JP3912205B2 - コネクタ、及び解除用治具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ、及び解除用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図25には、特開平2001ー167832号に開示されたコネクタを示した。このコネクタに設けられたハウジング100には、端子金具101を収容可能な端子収容室105が設けられている。端子収容室105の内部には、端子金具101に対して、弾性的に係合する弾性係止片103が設けられている。
【0003】
ハウジング100に装着された端子金具101を取り外すには、図26に示すように、端子金具101の前方(図26において、左方向。図示しない相手側コネクタが嵌合される方向である。)から解除用治具102を挿入した後に、弾性係止片103を端子金具101から外れる方向(図26において、下方)に弾性変形させておき、端子金具101を端子収容室105の後方に引き抜く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような端子金具101の取り外し作業の際には、弾性係止片103の変形幅を大きくして、弾性係止片103と端子金具101との係合を解除しやすくするために、図27に示すように、解除用治具102の後端側を上方に押し上げて、先端を弾性係止片103の弾性変形方向に、こじってしまうことがある。そのようなこじり操作を行うと、端子収容室105の壁部104を変形させてしまう事態が生じ得る(図27中の仮想円Rを参照)。特に近年には、コネクタの小型化が進んでいることから、壁部104を薄くせざるを得ない場合があるため、そのような事態が懸念される。
【0005】
また、解除用治具102が、弾性係止片103と端子金具101との係合を解除する場所は、端子収容室105の内部であるため、目視によって確認を行うことが困難である。このため、作業者の勘に頼ることが多くなり、場合によっては、弾性係止片103と端子金具101との係合が解除されないうちに、端子金具101を引っ張ってしまうことがあり得た。
【0006】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、解除用治具をこじり操作することなく、弾性係止片と端子金具との係合を解除できるコネクタを提供することにあり、また作業者の勘に頼ることなく、確実に弾性係止片と端子金具との係合を解除したことが分かる解除用治具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段、発明の作用、及び発明の効果】
上記の課題を解決するために第1の発明は、端子金具と、この端子金具を装着可能かつ相手側の端子金具が接続される前面側には前記両端子金具の接続を許容する端子接続孔が開放された端子収容室を設けたハウジングと、前記端子収容室内に設けられ前記端子金具に対して弾性的に係合する弾性係止片と、前記ハウジングの前面に設けられ前記弾性係止片と前記端子金具との係合を解除する解除用治具を挿入可能な治具用孔とを設けたコネクタであって、前記端子金具には、前記解除用治具の挿入に伴って、前記解除用治具を前記弾性係止片が前記端子金具から解除する方向に案内する案内面が設けられていることを特徴とする。
【0008】
端子金具については、雄側または雌側を問われず、いずれの側の端子金具であってもよい。但し、雌側端子金具の場合には、端子接続孔に相手側端子金具の雄タブが進入してくることになるので、ハウジングから端子金具を取り外す際には、端子接続孔が空の状態となっている。このため、解除用治具のこじり操作に伴って、端子収容室を構成する壁部が変形するという事態が生じる可能性が、雄側端子金具の場合に比べると高くなる。そのため、ハウジングに装着される端子金具が雌側の場合には、本発明の効果がより顕著となる。
【0009】
第1の発明によれば、端子金具をハウジングの端子収容室から取り外す際には、ハウジングの前面に開放された治具用孔から解除用治具を挿入して、弾性係止片と端子金具との係合を解除し、端子金具をハウジングから抜き出す。このとき、端子金具には、解除用治具を弾性係止片と端子金具との係合が解除する方向に案内する案内面が設けられているので、解除用治具の先端をこじることなく、弾性係止片が端子金具から外れる方向に移動させることができる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明に記載のコネクタにおいて、前記端子収容室に装着された前記端子金具と前記弾性係止片との係合を解除する解除用治具であって、この解除用治具の先端には、前記解除用治具が前記弾性係止片と前記端子金具との係合を解除した後に、前記弾性係止片と前記端子金具との間に進入して、前記端子金具を後方に押圧する押し出し部が設けられていることを特徴とする。
【0011】
第2の発明によれば、解除用治具が弾性係止片と端子金具との係合を解除した後に、解除用治具の先端に設けられた押し出し部が、端子金具を後方に押圧するので、端子金具が後側に押し出された状態となる。このため、作業者は、弾性係止片と端子金具との係合が解除されたことを容易に認識することができ、その後の取り出し操作を円滑に進めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの実施形態によって限定されるものではなく、発明の要旨を変更することなく様々な形態で実施することができる。また、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
【0013】
<第1実施形態>
次に、本発明の第1実施形態について、図1〜図14を参照しつつ、詳細に説明する。図1には、コネクタ1を示した。このコネクタ1には、雌側の端子金具2と、この端子金具2を収容可能なハウジング3と、ハウジング3に組み付けられて端子金具2を二次係止するリテーナ4とが設けられている。なお、以下の説明において、ハウジング3が相手側ハウジングと嵌合する面側(図2に示す面側であり、相手側端子金具8が接続される面側である。)を前側とする。
【0014】
上記の構成のうち、先ず図1〜図6を参照しつつ、ハウジング3の構成について説明する。ハウジング3は、例えば合成樹脂により一体に形成されており、その内部に端子金具2を装着した状態で、図示しない相手側の雄側ハウジングと嵌合する。ハウジング3の上面には、相手側ハウジングとの嵌合状態を保持する弾性変形可能なロック片7が設けられている。
【0015】
ハウジング3の内部には、図4等に示すように、端子金具2を装着可能な端子収容室6が設けられている。端子収容室6の中央には、リテーナ装着口5が開放されている。このリテーナ装着口5には、リテーナ4が組み付けられることで、端子金具2が端子収容室6の内部に二次係止される。端子収容室6は、前後両方向に開放されている。このうち、後方の端子装着孔6Aは、より大きく開放されており、端子金具2が装着される。一方、前方の端子接続孔6Bは、小さく開放されており、相手側の端子金具8が接続される。また、端子収容室6の内部において、リテーナ装着口5よりも前方には、弾性係止片9が設けられている。
【0016】
弾性係止片9は、端子金具2に対して近接または離間する方向に弾性変形が可能とされており、端子金具2に係合することで、端子収容室6の内部に端子金具2を一次係止する。弾性係止片9は、図6に示すように、後端側がハウジング3に接続され、前端側が自由端9Aとされた片持ち状とされている。また、弾性係止片9の中央部分には、端子金具2に係合する係止突起9Bが突設されている。自由端9Aには、前上方に向かう傾斜面15が設けられている。この傾斜面15は、後述する解除用治具13が挿入されたときに、弾性係止片9を下方向(つまり、端子金具2と弾性係止片9との係合が解除される方向)に弾性変形させることにより、解除用治具13による解除操作を円滑に進められるようになっている。
【0017】
ハウジング3の前面側に開放された端子接続孔6Bは、図5に示すように、略正方形状に形成されている。端子接続孔6Bを形成する四辺の壁部10A,10Bの前面側には、相手側端子金具8の接続を円滑とするために、端子接続孔6Bに傾く傾斜面11が設けられている。また、四辺の壁部10A,10Bのうち、下辺側(つまり、弾性係止片9が設けられている辺側)の壁部10Bは、非常に薄い厚さとされている。なお、後に詳述する端子金具2は、特に小型化して製造されるものであるため(例えば、後述する接続部18の正断面は、一辺が約0.6mm〜約2mm程度のものである)、ハウジング3も全体として、非常に小型化を図られたものとなっている。そのため、壁部10Bも薄くならざるを得ない。弾性係止片9の前方は、解除用治具13を挿入可能な治具用孔14として、ハウジング3の前面側に開放されている。この治具用孔14は、壁部10Bを隔てて、端子接続孔6Bに隣接して、設けられている。
【0018】
次に、図7〜図11を参照しつつ、端子金具2の構成について説明する。端子金具2は、導電性板材をプレス加工することにより形成されたものであり、後端側(図7において、右端側)に電線が接続された状態で、ハウジング3の端子収容室6に装着される。端子金具2の後端には、電線をかしめ付けるバレル部16が設けられている。このバレル部16の前方(つまり、端子金具2の中央)には、リテーナ4が係合する二次係止部17が設けられている。また、端子金具2の前部には、略角筒状の接続部18が設けられている。接続部18の内部には、図8に示すように、雄側端子金具8に対して弾性的に接触する弾性接触片19が設けられている。
【0019】
弾性接触片19は、後端が接続部18の壁部に接続され、前端が自由端19Aとされた片持ち状とされている。接続部18において、自由端19Aが雄側端子金具8の接続によって弾性変形してくる壁部には、当接回避口20が開放されている。この当接回避口20が設けられることで、弾性接触片19の弾性変形の幅長が大きくされている。前述のように、端子金具2は特に小型化を意図されたものであるため、接続部18の内部における弾性接触片19の弾性変形幅が極めて限定されたものとなっている。このため、当接回避口20を設けることは、その弾性変形幅を大きくするために、極めて有効な手段となる。
【0020】
また、接続部18の上壁は、内外二層の板材によって構成されており、そのうち外層21Aには、弾性係止片9が係合する係合孔22が設けられている。また、内層21Bにおいて、係合孔22に対応する部位は、接続部18の内側方向に打ち出されている。この部分は、接続部18の内面側は、雄側端子金具8に接触する接触面23とされている一方、外面側は、弾性係止片9が係合する係合凹部24とされている。係合凹部24を設けることにより、弾性係止片9の係合代が大きく設定されている。また、外層21Aにおいて、係合孔22の前端縁は、接続部18の外側に打ち出されて、係合縁25が設けられている。この係合縁25には、弾性係止片9の係止突起9Bが係合するようになっている。係合縁25は、図10に示すように、前方に進むにつれて、先細状となる略二等辺三角形状に打ち出されている。また、係合縁25の前端側には、案内面26が設けられている。この案内面26は、後述するように、解除用治具13を所定の方向に案内する。
【0021】
次に、図11を参照しつつ、端子金具2を形成するための端子形成用板材について説明する。板材は、一枚の伝導性板材をプレスする事によって、帯状片27に対して所定の間隔で連結された状態で形成される。端子金具2の製造手順を簡単に説明すると、次のようである。端子形成用板材が帯状片27に接続されている状態で、所定の折曲げ線28(図11中の下側の板材に点線で示すが、実際の板材は、図11中上側の板材のようであり、折曲げ線28が設けられているわけではない)に沿って、所定の手順で折曲げ加工が行われる。そして、端子金具2が形成された後に、各端子金具2が、帯状片27との接続部分27Aから切り離される。弾性接触片19の基端部からは、側方(図11においては、下方)に向かって係止縁29が突設されており、端子金具2を折曲げ加工する間に、係止孔30に嵌まり込むことで、弾性接触片19を位置決めするようになっている。
【0022】
次に、図12を参照しつつ、解除用治具13の構成について説明する。解除用治具13の後側(図12(A)において、左側)には、作業者が把持するための把持部31が設けられている。把持部31の先端には、ハウジング3の治具用孔14に挿入可能な解除端部32が延設されている。解除端部32は、マイナスドライバー様のものであり、その先端の一面側(弾性係止片9に接触する面側)には、傾斜面33が設けられている。傾斜面33は、弾性係止片9の傾斜面15と面当たりとなることで、解除用治具13の挿入に伴って、弾性係止片9を端子金具2から外れる方向に弾性変形させることができる。
【0023】
次に、上記のように構成した本実施形態の作用および効果について説明する。端子金具2をハウジング3の端子収容室6から取り外すには、図13に示すように、所定の端子金具2に対応する治具用孔14の前面側から、解除用治具13の解除端部32を挿入する。このとき、解除用治具13の傾斜面33が、端子金具2から遠い側に位置するようにしておく。
【0024】
解除端部32の挿入に伴って、両傾斜面15,33が面当たりとなり、弾性係止片9の自由端9Aが図示下方(つまり、弾性係止片9と端子金具2との係合を解除する方向)に弾性変形される。なお、この弾性変形は、弾性係止片9が端子金具2から外れるためには十分ではなく、まだ係止突起9Bと係合縁25とは僅かに係合した状態となっている。
【0025】
解除用治具13を更に押し込むと、解除端部32の先端において、傾斜面33が設けられている側とは逆の面側が、端子金具2の案内面26によって押圧され、解除用治具13が図示下方に移動される。すると、解除端部32の下面側が、自由端9A側を下方に押圧することで、図14に示すように、弾性係止片9と端子金具2との係合を解除する方向に弾性変形させる。こうして、解除用治具13を所定の位置まで押し入れることにより、係止突起9Bと係合縁25との係合を解除した後に、端子金具2をハウジング3から抜き出す。
【0026】
このように本実施形態によれば、端子金具2には、解除用治具13を弾性係止片9と端子金具2との係合が解除する方向に案内する案内面26が設けられているので、解除用治具13の先端をこじることなく、弾性係止片9が端子金具2から外れる方向に移動させることができる。
【0027】
<第2実施形態>
次に、図15〜図17を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態と第1実施形態とにおいて、同様の作用を奏する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態と第1実施形態との主たる相違は、解除用治具41の先端形状である。解除端部32の先端は、所定の長さだけ延出されて押し出し部40が設けられている。この押し出し部40は、傾斜面33の先端に設けられており、解除端部32よりも薄幅状に形成されている。押し出し部40は、解除用治具13が弾性係止片9と端子金具2との係合を解除した後に、弾性係止片9と端子金具2との間に進入して、端子金具2を後方に押圧することができる。
【0028】
次に、本実施形態の解除用治具41を用いて、端子金具2をハウジング3から取り外すときの操作手順について説明する。
まず、第1実施形態と同様に、解除用治具41の解除端部32を治具用孔14に挿入することで、図16に示すように、弾性係止片9を図示下方に弾性変形させて、弾性係止片9と端子金具2との係合を解除する。ここで、更に解除用治具41を押し込むと、押し出し部40が、弾性係止片9の係止突起9Bと端子金具2の係合縁25との間に入り込み、端子金具2を後方に押圧する。すると、端子金具2は、図17に示すように、端子収容室6の端子装着孔6Aから外れる方向に移動する。このとき、端子金具2の後端部分が、端子収容室6から僅かに外方に飛び出すように設定されているので、端子金具2と弾性係止片9との係合が解除されたことを容易に知ることができる。
【0029】
このように本実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。また、本実施形態によれば、解除用治具41が弾性係止片9と端子金具2との係合を解除した後に、解除用治具41の先端に設けられた押し出し部40が、端子金具2を後方に押圧するので、端子金具2が後側に押し出された状態となる。このため、作業者は、弾性係止片9と端子金具2との係合が解除されたことを容易に認識することができ、その後の取り出し操作を円滑に進めることができる。
【0030】
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について、図18〜図24を参照しつつ説明する。なお、本実施形態と上記各実施形態とにおいて、同一の作用を奏する構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、ハウジング3の治具用孔50の断面形状と、解除用治具51の解除端部52の断面形状とを改良することによって、解除用治具51のこじり操作を防止させようとするものである。
【0031】
図18には、解除用治具51の先端形状を示した。解除端部52の正断面は、図(C)に示すように、上端側(端子金具2に接触する側)が幅広く、下端側(弾性係止片9の自由端9Aに接触する側)が幅狭く構成されており、略T字状とされている。このうち、上端側における幅広部53の先端には、前述の押し出し部40が設けられている。幅広部53の幅長Xは、端子接続孔6Bの幅長Yよりも大きく設定されており、解除端部52が端子接続孔6Bに誤って挿入されるのを防ぐようになっている(図21を併せて参照)。
【0032】
一方、ハウジング3の治具用孔50において、端子接続孔6Bに近接する部分には、幅広部53を受入可能な幅広溝部54が凹設されている。この幅広溝部54の高さ寸法Zは、図21(B)に示すように、幅広部53の高さ寸法Wよりも大きくされており、解除端部52下方への移動を許容するようになっている。また、壁部10Bにおいて、幅広溝部54を構成する左右両端縁部分は、ストッパ55とされており、幅広部53の上面側に当接することにより、解除用治具51の上方へのこじり操作を規制するようになっている。
【0033】
このように構成された本実施形態によっても、第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。また、本実施形態では、解除用治具51の先端断面形状は、端子金具2に近接する側がより幅広く、端子金具2から遠い側(つまり、弾性係止片9に近接する側)がより幅狭く構成されており、かつハウジング3の治具用孔50には、幅広部53の一面側に当接するストッパ55が設けられているので、解除用治具51のこじり操作を防止できる。
加えて、解除用治具51の幅広部53の幅長Xは、端子接続孔6Bの幅長Yよりも大きいので、解除操作の際に、解除用治具51の端子接続孔6Bへの誤挿入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるコネクタの斜視図である。
【図2】 ハウジングの正面図である。
【図3】 ハウジングの側面図である。
【図4】 図2におけるA−A線断面図である。
【図5】 図2における楕円Bの拡大図である。
【図6】 図4における長方形Cの拡大図である。
【図7】 端子金具の側面図である。
【図8】 端子金具の一部破断側面図である。
【図9】 端子金具の正面図である。
【図10】 端子金具の平面図である。
【図11】 端子金具の展開図である。
【図12】 解除用治具の要部を示す図である。図(A)は平面図、図(B)は側面図、図(C)は正面図である。
【図13】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態1を示す図である。
【図14】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態2を示す図である。
【図15】 第2実施形態において、解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態1を示す図である。
【図16】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態2を示す図である。
【図17】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態3を示す図である。
【図18】 第3実施形態における解除用治具の要部を示す図である。図(A)は平面図、図(B)は側面図、図(C)は正面図である。
【図19】 ハウジングの正面の部分拡大図である。図(A)は端子接続孔の拡大図、図(B)は図(A)中の円Eの拡大図である。
【図20】 端子収容室の前半部分を示す側断面図である。
【図21】 図(A)は、解除用孔に解除用治具(断面で示す)を挿入したときの部分拡大図である。また、図(B)は、図(A)中の円Gの拡大図である。
【図22】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態1を示す図である。
【図23】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態2を示す図である。
【図24】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態3を示す図である。
【図25】 従来例におけるコネクタにおいて、解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態を示す側断面図である。
【図26】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態1を示す図である。
【図27】 解除用治具によって、端子金具と弾性係止片との係合を解除するときの操作状態2を示す図である。
【符号の説明】
1…コネクタ
2…端子金具
3…ハウジング
6…端子収容室
6B…端子接続孔
8…相手側の端子金具
9…弾性係止片
13、41、51…解除用治具
14、50…治具用孔
26…案内面
40…押し出し部
Claims (2)
- 端子金具と、この端子金具を装着可能かつ相手側の端子金具が接続される前面側には前記両端子金具の接続を許容する端子接続孔が開放された端子収容室を設けたハウジングと、前記端子収容室内に設けられ前記端子金具に対して弾性的に係合する弾性係止片と、前記ハウジングの前面に設けられ前記弾性係止片と前記端子金具との係合を解除する解除用治具を挿入可能な治具用孔とを設けたコネクタであって、
前記端子金具には、前記解除用治具の挿入に伴って、前記解除用治具を前記弾性係止片が前記端子金具から解除する方向に案内する案内面が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、前記端子収容室に装着された前記端子金具と前記弾性係止片との係合を解除する解除用治具であって、この解除用治具の先端には、前記解除用治具が前記弾性係止片と前記端子金具との係合を解除した後に、前記弾性係止片と前記端子金具との間に進入して、前記端子金具を後方に押圧する押し出し部が設けられていることを特徴とする解除用治具。
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2002
- 2002-07-03 JP JP2002194146A patent/JP3912205B2/ja not_active Expired - Lifetime
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