JP2019105161A - 日射遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドボックスから遮蔽材を吊下支持する日射遮蔽装置を提供する。【解決手段】本発明の日射遮蔽装置は、遮蔽材の下部にレールを有し、レールは、レール本体(中間レール本体12)と、カバー(前カバー13)とが嵌合され、カバー(前カバー13)には所定荷重以上の張力により分離する連結部材(セーフティジョイント)30を介して無端状に操作コード9の端部が取着され、所定荷重以上の張力により連結部材30が分離すると当該操作コードが非無端状になるよう構成され、カバーとレール本体との嵌合力は、カバーのレール本体からの嵌合の分離に先立って連結部材30の連結が解除され分離するように構成されている。【選択図】図11

Description

本発明は、日射遮蔽装置における中間レール及びヘッドボックスに関する。
ボールチェーン等の操作コードを操作して遮蔽材を昇降操作する日射遮蔽装置には、横型ブラインドや、スクリーンを昇降するロールブラインド、カーテン生地を昇降する、たくし上げカーテンやプリーツスクリーン等がある。
例えばプリーツスクリーンは、上下方向にジクザグ状に折り曲げ可能としたスクリーンをヘッドボックスから吊下支持し、そのスクリーンを操作装置により昇降して採光量を適宜に調節するものである。
そして、スクリーンの下端に取着されるボトムレールの重心を当該プリーツスクリーンの後端側に位置させた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、ボトムレールの傾動を防止可能とするプリーツスクリーンを構成することができる。
一方、このようなプリーツスクリーンの一種類として、スクリーンを異なる生地の上部スクリーンと下部スクリーンとで構成し、上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を中間レールに取着し、中間レールとボトムレールをそれぞれ独立した昇降コードで吊下支持したものがある。
このようなプリーツスクリーンでは、中間レールとボトムレールとをそれぞれ別個に昇降可能である。そして、中間レールを上限まで引き上げ、ボトムレールを下限まで下降させると、例えば遮光性の高い下部スクリーンで外光を遮断することができる。中間レール及びボトムレールを下限まで下降させると、例えば透光性のある上部スクリーンで外光を一部採り入れ可能とすることができる。
また、ボトムレールを下限まで下降させ、中間レールを中間位置まで引き上げれば、窓の上部のみから外光を一部採り入れることもできる。また、中間レール及びボトムレールを上限まで引き上げると、開放状態となって外光を採り入れることができる。
尚、一般に、プリーツスクリーンにおける中間レール本体やヘッドボックス本体、或いはボトムレール本体は、その強度を維持するためにアルミニウム材等の金属材料で形成される。そして、金属材料で形成されるヘッドボックス本体に対して、樹脂材料の上カバーが取着されることもよくある。
特許第4897552号明細書
特許文献1に開示されるように、ボトムレールの重心を当該プリーツスクリーンの後端側に位置させることで、ボトムレールの傾動を防止可能とし、美観を向上させることができる。
同様に、上部スクリーンの下端縁と下部スクリーンの上端縁を中間レールに取着し、中間レールとボトムレールをそれぞれ独立した昇降コードで吊下支持したプリーツスクリーンにおいても、当該中間レールの傾動を防止可能とするために、中間レールの重心を当該プリーツスクリーンの後端側に位置させることが有効となる。
一方で、中間レールの重心を当該プリーツスクリーンの後端側に位置させると、上部スクリーン及び下部スクリーンの畳み込み時に、中間レールの部分だけ凹んだように観えるため美観を損なうおそれがある。
そこで、中間レール全体の重心を当該プリーツスクリーンの後端側に位置させるとともに、上部スクリーン及び下部スクリーンの畳み込み時においても美観を向上させる技法が望まれる。
また、前述したように、プリーツスクリーンにおける中間レール本体やヘッドボックス本体、或いはボトムレール本体は、その強度を維持するためにアルミニウム材等の金属材料で形成される。特に、中間レールやボトムレールについては下降の際に必要な重量を確保する目的も意図されている。そして、アルミニウム材等の金属材料で形成されたヘッドボックス本体に対して樹脂材料の上カバーが取着されることがあるが、形状に関する経年変化に強いヘッドボックス本体に対して、形状に関する経年変化に弱い樹脂材料の上カバーを取着することになるため、従来から実施されている技法では、上カバーについて取り換え容易な形態とすることが要求されている。このため、利用者にとって管理負担が増大し、好ましくない。
また、中間レール本体に操作コードの端部を取着する形態において、折り返された操作コードに異物が挟まるときの安全性を考慮した技法が望まれる。
本発明の目的は、上述の問題に鑑みて、ヘッドボックスから遮蔽材を吊下支持する日射遮蔽装置を提供することにある。
本発明の日射遮蔽装置は、ヘッドボックスから遮蔽材を吊下支持する日射遮蔽装置であって、前記遮蔽材の下部にレールを有し、前記レールは、レール本体と、カバーとが嵌合され、前記カバーには所定荷重以上の張力により分離する連結部材を介して無端状に操作コードの端部が取着され、所定荷重以上の張力により連結部材が分離すると当該操作コードが非無端状になるよう構成され、前記カバーと前記レール本体との嵌合力は、前記カバーの前記レール本体からの嵌合の分離に先立って前記連結部材の連結が解除され分離するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、中間レールを利用する日射遮蔽装置において、中間レール本体に操作コードの端部を取着する形態において、折り返された操作コードに異物が挟まるときの安全性を考慮したものとすることができる。
本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における概略構成を示す正面図である。 本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における全閉状態時の概略構成を示す側面図である。 本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における全開状態時の概略構成を示す側面図である。 本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における中間レールの分解斜視図である。 (a),(b)は本発明による本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における中間レール本体の一例を示す平面図である。 (a),(b),(c),(d)は本発明による本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における中間レール本体の一例を示す正面図である。 本発明による一実施形態の日射遮蔽装置におけるヘッドボックスの分解斜視図である。 (a),(b)は本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における中間レールの別例を示す分解斜視図である。 本発明による別の実施形態の日射遮蔽装置における全閉状態時の概略構成を示す側面図である。 本発明による別の実施形態の日射遮蔽装置における中間レールの分解斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ本発明による別の実施形態の日射遮蔽装置の概略構成を示す側面図と、連結部材(セーフティジョイント)の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置を説明する。尚、本願明細書中、図1に示す日射遮蔽装置(プリーツスクリーン)の正面図に対して、図示上方及び図示下方を遮蔽材(本例では、スクリーン)の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をプリーツスクリーンの左側、及び、図示右方向をプリーツスクリーンの右側と定義して説明する。図1の正面図を視認する側を前側とし、日射遮蔽装置(プリーツスクリーン)の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
(日射遮蔽装置の全体構成)
図1は、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置の概略構成を示す正面図である。図2は、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における全閉状態時の概略構成を示す側面図である。
図1及び図2に示すプリーツスクリーンは、上下方向にジクザグ状に折り曲げ可能としたスクリーンをヘッドボックス1から吊下支持し、そのスクリーンを操作装置3により昇降して採光量を適宜に調節するものである。ヘッドボックス1は、取付ブラケット2を介して取付面に固定される。本発明に係るヘッドボックス1の詳細は、後述する。
本例のプリーツスクリーンでは、スクリーンを異なる生地の上部スクリーン11Uと下部スクリーン11Lとで構成し、上部スクリーン11Uの下端縁と下部スクリーン11Lの上端縁を中間レール7に取着し、中間レール7とボトムレール8をそれぞれ独立した昇降コード15,16で吊下支持している。本発明に係る中間レール7の詳細は、後述する。
スクリーン11U,11Lの各々は、折り目11aを設けた生地の上下両端縁に接合片11bをそれぞれ設け、その接合片11bを他の生地の接合片11bに溶着等の手段により接合して形成されている。
そして、スクリーン11Uの当該接合片に対しては、ヘッドボックス1から垂下される昇降コード15,16が挿通され、昇降コード15の下端は中間レール7に取着される。スクリーン11Lの当該接合片に対しては、昇降コード16が挿通され、昇降コード16の下端はボトムレール8に取着される。
したがって、ボトムレール8を昇降することによりスクリーン11U,11Lを下方へ引き延ばし、或いはスクリーン11U,11Lを上方へ畳み込み可能である。
そして、操作コード9は、例えば無端状のボールチェーンで構成され、操作装置3内にて回転可能に収容されるプーリー10に巻き掛けられる。プーリー10の外周面には、操作コード9のボールチェーンのボール部が嵌まり込む複数の凹部が形成されている。
そして、プーリー10には、複数のギヤからなる伝達ギヤがヘッドボックス1内で連結され、この伝達ギヤが各伝達クラッチに連結されている(図示せず)。したがって、この伝達ギヤによってプーリー10の回転が各伝達クラッチを介して回転駆動軸に伝達されるようになっている。
巻取軸5は、上部スクリーン11U,11Lの各々に対して個別に設けられ、ヘッドボックス1内で並列に配置されている。また、上部スクリーン11U,11Lの各々の巻取軸5も2軸で構成されている。そして、上部スクリーン11Uの回転駆動軸の回転によって、ヘッドボックス1内で回転可能に支持された巻取軸5が回転し、巻取軸5の回転による昇降コード15の巻取り及び巻戻しによって上部スクリーン11Uが昇降される。同様に、下部スクリーン11L用の回転駆動軸の回転によって、ヘッドボックス1内で回転可能に支持された巻取軸5が回転し、巻取軸5の回転による昇降コード16の巻取り及び巻戻しによってスクリーン11Lが昇降される。
左右に配置される各巻取軸5の間には、それぞれ回転駆動軸の回転を制御するストッパー装置4が配置され、ストッパー装置4は、ボトムレール8の引き上げ操作の後に操作コード9を手放したとき、中間レール7やボトムレール8の自重降下を防止するよう機能する。
また、ストッパー装置4の側方において、上部スクリーン11U及び下部スクリーン11L用のそれぞれの回転駆動軸が、それぞれのガバナー装置6に挿通されている。ガバナー装置6は、回転駆動軸の回転速度を所定値以下に抑制して、中間レール7やボトムレール8の自重降下時の下降速度を所定速度以下に抑制する機能を有する。
このようなプリーツスクリーンでは、中間レール7とボトムレール8とをそれぞれ別個に昇降可能である。そして、中間レール7を上限まで引き上げ、ボトムレール8を下限まで下降させると、例えば遮光性の高い下部スクリーン11Lで外光を遮断することができる。中間レール7及びボトムレール8を下限まで下降させると、例えば透光性のある上部スクリーン11Uで外光を一部採り入れ可能とすることができる。
ボトムレール8を下限まで下降させ、中間レール7を中間位置まで引き上げれば、窓の上部のみから外光を一部採り入れることもできる。また、中間レール7及びボトムレール8を上限まで引き上げると、開放状態となって外光を採り入れることができる。
尚、昇降コード15,16の後方、即ち室外側において、ヘッドボックス1からピッチ保持コード17が垂下され、中間レール7に取着される。このピッチ保持コード17に等間隔に多数設けられた環状の支持コード17aには、昇降コード15,16が挿通されている。そして、中間レール7を下降させて上部スクリーン11Uを引き伸ばすとき、上部スクリーン11Uの当該接合片が支持コードに支持されて、上部スクリーン11Uの折り目がほぼ等間隔に保持されるようになっている。
図2に示すように、昇降コード15の吊下位置とは異なる位置でヘッドボックス1から昇降コード16が吊下支持され、この昇降コード16は上部スクリーン11Uの当該接合片11bに設けられた挿通孔に挿通され、中間レール7に挿通され、且つ下部スクリーン11Lの当該接合片11bに設けられた挿通孔に挿通される。そして、昇降コード16の下端にボトムレール8が吊下支持されている。
また、昇降コード16の後方、即ち室外側において、中間レール7から垂下されるピッチ保持コード17が、ボトムレール8に取着されている。このピッチ保持コード17に等間隔に多数設けられた環状の支持コード17bには、昇降コード16が挿通されている。そして、ボトムレール8を下降させて下部スクリーン11Lを引き伸ばすとき、この接合片が支持コードに支持されて、下部スクリーン11Lの折り目がほぼ等間隔に保持されるようになっている。
(中間レールの構成)
次に、図3及び図4を参照しながら、本発明に係る一実施例の中間レール7の詳細を説明する。図3は、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における全開状態時の概略構成を示す側面図である。図4は、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置における中間レール7の分解斜視図である。
まず、図4を参照するに、本実施例の中間レール7は、中間レール本体12及び前カバー13を備える。そして、中間レール本体12は、アルミニウム等の金属材料で形成され、前カバー13はPVC,POM,PC,ABS等の樹脂材料で形成される。ここで、中間レール本体12は、押出し成形でその用途に適した形状に成形することができ、中間レール本体12は、成形型を利用してその用途に適した形状に成形することができる。
中間レール本体12は、上部スクリーン11U及び下部スクリーン11Lの左右幅方向全長に亘って長尺な形状で構成され、その上面には保持孔123が形成されている。保持孔123は、昇降コード15の下端を取着するとともに昇降コード16を挿通するための保持部材(図示せず)を中間レール本体12の内部に係着可能とするためであり、昇降コード15,16の設置数に応じて設けられている。
そして、中間レール7は、中間レール本体12の前方(室内側)から左右幅方向全長に亘って略直方体状の前カバー13が嵌着されることで構成される。本例では、前カバー13の室外側側面には、弾性変形可能に鏃状の先端部を有する二股状の嵌合用突起部131が設けられ、中間レール本体部12の室内側側面には、その二股状の嵌合用突起部131と嵌合する嵌合用受部121が形成されている。そして、前カバー13を中間レール本体部12に嵌着した状態では、図3に示すように、当該前カバー13の位置が上部スクリーン11U及び下部スクリーン11Lを構成する生地の積層状態で該生地の前縁と連なる前壁となるよう構成されており、美観を向上させることができる。尚、このような嵌着を実現する形態は、上述した二股状の嵌合用突起部131、並びにこの嵌合用突起部131と嵌合する嵌合用受部121の形態に限定されず、他の形態でもよい。
ここで、一般に、金属材料は樹脂材料に対して比重が重く強度も高いことから、中間レール7としての機能を満足する中間レール本体12を金属材料で形成し、中間レール本体12に取着する前カバー13を樹脂材料で形成することで、中間レール7全体に係る重心が中間レール本体12の配置で主に定まるようになる 。これにより、図2及び図3に示すように、中間レール本体12を当該日射遮蔽装置の後端側に位置させることで、中間レール7全体の重心を当該日射遮蔽装置の後端側に位置させることができ、上記の美観の向上を維持しつつ中間レール7全体の傾動を抑制することができる。
一方で、金属材料は形状に関する経年変化に強いが、これに比して樹脂材料は形状に関する経年変化に弱い。このため、前カバー13の二股状の嵌合用突起部131と、中間レール本体部12の嵌合用受部121とを嵌合させて取着させたのみでは、樹脂材料の前カバー13が、その経年変化によって左右幅方向に伸縮(特に、収縮)してしまい、美観を損ないうる。
そこで、本実施例の中間レール7では、中間レール本体12における前カバー13と当接する当接面にて、その左右幅方向の両端部近傍(例えば、中間レール7の端部から、その左右方向幅長の1/5以下となる位置)にそれぞれ上下二箇所ずつ、切り曲げ加工によって突出させた係合用突起部122R,122Lを形成させ、前カバー13には、係合用突起部122R,122Lと対応する位置で、その左右幅方向の両端部近傍にそれぞれ上下二箇所ずつ、穴加工で係合用受部132R,132Lを形成させている。従って、前カバー13が収縮しない方向に、係合用受部132R,132Lを係合用突起部122R,122Lで係止させることができる。
このように、前カバー13の二股状の嵌合用突起部131と、中間レール本体部12の嵌合用受部121とを嵌合させて取着させた状態で、係合用突起部122R,122Lと係合用受部132R,132Lとが係合するよう構成することで、前カバー13の経年変化に起因して伸縮(特に、収縮)する形状変化を抑制できるようになっている。
尚、本例では、図5(a)に示すように、中間レール本体12における係合用突起部122R,122Lを切り曲げ加工によって突出させて形成する例を代表して説明しているが、図5(b)に示すような、例えば凸状に突出させて形成してもよい。
また、本例では、係合用突起部122R,122Lと係合する係合用受部132R,132Lを、それぞれ左右幅方向の両端部近傍にて上下二箇所ずつ設ける例を説明したが、それ以上の数で構成してもよいし、左右幅方向の長さ等、その用途に応じた箇所及び個数で設けるようにする。例えば、係合用受部132R,132Lについて、それぞれ上下二箇所ずつ設ける構成(図6(a)参照)とする以外に、それぞれ上側又は下側の一箇所ずつ設ける構成(図6(b),(c)参照)や、左右幅方向の中央部近傍にも一箇所以上設ける構成(図6(d)に例示する係合用受部132M)とするなど、様々な形態とすることができる。ただし、前カバー13の経年変化に起因して伸縮(特に、収縮)する形状変化を抑制するためには、係合用突起部122R,122L及び係合用受部132R,132Lを、それぞれ左右幅方向の両端部近傍にて一箇所以上を設けるように構成するのが好適である。
これにより、中間レール7を利用する日射遮蔽装置において、中間レール7の重心を当該日射遮蔽装置の後端側に位置させるとともに、上部スクリーン11U及び下部スクリーン11Lの畳み込み時における美観を向上させることができる。好適には、中間レール本体12を金属材料とし樹脂材料の前カバー13の伸縮(特に、収縮)を抑制するよう係止して取着するよう中間レール7を構成することで、形状に関する経年変化に強い日射遮蔽装置を構成することができる。
(ヘッドボックスの構成)
次に、図2及び図3に示すヘッドボックス1について、図7を参照して説明する。図7は、本発明による一実施形態の日射遮蔽装置におけるヘッドボックス1の分解斜視図である。本例のヘッドボックス1の本体部1aは上側開口の形態で構成され、その開口部分には、上カバー14が取着可能となっている。この上カバー14がヘッドボックス1に取着されることで、防塵効果・防音効果を得ることができる。
ヘッドボックス1の本体部1aは、アルミニウム等の金属材料で形成され、上カバー14が樹脂材料で形成されている。そして、ヘッドボックス1の本体部1a及び上カバー14は、上部スクリーン11U及び下部スクリーン11Lの左右幅方向全長に亘って長尺な形状で構成される。このため、前述と同様に、上カバー14の経年変化に起因して伸縮(特に、収縮)する形状変化が懸念される。
そこで、図7に示すように、ヘッドボックス1の本体部1aにおける上カバー14の挿通路上にて、前述した係合用突起部122R,122Lと同様の係合用突起部101R,101Lを設け、これら係合用突起部101R,101Lと係合するよう、前述した係合用受部132R,132Lと同様の係合用受部141R,141Lを、上カバー14に設けるようにする。
このようにヘッドボックス1の本体部1aを金属材料とし樹脂材料の上カバー14の伸縮(特に、収縮)を抑制するよう係止して取着するようヘッドボックス1を構成することで、形状に関する経年変化に強い日射遮蔽装置を構成することができる。
尚、ヘッドボックス1についても、前述した図5及び図6に例示したように様々な形態とすることができるが、係合用突起部101R,101L及び係合用受部141R,141Lを、それぞれ左右幅方向の両端部近傍にて一箇所以上を設けるように構成するのが好適である。
また、図示しないが、ボトムレールについても、前述した図4乃至図6に例示した中間レール7と同様に、前カバーを有する全体として略直方体状の形態とすることができる。 或いはまた、ボトムレールについて、防塵効果としてその開口部を塞ぐようカバーを用いることがある(例えば、実開昭61−192096号公報)。このようなボトムレールについて、金属材料で形成されるボトムレール本体と、樹脂材料で形成されるカバーとを有するよう構成したとき、前述した中間レール7の例と同様に、このボトムレール本体が、当該カバーと当接する当接面に係合用突起部(前述した係合用突起部101R,101Lに対応する)を有し、当該カバーが、この係合用突起部と係合する係合用受部(前述した係合用受部141R,141Lに対応する)を有するよう構成することができる。
以上、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、前述した例では、中間レール本体12に係合用突起部122R,122Lを設け、前カバー13の係合用受部132R,132Lと係合させる例を説明したが、中間レール本体12及び前カバー13の左右幅方向の両端部から前カバー13の係合用受部132R,132Lを係合させる態様とすることができる。
例えば、図8(a)は、中間レール本体12及び前カバー13の左右幅方向の各端部を係止するキャップ18を利用する例である。通常、キャップ18は、中間レール本体12及び前カバー13の各々を係止可能とする係止部181,182が設けられているが、これに加えて、弾性変形可能に鏃状の先端部を有する二股状の係合用突起部183を設け、これにより前カバー13の係合用受部132R,132Lを係合させるよう構成することができる。
或いは、図8(b)に示すように、キャップ18と中間レール本体12及び前カバー13との間に、弾性変形可能に鏃状の先端部を有する二股状の係合用突起部193と、係止部191とを有する係止部材19を設け、係合用突起部193により前カバー13の係合用受部132R,132Lを係合させ、係止部191により中間レール本体12を係止するよう構成することができる。また、キャップ18には、係止部材19の基台部19aを収容可能な溝部185を設けておくことで、キャップ18により、係止部材19を収容する態様で、中間レール本体12及び前カバー13の左右幅方向の各端部を係止するよう構成することができる。図8に示すような変形例は、ヘッドボックス1についても適用可能である。
ただし、通常、図示するようなキャップ18及び係止部材19は、樹脂材料による成形が想定されるため、このような樹脂材料の係合用突起部とするよりも、前述した図4及び図7で例示するように金属材料の中間レール本体12及びヘッドボックス1の本体部1aに係合用突起部を設けた形態とする方が、形状に関する経年変化により強い日射遮蔽装置を構成することができる。また、金属材料の中間レール本体12及びヘッドボックス1の本体部1aに係合用突起部を設けた形態とすることで、キャップ18が簡易な形状でも、
左右幅方向の位置決めが可能となり、中間レール本体12及びヘッドボックス1の本体部1aに取着される各カバーの形態が恒久的に安定化するとともに、全体的に低コスト化を図ることができる。
また、本発明は前述の実施形態の例に限定されず、例えば、日射遮蔽装置の一種類には、図9に示すように、昇降コード15,16の各上端がそれぞれヘッドボックス1内で案内され、コードイコライザ9aを介して操作コード9に接続して、結び玉により中間レール7に取着する態様もある。この場合、図10に示すように、前カバー13の前面上に、当該操作コード9の他端を挿通するための挿通孔133を設けるようにすればよい。
また、中間レール本体12と嵌合する前カバー13の前面に操作コード9の端部を取着する形態(図9参照)において、図11(a)に示すように、連結部材(以下、「セーフティジョイント」と称する。)30を操作コード9に設けるのが好適である。より具体的には、セーフティジョイント30は、例えば図11(b)に示すように嵌脱可能なオス部材30aとメス部材30bとで構成される。オス部材30aは、前カバー13に一端を取着して垂下する操作コード9の他端にて結び玉9cにより係止され、メス部材30bは、コードイコライザ9aに一端を取着して垂下し折り返された操作コード9の他端にて結び玉9dにより係止されている。そして、オス部材30aは突出軸部31aを備え、突出軸部31aがメス部材30bに設けられた受孔31bに挿入され、突出軸部31aに設けられた周突起により嵌合可能となっており、所定以上の引っ張り荷重を受けると受孔31bが弾性的に押し広げられ分離可能となっている。
即ち、セーフティジョイント30を設けていない図9に示す形態にて、折り返された操作コード9に異物Obが挟まると、荷重Fが異物Obに働き安全性の観点から好ましくない。このとき、仮に荷重Fにより前カバー13と中間レール本体12との嵌合(図示A)が外れてその安全性が確保されたとしても、長尺な前カバー13を中間レール本体12に再度嵌合させて復帰させるのは利用者にとって容易ではない。
そこで、折り返された操作コード9に異物Obが挟まり荷重Fが働く場合、セーフティジョイント30が前カバー13と中間レール本体12との嵌合(図示A)の分離に先立ってオス部材30aとメス部材30bが分離する連結力となるよう構成されていることにより、安全性を確保するとともに、前カバー13が中間レール本体12から外れることを防止することができる。なお、この嵌合力は、例えば図8に示すような前カバー13と中間レール本体12とを保持可能なキャップ18を利用する際は、キャップ18による保持力を含む。これにより、前カバー13と中間レール本体12との嵌合(図示A)が外れるより先にセーフティジョイント30の連結を分離させることができる。そして、セーフティジョイント30は、利用者にとって再度連結させるのが容易な構造となっていることから、利用者にとって復帰に係る負担を軽減させることができる。
尚、所定のカバーをボトムレール8に備え、ボトムレール8に設けた当該カバーに連結された操作コード9にセーフティジョイント30を設けて、このカバーとボトムレール8との嵌合の分離に先立ってセーフティジョイント30のオス部材30aとメス部材30bとが分離する連結力となるよう構成してもよい。
したがって、遮蔽材の下部にレールを有する形態で、このレールをレール本体とカバーとを嵌合して形成するときには、このカバーとレール本体との嵌合力は、このカバーとレール本体との嵌合の分離に先立って当該連結部材の連結が解除され分離するように構成するのが好適である。このように構成することで、このカバーには所定荷重以上の張力により分離する連結部材(即ち、セーフティジョイント30)を介して無端状に操作コード9の端部が取着されることになり、その一方で、所定荷重以上の張力により当該連結部材が分離すると操作コード9が非無端状になる。
また、前述した例では、中間レール7に関して、中間レール本体12に取着するカバーを前カバー13として例示したが、中間レール本体12の前後上下面を問わずカバーを取着する中間レール7に対して、本発明に係る係合用突起部101R,101L及び係合用受部141R,141L等の技法を適用することができる。
同様に、ヘッドボックス1に関して、ヘッドボックスの本体部1aに取着するカバーを上カバー14として例示したが、ヘッドボックス1の本体部1aの前後上下面を問わずカバーを取着するヘッドボックス1に対して、本発明に係る係合用突起部101R,101L及び係合用受部141R,141L等の技法を適用することができる。
同様に、ボトムレール本体の前後上下面を問わずカバーを取着するボトムレール(図示せず)に対して、本発明に係る係合用突起部101R,101L及び係合用受部141R,141L等の技法を適用することができる。
また、前述した実施形態の説明では、樹脂材料として特定の例を挙げて説明したが、本発明に係る「樹脂材料」は、木材、単一樹脂、合成樹脂、又は、これらの複合材を含むものを云う。
また、本発明に係る「カバー」は、ヘッドボックス1の本体部1aや、中間レール本体12又はボトムレール本体のそれぞれに対して、その長手方向(左右方向)に略同一長の長さで構成されるものを云う。
本発明によれば、中間レールやヘッドボックスに関して、形状に関する経年変化に強い日射遮蔽装置を構成することができるので、中間レールやヘッドボックスを要する日射遮蔽装置の用途に有用である。
1 ヘッドボックス
1a ヘッドボックスの本体部
7 中間レール
12 中間レール本体
13 中間レール用の前カバー
14 ヘッドボックス用の上カバー
18 キャップ
19 中間レール用の係止部材
101R,101L ヘッドボックスの本体部における係合用突起部
122R,122L 中間レール本体における係合用突起部
132R,132L 中間レール用の前カバーにおける係合用受部
141R,141L ヘッドボックス用の上カバーにおける係合用受部
131 中間レール用の前カバーにおける嵌合用突起部
121 中間レール本体における嵌合用受部

Claims (1)

  1. ヘッドボックスから遮蔽材を吊下支持する日射遮蔽装置であって、
    前記遮蔽材の下部にレールを有し、
    前記レールは、レール本体と、カバーとが嵌合され、
    前記カバーには所定荷重以上の張力により分離する連結部材を介して無端状に操作コードの端部が取着され、所定荷重以上の張力により連結部材が分離すると当該操作コードが非無端状になるよう構成され、前記カバーと前記レール本体との嵌合力は、前記カバーの前記レール本体からの嵌合の分離に先立って前記連結部材の連結が解除され分離するように構成されていることを特徴とする日射遮蔽装置。
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