JP2019091781A - 切削装置 - Google Patents

切削装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019091781A
JP2019091781A JP2017219026A JP2017219026A JP2019091781A JP 2019091781 A JP2019091781 A JP 2019091781A JP 2017219026 A JP2017219026 A JP 2017219026A JP 2017219026 A JP2017219026 A JP 2017219026A JP 2019091781 A JP2019091781 A JP 2019091781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
workpiece
cutting blade
imaging
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017219026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7045167B2 (ja
Inventor
ヒョンジン バン
Hyungjin Bang
ヒョンジン バン
ギョンフォン シン
Gyoungfong Shin
ギョンフォン シン
ダヨン チョウ
Daeyong Zhao
ダヨン チョウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2017219026A priority Critical patent/JP7045167B2/ja
Publication of JP2019091781A publication Critical patent/JP2019091781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7045167B2 publication Critical patent/JP7045167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Dicing (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【課題】切削装置において、切削ブレードの先端形状に異常があるか否かを判断できるようにして、加工不良の発生を防ぐ。【解決手段】被加工物を保持する保持テーブル30と、被加工物を切削する切削ブレード63が装着される切削手段6と、切削ブレード63を被加工物に切り込ませる切込み送り手段16と、被加工物に切削ブレード63を切り込ませ形成された切削溝を上方から撮像する手段8と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明820と、撮像手段8が撮像した撮像画において照明820の光が切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが、切削溝の延在方向に対して直交する幅方向で切削溝の中心線から切削溝の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅からはみ出していた場合に切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する判断手段91と、を備える切削装置1である。【選択図】図1

Description

本発明は、板状の被加工物を切削ブレードで切削する切削装置に関する。
表面の分割予定ラインによって区画された領域にICやLSI等のデバイスが複数形成された被加工物は、その裏面が研削されて所定の厚さに薄化され、さらに、ダイシング装置(例えば、特許文献1参照)において、回転する切削ブレードによって該分割予定ラインに沿って切削され個々のデバイスチップに分割される。
特開2015−174205号公報
切削ブレードは被加工物を切削していくうちに磨耗していき、その刃先先端の形状が変化していく。切削ブレードが正常に磨耗していく場合には、その刃先先端は刃厚方向の左右において均等に磨耗して断面が略対称なR形状へと変化する。しかし、切削により側面やせ等の異常磨耗が発生して切削ブレードの先端形状が変化することにより、被加工物に形成された切削溝が蛇行したり、切削ブレードの先端割れが発生してデバイスに欠けを生じさせたりする場合がある。
よって、切削ブレードで被加工物を切削する切削装置においては、切削ブレードの先端形状に異常があるか否かが判断され、異常がある場合には切削ブレードのドレッシング又は切削ブレードの交換が必要であると作業者が認識できるようにして、異常がある切削ブレードにより被加工物を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、板状の被加工物を切削ブレードで切削する切削装置であって、被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルと、該保持テーブルが保持した被加工物を切削する該切削ブレードが装着される切削手段と、該切削ブレードを被加工物に切り込ませる切込み送り手段と、被加工物に該切削ブレードを切り込ませ形成された底部を有する切削溝を上方から撮像する撮像手段と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明と、該撮像手段が撮像した撮像画において該照明の光が該切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが、該切削溝の延在方向に対して直交する幅方向で該切削溝の中心線から該切削溝の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅からはみ出していた場合に該切削ブレードの先端形状が異常であると判断する判断手段と、を備える切削装置である。
前記幅方向で前記切削溝の中心線から該切削溝の両側辺に向かって前記許容幅より狭く延在する第2の許容幅が設定され、前記撮像手段が撮像した撮像画における前記白色ラインが該第2の許容幅以内に収まっていたら、前記切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第2の判断手段を備えると好ましい。
前記切削装置は、前記撮像画に前記白色ラインが2本以上映っていた場合に前記切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第3の判断手段を備えると好ましい。
前記切削装置には、前記判断手段、前記第2の判断手段又は前記第3の判断手段の判断により前記切削ブレードの異常を通知する通知手段を備えると好ましい。
本発明に係る切削装置は、被加工物に切削ブレードを切り込ませ形成された底部を有する切削溝を上方から撮像する撮像手段と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明と、撮像手段が撮像した撮像画において照明の光が切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが、切削溝の延在方向に対して直交する幅方向で切削溝の中心線から切削溝の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅からはみ出していた場合に切削ブレードの先端形状が異常であると判断する判断手段と、を備えることで、切削ブレードがドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレードにより被加工物を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置は、切削溝の中心線から切削溝の両側辺に向かって許容幅より狭く延在する第2の許容幅が設定され、撮像手段が撮像した撮像画における白色ラインが第2の許容幅以内に収まっていたら、切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第2の判断手段を備えるものとすることで、切削ブレードがドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレードにより被加工物を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置は、撮像画に照明の光が切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが2本以上映っていた場合に切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第3の判断手段を備えることで、切削ブレードがドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレードにより被加工物を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置が判断手段、第2の判断手段、又は第3の判断手段の判断により切削ブレードの異常を通知する通知手段を備えることで、切削ブレードのドレッシング又は切削ブレードの交換が必要である時期を作業者が通知手段からの通知によって認識することが可能となる。
切削装置の一例を示す斜視図である。 撮像手段及び照明の構造の一例を示す縦断面図である。 図3(A)は、撮像画中の切削溝と設定された許容幅内に収まっている白色ラインとを説明する説明図である。図3(B)は、磨耗により先端断面が略対称なR形状となった切削ブレードの先端を示す断面図である。 図4(A)は、撮像画中の切削溝と設定された許容幅からはみ出した白色ラインとを説明する説明図である。図4(B)は、磨耗により先端断面が片減り形状となった切削ブレードの先端の一例を示す断面図である。 図5(A)は、撮像画中の切削溝と設定された許容幅からはみ出した白色ラインとを説明する説明図である。図5(B)は、磨耗により先端断面が片減り形状となった切削ブレードの先端の別例を示す断面図である。 図6(A)は、撮像画中の切削溝と設定された第2の許容幅内に収まった白色ラインとを説明する説明図である。図6(B)は、磨耗により先端断面がくさび状に先細りした形状となった切削ブレードの先端を示す断面図である。 図7(A)は、撮像画中の切削溝と2本の白色ラインとを説明する説明図である。図7(B)は、磨耗により先端断面が中凹形状となった切削ブレードの先端を示す断面図である。
図1に示す切削装置1は、保持テーブル30に保持された板状の被加工物であるウェーハWに対して、切削手段6が備える切削ブレード63を回転させ切り込ませて、切削加工を施す装置である。図1に示すウェーハWは、例えば、シリコンを母材とする円形板状の半導体ウェーハであり、その表面Waには、分割予定ラインSによって区画された格子状の領域にデバイスDが形成されている。また、ウェーハWの裏面Wbは図示しないダイシングテープが貼着されて保護されている。
切削装置1の基台10上には、切削送り方向(X軸方向)に保持テーブル30を往復移動させる切削送り手段11が配設されている。切削送り手段11は、X軸方向の軸心を有するボールネジ110と、ボールネジ110と平行に配設された一対のガイドレール111と、ボールネジ110を回動させるモータ112と、内部のナットがボールネジ110に螺合し底部がガイドレール111に摺接する可動板113とから構成される。そして、モータ112がボールネジ110を回動させると、これに伴い可動板113がガイドレール111にガイドされてX軸方向に移動し、可動板113上に配設された保持テーブル30がX軸方向に移動する。
被加工物であるウェーハWを保持する保持テーブル30は、例えば、その外形が円形状であり、ポーラス部材等からなる水平な保持面30a上でウェーハWを吸引保持する。保持テーブル30は、その底面側に配設された回転手段31を介して可動板113上固定されている。回転手段31は、保持テーブル30を支持するとともに保持テーブル30をZ軸方向の軸心周りに回転させることができる。
基台10上の後方側(−X方向側)には、門型コラム14が切削送り手段11を跨ぐように立設されている。門型コラム14の前面には、水平方向においてX軸方向に対して直交するY軸方向に切削手段6を往復移動させるインデックス送り手段12が配設されている。インデックス送り手段12は、Y軸方向の軸心を有するボールネジ120と、ボールネジ120と平行に配設された一対のガイドレール121と、ボールネジ120を回動させるモータ122と、内部のナットがボールネジ120に螺合し側部がガイドレール121に摺接する可動板123とから構成される。そして、モータ122がボールネジ120を回動させると、これに伴い可動板123がガイドレール121にガイドされてY軸方向に移動し、可動板123上に切込み送り手段16を介して配設された切削手段6がY軸方向にインデックス送りされる。
可動板123上には、保持テーブル30の保持面30aに対して直交するZ軸方向に切削手段6を往復移動させる切込み送り手段16が配設されている。切込み送り手段16は、Z軸方向の軸心を有するボールネジ160と、ボールネジ160と平行に配設された一対のガイドレール161と、ボールネジ160を回動させるモータ162と、内部のナットがボールネジ160に螺合し側部がガイドレール161に摺接する支持部材163とから構成される。そして、モータ162がボールネジ160を回動させると、これに伴い支持部材163がガイドレール161にガイドされてZ軸方向に移動し、支持部材163が支持する切削手段6がZ軸方向に切込み送りされる。
切削手段6は、軸方向がY軸方向である回転軸60と、支持部材163の下端に固定され回転軸60を回転可能に支持するハウジング61と、回転軸60を回転させる図示しないモータと、回転軸60に装着される切削ブレード63とを備えており、図示しないモータが回転軸60を回転駆動することに伴って切削ブレード63も高速で回転する。
切削ブレード63は、例えば、基台を備えるハブブレードであり、基台の外周部分にはダイヤモンド砥粒等を適宜のバインダーで固定して切り刃が形成されている。なお、切削ブレード63は、基台を備えないワッシャー型のブレードであってもよい。
切削送り手段11の可動板113上には、矩形板状のチョッパーカットセットアップ用被加工物Bを保持する保持テーブル(サブテーブル)50が、支持台51を介して配設されている。保持テーブル50は、例えば、その外形が矩形状であり、ポーラス部材等からなる水平な保持面(上面)でチョッパーカットセットアップ用被加工物Bを吸引保持することができる。保持テーブル50の保持面の高さ位置は、例えば、保持テーブル30の保持面30aの高さ位置と略同一となっている。
切削装置1は、被加工物(ウェーハW又はチョッパーカットセットアップ用被加工物B)に切削ブレード63を切り込ませ形成された底部を有する切削溝を上方から撮像する撮像手段8と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明820(図2参照)とを備えている。撮像手段8は、例えば、ハウジング61の側面に配設されており、撮像手段8と切削手段6とは連動してY軸方向及びZ軸方向へと移動する。また、撮像手段8は、保持テーブル30に吸引保持されたウェーハWに切削加工を施す場合に、切削ブレード63を切り込ませるウェーハWの分割予定ラインSを認識するためのパターンマッチング等のアライメントを実施する際にも使用される。
図2に示すように、撮像手段8は、ハウジング61の側面に取り付けられた撮像カバー80の内側に取り付けられており、撮像カバー80の底面に形成された開口800を通じて被加工物からの反射光を取り込むように形成されている。
撮像手段8は、外部光が遮光される筒状の鏡筒81を備えており、鏡筒81の側面には被加工物の上方から被加工物を照らす照明820が取り付けられている。照明820は、例えば、光ファイバーであり、図2に示す光源821(例えば、LED又はキセノンランプ等)が接続されており、光源821が生み出す光を鏡筒81内に伝搬する。光源821が発する光の光量は、図示しない電圧調整器等によって調整できるようになっている。
撮像手段8は、鏡筒81内に配設され照明820を介して入射した光を下方に向けて反射して方向変換するハーフミラー822と、鏡筒81内のハーフミラー822の下側に配設されハーフミラー822で反射した光が入光する対物レンズ823と、ハーフミラー822の上側に配設され被加工物で反射され対物レンズ823が捉えた反射光を光電変換して画像情報として出力する撮像素子83(例えば、CCD)と、を備えている。
ハーフミラー822は、光源821から発せられ照明820を介して入射した光を被加工物に導く機能と、被加工物からの反射光を透過させて撮像素子83に導く機能とを有している。対物レンズ823の光軸は、被加工物の上面に対して直交している。よって、同軸落射照明である照明820が発する光は、ハーフミラー822によって対物レンズ823の光軸と平行に反射され、対物レンズ823を通り被加工物の上面を真上から照らす。
撮像手段8の鏡筒81の下部には、被加工物を側方から照らす側射照明用の照明ケース84が取り付けられている。照明ケース84の底面中央には撮像開口840が形成されている。照明ケース84の内周側側面下部には、周方向に所定間隔空けて複数の発光体850(例えば、LED)が配設されており、該複数の発光体850で撮像開口840を囲繞して被加工物に対して斜め上方からリング状に光を照射するリング照明85が形成されている。各発光体850には照明ケース84内を通る電源ケーブル851を介して図示しない電源が接続されている。また、照明ケース84の底面は、透明なリング板852で形成されており、各発光体850の発する光は、このリング板852を透過して被加工物の上面に対して垂直な方向よりも傾斜させた角度で被加工物を照らす。各発光体850からの光は重なり合って撮像開口840の真下の被加工物の上面に円形の照明領域を形成し、該照明領域の中央部分は、各発光体850からの光が重なり合うことで均等に照明される。なお、発光体850はLED等の電界発光タイプの発光体に限定されず、白熱発光タイプの発光体、放電発光タイプの発光体を使用してもよい。
このように、撮像手段8は、照明820によって被加工物の上面を真上から均一に照らし、リング照明85により斜め上方向から被加工物の上面を立体的に照らした状態で撮像を行うことができる。
図2に示す撮像素子83は、同軸落射照明用の照明820及び側射照明用のリング照明85から照射され、被加工物で反射された光を対物レンズ823を介して受光する。
図1に示す切削装置1は、例えば、CPU及びメモリ等の記憶素子等を備え装置全体の制御を行う制御手段9を備えている。制御手段9は、図示しない配線によって、切削送り手段11、インデックス送り手段12、切込み送り手段16、及び回転手段31等に接続されており、制御手段9の制御の下で、切削送り手段11による保持テーブル30のX軸方向における移動動作、インデックス送り手段12による切削手段6のY軸方向におけるインデックス送り動作、切込み送り手段16による切削手段6のZ軸方向における切込み送り動作、及び回転手段31による保持テーブル30の回転動作等が制御される。
以下に、図1に示すウェーハWを切削装置1により切削する場合の切削装置1の動作について説明する。まず、ウェーハWが表面Waが上側を向いた状態で保持テーブル30により保持面30aで吸引保持される。次いで、切削送り手段11により、保持テーブル30に保持されたウェーハWが−X方向に送られるとともに、撮像手段8によってウェーハWの表面Waが撮像される。そして、形成された撮像画像に基づきパターンマッチング等のアライメントが行われ、分割予定ラインSの位置が検出される。その後、切削手段6がインデックス送り手段12によってY軸方向に移動されて、位置が検出された分割予定ラインSと切削ブレード63とのY軸方向における位置合わせがなされる。
切削送り手段11がウェーハWを保持する保持テーブル30をさらに所定の切削送り速度で−X方向に送り出す。また、切込み送り手段16が切削手段6を−Z方向に降下させ、例えば、切削ブレード63がウェーハWの裏面Wbを切り抜ける所定の高さ位置に到るように、切削手段6が位置づけられる。そして、図示しないモータが回転軸60を高速回転させ、回転軸60に固定された切削ブレード63が回転軸60の回転に伴って高速回転をしながらウェーハWに切込み、分割予定ラインSを切削していく。
隣り合う分割予定ラインSの間隔ずつ切削ブレード63をY軸方向に割り出し送りしながら順次同様の切削を行うことにより、同方向の全ての分割予定ラインSを切削する。さらに、保持テーブル30を90度回転させてから同様の切削を行うと、ウェーハWは、全ての分割予定ラインSが縦横に全てカットされデバイスDを備えるチップに分割される。
上記のように1枚又は複数枚のウェーハWに対して切削ブレード63で切削加工を施していくことで、切削ブレード63は磨耗していき、その刃先先端の形状が変化していく。そこで、切削ブレード63の磨耗に伴い、例えばウェーハWの表面WaのデバイスDが形成されていない外周領域(切削後に端材として廃棄される領域)を使用して、磨耗した切削ブレード63の先端形状に異常があるか無いかの判断が後述する判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93によって行われる。
まず、切削溝の形成は、ウェーハWを保持する保持テーブル30が、図1に示す切削送り手段11によって切削ブレード63の下方に位置づけられた後停止する。また、図示しないモータが回転軸60を回転させ、切削ブレード63が回転軸60の回転に伴って回転する。そして、切込み送り手段16が、切削ブレード63がウェーハWの裏面Wbを切り抜けない高さ位置まで切削手段6を−Z方向に降下させて、ウェーハWの表面WaのデバイスDが形成されていない外周領域に切削ブレード63を切り込ませ、該領域に底部を有する切削溝(ハーフカット溝)を形成する。
撮像手段8による切削溝の撮像は、切込み送り手段16が切削ブレード63を上昇させウェーハWから離間させる。次いで、切削送り手段11が保持テーブル30をX軸方向に移動させると共に、インデックス送り手段12が撮像手段8をY軸方向に移動させて、撮像手段8の撮像領域内にウェーハWに形成された切削溝が収められる。
切込み送り手段16が支持部材163をZ軸方向に徐々に移動させて撮像手段8をウェーハWの表面Waに向かって所定の距離ずつ近づける(又は遠ざける)とともに、撮像手段8が作動して、図2に示す対物レンズ823のピント合わせがなされる。そして、対物レンズ823のピントがウェーハWの表面Waに合った時点で、切込み送り手段16が支持部材163の移動を停止する。この状態で、図2に示す照明820がハーフミラー822を介してウェーハWの表面Waを真上から照らし、また、リング照明85がウェーハWの表面Waを斜め上方向から照らす。そして、ウェーハWからの反射光が対物レンズ823を通じて撮像素子83に受光され、切削溝が写った撮像画が形成される。
なお、切削加工する前にアライメントしたときの撮像手段8の高さ位置を利用して、対物レンズ823のピント合わせを行っても良い。また、撮像するときリング照明と落斜照明の比率はリング照明より落斜照明を大きくするとよい。さらにリング照明85を用いないで同軸落射照明用の照明820だけで撮像させてもよい。
撮像手段8は、図1に示す制御手段9に図示しない配線を介して接続されており、形成した撮像画を制御手段9に送る。
図3(A)は、撮像手段8によって形成され所定の解像度の図示しない出力画面上に表示された撮像画の一例を示している。図3(A)においては、撮像画の一部分が抜き出されて表示されており、ウェーハWの表面Waに形成された切削溝M1の底部で照明820の光が反射して映し出された白色ラインL1が示されている。
制御手段9のメモリには、図3(A)に示す撮像画中の切削溝M1の延在方向(X軸方向)に対して直交する幅方向(Y軸方向)で切削溝M1の中心線から切削溝M1の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅Qが予め設定され記憶されている。許容幅Qは、例えば、過去に行った切削加工実験から経験的に求められた範囲であり、図1に示す切削ブレード63の刃厚の値よりも小さい値になっている。
図1に示す判断手段91は、図3(A)の撮像画中に例えば黒色で示される切削溝M1を周囲との画素の輝度の違いにより認定し、切削溝M1の延在方向に延びる中心線を撮像画上に設定する。さらに、設定した中心線を基準として制御手段9のメモリに記憶されている許容幅Qを撮像画上に例えば2本の二点鎖線q1、q2を用いて設定する。
判断手段91は、白色ラインL1が許容幅Qからはみ出しているか否かの判断を行う。撮像画中に示される切削溝M1上において輝度が白から黒に変化するY軸座標位置の画素が白色ラインL1との境界を示すため、例えば、判断手段91は二点鎖線q1、q2上の各画素の輝度を二点鎖線q1、q2の各一端から各他端に向かって順に判定していく。その結果、判断手段91は、白色ラインL1が許容幅Qからはみ出していないと判断する。白色ラインL1は切削溝M1の底を表示しているため、白色ラインL1が図3(A)に示すように許容幅Qからはみ出していない場合には、切削ブレード63の先端が先の切削に伴い刃厚方向の左右において均等に磨耗した結果、図3(B)に示すように、その先端断面形状が左右均等なR形状になっている、即ち、切削ブレード63の先端形状が正常であると判断する。
また、例えば、図1に示す判断手段91による上記判断が行われると共に、切削装置1が備える第2の判断手段92によって、切削ブレード63の先端形状が正常か否かがさらに判断される。例えば、制御手段9のメモリには、図3(A)に示す撮像画中の切削溝M1の延在方向(X軸方向)に対して直交する幅方向(Y軸方向)で切削溝M1の中心線から切削溝M1の両側辺に向かって許容幅Qより狭く延在する第2の許容幅Q2が予め設定され記憶されている。第2の許容幅Q2は、例えば、過去に行った切削加工実験から経験的に求められた範囲である。
図1に示す第2の判断手段92は、図3(A)の撮像画中に切削溝M1の延在方向に延びる中心線を設定する。さらに、設定した中心線を基準として制御手段9のメモリに記憶されている第2の許容幅Q2を撮像画上に例えば2本の二点鎖線q3、q4を用いて設定する。
第2の判断手段92は、白色ラインL1が第2の許容幅Q2以内に収まっているか否かの判断を行う。撮像画中に示される切削溝M1上において輝度が白から黒に変化するY軸座標位置の画素が白色ラインL1との境界を示すため、例えば、第2の判断手段92は二点鎖線q3、q4上の各画素の輝度を二点鎖線q3、q4の各一端から各他端に向かって順に判定していく。その結果、第2の判断手段92は、白色ラインL1が第2の許容幅Q2以内に収まっていないと判断し、切削ブレード63の先端形状が正常であると判断する。
また、切削装置1が備える第3の判断手段93によって、撮像画に白色ラインが2本以上映っているか否かの判断が行われ、第3の判断手段93は、図3(A)に示す撮像画には1本の白色ラインL1のみが映っていると判断し、切削ブレード63の先端形状が正常であると判断する。
図4(A)は、撮像手段8によって形成され所定の解像度の出力画面上に表示された撮像画の別例を示している。図4(A)においては、撮像画の一部分が抜き出されて表示されており、ウェーハWの表面Waに形成された切削溝M2の底部で照明820の光が反射して映し出された白色ラインL2が示されている。
図1に示す判断手段91は、図4(A)の切削溝M2の延在方向に延びる中心線を撮像画上に設定し、さらに、設定した中心線を基準として許容幅Qを撮像画上に二点鎖線q1、q2を用いて設定する。
判断手段91は、白色ラインL2が許容幅Qからはみ出しているか否かの判断を行う。図4(A)の撮像画中に示される切削溝M2上において輝度が白から黒に変化するY軸座標位置の画素が白色ラインL2との境界を示すため、判断手段91は例えば二点鎖線q1、q2上の各画素の輝度を二点鎖線q1、q2の各一端から各他端に向かって順に判定していく。その結果、判断手段91は、白色ラインL2が許容幅Qから+Y方向側にはみ出していると判断する。したがって、切削ブレード63の先端が先の切削に伴い刃厚方向の−Y方向側で多く磨耗した結果、図4(B)に示すように、切削ブレード63の先端断面形状が−Y方向側から+Y方向側に傾斜した片減り形状となっている、即ち、切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する。
図5(A)は、撮像手段8によって形成され所定解像度の出力画面上に表示された撮像画の別例を示している。図5(A)では、撮像画の一部分が抜き出されて表示されており、ウェーハWの表面Waに形成された切削溝M3の底部で照明820の光が反射して映し出された1本の白色ラインL3が示されている。そして、図5(A)に示す撮像画から、判断手段91は、白色ラインL3が許容幅Qから−Y方向側にはみ出していると判断する。したがって、切削ブレード63の先端が先の切削に伴い刃厚方向の+Y方向側で多く磨耗した結果、図5(B)に示すように、切削ブレード63の先端断面形状が+Y方向側から−Y方向側に傾斜した片減り形状となっている、即ち、切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する。
図6(A)は、撮像手段8によって形成され所定解像度の出力画面上に表示された撮像画の別例を示している。図6(A)では、撮像画の一部分が抜き出されて表示されており、ウェーハWの表面Waに形成された切削溝M5の底部で照明820の光が反射して映し出された1本の白色ラインL5が示されている。そして、図6(A)に示す撮像画から、図1に示す判断手段91は白色ラインL5が許容幅Qからはみ出していないと判断する。しかし、第2の判断手段92が白色ラインL1が第2の許容幅Q2以内に収まっているか否かの判断を行い、その結果、第2の判断手段92は、白色ラインL1が第2の許容幅Q2以内に収まっていると判断し、切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する。即ち、切削ブレード63の先端が先の切削において側面痩せの異常磨耗を伴った結果、図6(B)に示すように、切削ブレード63の先端断面形状がくさび状に先細りした形状となっていると判断する。
図7(A)は、撮像手段8によって形成され所定の解像度の図示しない出力画面上に表示された撮像画の別例を示している。図7(A)では、撮像画の一部分が抜き出されて表示されており、ウェーハWの表面Waに形成された切削溝M4の底部で照明820の光が反射して映し出された2本の白色ラインL41、L42が示されている。
例えば、図7(A)に示す撮像画から、図1に示す判断手段91は白色ラインL41、L42が許容幅Qからはみ出していないと判断する。しかし、切削装置1が備える第3の判断手段93が、撮像画に白色ラインが2本以上映っているか否かの判断を行う。そして、撮像画に2本の白色ラインL41、L42が映っていると判断し、切削ブレード63の先端が先の切削に伴い断面の中心が両端に比べて多く磨耗することで、図7(B)に示すように中凹に凹んだ形状となっている、即ち、切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する。
図1に示すように、切削装置1は、判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93の判断により切削ブレード63の交換を通知する通知手段19を備えている。判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93が、例えば、切削ブレード63の先端形状が図4(B)〜図7(B)に示すように異常な状態となっていると判断をすると、通知手段19は、モニター等に切削ブレード63が異常であることを表示する、又は警報ブザーから切削ブレード63が異常であることを発報して、作業者に切削ブレード63が異常であることを通知する。そして、該通知を受けた作業者によって切削ブレード63が新品の切削ブレードに交換されたり、切削ブレード63のドレッシングが行われたりする。
上記のように、本発明に係る切削装置1は、被加工物(ウェーハW)に切削ブレード63を切り込ませ形成された底部を有する切削溝を上方から撮像する撮像手段8と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明820と、撮像手段8が撮像した撮像画において照明820の光が切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが、切削溝の延在方向に対して直交する幅方向で切削溝の中心線から切削溝の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅Qからはみ出していた場合に切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する判断手段91と、を備えることで、切削ブレード63がドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレード63により被加工物(ウェーハW)を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置1は、切削溝の中心線から切削溝の両側辺に向かって許容幅Qより狭く延在する第2の許容幅Q2が設定され、撮像手段8が撮像した撮像画における白色ラインが第2の許容幅Q2以内に収まっていたら、切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する第2の判断手段92を備えるものとすることで、切削ブレード63がドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレード63により被加工物(ウェーハW)を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置1は、撮像画に照明820の光が切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが2本以上映っていた場合に切削ブレード63の先端形状が異常であると判断する第3の判断手段93を備えることで、切削ブレード63がドレッシング又は交換が必要な状態にあるか否かが認識できるようになるため、異常がある切削ブレード63により被加工物(ウェーハW)を加工して切削不良を発生させてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。
切削装置1が判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93の判断により切削ブレード63の異常を通知する通知手段19を備えることで、切削ブレード63のドレッシング又は切削ブレード63の交換が必要である時期を通知手段19からの通知によって作業者が認識することが可能となる。
なお、本発明に係る切削装置1は上記実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されている切削装置1の各構成についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
例えば、図1に示す判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93による切削ブレード63の先端形状が異常であるか否かの判断は、図1に示すチョッパーカットセットアップ用被加工物Bを用いて行われてもよい。
図1に示すウェーハWに対し切削ブレード63で切削加工を施していくことで、切削ブレード63は磨耗していき刃先先端の形状が変化していく。そのため、切削ブレード63がある程度磨耗すると、切削ブレード63の先端が保持テーブル30の保持面30aに接触する切削ブレード63の高さを認識するチョッパーカットセットアップが実施される。
まず、チョッパーカットセットアップ用被加工物Bを保持する保持テーブル50が−X方向へ送られて、切削ブレード63の下方に位置づけられた後停止する。また、切込み送り手段16が、回転する切削ブレード63がチョッパーカットセットアップ用被加工物Bの下面を切り抜けない高さ位置まで切削手段6を−Z方向に降下させて、チョッパーカットセットアップ用被加工物Bに回転する切削ブレード63を切り込ませる。その結果、チョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面に、底部を有しチョッパーカットセットアップ用被加工物BをX軸方向に横断しない長さの切削溝が形成される。
切削ブレード63がチョッパーカットセットアップ用被加工物Bから離間した後、切削送り手段11が保持テーブル50をX軸方向に移動させると共に、インデックス送り手段12が撮像手段8をY軸方向に移動させて、撮像手段8の撮像領域内にチョッパーカットセットアップ用被加工物Bに形成された切削溝全体が収められる。
切込み送り手段16が撮像手段8をZ軸方向に移動させるとともに、撮像手段8が作動して、図2に示す対物レンズ823のピント合わせがなされる。対物レンズ823のピントがチョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面に合った状態で、図2に示す照明820がチョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面を真上から照らし、また、リング照明85がチョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面を斜め上方向から照らす。そして、チョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面からの反射光が対物レンズ823を通じて撮像素子83に受光され、切削溝が写った撮像画が形成される。
撮像手段8は、形成した撮像画を制御手段9に送る。例えば、撮像画中のエッジを強調するフィルタ処理が施されてから撮像画を用いて切削溝の長さが測定され、測定された切削溝の長さとチョッパーカットセットアップ用被加工物Bに切削ブレード63を切り込ませた際の回転軸60の軸心からチョッパーカットセットアップ用被加工物Bの上面までの距離とから切削ブレード63の半径が計算され、切削ブレード63の最下端が保持テーブル30の保持面30aに接触する切削ブレード63の高さ位置が認識(算出)される。
上記のようなチョッパーカットセットアップを実施するのに伴って、磨耗した切削ブレード63の先端形状に異常があるか無いかの判断が後述する判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93によって行われる。判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93による該判断は、チョッパーカットセットアップ用被加工物Bに形成された切削溝が写った撮像画を用いて、先に説明したウェーハWの表面Waに形成された撮像画を用いた場合と同様に実施される。そして、判断手段91、第2の判断手段92、又は第3の判断手段93が切削ブレード63の先端形状が異常であると判断した場合には、作業者によって切削ブレード63が新品の切削ブレードに交換されたり、切削ブレード63のドレッシングが行われたりする。
1:切削装置 10:基台 14:門型コラム
11:切削送り手段 12:インデックス送り手段 16:切込み送り手段
30:保持テーブル 30a:保持面 31:回転手段
50:保持テーブル 51:支持台
6:切削手段 60:回転軸 61:ハウジング 63:切削ブレード
8:撮像手段 80:撮像カバー 800:開口
81:鏡筒 820:照明 821:光源 822:ハーフミラー 823:対物レンズ
83:撮像素子 84:照明ケース 85:リング照明 850:発光体
9:制御手段 91:判断手段 92:第2の判断手段 93:第3の判断手段
19:通知手段
W:ウェーハ B:チョッパーカットセットアップ用被加工物

Claims (4)

  1. 板状の被加工物を切削ブレードで切削する切削装置であって、
    被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルと、該保持テーブルが保持した被加工物を切削する該切削ブレードが装着される切削手段と、該切削ブレードを被加工物に切り込ませる切込み送り手段と、被加工物に該切削ブレードを切り込ませ形成された底部を有する切削溝を上方から撮像する撮像手段と、被加工物の上方から被加工物を照らす照明と、
    該撮像手段が撮像した撮像画において該照明の光が該切削溝の底部で反射して映し出された白色ラインが、該切削溝の延在方向に対して直交する幅方向で該切削溝の中心線から該切削溝の両側辺に向かう所定の幅で延在する許容幅からはみ出していた場合に該切削ブレードの先端形状が異常であると判断する判断手段と、を備える切削装置。
  2. 前記幅方向で前記切削溝の中心線から該切削溝の両側辺に向かって前記許容幅より狭く延在する第2の許容幅が設定され、前記撮像手段が撮像した撮像画における前記白色ラインが該第2の許容幅以内に収まっていたら、前記切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第2の判断手段を備える請求項1記載の切削装置。
  3. 前記撮像画に前記白色ラインが2本以上映っていた場合に前記切削ブレードの先端形状が異常であると判断する第3の判断手段を備える請求項1又は請求項2のいずれかに記載の切削装置。
  4. 前記判断手段、前記第2の判断手段又は前記第3の判断手段の判断により前記切削ブレードの異常を通知する通知手段を備えた請求項1、請求項2又は請求項3のいずれかに記載の切削装置。
JP2017219026A 2017-11-14 2017-11-14 切削装置 Active JP7045167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219026A JP7045167B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017219026A JP7045167B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019091781A true JP2019091781A (ja) 2019-06-13
JP7045167B2 JP7045167B2 (ja) 2022-03-31

Family

ID=66836617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017219026A Active JP7045167B2 (ja) 2017-11-14 2017-11-14 切削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7045167B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022657A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 株式会社ディスコ 加工方法
KR20210031375A (ko) 2019-09-11 2021-03-19 가부시기가이샤 디스코 계측 장치
CN114178957A (zh) * 2020-08-24 2022-03-15 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 面壳打磨装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030073382A1 (en) * 2001-10-11 2003-04-17 Ran Manor System and method for non-contact wear measurement of dicing saw blades
JP2008166546A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレードの先端形状検査方法
JP2010240776A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレード先端形状検出方法
JP2013059833A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Disco Corp 切削ブレード先端形状検出方法
JP2015020226A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社ディスコ 切削ブレード先端形状検出方法
JP2015085398A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社ディスコ 切削装置
JP2017069579A (ja) * 2016-12-27 2017-04-06 株式会社東京精密 エッジ検出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030073382A1 (en) * 2001-10-11 2003-04-17 Ran Manor System and method for non-contact wear measurement of dicing saw blades
JP2008166546A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレードの先端形状検査方法
JP2010240776A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Disco Abrasive Syst Ltd 切削ブレード先端形状検出方法
JP2013059833A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Disco Corp 切削ブレード先端形状検出方法
JP2015020226A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社ディスコ 切削ブレード先端形状検出方法
JP2015085398A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社ディスコ 切削装置
JP2017069579A (ja) * 2016-12-27 2017-04-06 株式会社東京精密 エッジ検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021022657A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 株式会社ディスコ 加工方法
KR20210031375A (ko) 2019-09-11 2021-03-19 가부시기가이샤 디스코 계측 장치
US11919114B2 (en) 2019-09-11 2024-03-05 Disco Corporation Measuring apparatus for measuring positional relation between a chuck table and a processing tool
CN114178957A (zh) * 2020-08-24 2022-03-15 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 面壳打磨装置
CN114178957B (zh) * 2020-08-24 2023-03-17 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 面壳打磨装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7045167B2 (ja) 2022-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102409604B1 (ko) 가공 장치
US9682440B2 (en) Chip manufacturing method
JP5700436B2 (ja) 加工装置
JP5519047B1 (ja) 切削工具検査装置
JP5846768B2 (ja) 加工装置
TW201911443A (zh) 切割方法
JP2019091781A (ja) 切削装置
JP6872974B2 (ja) 工具検査装置、加工機械、加工機械の工具検査方法
US10658218B2 (en) Cutting method of workpiece
KR20200087703A (ko) 피가공물의 절삭 방법
JP2005166991A (ja) アライメント装置及び加工装置
JP2017090080A (ja) 検査装置
TW202027149A (zh) 加工裝置
US11476137B2 (en) Dividing apparatus including an imaging unit for detecting defects in a workplace
JP7157631B2 (ja) 加工装置
JP5828683B2 (ja) 加工装置
JP7314023B2 (ja) 照明装置
JP6814662B2 (ja) 切削装置
CN112530837A (zh) 加工装置和晶片的加工方法
JP2018158395A (ja) 加工装置
JP2012256794A (ja) 加工装置
JP2012253297A (ja) 加工装置
EP4130720A1 (en) Object illumination
JP5488897B2 (ja) ダイシング装置のカーフチェック方法及びカーフチェックシステム
JP7093158B2 (ja) 検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7045167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150