JP2016196985A - クリーンブース装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなクリーンブースの一例として、特許文献1に記載のものが知られている。このクリーンブースは、上面を覆う天板と、天板の中央近傍に配設したファンフィルタユニットと、このファンフィルタユニットから供給される清浄空気をブース内に吹き出す吹出口とを備えている。
この場合、空調機とファンフィルタユニットとを接続し、空調機によって供給される空気からファンフィルタユニットによって細かい塵埃等を除去したうえで、クリーンブースに吹き出すことになる。
しかし、実際には、クリーンブース内の熱負荷より計算した空調機の風量と、空気清浄度から計算したファンフィルタユニットの風量とは異なる場合が殆どであった。
また、当初は両者の風量を一致させても、ファンフィルタユニットのフィルタの目詰まりが進むと、ファンフィルタユニットの風量が減少して、不一致となり、不具合が生じる虞がある。
前記ファンフィルタユニットは、前記クリーンブース内の空気の一部を吸い込む吸込ダクトを備え、この吸込ダクトによって吸い込まれた空気と、前記空調機から供給される空気とを併せてファンによってフィルタを通して前記クリーンブースに吹き出すことを特徴とする。
したがって、空調機の風量とファンフィルタユニットの風量とが一致しない場合でも、自由に空調機の風量を選定できるとともに、フィルタの目詰まりが進んでも、両者は相互に干渉せず、不具合が生じない。
図1は、本実施の形態のクリーンブース装置の概略構成を示す図である。図1に示すクリーンブース装置1は、クリーンブース2と空調機3とを備えている。
クリーンブース2は、クリーンブース本体4と、このクリーンブース本体4の天井部に設置されたファンフィルタユニット5とから構成されている。
なお、図1において、矢印は空気の流れを示している。
柱4aは例えば、クリーンルームの床面6に設置固定されているが、これに限らず、柱4aの下端部にキャスタ等を取り付けて、クリーンブース本体4を移動可能に構成してもよい。
また、この場合、空調機3の底部にもキャスタ等を取り付けて、クリーンブース本体4とともに移動可能に構成してもよい。
なお、ビニールカーテン4cは、クリーンブース本体4内に作業者が出入りできるように、例えば、少なくとも一部に切込みが形成され、この切込み部分においてビニールカーテン4cどうしが重なるように構成されていてもよいし、対向する切込み縁部にファスナーを取り付け、このファスナーを開閉するように構成してもよい。
なお、チャンバ7と吸込ダクト8とは平面視においてほぼ、同形・同大に構成されているが、いずれか一方を他方より大きく構成してもよい。
また、チャンバ7の底面には、開口部7aが形成されており、この開口部7aを通してチャンバ7内の空気が吸込ダクト8に流入するようになっている。
横ダクト部8aは中空箱状に形成されており、その略中央部に前記ファン9が設けられている。また、前記凹所にフィルタ10が配置され、当該フィルタ10は横ダクト部8aの下面に取り付けられている。そして、ファン9を回すことでチャンバ7内の空気を開口部7aを通して横ダクト部8aに吸込み、フィルタ10を通してクリーンブース本体4内に吹き出すようになっている。
縦ダクト部8bの下端は開口しており、この開口からクリーンブース本体4内の空気の一部を吸い込むようになっている。すなわち、前記ファン9を回すことによって、縦ダクト部8bの下端の開口からクリーンブース本体4内の空気の一部が吸い込まれるようになっている。
そして、この吸い込まれた空気は、空調機3から配管11を通してチャンバ7に供給された空気と併せてファン9によってフィルタ10を通してクリーンブース本体4内に吹き出されるようになっている。
また、上述したように、クリーンブース本体4内は陽圧であるので、当該クリーンブース本体4内の空気の一部は戻り配管13を空調機3に向けて流れるが、空調機3内に設けられているファンによってクリーンブース本体4内の空気の一部を吸い込んで、空調機3に取り込むようにしてもよい。
そこで、本実施の形態では、吸込ダクト8によってクリーンブース本体4内から空気の一部を吸い込んで循環させるが、この吸い込む空気の風量が(B−A)となるように、ファン9を制御する。
また、ファン9による制御だけでなく、例えば、吸込ダクト8の縦ダクト部8bに流量調整用のダンパを設け、このダンパの開閉量を前記制御部によってファン9の制御とともに制御してもよい。
また、クリーンブース本体4内の空気の残りは、戻り配管13を流れて空調機3に循環される。例えば、空調機3に供給される空気の風量をa(m3/min)とすると、空調機3が外部から取り込む空気の風量は(A−a)(m3/min)となる。
したがって、空調機3の風量とファンフィルタユニット5の風量とが一致しない場合でも、自由に空調機3の風量を選定できるとともに、フィルタ10の目詰まりが進んでも、両者は相互に干渉せず、不具合が生じない。
2 クリーンブース
3 空調機
4 クリーンブース本体
5 ファンフィルタユニット
8 吸込ダクト
9 ファン
10 フィルタ
13 戻り配管
Claims (2)
- ファンフィルタユニットを有するクリーンブースと、前記ファンフィルタユニットに調整された空気を供給する空調機とを備えたクリーンブース装置であって、
前記ファンフィルタユニットは、前記クリーンブース内の空気の一部を吸い込む吸込ダクトを備え、この吸込ダクトによって吸い込まれた空気と、前記空調機から供給される空気とを併せてファンによってフィルタを通して前記クリーンブースに吹き出すことを特徴とするクリーンブース装置。 - 前記空調機と前記クリーンブースとの間に、このクリーンブース内の空気の一部を前記空調機に循環する戻り配管が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のクリーンブース装置。
Priority Applications (1)
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JP2015077343A JP2016196985A (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | クリーンブース装置 |
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JP2015077343A JP2016196985A (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | クリーンブース装置 |
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JP2016196985A true JP2016196985A (ja) | 2016-11-24 |
Family
ID=57357769
Family Applications (1)
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JP2015077343A Pending JP2016196985A (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | クリーンブース装置 |
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- 2015-04-06 JP JP2015077343A patent/JP2016196985A/ja active Pending
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