JP2019102686A - スーパールミネッセントダイオード - Google Patents

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Masamichi Yamanishi
正道 山西
徹 廣畑
Toru Hirohata
徹 廣畑
田中 和典
Kazunori Tanaka
和典 田中
和上 藤田
Kazumasa Fujita
和上 藤田
彰 樋口
Akira Higuchi
彰 樋口
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Abstract

【課題】高出力化と良好なビームパターンを有する出力光の発生との両立を図ることができるスーパールミネッセントダイオードを提供する。【解決手段】スーパールミネッセントダイオード1は、活性層13、並びに、活性層13を挟む第1クラッド層11及び第2クラッド層15を含むダブルヘテロ構造として構成された光導波路体10を備える。光導波路体10の光導波方向A、並びに、第1クラッド層11及び第2クラッド層15の対向方向の双方に直交する方向を幅方向とすると、活性層13には、光導波路体10の光導波方向Aに沿って延在し、幅方向において活性層13を区画する制限領域21が設けられている。制限領域21においては、活性層13における制限領域21以外の領域と比べてキャリアが生成され難い。【選択図】図1

Description

本発明は、スーパールミネッセントダイオードに関する。
集光性に優れ且つ広いスペクトルを有する出力光を発生させ得る光源として、スーパールミネッセントダイオード(以下、SLDともいう)が注目されている。SLDとして、例えば特許文献1には、ダブルヘテロ構造の光導波路体がイオン注入領域によって発光領域と光損失領域とに電気的に分離された端面発光ダイオードが記載されている。
特開平4−259262号公報
上述したようなSLDにおいては、高出力化を図るために光導波路体を幅広に形成することが考えられる。しかし、光導波路体の幅が広くなると、複数のモードの光が混在して互いに干渉することで、光出射面における出力光の強度分布が乱れるおそれがある。
本発明は、高出力化と良好なビームパターンを有する出力光の発生との両立を図ることができるスーパールミネッセントダイオードを提供することを目的とする。
本発明のスーパールミネッセントダイオードは、活性層、並びに、活性層を挟む第1クラッド層及び第2クラッド層を含むダブルヘテロ構造として構成された光導波路体を備え、光導波路体の光導波方向、並びに、第1クラッド層及び第2クラッド層の対向方向の双方に直交する方向を幅方向とすると、活性層には、光導波方向に沿って延在し、幅方向において活性層を区画する制限領域が設けられており、制限領域においては、活性層における制限領域以外の領域と比べてキャリアが生成され難い。
このスーパールミネッセントダイオードでは、光導波方向に沿って延在し、幅方向において活性層を区画する制限領域が活性層に設けられている。この制限領域においては、活性層における制限領域以外の領域と比べてキャリアが生成され難い。このスーパールミネッセントダイオードでは、仮に高出力化を図るために光導波路体を幅広に形成した場合でも、活性層中に生じるモードが規制されるように制限領域を配置することで、良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。よって、このスーパールミネッセントダイオードによれば、高出力化と良好なビームパターンを有する出力光の発生との両立を図ることができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、複数設けられ、複数の制限領域は、活性層の中心を通り且つ幅方向に垂直な平面に関して対称に配置されていてもよい。この場合、活性層中に生じるモードを制限領域によって好適に規制することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、複数設けられ、複数の制限領域は、幅方向における活性層の両縁部のそれぞれに沿って配置された一対の制限領域を含んでいてもよい。この場合、活性層中に生じるモードを制限領域によって一層好適に規制することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、幅方向において活性層を等間隔に区分する位置に配置されていてもよい。この場合、活性層中に生じるモードを制限領域によってより一層好適に規制することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、光導波方向において、光導波路体の光出射面に至っていてもよい。この場合、活性層における光出射面側を含む領域においてモードを規制することができ、一層良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、対向方向において、活性層から第1クラッド層及び第2クラッド層のそれぞれに至っている。この場合、活性層中に生じるモードを制限領域によってより一層好適に規制することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、イオン注入領域又は不純物拡散領域によって構成されていてもよい。この場合、制限領域におけるキャリアの生成を好適に制限することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、光導波方向は、真っ直ぐに延在する方向であってもよい。この場合、より一層良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、光導波路体の光出射面は、光導波方向に垂直な面であってもよい。この場合、より一層良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、光導波路体が設けられた基板を更に備え、光導波路体は、基板上においてリッジ構造として構成されていてもよい。この場合、スーパールミネッセントダイオードのハンドリングを容易化することができる共に、光導波路体の構成を簡易化することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードは、光導波方向に沿って並ぶように第2クラッド層上に設けられた第1電極及び第2電極と、光導波路体を挟んで第1電極及び第2電極と対向する少なくとも1つの第3電極と、を更に備え、光導波路体には、第1電極下の第1領域と第2電極下の第2領域との間を光学的に接続しつつ、第1領域と第2領域とを互いに電気的に分離する分離領域が設けられていてもよい。この場合、第1電極と少なくとも1つの第3電極との間に順バイアスをかけて第1領域を利得領域として機能させると共に、第2電極と少なくとも1つの第3電極との間に逆バイアスをかけて第2領域を損失領域として機能させることにより、良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードでは、制限領域は、第1領域に設けられ、第2領域には至っていなくてもよい。この場合、第2領域に制限領域が設けられていないため、第1領域を利得領域として機能させると共に第2領域を損失領域として機能させている状態において、利得領域で発生した光を損失領域で効果的に吸収することができる。
本発明のスーパールミネッセントダイオードは、光導波方向において第1電極に対して第2電極とは反対側に位置するように第2クラッド層上に設けられた第4電極を更に備え、第4電極下の第3領域は、第2クラッド層に垂直な方向から見た場合に、第1領域から遠ざかるほど幅が広くなるフレア形状をなしていてもよい。この場合、第3領域において光が広がりながら増幅されるため、広いビームパターンを有する出力光を発生させることができる。更に、第3領域においては、幅が広くなるほど電流密度が低下してキャリアが生成され難くなるため、新たなモードが生じ難い。したがって、このスーパールミネッセントダイオードによれば、より一層良好なビームパターンを有する出力光を発生させることができる。
本発明によれば、高出力化と良好なビームパターンを有する出力光の発生との両立を図ることができるスーパールミネッセントダイオードを提供することが可能となる。
実施形態に係るスーパールミネッセントダイオードを示す斜視図である。 図1に示されるII−II線に沿っての断面図である。 図2に示されるIII−III線に沿っての断面図である。 (a)〜(c)は、実施形態に係るスーパールミネッセントダイオードの作用効果を説明するための概念図である。 第1変形例の光半導体素子の斜視図である。 第1変形例の作用効果を説明するための概念図である。 第2変形例の光半導体素子の斜視図である。 第3変形例の光半導体素子の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する部分を省略する。
図1〜図3に示されるように、スーパールミネッセントダイオード(SLD)1は、基板2と、光導波路体10と、を備えている。光導波路体10は、基板2の表面2a上にバッファ層3を介して設けられている。基板2及びバッファ層3は、それぞれ、例えばn型GaAsからなる。基板2は、例えば、1.0〜5.0mm程度の長さ、10〜200μm程度の幅、及び300〜500μm程度の厚さを有する長方形板状を呈している。以下、基板2の長さ方向をX軸方向、基板2の幅方向をY軸方向、基板2の厚さ方向をZ軸方向という。
光導波路体10は、第1クラッド層11、第1ガイド層12、活性層13、第2ガイド層14、第2クラッド層15及びコンタクト層16がこの順序でバッファ層3上に積層されることにより構成されている。光導波路体10は、活性層13、並びに、活性層13を挟む第1クラッド層11及び第2クラッド層15を含むダブルヘテロ構造として構成されている。第1クラッド層11は、例えばn型Al0.3Ga0.7Asからなる。第1ガイド層12は、例えばノンドープAl0.25Ga0.75Asからなる。活性層13は、例えばGaAs/Al0.2Ga0.8As多重量子井戸構造を有している。第2ガイド層14は、例えばノンドープAl0.25Ga0.75Asからなる。第2クラッド層15は、例えばp型Al0.3Ga0.7Asからなる。コンタクト層16は、例えばp型GaAsからなる。
光導波路体10は、基板2上においてリッジ構造として構成されている。光導波路体10の光導波方向Aは、X軸方向と平行に真っ直ぐに延在する方向である。一例として、光導波路体10の幅は、第1クラッド層11におけるバッファ層3側の部分を除いて、基板2及びバッファ層3の幅よりも小さくされている。リッジ構造部分において、光導波路体10は、例えば、0.5〜5.0mm程度の長さ、10〜100μm程度の幅、及び1〜2μm程度の厚さを有する長方形板状(層状)を呈している。なお、光導波方向Aとは、光を閉じ込めるための筒状の領域(リッジ構造では、第1クラッド層11、第2クラッド層15及び空気層によって形成される領域)の中心線に沿った方向、換言すれば、当該筒状の領域によって囲まれた活性層13が延在する方向である。
SLD1は、第1電極5と、第2電極6と、第3電極7と、を更に備えている。第1電極5及び第2電極6のそれぞれは、コンタクト層16を介して第2クラッド層15上に設けられており、コンタクト層16を介して直下の第2クラッド層15と電気的に接続されている。第3電極7は、基板2の裏面2bに設けられており、基板2と電気的に接続されている。第1電極5、第2電極6及び第3電極7は、例えばAu系の金属からなる。第1電極5及び第2電極6は、光導波方向Aに沿って並んでいる。第3電極7は、基板2、バッファ層3及び光導波路体10を挟んで、第1電極5及び第2電極6と対向している。
第1電極5と第2電極6との間には、Y軸方向に延在する隙間S1が形成されており、コンタクト層16は、隙間S1に沿って物理的に分離されている。つまり、第1電極5及び第2電極6は、光導波路体10の上面(第3電極7とは反対側の表面)の全体を覆うように形成された金属層が隙間S1を介して分離されることにより、形成されている。換言すれば、第1電極5及び第2電極6は、光導波路体10の上面のうち隙間S1を除く領域の全体に渡るように、形成されている。また、コンタクト層16は、第1電極5及び第2電極6のそれぞれの直下の部分ごとに、隙間S1を介して分離されている。
光導波路体10には、分離領域17が設けられている。分離領域17は、光導波路体10において、第1電極5下の第1領域101と第2電極6下の第2領域102との間を光学的に接続しつつ、第1領域101と第2領域102とを互いに電気的に分離している。つまり、活性層13内を進行する光は、分離領域17を介して第1領域101と第2領域102との間を移動することができる。
第1領域101は、Z軸方向から見た場合に光導波路体10において第1電極5と重なる領域であって、光導波路体10のうち第1電極5と第3電極7とで挟まれた領域である。第2領域102は、Z軸方向から見た場合に光導波路体10において第2電極6と重なる領域であって、光導波路体10のうち第2電極6と第3電極7とで挟まれた領域である。
分離領域17は、隙間S1に対応する位置(光導波方向Aにおける位置)において、光導波方向Aに垂直な面に沿うように、光導波路体10に形成されている。分離領域17は、Z軸方向においては、第2クラッド層15の表面15aから第1クラッド層11に至っており、Y軸方向においては、リッジ構造部分における光導波路体10の側面10a,10aに至っている。分離領域17の厚さ(光導波方向Aにおける幅)は、10〜50μm程度である。
分離領域17は、イオン注入領域によって構成されている。イオン注入領域は、例えば、イオン注入により、プロトン、ボロン、炭素イオン、酸素イオン、窒素イオン等が光導波路体10に添加されることによって形成されている。分離領域17は、不純物拡散領域によって構成されてもよい。不純物拡散領域には、不純物ドーピングによって深い準位が形成される。不純物拡散領域は、例えば、熱拡散又はイオン注入により、鉄、酸素、クロム等が光導波路体10にドープされることによって形成される。或いは、分離領域17は、第2クラッド層15とは伝導型が異なる半導体領域によって構成されてもよい。例えば、この例では第2クラッド層15がp型の半導体であるので、分離領域17は、n型の半導体領域によって構成されてもよい。いずれの場合においても、分離領域17は、空隙ではなく、固体からなる物理的な領域によって構成される。
光導波方向Aにおける第1領域101の長さは、光導波方向Aにおける第2領域102の長さよりも長い。光導波方向Aにおける第1領域101の長さは、例えば1.0〜2.0mm程度である。光導波方向Aにおける第2領域102の長さは、例えば0.5〜1.0mm程度である。
第1領域101における第2領域102とは反対側の端面101aには、低反射層8が設けられている。端面101aは、出力光Lの出射面であり、光導波方向Aに垂直な面である。低反射層8は、端面101aで出力光Lの一部が反射されて光導波路体10内に戻ることを抑制する。低反射層8は、例えば、ARコーティングと称される誘電体多層膜である。なお、図1及び図3では、低反射層8の図示が省略されている。
活性層13には、光導波方向Aに沿って延在する一対の制限領域21が設けられている。一対の制限領域21は、Y軸方向において互いに向かい合うように、互いに平行に配置されている。換言すれば、一対の制限領域21は、光導波方向A(X軸方向)、並びに、第1クラッド層11及び第2クラッド層15の対向方向(Z軸方向、活性層の厚さ方向)の双方に直交する幅方向(Y軸方向)において互いに向かい合っている。各制限領域21の幅(Y軸方向における長さ)は、例えば、1.0〜10.0μm程度であり、活性層13の幅の5〜20%程度である。各制限領域21の幅は、一対の制限領域21間の距離よりも小さい。制限領域21は、例えば断面矩形状をなしているが、任意の断面形状をなしていてよい。
光導波方向Aにおける制限領域21の一端は、光導波路体10の光出射面である第1領域101の端面101aに至っており、他端は、第1領域101における端面101aとは反対側の端面101bに至っている。すなわち、制限領域21は、光導波方向Aにおいて、第1領域101の全体に渡って延在している。また、制限領域21は、第1領域101のみに設けられ、第2領域102には至っていない。
制限領域21は、Z軸方向に沿っても延在している。制限領域21は、Z軸方向において、活性層13から第1クラッド層11及び第2クラッド層15のそれぞれに至っている。一例として、制限領域21は、Z軸方向において分離領域17に対応する位置に形成されており、制限領域21の上端(第1電極5側の端部)は、第2クラッド層15の表面15aに至っている。
本実施形態では、一対の制限領域21は、それぞれ、光導波路体10の側面10a,10aに配置され、光導波路体10の外部に露出している。換言すれば、一対の制限領域21は、Y軸方向における活性層13(光導波路体10)の両縁部のそれぞれに沿って(両縁部のそれぞれを含むように)配置されている。一対の制限領域21は、活性層13の中心を通り且つY軸方向(活性層及び光導波路体の幅方向)に垂直な平面に関して対称に配置されている。一対の制限領域21は、Y軸方向において活性層13を区画している。本実施形態では、一対の制限領域21は、光導波路体10の側面10a,10aに配置されることにより、Y軸方向において活性層13を1つの領域に区画している。
制限領域21は、イオン注入領域によって構成されている。イオン注入領域は、例えば、イオン注入により、プロトン、ボロン、炭素イオン、酸素イオン、窒素イオン等が光導波路体10に添加されることによって形成されている。或いは、制限領域21は、不純物拡散領域によって構成されてもよい。不純物拡散領域には、不純物ドーピングによって深い準位が形成される。不純物拡散領域は、例えば、熱拡散又はイオン注入により、鉄、酸素、クロム等が光導波路体10にドープされることによって形成される。
制限領域21においては、キャリアの生成が制限されており、活性層13における制限領域21以外の領域と比べてキャリアが生成され難い。すなわち、制限領域21、及び活性層13における制限領域21以外の領域のそれぞれに同一の大きさの電圧を印可した場合、制限領域21において単位体積・単位時間当たりに生成されるキャリアの量は、活性層13における制限領域21以外の領域において単位体積・単位時間当たりに生成されるキャリアの量よりも少ない。これは、制限領域21にはイオン注入によって欠乏層が導入されており、制限領域21においては、注入された電流が有効なキャリアとなることが抑制されるためである。或いは、制限領域21が不純物拡散領域によって構成されている場合には、制限領域21が高抵抗化されており、制限領域21に流入する電流量が制限されるためである。なお、制限領域21は、キャリアの生成を制限することができればよく、イオン注入領域及び不純物拡散領域とは異なる領域によって構成されてもよい。
以上のように構成されたSLD1では、第1電極5と第3電極7との間に順バイアスがかけられる。具体的には、第3電極7を接地電位として第1電極5に正電圧(例えば+1.5〜+3V)が印加される。これにより、第1領域101が利得領域として機能し、当該利得領域がレーザダイオードとして光を発振させようとする。一方で、第2電極6と第3電極7との間に逆バイアスがかけられる。具体的には、第3電極7を接地電位として第2電極6に負電圧(例えば−5V)が印加される。これにより、第2領域102が損失領域として機能し、当該損失領域がレーザダイオードとしての光発振を止めようとする。したがって、第1領域101及び第2領域102は、SLDとして機能し、集光性に優れ且つ広いスペクトルを有する出力光Lを発生させる。
図4(a)〜図4(c)は、SLD1の作用効果を説明するための概念図である。図4(a)は、本実施形態のSLD1とは異なり制限領域21が設けられていない構成において、第1領域101を利得領域として機能させた場合に活性層13(光導波路体10)に生じるモードを示している。図4(a)に示されるように、制限領域21が設けられていない場合、活性層13内に基本モードM0及び高次モードの光が混在することがある。図4(a)では、一例として、基本モードM0に加えて1次モードM1及び2次モードM2の波形が示されている。このような場合、複数のモードの光が互いに干渉することで、光出射面における出力光Lの強度分布、すなわち近視野像が乱れるおそれがある。
これに対し、本実施形態のSLD1では、活性層13中に生じるモードが規制されるように制限領域21が配置されているため、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。以下、この点について詳細に説明する。
図4(b)は、本実施形態のSLD1において第1領域101を利得領域として機能させた場合における利得係数gの分布C1を示しており、図4(c)は、当該場合における利得Gの分布C2を示している。利得係数gは、或る領域(例えば第1領域101)を光が単位距離進行する間に獲得する利得に対応する値である。利得係数gは、当該領域の吸収係数に−1を乗じた値とみなすことができる。利得係数gと光導波方向Aにおける当該領域の長さとの積を利得量gLとし、活性層13における閉じ込め係数をΓとすると、光導波方向Aに沿って当該領域を通過した光が獲得する利得Gは、式G=exp(ΓgL)により求められる。利得量gLは、光導波方向Aに沿って当該領域を光が通過した場合に当該光が獲得する利得に対応する。利得係数gは、電流密度の増加に従って増加する。利得係数gは、電流密度に比例するとみなすことができる。或る領域の電流密度は、当該領域への注入電流をZ軸方向から見た場合の当該領域の面積で除した値である。
図4(b)に示されるように、第1領域101に均一に電圧が印加されたとしても(電流が注入されたとしても)、制限領域21においてはキャリアの生成が制限されているため、制限領域21が配置された光導波路体10の側面10a,10aの近傍では、制限領域21が配置されていないY軸方向における中央部と比べて、利得係数gが小さくなる。図4(c)に示されるように、この傾向は、利得Gの分布において一層顕著となる。その結果、本実施形態のSLD1では、高次モードと比べて基本モードM0が支配的となり(基本モードM0が強調され)、基本モードM0に対応した単峰性のビームパターンを有する出力光Lが得られる。したがって、仮に高出力化を図るために光導波路体10を幅広に形成した場合でも、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。よって、SLD1によれば、高出力化と良好なビームパターンを有する出力光の発生との両立を図ることができる。
また、SLD1では、一対の制限領域21が、活性層13の中心を通り、Y軸方向に垂直な平面に関して対称に配置されている。これにより、活性層13中に生じるモードを制限領域21によって好適に規制することができる。
また、SLD1は、Y軸方向における活性層13の両縁部のそれぞれに沿って配置された一対の制限領域21を含んでいる。これにより、活性層13中に生じるモードを制限領域21によって一層好適に規制することができる。
また、SLD1では、制限領域21が、光導波方向Aにおいて、光導波路体10の光出射面である第1領域101の端面101aに至っている。これにより、活性層13における光出射面側を含む領域においてモードを規制することができ、一層良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。
また、SLD1では、制限領域21が、Z軸方向において、活性層13から第1クラッド層11及び第2クラッド層15のそれぞれに至っている。これにより、活性層13中に生じるモードを制限領域21によって一層好適に規制することができる。
また、SLD1では、制限領域21が、イオン注入領域又は不純物拡散領域によって構成されている。これにより、制限領域21におけるキャリアの生成を好適に制限することができる。
また、SLD1では、光導波方向Aが、真っ直ぐに延在する方向である。これにより、より一層良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。
また、SLD1では、光導波路体10の光出射面である第1領域101の端面101aが、光導波方向Aに垂直な面である。これにより、より一層良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。
また、SLD1では、光導波路体10が、基板2上においてリッジ構造として構成されている。これにより、SLD1のハンドリングを容易化することができる共に、光導波路体10の構成を簡易化することができる。
また、SLD1では、光導波路体10には、第1電極5下の第1領域101と第2電極6下の第2領域102との間を光学的に接続しつつ、第1領域101と第2領域102とを互いに電気的に分離する分離領域17が設けられている。これにより、第1電極5と第3電極7との間に順バイアスをかけて第1領域101を利得領域として機能させると共に、第2電極6と第3電極7との間に逆バイアスをかけて第2領域102を損失領域として機能させることにより、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。
また、SLD1では、制限領域21が、第1領域101に設けられ、第2領域102には至っていない。これにより、第2領域102に制限領域21が設けられていないため、第1領域101を利得領域として機能させると共に第2領域102を損失領域として機能させている状態において、利得領域で発生した光を損失領域で効果的に吸収することができる。
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、図5に示される第1変形例のように制限領域21が設けられてもよい。第1変形例では、一対の制限領域21は、Y軸方向において活性層13を等間隔に区分する位置に配置されている。より詳細には、一対の制限領域21は、Y軸方向において活性層13を3等分する位置に配置されており、Y軸方向において活性層13を3つの領域に区画している。第1変形例においても、一対の制限領域21は、活性層13の中心を通り且つY軸方向に垂直な平面に関して対称に配置されている。なお、「制限領域21がY軸方向において活性層13を等間隔に区分する位置に配置されている」とは、Y軸方向における各制限領域21の中心が当該位置に位置していることを意味する。
このような第1変形例によっても、上記実施形態と同様に、活性層13中に生じるモードが規制されるように制限領域21が配置されているため、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。図6は、第1変形例において第1領域101を利得領域として機能させた場合に活性層13(光導波路体10)に生じるモードを示している。図6に示されるように、第1変形例では、2次モードM2が支配的となり、2次モードM2に対応したビームパターンを有する出力光Lが得られる。このように、Y軸方向において活性層13を等間隔に区分する位置に制限領域21が配置されている場合、活性層13中に生じるモードを制限領域21によって好適に規制することができる。
図7に示される第2変形例のように制限領域21が設けられてもよい。第2変形例では、4つの制限領域21が設けられている。4つの制限領域21は、Y軸方向において活性層13を3等分する位置に配置されており、Y軸方向において活性層13を3つの領域に区画している。4つの制限領域21は、活性層13の中心を通り、Y軸方向に垂直な平面に関して対称に配置されている。
このような第2変形例によっても、上記実施形態と同様に、活性層13中に生じるモードが規制されるように制限領域21が配置されているため、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。より詳細には、第2変形例においても、第1変形例と同様に、2次モードM2が支配的となり、2次モードM2に対応したビームパターンを有する出力光Lが得られる。
上記実施形態では光導波路体10が第1領域101及び第2領域102の2つの領域に分割されていたが、図8に示される第3変形例のように、光導波路体10が第1領域101、第2領域102及び第3領域103の3つの領域に分割されてもよい。第3領域103は、第1電極5及び第2電極と同様に第2クラッド層15上に設けられた第4電極9の下方の領域である。第4電極9は、光導波方向Aにおいて第1電極5に対して第2電極6とは反対側に配置されている。第4電極9と第1電極5との間には、Y軸方向に延在する隙間S2が形成されており、第4電極9と第1電極5との間は、分離領域18によって光学的に接続され且つ電気的に分離されている。分離領域18は、分離領域17と同様にイオン注入領域によって構成されているが、不純物拡散領域によって構成されてもよい。第3領域103は、Z軸方向から見た場合に、第1領域101から遠ざかるほど幅が広くなるフレア形状をなしている。この例では、第3領域103の幅は、第1領域101から遠ざかるほど直線的に広くなっている。第3領域103の最大幅は、例えば500μm程度である。制限領域21は、第1変形例と同様に設けられている。制限領域21は、第1領域101のみに設けられ、第2領域102及び第3領域103には至っていない。
このような第3変形例によっても、上記実施形態と同様に、活性層13中に生じるモードが規制されるように制限領域21が配置されているため、良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。より詳細には、第3変形例においても、第1変形例と同様に、2次モードM2が支配的となり、2次モードM2に対応したビームパターンを有する出力光Lが得られる。また、第3変形例では、第3領域103において光が広がりながら増幅されるため、広いビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。更に、第3領域103においては、幅が広くなるほど電流密度が低下してキャリアが生成され難くなるため、新たなモードが生じ難い。したがって、第3変形例によれば、より一層良好なビームパターンを有する出力光Lを発生させることができる。
他の変形として、制限領域21は、活性層13中に生じるモードが規制されるように設けられていればよく、制限領域21の数及び配置は上述した例に限られない。例えば、1つの制限領域21が、Y軸方向において活性層13を2等分する位置に配置され、Y軸方向において活性層13を2つの領域に区画してもよい。或いは、5つの制限領域21が、Y軸方向において活性層13を4等分する位置に配置され、Y軸方向において活性層13を4つの領域に区画してもよい。制限領域21は、Z軸方向において、活性層13から第1クラッド層11及び第2クラッド層15のそれぞれに至っていなくてもよい。例えば、制限領域21は、Z軸方向における活性層13の中間部のみに設けられてもよい。「制限領域21がY軸方向において活性層13を区画する」とは、制限領域21が活性層13をY軸方向の一方側と他方側とに完全に分離する場合だけでなく、この場合のように部分的に分離する場合をも含む。
上記実施形態において、光導波方向Aにおける制限領域21の一端は、第1領域101の端面101aに至っていなくてもよい。光導波方向Aにおける制限領域21の他端についても、第1領域101の端面101bに至っていなくてもよい。或いは、制限領域21は、第2領域102に至るように延在していてもよい。第3変形例において、制限領域21は、第3領域103に至るように延在していてもよい。複数の制限領域21において、制限領域21の長さ、幅又は厚さは互いに異なっていてもよい。
上記実施形態では、1つの第3電極7が共通電極として第1電極5及び第2電極6と対向していたが、複数の第3電極7が第1電極5及び第2電極6とそれぞれ対向していてもよい。上述した実施形態では、光導波路体10がリッジ構造として構成されていたが、光導波路体10が埋め込み構造として構成されていてもよい。その場合にも、光を閉じ込めるための筒状の領域の中心線に沿った方向、換言すれば、当該筒状の領域によって囲まれた活性層13が延在する方向が光導波方向Aとなる。光導波方向Aは、湾曲して延在する方向であってもよく、真っ直ぐに延在する部分及び湾曲して延在する部分の双方を含む方向であってもよい。光導波方向Aは、第1領域101の端面101aに対して傾斜して延在する方向であってもよい。
上記実施形態において、分離領域17が設けられず、第1領域101と第2領域102とが連続的且つ一体に設けられてもよい。第3変形例において、分離領域17が設けられず、第1領域101と第3領域103とが連続的且つ一体に形成されていてもよい。各構成の材料及び形状には、上述した材料及び形状に限らず、様々な材料及び形状を採用することができる。
上記実施形態では、第1領域101を利得領域として機能させると共に第2領域102を吸収領域として機能させることにより出力光Lを発生させたが、他の構成によって出力光Lを発生させてもよい。この場合、第2領域102は設けられなくてもよい。例えば、光導波方向Aにおける光導波路体10の両端面のそれぞれに低反射層を設け、これらの低反射層により光の共振を抑制することによって出力光Lを発生させてもよい。或いは、光導波方向Aを第1領域101の端面101aに対して傾斜して延在する方向、又は湾曲して延在する部分を含む方向として光の共振を抑制することによって出力光Lを発生させてもよい。
1…スーパールミネッセントダイオード、2…基板、5…第1電極、6…第2電極、7…第3電極、8…低反射層、9…第4電極、10…光導波路体、11…第1クラッド層、13…活性層、15…第2クラッド層、15a…表面、17…分離領域、21…制限領域、101…第1領域、101a…端面(光出射面)、102…第2領域、103…第3領域、A…光導波方向。

Claims (13)

  1. 活性層、並びに、前記活性層を挟む第1クラッド層及び第2クラッド層を含むダブルヘテロ構造として構成された光導波路体を備え、
    前記光導波路体の光導波方向、並びに、前記第1クラッド層及び前記第2クラッド層の対向方向の双方に直交する方向を幅方向とすると、前記活性層には、前記光導波方向に沿って延在し、前記幅方向において前記活性層を区画する制限領域が設けられており、
    前記制限領域においては、前記活性層における前記制限領域以外の領域と比べてキャリアが生成され難い、スーパールミネッセントダイオード。
  2. 前記制限領域は、複数設けられ、
    前記複数の制限領域は、前記活性層の中心を通り且つ前記幅方向に垂直な平面に関して対称に配置されている、請求項1に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  3. 前記制限領域は、複数設けられ、
    前記複数の制限領域は、前記幅方向における前記活性層の両縁部のそれぞれに沿って配置された一対の前記制限領域を含んでいる、請求項1又は2に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  4. 前記制限領域は、前記幅方向において前記活性層を等間隔に区分する位置に配置されている、請求項1又は2に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  5. 前記制限領域は、前記光導波方向において、前記光導波路体の光出射面に至っている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  6. 前記制限領域は、前記対向方向において、前記活性層から前記第1クラッド層及び前記第2クラッド層のそれぞれに至っている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  7. 前記制限領域は、イオン注入領域又は不純物拡散領域によって構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  8. 前記光導波方向は、真っ直ぐに延在する方向である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  9. 前記光導波路体の光出射面は、前記光導波方向に垂直な面である、請求項1〜8のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  10. 前記光導波路体が設けられた基板を更に備え、
    前記光導波路体は、前記基板上においてリッジ構造として構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  11. 前記光導波方向に沿って並ぶように前記第2クラッド層上に設けられた第1電極及び第2電極と、
    前記光導波路体を挟んで前記第1電極及び前記第2電極と対向する少なくとも1つの第3電極と、を更に備え、
    前記光導波路体には、前記第1電極下の第1領域と前記第2電極下の第2領域との間を光学的に接続しつつ、前記第1領域と前記第2領域とを互いに電気的に分離する分離領域が設けられている、請求項1〜10のいずれか一項に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  12. 前記制限領域は、前記第1領域に設けられ、前記第2領域には至っていない、請求項11に記載のスーパールミネッセントダイオード。
  13. 前記光導波方向において前記第1電極に対して前記第2電極とは反対側に位置するように前記第2クラッド層上に設けられた第4電極を更に備え、
    前記第4電極下の第3領域は、前記第1クラッド層及び前記第2クラッド層の対向方向から見た場合に、前記第1領域から遠ざかるほど幅が広くなるフレア形状をなしている、請求項11又は12に記載のスーパールミネッセントダイオード。
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