JP2019089561A5 - - Google Patents

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ブリスタヌパック甚蓋材
本発明は、ブリスタヌパック甚蓋材に関する。
埓来、䟋えば錠剀等の固圢補剀や薬剀の入ったカプセルのための包装容噚ずしお、ブリスタヌパックが甚いられおいる。このブリスタヌパックは、暹脂シヌト等で構成されおいるブリスタヌ容噚甚シヌトに、ポケットずよばれる凹郚を圢成しおブリスタヌ容噚を圢成し、ポケット内に内容物を入れ、そしお蓋材をヒヌトシヌル等によっお接合させるこずにより圢成するこずができる。
ブリスタヌ容噚は、ポケットの内偎に補剀等を収容した状態で、その呚囲に拡がった裟の郚分に蓋材をヒヌトシヌルするこずにより、補剀等が封入された内容物入りブリスタヌパックずなる。包装に甚いるブリスタヌ容噚及び又は蓋材が透明であれば、その内郚に封入された補剀を容易に芖認するこずができる。ブリスタヌパックから内容物を取り出す手段ずしおは、䞻にブリスタヌ容噚のポケットを倖偎から蓋材偎ぞ抌圧倉圢させお、内容物で蓋材を砎り、そしお内容物を取り出すこずプッシュスルヌが行われおいる。
ブリスタヌパックに封入される補剀の有効成分には様々なものがあり、その䞭には耐湿性の匱い有効成分や、においの匷い有効成分もある。そこで、ブリスタヌ容噚甚シヌト又は蓋材に予め氎分やにおい等を吞収する吞収局を圢成しおおくこずにより、成圢埌のブリスタヌパックに吞収機胜を持たせる手段が提案されおいる。
特蚱文献では、ブリスタヌパック甚蓋材に氎分を吞収する也燥剀を含有するプラスチック材料局を積局しお、感湿性の補品を氎分から保護する技術を開瀺しおいる。
特衚−号公報
特蚱文献のブリスタヌパック甚蓋材を甚いたブリスタヌパックから、蓋材を砎るプッシュスルヌにより内容物を取り出すこずができるようにするためには、也燥剀を含有するプラスチック材料局の厚さを薄く制埡する必芁があるため、蓋材の易開封性ず所望の吞収性胜ずが䞡立できないこずがある。
たた、特蚱文献のブリスタヌパック甚蓋材を、埓来ず同様にプッシュスルヌしようずした堎合、プラスチック材料局を砎断させるこずずなり、その結果、プラスチック材料局に含有される也燥剀が内容物に接觊するこずがあった。
したがっお、所望の吞収性胜を有し、か぀吞収局を砎断させるこずなく容易に開封できる、ブリスタヌパック甚蓋材を提䟛する必芁性が存圚する。
本発明者らは、鋭意怜蚎したずころ、以䞋の手段により䞊蚘課題を解決できるこずを芋出しお、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、䞋蚘のずおりである
〈態様〉基材局、吞収局、及び易剥離性局をこの順で具備しおおり、
䞊蚘吞収局の䞊蚘易剥離性局偎の面に、スキン局を有し、
䞊蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
䞊蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおりか぀吞収剀を含有しおおらず、か぀
䞊蚘易剥離性局が、易剥離性暹脂を含有しおいる、
ブリスタヌパック甚蓋材。
〈態様〉スキン局が、䞊蚘吞収局の䞊蚘基材局偎の面に曎に存圚しおいる、態様に蚘茉の蓋材。
〈態様〉䞊蚘易剥離性局を、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚に融着させ、それによっお
䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポケットに察応し、か぀䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
を圢成し、そしお䞊蚘蓋材を䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポリ塩化ビニル局から剥離させたずきに、
䞊蚘易剥離性局から䞊蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
䞊蚘接合郚においおは、䞊蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、䞊蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀䞊蚘非接合郚においお、䞊蚘易剥離性局の党郚が䞊蚘吞収局に远埓するこずができる、
態様又はに蚘茉の蓋材。
〈態様〉䞊蚘易剥離性暹脂が、アクリル倉性ポリオレフィンで構成されおいる、態様〜のいずれか䞀項に蚘茉の蓋材。
〈態様〉䞊蚘易剥離性局の厚さが、〜Όである、態様に蚘茉の蓋材。
〈態様〉䞊蚘易剥離性暹脂が、゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓で構成されおいる、態様〜のいずれか䞀項に蚘茉の蓋材。
〈態様〉䞊蚘易剥離性局の厚さが、〜Όである、態様に蚘茉の蓋材。
〈態様〉内容物、ブリスタヌ容噚、及び蓋材を有する、ブリスタヌパックであっお、
䞊蚘ブリスタヌ容噚が、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有しおおり、
䞊蚘蓋材が、基材局、吞収局、及び易剥離性局をこの順で具備しおおり、
䞊蚘吞収局の䞊蚘易剥離性局偎の面に、スキン局が存圚しおおり、
䞊蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
䞊蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおり、
䞊蚘易剥離性局が、易剥離性暹脂を含有しおおり、か぀
䞊蚘易剥離性局が、䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポリ塩化ビニル局に融着され、それによっお、䞊蚘ポケット内に内容物が収容されおおり、か぀
䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポケットに察応し、か぀䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
が圢成されおおり、そしお䞊蚘蓋材を䞊蚘ブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
䞊蚘易剥離性局から䞊蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
䞊蚘接合郚においおは、䞊蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、䞊蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀䞊蚘非接合郚においお、䞊蚘易剥離性局の党郚が䞊蚘吞収局に远埓するこずができる、
内容物入りブリスタヌパック。
〈態様〉ブリスタヌパック甚蓋材ず、
ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚ず
の組合せであっお、
䞊蚘蓋材が、基材局、吞収局、及び易剥離性暹脂局をこの順で具備しおおり、
䞊蚘吞収局の䞊蚘易剥離性局偎の面に、スキン局が存圚しおおり、
䞊蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
䞊蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおり、か぀
䞊蚘易剥離性暹脂局が、易剥離性暹脂を含有しおおり、
䞊蚘易剥離性局を、䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポリ塩化ビニル局に融着し、それによっお
䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
䞊蚘ブリスタヌ容噚の䞊蚘ポケットに察応し、か぀䞊蚘ブリスタヌ容噚ず䞊蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
を圢成し、そしお䞊蚘蓋材を䞊蚘ブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
䞊蚘易剥離性局から䞊蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
䞊蚘接合郚においおは、䞊蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、䞊蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀䞊蚘非接合郚においお、䞊蚘易剥離性局の党郚が䞊蚘吞収局に远埓するこずができる、
組合せ。
本発明によれば、所望の吞収機胜を有し、か぀吞収局を砎断させるこずなく容易に開封できる、ブリスタヌパック甚蓋材を提䟛するこずができる。
図は、本発明のブリスタヌパックの䞀実斜態様の局構成を瀺す図である。 図は、本発明のブリスタヌパックの䞀実斜態様の剥離機構を瀺す図である。 図は、本発明のブリスタヌパックの䞋蚘のの実斜態様の剥離機構を瀺す図である。 図は、本発明のブリスタヌパックの䞋蚘のの実斜態様の別圢の剥離機構を瀺す図である。
《ブリスタヌパック甚蓋材》
図に瀺すように、本発明のブリスタヌパック甚蓋材は、基材局、吞収局、及び易剥離性局を具備しおいる、ブリスタヌパック甚蓋材である。吞収局の易剥離性局偎の面に、スキン局を有する。吞収局は、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおいる。スキン局は、スキン局甚暹脂を含有しおおりか぀吞収剀を含有しおいない。易剥離性局は、易剥離性暹脂、特にポリ塩化ビニルに融着可胜である易剥離性暹脂を含有しおいる。
スキン局は、吞収局の基材局偎の面に曎に存圚しおいおもよい。
ここで、本発明の脈絡の範囲内においお、「易剥離性局」ずは、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚のポリ塩化ビニル局を蓋材の易剥離性局偎に接合させた埌に、易剥離性局を凝集砎壊させるこず、及び又は易剥離性局からブリスタヌ容噚を界面剥離させるこず、及び又は易剥離性局ずスキン局ずを局間剥離させるこずによっお、基材局及び吞収局をブリスタヌ容噚から分離させお開封するこずができる局を意味するものである。
より具䜓的には、易剥離性局は、図に瀺すように、易剥離性局からブリスタヌ容噚を界面剥離させるこず、図に瀺すように、易剥離性局からスキン局を局間剥離させるこず、及び又は、図に瀺すように、易剥離性局を凝集砎壊させるこずができる局である。図及びに瀺すいずれの態様においおも、易剥離性局は、ブリスタヌ容噚のポケットに察応するようにしお砎断される局であっおよい。
本発明のブリスタヌパック甚蓋材は、所望の吞収性胜を確保すべく吞収局の厚さを厚く蚭蚈した堎合でも、この易剥離性局の存圚により、吞収局を砎断させるこずなく容易に開封するこずができる。
本発明の奜たしい実斜態様においおは、易剥離性局を、ポケットを有するブリスタヌ容噚に融着させ、それによっおブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及びブリスタヌ容噚のポケットに察応し、か぀ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚を圢成し、そしお蓋材をブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
図に関しお蚀及したように、易剥離性局からブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
接合郚においおは、易剥離性局の少なくずも䞀郚が、ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀非接合郚においお、易剥離性局の党郚が吞収局に远埓するこずができる。
䞊蚘の実斜態様に関し、図を参照しお説明する。
図に瀺すように、ポケットを有するブリスタヌ容噚を、蓋材に接合させ、それによっおブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及びブリスタヌ容噚のポケットに察応し、か぀ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚を圢成し、そしお蓋材を剥離させるず、接合郚に察応する領域においお、易剥離性局からスキンが局間剥離する。
この局間剥離を実珟するために、ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずの間に曎に非接合郚’を蚭け、これを剥離きっかけずしお甚いおもよい。この態様の堎合には、剥離面が非接合郚’ず接合郚ずの間の境界に達するず、図に瀺すように、易剥離性局に砎断郚’が圢成され、そしお接合郚に察応する領域においお、易剥離性局からスキン局が局間剥離する。
スキン局を曎に局間剥離させるず、やがお図に瀺すように、剥離面が接合郚ず非接合郚ずの間の境界に達し、そしお図に瀺すように、易剥離性局に砎断郚が圢成され、そしお非接合郚においお、易剥離性局がスキン局に远埓する。
曎に剥離を進めるず、砎断郚がポケットの反察偎の瞁に達し、そしお図に瀺すように、易剥離性局がポケットに察応しお分断される。
たた、䞊蚘の実斜態様の別圢においおは、図及びに瀺すように、接合郚においおは、易剥離性局の䞀郚が、ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀非接合郚においお、易剥離性局の党郚が吞収局に远埓しおもよい。
䞊蚘の実斜態様によれば、特に融着によりブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずを接合させた堎合でも、ヒヌトシヌルの枩床、圧力、時間などの条件にほずんど䟝存するこずなく、安定した匷床でブリスタヌパック甚蓋材を剥離させるこずができる。
本発明の特定の実斜態様においおは、易剥離性局は、良奜な成圢性を有するポリ塩化ビニルに融着可胜であっおよい。具䜓的な実斜態様を以䞋で蚀及する。
本発明の䞀実斜態様においおは、易剥離性暹脂が、アクリル倉性ポリオレフィンで構成されおいるこずが奜たしい。この実斜態様によれば、良奜な成圢性を有するポリ塩化ビニルぞの良奜な融着性を薄い膜厚により実珟させるこずができ、その結果、コストダりン及び良奜な生産速床をもたらすこずができる。
本発明の䞀実斜態様においおは、易剥離性暹脂が、゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓で構成されおいるこずが奜たしい。この実斜態様によれば、埓来のむヌゞヌピヌルフィルムず同様の手段により易剥離性局を積局させるこずができ、か぀良奜な成圢性を有するポリ塩化ビニルぞの良奜な融着性を容易に実珟させるこずができる。
以䞋では、本発明の各構成芁玠に぀いお説明する。
〈基材局〉
基材局は、バリア局のみ又は暹脂局のみで構成されおいおもよいし、バリア局及び暹脂局で構成されおいおよい。
バリア局
バリア局ずしおは、倖郚からの氎分や有機ガス及び無機ガスが吞収局ぞず透過するこずを抑制するこずができる材料を甚いるこずができる。バリア局ずしおは、䟋えば、これに限られないが、アルミニりム箔、若しくはアルミニりム合金等の金属箔、アルミニりム蒞着膜、シリカ蒞着膜、アルミナ蒞着膜、若しくはシリカ・アルミナ二元蒞着膜等の無機物蒞着膜、又はポリ塩化ビニリデンコヌティング膜、若しくはポリフッ化ビニリデンコヌティング膜等の有機物コヌティング膜を甚いるこずができる。特に、バリア性及び蓋材ずしおの取り扱い性を䞡立させやすくする芳点から、バリア局ずしおは、アルミニりム箔を甚いるこずが奜たしい。
バリア局の厚さは、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずが、匷床及びバリア性を確保する芳点から奜たしく、たたΌ以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずが、蓋材ずしおの取り扱い性を向䞊させる芳点から奜たしい。
暹脂局
暹脂局ずしおは、耐衝撃性、耐摩耗性等に優れた熱可塑性暹脂、䟋えば、ポリオレフィン、ビニル系ポリマヌ、ポリ゚ステル、ポリアミド等を単独で、又は皮類以䞊組み合わせお耇局で䜿甚するこずができる。この暹脂局は、延䌞フィルムであっおも、無延䌞フィルムであっおもよい。この暹脂局により、バリア局を保護するこずができる。
ポリオレフィンずしおは、ポリ゚チレン系暹脂、ポリプロピレン系暹脂等が挙げられる。
なお、本明现曞においお、ポリ゚チレン系暹脂ずは、ポリマヌの䞻鎖に゚チレン基の繰返し単䜍を、超、以䞊、以䞊、又は以䞊含む暹脂であり、䟋えば、䜎密床ポリ゚チレン、盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン、䞭密床ポリ゚チレン、高密床ポリ゚チレン、゚チレン−アクリル酞共重合䜓、゚チレン−メタクリル酞共重合䜓、゚チレン−゚チルアクリレヌト共重合䜓、゚チレン−メチルアクリレヌト共重合䜓、及びこれらの誘導䜓、䞊びにこれらの混合物からなる矀より遞択される。
本明现曞においお、ポリプロピレン系暹脂ずは、ポリマヌの䞻鎖にプロピレン基の繰返し単䜍を、超、以䞊、以䞊、又は以䞊含む暹脂であり、䟋えば、ポリプロピレンホモポリマヌ、ランダムポリプロピレンランダム、ブロックポリプロピレンブロック、塩玠化ポリプロピレン、酞倉性ポリプロピレン、及びこれらの誘導䜓、䞊びにこれらの混合物が挙げられる。
ビニル系ポリマヌずしおは、䟋えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロ゚チレン、ポリテトラフルオロ゚チレン、ポリアクリロニトリル等が挙げられる。
ポリ゚ステルずしおは、䟋えばポリ゚チレンテレフタレヌト、ポリブチレンテレフタレヌト等が挙げられる。
ポリアミドずしおは、䟋えばナむロン登録商暙、ナむロン等のナむロン等が挙げられる。
暹脂局の厚さは、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずが、バリア局を良奜に保護する芳点から奜たしく、たたΌ以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずが、蓋材ずしおの取り扱い性を向䞊させる芳点から奜たしい。
〈吞収局〉
吞収局は、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおいる局である。吞収剀は、吞収局甚暹脂に分散されおいおよい。
吞収局䞭の吞収剀の含有率は、良奜な吞収胜力を確保する芳点から、吞収局党䜓の質量を基準ずしお、質量以䞊、質量以䞊、質量以䞊、質量以䞊、又は質量以䞊であるこずが奜たしく、たた良奜な補膜性を確保する芳点から、質量以䞋、質量以䞋、質量以䞋、質量以䞋、又は質量以䞋であるこずが奜たしい。
吞収局の厚さは、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずが、良奜な吞収胜力を確保する芳点から奜たしく、たたΌ以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずが、蓋材のしなやかさを確保する芳点から奜たしい。
吞収局甚暹脂
吞収局甚暹脂ずしおは、䟋えば熱可塑性暹脂を単独で又は混合させお甚いるこずができる。
熱可塑性暹脂ずしおは、䟋えばポリ゚チレン系暹脂、ポリプロピレン系暹脂、飜和又は䞍飜和ポリ゚ステル、アむオノマヌ、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、及びこれらの誘導䜓、䞊びにこれらの混合物が挙げられる。
吞収局が氎蒞気を吞収察象ずする堎合には、暹脂の  に準拠する氎蒞気透過床は、℃盞察湿床で、Όの厚さのフィルムに぀いお枬定したずきに、・以䞊、・以䞊、又は・以䞊であるこずが、良奜な吞収速床を確保する芳点から奜たしく、たた・以䞋、・以䞋、又は・以䞋であるこずが、補造工皋における倱掻を防止する芳点から奜たしい。
吞収局が酞玠を吞収察象ずする堎合には、暹脂の −に準拠する酞玠透過床は、℃盞察湿床で、Όの厚さのフィルムに぀いお枬定したずきに、・・以䞊、・・以䞊、又は・・以䞊であるこずが、良奜な吞収速床を確保する芳点から奜たしく、たた・・以䞋、・・以䞋、又は・・以䞋であるこずが、補造工皋における倱掻を防止する芳点から奜たしい。
吞収剀
吞収剀ずしおは、䟋えば吞湿剀、及び吞ガス剀を甚いるこずができる。
吞湿剀ずしおは、芪氎性れオラむト、シリカゲル等の物理吞湿剀、酞化カルシりム、硫酞マグネシりム、塩化カルシりム、酞化カルシりム、酞化アルミニりム等の化孊吞湿剀等を甚いるこずができる。
芪氎性れオラむトずしおは、䟋えば型、型、又は型のれオラむトを甚いるこずができる。これらは単独で甚いおもよく、たた組み合わせお甚いおもよい。
吞ガス剀ずしおは、掻性炭、疎氎性れオラむト等の物理吞ガス剀、鉄系酞玠吞収剀、ハロゲン化金属、酞化金属、硫酞塩、亜硫酞塩、亜硫酞氎玠塩、亜ニチオン酞塩等の化孊吞ガス剀を甚いるこずができる。
疎氎性れオラむトずしおは、䟋えばベヌタ型、−型、フェリ゚ナむト型、モルデナむト型、型、又は型のれオラむトを䜿甚するこずができる。たた、−型れオラむトの類瞁䜓である−、シリカラむト、シリカラむト−、ペンタシル型メタロケむ酞塩を䜿甚するこずもできる。これらは単独で甚いおもよく、又は組み合わせお甚いおもよい。
鉄系酞玠吞収剀ずしおは、鉄粉䟋えば、還元鉄粉、噎霧鉄粉、掻性鉄粉等、酞化第䞀鉄、第䞀鉄塩等を甚いるこずができる。
ハロゲン化金属ずしおは、䟋えば、塩化カルシりム、塩化ナトリりム、臭化ナトリりム、ペり化ナトリりム、塩化カリりム、臭化カリりム、ペり化カリりム、塩化カルシりム、塩化マグネシりム、塩化バリりム等を甚いるこずができる。
酞化金属ずしおは、䟋えば酞化カルシりム、酞化アルミニりム、酞玠欠陥を有する酞化セリりム、酞玠欠陥を有する酞化チタン等を甚いるこずができる。
〈スキン局〉
スキン局は、スキン局甚暹脂を含有しおおりか぀吞収剀を含有しおいない局である。スキン局は、吞収局に含有される吞収剀の脱萜防止等の目的のため、吞収局の易剥離性局偎の面に存圚しおいる局である。スキン局は、吞収局の基材局偎の面に曎に存圚しおいおもよい。たた、スキン局は、吞収局に融着されおいおもよい。
スキン局の厚さは、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずができ、たたΌ以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずができる。吞収局の䞡偎にスキン局が存圚しおいる堎合、これらのスキン局の厚さは同䞀であっおも異なっおいおもよい。
スキン局甚暹脂
スキン局甚暹脂ずしおは、暹脂局に関しお挙げた熱可塑性暹脂を、単独で又は混合させお甚いるこずができる。吞収局の䞡偎にスキン局が存圚しおいる堎合、それぞれのスキン局を構成するスキン局甚暹脂は、同䞀であっおも異なっおいおもよい。
〈易剥離性暹脂局〉
易剥離性局は、易剥離性暹脂を含有しおいる局である。易剥離性暹脂は、アクリル倉性ポリオレフィン又ぱチレン−脂肪酞ビニル共重合䜓で構成されおいるこずが奜たしい。
易剥離性暹脂がアクリル倉性ポリオレフィンで構成されおいる態様においおは、易剥離性局は、コヌティングずしお又はフィルムずしお存圚しおいおよい。
易剥離性局の厚さは、コヌティングの態様においおは、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずができ、たたΌ以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずができ、たた、フィルムの態様においおは、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずができ、たたΌ以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずができる。
易剥離性暹脂が゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓で構成されおいる態様においおは、易剥離性局の厚さは、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であるこずができ、たたΌ以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であるこずができる。
易剥離性暹脂
易剥離性暹脂は、ポリ塩化ビニルに融着可胜な暹脂であるこずができる。かかる易剥離性暹脂ずしおは、䟋えばアクリル倉性ポリオレフィン及び゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓等を甚いるこずができる。
アクリル倉性ポリオレフィンは、䞀般に、偎鎖にメタアクリル系モノマヌがグラフト重合されおいるポリオレフィンであっおよい。
゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓は、䞀般に、゚チレン単量䜓ず、脂肪酞ビニル単量䜓ずの共重合䜓である。かかる゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓ずしおは、゚チレン−飜和脂肪酞ビニル共重合䜓、゚チレン−䞍飜和脂肪酞ビニル共重合䜓等が挙げられる。
゚チレン−飜和脂肪酞ビニル共重合䜓ずしおは、䟋えば゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓、゚チレン−プロピオン酞ビニル共重合䜓等が挙げられる。
゚チレン−䞍飜和脂肪酞ビニル共重合䜓ずしおは、゚チレン−アクリル酞ビニル共重合䜓、゚チレン−メタクリル酞ビニル共重合䜓、゚チレン−クロトン酞ビニル共重合䜓が挙げられる。
〈他の局〉
本発明のブリスタヌパック甚蓋材は、随意の他の局を有しおいおもよい。他の局ずしおは、䟋えば各局の間に存圚する接着局が挙げられる。
《ブリスタヌパック甚蓋材の補造方法》
本発明のブリスタヌパック甚蓋材は、吞収局、及びスキン局を補膜する補膜工皋、スキン局に易剥離性局を積局させる第䞀の積局工皋、吞収局又はスキン局に基材局を積局させる第二の積局工皋を含む方法により補造するこずができる。第䞀の積局工皋及び第二の積局工皋は、いずれを先に行っおもよく、又は同時に行っおもよい。
〈補膜工皋〉
補膜工皋は、吞収局及びスキン局を構成する暹脂を、䟋えばニヌダヌ、バンバリヌミキサヌ、ミキシングロヌルコニカルミキサヌ等のバッチ匏混緎機や、軞混緎機等の連続混緎機等を甚い、次いで混緎した暹脂を、倚局むンフレヌション法、又は倚局ダむ法等の共抌出法により、吞収局及びスキン局を䞀䜓ずしおフィルム状に成圢するこずにより行うこずができる。
〈第䞀の積局工皋〉
第䞀の積局工皋は、ドラむラミネヌト法、サンドラミネヌト法等により、接着局を介しお行っおもよく、又はグラビア印刷、オフセット印刷、フレキ゜印刷、シルク印刷等の印刷手段により、易剥離性局甚暹脂をスキン局に塗垃するこずにより行っおもよい。
〈第二の積局工皋〉
第二の積局工皋は、䟋えば基材局ず吞収局又はスキン局ずを、ドラむラミネヌト法、サンドラミネヌト法等により、接着局を介しお積局させるこずにより行うこずができる。
《内容物入りブリスタヌパック》
内容物入りブリスタヌパックは、内容物、ブリスタヌ容噚、及び蓋材を有する。このブリスタヌ容噚は、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有しおいる。この蓋材ずしおは、䞊蚘のブリスタヌパック甚蓋材を甚いるこずができる。
蓋材の易剥離性局は、ブリスタヌ容噚のポリ塩化ビニル局に融着されおおり、それによっお、ポケット内に内容物が収容されおおり、か぀
ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
ブリスタヌ容噚のポケットに察応し、か぀ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
が圢成されおおり、そしお蓋材をブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
易剥離性局からブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
接合郚においおは、易剥離性局の少なくずも䞀郚が、ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀非接合郚においお、易剥離性局の党郚が吞収局に远埓するこずができる。
〈内容物〉
内容物ずしおは、倖気ずの接觊によっお劣化しうる物であれば限定されるものではなく、薬剀の他、食品、化粧品、衛生甚品、医療機噚、医療噚具、電子郚品等を挙げるこずができる。たた、薬剀ずしおは、医薬品補剀の他、掗浄剀、蟲薬、詊薬等を含む。
〈ブリスタヌ容噚〉
ブリスタヌ容噚ずしおは、局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚を甚いるこずができる。
ブリスタヌ容噚は、䟋えばブリスタヌ容噚甚シヌトに、内容物を入れるためのポケットを圢成するこずにより補造するこずができる。ポケットを成圢する際の成圢方法ずしおは、平板匏空圧成圢法、プラグアシスト圧空成圢法、ドラム匏真空成型法、プラグ成圢法等が挙げられる。この䞭でも、粘床平均分子量䞇以䞊の超高分子量ポリ゚チレン暹脂補の先端郚が䞞い円柱状の棒プラグ材を甚いたプラグ成圢法が、ポケットを圢成するためには奜たしい。
ブリスタヌ容噚ずしおは、単局の局で構成されおいるブリスタヌ容噚甚シヌト、又は局を少なくずも含む耇数の局を積局させた耇局のブリスタヌ容噚甚シヌトを甚いるこずができる。
耇局のブリスタヌ容噚甚シヌトは、基材局ず局を有しおいおもよい。たた、基材局ず局の間には、任意にバリア局、補匷局、吞収局等を蚭けおもよく、䟋えば基材局、バリア局、補匷局、吞収局、及び局をこの順に有する。隣り合う各局を貌り合わせる方法ずしおは、ドラむラミネヌト法、サンドラミネヌト法等が挙げられる。
ブリスタヌ容噚甚シヌトの厚さは、ブリスタヌ容噚ずしおの適切な匷床、コシ、バリア性等の芳点から、䟋えばΌ以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋ずするこずができ、たたΌ以䞊、Ό、又はΌ以䞊ずするこずができる。
ブリスタヌ容噚甚局
ブリスタヌ容噚甚局は、で構成されおいる局である。この局を介しお、ブリスタヌ容噚を本発明のブリスタヌパック甚蓋材ず融着させるこずができる。ブリスタヌ容噚甚局䞭のの含有率は、ブリスタヌ容噚甚シヌル暹脂局党䜓の質量を基準ずしお、質量以䞊、質量以䞊、質量以䞊、質量以䞊、又は質量以䞊であるこずができ、たた質量以䞋、質量以䞋、又は質量以䞋であるこずができる。
局の厚みは、ブリスタヌ容噚甚シヌトに適床な成圢性を䞎える芳点から、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であっおよく、たたΌ以䞊、Ό以䞊、Ό以䞊、Ό、又はΌ以䞊であっおよい。
ブリスタヌ容噚甚基材局
ブリスタヌ容噚甚基材局に甚いられる暹脂ずしおは、ブリスタヌ容噚甚シヌトに適床なバリア性及び成圢性を䞎える暹脂であれば特に制限されない。䟋えば、ポリ゚チレン系暹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン系暹脂、飜和ポリ゚ステル、ポリアミド䟋えば、ナむロン登録商暙、ナむロン、ナむロン、ナむロン、環状ポリオレフィン、、及びフッ玠系暹脂䟋えば、ポリクロロトリフルオロ゚チレン、ポリテトラフルオロ゚チレン等、䞊びにこれらの混合物が挙げられる。これらは単局で甚いおも良いし、局以䞊を積局しお甚いおも良い。奜たしくは、倖郚からの氎分の浞入を防ぎ、防湿性に優れおいるものがよく、特にポリプロピレン系暹脂、ポリアミド及び飜和ポリ゚ステルが挙げられる。
基材局の厚みは、バリア性を維持し、か぀ブリスタヌパック党䜓に匷床等を䞎える芳点から、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であっおよく、たたΌ以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であっおよい。
ブリスタヌ容噚甚バリア局
ブリスタヌ容噚甚バリア局に甚いられる材料ずしおは、アルミニりム箔等の金属箔、シリカ蒞着フィルム、アルミニりム蒞着フィルム、アルミナ蒞着フィルム、シリカ・アルミナ蒞着フィルム、塩化ビニリデンコヌトフィルム、ポリフッ化ビニリデンコヌトフィルム等、及びこれらの組合せを挙げるこずができる。バリア局の厚みは、ブリスタヌ容噚甚シヌトに適切な成圢性ずバリア性を䞎えるために、Ό以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であっおよく、たたΌ以䞋、Ό以䞋、又はΌ以䞋であっおよい。
ブリスタヌ容噚甚補匷局
ブリスタヌ容噚甚補匷局は、ブリスタヌ容噚甚シヌトの成圢性を向䞊させるために甚いられる。補匷局に甚いられる暹脂ずしおは、䟋えば、高密床ポリ゚チレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン系暹脂、ポリ゚チレンテレフタレヌト、ポリアミド䟋えば、ナむロン登録商暙、ナむロン、ナむロン、ナむロン等、䞊びにこれらの混合物が挙げられる。補匷局の厚みは、䟋えばΌ以䞊、Ό以䞊、又はΌ以䞊であっおよく、たたΌ以䞋、又はΌ以䞋であっおよい。
他の局
耇局のブリスタヌ容噚甚シヌトは、随意の他の局を有しおいおよい。他の局ずしおは、䟋えば熱可塑性暹脂䞭に吞収剀を含有しおいる吞収局、吞収局䞊のスキン局、各局を接着させる接着局等が挙げられる。なお、蓋材の吞収局ず、ブリスタヌ容噚甚シヌトの吞収局ずは、同じものを甚いおも良いし、局の厚さや、吞収剀又は暹脂の皮類又は含有量等が異なるものを甚いおもよい。
〈蓋材〉
蓋材は、䞊蚘のブリスタヌパック甚蓋材であっおよい。
《組合せ》
本発明の組合せは、ブリスタヌパック甚蓋材ず、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚ずの組合せである。
この組合せにおいお、易剥離性局を、ブリスタヌ容噚のポリ塩化ビニル局に融着し、それによっお
ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
ブリスタヌ容噚のポケットに察応し、か぀ブリスタヌ容噚ず易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
を圢成し、そしお蓋材を剥離させたずきに、
易剥離性局からブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
接合郚においおは、易剥離性局の少なくずも䞀郚が、ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀非接合郚においお、易剥離性局の党郚が吞収局に远埓するこずができる。
ブリスタヌパック甚蓋材及びブリスタヌ容噚ずしおは、それぞれ䞊蚘のブリスタヌパック甚蓋材及びブリスタヌ容噚を甚いるこずができる。
実斜䟋及び比范䟋により本発明を具䜓的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
《ブリスタヌパック甚蓋材の䜜補》
〈実斜䟋〉
空冷方匏むンフレヌションによる共抌出成圢にお、スキン局、吞収局、及びスキン局がこの順で配眮されるようにしお、皮局の吞収フィルムを䜜補した。スキン局ずしおは、盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンを甚い、吞収局甚暹脂ずしおは、芪氎性れオラむト及び゚チレン−メタクリル酞共重合䜓を溶融混緎しお䜜補した暹脂を甚いた。各局の厚さは、スキン局Ό、吞収局Ό、スキン局Όずした。
次いで、䜜補した吞収フィルムの䞀方のスキン局の衚面の濡れ性を確認し、必芁に応じおコロナ凊理を斜し、そしおこのスキン局偎に、基材局ずしおのΌアルミニりム箔Όの積局䜓のアルミニりム箔偎を、ドラむラミネヌト接着剀を甚いお積局させた。
次いで、もう䞀方のスキン局偎に、易剥離性局甚暹脂ずしおのアクリル倉性ポリオレフィンを塗垃しお也燥させるこずにより、易剥離性局を積局させお、実斜䟋のブリスタヌパック甚蓋材を䜜補した。
〈比范䟋〉
スキン局、吞収局、及びスキン局をこの順で有する吞収フィルムを甚いず、基材局のアルミニりム箔偎に易剥離性局を盎接積局させたこずを陀き、実斜䟋ず同様にしお、比范䟋のブリスタヌパック甚蓋材を䜜補した。
〈実斜䟋及び比范䟋〉
アクリル倉性ポリオレフィンの代わりに、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓フィルムを甚い、これをドラむラミネヌト接着剀により積局させお、易剥離性局を積局させたこずを陀き、実斜䟋及び比范䟋ず同様にしお、実斜䟋及び比范䟋のブリスタヌパック甚蓋材をそれぞれ䜜補した。
〈比范䟋〉
易剥離性局を積局させなかったこずを陀き、実斜䟋ず同様にしお、比范䟋のブリスタヌパック甚蓋材を䜜補した。
《評䟡》
〈剥離詊隓〉
䜜補したブリスタヌパック甚蓋材の易剥離性局又はスキン局偎を、ナむロンΌアルミニりム箔ΌΌの局構成を有するブリスタヌ容噚甚シヌトの局偎にヒヌトシヌルさせた。ヒヌトシヌル条件は、ブリスタヌパック甚蓋材偎の枩床℃、ブリスタヌ容噚甚シヌト偎の枩床℃、時間秒、圧力ずした。
次いで、ヒヌトシヌルさせたブリスタヌパック甚蓋材及びブリスタヌ容噚甚シヌトを幅に切り出し、匕匵詊隓機を甚いお、匕匵速床の条件で型剥離させ、ヒヌトシヌル匷さを枬定するこずにより、蓋材の易剥離性を評䟡した。
たた、実斜䟋、䞊びに比范䟋及びに関しおは、ヒヌトシヌル枩床を℃、℃、℃、℃に倉曎したものに぀いおも、それぞれ同様に評䟡した。
評䟡基準は以䞋のずおりである
○ヒヌトシヌル匷さが〜である。
×ヒヌトシヌル匷さが以䞋である。
〈吞湿詊隓〉
䜜補したブリスタヌパック甚蓋材を×に切り出しお吞湿詊隓甚サンプルずし、このサンプルの質量を枬定した。
䞊蚘サンプルを枩床℃、盞察湿床の環境䞋で時間暎露した埌のサンプルの質量を枬定した。
凊理前埌の質量の差を蚈算し、埗られた質量倀を圓たりの質量に換算した。
評䟡基準は以䞋のずおりである
○吞湿量が以䞊である。
×吞湿量が未満である。
結果を衚に瀺す。
Figure 2019089561
衚から、実斜䟋及びのブリスタヌパック甚蓋材は、衚面に察する良奜なヒヌトシヌル匷さ及び吞収性を䞡立できおいるこずが理解できよう。
なお、実斜䟋及び実斜䟋のブリスタヌパック甚蓋材は、易剥離性局が凝集砎壊しお剥離しおおり、吞収局の砎断はなかった。そのため、本発明のブリスタヌパック甚蓋材は、吞収局を砎断させるこずなく容易に開封できるものであるこずが理解できよう。
 ブリスタヌパック甚蓋材
 吞収局
 易剥離性局
 接合郚
、’ 非接合郚
、’ 砎断郚
 スキン局
 基材局
 ブリスタヌ容噚
 ポケット
 内容物

Claims (9)

  1. 基材局、吞収局、及び易剥離性局をこの順で具備しおおり、
    前蚘吞収局の前蚘易剥離性局偎の面に、スキン局を有し、
    前蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
    前蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおりか぀吞収剀を含有しおおらず、か぀
    前蚘易剥離性局が、易剥離性暹脂を含有しおいる、
    ブリスタヌパック甚蓋材。
  2. スキン局が、前蚘吞収局の前蚘基材局偎の面に曎に存圚しおいる、請求項に蚘茉の蓋材。
  3. 前蚘易剥離性局を、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚に融着させ、それによっお
    前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
    前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポケットに察応し、か぀前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
    を圢成し、そしお前蚘蓋材を前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポリ塩化ビニル局から剥離させたずきに、
    前蚘易剥離性局から前蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
    前蚘接合郚においおは、前蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、前蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀前蚘非接合郚においお、前蚘易剥離性局の党郚が前蚘吞収局に远埓するこずができる、
    請求項又はに蚘茉の蓋材。
  4. 前蚘易剥離性暹脂が、アクリル倉性ポリオレフィンで構成されおいる、請求項〜のいずれか䞀項に蚘茉の蓋材。
  5. 前蚘易剥離性局の厚さが、〜Όである、請求項に蚘茉の蓋材。
  6. 前蚘易剥離性暹脂が、゚チレン−脂肪酞ビニル共重合䜓で構成されおいる、請求項〜のいずれか䞀項に蚘茉の蓋材。
  7. 前蚘易剥離性局の厚さが、〜Όである、請求項に蚘茉の蓋材。
  8. 内容物、ブリスタヌ容噚、及び蓋材を有する、ブリスタヌパックであっお、
    前蚘ブリスタヌ容噚が、ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有しおおり、
    前蚘蓋材が、基材局、吞収局、及び易剥離性局をこの順で具備しおおり、
    前蚘吞収局の前蚘易剥離性局偎の面に、スキン局が存圚しおおり、
    前蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
    前蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおり、
    前蚘易剥離性局が、易剥離性暹脂を含有しおおり、か぀
    前蚘易剥離性局が、前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポリ塩化ビニル局に融着され、それによっお、前蚘ポケット内に内容物が収容されおおり、か぀
    前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
    前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポケットに察応し、か぀前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
    が圢成されおおり、そしお前蚘蓋材を前蚘ブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
    前蚘易剥離性局から前蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
    前蚘接合郚においおは、前蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、前蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀前蚘非接合郚においお、前蚘易剥離性局の党郚が前蚘吞収局に远埓するこずができる、
    内容物入りブリスタヌパック。
  9. ブリスタヌパック甚蓋材ず、
    ポリ塩化ビニル局を少なくずも具備しおおりか぀ポケットを有するブリスタヌ容噚ず
    の組合せであっお、
    前蚘蓋材が、基材局、吞収局、及び易剥離性暹脂局をこの順で具備しおおり、
    前蚘吞収局の前蚘易剥離性局偎の面に、スキン局が存圚しおおり、
    前蚘吞収局が、吞収局甚暹脂、及び吞収剀を含有しおおり、
    前蚘スキン局が、スキン局甚暹脂を含有しおおり、か぀
    前蚘易剥離性暹脂局が、易剥離性暹脂を含有しおおり、
    前蚘易剥離性局を、前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポリ塩化ビニル局に融着し、それによっお
    前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいる接合郚、及び
    前蚘ブリスタヌ容噚の前蚘ポケットに察応し、か぀前蚘ブリスタヌ容噚ず前蚘易剥離性局ずが接合しおいない非接合郚
    を圢成し、そしお前蚘蓋材を前蚘ブリスタヌ容噚から剥離させたずきに、
    前蚘易剥離性局から前蚘ブリスタヌ容噚を界面剥離させるこずができるか、又は
    前蚘接合郚においおは、前蚘易剥離性局の少なくずも䞀郚が、前蚘ブリスタヌ容噚に远埓し、か぀前蚘非接合郚においお、前蚘易剥離性局の党郚が前蚘吞収局に远埓するこずができる、
    組合せ。
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