JP2019087570A - 発光装置およびledパッケージ - Google Patents

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【課題】LEDパッケージが接続される回路基板として片面基板を使用可能にして発光装置の製造コストを削減するとともに、回路基板によるLEDパッケージからの光取出し効率の低下を防止する。【解決手段】発光装置1は、複数のLEDパッケージ4と複数の開口部が形成され、かつ外部電源に電気的に接続するための配線パターン13が表側の片面に形成された回路基板2を有し、複数のLEDパッケージ4のそれぞれは、複数の開口部のうちの1つに収納されるパッケージ基板20上に実装された複数のLED素子と、LED素子を封止する封止樹脂40と、パッケージ基板20の対向する2つの端部に設けられ、回路基板2における1つの開口部の縁部とパッケージ基板20とに固定されることでパッケージ基板20を1つの開口部内につり下げるとともに、LED素子と配線パターン13とを電気的に接続する正負の端子として機能する一対の実装端子60を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置およびLED(発光ダイオード)パッケージに関する。
セラミック基板または金属基板などの実装基板上に複数のLED素子が実装され、それらの素子が蛍光体含有樹脂で封止されたCOB(Chip On Board)のLEDパッケージが知られている。
また、特許文献1には、対向する両側面より陽極端子と陰極端子が突出し、プリント基板の角穴に収められたときにこれらの端子がプリント基板上の正電極と負電極にそれぞれ接するLEDのパッケージが記載されている。
特許文献2には、ダイボンド用の実装面を有する高熱伝導性の放熱基台と、放熱基台上に載置され、実装面の一部を露出する孔部および放熱基台の外周縁より外方に張り出す張出部を有する回路基板と、孔部を通して実装面上に実装される発光素子と、発光素子の上方を封止する透光性の樹脂体とを備え、張出部の外周縁に発光素子と導通する外部接続電極を設けた発光ダイオードが記載されている。この発光ダイオードは、プリント基板に開設された窓孔に放熱基台または封止枠体を通し、外部接続電極を窓孔の縁部に半田付けすることにより、プリント基板に実装される。
実開昭57−088946号公報 特開2006−005290号公報
高い出射光量を得るためには、COBのLEDパッケージが共通の回路基板に複数個実装された発光装置が求められる。COBのLEDパッケージではパッケージ基板の上面に電極が設けられているので、こうした発光装置を製造するためには、回路基板に開口部を設けて、その開口部に回路基板の裏面側からLEDパッケージを実装することが考えられる。この場合、回路基板を表裏の両面に配線パターンおよび接続電極を有する両面基板にする必要があり、また、機械的強度をもたせるために回路基板に適当なスペーサを設けて厚さを確保する必要もあるので、製造コストが高くなる。また、回路基板が厚くなるとその開口部の深さも大きくなるが、通常、回路基板には反射を考慮した特別な加工は施されていないので、開口部の内壁にLEDパッケージからの光が当たることで光の損失が発生し、回路基板の上方への光取出し効率が低下する。
本発明の目的は、LEDパッケージが接続される回路基板として片面基板を使用可能にして発光装置の製造コストを削減するとともに、回路基板によるLEDパッケージからの光取出し効率の低下を防止することである。
複数のLEDパッケージと、複数の開口部が形成され、かつ複数のLEDパッケージを外部電源に電気的に接続するための配線パターンが表側の片面に形成された回路基板とを有し、複数のLEDパッケージのそれぞれは、複数の開口部のうちの1つに収納されるパッケージ基板と、パッケージ基板上に実装された複数のLED素子と、複数のLED素子を封止する封止樹脂と、パッケージ基板の対向する2つの端部に設けられ、回路基板における1つの開口部の縁部とパッケージ基板とに固定されることでパッケージ基板を1つの開口部内につり下げるとともに、複数のLED素子と配線パターンとを電気的に接続する正負の端子として機能する一対の実装端子とを有する発光装置が提供される。
一対の実装端子は剛性を有し、複数のLEDパッケージは、回路基板の厚さ方向に力が加えられたときに、一対の実装端子が変形することで厚さ方向に所定量だけ変位可能であり、厚さ方向に力が加えられていないときに、複数のLEDパッケージのパッケージ基板の裏面は、所定量よりも少ない量だけ回路基板の裏面から突出していることが好ましい。
上記の発光装置は、回路基板の裏面側に固定され、複数のLEDパッケージで発生した熱を装置外部に放出させる放熱基板をさらに有し、複数のLEDパッケージのパッケージ基板の裏面は放熱基板に接触していることが好ましい。
一対の実装端子は、パッケージ基板に接続される第1の脚部、回路基板に接続される第2の脚部、ならびに第1および第2の脚部の上端同士を連結する連結部により構成される上に凸の形状を有することが好ましく、表面にスズめっきが施されたリン青銅で構成されることが好ましい。
複数のLEDパッケージのパッケージ基板の側面に、パッケージ基板と回路基板とを電気的に絶縁するための樹脂が設けられていることが好ましい。
パッケージ基板と、パッケージ基板上に実装された複数のLED素子と、複数のLED素子を封止する封止樹脂と、パッケージ基板の対向する2つの端部に設けられ、開口部を有する回路基板における開口部の縁部に固定されることでパッケージ基板を開口部内につり下げるとともに、複数のLED素子と回路基板の配線パターンとを電気的に接続する正負の端子として機能する一対の実装端子とを有するLEDパッケージが提供される。
上記の発光装置およびLEDパッケージによれば、LEDパッケージが接続される回路基板として片面基板が使用可能になるので発光装置の製造コストが削減されるとともに、回路基板によるLEDパッケージからの光取出し効率の低下が防止される。
発光装置1の上面図および側面図である。 発光装置1の分解図である。 LEDパッケージ4の斜視図、上面図および断面図である。 発光装置1および比較例の発光装置100の部分断面図である。
以下、図面を参照しつつ、発光装置およびLEDパッケージについて説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。
図1(A)および図1(B)は、それぞれ、発光装置1の上面図および側面図である。図2は、発光装置1の分解図である。発光装置1は、回路基板2、放熱基板3およびLEDパッケージ4を有し、例えば、照明器具、投光器またはイルミネーションなどのLED光源として利用される。図示した例では、LEDパッケージ4の個数は4個であるが、発光装置内のLEDパッケージ4の個数は4個より多くても少なくてもよく、1個であってもよい。
回路基板2は、矩形の絶縁基板であり、例えば、FR−4(Flame Retardant Type 4)を基材とするガラスエポキシ基板である。図示した例では、回路基板2には、LEDパッケージ4を挿入するための4個の開口部12が形成されている。開口部12は、いずれも矩形の形状を有し、縦横2個ずつの格子状に配列している。図2に示すように、回路基板2の角部および中央付近には、複数のねじ穴16が形成されている。図1(A)および図1(B)に示すように、ねじ穴16に固定用のねじ15が取り付けられることで、回路基板2と放熱基板3とは互いに固定されている。
回路基板2には、4個のLEDパッケージ4を外部電源に電気的に接続するための配線パターン13および接続電極14a,14b(LEDパッケージ4の駆動用回路)が形成されている。回路基板2は、配線パターン13と接続電極14a,14bが表(おもて)面のみに形成された片面配線の基板(片面基板)である。図示した例では、配線パターン13は、4個のLEDパッケージ4を直列数2個、並列数2個で直並列接続するように形成されている。接続電極14a,14bが外部電源に接続されて電圧が印加されることにより、4個のLEDパッケージ4は同時に発光する。ただし、配線パターン13と接続電極14a,14bの形状および配置は、図示したものとは異なっていてもよい。
放熱基板3は、回路基板2および4個のLEDパッケージ4の裏面側に配置された矩形の金属基板である。放熱基板3は、各LEDパッケージ4で発生した熱を装置外部に放出させるヒートシンクとして機能するため、例えば、耐熱性および放熱性に優れたアルミニウムまたは銅で構成される。ただし、放熱基板3の材質は、耐熱性と放熱性に優れたものであれば、アルミニウムおよび銅以外のものであってもよい。
図3(A)〜図3(D)は、LEDパッケージ4の斜視図、上面図および断面図である。各LEDパッケージ4は、パッケージ基板20、LED素子30、樹脂枠40、封止樹脂50および一対の実装端子60を有するCOBの発光部である。図3(B)は、実装端子60が取り除かれたLEDパッケージ4の斜視図であり、図3(D)は、図3(C)のIIID−IIID線に沿ったLEDパッケージ4の断面図である。図3(C)の上面図では、樹脂枠40を破線で示し、封止樹脂50の記載を省略している。図1および図2に示すように、LEDパッケージ4は、回路基板2の開口部12内に嵌め込まれ、実装端子60を介して、開口部12の縁部で回路基板2の配線パターン13に固定され、開口部12内につり下げられている。4個のLEDパッケージ4が発光装置1の複数の発光部に相当する。
パッケージ基板20は、金属基板21と絶縁基板22が貼り合わされた矩形の基板であり、回路基板2の開口部12のうちの1つに収納される。金属基板21は、LED素子30および後述する蛍光体の粒子により発生した熱を放熱基板3側に放出させる機能を有するため、放熱基板3と同様に、例えばアルミニウムまたは銅で構成される。金属基板21の上面の中央はLED素子30の実装面であり、金属基板21の裏面は放熱基板3に接触している。
絶縁基板22は、例えば回路基板2と同様のガラスエポキシ基板であり、金属基板21の上面に貼り付けられている。図3(C)および図3(D)に示すように、絶縁基板22は、中央に矩形の開口部221を有し、開口部221を間に挟んだ長手方向の両側の上面に、配線パターン23a,23bを有する。絶縁基板22の上面は、一部を除いてレジスト25で覆われており、絶縁基板22の上面において配線パターン23a,23bが露出している部分が接続電極24a,24bに相当する。配線パターン23a,23bおよび接続電極24a,24bは、LED素子30を回路基板2の配線パターン13に電気的に接続するためのものである。
図示した例とは異なり、パッケージ基板20は、例えば1枚のセラミック基板であってもよい。この場合、そのセラミック基板は、上面にLED素子30が実装されるとともに配線パターン23a,23bが形成され、下面が放熱基板3に接触する基板であり、金属基板21と絶縁基板22の機能を兼ねる。
図3(C)および図3(D)に示すように、パッケージ基板20の側面を含む外周部には、外周樹脂26を設けることが好ましい。外周樹脂26は、パッケージ基板20と回路基板2とを電気的に絶縁させ、LEDパッケージ4の耐電圧を高める働きをする。外周樹脂26は、必ずしもパッケージ基板20の側面全体を覆っていなくてもよく、4つの側面のうちで、接続電極24a,24bおよび回路基板2上の配線パターン13に近い短辺の2つの側面だけに設けられていてもよい。
LED素子30は、例えば、窒化ガリウム系化合物半導体などで構成された、発光波長帯域が450〜460nm程度の青色光を出射する青色LEDである。ただし、LED素子30の発光波長帯域は特に限定されず、LED素子30は、例えば、緑色光を出射する緑色LEDまたは赤色光を出射する赤色LEDであってもよい。また、例えば、あるLEDパッケージ4のLED素子30は青色LEDであり、他のLEDパッケージ4のLED素子30は緑色LEDであるというように、LEDパッケージ4ごとにLED素子30の発光波長帯域が異なっていてもよい。
LED素子30は、例えば透明な絶縁性の接着剤などで、開口部221内における金属基板21の上面に固定されている。LED素子30は、上面に1対の素子電極を有し、隣接するLED素子30の素子電極は、ワイヤ(ボンディングワイヤ)31を介して相互に電気的に接続されている。図3(C)に示すように、LEDパッケージ4では、9個のLED素子30が、縦横3個ずつの正方格子状に配列して実装されており、直列数3個、並列数3個で、配線パターン23aと配線パターン23bの間に直並列接続されている。これにより、各LED素子30には、ワイヤ31を介して電流が供給される。上記したLED素子30の個数、配置および接続関係は一例であり、これらは図示したものとは異なっていてもよい。
樹脂枠40は、絶縁基板22の開口部221の大きさに合わせて例えば白色の樹脂で構成された矩形の枠体であり、開口部221を縁取るように絶縁基板22の上面に固定されている。樹脂枠40は、封止樹脂50の流出を防止するためのダム材であり、LED素子30から側方に出射された光をLEDパッケージ4の上方(回路基板2の上面側)に向けて反射させる。開口部221の形状は矩形に限らず、例えば円形であってもよく、この場合には、樹脂枠40もその開口部に合わせて円形の形状を有してもよい。
封止樹脂50は、例えば、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂などの無色かつ透明な熱硬化性樹脂で構成され、樹脂枠40により囲まれた金属基板21上の空間に充填されて、LED素子30およびワイヤ31を一体に被覆し保護(封止)する。封止樹脂50は、例えば、青色LEDであるLED素子30によって励起されるYAG(Yttrium Aluminum Garnet)などの黄色蛍光体を含有する。この場合、LEDパッケージ4は、LED素子30からの青色光と、それによって黄色蛍光体を励起させて得られる黄色光とを混合させることで得られる白色光を出射する。封止樹脂50は、例えば、黄色蛍光体と赤色蛍光体などの2種類以上の蛍光体を含有してもよいし、LEDパッケージ4ごとに異なる種類の蛍光体を含有してもよい。
実装端子60は、図3(A)に示すように、接続部61,62および連結部63を有する。接続部61は、その下面がパッケージ基板20の上面に接続される第1の脚部であり、接続部62は、その下面が回路基板2の上面に接続される第2の脚部である。連結部63は、接続部61と接続部62の上端同士を連結する。これらにより、実装端子60は、文字「U」を上下逆さまにしたような上に凸の形状を有する。実装端子60は、パッケージ基板20の長手方向の両端部に1つずつ設けられ、回路基板2における1つの開口部12の縁部とパッケージ基板20とに固定されることで、パッケージ基板20をその開口部12内につり下げる。
実装端子60は、例えば、表面にスズめっきが施されたリン青銅で構成された導通部品であり、パッケージ基板20の接続電極24a,24b(すなわち、LED素子30)と回路基板2の配線パターン13とを電気的に接続する正負の端子として機能する。実装端子60は、通常の半田リフローで溶融しないように、高融点半田およびAuSnなどで回路基板2およびパッケージ基板20の上面に固定されている。さらに、実装端子60は、剛性を有し、力が加えられたときに多少たわむことができる。このため、LEDパッケージ4は、回路基板2の厚さ方向に力が加えられたときに、実装端子60の連結部63が変形することで、その厚さ方向に所定量だけ変位可能である。
図4(A)および図4(B)は、それぞれ、発光装置1および比較例の発光装置100の部分断面図である。図4(B)に示すように、発光装置100は、回路基板2’、放熱基板3、LEDパッケージ4、スペーサ6および放熱シート7を有する。発光装置100は、LEDパッケージ4が回路基板2’の裏面側から回路基板2’の開口部12に実装されている点、回路基板2’が両面基板である点、および回路基板2’と放熱基板3の間にスペーサ6が、LEDパッケージ4と放熱基板3の間に放熱シート7がそれぞれ配置されている点が発光装置1とは異なる。発光装置100のLEDパッケージ4は、実装端子60がない点を除けば発光装置1のものと同じであり、接続電極24a,24b(図3(B)を参照)が回路基板2’の裏面に半田25a,25bで接続されている。
発光装置100では、LEDパッケージ4を回路基板2’の裏面側から実装することにより、回路基板2’と放熱基板3の間に隙間ができるので、この隙間を埋め、回路基板2’の剛性を高めるために、スペーサ6が設けられている。スペーサ6は、例えばFR−4を基材とするガラスエポキシ基板であり、回路基板2と放熱基板3の間に、例えば耐熱性の両面テープまたは接着材で固定されている。さらに、発光装置100では、半田25a,25bの接続状態によってはパッケージ基板20と放熱基板3の間に隙間ができるので、パッケージ基板20が放熱基板3に確実に接触するように、弾性を有する放熱シート7が設けられている。
発光装置100では、パッケージ基板20の上面の接続電極24a,24bと接続するために、回路基板2’の表(おもて)面だけでなく裏面にも接続電極を設ける必要があり、したがって、回路基板2’を両面基板にする必要がある。これに対し、発光装置1では、LEDパッケージ4が回路基板2の表(おもて)面に接続されるので、回路基板2を片面基板にすることができ、その分、製造コストが削減される。
発光装置100では、回路基板2’を厚くするとLEDパッケージ4の上端が開口部12内に埋もれ、開口部12の内壁にLEDパッケージ4からの光が当たることで光の損失が発生し得る。回路基板2’を薄くすると、回路基板2’にたわみが発生するので、それを防ぐためにスペーサ6が必要である。これに対し、発光装置1では、LEDパッケージ4が回路基板2の開口部12に上方からつり下げられるので、開口部12の内壁に起因する光の損失は発生しない。さらに、発光装置1では、発光装置100のスペーサ6に相当するものは不要であり、LEDパッケージ4の高さのずれは実装端子60により吸収されるため、発光装置100の放熱シート7に相当するものも不要になる。したがって、発光装置1では、スペーサ6、それを貼り合わせるテープ、および放熱シート7を削減できるので、製造コストがさらに削減される。
発光装置1では、図4(A)に示すように、回路基板2の厚さ方向に力が加えられていないときに、各LEDパッケージ4のパッケージ基板20(金属基板21)の裏面は、回路基板2の裏面よりも下方に突出している。パッケージ基板20と回路基板2の裏面の高さの差Δdは、回路基板2の厚さ方向に力が加えられたときに、実装端子60の連結部63が変形することでLEDパッケージ4がその方向に変位可能な量よりも少ない。このため、わずかな寸法のバラつきがあっても、回路基板2が放熱基板3に対してねじ止めされたときに、実装端子60が変形することで、回路基板2とパッケージ基板20の裏面を放熱基板3に確実に接触させることができる。
1 発光装置
2 回路基板
3 放熱基板
4 LEDパッケージ
20 パッケージ基板
30 LED素子
40 樹脂枠
50 封止樹脂
60 実装端子

Claims (7)

  1. 複数のLEDパッケージと、
    複数の開口部が形成され、かつ前記複数のLEDパッケージを外部電源に電気的に接続するための配線パターンが表側の片面に形成された回路基板と、を有し、
    前記複数のLEDパッケージのそれぞれは、
    前記複数の開口部のうちの1つに収納されるパッケージ基板と、
    前記パッケージ基板上に実装された複数のLED素子と、
    前記複数のLED素子を封止する封止樹脂と、
    前記パッケージ基板の対向する2つの端部に設けられ、前記回路基板における前記1つの開口部の縁部と前記パッケージ基板とに固定されることで前記パッケージ基板を前記1つの開口部内につり下げるとともに、前記複数のLED素子と前記配線パターンとを電気的に接続する正負の端子として機能する一対の実装端子と、を有する、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記一対の実装端子は剛性を有し、
    前記複数のLEDパッケージは、前記回路基板の厚さ方向に力が加えられたときに、前記一対の実装端子が変形することで前記厚さ方向に所定量だけ変位可能であり、
    前記厚さ方向に力が加えられていないときに、前記複数のLEDパッケージの前記パッケージ基板の裏面は、前記所定量よりも少ない量だけ前記回路基板の裏面から突出している、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記回路基板の裏面側に固定され、前記複数のLEDパッケージで発生した熱を装置外部に放出させる放熱基板をさらに有し、
    前記複数のLEDパッケージの前記パッケージ基板の裏面は前記放熱基板に接触している、請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記一対の実装端子は、前記パッケージ基板に接続される第1の脚部、前記回路基板に接続される第2の脚部、ならびに前記第1および第2の脚部の上端同士を連結する連結部により構成される上に凸の形状を有する、請求項2または3に記載の発光装置。
  5. 前記一対の実装端子は、表面にスズめっきが施されたリン青銅で構成される、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記複数のLEDパッケージの前記パッケージ基板の側面に、前記パッケージ基板と前記回路基板とを電気的に絶縁するための樹脂が設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. パッケージ基板と、
    前記パッケージ基板上に実装された複数のLED素子と、
    前記複数のLED素子を封止する封止樹脂と、
    前記パッケージ基板の対向する2つの端部に設けられ、開口部を有する回路基板における前記開口部の縁部に固定されることで前記パッケージ基板を前記開口部内につり下げるとともに、前記複数のLED素子と前記回路基板の配線パターンとを電気的に接続する正負の端子として機能する一対の実装端子と、
    を有することを特徴とするLEDパッケージ。
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