JP2019097540A - トップガイド及び釣竿並びにガイドフレーム - Google Patents
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Abstract
Description
ガイドリング2は、例えば円形の環状であるが、楕円形等であってもよい。ガイドリング2は、例えばSiC(シリコンカーバイト)に代表されるセラミック等の耐摩耗性に優れた硬質材料からなる。ガイドリング2の内周面で釣糸を案内する。ガイドリング2の外周面がガイドフレーム3に固定される。ガイドリング2の中心線50は、前側が竿体1の中心線に近づく方向に傾斜している。即ち、ガイドリング2の中心線50は、竿体1の中心線(竿挿入孔13の中心線51)に対して前側に所定角度傾斜しており、ガイドリング2は竿体1の中心線に対して前側に傾倒している。ガイドリング2の中心線50が竿体1の中心線と平行である場合に対して、ガイドリング2は前側に例えば5度〜40度傾斜している。
ガイドフレーム3は、竿体1に取り付けるための取付部11と、ガイドリング2を保持するためのリング保持部12とを備えている。ガイドフレーム3は、その全体が一つの部材として構成されており、従って、取付部11とリング保持部12は別々に形成された別部材ではなく一体的に形成された構成となっている。ガイドフレーム3は金属製であることが好ましく、特に鍛造により形成された鍛造品であることが好ましい。ガイドフレーム3の材質は、種々の金属であってよく、例えば、ステンレスやチタン(純チタンやチタン合金)を例示できる。特に、軽量化にはチタンが有利であり、トップガイドに適している。
取付部11は竿体1が挿入される竿挿入孔13を有している。取付部11は、少なくとも後部が筒状であって、その内側に竿体1が挿入される。竿挿入孔13は竿体1の軸線方向に沿って延びている。従って、竿挿入孔13の中心線51は竿体1の中心線と一致しており、竿挿入孔13は前後方向に延びている。竿挿入孔13はその直径に対して軸線方向の長さが長い。竿体1は竿挿入孔13に後側から挿入される。従って、竿挿入孔13は少なくとも後端が開口しており、後端開口部から竿体1が前側に向けて挿入されて取付部11に接着固定される。竿挿入孔13は少なくとも後端が開口しているものであればよく、前端も開口した両端開口の貫通孔の構成であってもよいが、本実施形態では非貫通の構成であって、その前端が閉塞されて後端のみが開口した前端閉塞後端開口の構成である。尚、竿挿入孔13は鍛造によって同時形成されるが、鍛造によって形成した後に、後加工として竿挿入孔13の壁面を切削加工してもよい。即ち、竿挿入孔13の壁面は鍛造面であってもよいが、切削面であってもよい。
リング保持部12は、取付部11の前部から上側に向けて延設されている。リング保持部12は、竿挿入孔13に対してその径方向外側に離れていくように上側に向けて延びている。リング保持部12は全体としては環状であるが、取付部11と滑らかに連続している。リング保持部12は、取付部11の前端部から上側に向けて立ち上がっている。上述のようにガイドリング2が前側に所定角度傾倒していることから、リング保持部12は竿挿入孔13の中心線51に対して直角に立ち上がっているのではなく前側に傾斜しつつ立ち上がっている。
2 ガイドリング
2a 前面
2b 後面
3 ガイドフレーム
10 リング装着孔
10a 凸部
11 取付部
12 リング保持部
12a 前面
12b 後面
12c 外周面
13 竿挿入孔
14 閉鎖壁
15 補強壁部
16 凹部
17 傾斜面
20 下側のDカット面
21 上側のDカット面
30 最上部
31 左右の側部
32 最下部
50 ガイドリングの中心線
51 竿挿入孔の中心線
Claims (6)
- 竿体の先端部に装着されるトップガイドであって、
釣糸を案内するためのガイドリングと、該ガイドリングを保持するための一つの部材として一体的に形成されたガイドフレームとを備え、
ガイドフレームは、竿体が挿入される竿挿入孔を有する取付部と、ガイドリングが装着されるリング装着孔を有するリング保持部とを備え、
ガイドリングの中心線は、竿挿入孔の中心線に対して、前側が竿挿入孔の中心線に近づく方向に傾斜しており、
竿挿入孔の中心線とガイドリングの中心線を通る平面でガイドフレームを切断したときの断面視において、リング保持部の全周のうち取付部から最も遠い部分である最上部における径方向の肉厚は、後面側が相対的に薄く前面側が相対的に厚いことを特徴とするトップガイド。 - リング保持部の最上部の径方向の肉厚は、後面側から前面側に向けて徐々に増加している請求項1記載のトップガイド。
- リング保持部の最上部における前面側と後面側の径方向の肉厚の差は、最上部から周方向の両側に向けて徐々に減少し、左右両側部において前面側の径方向の肉厚と後面側の径方向の肉厚は略等しい請求項1又は2記載のトップガイド。
- 竿挿入孔の中心線とガイドリングの中心線を通る平面でガイドフレームを切断したときの断面視において、リング保持部の最上部の外周面は、竿挿入孔の中心線と平行である請求項1乃至3の何れかに記載のトップガイド。
- 請求項1乃至4の何れかに記載のトップガイドを備えた釣竿。
- 竿体の先端部に装着されるトップガイドのガイドフレームであって、
一つの部材として一体的に形成された構成であって、竿体が挿入される竿挿入孔を有する取付部と、ガイドリングが装着されるリング装着孔を有するリング保持部とを備えており、
リング装着孔の中心線は、竿挿入孔の中心線に対して、前側が竿挿入孔の中心線に近づく方向に傾斜しており、
竿挿入孔の中心線とリング装着孔の中心線を通る平面で切断したときの断面視において、リング保持部の全周のうち取付部から最も遠い部分である最上部における径方向の肉厚は、後面側が相対的に薄く前面側が相対的に厚いことを特徴とするトップガイドのガイドフレーム。
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JP2017235813A JP7026496B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | トップガイド及び釣竿並びにガイドフレーム |
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2017
- 2017-12-08 JP JP2017235813A patent/JP7026496B2/ja active Active
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