JP2019091734A - 被加工物の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイト工具の切刃の摩耗を抑制し、加工効率を向上する。【解決手段】チャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物の表面をバイト切削するダイヤモンドからなる切刃を有するバイト工具と、該バイト工具を下面に備えるバイトホイールと、該バイトホイールを回転可能に支持するバイト切削ユニットと、該バイト工具に切削液を供給する切削液供給装置と、を備えるバイト切削装置を使用して、ウェーハと、該ウェーハの表面に形成されたデバイスと、該デバイス上のバンプと、該デバイス及び該バンプ上の封止材と、を含む該被加工物をバイト切削する被加工物の加工方法であって、該チャックテーブルに該被加工物を保持させる保持ステップと、該封止材をバイト切削して該バンプを該封止材から露出させるバイト切削ステップと、を備え、該バイト切削ステップは、該バイト切削装置が設置された環境の温度が−5℃〜+10℃とされた状態で実施される。【選択図】図2

Description

本発明は、デバイスが表面に形成されたウェーハを含む被加工物を加工する加工方法に関する。
携帯電話やパソコン等の電子機器に使用されるデバイスチップの製造工程では、まず、半導体等の材料からなるウェーハの表面に複数の交差する分割予定ラインを設定する。そして、該分割予定ラインで区画される各領域にIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスを形成する。さらに、該ウェーハを所定の厚みに薄化し、その後、該ウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するとデバイスチップを形成できる。
近年、デバイスチップを所定の実装対象に実装する際に、実装に要する領域の省スペース化のために、フリップチップボンディングと呼ばれる実装技術が実用化されている。フリップチップボンディングは、デバイスの表面側に配線基板を介して10μm〜100μm程度の高さの複数のバンプと呼ばれる金属突起物を形成し、これらのバンプを該実装対象に形成された電極に相対させて直接接合する実装技術である。該バンプは、デバイスチップの端子として機能し、配線基板と、金属細線と、を介して該デバイスに接続される。
さらに、半導体のパッケージング技術として、金属細線による内部配線を行わずデバイス表面に直接バンプを形成し、ウェーハ表面と、該バンプと、を封止材で覆って封止し、該ウェーハを個々のデバイスチップに分割する技術が実用化されている。該パッケージング技術は、WL−CSP(Wafer-level Chip Size Package)と呼ばれている(特許文献1参照)。
ウェーハの表面に形成された該複数のバンプの高さは必ずしも均一ではないため、該複数のバンプをそのままデバイスチップの実装対象に形成された電極に接合させようとしても、一様に接合させるのは容易ではない。そこで、ダイヤモンドからなる切刃を有するバイト工具が装着されたバイト切削装置により該封止材の上部及び該バンプの上部をバイト切削し、該封止材を薄化するとともに該バンプの高さを均一にする加工方法が開発されている(特許文献2参照)。
特開2001−7135号公報 特開2000−173954号公報
封止材と、バンプと、が形成されたウェーハの表面側をバイト切削するバイト工具は、バイト切削時の加工抵抗が高い該封止材と、金属で形成された該バンプと、を同時にバイト切削する。そのため、該バイト切削により生じる加工負荷や加工熱が該バイト工具に強く働き、該バイト工具の切刃が激しく摩耗する。
激しく摩耗したバイト工具ではさらなるバイト切削を実施できないため、頻繁にバイト工具を交換しなければならない。バイト工具を交換している間はバイト切削装置を使用できず、また、交換用のバイト工具に多大な費用がかかる。したがって、バイト切削装置の加工効率が低くなり問題となる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バイト工具の切刃の摩耗を抑制でき、加工効率を向上できる被加工物の加工方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物の表面をバイト切削するダイヤモンドからなる切刃を有するバイト工具と、該バイト工具を下面に備えるバイトホイールと、該バイトホイールを回転可能に支持するバイト切削ユニットと、該バイト工具に切削液を供給する切削液供給装置と、を備えるバイト切削装置を使用して、ウェーハと、該ウェーハの表面に形成されたデバイスと、該デバイス上のバンプと、該デバイス及び該バンプ上の封止材と、を含む該被加工物をバイト切削する被加工物の加工方法であって、該チャックテーブルに該被加工物を保持させる保持ステップと、該封止材をバイト切削して該バンプを該封止材から露出させるバイト切削ステップと、を備え、該バイト切削ステップは、該バイト切削装置が設置された環境の温度が−5℃〜+10℃にされた状態で実施されることを特徴とする被加工物の加工方法が提供される。
本発明の一態様に係る被加工物の加工方法では、被加工物の表面をバイト切削する切刃を有するバイト工具と、該バイト工具を下面に備えるバイトホイールと、バイト工具の切刃に切削液を供給する切削液供給装置と、を備えるバイト切削装置が使用される。
例えば、温度管理ステップを実施しない場合、バイト切削装置が設置されたデバイスチップの製造工場の環境の温度は、20℃〜25℃程度の室温とされるのが一般的である。これに対して、本発明の一態様に係る被加工物の加工方法では、被加工物のバイト切削時にバイト切削装置が設置された環境の温度を低下させる。
そのため、バイト切削により生じた熱が環境に拡散されやすくなり、該バイト工具の温度の上昇が抑制される。ただし、バイト切削装置が設置された環境の温度をより低く設定してしまうと、バイト切削装置で使用される切削液等の液体が凍結する恐れがある。そこで、該環境の温度を切削液を凍結させずにバイト工具に供給できる−5℃〜10℃にすると、バイト工具の消耗を抑制でき、バイト工具の交換頻度を低下させてバイト切削装置の加工効率を高められる。
したがって、本発明によりバイト工具の切刃の摩耗を抑制し、加工効率を向上できる被加工物の加工方法が提供される。
図1(A)は、表面にバンプ及び封止材が設けられた被加工物を模式的に示す斜視図であり、図1(B)は、表面にバンプ及び封止材が設けられた被加工物を模式的に示す断面図である。 バイト切削装置を模式的に示す斜視図である。 図3(A)は、バイト切削ステップを模式的に示す側面図であり、図3(B)は、バイト切削ステップを模式的に示す上面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。まず、本実施形態に係るバイト切削装置の被加工物について図1(A)及び図1(B)を用いて説明する。図1(A)は、被加工物を模式的に示す斜視図である。被加工物5は、ウェーハ1と、バンプ7と、封止材3と、を含む。
ウェーハ1は、例えば、シリコン、SiC(シリコンカーバイド)、若しくは、その他の半導体等の材料、または、サファイア、ガラス、石英等の材料からなる略円板状の基板である。ウェーハ1の表面1aには複数の分割予定ライン(不図示)が格子状に設定されており、分割予定ラインにより区画された各領域にはIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイス7aが形成されている。最終的に、ウェーハ1が分割予定ラインに沿って分割されると、個々のデバイスチップが形成される。
図1(B)は、被加工物5を模式的に示す断面図である。バンプ7は、金属等の導電性材料で形成されており、ウェーハ1が分割されて形成されるデバイスチップの端子となる。ウェーハ1が分割される前にバイト工具を備えるバイト切削装置により被加工物5がバイト切削されて、バンプ7を覆う封止材3の上部及びバンプ7の上部が部分的に除去される。すると、バンプ7が封止材3から露出するため、デバイスチップを所定の実装対象に実装する際にバンプ7を実装対象の電極に接合できるようになる。
次に、本発明の一態様に係るバイト切削装置について図2を用いて説明する。図2は、被加工物5をバイト切削するバイト切削装置2を模式的に示す斜視図である。
バイト切削装置2は、各構成を支持する基台4を有する。基台4の前側部分の上面には、カセット載置台6a,6bが設けられている。カセット載置台6a上には、例えば、バイト切削前の被加工物5を収容したカセット8aが載置される。カセット載置台6bには、例えば、バイト切削後の被加工物5を収容するためのカセット8bが載置される。基台4上には、カセット載置台6a,6bに隣接して被加工物5を搬送する搬送ロボット10が据え付けられている。
基台4の前側部分の上面には更に、複数の位置決めピンで被加工物5の位置を決める位置決めテーブル12と、被加工物5をチャックテーブル20に載せる搬入機構(ローディングアーム)14と、被加工物5をチャックテーブル20から搬出する搬出機構(アンローディングアーム)16と、バイト切削された被加工物5を洗浄及びスピン乾燥する洗浄ユニット50と、が配設されている。
基台4の後側部分の上面には、開口4aが設けられている。該開口4a内には、被加工物5を吸引保持するチャックテーブル20が上面に載るX軸移動テーブル18が備えられている。X軸移動テーブル18は、図示しないX軸方向移動機構によりX軸方向に移動可能である。X軸移動テーブル18は、チャックテーブル20上で被加工物5が着脱される搬入出領域22と、チャックテーブル20上に吸引保持される被加工物5がバイト切削される加工領域24と、に位置付けられる。
チャックテーブル20の上面は、被加工物5を保持する保持面20aとなる。チャックテーブル20は、一端が該チャックテーブル20の保持面20aに通じ他端が図示しない吸引源に接続された吸引路を内部に備える。該吸引源を作動させると、保持面20a上に載せられた被加工物5に負圧が作用して、被加工物5はチャックテーブル20に吸引保持される。
加工領域24の上方には、被加工物5をバイト切削するバイト切削ユニット26が配設される。バイト切削装置2の基台4の後方端部には支持部28が立設されており、この支持部28によりバイト切削ユニット26が支持されている。支持部28の前面には、Z軸方向に伸長する一対のZ軸ガイドレール30が設けられ、それぞれのZ軸ガイドレール30には、Z軸移動プレート32がスライド可能に取り付けられている。
Z軸移動プレート32の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール30に平行なZ軸ボールねじ34が螺合されている。Z軸ボールねじ34の一端部には、Z軸パルスモータ36が連結されている。Z軸パルスモータ36でZ軸ボールねじ34を回転させれば、Z軸移動プレート32は、Z軸ガイドレール30に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート32の前面側下部には、バイト切削ユニット26が固定されている。Z軸移動プレート32をZ軸方向に移動させれば、バイト切削ユニット26をZ軸方向に移動できる。
バイト切削ユニット26は、基端側に連結されたモータにより回転するスピンドル40と、該スピンドル40の先端側に配設されたマウント42に固定具46により固定されたバイトホイール44と、を備える。該モータはスピンドルハウジング38内に備えられており、該モータを作動させると、バイトホイール44がスピンドル40の回転に従って回転する。
バイトホイール44の下面には、バイト工具52(図3(A)参照)が装着されている。バイト工具52は、被加工物5に接触して被加工物5をバイト切削する切刃52a(図3(A)参照)が備えられている。該切刃52aは、例えば、ダイヤモンドからなる。
バイト切削ユニット26をZ軸方向に沿って下降させ、切刃52aの下端をウェーハ1の表面1aに形成されたバンプ7に達する高さ位置に位置付ける。そして、該バイトホイール44を回転させ、該チャックテーブル20をX軸方向に移動させると、封止材3の上部と、バンプ7の上部と、がバイト切削されてバンプ7が封止材3から露出される。
加工領域24の側方には、バイト工具52に切削液48aを噴射する切削液供給装置48(図3(B)参照)が配設される。バイト工具52は、加工抵抗が高い封止材3と、金属で形成されたバンプ7と、をバイト切削する。そのため、バイト切削により生じる加工負荷や加工熱がバイト工具52に強く働き、バイト工具52の切刃52aが激しく摩耗する。そこで、切削液供給装置48により切削液48aをバイト工具52に供給し、バイト切削で生じる切削屑とともに加工熱を除去する。
ただし、回転するバイト工具52に切削液48aを供給して効率良く加工熱を除去してバイト工具52を冷却するのは容易ではない。そこで、バイト切削装置2が設置された環境の温度を低下させて、バイト工具52を効率的に冷却する。
バイト切削装置2が設置された環境の温度を低下させるために、バイト切削装置2を冷却室54の内部に設置する。該冷却室54は、室内の温度を低下させるエアーコントローラ等の冷却装置(不図示)を備える。該冷却室54は、入退室の経路となるドア54aを備える。
次に、本発明の一態様に係る被加工物5の加工方法について説明する。該被加工物5の加工方法は、例えば、上述のバイト切削装置2で実施される。被加工物5の加工方法は、被加工物5をチャックテーブル20に保持させる保持ステップと、封止材3をバイト切削してバンプ7を露出させるバイト切削ステップと、を備える。以下、該被加工物5の加工方法の各ステップについて説明する。
まず、バイト切削装置2が設置された環境である冷却室54のエアーコントローラを制御して、冷却室54の内部の温度を−5℃〜10℃にする。冷却室54のドア54aを開閉すると冷却室54の内部の温度が変化しやすいため、該温度管理ステップを実施す前に、予めバイト切削装置2のカセット載置台6aに加工前の被加工物が収容されたカセット8aを設置する。
次に、保持ステップについて説明する。保持ステップでは、搬送ロボット10によりカセット載置台6aに載せられたカセット8aから被加工物5を取り出す。そして、位置決めテーブル12に該被加工物5を運び入れ、位置決めテーブル12を作動させて被加工物5の中央を該位置決めテーブル12の中央に合わせる。
その後、搬入出領域22に位置付けられたX軸移動テーブル18に載るチャックテーブル20の保持面20a上に搬入機構(ローディングアーム)14により該被加工物5を載せる。なお、このとき、ウェーハ1の裏面1b側を下方に向け、該裏面1bを保持面20aに接触させる。
チャックテーブル20の保持面20a上に被加工物5を載せた後、該チャックテーブル20の吸引源(不図示)を作動させ負圧を該被加工物5に作用させると、該チャックテーブル20に該被加工物5が吸引保持される。その結果、被加工物5の封止材3が上方に露出される。
次に、バイト切削ステップについて説明する。保持ステップを実施した後、X軸移動テーブル18を加工領域24に移動させる。そして、該バイトホイール44を回転させ、バイト切削ユニット26をZ軸方向に沿って下降させ、切刃52aの下端を被加工物5のバンプ7に達する高さ位置に位置付ける。その後、該チャックテーブル20をX軸方向に移動させると、被加工物5の封止材3の上部及びバンプ7の上部がバイト工具52によりバイト切削され、バンプ7が該封止材3から露出される。
図3(A)は、バイト切削ステップを模式的に示す側面図であり、図3(B)は、バイト切削ステップを模式的に示す上面図である。該被加工物5をバイト切削する際には、バイト工具52に切削液供給装置48から切削液48aを噴射させる。
バイト工具52によるバイト切削が終了した後、X軸移動テーブル18を搬入出領域22に移動させ、チャックテーブル20による吸引を解除し、搬出機構(アンローディングアーム)16により該被加工物5を洗浄ユニット52に搬出する。そして、洗浄ユニット52により被加工物5が洗浄され、乾燥される。洗浄された被加工物5は、搬送ロボット10によりカセット載置台6bに載せられたカセット8bに収容される。
本発明の一態様に係る被加工物の加工方法では、バイト切削装置2が設置された環境の温度を室温より低下させる。一般的に、バイト切削装置2が設置されるデバイスチップの製造工場の環境の温度は20℃〜25℃程度の室温とされる。これに対して、本発明の一態様に係る被加工物の加工方法では、バイト切削装置が設置された環境の温度を−5℃〜10℃にする。
該環境の温度をこのような温度にすると、バイト切削により生じた熱が環境に拡散されやすくなり、該バイト工具の温度の上昇が抑制され、バイト工具の消耗を抑制でき、バイト工具の交換頻度を低下させてバイト切削装置の加工効率を高められる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、バイト切削ステップではバイト切削装置2が設置された環境の温度が−5℃以下にされてもよい。この場合、切削液等の液体がバイト切削装置2の内部で凝固しないように各液体に凝固防止剤を混入させ、各液体の凝固点を降下させてもよい。該環境の温度が低いほどバイト工具の冷却効率が高まり、バイト工具の消耗を抑制できる。
また、上記実施形態では、バイト切削装置2を冷却室54の内部に設置し、冷却室54の内部の温度を制御したが、本発明の一態様はこれに限定されない。例えば、バイト切削が実施される加工領域24周辺を囲む箱状の加工室をバイト切削装置2に設け、該加工室の温度を管理してもよい。
上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 ウェーハ
1a 表面
1b 裏面
3 封止材
5 被加工物
7 バンプ
7a デバイス
2 バイト切削装置
4 基台
4a 開口
6a,6b カセット載置台
8a,8b カセット
10 搬送ロボット
12 位置決めテーブル
14 搬入機構(ローディングアーム)
16 搬出機構(アンローディングアーム)
18 X軸移動テーブル
20 チャックテーブル
20a 保持面
22 搬入出領域
24 加工領域
26 バイト切削ユニット
28 支持部
30 Z軸ガイドレール
32 Z軸移動プレート
34 Z軸ボールねじ
36 Z軸パルスモータ
38 スピンドルハウジング
40 スピンドル
42 マウント
44 バイト切削ホイール
46 固定具
48 切削液供給装置
48a 切削液
50 洗浄ユニット
52 バイト工具
52a 切刃
54 冷却室

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物の表面をバイト切削するダイヤモンドからなる切刃を有するバイト工具と、該バイト工具を下面に備えるバイトホイールと、該バイトホイールを回転可能に支持するバイト切削ユニットと、該バイト工具に切削液を供給する切削液供給装置と、を備えるバイト切削装置を使用して、
    ウェーハと、該ウェーハの表面に形成されたデバイスと、該デバイス上のバンプと、該デバイス及び該バンプ上の封止材と、を含む該被加工物をバイト切削する被加工物の加工方法であって、
    該チャックテーブルに該被加工物を保持させる保持ステップと、
    該封止材をバイト切削して該バンプを該封止材から露出させるバイト切削ステップと、を備え、
    該バイト切削ステップは、該バイト切削装置が設置された環境の温度が−5℃〜+10℃とされた状態で実施されることを特徴とする被加工物の加工方法。
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