JP2019090576A - 清浄ユニット - Google Patents

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幹雄 瀬野
Mikio Seno
幹雄 瀬野
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Sakura Architecture Co Ltd
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Sakura Arch Co Ltd
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【課題】成形品を離型する際に発生する塵埃がクリーンルーム内の清浄度に及ぼす影響を減少させる。【解決手段】材料の成形加工が行われる成形室100あるいはその周囲に設けられる清浄ユニット1であって、プレス成形装置200の成形型面210へ塗布する離型剤MRが高温蒸発して生じる塵埃を集塵するフィルター2を備える。フィルター2が成形室100の上部近傍に設置されていてもよい。清浄ユニット1は、成形室100内における空気の流れを生じさせるファン3を備えていてもよい。清浄ユニット1は、フィルター2を通過した清浄空気の給気口4を備えていてもよい。清浄ユニット1は、給気口4からの給気を整流する垂れ壁5をさらに備えていてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、清浄ユニットに関する。
従来、一対の型を離反させた状態でその間にワークを供給し、両型を接近させてプレスした後、両型を離反させて成形品を離型させるプレス成形装置が利用されている(例えば特許文献1参照)。清浄度が求められる場合、クリーンルーム内でプレス成形装置が使用されることもある。
特開2004−174813号公報
しかし、成形品を離型する際に発生する塵埃がクリーンルーム内の清浄度に影響を及ぼすことがある。
そこで、本発明は、成形品を離型する際に発生する塵埃がクリーンルーム内の清浄度に及ぼす影響を減少させる清浄ユニットを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、材料の成形加工が行われる成形室あるいはその周囲に設けられる清浄ユニットであって、プレス成形装置の成形型面へ塗布する離型剤が高温蒸発して生じる塵埃を集塵するフィルターを備えるものである。
プレス成形装置の成形型面へ塗布された離型剤の粒子が高温蒸発すると塵埃(粒子状物質)が生じる。これに対し、上記のごとき清浄ユニットによればフィルターで塵埃を集塵することで、成形室(クリーンルーム)内の清浄度に及びうる影響を減少させる。
上記のごとき清浄ユニットにおいて、フィルターが成形室の上部近傍に設置されていてもよい。
清浄ユニットは、成形室内における空気の流れを生じさせるファンを備えていてもよい。
清浄ユニットは、フィルターを通過した清浄空気の給気口を備えていてもよい。
給気口が下向きに設けられていてもよい。
清浄ユニットは、給気口からの給気を整流する垂れ壁をさらに備えていてもよい。
垂れ壁は、プレス成形装置と、該プレス成形装置を使って成形作業をする作業者の立ち位置との間に配置されていてもよい。
清浄ユニットは、給気口からの給気量を調節する調節装置をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、成形品を離型する際に発生する塵埃がクリーンルーム内の清浄度に及ぼす影響を減少させることができる。
清浄ユニットが設けられた成形室(クリーンルーム)の一例を概略的に示す図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
清浄ユニット1は、材料の成形加工が行われるクリーンルーム(成形室)あるいはその周囲に設けられるユニットである。本実施形態の清浄ユニット1は、フィルター2、ファン3、給気口4、垂れ壁5、スライドダンパー6を備えている(図1参照)。
フィルター2は、プレス成形装置200の成形型面210へ塗布された離型剤MRが高温蒸発して生じる塵埃Dを集塵する集塵手段として設けられる。フィルター2は、クリーンルーム100の上部近傍に設置されていることが好ましい。プレス成形作業時に発生する塵埃Dはその温度が高く、上部へ飛散しやすいことから、本実施形態では、プレス成形装置200から生じた塵埃Dを効率的に捕集して集塵できるよう、当該プレス成形装置200の上方に設置されたファンルーム(送風機室)130の底面にフィルター2を設置している(図1参照)。
フィルター2としては、高い清浄度が要求される状況での使用に適する、超高性能フィルターであるHEPAフィルターの採用が好ましい。本実施形態では、プレフィルター21とHEPAフィルター22を組み合わせたフィルター2を採用している(図1参照)。なお、プレフィルター21は、工具を使用せずに脱着して交換することが可能な構造となっている。
ファン3は、塵埃Dをフィルター2で集塵しやすいよう、クリーンルーム100内で空気の流れを生じさせる。本実施形態では、プレス成形装置200の上方にファンルーム130を設け、該ファンルーム130内にファン3を設置している。ファン3には電源線34が接続されている。電源線34は、クリーンルーム100の内壁に取り付けられた運転スイッチ32に接続されている。
給気口4は、フィルター2を通過した清浄空気をクリーンルーム100内に戻す通気口であり、ファンルーム130の底面であってフィルター2から離れた位置に設けられている(図1参照)。本実施形態では、フィルター2よりも手前(作業者の立ち位置寄り)の位置に給気口4を配置するとともに、清浄空気を真下に向けて給気してエアーカーテンを形成するように吹出口42を設け、プレス成形装置200の周辺で空気が循環するような流れが生じるようにしている。なお、清浄空気を真下に向けて給気するのは好適な一例にすぎず、この他、斜め下向き、横向き等に給気するようにしてもよい。
垂れ壁5は、給気口4からの給気を整流する部材として設けられている。本実施形態では、給気口4の吹出口の手前(作業者の立ち位置寄り)にアクリル製の整流板を取り付けて垂れ壁5とし、給気口4から下向きに噴き出す給気が形成するエアーカーテンの気流調整を可能としている。また、垂れ壁5は、プレス成形装置200と、該プレス成形装置200を使って成形作業をする作業者の立ち位置との間に配置されており、作業領域(作業者の手元周辺)の塵埃Dがクリーンルーム100側に流れにくいように給気口4からの給気によるエアーカーテン効果を増大させるよう整流する。
スライドダンパー6は、給気口からの給気量を減衰させることができる調節装置として設けられている。本実施形態のスライドダンパー6は、ファンルーム130の壁部に設けられた、作業者からみて左右方向(図1では紙面に垂直な方向)にスライド可能な引き戸で構成されている(図1参照)。スライドダンパー6を左右にスライドさせて開口領域を変化させれば当該開口領域を通過する空気量も変わるので、これにより、給気口4からの給気量を調節することができる。
また、クリーンルーム100あるいはその周囲には、さらに、HEPAボックス12、マノメーター14が設けられている。
HEPAボックス12は、クリーンルーム100の外部から内部へと空気を供給する装置であり、HEPAフィルター12H、送風ファン(図示省略)などを備えている。本実施形態のHEPAボックス12はクリーンルーム100の天井から室内へとフレッシュエアーを送り込むように設置されている(図1参照)。
マノメーター14はクリーンルーム100の内壁に取り付けられた差圧計であり、フィルター2を通過した後の流体圧力の測定を常に行いその値を表示する。マノメーター14に表示される値を確認することにより、フィルター目詰まり、フィルター交換時期を随時把握することができる。
なお、図1中、クリーンルーム100からバックヤード300を向く矢印は空気の流れを示している。本実施形態ではクリーンルーム100内が常にフレッシュエアーが送り込まれることにより陽圧(正圧)となっていることから、目地や機器の隙間からバックヤード300側に若干の空気の流れが生じる。また、クリーンルーム100から床下に向けた空気の流れが生じる場合もある。
クリーンルーム100における成形作業は概ね以下のとおりである。すなわち、プレス成形装置200の一対の型を離反させた状態で成形型面210へスプレーガン50を使って離型剤MRを塗布し、ワークWを供給し、型を接近させてプレスして成形する。その後、両型を離反させて成形品を離型させる。
このような一連の成形作業の際、離型剤MRの粒子が高温となって蒸発すると塵埃(粒子状物質)Dが生じる(図1参照)。これに対し、本実施形態のごとき清浄ユニット1によれば、フィルター2で塵埃Dを集塵することで、クリーンルーム100内の清浄度に及びうる影響を減少させることができる。
また、本実施形態においては、清浄ユニット1の運転時、集塵後の空気(清浄空気)をクリーンルーム100の室外にではなく、室内へ排出して戻すこととしている。これは、室内空調を利用して冷却して省エネ化を図ることができる、クリーンルーム100の室内条件(温湿度・清浄度)に影響が生じないようにすることができる、といった利点がある。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
本発明は、材料の成形加工が行われる成形室あるいはその周囲に設けられる清浄ユニットに適用して好適なものである。
1…清浄ユニット、2…フィルター、3…ファン、4…給気口、5…垂れ壁、6…スライドダンパー(調節装置)、100…クリーンルーム(成形室)、200…プレス成形装置、210…成形型面、D…塵埃、MR…離型剤

Claims (8)

  1. 材料の成形加工が行われる成形室あるいはその周囲に設けられる清浄ユニットであって、
    プレス成形装置の成形型面へ塗布する離型剤が高温蒸発して生じる塵埃を集塵するフィルターを備える清浄ユニット。
  2. 前記フィルターが前記成形室の上部近傍に設置されている、請求項1に記載の清浄ユニット。
  3. 前記成形室内における空気の流れを生じさせるファンを備える、請求項2に記載の清浄ユニット。
  4. 前記フィルターを通過した清浄空気の給気口を備える、請求項3に記載の清浄ユニット。
  5. 前記給気口が下向きに設けられている、請求項4に記載の清浄ユニット。
  6. 前記給気口からの給気を整流する垂れ壁をさらに備える、請求項5に記載の清浄ユニット。
  7. 前記垂れ壁は、前記プレス成形装置と、該プレス成形装置を使って成形作業をする作業者の立ち位置との間に配置されている、請求項6に記載の清浄ユニット。
  8. 前記給気口からの給気量を調節する調節装置をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の清浄ユニット。
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