JP2019098547A - 液体吐出装置の駆動方法 - Google Patents

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【課題】駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減する。【解決手段】液体吐出装置の駆動方法あって、液体吐出装置は、内部空間に貯留される液体を吐出する複数の液体吐出部を備える液体吐出ヘッドと、複数の液体吐出部を駆動するための駆動波形を生成する波形生成部と、駆動波形を補正する波形補正部と、を備え、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更する液体吐出装置の駆動方法。【選択図】図9

Description

本発明は、インク等の液体を吐出する技術に関する。
インクなどの液体が充填される内部空間の圧力を駆動素子によって変動することによって液体を吐出する複数の液体吐出部を備える液体吐出ヘッドでは、液体の温度や粘度によって吐出特性(液体の吐出量や吐出速度など)が変化する場合がある。そのため、例えば特許文献1では、駆動素子を駆動する駆動波形(駆動信号波形)を環境温度に応じて補正することにより、温度環境の違いによる吐出量の差を補正して、液体の吐出特性の安定化を図っている。
特開2000−153608号公報
ところで、従来、上述したような駆動波形の補正は、一度にすべての液体吐出部について行われていた。例えば液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させながら、1パスごとに液体の吐出を行う場合に、パスとパスとの間に一度にすべての液体吐出部についての駆動波形の補正が行われる。ところが、その場合、液体吐出ヘッドに搭載される液体吐出部の数が増えるほど、すべての液体吐出部の駆動波形を補正する時間が長くなる。そのため、駆動波形の補正が完了するまでに印刷を中断する時間が長くなってしまい、補正前と補正後とで印刷画質に差が生じてしまう虞がある。以上の事情を考慮して、本発明は、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の方法は、液体吐出装置の駆動方法あって、液体吐出装置は、内部空間に貯留される液体を吐出する複数の液体吐出部を備える液体吐出ヘッドと、複数の液体吐出部を駆動するための駆動波形を生成する波形生成部と、駆動波形を補正する波形補正部と、を備え、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更する。以上の態様によれば、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更することで、複数回に分けて駆動波形を補正できる。これにより、液体吐出ヘッドに搭載される液体吐出部の数が増えても、1回の補正タイミングの補正で印刷を中断する時間も短くできるので、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
本発明の方法の好適な態様において、液体吐出ヘッドにおける液体の温度に関連する指標の変化率に応じて、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更する。以上の態様によれば、液体の温度に関連する指標の変化率に応じて、1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更するから、液体の温度に関連する指標の変化率によって必要となる補正の頻度に合わせて適切なタイミングで駆動波形を補正できる。したがって、本態様によれば、液体の温度に関連する指標の変化率に応じた過不足のない補正ができるので、駆動波形の過剰な補正を抑制しつつ、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
本発明の方法の好適な態様において、指標の変化率が大きい場合の方が、指標の変化率が小さい場合よりも、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を少なくすると共に、複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くする。以上の態様によれば、指標の変化率が大きい場合の方が、指標の変化率が小さい場合よりも、1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を少なくすると共に、複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くするから、駆動波形の過剰な補正を抑制しつつ、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
本発明の方法の好適な態様において、液体吐出ヘッドにおける液体の粘度に関連する指標の変化率に応じて、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更する。以上の態様によれば、液体の粘度に関連する指標の変化率に応じて、1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を変更するから、液体の粘度に関連する指標の変化率によって必要となる補正の頻度に合わせて適切なタイミングで駆動波形を補正できる。したがって、本態様によれば、液体の粘度に関連する指標の変化率に応じた過不足のない補正ができるので、駆動波形の過剰補正を抑制しつつ、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
本発明の方法の好適な態様において、指標の変化率が大きい場合の方が、指標の変化率が小さい場合よりも、波形補正部が1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を少なくすると共に、複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くする。以上の態様によれば、指標の変化率が大きい場合の方が、指標の変化率が小さい場合よりも、1回の補正タイミングで駆動波形を補正する液体吐出部の数を少なくすると共に、複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くするから、駆動波形の過剰な補正を抑制しつつ、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
第1実施形態に係る液体吐出装置の構成図である。 液体吐出ヘッドの構成を示す分解斜視図である。 液体吐出装置の機能的な構成図である。 駆動波形の具体例を示す図である。 液体吐出部の断面図である。 液体吐出部が6つ搭載された状態を示す斜視図である。 液体吐出部が4つ搭載された状態を示す斜視図である。 駆動波形の補正タイミングを説明するための図である。 1回の補正タイミングで補正する液体吐出部の数を説明するための図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置10の部分的な構成図である。本実施形態の液体吐出装置10は、液体の例示であるインクを印刷用紙等の媒体12に吐出するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示す液体吐出装置10は、制御ユニット20と搬送機構22とキャリッジ24と液体吐出ヘッド26とを具備する。図1では、1個の液体吐出ヘッド26をキャリッジ24に搭載した場合を例示しているが、これに限られず、複数個の液体吐出ヘッド26をキャリッジ24に搭載してもよい。液体吐出装置10にはインクを貯留する液体容器14(カートリッジ)が装着される。
液体容器14は、液体吐出装置10の本体に着脱可能な箱状の容器からなるインクタンクタイプのカートリッジである。なお、液体容器14は、箱状の容器に限られず、袋状の容器からなるインクパックタイプのカートリッジであってもよい。液体容器14には、インクが貯留される。インクは、黒色インクであってもよく、カラーインクであってもよい。液体容器14に貯留されるインクは、ポンプ(図示略)によって液体吐出ヘッド26に供給(圧送)される。
制御ユニット20は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の制御装置202と半導体メモリー等の記憶装置203とを含んで構成され、記憶装置203に記憶された制御プログラムを制御装置202が実行することで液体吐出装置10の各要素を統括的に制御する。図1に示すように、媒体12に形成すべき画像を表す印刷データGがホストコンピューター等の外部装置(図示略)から制御ユニット20に供給される。制御ユニット20は、印刷データGで指定された画像が媒体12に形成されるように液体吐出装置10の各要素を制御する。
搬送機構22は、制御ユニット20による制御のもとで媒体12をY方向(副走査方向)に搬送する。液体吐出ヘッド26は、略箱状のキャリッジ24に搭載され、液体容器14から供給されるインクを制御ユニット20による制御のもとで媒体12に吐出する。制御ユニット20は、Y方向に交差するX方向(主走査方向)に沿ってキャリッジ24を往復させる。搬送機構22による媒体12の搬送とキャリッジ24の反復的な往復とに並行して液体吐出ヘッド26が媒体12にインクを吐出することで媒体12の表面に所望の画像が形成される。本実施形態では、キャリッジ24が往動または復動するごと、すなわち1パスごと(シングルパス)にインクを吐出する。なお、液体容器14を液体吐出ヘッド26とともにキャリッジ24に搭載することも可能である。
液体吐出ヘッド26には、複数の液体吐出部70が装着される。液体吐出部70の各々には、ノズル列が1つずつ配置されている。各ノズル列は、Y方向に沿って直線状に配列された複数のノズルNの集合である。各ノズルNからは、液体容器14から供給されるインクが吐出される。各ノズル列のノズルNは、液体吐出ヘッド26の吐出面260(媒体12との対向面)に形成される。なお、液体吐出部70やノズル列の数や配列は例示したものに限られない。例えば千鳥配列またはスタガ配列とすることも可能である。X−Y平面(媒体12の表面に平行な平面)に垂直な方向をZ方向と表記する。
本実施形態では、液体吐出ヘッド26に搭載する液体吐出部70の数を変えることで、液体吐出ヘッド26の大きさを変えずに、インクを吐出するノズル列の数を変えることができる。複数の液体吐出部70は、媒体12の搬送方向であるY方向に直交する方向Xに沿って配置される。本実施形態の液体吐出ヘッド26は、最大で6つの液体吐出部70を装着可能である。
本実施形態では、6つの液体吐出部70を搭載した場合を例示する。液体吐出部70の数は、5つ以下を搭載してもよいが、最大6つまでであれば、液体吐出ヘッド26の大きさを変えずに、ノズル列の数を増減できる。なお、本実施形態では、最大で6つの液体吐出部70を装着可能なスペースを設ける場合を例示したが、これに限られず、最大で5つ以下または7つ以上の液体吐出部70を装着可能なスペースを設けるようにしてもよい。
図2は、液体吐出ヘッド26の構成を示す分解斜視図である。図2に示すように、液体吐出ヘッド26は、固定板32と補強板34と6つの液体吐出部70とケース部材36とを備える。固定板32は、各液体吐出部70を装着する平板材であり、例えばステンレス鋼等の高剛性の金属で形成される。固定板32には、各液体吐出部70に対応する開口部33が形成される。各開口部33は、Z方向からの平面視で、Y方向に長尺な略矩形状の貫通孔である。各液体吐出部70は、ノズルNが各開口部33から露出するように、固定板32の吐出面FAとは反対側の装着面FBに接合される。
図2に示す補強板34は、固定板32を補強する平板材であり、例えばステンレス鋼等の高剛性の金属で形成される。補強板34には、各液体吐出部70に対応する開口部35が形成される。各開口部35は、Z方向からの平面視で、Y方向に長尺な略矩形状の貫通孔である。補強板34の各開口部35は、各液体吐出部70が挿入される程度の大きさであり、固定板32の開口部33よりも大きい。図2に示すように、補強板34を固定板32の装着面FBに接合してから、各開口部35に各液体吐出部70を挿入して、各液体吐出部70を吐出面FAに装着する。こうすることで、各液体吐出部70を所定の位置に装着し易い。このように各開口部35は、各液体吐出部70の配置位置を特定する機能を有する。
図2に示すケース部材36は、各液体吐出部70を収容する略箱状の構造体である。本実施形態のケース部材36は、固定板32の装着面FBに接合される。固定板32とケース部材36とで形成される空間に各液体吐出部70や流路構造体(図示省略)などが収容される。流路構造体は、インクの流路を備える流路基板や電気信号の配線を備える回路基板などが収容された略板状の構造体である。流路構造体は、液体容器14からのインクを各液体吐出部70に供給する。
図3は、液体吐出装置10の機能的な構成図である。図3では、搬送機構22やキャリッジ24等の図示を便宜的に省略している。制御ユニット20は、波形生成部40と制御部50と波形補正部52とデータテーブルCを備える。図1に示す制御装置202が制御プログラムを実行することで、制御装置202が波形生成部40と制御部50と波形補正部52として機能する。制御部50は、波形生成部40と波形補正部52とを制御する。データテーブルCは、図1に示す記憶装置203に記憶されている。
波形生成部40は、駆動信号COMを生成する。駆動信号COMは、所定の周期ごとにインク(液滴)を吐出するための駆動波形(駆動パルス)を含む電圧信号である。例えば図4に示すような駆動波形Wが駆動信号COMに含まれる。駆動波形Wの波形形状は任意であり、駆動波形の波形形状を変えることでノズルNから吐出されるインクの吐出重量を変えることができる。また、駆動信号COMの1周期に複数の駆動波形を含む構成や、波形が相違する複数の駆動信号COMを利用する構成も採用され得る。
波形補正部52は、駆動波形Wを補正する。波形補正部52で駆動波形Wの補正が行われると、波形生成部40は、波形補正部52で補正された駆動波形を含む駆動信号COMを生成する。駆動信号COMを生成するためのデータと駆動波形Wを補正するためのデータは、データテーブルCに記憶されている。制御部50は、各駆動信号COMを生成する場合には、駆動信号COMの波形に対応するデータをデータテーブルCから読み出して、波形生成部40によって駆動信号COMを生成する。制御部50は、駆動波形Wを補正する場合には、補正用のデータをデータテーブルCから読み出して、波形補正部52によって駆動波形を補正し、補正した駆動波形を含む駆動信号COMを波形生成部40によって生成する。
液体吐出ヘッド26は、駆動部262と液体吐出部70と検出部28を具備する。検出部28は、後述するインクの温度または粘度に関連する指標(所定期間の温度変化または粘度変化など)を検出する。駆動部262は、制御ユニット20による制御のもとで液体吐出部70を駆動する。液体吐出部70は、液体容器14から供給されるインクを複数のノズルNから媒体12に吐出する。液体吐出部70は、相異なるノズルNに対応する複数の吐出部266を包含する。各吐出部266は、駆動部262から供給される駆動信号Vに応じてインクを吐出する。
波形生成部40が生成した駆動信号COMと印刷データGに応じてインクの吐出の有無を指示する印刷信号SIとが制御ユニット20から駆動部262に供給される。駆動部262は、駆動信号COMと印刷信号SIとに応じた駆動信号Vを吐出部266ごとに生成して複数の吐出部266に並列に出力する。具体的には、駆動部262は、複数の吐出部266のうち印刷信号SIがインクの吐出を指示する吐出部266には駆動信号COMの駆動波形Wを駆動信号Vとして供給し、印刷信号SIがインクの非吐出を指示する吐出部266には所定の基準電位VMの駆動信号Vを供給する。
図5は、任意の1個の吐出部266に着目した液体吐出部70の断面図である。図5に示す液体吐出部70は、流路基板71の一方側に圧力室基板72と振動板73と圧電素子74と支持体75とが配置されるとともに他方側にノズル板76が配置された構造体である。流路基板71と圧力室基板72とノズル板76とは例えばシリコンの平板材で形成され、支持体75は例えば樹脂材料の射出成形で形成される。複数のノズルNはノズル板76に形成される。図5の構成では、ノズル板76のうち媒体12に対向する面が、液体吐出ヘッド26の吐出面260を構成する。
流路基板71には、開口部712と分岐流路714と連通流路716とが形成される。分岐流路714および連通流路716はノズルNごとに形成された貫通孔であり、開口部712は複数のノズルNにわたり連続する開口である。支持体75に形成された収容部752(凹部)と流路基板71の開口部712とを相互に連通させた空間は、支持体75の導入流路754を介して液体容器14から供給されるインクを貯留する共通液室SR(リザーバー)として機能する。
圧力室基板72には開口部722がノズルNごとに形成される。振動板73は、圧力室基板72のうち流路基板71とは反対側の表面に設置された弾性変形可能な平板材である。圧力室基板72の各開口部722の内側で振動板73と流路基板71とに挟まれた空間は、共通液室SRから分岐流路714を介して供給されるインクが充填される圧力室SC(キャビティ)として機能する。各圧力室SCは、流路基板71の連通流路716を介してノズルNに連通する。圧力室SCと共通液室SRと、これらを連通する分岐流路714と、連通流路716と、ノズルNとで構成される空間が、液体吐出ヘッド26の内部空間SDを構成する。
振動板73のうち圧力室基板72とは反対側の表面にはノズルNごとに圧電素子74が形成される。各圧電素子74は、第1電極742と第2電極746との間に圧電体744を介在させた駆動素子である。第1電極742および第2電極746の一方に駆動信号Vが供給され、所定の基準電位VMが他方に供給される。駆動信号Vの供給により圧電素子74が変形することで振動板73が振動すると、圧力室SC内の圧力が変動して圧力室SC内のインクがノズルNから吐出される。具体的には、駆動信号Vの振幅に応じた吐出量のインクがノズルNから吐出される。図5に例示した1個の吐出部266は、圧電素子74と振動板73と圧力室SCとノズルNとを包含する部分である。
なお、第1電極742および第2電極746のうち基準電位VMが供給される電極を、複数の圧電素子74にわたる共通電極とすることも可能である。このように、図5の構成では、駆動信号Vの供給により圧電素子74が変形して圧力室SCの圧力を変動させることで、液体吐出ヘッド26の内部空間SDの圧力が変動し、ノズルNからインクを吐出させることができる。
圧電素子74には、例えば図4に示す駆動波形Wを印加することによって、ノズルNからインクを吐出させることができる。図4の駆動波形Wは、基準電位VMに対する高位側電位VHおよび低位側電位VLを有する電圧信号の波形である。駆動波形Wは、周期Tの間に、基準電位VMから電位VLまで遷移して、電位VLが一定時間保持された後、電位の最小値である電位VLから電位の最大値である電位VHまで遷移して、電位VHが一定時間保持される。その後、電位VHから基準電位VMに遷移する。このような駆動波形Wによれば、基準電位VMから電位VLまで遷移することで、ノズルN内のメニスカスが圧力室SC側にいったん引き込まれる。その後に、電位VLから電位VHまで遷移することで、ノズルN内のメニスカスがノズルNの開口部(インクが吐出されるノズルNの開口部)側に一気に動いて、ノズルNの開口部からインクが押し出される。そして、電位VHから基準電位VMに遷移することで、ノズルN内のメニスカスが圧力室SC側に引き込まれて、ノズルNの開口部から押し出されたインクを引きちぎることができ、インクの液滴がノズルNの開口部から吐出される。
ところで、図4に示すような駆動波形Wを圧電素子74に印加することによって、インクを吐出する場合には、例えばインクの温度や粘度の変化によって吐出特性(液体の吐出量や吐出速度など)が変化する場合がある。インクの温度や粘度の経時的な変化に合わせて、所定時間ごとに駆動波形Wを補正することで、吐出特性を保持することができる。例えば図4には、駆動波形Wを補正した場合における補正後の駆動波形W’の具体例を点線で重ねて示している。駆動波形W’は、駆動波形Wの振幅を変える補正をしたものである。ただし、補正後の駆動波形W’は図示するものに限られない。振幅の他にも電位VH、電位VL、傾きなど駆動波形Wの各要素を変えることによって、駆動波形Wを補正することができる。駆動波形Wの振幅を調整することで、ノズルNから吐出される液滴の重量を調整でき、駆動波形の各要素の期間を調整することで、ノズルNから吐出される液滴の飛翔安定性を調整できる。
このような駆動波形Wの補正は、液体吐出部70ごとに行われる。液体吐出部70ごとに駆動波形Wを設定し、液体吐出部70ごとに駆動波形Wを補正することで、各液体吐出部70の個体差を軽減させることができる。この場合、例えば液体吐出ヘッド26をX方向(主走査方向)に移動させながら1パスごとにインクの吐出を行う際に、パスとパスとの間で印刷を中断して、一度にすべての液体吐出部70についての駆動波形Wの補正を行うことも考えられる。ところが、液体吐出ヘッド26に搭載される液体吐出部70の数が増えるほど、すべての液体吐出部70の駆動波形Wを補正する時間が長くなってしまう。そのため、駆動波形Wの補正が完了するまでに印刷を中断する時間が長くなり、補正前と補正後とで印刷画質に差が生じてしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、波形補正部52が1回の補正タイミングで駆動波形Wを補正する液体吐出部70の数を変更することで、複数回に分けて駆動波形Wを補正する。これにより、液体吐出ヘッド26に搭載される液体吐出部70の数が増えても、1回の補正タイミングの補正で印刷を中断する時間も短くできるので、駆動波形Wの補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
インクの温度や粘度の変化によって吐出特性も変わるので、本実施形態では、インクの温度変化や粘度変化に関連する指標の変化率に応じて、1回の補正タイミングで駆動波形Wを補正する液体吐出部70の数を変更する。これにより、インクの温度や粘度に関連する指標の変化率によって必要となる補正の頻度に合わせて適切なタイミングで駆動波形Wを補正できる。したがって、本態様によれば、インクの温度や粘度に関連する指標の変化率に応じた過不足のない補正ができるので、駆動波形Wの過剰補正を抑制しつつ、駆動波形Wの補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
インクの温度変化に関連する指標としては、液体吐出部70の搭載数や印刷に使用される数、所定期間の温度変化、印刷デューティーなどが挙げられる。これらの指標は、検出部28で検出できる。ただし、液体吐出部70の搭載数は、液体吐出部70が搭載されたときに、その数をデータテーブルCに記憶しておき、必要に応じてデータテーブルCから読み出すようにしてもよい。
液体吐出部70の搭載数や印刷に使用される数によって発熱量が変わるため、液体吐出部70の搭載数や印刷に使用される数もインクの温度変化に関連する指標となる。印刷に使用される液体吐出部70の数は、例えば液体吐出部70ごとにインクの色が異なる場合に、モノクロ印刷の場合とカラー印刷の場合とで異なる。所定期間の温度変化は、例えば印加開始から所定期間の温度変化である。また、定期的に温度を検出して所定期間の温度変化を算出してもよい。印刷デューティーは、媒体12の単位面積に対する単位時間当たりのインクの吐出量である。これらを指標とすることで、その指標の変化率によって、その後の温度の変化を予測できるので、駆動波形Wの補正の頻度(補正の回数やタイミングなど)を調整できる。
インクの粘度変化に関連する指標としては、インクの種類、所定期間の粘度変化などが挙げられる。これらの指標も、検出部28で検出できる。例えば所定期間の粘度変化は、圧電素子74の駆動による残留振動により検出部28で検出することができる。ただし、インクの種類は、液体容器14が液体吐出装置10に装着されたときに、識別してデータテーブルCに記憶するようにしてもよい。インクの種類は、その組成によって粘度や粘度の変化率も異なるので、インクの粘度変化に関連する指標とすることができる。これらを指標とすることで、その指標の変化率によって、その後の粘度の変化を予測できるので、駆動波形Wの補正の頻度(補正の回数やタイミングなど)を調整できる。
以下、液体吐出部70の搭載数をインクの温度変化に関連する指標として用いた場合を例に挙げて、本実施形態の具体的な駆動波形Wの補正方法について説明する。図6または図7に示すように液体吐出ヘッド26は、液体吐出部70の搭載数を変えることができる。図6は、6つの液体吐出部70が搭載された状態を示す斜視図であり、図7は、4つの液体吐出部70が搭載された状態を示す斜視図である。
このように、液体吐出ヘッド26に搭載する液体吐出部70の数を変えられる場合には、液体吐出部70の搭載数によって発熱量が変わるため、インクの温度や粘度も変わる。したがって、もし仮に液体吐出部70の搭載数を変えても、同じタイミングで駆動波形Wを補正するとすれば、補正の過不足が生じてしまう。補正過多の場合は、印刷を中断する時間が長くなってしまい、補正不足の場合は、印刷画質が低下してしまう。そこで、本実施形態では、液体吐出部70の搭載数に応じて、1回の補正タイミングで駆動波形Wを補正する液体吐出部70の数を変更する。
図8および図9は、本実施形態の駆動波形Wの補正を説明するための図である。図8は、液体吐出部70を6つ搭載する場合(図6)と4つ搭載する場合(図7)の補正タイミングを例示する。図8の横軸は時間であり、縦軸は指標である。図8のグラフyaは、液体吐出部70を6つ搭載する場合の指標の変化を直線近似したものであり、グラフybは、液体吐出部70を4つ搭載する場合の指標の変化を直線近似したものである。図8のD1、D2は、搭載されるすべての液体吐出部70の補正が完了するまでの期間を決定するための閾値である。図9は、液体吐出部70を6つ搭載する場合と4つ搭載する場合において1回の補正タイミングで補正する液体吐出部70の数を例示する。
図8に示すように本実施形態では、液体吐出ヘッド26をX方向(主走査方向)に移動させながら1パスごとにインクの吐出を行う際に、パスとパスとの間を1回の補正タイミングとし、その補正タイミングで補正する液体吐出部70の数を図9に示すように変える。液体吐出部70の搭載数によって発熱量が異なるので、温度変化の変化率も変わる。そのため、液体吐出部70の搭載数を指標とする場合、図8に示すように指標の変化を示すグラフya、ybの変化率(傾き)が液体吐出部70の搭載数によって変わってくる。図8では、液体吐出部70を6つ搭載する場合(グラフya)の方が、4つ搭載する場合(グラフyb)よりも発熱量が多く温度変化も大きくなるため、グラフの傾き(指標の変化率)も液体吐出部70を6つ搭載する場合(グラフya)の方が、4つ搭載する場合(グラフyb)よりも大きくなる。
そこで、本実施形態では、グラフya、ybが閾値D1、D2に交差するタイミングを、搭載されるすべての液体吐出部70の補正が完了するタイミングとし、そのタイミングから次のタイミングまでの期間を、補正が完了する期間として設定する。これによれば、液体吐出部70を4つ搭載する場合(グラフyb)の方が、液体吐出部70を6つ搭載する場合(グラフya)よりも、補正が完了するタイミングの頻度を少なくなるようにすることができ、補正完了までの期間も長くすることができる。これにより、液体吐出部70の搭載数が少ないほど、すなわち温度変化率が小さいほど、補正完了の頻度を少なくできるので、過度な補正を低減できる。
このように、本実施形態では、液体吐出部70の搭載数が少ないほど、補正完了までの期間も長くすることができるので、その間にすべての液体吐出部70を少しずつ補正することが可能となる。図8によれば、液体吐出部70を6つ搭載する場合は、2回の補正で補正完了となるのに対して、液体吐出部70を4つ搭載する場合は、3回の補正で補正完了すれば足りる。
具体的には図9に示すように、液体吐出部70を6つ搭載する場合は、1回目と2回目の補正タイミングで3つずつ液体吐出部70を補正し、合計2回で補正完了となる。他方、液体吐出部70を4つ搭載する場合は、1回目と2回目の補正タイミングで1つずつ液体吐出部70を補正し、3回目で2つの液体吐出部70の補正をすれば、合計3回で補正完了となる。このように、液体吐出部70の搭載数が少ないほど、すなわち温度変化率が小さいほど、1回の補正タイミングで補正する液体吐出部70の数を少なくすることができるから、1回の補正タイミングの補正で印刷を中断する時間も短くできるので、駆動波形Wの補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。しかも本実施形態によれば、インクの温度に関連する指標の変化率に応じた過不足のない補正ができるので、駆動波形Wの過剰な補正を抑制しつつ、駆動波形の補正前と補正後との印刷画質の差を低減できる。
なお、図9では、液体吐出部70を4つ搭載する場合に、1回目と2回目の補正タイミングで1つずつ液体吐出部70を補正し、3回目で2つの液体吐出部70の補正する場合を例示したが、これに限られない。3回ですべての液体吐出部70の補正が完了するようにすれば、1回の補正タイミングで補正する液体吐出部70の数をどのように変えてもよい。また、液体吐出部70の補正が完了するまでのパスの数も本実施形態の例示に限られない。
また、図8および図9では、液体吐出部70の搭載数をインクの温度変化に関連する指標とした場合を例示したが、印刷に使用される液体吐出部70の数、所定期間の温度変化、印刷デューティーなどをインクの温度変化に関連する指標としてもよい。また、図8の縦軸および図9の場合分けは、インクの種類、所定期間の粘度変化などのインクの粘度変化に関連する指標としてもよい。例えば所定期間の粘度変化をインクの粘度変化に関連する指標とする場合には、グラフya、ybが粘度変化を示すグラフとなる。このように、指標に応じたグラフya、ybによって補正タイミングを決定することができる。
また、1回の補正タイミングで補正する液体吐出部70の数や補正タイミングは、使用者が設定できるようにしてもよい。例えば図3に示すように、液体吐出装置10はタッチパネルで構成された操作パネル60を備え、この操作パネル60から使用者が1回の補正タイミングで補正する液体吐出部70の数や補正タイミングを設定できるようにしてもよい。制御装置202は、操作パネル60からの設定に基づいて駆動波形Wを補正する。
<変形例>
以上に例示した態様および実施形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示や上述の態様から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)上述した実施形態では、液体吐出ヘッド26を搭載したキャリッジ18をX方向に沿って反復的に往復させるシリアルヘッドを例示したが、液体吐出ヘッド26を媒体12の全幅にわたり配列したラインヘッドにも本発明を適用可能である。
(2)上述した実施形態では、圧力室に機械的な振動を付与する圧電素子を利用した圧電方式の液体吐出ヘッド26を例示したが、加熱により圧力室の内部に気泡を発生させる発熱素子を利用した熱方式の液体吐出ヘッドを採用することも可能である。
(3)上述した実施形態で例示した液体吐出装置10は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体吐出装置10の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を吐出する液体吐出装置は、液晶表示装置のカラーフィルターや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等を形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を吐出する液体吐出装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。また、液体の一種として生体有機物の溶液を吐出するチップ製造装置としても利用される。
10…液体吐出装置、12…媒体、14…液体容器、18…キャリッジ、20…制御ユニット、202…制御装置、203…記憶装置、22…搬送機構、24…キャリッジ、26…液体吐出ヘッド、260…吐出面、262…駆動部、266…吐出部、28…検出部、32…固定板、33…開口部、34…補強板、35…開口部、36…ケース部材、40…波形生成部、50…制御部、52…波形補正部、60…操作パネル、70…液体吐出部、71…流路基板、712…開口部、714…分岐流路、716…連通流路、72…圧力室基板、722…開口部、73…振動板、74…圧電素子、742…第一電極、744…圧電体、746…第二電極、75…支持体、752…収容部、754…導入流路、76…ノズル板、ya、yb…グラフ、C…データテーブル、COM…駆動信号、D1、D2…閾値、FA…吐出面、FB…装着面、G…印刷データ、N…ノズル、SC…圧力室、SD…内部空間、SI…印刷信号、SR…共通液室、T…周期、V…駆動信号、VH…高位側電位、VL…低位側電位、VM…基準電位、W、W’…駆動波形。

Claims (5)

  1. 液体吐出装置の駆動方法あって、
    前記液体吐出装置は、
    内部空間に貯留される液体を吐出する複数の液体吐出部を備える液体吐出ヘッドと、
    前記複数の液体吐出部を駆動するための駆動波形を生成する波形生成部と、
    前記駆動波形を補正する波形補正部と、を備え、
    前記波形補正部が1回の補正タイミングで前記駆動波形を補正する前記液体吐出部の数を変更する
    液体吐出装置の駆動方法。
  2. 前記液体吐出ヘッドにおける液体の温度に関連する指標の変化率に応じて、前記波形補正部が1回の補正タイミングで前記駆動波形を補正する前記液体吐出部の数を変更する
    請求項1に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  3. 前記指標の変化率が大きい場合の方が、前記指標の変化率が小さい場合よりも、前記波形補正部が1回の補正タイミングで前記駆動波形を補正する前記液体吐出部の数を少なくすると共に、前記複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くする
    請求項2に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  4. 前記液体吐出ヘッドにおける液体の粘度に関連する指標の変化率に応じて、前記波形補正部が1回の補正タイミングで前記駆動波形を補正する前記液体吐出部の数を変更する
    請求項1に記載の液体吐出装置の駆動方法。
  5. 前記指標の変化率が大きい場合の方が、前記指標の変化率が小さい場合よりも、前記波形補正部が1回の補正タイミングで前記駆動波形を補正する前記液体吐出部の数を少なくすると共に、前記複数の液体吐出部のすべてについて駆動波形の補正が完了する期間を長くする
    請求項4に記載の液体吐出装置の駆動方法。
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