JP2019093431A - レーザ加工前に外部光学系の異常を警告するレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工前に外部光学系の異常を警告するレーザ加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ加工前に外部光学系に起因する種々の異常を精度良く警告する。【解決手段】レーザ加工装置10は、外部光学系12から出射する出射光の光軸に対して垂直に配置されていて出射光に対して一定の反射率を有する反射板17と、反射板17で反射して外部光学系12に戻る戻り光の強度分布を、ビームスプリッタ22を介して、測定する戻り光測定部18と、外部光学系12の正常時における戻り光の強度分布を基準データとして記憶する記憶部30と、戻り光の強度分布の測定データと基準データとの比較に基づいて、レーザ加工前に外部光学系12に起因する光軸ずれ、ビーム径異常、モード異常、ゴースト、外部光学系12を保護する保護ウインド24の汚れ、及び熱レンズ効果による焦点ずれの少なくとも1つを特定する処理を行う前処理部31と、前処理部31の処理に従って外部光学系12の異常を警告する警告部32と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、レーザ加工装置に関し、特にレーザ加工前に外部光学系の異常を警告するレーザ加工装置に関する。
レーザ切断する材料や厚さ等から焦点位置を予め設定してレーザ加工が行われている。加工不具合が発生した場合には、レーザ発振器からの出力光をワークへ出射するための外部光学系が汚染されていないか確認するか、又は、外部光学系に温度センサや散乱光センサを取付けることにより外部光学系の汚染を検出していた。
本願に関連する技術としては、例えば特許文献1〜7が公知である。特許文献1には、保護ガラスに付着した異物の影響を受けずに溶接品質の評価を行うレーザ加工装置が開示されている。斯かるレーザ加工装置は、保護ガラスを介して照射板にレーザ光を照射して反射したパワーモニタ時画像と、保護ガラスを介して溶接時にワークにレーザ光を照射して反射した溶接時画像とを差分することにより、保護ガラスに付着した異物画像を含まない差分処理反射光画像を取得し、差分処理反射光画像から溶接品質の評価を行う。
特許文献2には、保護ガラスにスパッタが付着した場合に、溶接不良の発生を容易に抑制するレーザ溶接方法が開示されている。斯かるレーザ溶接方法は、レーザ溶接を行う前に、出力が小さい検査用レーザ光を溶接部に照射して戻る戻り光を、ミラーを介して、受光し、戻り光の強度を基準強度と比較してレーザ出力の低下量及び焦点ズレ量を算出すると共に、レーザ発振器の出力及び焦点距離を調整する。
特許文献3には、レーザ光の焦点位置と被加工物の加工位置との相対的ずれを補正する機能を備えたレーザ加工機が開示されている。斯かるレーザ加工機は、加工位置の映像を、切換えミラーを介して、テレビカメラで撮像し、予め設定されている焦点位置と加工位置との相対的な位置ずれ量を検出し、加工位置を焦点位置に合わせる。
特許文献4には、レーザ光源から出力したレーザ光の強度分布を、ビームスプリッタを介して、観察するためのCCDカメラを備えた光源装置が開示されている。
特許文献5には、光学部品の状態や加工点におけるレーザ出力状態をインラインで適確に監視するレーザ加工用モニタリング装置が開示されている。斯かるモニタリング装置は、光ファイバの終端面から出射されたレーザ光の光強度を、ベントミラーを介して、検出するレーザ光検出器と、被加工物の加工点からレーザ照射ユニットに反射されてきた光の強度を検出する反射光検出器と、レーザ光の強度と反射光の強度とに基づいて光学部品の状態を判定する第1の判定部と、を備えている。
特許文献6には、ファイバレーザ加工機におけるレーザ出力及び戻り光検出方法が開示されている。斯かるファイバレーザ加工機は、プロセスファイバから出射されたレーザ光のベンドミラー透過光と、加工部からの戻り光のベンドミラー透過光とをそれぞれ第1吸収体と第2吸収体に入射させ、第1吸収体及び第2吸収体からの散乱光をそれぞれ第1光電変換素子及び第2光電変換素子で検出する。
特許文献7には、プロセスの状態を評価するためのシステムが開示されている。斯かるシステムは、レーザ出力光を、半透明のマジックミラーを介して、ワークに照射し、反射光をマジックミラーで反射してカメラで受光し、加工品質を評価する。
特開2009−039779号公報 特開2016−097412号公報 特開平01−218788号公報 特開2008−210977号公報 特開2006−247681号公報 特開2012−179627号公報 特表2016−530611号公報
外部光学系は時間と共に劣化する。その結果、集光点でレーザパワーの損失が発生する。軽度の汚染であっても、光軸ずれ、ビーム径異常、モード異常(強度分布異常)、熱レンズ効果による焦点ずれ等が発生するため、レーザ加工の品質に著しい劣化を招く。この場合、速やかに光学部品を交換するか又はクリーニングする必要がある。しかしながら、加工不具合が発生した後に光学部品のメンテナンスを行うのでは、自動運転時に大量の不良部品が発生するという問題があった。
また、外部光学系のメンテナンスによりレンズ、保護ウインド等の部品交換を行うが、交換部品が仕様を満たすものであるかの確認はレーザ加工を行うことにより確認している。しかしながら、レンズ、保護ウインド等の反射防止(AR)コーティングに欠陥がある場合、レーザ加工時に大きな反射光が発生し、外部光学系を損傷することがあった。
そこで、レーザ加工前に外部光学系に起因する種々の異常を精度良く警告する技術が求められている。
本開示の一態様は、レーザ加工前に外部光学系の異常を警告するレーザ加工装置であって、レーザ発振器と、レーザ発振器からの順方向の出力光を、ビームスプリッタを介して、導光してワークの表面に照射するための外部光学系と、外部光学系から出射する出射光の光軸に対して垂直に配置されていて出射光に対して一定の反射率を有する反射板と、反射板で反射して外部光学系に戻る戻り光の強度分布を、ビームスプリッタを介して、測定する戻り光測定部と、外部光学系の正常時における戻り光の強度分布を基準データとして記憶する記憶部と、戻り光の強度分布の測定データと基準データとの比較に基づいて、レーザ加工前に外部光学系に起因する光軸ずれ、ビーム径異常、モード異常、ゴースト、保護ウインドの汚れ、及び熱レンズ効果による焦点ずれの少なくとも1つを特定する処理を行う前処理部と、前処理部に従って外部光学系の異常を警告する警告部と、を備える、レーザ加工装置を提供する。
本開示によれば、レーザ加工前に外部光学系の種々の異常を精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。また、補正できた場合には、外部光学系のメンテナンス期間を延長できる。
一実施形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す概略図である。 正常時及び異常時における戻り光の強度分布を示す断面図である。 第1実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るレーザ加工装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るレーザ加工装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るレーザ加工装置の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係るレーザ加工装置の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。各図面において、同一又は類似の構成要素には同一又は類似の符号が付与されている。また、以下に記載する実施形態は、特許請求の範囲に記載される発明の技術的範囲及び用語の意義を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す概略図である。レーザ加工装置10は、レーザ発振器11と、レーザ発振器11からの順方向の出力光を導光してワークの表面に照射するための外部光学系12と、レーザ加工装置10の全体を制御する数値制御装置13と、レーザ加工装置10の駆動を制御する駆動制御装置14と、を備えている。レーザ発振器11は、例えば波長1060〜1080nmのファイバレーザ発振器である。外部光学系12は、ファイバ20と、ファイバ20からの出力光を平行光にするコリメーションレンズ21と、出力光又は戻り光の一部を反射し一部を透過するビームスプリッタ22と、出力光を集光する集光レンズ23と、外部光学系12を保護する保護ウインド24と、を備えている。駆動制御装置14は、加工テーブル16を移動させるX軸、Y軸、及びZ軸と、集光レンズ23の位置を光軸方向に移動させるV軸と、保護ウインド24を光軸と直交する方向に移動させるS軸及びT軸と、ビームスプリッタ22の角度を調整するためのU軸及びW軸と、これら各軸を駆動するサーボモータ及び制御部等と、を備えている。
レーザ加工装置10はさらに、レーザ発振器11からの順方向の出力光の強度分布を、ビームスプリッタ22を介して、測定する出力光測定部15と、加工テーブル16の任意の場所又は加工テーブル16の外側に配置された反射板17と、反射板17で反射して外部光学系に戻る戻り光の強度分布を、ビームスプリッタ22を介して、測定する戻り光測定部18と、を備えている。反射板17は、例えば平滑なミラー又は銅板であり、外部光学系12から出射する出射光の光軸に対して垂直に配置されていて出射光に対して一定の反射率(例えば波長1060〜1080nmのレーザ光に対して約98%の反射率)を有する。ビームスプリッタ22は、L字型の加工ヘッド25内の湾曲部分においてコリメーションレンズ21と集光レンズ23との間に光軸に対して角度45°で傾斜して配置されている。出力光測定部15は、順方向の出力光の光路と角度0°をなす位置に配置され、戻り光測定部18は、順方向の出力光の光路と角度90°をなす位置に配置されており、いずれもCCDカメラ若しくはCMOSカメラ、又は、2次元配列された光電素子等を備えている。代替実施形態では、ビームスプリッタ22が、直線型の加工ヘッド内においてコリメーションレンズ21と集光レンズ23との間に配置されていてもよい。斯かる場合には、出力光測定部15が順方向の出力光の光路と角度90°をなす位置に配置される。
図2は、正常時及び異常時における出射光の強度分布を示す断面図である。外部光学系12が正常である(位置ずれ、角度ずれ、汚れ、ARコート無し等が無い)とき、レーザ加工装置10が反射板17に向かってレーザ光を出射すると、戻り光測定部18によって測定される戻り光の強度分布には、光軸ずれ、ビーム径異常、ゴースト、モード異常、保護ウインドの汚れ等の異常が観察されないが、外部光学系12が異常である(位置ずれ、角度ずれ、汚れ、ARコート無し等が有る)とき、戻り光測定部18によって測定される戻り光の強度分布には、光軸ずれ、ビーム径異常、ゴースト、モード異常、保護ウインドの汚れ等の異常が観察される。本実施形態に係るレーザ加工装置10は、戻り光測定部18によって測定される戻り光の強度分布と、出力光測定部18によって測定される出力光の強度分布とに基づいて、レーザ加工前に外部光学系12の種々の異常を精度良く警告する。
図3は、第1実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。数値制御装置13は、種々のデータを記憶するRAM、ROM、又は不揮発性メモリ等から構成される記憶部30と、CPU、ASIC、又はFPGA等から構成される前処理部31と、表示パネル、スピーカ、及び出力インターフェイス等から構成される警告部32とを備えている。記憶部30、前処理部31、又は警告部32は、バス等によって相互に接続されている。前処理部31は、外部光学系12の異常(光軸ずれ)を特定する処理を行い、警告部32は、前処理部31の処理に従って外部光学系12の異常を警告する。
記憶部30は、外部光学系12の正常時における戻り光の強度分布(図2参照)を表す基準データを予め記憶している。記憶部30はさらに、出力光測定部15によって測定された出力光の強度分布を表す出力光測定データと、戻り光測定部18によって測定された戻り光の強度分布を表す戻り光測定データと、を記憶する。
前処理部31の構成要素は、CPUによって実行されるプログラムモジュール、又は、ASIC、FPGA等によって構成される集積回路によって実装される。前処理部31は、出射光の光軸を反射板17上に移動させる指令を駆動制御装置14に対して行う駆動指令部40と、レーザ光を出力する指令をレーザ発振器11に対して行う出力指令部41と、を備えている。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第1光軸ずれ量を計算する第1光軸ずれ量計算部42と、第1光軸ずれ量に基づいて駆動制御装置14によるビームスプリッタ22の角度調整(U軸及びW軸の回転角調整)のための第1調整量を計算する第1調整量計算部46と、第1調整量を駆動制御装置14に対して指令するビームスプリッタ角度調整指令部47と、ビームスプリッタの角度調整を行っても依然として光軸ずれが有る場合に、過度な光軸ずれであることを警告する指令を警告部32に対して行う第2警告指令部48と、を備えている。代替実施形態では、レーザ加工装置10がさらに、ビームスプリッタ22の角度を手動調整する角度調整機構(図示せず)を備えていてもよい。斯かる場合には、警告部32が、第1調整量計算部46によって計算された第1調整量と共に光軸ずれを警告する。オペレータは、角度調整機構を使用して第1調整量に基づいて手動でビームスプリッタ22の角度を調整する。斯かる代替実施形態では、ビームスプリッタ角度調整指令部47が必須の構成要素ではない。
前処理部31はさらに、出力光測定データと基準データとの比較に基づいて第2光軸ずれ量を計算する第2光軸ずれ量計算部43と、第1光軸ずれ量と第2光軸ずれ量とに基づいて外部光学系12の異常領域を特定する第1異常領域特定部44と、異常領域の警告指令を警告部32に対して行う第1警告指令部45と、を備えていてもよい。第1異常領域特定部44によって特定される異常領域は、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より上流又は下流における1つ又は複数の光学部品を含む。
図4は、第1実施形態に係るレーザ加工装置10の動作を示すフローチャートである。レーザ加工前に外部光学系12の異常(光軸ずれ)を警告する処理を開始すると、ステップS10では、出射光の光軸を反射板17上に移動させる指令を行う。ステップS11では、レーザ光を出力する指令を行う。ステップS12では、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第1光軸ずれ量を計算する。ステップS13では、出力光測定データと基準データとの比較に基づいて第2光軸ずれ量を計算する。
ステップS14及びステップS19においては、外部光学系12における異常領域を特定する。即ち、第1光軸ずれが有り且つ第2光軸ずれが無い場合には(ステップS14のYES)、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より下流における光学部品(即ち、集光レンズ23)の位置ずれ又は角度ずれによって第1光軸ずれが発生している可能性が高いため、ステップS15においてループが2回目であるか判定した後(ステップS15のNO)、ステップS16において集光レンズ23又はビームスプリッタ22の位置ずれ又は角度ずれを警告する。次いで、第1光軸ずれが有り且つ第2光軸ずれも有る場合には(ステップS19のYES)、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より上流における光学部品(即ち、コリメーションレンズ21)の位置ずれ又は角度ずれによって第2光軸ずれが発生している可能性が高いため、ステップS20においてループが2回目であるか判定した後(ステップS20のNO)、ステップS21においてコリメーションレンズ21又はビームスプリッタ22の位置ずれ又は角度ずれを警告する。なお、光軸ずれが有るか無いかは、戻り光又は出力光の光軸位置が基準データの光軸位置から許容範囲内であるかを判定することにより行われる。
ステップS14及びステップS19において、第1光軸ずれが無い場合には(ステップS14及びステップS19のNO)、ステップS23においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。
ステップS17において、第1光軸ずれ量に基づいてビームスプリッタの角度調整(U軸及びW軸の回転角調整)のための第1調整量を計算する。ステップS18では、ビームスプリッタの角度調整を指令するか又はオペレータがビームスプリッタの角度調整を手動で行う。そして、補正が正しいかを確認するためにステップS11に戻り、再度、反射板17に向かってレーザ光を出力する指令を行う。
ステップS14又はステップS19において、第1光軸ずれが依然として有る場合には(ステップS14又はステップS19のYES)、ループが2回目であるため(ステップS15又はステップS20のYES)、ステップS22において集光レンズ、コリメーションレンズ、又はビームスプリッタに過度な位置ずれ又は角度ずれがあることを警告する。斯かる場合には、集光レンズ、コリメーションレンズ、又はビームスプリッタのメンテナンスを促す。
ステップS14及びステップS19において、第1光軸ずれが無い場合には(ステップS14及びステップS19のNO)、ビームスプリッタ22の角度調整が正しかったこととなり、ステップS23においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。
第1実施形態によれば、レーザ加工前に外部光学系12に起因する光軸ずれを精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。また、補正できた場合には、外部光学系12のメンテナンス期間を延長できる。
図5は、第2実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。以下では、第1実施形態に係る数値制御装置13とは異なる構成要素についてのみ説明する。前処理部31は、外部光学系12の異常(ビーム径異常)を特定する処理を行い、警告部32は、前処理部31の処理に従って外部光学系12の異常を警告する。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第1ビーム径を計算する第1ビーム径計算部50と、第1ビーム径に基づいて駆動制御装置14による集光レンズ23の位置調整(V軸又はZ軸の位置調整)のための第2調整量を計算する第2調整量計算部54と、第2調整量に基づいて集光レンズ23の位置調整を駆動制御装置14に対して指令する集光レンズ位置調整指令部55と、集光レンズ23の位置調整を行っても依然としてビーム径異常が有る場合には、過度なビーム径異常が有ることを警告する指令を警告部32に対して行う第2警告指令部48と、を備えている。
前処理部31はさらに、出力光測定データと基準データとの比較に基づいて第2ビーム径を計算する第2ビーム径計算部51と、第1ビーム径と第2ビーム径とに基づいて外部光学系12の異常領域を特定する第2異常領域特定部52と、異常領域の警告指令を警告部32に対して行う第3警告指令部53と、を備えていてもよい。第2異常領域特定部52によって特定される異常領域は、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より上流又は下流における1つ又は複数の光学部品を含む。
図6は、第2実施形態に係るレーザ加工装置10の動作を示すフローチャートである。レーザ加工前に外部光学系12の異常(ビーム径異常)を警告する処理を開始すると、ステップS30では、出射光の光軸を反射板17上に移動させる指令を行う。ステップS31では、レーザ光を出力する指令を行う。ステップS32では、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第1ビーム径を計算する。ステップS33では、出力光測定データと基準データとの比較に基づいて第2ビーム径を計算する。
ステップS34及びステップS39においては、外部光学系12における異常領域を特定する。即ち、第1ビーム径異常が有り且つ第2ビーム径異常が無い場合には(ステップS34のYES)、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より下流における光学部品(即ち、集光レンズ23)の汚れによって第1ビーム径異常が発生している可能性が高いため、ステップS35においてループが2回目であるか判定した後(ステップS35のNO)、ステップS36において集光レンズ23の汚れを警告する。次いで、第1ビーム径異常が有り且つ第2ビーム径異常も有る場合には(ステップS39のYES)、ビームスプリッタ22自体又はビームスプリッタ22より上流における光学部品(即ち、ファイバ20、コリメーションレンズ21)のストレス又は汚れによって第2ビーム径異常が発生している可能性が高いため、ステップS40においてループが2回目であるか判定した後(ステップS40のNO)、ステップS41においてコリメーションレンズ21の汚れ又はファイバ20のストレスを警告する。なお、ビーム径異常が有るか無いかは、戻り光又は出力光のビーム径が基準データのビーム径から許容範囲内であるかを判定することにより行われる。
ステップS34及びステップS39において、第1ビーム径異常が無い場合には(ステップS34及びステップS39のNO)、ステップS43においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。
ステップS37において、第1ビーム径に基づいて集光レンズ23の位置調整(V軸又はZ軸の位置調整)のための第2調整量を計算する。ステップS38では、集光レンズ23の位置調整を指令する。そして、補正が正しいかを確認するためにステップS31に戻り、再度、反射板17に向かってレーザ光を出力する指令を行う。
ステップS34又はステップS39において、第1ビーム径異常が依然として有る場合には(ステップS34又はステップS39のYES)、ループが2回目であるため(ステップS35又はステップS40のYES)、ステップS42において集光レンズ又はコリメーションレンズに過度な汚れ若しくはファイバの過度なストレスがあることを警告する。斯かる場合には、集光レンズ、コリメーションレンズ、又はファイバのクリーニング又は交換を促す。
ステップS34及びステップS39において、第1ビーム径異常が無い場合には(ステップS34及びステップS39のNO)、集光レンズ23の位置調整が正しかったこととなり、ステップS43においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。
第2実施形態によれば、レーザ加工前に外部光学系12に起因するビーム径異常を精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。また、補正できた場合には、外部光学系12のメンテナンス期間を延長できる。
図7は、第3実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。以下では、第2実施形態に係る数値制御装置13とは異なる構成要素についてのみ説明する。前処理部31は外部光学系12の異常(モード異常(強度分布異常)、ゴースト(ARコーティング無し)、及び、保護ウインドの汚れ)を警告する処理を行い、警告部32は前処理部31の処理に従って外部光学系12の異常を警告する。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいてモード異常を特定するモード異常特定部60と、モード異常の警告指令を警告部32に対して行う第5警告指令部61と、を備えている。モード異常は、戻り光測定データのモード(強度分布)のパターンが基準データのモード(強度分布)のパターンから許容範囲内にない場合に特定される。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて戻り光のゴースト(ARコーティング無し)を特定するゴースト特定部62と、ゴーストの警告指令を警告部32に対して行う第6警告指令部63と、を備えていてもよい。ゴーストは、基準データのビーム径より大きい領域における戻り光の強度が、僅かに有り、許容範囲内にない場合に特定される。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて保護ウインド24の汚れを特定する汚れ特定部64と、保護ウインド24の汚れの警告指令を警告部32に対して行う第7警告指令部67と、を備えていてもよい。保護ウインド24の汚れは、戻り光の特定箇所の強度が、比較的高く、許容範囲内にない場合に特定される。前処理部31はさらに、保護ウインド24の汚れ位置に基づいて駆動制御装置14による保護ウインド24の位置調整(S軸又はT軸の位置調整)のための第3調整量を計算する第3調整量計算部65と、第3調整量に基づいて保護ウインド24の位置調整を駆動制御装置14に対して指令するウインド位置調整指令部66と、を備えていてもよい。
図8は、第3実施形態に係るレーザ加工装置10の動作を示すフローチャートである。レーザ加工前に外部光学系12の異常(モード異常、ゴースト(ARコーティング無し)、及び、保護ウインドの汚れ)を警告する処理を開始すると、ステップS50では、出射光の光軸を反射板17上に移動させる指令を行う。ステップS51では、レーザ光を出力する指令を行う。ステップS52において、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて戻り光にモード異常が有るかを特定する。モード異常が有る場合には(ステップS52のYES)、ステップS53においてモード異常を警告する。斯かる場合には、外部光学系12のクリーニング又は交換を促す。他方、モード異常が無い場合には(ステップS52のNO)、ステップS54に進む。なお、モード異常が有るか無いかは、戻り光測定データのモード(強度分布)のパターンが基準データのモード(強度分布)のパターンから許容範囲内であるかを判定することにより行われる。
ステップS54において、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいてゴーストが有るかを特定する。ゴーストが有る場合には(ステップS54のYES)、ステップS55においてARコート無し(ゴースト有り)を警告する。斯かる場合には、保護ウインド24の交換を促す。他方、ゴーストが無い場合には(ステップS54のNO)、ステップS56に進む。なお、ゴーストが有るか無いかは、基準データのビーム径より大きい領域における戻り光の強度が、僅かに有り、許容範囲内にない場合に特定される。
ステップS56において、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて保護ウインド24の汚れが有るかを特定する。汚れが有る場合には(ステップS56のYES)、ループが2回目であるか判定した後(ステップS61のNO)、ステップS57において保護ウインド24の汚れを警告する。斯かる場合には、保護ウインド24のクリーニング又は交換を促す。他方、汚れが無い場合には(ステップS56のNO)、保護ウインド24の汚れが無いため、ステップS60においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。なお、汚れが有るか無いかは、戻り光の特定箇所の強度が、比較的高く、許容範囲内にない場合に特定される。
ステップS58において、保護ウインド24の位置調整(S軸又はT軸の位置調整)のための第3調整量を計算し、ステップS59において、保護ウインドの位置調整を行う。そして、補正が正しいかを確認するためにステップS51に戻り、再度、反射板17に向かってレーザ光を出力する指令を行う。
ステップS56において、保護ウインド24の汚れが無い場合には(ステップS56のNO)、保護ウインド24の位置調整が正しかったこととなり、ステップS60においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。ステップS56において、汚れが有る場合には(ステップS56のYES)、ループが2回目であるため(ステップS61のNO)、保護ウインド24の過度な汚れを警告する(ステップS62)。
第3実施形態によれば、レーザ加工前に外部光学系12に起因する種々の異常(モード異常、ゴースト(ARコーティング無し)、及び保護ウインド24の汚れ)を精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。また、補正できた場合には、外部光学系12のメンテナンス期間を延長できる。
図9は、第4実施形態に係る数値制御装置の構成を示すブロック図である。以下では、第3実施形態に係る数値制御装置13とは異なる構成要素についてのみ説明する。前処理部31は外部光学系12の異常(熱レンズ効果による焦点ずれ)を警告する処理を行い、警告部32は前処理部31の処理に従って外部光学系12の異常を警告する。
前処理部31は、反射板17を溶融又は変形させない程度に低い出力で相対的に長時間(例えば30秒間)レーザ光を出力する指令をレーザ発振器11に対して行う出力指令部70を備えている。代替実施形態として、反射板17が出射光の一部(例えば98%)を透過し一部(例えば2%)を反射するハーフミラーであり、レーザ加工装置10はさらに、ハーフミラーを透過したレーザ光を除去するレーザ光除去部を備え、出力指令部70がレーザ加工に使用する程度に高い出力で相対的に短時間(例えば1秒間)レーザ光を出力する指令をレーザ発振器11に対して行ってもよい。出力指令部70によって外部光学系12が温められた状態になるため、外部光学系12が汚染していた場合には、熱レンズ効果に起因した焦点ずれが発生する。
前処理部31はさらに、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第3光軸ずれ量を計算する第3光軸ずれ量計算部71と、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて第3ビーム径を計算する第3ビーム径計算部72と、第3光軸ずれ量又は第3ビーム径に基づいて熱レンズ効果による焦点ずれの警告指令を警告部32に対して行う第8警告指令部73と、を備えている。代替実施形態では、前処理部31が、第3光軸ずれ量計算部71及び第3ビーム径計算部72のいずれか一方を備えていてもよい。
図10は、第4実施形態に係るレーザ加工装置10の動作を示すフローチャートである。レーザ加工前に外部光学系12の異常(焦点ずれ)を警告する処理を開始すると、ステップS70では、出射光の光軸を反射板17上に移動させる指令を行う。ステップS71では、レーザ光を長時間低出力する指令又は高出力する指令を行う。ステップS72において、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいて光軸ずれ量を計算する。ステップS73では、戻り光測定データと基準データとの比較に基づいてビーム径を計算する。
ステップS74において、光軸ずれが有る場合には(ステップS74のYES)、ステップS76において、曲率を有する光学部品の汚れに起因した熱レンズ効果による焦点ずれを警告する。斯かる場合には、曲率を有する光学部品のクリーニング又は交換を促す。他方、光軸ずれが無い場合には(ステップS74のNO)、ステップS75に進む。なお、光軸ずれが有るか無いかは、戻り光測定データの光軸位置が基準データの光軸位置から予め定めた許容範囲内であるかを判定することにより行われる。
ステップS75において、ビーム径異常が有る場合には(ステップS75のYES)、ステップS76において、曲率を有する光学部品の汚れに起因した熱レンズ効果による焦点ずれを警告する。斯かる場合には、曲率を有する光学部品のクリーニング又は交換を促す。他方、ビーム径異常が無い場合には(ステップS75のNO)、ステップS77においてレーザ加工装置10はレーザ加工を開始する。なお、ビーム径異常が有るか無いかは、戻り光のビーム径が基準データのビーム径から許容範囲内であるかを判定することにより行われる。
第4実施形態によれば、レーザ加工前に外部光学系12の汚れに起因した熱レンズ効果による焦点ずれを精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。
以下、第5実施形態に係るレーザ加工装置10について説明する。第5実施形態においては、前処理部31が、第1実施形態から第4実施形態における構成要素の一部又は全てを備えている。また、レーザ加工装置10は、第1実施形態から第4実施形態におけるフローチャートの一部又は全てを実行する。実行順序は問わないが、第1実施形態から第4実施形態へ流れるフローチャートが好ましい。
第5実施形態によれば、レーザ加工前に外部光学系12に起因する種々の異常(光軸ずれ、ビーム径異常、モード異常、ゴースト、保護ウインドの汚れ、及び熱レンズ効果による焦点ずれ)を精度良く警告できる。ひいては、大量の加工不良を発生させることなく自動運転を継続できる。また、補正できた場合には、外部光学系12のメンテナンス期間を延長できる。
前述した実施形態におけるコンピュータによって実行可能なプログラムは、コンピュータ読取り可能な非一時的記録媒体、CD−ROM等に記録して提供できる。本明細書において種々の実施形態について説明したが、本発明は、前述した種々の実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に記載された範囲内において種々の変更を行えることを認識されたい。
10 レーザ加工装置
11 レーザ発振器
12 外部光学系
13 数値制御装置
14 駆動制御装置
15 出力光測定部
16 加工テーブル
17 反射板
18 戻り光測定部
20 ファイバ
21 コリメーションレンズ
22 ビームスプリッタ
23 集光レンズ
24 保護ウインド
25 加工ヘッド
30 記憶部
31 前処理部
32 警告部
40 駆動指令部
41 出力指令部
42 第1光軸ずれ量計算部
43 第2光軸ずれ量計算部
44 第1異常領域特定部
45 第1警告指令部
46 第1調整量計算部
47 ビームスプリッタ角度調整指令部
48 第2警告指令部
50 第1ビーム径計算部
51 第2ビーム径計算部
52 第2異常領域特定部
53 第3警告指令部
54 第2調整量計算部
55 集光レンズ位置調整指令部
56 第4警告指令部
60 モード異常特定部
61 第5警告指令部
62 ゴースト特定部
63 第6警告指令部
64 汚れ特定部
65 第3調整量計算部
66 ウインド位置調整指令部
67 第7警告指令部
70 出力指令部
71 第3光軸ずれ量計算部
72 第3ビーム径計算部
73 第8警告指令部

Claims (14)

  1. レーザ加工前に外部光学系の異常を警告するレーザ加工装置であって、
    レーザ発振器と、
    前記レーザ発振器からの順方向の出力光を、ビームスプリッタを介して、導光して前記ワークの表面に照射するための外部光学系と、
    前記外部光学系から出射する出射光の光軸に対して垂直に配置されていて前記出射光に対して一定の反射率を有する反射板と、
    前記反射板で反射して前記外部光学系に戻る戻り光の強度分布を、前記ビームスプリッタを介して、測定する戻り光測定部と、
    前記外部光学系の正常時における前記戻り光の強度分布を基準データとして記憶する記憶部と、
    前記戻り光の強度分布の測定データと前記基準データとの比較に基づいて、レーザ加工前に前記外部光学系に起因する光軸ずれ、ビーム径異常、モード異常、ゴースト、保護ウインドの汚れ、及び熱レンズ効果による焦点ずれのうち少なくとも1つを特定する処理を行う前処理部と、
    前記前処理部の処理に従って前記外部光学系の異常を警告する警告部と、
    を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. さらに、前記ビームスプリッタの角度を手動調整する角度調整機構を備え、
    前記前処理部が、前記比較に基づいて第1光軸ずれ量を計算する第1光軸ずれ量計算部と、前記第1光軸ずれ量に基づいて前記角度調整機構による前記ビームスプリッタの角度調整のための第1調整量を計算する第1調整量計算部と、を有し、
    前記警告部が前記第1調整量と共に前記光軸ずれを警告する、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. さらに、前記ビームスプリッタの角度を制御する駆動制御装置を備え、
    前記前処理部が、前記比較に基づいて第1光軸ずれ量を計算する第1光軸ずれ量計算部と、前記第1光軸ずれ量に基づいて前記駆動制御装置による前記ビームスプリッタの角度調整のための第1調整量を計算する第1調整量計算部と、前記第1調整量を前記駆動制御装置に対して指令するビームスプリッタ角度調整指令部と、を有する、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. さらに、前記出力光の強度分布を、前記ビームスプリッタを介して、測定する出力光測定部を備え、
    前記前処理部がさらに、前記出力光の強度分布の測定データと前記基準データとの比較に基づいて第2光軸ずれ量を計算する第2光軸ずれ量計算部と、前記第1光軸ずれ量と前記第2光軸ずれ量とに基づいて前記外部光学系の異常領域を特定する第1異常領域特定部を有し、
    前記警告部が前記異常領域を警告する、
    請求項2又は3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記外部光学系が前記出力光を集光する集光レンズを有し、
    さらに、前記集光レンズの位置を制御する駆動制御装置を備え、
    前記前処理部が、前記比較に基づいて第1ビーム径を計算する第1ビーム径計算部と、前記第1ビーム径に基づいて前記駆動制御装置による前記集光レンズの位置調整のための第2調整量を計算する第2調整量計算部と、前記第2調整量に基づいて前記集光レンズの位置調整を前記駆動制御装置に対して指令する集光レンズ位置調整指令部と、を有する、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  6. さらに、前記出力光の強度分布を、前記ビームスプリッタを介して、測定する出力光測定部を備え、
    前記前処理部がさらに、前記出力光の強度分布の測定データと前記基準データとの比較に基づいて第2ビーム径を計算する第2ビーム径計算部と、前記第1ビーム径と前記第2ビーム径とに基づいて前記外部光学系の異常領域を特定する第2異常領域特定部を有し、
    前記警告部が前記異常領域を警告する、
    請求項5に記載のレーザ加工装置。
  7. さらに、前記保護ウインドを前記出射光の光軸と直交する方向に駆動する駆動制御装置を備え、
    前記前処理部が、前記比較に基づいて前記保護ウインドの汚れを特定する汚れ特定部と、前記保護ウインドの汚れ位置に基づいて前記駆動制御装置による前記保護ウインドの位置調整のための第3調整量を計算する第3調整量計算部と、前記第3調整量に基づいて前記保護ウインドの位置調整を前記駆動制御装置に対して指令するウインド位置調整指令部と、を有する、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  8. 前記前処理部が前記比較に基づいて前記戻り光のモード異常を特定するモード異常特定部を有し、前記警告部が前記モード異常を警告する、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  9. 前記前処理部が前記比較に基づいて前記戻り光のゴーストを特定するゴースト特定部を有し、前記警告部が前記保護ウインドの反射防止コーティングの異常を警告する、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  10. 前記戻り光測定部が前記順方向の出力光の光路と角度90°をなす位置に配置される、請求項1から9のいずれか一項に記載のレーザ加工装置。
  11. 前記出力光測定部が前記順方向の出力光の光路と角度0°をなす位置に配置される、請求項4又は6に記載のレーザ加工装置。
  12. 前記前処理部が、前記外部光学系が温まるまで前記レーザ発振器に対して出力する指令を行う出力指令部と、前記比較に基づいて第3光軸ずれ量を計算する第3光軸ずれ量計算部と、を有し、前記警告部が、前記第3光軸ずれ量に基づいて前記熱レンズ効果による焦点ずれを警告する、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  13. 前記前処理部が、前記外部光学系が温まるまで前記レーザ発振器に対して出力する指令を行う出力指令部と、前記比較に基づいて第3ビーム径を計算する第3ビーム径計算部を有し、前記警告部が、前記第3ビーム径に基づいて前記熱レンズ効果による焦点ずれを警告する、請求項1に記載のレーザ加工装置。
  14. 前記反射板が前記出射光の一部を透過し一部を反射するハーフミラーであり、
    さらに、前記ハーフミラーを透過したレーザ光を除去するレーザ光除去部を備え、
    前記出力指令部が、レーザ加工に使用する程度に高い出力で前記外部光学系が温まるまで前記レーザ光を出力する指令を前記レーザ発振器に対して行う、
    請求項12又は13に記載のレーザ加工装置。
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