強敵オブジェクトと対戦して勝利すると、そのステージをクリアできる。なお、単体の強敵オブジェクトの代わりに、強敵オブジェクト群であってもよいが、敵オブジェクト群との違いを分かり易くするために、以下では、単体の強敵オブジェクトを一例として説明する。
例えば、ユーザ端末300は、ユーザの操作に応じて、プレイヤオブジェクト群を編成し、敵オブジェクト群や強敵オブジェクトと対戦させる。なお、ステージクリアを賭けて強敵オブジェクトとの対戦する前には、後述するように、勝利の目安(ゲーム課題の達成の目安)となる実績オブジェクト群情報が提示される。この実績オブジェクト群情報は、その強敵オブジェクトに勝利したことのある他のユーザが編成していたオブジェクト群の情報であり、ユーザが編成可能なプレイヤオブジェクト群と一致若しくは、類似するオブジェクト群の情報である。
ユーザは、ユーザ端末300に提示されたこのような実績オブジェクト群情報を目安として、プレイヤオブジェクト群の編成を組み直して強敵オブジェクトと対戦したり、時期尚早と考えて、強敵オブジェクトとの対戦を回避したりする。
本発明の実施形態に係るゲームサーバ200及びユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
図3は、本発明の実施形態1に係るゲームサーバ200の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ゲームサーバ200は、受信部210と、送信部220と、記憶部230と、制御部240とを備え、ユーザ端末300がゲームを実行するための支援を行う。
例えば、受信部210は、ゲーム中における各種の操作情報や、メニュー等における項目の選択情報をユーザ端末300から受信する。なお、選択情報には、プレイヤオブジェクト群の編成を指示する情報やプレイヤオブジェクト群に指令する対戦コマンド等も含まれている。
上述した通信デバイス406等が、このような受信部210として機能しうる。
例えば、送信部220は、操作情報に応じた応答情報をユーザ端末300に送信したり、強敵オブジェクトとの対戦前に、後述する実績オブジェクト群情報をユーザ端末300に送信する。
上述した通信デバイス406等が、このような送信部220として機能しうる。
つまり、ユーザ管理情報231には、ユーザID231a、到達ステージ231b、コイン残高231c、所有オブジェクト231d、及び、プレイ時間231e等が含まれている。
到達ステージ231bは、そのユーザ(ユーザ端末300のユーザ)におけるゲームの進行度を示す値である。このような到達ステージ231bの代わりに、ゲームにおけるレベル値やランク値等を記憶してもよい。
また、コイン残高231cは、そのユーザが獲得したゲーム内通貨であるコイン(一例であり、他の名称でもよい)の残高を示している。
また、所有オブジェクト231dは、そのユーザが所有しているオブジェクトを識別するための情報(オブジェクトID)である。ユーザは、この所有オブジェクト231dの中から、4個のオブジェクトを任意に組み合わせたデッキ、つまり、プレイヤオブジェクト群を編成することができるようになっている。この所有オブジェクト231dは、原則として、ゲームの進行に応じて(一例として、敵オブジェクト群や強敵オブジェクトに勝利したり、所定のクエストをクリアする等により)、逐次獲得できるものとする。なお、後述するように、対価を払って(コイン等を消費して)、抽選ゲームを実行した際に、抽選によって付与されてもよい。その場合、例えば、オブジェクトIDに枝番を持たせ、獲得事由を枝番により識別できるようにしてもよい。
そして、プレイ時間231eは、そのユーザがゲームをプレイした累積プレイ時間を示す値である。なお、累積プレイ時間の代わりに、単位期間当たりの平均プレイ時間等を記憶してもよい。
オブジェクト管理情報232は、一例として、図5に示すような情報を含んでいる。
つまり、オブジェクト管理情報232には、オブジェクトID232a、レベル値232b、能力値232c、ライフ値232d、及び、選択中フラグ232e等が含まれている。
レベル値232bは、そのオブジェクトの成長度合いを示す値であり、例えば、敵オブジェクト群や強敵オブジェクトとの対戦に勝利することで値が増加する。
また、能力値232cは、例えば、攻撃力や防御力等の値である。この能力値232cは、例えば、レベル値232bに応じた値が適宜定められている。
また、ライフ値232dは、そのオブジェクトの生命値であり、敵オブジェクト群や強敵オブジェクトとの対戦において攻撃を受けると減少し、例えば、値がゼロになると対戦不能となる。なお、プレイヤオブジェクト群を編成している各オブジェクトについてのライフ値232dが全てゼロになると、その対戦に敗北することになる。
そして、選択中フラグ232eは、そのオブジェクトがプレイヤオブジェクト群として選択されているかどうかを示すフラグである。つまり、「ON」で記されているオブジェクトIDの各オブジェクトが、現在編成されているプレイヤオブジェクト群を示している。
なお、図5では、各ユーザが所有しているオブジェクトについてだけ示しているが、敵オブジェクト群や強敵オブジェクトについても、オブジェクト管理情報232にて、同様に管理されているものとする。
つまり、実績情報233は、強敵オブジェクトID233aに対応して、オブジェクトID233b、及び、レベル値233c等が含まれている。
強敵オブジェクトID233aは、強敵オブジェクトを識別する情報である。図6の例では、強敵オブジェクトID233aを「KT−D123」にて示している。なお、強敵オブジェクトID233aの代わりに、ステージを識別する情報を用いてもよい。
また、オブジェクトID233bは、強敵オブジェクトに勝利したプレイヤオブジェクト群に編成されていた各オブジェクトを識別する情報である。図6の例では、オブジェクトID233bを「F001、W002、H003、S004」にて示している。
また、レベル値233cは、各オブジェクトのレベル値(強敵オブジェクトに勝利した際のオブジェクトのレベル値)を示している。
上述したRAM 403や記憶デバイス404等が、このような記憶部230として機能しうる。
この制御部240は、例えば、対戦処理部241、実績情報更新部242、抽出部243、検索部244、及び、提示部245等を含んでいる。なお、以下では、発明の理解を容易にするために、ゲームサーバ200側の提示部245が、後述する実績オブジェクト群情報等を生成して、ユーザ端末300に提示する場合について説明するが、一例であり、他の手法により、ユーザ端末300に実績オブジェクト群情報等を提示するようにしてもよい。例えば、後述するように、ゲームサーバ200とユーザ端末300とを協働させ、最終的にユーザ端末300側で生成した実績オブジェクト群情報等を提示するようにしてもよい。
例えば、対戦処理部241は、ステージにおいて遭遇した敵オブジェクト群とプレイヤオブジェクト群との対戦を制御する。そして、例えば、異なる敵オブジェクト群と所定回数対戦し、一定以上の勝率が得られると、そのステージのボスである強敵オブジェクトとの対戦機会が与えられる。なお、強敵オブジェクトとの対戦を開始する前に、後述するように、提示部245により生成された実績オブジェクト群情報がユーザ端末300に提示される。
これにより、各ユーザがそれぞれに対戦ゲームを進めるうちに、ステージをクリアするユーザが逐次現れ、強敵オブジェクトに勝利した多彩なプレイヤオブジェクト群の情報が実績情報233に蓄積されていく。
例えば、抽出部243は、上述した図5に示すオブジェクト管理情報232を参照し、そのユーザが所有するオブジェクト(各オブジェクトID232a)から、編成が異なるオブジェクト群を所定数抽出する。なお、オブジェクト群の抽出手法として、例えば、オブジェクト管理情報232における能力値232cが一定の値を超えたオブジェクトの中から、ランダムに編成したり、能力値232cの値が最も高いオブジェクトを固定して、残りをランダムに編成するなどを用いることができるが、他の手法であってもよい。例えば、各オブジェクトにそれぞれ属性が規定されている場合には、属性同士の相性等を更に考慮して、オブジェクト群を抽出するようにしてもよい。また、抽出するオブジェクト群に、現在選択されている各オブジェクト(つまり、ユーザが現在編成しているオブジェクト群)を含めてもよい。
例えば、検索部244は、抽出部243が抽出した各オブジェクト群を基に、実績情報233をそれぞれ検索し、同一のオブジェクト群が検索された場合に、そのオブジェクト群を検索結果とし、同一のオブジェクト群がなく、類似のオブジェクト群が検索された場合に、検索スコアの最も高いオブジェクト群を検索結果とする。なお、抽出部243が抽出したうちの複数のオブジェクト群について、それぞれ同一のオブジェクト群が検索される場合もあり得る。その場合、それらを検索結果に含めてもよく、また、何れか1つのオブジェクト群に絞り込んでもよい(例えば、オブジェクト群全体の能力値をそれぞれ比較して、最も高い能力値のオブジェクト群に絞り込むなど)。
例えば、提示部245は、検索部244により検索されたオブジェクト群に基づいて、図7(a)に示すような実績オブジェクト群情報511を生成する。そして、提示部245は、強敵オブジェクトとの対戦前において、オブジェクト群の再編成が行える図7(b)に示す再編成画面510に、生成した実績オブジェクト群情報511を合成して、ユーザ端末300に表示する。
ユーザは、再編成画面510に合成されたこのような実績オブジェクト群情報511を目安に、プレイヤオブジェクト群の編成を適宜組み直すことができる。なお、実績オブジェクト群情報511と、現在編成しているプレイヤオブジェクト群との違いが僅かであれば、ユーザは、現在編成しているプレイヤオブジェクト群のまま、強敵オブジェクトとの対戦に進むことを選ぶ場合もある。また、実績オブジェクト群情報511と、プレイヤオブジェクト群とが同一であっても、レベル値の差にかなりの開きがある(プレイヤオブジェクト群の各オブジェクトの方がレベル値が低い)などであれば、ユーザは、強敵オブジェクトとの対戦が時期尚早と考える場合もある。その場合、ユーザは、強敵オブジェクトとの対戦を一旦回避し、プレイヤオブジェクト群を編成しているオブジェクトのレベル上げのために、再度、敵オブジェクト群との対戦を行うなどする。
また、提示部245は、検索部244により検索されたオブジェクト群のうち、能力値が最も低いオブジェクト群に基づいて、実績オブジェクト群情報を生成して提示してもよい。この場合、強敵オブジェクトに勝利した実績のある、能力値の低いオブジェクト群を提示することで、ユーザの挑戦意欲を刺激し、興趣性を向上させることができる。
なお、実績オブジェクト群情報511を合成するのは、このような再編成画面510に限られず、他の画面でもよい。例えば、強敵オブジェクトとの対戦を開始するかどうかを選択する選択画面に、実績オブジェクト群情報511を合成してもよい。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部240として機能しうる。
図8は、本実施形態に係るユーザ端末300の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ユーザ端末300は、操作受付部310と、送受信部320と、記憶部330と、制御部340と、表示部350とを備え、例えば、ゲームサーバ200と適宜通信しつつ、ゲームを進行する。
なお、上述した操作デバイス407等が、このような操作受付部310として機能しうる。
例えば、送受信部320は、ゲームサーバ200から送信される実績オブジェクト群情報511等を受信する。
また、送受信部320は、操作受付部310に応じて、プレイヤオブジェクト群を編成する際に任意のオブジェクトを選択する選択情報や、対戦時におけるプレイヤオブジェクト群への指示情報をゲームサーバ200に送信する。
上述した通信デバイス406等が、このような送受信部320として機能しうる。
ゲーム管理情報331にて記憶される情報は、後述するように、ゲームサーバ200側にて記憶されるユーザ管理情報231と、適宜同期されるようになっている。
上述した記憶デバイス404等が、このような記憶部330として機能しうる。
なお、上述したように、実績オブジェクト群情報511等は、ゲームサーバ200側(提示部245)にて生成しているが、これに代わって、画面生成部342がこのような情報を生成してもよい。
その場合、ゲームサーバ200側からユーザ端末300へは、変数として扱われる要素データだけが送られるようにし、送受信部320を通じて要素データを受信すると、画面生成部342は、その要素データと記憶部330に記憶される情報とに基づいて、実績オブジェクト群情報511等を生成する。例えば、ゲームサーバ200側からユーザ端末300へは、検索部244が検索したオブジェクト群に情報(各オブジェクトID等)が送られる。そして、画面生成部342は、これらゲームサーバ200から送られた各オブジェクトIDと、記憶部330に記憶されるオブジェクト画像等とに基づいて、上述した図7に示すような実績オブジェクト群情報511を生成する。
上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部340として機能しうる。
なお、上述した表示デバイス405等が、このような表示部350として機能しうる。
以下、図3に示すような構成のゲームサーバ200の動作について図10を参照して説明する。なお、ゲームサーバ200は、ユーザ端末300にて実行されるゲームの進行全般を制御するが、その中において、最も特徴的な、強敵オブジェクトと対戦する前に目安となるオブジェクト群の情報をユーザに提示する実績提示処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る実績提示処理の流れを示すフローチャートである。この実績提示処理は、例えば、ステージをクリアしたことのないユーザが、強敵オブジェクトとの対戦機会を得た場合に開始される。
例えば、制御部240(抽出部243)は、上述した図5に示すオブジェクト管理情報232を参照し、そのユーザが所有するオブジェクト(各オブジェクトID232a)から、編成が異なる(異なる編成の)オブジェクト群を所定数抽出する。なお、オブジェクト群の抽出手法として、例えば、オブジェクト管理情報232における能力値232cが規定値を超えたオブジェクトの中から、ランダムに編成したり、能力値232cの値が最も高いオブジェクトを固定して、残りをランダムに編成するなどを用いることができるが、他の手法であってもよい。例えば、各オブジェクトにそれぞれ属性が規定されている場合には、属性同士の相性等を更に考慮して、オブジェクト群を抽出するようにしてもよい。また、抽出するオブジェクト群に、現在選択されている各オブジェクト(つまり、ユーザが現在編成しているオブジェクト群)を含めてもよい。
例えば、制御部240(検索部244)は、ステップS11にて所定数のオブジェクト群が抽出された場合に、各オブジェクト群を基に、実績情報233をそれぞれ検索し、同一のオブジェクト群が検索された場合に、そのオブジェクト群を検索結果とし、同一のオブジェクト群がなく、類似のオブジェクト群が検索された場合に、類似スコアの最も高いオブジェクト群を検索結果とする。なお、ステップS11にて抽出された異なる複数のオブジェクト群について、それぞれ同一のオブジェクト群が検索される場合もあり得る。その場合、それらを検索結果に含めてもよく、また、何れか1つのオブジェクト群に絞り込んでもよい。
例えば、制御部240(提示部245)は、ステップ12にて検索されたオブジェクト群に基づいて、図7(a)に示すような実績オブジェクト群情報511を生成する。
例えば、制御部240は、生成した図7(a)に示すような実績オブジェクト群情報511を、図7(b)に示すような再編成画面510に合成してユーザに提示する。
なお、実績オブジェクト群情報511を合成するのは、このような再編成画面510に限られず、他の画面でもよい。例えば、強敵オブジェクトとの対戦を開始するかどうかを選択する選択画面に、実績オブジェクト群情報511を合成してもよい。
ユーザは、提示される実績オブジェクト群情報511を目安として、プレイヤオブジェクト群の編成を組み直して強敵オブジェクトと対戦したり、時期尚早と考えて、強敵オブジェクトとの対戦を回避したりする。
このような実績オブジェクト群情報511が、ユーザが編成可能なプレイヤオブジェクト群に応じて提示されるため、決して画一的とはならず、ユーザに応じて適切な目安を提供できる。例えば、ゲームの制作側でも想定していなかったオブジェクト群でも強敵オブジェクトに勝利できるといった有用な情報が提示され得る。
上記の実施形態1に係るゲームサーバ200では、何れかのユーザがステージをクリアした際に、強敵オブジェクトに勝利したプレイヤオブジェクト群の情報が実績情報233に蓄積される場合について説明した。それでも、例えば、対戦ゲームが各ユーザ端末に配信されてから、あまり日数が経過していない間では、実績情報233に蓄積されるオブジェクト群の情報が十分でない状況も起こり得る。そのような状況では、提示される実績オブジェクト群情報511の種類が限られてしまい、ユーザが編成したプレイヤオブジェクト群と異なりすぎるなどして、目安とならない虞もある。
そのため、自ら実績情報233を増殖することを特徴とした本発明の実施形態2に係るゲームサーバ200について、以下、図11等を参照して説明する。
例えば、編成部252は、第1のオブジェクト群全体の能力値から所定の値だけ減算した編成用の能力値を設定し、その能力値を超えない範囲で、第1のオブジェクト群から一部の構成(オブジェクト)を変えた第2のオブジェクト群を編成する。なお、編成した第2のオブジェクト群と同一のオブジェクト群が実績情報233に含まれている(記憶されている)場合には、再度、一部の構成を変えた第2のオブジェクト群を編成する。そして、編成部252は、実績情報233に含まれていない第2のオブジェクト群を編成するまで繰り返す。
なお、シミュレーション部253によるシミュレーションにより、第2のオブジェクト群が強敵オブジェクトに勝利しなかった場合に、編成部252は、例えば、第1のオブジェクト群全体の能力値を超えない範囲で、編成用の能力値を上昇させた後に、その能力値を超えない範囲で、第1のオブジェクト群から一部の構成を変えた第2のオブジェクト群を再度編成する。そして、シミュレーション部253は、編成部252により再度編成された第2のオブジェクト群を用いて、強敵オブジェクトとの対戦をシミュレーションする。
これらの処理を所定数繰り返しても、第2のオブジェクト群が強敵オブジェクトに勝利できなかった場合、第1のオブジェクト群の特定から再度やり直す。
このような処理を繰り返すことで、シミュレーションにより強敵オブジェクトに勝利したオブジェクト群の情報が実績情報233に蓄積されていく。
図12は、本実施形態に係る実績情報増殖処理の流れを示すフローチャートである。この実績情報増殖処理は、例えば、所定の時間間隔で、逐次実行される。なお、実績情報233に十分な数のオブジェクト群の情報が蓄積された後には、実績情報増殖処理の実行を停止するようにしてもよい。
例えば、制御部250(特定部251)は、実績情報233からランダムに選んだオブジェクト群を、第1のオブジェクト群として特定する。なお、第1のオブジェクト群の特定手法は、これ以外であってもよい。例えば、制御部250は、実績情報233における重複するオブジェクト群の数を集計し、最も重複数の多いオブジェクト群を、まず、頻出オブジェクト群として定める。なお、重複するオブジェクト群が存在しない場合に、特定部251は、実績情報233におけるオブジェクト群に使用されている各オブジェクトを集計し、最も多く使用されている上位4つのオブジェクトの構成を頻出オブジェクト群としてもよい。そして、特定部251は、実績情報233における全てのオブジェクト群と、この頻出オブジェクト群との類似度をそれぞれ求め、類似度の最も低いオブジェクト群を、第1のオブジェクト群として特定してもよい。この場合、独自性の高いオブジェクト群が特定されることになる。
例えば、制御部250(編成部252)は、第1のオブジェクト群全体の能力値から所定の値だけ減算した能力値を編成用の能力値に設定する。
すなわち、制御部250は、ステップS22で設定した編成用の能力値を超えない範囲で、第1のオブジェクト群から一部の構成を変えた第2のオブジェクト群を編成する。なお、編成した第2のオブジェクト群と同一のオブジェクト群が実績情報233に含まれている場合には、再度、一部の構成を変えた第2のオブジェクト群を編成する。そして、制御部250は、実績情報233に含まれていない第2のオブジェクト群を編成するまで繰り返す。
すなわち、制御部250(シミュレーション部253)は、ステップS23にて編成した第2のオブジェクト群を用いて、強敵オブジェクトに勝利できるかどうかを試行する。
すなわち、制御部250は、ステップS24にて行ったシミュレーションにより、第2のオブジェクト群が強敵オブジェクトに勝利したかどうかを判別する。
つまり、制御部250は、第1のオブジェクト群全体の能力値を超えない範囲で、編成用の能力値を上昇させる。
そして、ゲームサーバ200は、上述したステップS23に処理を戻す。
すなわち、制御部250(実績情報更新部242)は、強敵オブジェクトに勝利した第2のオブジェクト群の情報を実績情報233に追加する。
これにより、提示される実績オブジェクト群情報511が、より多様な情報となることも期待できる。
上記の実施形態1に係るゲームサーバ200では、目安となる実績オブジェクト群情報511をユーザに提示するまでに留めているが、実績オブジェクト群情報511の中にそのユーザが所有していない未所有オブジェクトがあれば、その未所有オブジェクトの獲得機会を適宜提供するようにしてもよい。
以下、未所有オブジェクトの獲得機会を提供することを特徴とした本発明の実施形態3に係るゲームサーバ200について、図13〜15を参照して説明する。
図13は、本発明の実施形態3に係るゲームサーバ200の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ゲームサーバ200は、受信部210と、送信部220と、記憶部260と、制御部270とを備えている。
抽選条件情報262は、一例として、図14に示すような情報を含んでいる。
つまり、抽選条件情報262には、オブジェクトID262a、及び、当選確率262b等が含まれている。
なお、図14(a)は、例えば、ユーザがゲーム選択メニューから抽選ゲームを選んで参加する場合に生成される抽選条件情報262であり、各オブジェクトには、予め規定された当選確率262bがそれぞれ設定されている。
一方、図14(b)は、ユーザが後述する誘導部271により誘導されて抽選ゲームに参加する場合に生成される抽選条件情報262であり、提示された実績オブジェクト群情報511のうちで、ユーザが所有していない未所有オブジェクト(図14(b)の例では、「H021」のオブジェクト)の当選確率262bだけが高められて設定されている。
誘導部271は、例えば、図15に示すような誘導画面520を生成して、ユーザ端末300に提示する。この誘導画面520には、実績オブジェクト群情報511のうちで、ユーザが所有していない未所有オブジェクト521と、抽選ゲームへ誘導するためのボタン522と、誘導画面520を閉じるためのボタン523とが含まれている。
このような誘導画面520がユーザ端末300に提示された状態で、ユーザにより、ボタン522が押下されると、誘導部271は、抽選ゲームにそのユーザを誘導する。その際、誘導部271は、例えば、未所有オブジェクト521を識別するためのオブジェクトIDを含んだ未所有情報を生成し、以下に説明する抽選条件生成部272にその未所有情報を受け渡す。
一方、上述した誘導部271によりユーザが誘導され、未所有情報を伴って抽選ゲームに参加した場合に、抽選条件生成部272は、図14(b)に示すような抽選条件情報262を生成する。つまり、未所有情報に応じて、未所有オブジェクト(図14(b)の例では、「H021」のオブジェクト)の当選確率262bを高めた抽選条件情報262を生成する。
その際、図14(b)のような抽選条件情報262が生成されている場合、未所有オブジェクト(図14(b)の例では、「H021」のオブジェクト)が当選し易くなっている。
図16は、本実施形態に係る抽選処理の流れを示すフローチャートである。この抽選処理は、例えば、所定のゲーム選択メニューからユーザが抽選ゲームを選択した場合、若しくは、誘導部271によってユーザが抽選ゲームに誘導された場合に実行される。
つまり、制御部240は、例えば、ユーザがゲーム選択メニューから抽選ゲームを選んだ場合のように、未所有情報を伴わずに抽選ゲームに参加したのか、上述した図15の誘導画面520から誘導され、未所有情報を伴って抽選ゲームに参加したのかを判別する。
すなわち、制御部240(抽選条件生成部272)は、上述した図14(b)に示すような抽選条件情報262を生成する。つまり、未所有情報に応じて、未所有オブジェクト(図14(b)の例では、「H021」のオブジェクト)の当選確率262bを高めた抽選条件情報262を生成する。
すなわち、制御部240は、上述した図14(a)に示すような抽選条件情報262を生成する。つまり、各オブジェクトには、予め規定された当選確率262bがそれぞれ設定された抽選条件情報262を生成する。
すなわち、制御部240(抽選部273)は、ステップS32又はステップS33にて生成された抽選条件情報262に基づいて、未所有オブジェクトを含むオブジェクト群からオブジェクトを抽選する。
その際、図14(b)のような抽選条件情報262が生成されている場合、未所有オブジェクト(図14(b)の例では、「H021」のオブジェクト)が当選し易くなっている。
すなわち、制御部240(付与部274)は、ステップS34にて抽選されたオブジェクトの識別情報(オブジェクトID)を、ユーザ管理情報231における対応するユーザの所有オブジェクト231dに追加する。
上記の実施形態1等では、実績オブジェクト群情報511を、ステージをクリアしていない(強敵オブジェクトに勝利していない)ユーザ、つまり、ゲーム課題を達成していない未達成ユーザに提示する場合について説明したが、所定の条件を満たせば、ステージをクリア済みのユーザ、つまり、ゲーム課題を達成したことのある達成ユーザを、当該所定の条件ではゲーム課題を達成していない未達成ユーザとして、当該達成ユーザに提示してもよい。
例えば、実績情報更新部242は、実績情報233のオブジェクト群のうちで、最も低い最低能力値を管理するようにし、その最低能力値を下回る能力値のオブジェクト群を実績情報233に追加するタイミングで、提示部245に対して実績オブジェクト群情報511の生成を指示する。そして、提示部245は、新たに最低能力値となったオブジェクト群から実績オブジェクト群情報511を生成し、達成ユーザのユーザ端末300に提示する。その際、提示部245は、一部の達成ユーザに対して実績オブジェクト群情報511を提示してもよく、また、全ての達成ユーザに対して実績オブジェクト群情報511を提示してもよい。なお、一部の達成ユーザに対して実績オブジェクト群情報511を提示する場合には、提示先となる達成ユーザをランダムで選んだり、以前に一定の能力値以下のオブジェクト群でゲーム課題を達成したことのある達成ユーザを選定して、実績オブジェクト群情報511を提示してもよい。
その場合、強敵オブジェクトに勝利した実績のある、能力値の低いオブジェクト群を提示することで、ユーザの挑戦意欲を刺激し、興趣性を向上させることができる。
また、上記の実施形態3では、実施形態1の構成に、誘導部271、抽選条件生成部272、抽選部273、及び、付与部274等を加えた場合について説明したが、実施形態2の構成に、誘導部271、抽選条件生成部272、抽選部273、及び、付与部274等を加えた場合でも同様に適用可能である。
例えば、実績オブジェクト群情報511を提示してから、ユーザが、対戦ゲームを中断して、ユーザ端末300のブラウザから攻略サイト(対戦ゲームに関する攻略サイト)を閲覧した場合に、その閲覧時間や頻度等に応じて、次回から提示する実績オブジェクト群情報511(若しくは、提示中の実績オブジェクト群情報511でもよい)の内容を、実績情報233のオブジェクト群と少し異なるように変更する。具体的に、提示部245は、攻略サイトの閲覧による中断があった場合に、検索部244により検索されたオブジェクト群(実績情報233のオブジェクト群)を構成する一部のオブジェクトを他のオブジェクトに変更する。なお、変更するオブジェクトの数は、攻略サイトの閲覧時間や頻度等が多くなるに応じて、増やしてもよい。提示部245は、このように変更したオブジェクト群から生成した実績オブジェクト群情報511をそのユーザに提示する。
その際、誘導がユーザに受け容れられず、ユーザのプレイヤオブジェクト群と強敵オブジェクトとが対戦する場合には、対戦時の制御を適宜変更してもよい。
例えば、対戦処理部241は、そのユーザのプレイヤオブジェクト群に、強敵オブジェクトに勝利するための決め手となるオブジェクト(例えば、強敵オブジェクトにとどめを指す役割のオブジェクト)が含まれていない場合に、プレイヤオブジェクト群によるクリア成功率を算定する。そして、算定したクリア成功率が所定の閾値を下回っている場合では、クリア成功率が低いほど、短時間で、プレイヤオブジェクト群と強敵オブジェクトとの対戦に決着が付く(つまり、プレイヤオブジェクト群が敗北する)ように、対戦を制御する。つまり、プレイヤオブジェクト群によるクリア成功率が閾値よりも大きく下回っていると、対戦処理部241は、短時間で、プレイヤオブジェクト群があっさり敗北するように制御する。一方、クリア成功率が閾値よりも小さく下回っていると、対戦処理部241は、比較的長時間を要して、プレイヤオブジェクト群がぎりぎりで敗北するように制御する。
例えば、ユーザが同じ強敵オブジェクトになかなか勝利できない場合や、初心者のユーザが対戦ゲームにおける最初のステージにおける強敵オブジェクトに最初に対戦する場合などに、提示部245は、対戦時の攻撃手順も含めた実績オブジェクト群情報511を生成して、ユーザに提示する。
その場合、実績情報233において、強敵オブジェクトに勝利した攻撃手順(一例として、各攻撃ターンにおけるオブジェクトの攻撃順や攻撃内容等)も含めて記憶するように変更し、提示部245は、その攻撃手順も含めた実績オブジェクト群情報511を生成する。
本発明の第1の観点に係るゲームシステムは、ユーザが編成したオブジェクト群を用いて所定のゲーム課題を達成させるゲームを提供するゲームシステムであって、記憶部、抽出部、検索部、及び、提示部を備えている。
また、検索部は、抽出部により抽出されたオブジェクト群と同一又は構成が類似するオブジェクト群を、実績情報から検索する。そして、提示部は、検索部により検索されたオブジェクト群を、未達成ユーザに提示する。
これにより、未達成ユーザが編成可能なオブジェクト群と同一若しくは構成が類似するオブジェクト群が実績情報から検索されて提示される。
未達成ユーザは、提示されるオブジェクト群を目安として、オブジェクト群の編成を組み直すなどしてゲーム課題に挑むことになる。
このような提示されるオブジェクト群が、ユーザが編成可能なオブジェクト群に応じて提示されるため、決して画一的とはならず、ユーザに応じて適切な目安を提供できる。
この結果、ゲーム課題を達成するための目安となるオブジェクト群の情報を、ユーザに応じて適切に提示することができる。
この場合、ユーザのゲーム課題の達成による実績情報が少ない状況でも、実績情報を適切に増殖することができる。それに伴い、多様性のあるオブジェクト群の情報を、ゲーム課題を達成するための目安として提示できるようになる。
この場合、ユーザのゲーム課題の達成による実績情報が少ない状況でも、実績情報を適切に増殖することができる。それに伴い、多様性のあるオブジェクト群の情報を、ゲーム課題を達成するための目安として提示できるようになる。
この場合、ゲーム課題を達成した実績のある、能力値の低いオブジェクト群を提示することで、各ユーザの挑戦意欲を刺激し、興趣性を向上させることができる。
この場合、未所有オブジェクトの獲得機会を適切に提供することができる。
この場合、未所有オブジェクトの獲得機会を提供すると共に、未所有オブジェクトをより獲得し易くすることができる。
200 ゲームサーバ
210 受信部
220 送信部
230,260 記憶部
231 ユーザ管理情報
232 オブジェクト管理情報
233 実績情報
240、250,270 制御部
241 対戦処理部
242 実績情報更新部
243 抽出部
244 検索部
245 提示部
251 特定部
252 編成部
253 シミュレーション部
261 全オブジェクト情報
262 抽選条件情報
271 誘導部
272 抽選条件生成部
273 抽選部
274 付与部
300 ユーザ端末
310 操作受付部
320 送受信部
330 記憶部
331 ゲーム管理情報
340 制御部
341 ゲーム進行部
342 画面生成部
350 表示部
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 記憶デバイス
405 表示デバイス
406 通信デバイス
407 操作デバイス
900 インターネット
Claims (8)
- ユーザが編成したオブジェクト群を用いて所定のゲーム課題を達成させるゲームを提供するゲームシステムであって、
何れかのユーザにより前記ゲーム課題が達成される毎に、当該達成ユーザが編成していた前記オブジェクト群を実績情報として順次蓄積して記憶する記憶部と、
前記ゲーム課題を達成していない未達成ユーザが前記ゲーム課題に対して編成し得るオブジェクト群を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出されたオブジェクト群と同一又は構成が類似するオブジェクト群を、前記実績情報から検索する検索部と、
前記検索部により検索されたオブジェクト群を、前記未達成ユーザに提示する提示部と、
を備えることを特徴とするゲームシステム。 - 前記実績情報に含まれる第1のオブジェクト群を特定する特定部と、
前記第1のオブジェクト群と一部又は全部の構成が異なり、前記第1のオブジェクト群よりも能力値が低いオブジェクト群であり、前記実績情報に含まれていない第2のオブジェクト群を編成する編成部と、
前記第2のオブジェクト群を用いて前記ゲーム課題の達成を試行するシミュレーション部と、を更に備え、
前記記憶部は、前記シミュレーション部により前記ゲーム課題が達成された場合に、前記第2のオブジェクト群を前記実績情報に蓄積する、
ことを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。 - 前記編成部は、前記シミュレーション部により前記ゲーム課題が達成されなかった場合に、前記第1のオブジェクト群よりも能力値が低い範囲内で能力値を上昇させた前記第2のオブジェクト群を再度編成する処理を繰り返し、
前記シミュレーション部は、再度編成された前記第2のオブジェクト群を用いて前記ゲーム課題の達成を試行する処理を繰り返す、
ことを特徴とする請求項2に記載のゲームシステム。 - 前記提示部は、前記検索部により検索されたオブジェクト群のうち、能力値が最も低いオブジェクト群を、前記未達成ユーザ、若しくは、前記達成ユーザに提示する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のゲームシステム。 - 前記提示部が提示したオブジェクト群のうち、前記未達成ユーザが所有していない未所有オブジェクトの獲得機会となる抽選ゲームへ、前記未達成ユーザを誘導する誘導部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のゲームシステム。 - 前記抽選ゲームにおける抽選条件を生成する抽選条件生成部と、
前記抽選条件生成部により生成された前記抽選条件に基づいて、前記未所有オブジェクトを含むオブジェクト群から抽選したオブジェクトを参加したユーザに付与する前記抽選ゲームを実施する抽選部と、を更に備え、
前記抽選条件生成部は、前記未達成ユーザが、前記誘導部に誘導されて前記抽選ゲームに参加した場合において、前記未所有オブジェクトについての当選確率を、前記誘導部に依らず前記抽選ゲームに参加した場合よりも高めた前記抽選条件を生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載のゲームシステム。 - ユーザが編成したオブジェクト群を用いて所定のゲーム課題を達成させるゲームを提供するサーバ装置における提示方法であって、
何れかのユーザにより前記ゲーム課題が達成される毎に、当該達成ユーザが編成していた前記オブジェクト群を実績情報として順次記憶部に蓄積して格納する格納ステップと、
前記ゲーム課題を達成していない未達成ユーザが前記ゲーム課題に対して編成し得るオブジェクト群を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにて抽出されたオブジェクト群と同一又は構成が類似するオブジェクト群を、前記実績情報から検索する検索ステップと、
前記検索ステップにて検索されたオブジェクト群を、前記未達成ユーザに提示する提示ステップと、
を備えることを特徴とする提示方法。 - ユーザが編成したオブジェクト群を用いて所定のゲーム課題を達成させるゲームを提供するコンピュータを、
何れかのユーザにより前記ゲーム課題が達成される毎に、当該達成ユーザが編成していた前記オブジェクト群を実績情報として順次蓄積して記憶する記憶部、
前記ゲーム課題を達成していない未達成ユーザが前記ゲーム課題に対して編成し得るオブジェクト群を抽出する抽出部、
前記抽出部により抽出されたオブジェクト群と同一又は構成が類似するオブジェクト群を、前記実績情報から検索する検索部、
前記検索部により検索されたオブジェクト群を、前記未達成ユーザに提示する提示部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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