JP2019091560A - コネクタ、治具、及びコネクタの製造方法 - Google Patents

コネクタ、治具、及びコネクタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタの製造工程の工数を削減する。【解決手段】コネクタハウジング12に取り付けられたリテーナ13は、治具31の有する第1突部32の先端部55に当接することによりリテーナ13を本係止位置から仮係止位置に移動させる第1当接部30と、治具31の有する第2突部46と当接することによりリテーナ13を仮係止位置から本係止位置へ移動させる第2当接部51と、を備えている。【選択図】図16

Description

本明細書に開示された技術は、治具によってリテーナを仮係止位置と本係止位置とに移動可能なコネクタに関する。
従来、コネクタハウジングに取り付けられたリテーナを、治具を用いて、仮係止位置から本係止位置に移動させる技術が、例えば特許文献1に記載されている。上記の治具には、コネクタハウジングをスライド移動可能な移動経路が形成されている。移動経路には、コネクタハウジングが移動経路内をスライド移動する際に、コネクタハウジングに仮係止されたリテーナに当接して、このリテーナを本係位置に移動させるための押圧部材が配置されている。
上記の技術によれば、コネクタハウジングを移動経路内に押し込み、この移動経路内でスライド移動させることにより、押圧部材がリテーナに当接して、このリテーナを本係止位置に移動させるようになっている。これにより、作業者がリテーナを手指によって直接に操作しなくてもよいので、作業者の負担が軽減される。
実開平6−29082号公報
しかし、上記の構成によっても、リテーナを仮係止位置から本係止位置に移動させるためにコネクタを治具に押し込む工程を作業者が行う必要があるので、コネクタの製造工程の工数を削減することはできない。このため、コネクタの製造工程の工数を削減することが望まれていた。
本明細書に開示された技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの製造工程の工数を削減することを目的とする。
本明細書に開示された技術は、端子と、挿入方向に沿って前記端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナと、を備えたコネクタであって、前記リテーナは、治具の有する第1突部の先端部に当接することにより前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置に移動させる第1当接部と、前記治具の有する第2突部と当接することにより前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置へ移動させる第2当接部と、を備える。
本明細書に開示された技術は、挿入方向に沿って端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングに取り付けられたリテーナを、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動させる治具であって、前記挿入方向に沿って延びると共に前記コネクタハウジングを収容するコネクタ収容凹部と、前記コネクタ収容凹部の前記挿入方向の前端部には、前記挿入方向の後方に延びると共に、前記リテーナに当接して前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置に移動させる第1突部が設けられており、前記コネクタ収容凹部の側壁には、前記挿入方向の後端部に、前記コネクタ収容凹部の内方に突出すると共に、前記リテーナに当接して前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置に移動させる第2突部が設けられている。
本明細書に開示された技術は、端子と、挿入方向に沿って前記端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナと、を備えたコネクタの製造方法であって、前記コネクタハウジングに、前記リテーナを取り付ける工程と、前記リテーナが取り付けられた状態の前記コネクタハウジングを、治具に設けられたコネクタ収容凹部内に挿入することにより、前記コネクタ収容凹部の前記挿入方向の前端部に前記挿入方向の後方に延びて設けられた第1突部と、前記リテーナとを当接させて、前記リテーナを前記仮係止位置に移動させる工程と、前記端子を前記挿入方向に沿って前記キャビティ内に挿入する工程と、前記リテーナと前記端子と取り付けられた状態の前記コネクタハウジングを、前記コネクタ収容凹部から引き抜くことにより、前記コネクタ収容凹部の側壁のうち前記挿入方向の後端部に前記コネクタ収容凹部の内方に突出して設けられた第2突部と、前記リテーナとを当接させて、前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置に移動させる工程と、を含む。
上記の構成によれば、リテーナを組み付けたコネクタハウジングを治具に取り付けることによりリテーナを仮係止位置に移動させることができる。そして、コネクタハウジングを治具から取り外すことにより、リテーナを本係止位置に移動させることができる。これにより、リテーナを仮係止位置から本係止位置に移動させる際に、作業者が手指でリテーナを操作する工程が不要となるので、コネクタの製造工程の工数を削減することができる。
本明細書に開示された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記コネクタハウジングは、前記リテーナが取り付けられるリテーナ収容凹部を有しており、前記コネクタハウジングは、前記挿入方向について前方に位置する前端部に、前記第1突部を受け入れる受け入れ凹部を有しており、前記受け入れ凹部は前記リテーナ収容凹部と連通していることが好ましい。
上記の構成によれば、治具の第1突部が受け入れ凹部内に挿入されると、第1突部はリテーナ収容凹部内へも挿入されるようになっている。これにより、治具の第1当接部を受け入れ凹部に挿入するという簡易な操作により、リテーナ収容凹部内に収容されたリテーナの第1当接部と当接させることができる。
前記コネクタハウジングは、前記挿入方向について後方に位置する後端部に、前記挿入方向と交差する方向について外方に突出するエンドリブを有しており、前記エンドリブは前記第2突部との干渉を避ける第2突部回避凹部を有することが好ましい。
上記の構成によれば、コネクタハウジングを治具のコネクタ収容凹部内に挿入する際、及び、コネクタハウジングを治具のコネクタ収容凹部から引き抜く際に、コネクタハウジングのエンドリブと、治具の第2突部とが干渉することを抑制することができる。
前記治具には前記挿入方向に沿って延びるガイドリブが設けられており、前記エンドリブは前記ガイドリブと係合するガイド溝を有することが好ましい。
上記の構成によれば、ガイドリブとガイド溝とが係合することにより、コネクタハウジングは挿入方向に沿ってコネクタ収容凹部内に案内される。
前記リテーナには、前記リテーナが前記仮係止位置に移動した状態で、前記ガイドリブとの干渉を回避するためのガイドリブ回避凹部が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、リテーナが仮係止位置に移動した状態で、リテーナと、治具のガイドリブとが干渉することを抑制することができる。
前記リテーナが前記仮係止位置に移動した状態で、前記ガイドリブ回避凹部の底面は、前記コネクタハウジングの外面と面一に形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、リテーナが仮係止位置に移動した状態で、リテーナと治具のガイドリブとが干渉することを確実に抑制することができる。
前記第1突部は、前記挿入方向の前側の基部と、前記基部から前記挿入方向の後方に延びると共に前記基部よりも幅狭な先端部と、を有し、前記基部と前記先端部との間に、前記挿入方向について傾斜する傾斜部を有し、前記傾斜部が前記リテーナに当接するようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、傾斜部とリテーナとが当接することにより、リテーナを仮係止位置に確実に移動させることができる。
前記コネクタ収容凹部の側壁には、前記挿入方向に沿って延びると共に、前記コネクタハウジングと摺接することにより前記コネクタハウジングを前記コネクタ収容凹部に内に案内するガイドリブが設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、コネクタハウジングを、コネクタ収容凹部内に、挿入方向に沿って確実に挿入することができる。
前記第2突部は、前記コネクタ収容凹部の開口部から、前記挿入方向の後方に突出した位置に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、第2突部は、コネクタ収容凹部の内面から、挿入方向の後方に突出した位置に設けられている。これにより、第2突部と、リテーナとを確実に当接させることができる。
本明細書に開示された技術によれば、コネクタの製造工数を削減することができる。
実施形態1に係るコネクタを示す斜視図 リテーナが本係止位置に取り付けられたコネクタを示す正面図 リテーナが本係止位置に取り付けられたコネクタを示す背面図 リテーナが本係止位置に取り付けられたコネクタを示す底面図 リテーナが仮係止位置に取り付けられたコネクタを示す正面図 リテーナが仮係止位置に取り付けられたコネクタを示す背面図 リテーナを示す斜視図 リテーナを示す正面図 リテーナを示す背面図 リテーナの係止受け部がコネクタハウジングの本係止部に係止した状態を示す断面図 リテーナの係止受け部がコネクタハウジングの仮係止部に係止した状態を示す断面図 治具を示す正面図 治具の第1突部を示す断面図 治具のガイドリブを示す断面図 治具の第2突部を示す コネクタ収容凹部内に、リテーナが本係止位置に取り付けられたコネクタハウジングを挿入する工程を示す断面図 コネクタ収容凹部内に、リテーナが本係止位置に取り付けられたコネクタハウジングを挿入する工程であって、図16とは異なる断面を示す断面図 コネクタ収容凹部内にコネクタハウジングが収容されて、リテーナが仮係止位置に移動した状態を示す断面図 コネクタハウジングに雌端子が挿入された状態を示す断面図 コネクタハウジングに雌端子が挿入された状態であって、図19とは異なる断面を示す断面図 コネクタハウジングをコネクタ収容凹部から引き抜く工程を示す断面図 コネクタ収容凹部からコネクタが引き抜かれた状態を示す断面図
<実施形態1>
本明細書に開示された技術の実施形態1を、図1ないし図22を参照しつつ説明する。本実施形態に係るコネクタ10は、雌端子11(端子の一例)と、雌端子11を収容するコネクタハウジング12と、コネクタハウジング12に取り付けられて本係止位置と仮係止位置との間を移動可能なリテーナ13と、を有する。以下の説明においは、Z方向を上方とし、Y方向を前方とし、X方向を左方として説明する。また、同一形状をなす複数の部材については、一部の部材にのみ符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
(コネクタ10)
図1に示すように、コネクタハウジング12は、絶縁性の合成樹脂からなり、略直方体形状をなしている。コネクタハウジング12には、複数のキャビティ14が前後方向に延びて形成されている。複数のキャビティ14は、左右方向について間隔を空けて並ぶと共に、上下方向について間隔を空けて2段に並んで形成されている。キャビティ14の前壁15には、図示しない雄端子が挿入される挿入孔16が前後方向に貫通されている。キャビティ14の後端部には、後方に開口する端子挿入孔17が形成されている。
図2に示すように、下段に設けられた各キャビティ14Bと、上段に設けられた各キャビティ14Aとは、上下方向については並んで形成されていない。換言すると、下段の各キャビティ14Bと、上段の各キャビティ14Aとは、それぞれ、左右方向にずれた千鳥状に配置されている。以下の説明において、下段のキャビティ14Bと上段のキャビティ14Aとを区別しない場合には、キャビティ14として説明する。
図19に示すように、キャビティ14内には、雌端子11が端子挿入孔17から挿入されるようになっている。雌端子11は、金属板材をプレス加工することにより形成される。雌端子11を構成する金属としては、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。雌端子11の表面にはメッキ層が形成されていてもよい。メッキ層を構成する金属としては、スズ、ニッケル、銀等、必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。本実施形態に係る雌端子11には、スズメッキ層が形成されている。
雌端子11は、雄端子が前方から挿入される接続筒部18と、接続筒部18から後方に延びるワイヤーバレル19と、ワイヤーバレル19から後方に延びるインシュレーションバレル20と、を備える。
接続筒部18には、雄端子と弾性的に接触する舌片(図示せず)が設けられている。雄端子が舌片と接続筒部18の内壁との間に弾性的に挟持されることにより、雌端子11と雄端子とが電気的に接続されるようになっている。
ワイヤーバレル19は、電線21の端末から露出した芯線22の外周に巻き付くように圧着されている。これにより、電線21と雌端子11とが電気的に接続されるようになっている。インシュレーションバレル20は、芯線22の外周を覆う絶縁被覆23の外周に、巻き付くように圧着されている。
図4に示すように、コネクタハウジング12には、下方に開口すると共にリテーナ13が下方から組み付けられるリテーナ収容凹部24が設けられている。リテーナ収容凹部24は、キャビティ14に連通している。
図7から図9に示すように、リテーナ13は、絶縁性の合成樹脂からなり、左右方向に細長く延びたリテーナ本体25と、リテーナ本体25の左右両端部から後方に延びた2つの延出部26と、を備える。リテーナ本体25には、前後方向に延びる複数のリテーナ側キャビティ27が、左右方向に間隔を空けて並んで形成されている。リテーナ側キャビティ27は、前後方向についてリテーナ本体25を貫通している。リテーナ側キャビティ27の断面形状は、前後方向から見て略長方形状をなしている。
リテーナ本体25の上面には、前後方向に延びる複数の溝部28が、左右方向に並ぶと共に下方に陥没して形成されている。溝部28の断面形状は略U字形状をなしている。溝部28は、リテーナ13がコネクタハウジング12のリテーナ収容凹部24内に取り付けられた状態で、コネクタハウジング12に設けられた上段の各キャビティ14に対応する位置に設けられている。溝部28の底面は、前後方向について前端から略三分の一の領域が、後端から略三分の二の領域よりも、一段高く形成されている。上記した、前端から略三分の一の領域と、後端から略三分の二の領域との間には、前後方向に傾斜した傾斜面29が形成されている。
リテーナ本体25の前端部であって、上縁部の左右両角部は面取りされており、前後方向について傾斜する第1当接部30が形成されている。この第1当接部30は前下がり形状に形成されている。この第1当接部30に、後述する治具31の第1突部32が前方から当接するようになっている。
延出部26の上下方向の高さ寸法は、リテーナ本体25の高さ寸法と同じに設定されている。延出部26の後方への突出寸法は、リテーナ本体25の前後方向の長さ寸法よりもやや小さく設定されている。延出部26は、左右方向の肉厚が比較的に薄い板状に形成されている。
延出部26の上端縁には、左右方向の内方に突出する係止受け部33が形成されている。係止受け部33の上面は、左右方向について内方に下降傾斜するように形成されている。延出部26の上部は、下部に比べて左右方向の厚さ寸法が小さく形成されている。これにより、延出部26の上部は左右方向について弾性変形可能になっている。
リテーナ13の下面には、左右方向の中央位置付近が、他の部分よりも上方に凹んだガイドリブ回避凹部34が形成されている。ガイドリブ回避凹部34は前後方向に延びて形成されている。
コネクタハウジング12の上面には、コネクタハウジング12の前端部から後方に延びるロックアーム35が弾性変形可能に形成されている。ロックアーム35の上面には、図示しない相手側コネクタと係合するロック部36が上方に突出して形成されている。ロックアーム35の後端部は作業者が指を掛けるための把持部37が、左右方向に延びて形成されている。コネクタハウジング12の上面には、後端部寄りの位置に、把持部37の左右方向、及び前方を囲むように、保護リブ38が上方に突出して形成されている。図1に示すように、保護リブ38の、コネクタハウジング12の上面からの突出高さは、ロックアーム35の把持部37よりも高く設定されている。
コネクタハウジング12の前端部には、左右両端部寄りの位置に、前方に開口する受け入れ孔部39(受け入れ凹部の一例)が形成されている。受け入れ孔部39の断面形状は略長方形状をなしている。受け入れ孔部39には、後述する治具31に設けられた第1突部32が、前方から挿入されるようになっている。受け入れ孔部39はリテーナ収容凹部24に連通している。図2に示すように、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持された状態で、上記した第1当接部30が受け入れ孔部39に臨むようになっている。
図10及び図11に示すように、リテーナ収容凹部24の内壁面には、左右方向について外方に突出する本係止部40と、この本係止部40の下方に位置して、左右方向について外方に突出する仮係止部41と、が設けられている。
図10に示すように、リテーナ13が、コネクタハウジング12のリテーナ収容凹部24内に取り付けられた状態で、リテーナ13の係止受け部33がコネクタハウジング12の本係止部40に弾性的に係止することにより、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持された状態となる。
リテーナ13がコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持された状態においては、リテーナ13は、上段及び下段の各キャビティ14A,14B内に突出するようになっている。この状態で、リテーナ13が、各キャビティ14A,14B内に収容された雌端子11の接続筒部18の後端部に後方から当接することにより、雌端子11が後方に抜け止めされる。
図11に示すように、リテーナ13が、コネクタハウジング12のリテーナ収容凹部24内に取り付けられた状態で、リテーナ13の係止受け部33がコネクタハウジング12の仮係止部41に弾性的に係止することにより、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持された状態となる。
リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持された状態では、リテーナ13は、上段及び下段のキャビティ14A,14Bから退避している。これにより、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持された状態においては、雌端子11を各キャビティ14A,14Bの端子挿入孔17から挿入することができる。
図2及び図3に示すように、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持された状態では、リテーナ13の下面は、コネクタハウジング12の下面よりも上方に位置しているか、又は、コネクタハウジング12の下面と面一になるように設定されている。換言すると、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持された状態では、リテーナ13の下面は、コネクタハウジング12の下面から下方に突出しないようになっている。
図5及び図6に示すように、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持された状態では、リテーナ13の下面のうち、ガイドリブ回避凹部34と異なる部分は、コネクタハウジング12の下面よりも下方に突出するようになっている。この状態において、ガイドリブ回避凹部34の底面42は、コネクタハウジング12の下面と面一に設定されているか、又は、コネクタハウジング12の下面よりも上方に位置するようになっている。本実施形態では、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持された状態で、ガイドリブ回避凹部34の底面42は、コネクタハウジング12の下面と面一に設定されている。
コネクタハウジング12の後端部には、前後方向と直交する方向に突出するエンドリブ43が設けられている。エンドリブ43は、コネクタハウジング12の左後端部、右後端部、下後端部に設けられている。また、エンドリブ43は、コネクタハウジング12の上後端部のうち、左右両端部にそれぞれ設けられている。
エンドリブ43のうち、コネクタハウジング12の下面に設けられた下側エンドリブ43Aには、左右方向の中央付近に、後述する治具31のガイドリブ44と係合するガイド溝45が上方に凹んで形成されている。
エンドリブ43のうち、左右両端部からやや内方の位置には、後述する治具31に設けられた第2突部46との干渉を回避するための第2突部回避凹部47が上方に凹んで設けられている。
(治具31)
図12から図15に示すように、治具31は、絶縁性の合成樹脂からなる治具本体48と、治具本体48に埋設された金属製の第1突部32と、を有する。
治具本体48は、略長方形状に開口するコネクタ収容凹部49を有する。コネクタ収容凹部49には、挿入方向Aに沿って、リテーナ13が組み付けられた状態のコネクタハウジング12が挿入されるようになっている。コネクタ収容凹部49は挿入方向Aに沿って延びて形成されている。
コネクタ収容凹部49の上方には、コネクタハウジング12の保護リブ38との干渉を回避するための保護リブ回避凹部56が、挿入方向Aの前方に凹んで設けられている。
治具本体48の前面には、コネクタ収容凹部49の下方の位置に、挿入方向Aの後方に突出する突出台部50が形成されている。突出台部50の上面は、コネクタ収容凹部49の底面と連続している。突出台部50の上面には、左右方向の端部寄りの位置に、上方に突出する第2突部46が形成されている。第2突部46は、突出台部50の後端部に設けられている。第2突部46の上面は、挿入方向Aの前方に向かうに従って下降傾斜している。リテーナ13の下面のうち、第2突部46と当接する部分は、第2当接部51とされる。
突出台部50の上面には、左右方向の中央付近に、上方に突出すると共に挿入方向Aの前後方向に沿って延びるガイドリブ44が設けられている。
治具本体48の前面には、コネクタ収容凹部49の左右方向の外側に、それぞれ、作業凹部52が凹んで形成されている。この作業凹部52により、コネクタ収容凹部49内に、リテーナ13が取り付けられた状態のコネクタハウジング12を挿入する際に、作業者がコネクタハウジング12を把持しやすくなるようになっている。作業凹部52は、後方から見て、長方形状に形成されている。
コネクタ収容凹部49の、挿入方向Aの前側に位置する前壁には、左右方向の両端部寄りの位置に、それぞれ、挿入方向Aの後方に突出する第1突部32が設けられている。第1突部32は金属製であって、治具本体48と一体に形成されている。第1突部32のうち挿入方向Aの前端部は、治具本体48に埋設されている。
第1突部32は、挿入方向Aに沿って延びるタブ状をなしている。第1突部32は、コネクタ収容凹部49の前壁から挿入方向Aの後方に延びる基部53と、基部53に連なって挿入方向Aの後方に向かうに従って下面が上昇傾斜している傾斜部54と、傾斜部54に連なって挿入方向Aの後方に延びる先端部55と、を有する。第1突部32の先端部55は、治具本体48の前面よりも、挿入方向Aについてわずかに後方に突出している。
(コネクタ10の製造方法の一例)
続いて、コネクタ10の製造方法の一例について説明する。なお、コネクタ10の製造方法は、以下の説明に限定されない。
金属板材をプレス加工して雌端子11を所定の形状に形成する。電線21の端部の絶縁被覆23を皮剥ぎして芯線22を露出させる。芯線22にワイヤーバレル19を圧着すると共に、絶縁被覆23にインシュレーションバレル20を圧着する。
合成樹脂を射出成型することによりコネクタハウジング12、及びリテーナ13を形成する。コネクタハウジング12のリテーナ収容凹部24内に、下方からリテーナ13を取り付ける。これにより、リテーナ13はリテーナ収容凹部24内に嵌入した状態になる。リテーナ13の係止受け部33と、コネクタハウジング12の本係止部40とを弾性的に係合させる。これにより、リテーナ13をコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持させる。
金属製の第1突部32を合成樹脂と共にインサート成型することにより、治具31を所定の形状に形成する。
図16及び図17に示すように、治具31のコネクタ収容凹部49内に、挿入方向Aの後方から、リテーナ13が本係止位置に取り付けられた状態のコネクタハウジング12を挿入する。このとき、突出台部50の上面と、コネクタハウジング12の下面とを摺接させることにより、コネクタハウジング12がコネクタ収容凹部49内に案内されるようになっている。また、エンドリブ43のガイド溝45が、治具31のガイドリブ44と係合することにより、コネクタハウジング12がコネクタ収容凹部49内において、挿入方向Aに沿って移動するようになっている。
コネクタハウジング12を挿入方向Aの前方に押し込むと、第1突部32の先端部55が、コネクタハウジング12の受け入れ孔部39内に、挿入方向Aの前方から挿入される。更にコネクタハウジング12を前方に押し込むと、第1突部32の先端部55は、リテーナ13の上面と摺接する。
更にコネクタハウジング12を前方に押し込むと、第1突部32の傾斜部54の下面が、リテーナ13の第1当接部30に、挿入方向Aの前方から当接する。すると、第1突部32の傾斜部54の下面がリテーナ13の第1当接部30を下方に向けて押圧する。リテーナ13が下方に押圧されることにより、リテーナ13の係止受け部33は弾性変形し、コネクタハウジング12の本係止部40の上に乗り上げる。
更にコネクタハウジング12を前方に押し込むと、リテーナ13が更に下方に移動してリテーナ13の係止受け部33が復帰変形し、コネクタハウジング12の仮係止部41に弾性的に係止する。これにより、リテーナ13はコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持される(図18参照)。
リテーナ13が仮係止位置に保持された状態で、リテーナ13のガイドリブ回避凹部34の底面42は、コネクタハウジング12の下面と面一になっているので、リテーナ13とガイドリブ44とが干渉することが回避されている。また、この状態では、リテーナ13の第2当接部51は、コネクタハウジング12の下面から下方に突出している。
コネクタ収容凹部49の底面と、天井面との間に挟まれることにより、コネクタハウジング12は、治具31に対して、上下方向について位置決めされるようになっている。また、ガイドリブ44とガイド溝45とが係合することにより、コネクタハウジング12は、治具31に対して、左右方向について位置決めされるようになっている。
続いて、図19及び図20に示すように、雌端子11を、コネクタハウジング12のキャビティ14内に、コネクタハウジング12の挿入方向Aの後方から挿入する。リテーナ13が仮係止位置に保持された状態で、リテーナ13はコネクタハウジング12のキャビティ14から退避しているので、リテーナ13が雌端子11と干渉しないようになっている。雌端子11の接続筒部18の前端部が、キャビティ14の前壁15に当接するまで、雌端子11を押し込む。これにより、雌端子11がコネクタハウジング12に対して正規位置に配される。
雌端子11がキャビティ14内に挿入された後、作業者は、指を作業凹部52内に入れて、コネクタハウジング12のエンドリブ43を左右から把持する。次いで、コネクタハウジング12を、後方に引き抜く。すると、治具31のガイドリブ44とコネクタハウジング12のガイド溝45とが摺接することにより、コネクタハウジング12が挿入方向Aに沿って後方に移動するようになっている。
更にコネクタハウジング12を後方に引き抜くと、図21に示すように、リテーナ13の第2当接部51が、治具31の第2突部46に、挿入方向Aの前方から当接する。これにより、リテーナ13は、第2突部46によって上方に押圧される。
更にコネクタハウジング12を後方に引き抜くと、第2突出部によって上方に押圧されることにより、リテーナ13が上方に移動し、リテーナ13の係止受け部33と仮係止部41との係止が外れ、係止受け部33が弾性変形して本係止部40の上に乗り上げる。
更にコネクタハウジング12を後方に引き抜くと、リテーナ13が更に上方に移動し、係止受け部33が復帰変形し、コネクタハウジング12の本係止部40と弾性的に係止する。これにより、リテーナ13はコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持される。
リテーナ13が本係止位置に保持された状態で、リテーナ13は、コネクタハウジング12のキャビティ14内に突出するようになっている。これにより、リテーナ13は、キャビティ14内に収容された雌端子11の接続筒部18に、挿入方向Aの後方から当接するようになっている。これにより、雌端子11はキャビティ14内において後方へ抜け止め状態で保持される。
上記したように、コネクタハウジング12が治具31から引き抜かれた状態で、リテーナ13はコネクタハウジング12に対して本係止位置に保持されており、このリテーナ13により、雌端子11はキャビティ14内で後方へ抜け止め状態で保持されている(図22参照)。これにより、コネクタ10が完成する。
(本実施形態の作用、効果)
続いて、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態に係るコネクタ10は、雌端子11と、挿入方向Aに沿って雌端子11が挿入されるキャビティ14を有するコネクタハウジング12と、コネクタハウジング12に取り付けられて、キャビティ14から退避することにより雌端子11をキャビティ14内に挿入可能な仮係止位置と、キャビティ14内に突出することによりキャビティ14内に挿入された雌端子11を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナ13と、を備えたコネクタ10であって、リテーナ13は、治具31の有する第1突部32の先端部55に当接することによりリテーナ13を本係止位置から仮係止位置に移動させる第1当接部30と、治具31の有する第2突部46と当接することによりリテーナ13を仮係止位置から本係止位置へ移動させる第2当接部51と、を備えている。
また、本実施形態に係る治具31は、挿入方向Aに沿って雌端子11が挿入されるキャビティ14を有するコネクタハウジング12に取り付けられたリテーナ13を、キャビティ14から退避することにより雌端子11をキャビティ14内に挿入可能な仮係止位置と、キャビティ14内に突出することによりキャビティ14内に挿入された雌端子11を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動させる治具31であって、挿入方向Aに沿って延びると共にコネクタハウジング12を収容するコネクタ収容凹部49と、コネクタ収容凹部49の挿入方向Aの前端部には、挿入方向Aの後方に延びると共に、リテーナ13に当接してリテーナ13を本係止位置から仮係止位置に移動させる第1突部32が設けられており、コネクタ収容凹部49の底壁には、挿入方向Aの後端部に、コネクタ収容凹部49の内方に突出すると共に、リテーナ13に当接してリテーナ13を仮係止位置から本係止位置に移動させる第2突部46が設けられている。
また、本実施形態に係るコネクタ10の製造方法は、雌端子11と、挿入方向Aに沿って雌端子11が挿入されるキャビティ14を有するコネクタハウジング12と、コネクタハウジング12に取り付けられて、キャビティ14から退避することにより雌端子11をキャビティ14内に挿入可能な仮係止位置と、キャビティ14内に突出することによりキャビティ14内に挿入された雌端子11を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナ13と、を備えたコネクタ10の製造方法であって、コネクタハウジング12に、リテーナ13を取り付ける工程と、リテーナ13が取り付けられた状態のコネクタハウジング12を、治具31に設けられたコネクタ収容凹部49内に挿入することにより、コネクタ収容凹部49の挿入方向Aの前端部に挿入方向Aの後方に延びて設けられた第1突部32と、リテーナ13とを当接させて、リテーナ13を仮係止位置に移動させる工程と、雌端子11を挿入方向Aに沿ってキャビティ14内に挿入する工程と、リテーナ13と端子と取り付けられた状態のコネクタハウジング12を、コネクタ収容凹部49から引き抜くことにより、コネクタ収容凹部49の側壁のうち挿入方向Aの後端部にコネクタ収容凹部49の内方に突出して設けられた第2突部46と、リテーナ13とを当接させて、リテーナ13を仮係止位置から本係止位置に移動させる工程と、を含む。
本実施形態によれば、リテーナ13を組み付けたコネクタハウジング12を治具31に取り付けることによりリテーナ13を仮係止位置に移動させることができる。そして、コネクタハウジング12を治具31から取り外すことにより、リテーナ13を本係止位置に移動させることができる。これにより、リテーナ13を仮係止位置から本係止位置に移動させる際に、作業者が手指でリテーナ13を操作する工程が不要となるので、コネクタ10の製造工程の工数を削減することができる。
本実施形態によれば、コネクタハウジング12は、リテーナ13が取り付けられるリテーナ収容凹部24を有しており、コネクタハウジング12は、挿入方向Aについて前方に位置する前端部に、第1突部32を受け入れる受け入れ孔部39を有しており、受け入れ凹部はリテーナ収容凹部24と連通している。
上記の構成により、治具31の第1突部32が受け入れ孔部39内に挿入されると、第1突部32はリテーナ収容凹部24内へも挿入されるようになっている。これにより、治具31の第1当接部30を受け入れ孔部39に挿入するという簡易な操作により、リテーナ収容凹部24内に収容されたリテーナ13の第1当接部30と当接させることができる。
本実施形態によれば、コネクタハウジング12は、挿入方向Aについて後方に位置する後端部に、挿入方向Aと交差する方向について外方に突出するエンドリブ43を有しており、エンドリブ43は第2突部46との干渉を避ける第2突部回避凹部47を有する。
上記の構成により、コネクタハウジング12を治具31のコネクタ収容凹部49内に挿入する際、及び、コネクタハウジング12を治具31のコネクタ収容凹部49から引き抜く際に、コネクタハウジング12のエンドリブ43と、治具31の第2突部46とが干渉することを抑制することができる。
本実施形態によれば、治具31には挿入方向Aに沿って延びるガイドリブ44が設けられており、エンドリブ43はガイドリブ44と係合するガイド溝45を有する。
上記の構成により、ガイドリブ44とガイド溝45とが係合することにより、コネクタハウジング12は挿入方向Aに沿ってコネクタ収容凹部49内に案内される。
本実施形態によれば、リテーナ13には、リテーナ13が仮係止位置に移動した状態で、ガイドリブ44との干渉を回避するためのガイドリブ回避凹部34が設けられている。
上記の構成により、リテーナ13が仮係止位置に移動した状態で、リテーナ13と、治具31のガイドリブ44とが干渉することを抑制することができる。
本実施形態によれば、リテーナ13が仮係止位置に移動した状態で、ガイドリブ回避凹部34の底面42は、コネクタハウジング12の外面と面一に形成されている。
上記の構成により、リテーナ13が仮係止位置に移動した状態で、リテーナ13と治具31のガイドリブ44とが干渉することを確実に抑制することができる。
本実施形態によれば、第1突部32は、挿入方向Aの前側の基部53と、基部53から挿入方向Aの後方に延びると共に基部53よりも幅狭な先端部55と、を有し、基部53と先端部55との間に、挿入方向Aについて傾斜する傾斜部54を有し、傾斜部54がリテーナ13に当接する。
上記の構成により、傾斜部54とリテーナ13とが当接することにより、リテーナ13を仮係止位置に確実に移動させることができる。
本実施形態によれば、コネクタ収容凹部49の側壁には、挿入方向Aに沿って延びると共に、コネクタハウジング12と摺接することによりコネクタハウジング12をコネクタ収容凹部49に内に案内するガイドリブ44が設けられている。
上記の構成により、コネクタハウジング12を、コネクタ収容凹部49内に、挿入方向Aに沿って確実に挿入することができる。
本実施形態によれば、第2突部46は、コネクタ収容凹部49の内面から、挿入方向Aの後方に突出した位置に設けられている。これにより、第2突部46と、リテーナ13とを確実に当接させることができる。
<他の実施形態>
本明細書に開示された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に開示された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、端子は雌端子11としたが、これに限られず、雄端子でもよい。
(2)本実施形態においては、リテーナ13はコネクタハウジング12に対して下方から組み付けられる構成としたが、これに限られず、リテーナ13は、コネクタハウジング12に対して、下方からのみでなく、側方から組み付けてもよいし、上方から組み付けてもよい。
本実施形態においては、治具31に設けられた第2突部46は、コネクタ収容凹部49の底面に設ける構成としたが、これに限られず、コネクタハウジング12に取り付けられたリテーナ13に対応する位置に設ければよく、例えば、コネクタ収容凹部49の側壁や、上面に設ける構成としてもよい。
(3)本実施形態においては、コネクタハウジング12には受け入れ孔部39が設けられる構成としたが、これに限られず、コネクタハウジング12の外方に開口する受け入れ孔部39は、外方に開口する溝状をなす受け入れ凹部を形成する構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、コネクタハウジング12には仮係止部41が設けられ、リテーナ13の係止受け部33と仮係止部41とが係止することにより、リテーナ13がコネクタハウジング12に対して仮係止位置に保持される構成としたが、これに限られず、コネクタハウジング12に仮係止部41を設けない構成としてもよい。
(5)本実施形態においては、治具31にはガイドリブ44が設けられる構成としたが、これに限られず、ガイドリブ44は省略してもよい。また、この場合には、リテーナ13のガイドリブ回避凹部34も省略することができる。
(6)本実施形態においては、コネクタハウジング12には上下2段のキャビティ14が形成される構成としたが、これに限られず、キャビティ14は1段でもよいし、3段以上でもよい。
(7)本実施形態においては、キャビティ14内にランスが設けられない構成としたが、これに限られず、キャビティ14内にランスが突出して設けられる構成としてもよい。これにより、ランスが端子に係止すると共に、リテーナ13も端子に係止することにより、端子を二重係止することができる。
(8)本実施形態においては、第1突部32は金属製としたが、これに限られず、合成樹脂製、セラミック製等、必要に応じて任意の材料を適宜に選択することができる。
10:コネクタ
11:雌端子
12:コネクタハウジング
13:リテーナ
14:キャビティ
24:リテーナ収容凹部
30:第1当接部
31:治具
32:第1突部
34:ガイドリブ回避凹部
39:受け入れ孔部(受け入れ凹部)
43:エンドリブ
44:ガイドリブ
45:ガイド溝
46:第2突部
47:第2突部回避凹部
49:コネクタ収容凹部
51:第2当接部
53:基部
54:傾斜部
55:先端部

Claims (11)

  1. 端子と、
    挿入方向に沿って前記端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナと、を備えたコネクタであって、
    前記リテーナは、治具の有する第1突部の先端部に当接することにより前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置に移動させる第1当接部と、前記治具の有する第2突部と当接することにより前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置へ移動させる第2当接部と、を備えたコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングは、前記リテーナが取り付けられるリテーナ収容凹部を有しており、
    前記コネクタハウジングは、前記挿入方向について前方に位置する前端部に、前記第1突部を受け入れる受け入れ凹部を有しており、
    前記受け入れ凹部は前記リテーナ収容凹部と連通している、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングは、前記挿入方向について後方に位置する後端部に、前記挿入方向と交差する方向について外方に突出するエンドリブを有しており、前記エンドリブは前記第2突部との干渉を避ける第2突部回避凹部を有する、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記治具には前記挿入方向に沿って延びるガイドリブが設けられており、前記エンドリブは前記ガイドリブと係合するガイド溝を有する、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記リテーナには、前記リテーナが前記仮係止位置に移動した状態で、前記ガイドリブとの干渉を回避するためのガイドリブ回避凹部が設けられている、請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記リテーナが前記仮係止位置に移動した状態で、前記ガイドリブ回避凹部の底面は、前記コネクタハウジングの外面と面一に形成されている、請求項5に記載のコネクタ。
  7. 挿入方向に沿って端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングに取り付けられたリテーナを、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動させる治具であって、
    前記挿入方向に沿って延びると共に前記コネクタハウジングを収容するコネクタ収容凹部と、
    前記コネクタ収容凹部の前記挿入方向の前端部には、前記挿入方向の後方に延びると共に、前記リテーナに当接して前記リテーナを前記本係止位置から前記仮係止位置に移動させる第1突部が設けられており、
    前記コネクタ収容凹部の側壁には、前記挿入方向の後端部に、前記コネクタ収容凹部の内方に突出すると共に、前記リテーナに当接して前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置に移動させる第2突部が設けられている、治具。
  8. 前記第1突部は、前記挿入方向の前側の基部と、前記基部から前記挿入方向の後方に延びると共に前記基部よりも幅狭な先端部と、を有し、
    前記基部と前記先端部との間に、前記挿入方向について傾斜する傾斜部を有し、
    前記傾斜部が前記リテーナに当接するようになっている、請求項7に記載の治具。
  9. 前記コネクタ収容凹部の側壁には、前記挿入方向に沿って延びると共に、前記コネクタハウジングと摺接することにより前記コネクタハウジングを前記コネクタ収容凹部に内に案内するガイドリブが設けられている、請求項7または請求項8に記載の治具。
  10. 前記第2突部は、前記コネクタ収容凹部の内面から、前記挿入方向の後方に突出した位置に設けられている、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載された、治具。
  11. 端子と、
    挿入方向に沿って前記端子が挿入されるキャビティを有するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記キャビティから退避することにより前記端子を前記キャビティ内に挿入可能な仮係止位置と、前記キャビティ内に突出することにより前記キャビティ内に挿入された前記端子を抜け止め状態に係止する本係止位置と、の間を移動可能なリテーナと、を備えたコネクタの製造方法であって、
    前記コネクタハウジングに、前記リテーナを取り付ける工程と、
    前記リテーナが取り付けられた状態の前記コネクタハウジングを、治具に設けられたコネクタ収容凹部内に挿入することにより、前記コネクタ収容凹部の前記挿入方向の前端部に前記挿入方向の後方に延びて設けられた第1突部と、前記リテーナとを当接させて、前記リテーナを前記仮係止位置に移動させる工程と、
    前記端子を前記挿入方向に沿って前記キャビティ内に挿入する工程と、
    前記リテーナと前記端子と取り付けられた状態の前記コネクタハウジングを、前記コネクタ収容凹部から引き抜くことにより、前記コネクタ収容凹部の側壁のうち前記挿入方向の後端部に前記コネクタ収容凹部の内方に突出して設けられた第2突部と、前記リテーナとを当接させて、前記リテーナを前記仮係止位置から前記本係止位置に移動させる工程と、
    を含むコネクタの製造方法。
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