JP2019102738A - 電子部品の放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱シートに生じる応力を抑制しつつ、放熱性を向上させることのできる電子部品の放熱構造を提供する。【解決手段】PLC10は、互いに高さの異なる電子部品21(23),22を含む複数の電子部品21,22,23が所定面20aに実装された基板20と、各電子部品に対向する平面状の頂面31a,32a,33aを有し且つ対向する各電子部品21,22,23の高さが低いほど大きく突出した各突出部31,32,33を備える筐体30と、各電子部品と各突出部との間に挟み込まれ、各電子部品に当接し、基板における各電子部品の間部分20c,20dに対して隙間を形成し、各突出部及び筐体における各突出部の間部分に当接した伝熱シート40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基板に実装された電子部品の熱を筐体へ放出させる放熱構造に関する。
従来、電子部品を実装した基板を収納するケースの平面部において電子部品間に溝を形成し、電子部品と平面部との間に伝熱シートを挟み込んだ放熱構造がある(特許文献1参照)。特許文献1に記載の放熱構造では、伝熱シートの一部を、ケースに接触させずに溝の内側の空間に入り込む緩み形状部としている。そして、この緩み形状部により伝熱シートに加わる応力を吸収して、電子部品が伝熱シートから受ける反力を小さくしている。
特許第5640616号公報
ところで、特許文献1に記載の放熱構造では、ケースに接触させずに溝の内側の空間に入り込む緩み形状部を伝熱シートに形成しているため、電子部品が伝熱シートから受ける反力は小さくなるものの、放熱性が低下することとなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、伝熱シートに生じる応力を抑制しつつ、放熱性を向上させることのできる電子部品の放熱構造を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、電子部品の放熱構造であって、
互いに高さの異なる電子部品を含む複数の電子部品が所定面に実装された基板と、
各電子部品に対向する平面状の頂面を有し且つ対向する前記各電子部品の高さが低いほど大きく突出した各突出部を備える筐体と、
前記各電子部品と前記各突出部との間に挟み込まれ、前記各電子部品に当接し、前記基板における前記各電子部品の間部分に対して隙間を形成し、前記各突出部及び前記筐体における前記各突出部の間部分に当接した伝熱シートと、
を備える。
上記構成によれば、基板の所定面には、互いに高さの異なる電子部品を含む複数の電子部品が実装されている。筐体は、各突出部を備えている。各突出部は、各電子部品に対向する平面状の頂面を有し、且つ対向する各電子部品の高さが低いほど大きく突出している。このため、高さの低い電子部品であっても、対向する突出部までの距離が長くなることを抑制することができる。そして、各電子部品と各突出部との間に、伝熱シートが挟み込まれている。伝熱シートは各電子部品に当接しているため、各電子部品から伝熱シートに熱が伝達され、伝熱シートから各突出部へと効率的に熱を伝達することができる。
ここで、伝熱シートは、基板における各電子部品の間部分に対して隙間を形成している。このため、伝熱シートにおいて各電子部品により押されて寄せられた部分を、各電子部品の間の空間に逃がすことができる。したがって、伝熱シートに生じる応力を抑制することができる。また、伝熱シートは、各突出部、及び筐体における各突出部の間部分に当接している。このため、伝熱シートから、各突出部だけでなく筐体における各突出部の間部分へも効率的に熱を伝達することができる。したがって、伝熱シートから筐体への熱伝達効率を向上させることができ、放熱性を向上させることができる。
第2の手段では、前記複数の電子部品は、第1電子部品と、前記第1電子部品の高さよりも高さの高い第2電子部品とを含み、前記所定面に平行な方向において、前記第1電子部品に対向する前記突出部である第1突出部の頂面と前記第2電子部品との距離は、前記第2電子部品に対向する前記突出部である第2突出部の頂面と前記第1電子部品との距離よりも短い。
上記構成によれば、複数の電子部品は、第1電子部品と第2電子部品とを含んでいる。第2電子部品の高さは、第1電子部品の高さよりも高くなっている。このため、第1電子部品に対向する突出部である第1突出部は、第2電子部品に対向する突出部である第2突出部よりも大きく突出している。そして、基板の所定面に平行な方向において、第1突出部の頂面と第2電子部品との距離は、第2突出部の頂面と第1電子部品との距離よりも短くなっている。このため、第1電子部品と第2電子部品との間において、より大きく突出した第1突出部の占める割合を、第2突出部の占める割合よりも大きくすることができる。したがって、伝熱シートから筐体への熱伝達効率をさらに向上させることができる。
第3の手段では、前記筐体には、前記第1突出部の前記頂面と前記第2突出部の前記頂面との間に、前記第2電子部品に対する最短距離が、前記第2電子部品と前記第2突出部の前記頂面との最短距離よりも短い斜面が形成されている。
上記構成によれば、筐体には、第1突出部の頂面と第2突出部の頂面との間に、斜面が形成されている。第2電子部品と斜面との最短距離が、第2電子部品と第2突出部の頂面との最短距離よりも短くされている。このため、第2電子部品から伝熱シートを介して斜面へ効率的に熱を伝達することができ、放熱性をさらに向上させることができる。
第4の手段では、前記伝熱シートは、前記各電子部品と前記各突出部との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されている。このため、厚みが均一の一般的な伝熱シートを用いた放熱構造において、伝熱シートに生じる応力を抑制しつつ、放熱性を向上させることができる。
第5の手段では、対向する前記各電子部品と前記各突出部の頂面との距離は、互いに等しくなっている。このため、複数の電子部品において、放熱性の低い電子部品が生じることを抑制することができる。
第1実施形態の放熱構造の断面図。 第1比較例の放熱構造の断面図。 第2比較例の放熱構造の断面図。 第2実施形態の放熱構造の断面図。 第3実施形態の放熱構造の断面図。 第4実施形態の放熱構造の断面図。
(第1実施形態)
以下、PLC(programmable logic controller)に具現化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態のPLCは、例えば工場等において複数のロボットを有するロボットシステムを制御する制御装置として用いられる。
図1に示すように、PLC10は、基板20、筐体30、伝熱シート40等を備えている。なお、基板20、筐体30、及び伝熱シート40により、電子部品21,22,23の放熱構造が形成されている。
基板20は、硝子エポキシ等の絶縁材料により、板状に形成されている。基板20の第1面20a及び第2面20bには、銅箔により配線パターン(図示略)が形成されている。第1面20a(所定面)には、電子部品21,22,23が実装されている。具体的には、第1面20aの配線パターンに、電子部品21,22,23が半田付けにより接合されている。電子部品21,22,23は、CPUを構成するICや、FET等、動作時に発熱する部品である。電子部品21の高さh1は、電子部品22の高さh2よりも低く、電子部品23の高さh3と等しくなっている。すなわち、電子部品21,22,23には、互いに高さh1(h3),h2の異なる電子部品21(23),22が含まれている。なお、基板20には、電子部品21,22,23以外にも、他の電子部品や、抵抗、コンデンサ、スイッチ等の素子が実装されている。電子部品や素子が、基板20の第2面20bにも実装されていてもよい。
筐体30は、金属等、熱伝導性の高い材料により、中空の直方体状(箱型)に形成されている。筐体30の底部30aには、突出部31,32,33が形成されている。突出部31,32,33は、それぞれ平面状の頂面31a,32a,33aを有している。頂面31a,32a,33aは平面に形成されている。頂面31a,32a,33aは、それぞれ電子部品21,22,23に対向している。すなわち、突出部31,32,33は、筐体30において、基板20に実装された電子部品21,22,23の位置に対応する位置に形成されている。頂面31a,32a,33aの形状は、対向する電子部品21,22,23の形状に対応して形成されている。頂面31a,32a,33aの面積は、電子部品21,22,23の対向部の面積よりも大きくなっている。突出部31の突出量t1は、突出部32の突出量t2よりも大きく、突出部33の突出量t3と等しくなっている。すなわち、突出部31,32,33は、それぞれ対向する電子部品21,22,23の高さh1,h2,h3が低いほど大きく突出している。
電子部品21と突出部31の頂面31aとの距離x1と、電子部品22と突出部32の頂面32aとの距離x2と、電子部品23と突出部33の頂面33aとの距離x3とは、等しくなっている(x1=x2=x3)。すなわち、それぞれ対向する電子部品21,22,23と突出部31,32,33の頂面31a,32a,33aとの距離x1,x2,x3は、互いに等しくなっている。
伝熱シート40は、シリコンゴム等、熱伝導性が高く、弾力性がある材料により、シート状に形成されている。伝熱シート40の熱伝導率は、筐体30の熱伝導率よりも小さい。伝熱シート40は、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されている。伝熱シート40は、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に挟み込まれている。そして、電子部品21,22,23及び突出部31,32,33により伝熱シート40が所定量圧縮された状態で、基板20が筐体30に固定されている。
ここで、伝熱シート40は、電子部品21,22,23に当接している。そして、伝熱シート40は、基板20における電子部品21,22,23の間部分20c,20dに対して、隙間を形成している。一方、伝熱シート40は、突出部31,32,33、及び筐体30における突出部31,32,33の間部分(図1では表示されていない)に当接している。図1の断面に限らず、基板20に垂直な他の断面においても、同様の放熱構造が形成されている。
図2は、第1比較例の放熱構造の断面図である。なお、上記第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
同図に示すように、筐体130の底部130aに上記突出部31,32,33が形成されていない場合は、電子部品21,22,23の高さh1,h2,h3に応じて、伝熱シート141,142,143の厚みを変更する必要がある。このため、複数種類の伝熱シート141,142,143を用意する必要があり、部材の種類と数が増えるとともに、組み立て作業が繁雑となる。
図3は、第2比較例の放熱構造の断面図である。なお、上記第1実施形態及び第1比較例と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
同図に示すように、筐体130の底部130aに上記突出部31,32,33が形成されていない場合に、電子部品21,22,23の高さh1,h2,h3の差を伝熱シート240により吸収することもできる。伝熱シート240は、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されている。伝熱シート240の厚みは、第1実施形態の伝熱シート40の厚みよりも大きくなっている。この場合、伝熱シート240において、電子部品21,23と底部130aとの間部分が厚くなる。このため、電子部品21,23から底部130aへの熱伝導性が低下し、放熱性が低下することとなる。
これに対して、上記第1実施形態は、以下の利点を有する。
・突出部31,32,33は、それぞれ電子部品21,22,23に対向する平面状の頂面31a,32a,33aを有し、且つ対向する電子部品21,22,23の高さh1,h2,h3が低いほど大きく突出している。このため、高さh1,h3の低い電子部品21,23であっても、それぞれ対向する突出部31,33までの距離x1,x3が長くなることを抑制することができる。そして、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に、伝熱シート40が挟み込まれている。伝熱シート40は電子部品21,22,23に当接しているため、電子部品21,22,23から伝熱シート40に熱が伝導(伝達)され、伝熱シート40から突出部31,32,33へと効率的に熱を伝達することができる。そして、筐体30から外部へ熱が放出される。
・伝熱シート40は、基板20における電子部品21,22,23の間部分20c,20dに対して隙間を形成している。このため、伝熱シート40において電子部品21,22,23により押されて寄せられた部分を、電子部品21,22,23の間の空間に逃がすことができる。したがって、伝熱シート40に生じる応力を抑制することができる。
・伝熱シート40は、突出部31,32,33、及び筐体30における突出部31,32,33の間部分に当接している。このため、伝熱シート40から、突出部31,32,33だけでなく筐体30における突出部31,32,33の間部分へも効率的に熱を伝達することができる。したがって、伝熱シート40から筐体30への熱伝導効率(熱伝達効率)を向上させることができ、放熱性を向上させることができる。
・伝熱シート40は、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されている。このため、厚みが均一の一般的な伝熱シート40を用いた放熱構造において、伝熱シート40に生じる応力を抑制しつつ、放熱性を向上させることができる。さらに、1枚の伝熱シート40により、放熱構造を形成することができる。
・対向する電子部品21,22,23と突出部31,32,33の頂面31a,32a,33aとの距離x1,x2,x3は、互いに等しくなっている。このため、複数の電子部品21,22,23において、放熱性の低い電子部品が生じることを抑制することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図4に示すように、基板20の第1面20a(所定面)に平行な方向において、電子部品21(第1電子部品)に対向する突出部31(第1突出部)の頂面31aと電子部品22(第2電子部品)との距離y1は、電子部品22に対向する突出部32(第2突出部)の頂面32aと電子部品21との距離y2よりも短くなっている。なお、電子部品22,23と突出部32,33との関係も同様である。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上記構成によれば、第1実施形態と同様の利点の他に、以下の利点を有する。複数の電子部品21,22,23は、電子部品21と電子部品22とを含んでいる。電子部品22の高さh2は、電子部品21の高さh1よりも高くなっている。このため、電子部品21に対向する突出部31は、電子部品22に対向する突出部32よりも大きく突出している。そして、第1面20aに平行な方向において、突出部31の頂面31aと電子部品22との距離y1は、突出部32の頂面32aと電子部品21との距離y2よりも短くなっている。このため、電子部品21と電子部品22との間において、より大きく突出した突出部31の占める割合を、突出部32の占める割合よりも大きくすることができる。したがって、伝熱シート40から筐体30への熱伝達効率をさらに向上させることができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について、上記第1,第2実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第1,第2実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図5に示すように、基板20の第1面20a(所定面)に平行な方向において、電子部品21(第1電子部品)に対向する突出部31(第1突出部)の頂面31aと電子部品22(第2電子部品)との距離y1は、電子部品22に対向する突出部32(第2突出部)の頂面32aと電子部品21との距離y2よりも短くなっている。なお、電子部品22,23と突出部32,33との関係も同様である。
さらに、筐体30には、突出部31の頂面31aと突出部32の頂面32aとの間に、電子部品22に対する最短距離z1が、電子部品22と突出部32の頂面32aとの最短距離z2よりも短い斜面35が形成されている(z1<z2)。斜面35(筐体30における突出部31,32の間部分)は、頂面31aと頂面32aとを接続している。
上記構成によれば、第2実施形態と同様の利点の他に、以下の利点を有する。筐体30には、突出部31の頂面31aと突出部32の頂面32aとの間に、斜面35が形成されている。電子部品22と斜面35との最短距離z1が、電子部品22と突出部32の頂面32aとの最短距離z2よりも短くされている。このため、電子部品22から伝熱シート40を介して斜面35へ効率的に熱を伝達することができ、放熱性をさらに向上させることができる。
なお、第2,第3実施形態に対して、第1面20aに平行な方向において、突出部31の頂面31aと電子部品22との距離y1と、突出部32の頂面32aと電子部品21との距離y2とを、等しくすることもできる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態でも、突出部31の突出量t4は、突出部32の突出量t5よりも大きく、突出部33の突出量t6と等しくなっている。すなわち、突出部31,32,33は、それぞれ対向する電子部品21,22,23の高さが低いほど大きく突出している。
しかしながら、電子部品21と突出部31の頂面31aとの距離x4は、電子部品22と突出部32の頂面32aとの距離x5よりも短く、電子部品23と突出部33の頂面33aとの距離x6と等しくなっている(x4=x6<x5)。
また、伝熱シート40Aは、電子部品21,22,23と突出部31,32,33との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されていない。詳しくは、突出部31の頂面31aに当接する部分の厚みは、突出部32の頂面32aに当接する部分の厚みよりも小さく、突出部33の頂面33aに当接する部分の厚みと等しくなっている。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上記構成によれば、筐体30の底部30aと電子部品22との距離よりも、筐体30の底部30aと電子部品21,23との距離が長い構成において、電子部品21,23の放熱性を向上させることができる。また、伝熱シート40Aにおいて、突出部31,33の頂面31a,33aに当接する部分の厚みは、突出部32の頂面32aに当接する部分の厚みよりも小さくなっている。このため、電子部品21,23及び頂面31a,33aにより、伝熱シート40Aが過度に圧縮されることを抑制することができる。その他は、第1実施形態に準じた利点を有する。
なお、上記各実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。上記各実施形態と同一の部分については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
・伝熱シート40,40Aの材料として、シリコンゴムに限らず、熱伝導性の高いアクリルゴム等を用いることもできる。
・突出部31,32,33の頂面31a,32a,33aの形状は、電子部品21,22,23の対向部に対応した形状に限らず、任意に変更することができる。ただし、電子部品21,22,23における頂面31a,32a,33a側の面全体が、それぞれ頂面31a,32a,33aに対向していることが望ましい。
・基板20の第2面20b(所定面)にも電子部品21,22,23等が実装されている場合は、第2面20b側にも上記各実施形態と同様の放熱構造を形成してもよい。
・PLC10の基板20及び筐体30に限らず、その他のECU(Electronic Control Unit)等の基板及び筐体に、上記各実施形態の電子部品の放熱構造を適用することもできる。
20…基板、20a…第1面、20c…間部分、20d…間部分、21…電子部品、22…電子部品、23…電子部品、30…筐体、30a…底部、31…突出部、31a…頂面、32…突出部、32a…頂面、33…突出部、33a…頂面、35…斜面、40…伝熱シート、40A…伝熱シート。

Claims (5)

  1. 互いに高さの異なる電子部品を含む複数の電子部品が所定面に実装された基板と、
    各電子部品に対向する平面状の頂面を有し且つ対向する前記各電子部品の高さが低いほど大きく突出した各突出部を備える筐体と、
    前記各電子部品と前記各突出部との間に挟み込まれ、前記各電子部品に当接し、前記基板における前記各電子部品の間部分に対して隙間を形成し、前記各突出部及び前記筐体における前記各突出部の間部分に当接した伝熱シートと、
    を備える電子部品の放熱構造。
  2. 前記複数の電子部品は、第1電子部品と、前記第1電子部品の高さよりも高さの高い第2電子部品とを含み、
    前記所定面に平行な方向において、前記第1電子部品に対向する前記突出部である第1突出部の頂面と前記第2電子部品との距離は、前記第2電子部品に対向する前記突出部である第2突出部の頂面と前記第1電子部品との距離よりも短い、請求項1に記載の電子部品の放熱構造。
  3. 前記筐体には、前記第1突出部の前記頂面と前記第2突出部の前記頂面との間に、前記第2電子部品に対する最短距離が、前記第2電子部品と前記第2突出部の前記頂面との最短距離よりも短い斜面が形成されている、請求項2に記載の電子部品の放熱構造。
  4. 前記伝熱シートは、前記各電子部品と前記各突出部との間に挟み込まれる前の状態において、均一の厚みに形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品の放熱構造。
  5. 対向する前記各電子部品と前記各突出部の頂面との距離は、互いに等しくなっている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品の放熱構造。
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