JP2007242772A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子給電用電極と外部電極とを接続する接続部材にかかる熱応力を低減し、信頼性を向上させる。
【解決手段】発光素子1に給電するための発光素子給電用電極3a,3bと外部電極6,7とを接続する接続部材としてのフレキシブル基板8,9を具備する照明装置において、フレキシブル基板8,9を空間11内に配置し、フレキシブル基板8,9の端子8a,8b,9a,9bのうち、発光素子給電用電極3a,3bに接続される端子8a,9aが固定端になり、外部電極6,7に接続される端子8b,9bが自由端になるように、フレキシブル基板8,9を拘束した。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子に給電するための発光素子給電用電極と外部電極とを接続するための接続部材を具備する照明装置に関し、特には、接続部材にかかる熱応力を低減し、信頼性を向上させることができる照明装置に関する。
従来から、発光素子に給電するための発光素子給電用電極と外部電極とが接続されている照明装置が知られている。この種の照明装置の例としては、例えば特開平8−335720号公報、特開2005−136101号公報などに記載されたものがある。
特開平8−335720号公報に記載された照明装置(窒化物半導体発光ダイオード)では、発光チップの電極(発光チップに給電するための電極)と、外部より導出されたリード電極(外部電極)とが、ワイヤボンディングによって接続されている。更に、そのワイヤが、シリコーン樹脂およびエポキシ樹脂によって封止されている。
詳細には、特開平8−335720号公報に記載された照明装置(窒化物半導体発光ダイオード)では、発光チップの熱膨張係数とモールド樹脂の熱膨張係数との差によって生じるストレスを緩和するために、発光チップが比較的柔らかいシリコーン樹脂によって覆われ、更に、そのシリコーン樹脂がエポキシ樹脂によって覆われている。
ところが、特開平8−335720号公報に記載された照明装置(窒化物半導体発光ダイオード)では、発光チップにかかる熱応力を低減するための対策が採られているものの、ワイヤの熱膨張係数と、そのワイヤを封止しているシリコーン樹脂およびエポキシ樹脂の熱膨張係数との差によって生じる熱応力に対する対策が採られていない。
そのため、特開平8−335720号公報に記載された照明装置(窒化物半導体発光ダイオード)では、発光チップの昇温に伴って、ワイヤに熱応力がかかってしまい、その結果、ワイヤが切れたり、ワイヤと発光チップの電極との接点が剥離したり、ワイヤとリード電極との接点が剥離したりするおそれが生じてしまう。
また、特開2005−136101号公報に記載された照明装置(半導体発光装置)では、LEDチップの上部電極(LEDチップに給電するための電極)と、第2電極(外部電極)とが、ボンディングワイヤによって接続されている。更に、そのボンディングワイヤが、シリコーン樹脂によって封止されている。
詳細には、特開2005−136101号公報に記載された照明装置(半導体発光装置)では、LEDチップの線膨張率とそのLEDチップを封止する樹脂の線膨張率との差によって生じるストレスを緩和するために、発光チップが比較的柔らかいシリコーン樹脂によって覆われ、更に、そのシリコーン樹脂が硬いレンズによって覆われている。
ところが、特開2005−136101号公報に記載された照明装置(半導体発光装置)では、空気よりも拘束力の強いシリコーン樹脂によってボンディングワイヤが封止され、また、ボンディングワイヤの両端が共に固定端になり、ボンディングワイヤが実質的に固定梁構造になるように拘束されている。
そのため、特開2005−136101号公報に記載された照明装置(半導体発光装置)によっても、依然として、LEDチップの昇温に伴って、ボンディングワイヤに熱応力がかかってしまい、その結果、ボンディングワイヤが切れたり、ワイヤとLEDチップの上部電極(LEDチップに給電するための電極)との接点が剥離したり、ボンディングワイヤと第2電極(外部電極)との接点が剥離したりするおそれが生じてしまう。
特開平8−335720号公報 特開2005−136101号公報
前記問題点に鑑み、本発明は、発光素子給電用電極と外部電極とを接続するための接続部材にかかる熱応力を低減し、信頼性を向上させることができる照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、発光素子に給電するための発光素子給電用電極と外部電極とを接続するための接続部材を具備する照明装置において、前記接続部材を空間内に配置し、前記接続部材の2つの端子のうち、前記発光素子給電用電極に接続される端子が固定端になり、前記外部電極に接続される端子が自由端になるように、前記接続部材を拘束したことを特徴とする照明装置が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、前記発光素子給電用電極よりも前記発光素子に近い位置に、前記発光素子が発生した熱を放熱するための放熱部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、前記放熱部材に対して前記発光素子を固定するために接着剤を用い、前記接着剤が前記発光素子と前記放熱部材との間から流出するのを防止するための流れ止め手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の照明装置が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、前記接続部材としてフレキシブル基板を用い、前記フレキシブル基板を前記外部電極の側にガイドするための長穴を前記フレキシブル基板に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置が提供される。
請求項1に記載の照明装置では、発光素子に給電するための発光素子給電用電極と外部電極とを接続するための接続部材が、樹脂によって封止されるのではなく、空間内に配置されている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、接続部材が樹脂によって封止されている場合よりも、接続部材にかかる熱応力を低減することができる。
更に、請求項1に記載の照明装置では、接続部材の2つの端子のうち、発光素子給電用電極に接続される端子が固定端になり、外部電極に接続される端子が自由端になるように、接続部材が拘束されている。換言すれば、接続部材が実質的に片持ち梁構造になるように拘束されている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、発光素子給電用電極に接続される端子および外部電極に接続される端子が共に固定端になっている場合よりも、つまり、接続部材が実質的に固定梁構造になるように拘束されている場合よりも、接続部材にかかる熱応力を低減することができる。
すなわち、請求項1に記載の照明装置では、接続部材の2つの端子のうち、発光素子給電用電極に接続される端子のみが拘束され、その他の部分が拘束されない構造になっている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、発光素子の発熱に伴って接続部材が昇温した場合であっても、接続部材に熱応力がかかることなく、接続部材が自由に熱膨張することができる。
換言すれば、請求項1に記載の照明装置によれば、接続部材にかかる熱応力を低減し、信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載の照明装置では、発光素子給電用電極よりも発光素子に近い位置に、発光素子が発生した熱を放熱するための放熱部材が配置されている。そのため、請求項2に記載の照明装置によれば、発光素子が発生した熱を放熱するための放熱部材が発光素子給電用電極よりも発光素子から遠い位置に配置されている場合よりも、接続部材にかかる熱応力を低減することができる。
請求項3に記載の照明装置では、放熱部材に対して発光素子を固定するために接着剤が用いられ、その接着剤が発光素子と放熱部材との間から流出するのを防止するために流れ止め手段が設けられている。そのため、請求項3に記載の照明装置によれば、発光素子と放熱部材との間から流出した接着剤が発光素子給電用電極に到達してしまうのを回避することができる。
請求項4に記載の照明装置では、接続部材としてフレキシブル基板が用いられている。更に、フレキシブル基板を外部電極の側にガイドするための長穴がフレキシブル基板に形成されている。そのため、請求項4に記載の照明装置によれば、フレキシブル基板の長穴内で摺動可能な突起を設けることにより、フレキシブル基板に熱応力がかかるのを抑制しつつ、フレキシブル基板を外部電極の側にガイドすることができる。
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の照明装置の断面図である。図2はレンズ10を取り外した状態における図1に示した第1の実施形態の照明装置の平面図である。詳細には、図2はレンズ10を取り外した状態における第1の実施形態の照明装置を図1の上側から見た図である。
図1および図2において、1は例えばLEDチップのような発光素子を示しており、2は発光素子1上に塗布された蛍光体を示している。3は発光素子1および蛍光体2を支持するための基体を示している。3a,3bは基体3上に配置された発光素子1に給電するために基体3の下面に形成された発光素子給電用電極を示している。第1の実施形態の照明装置では、発光素子1、蛍光体2および基体3によって、例えばLEDパッケージのようなパッケージが構成されている。また、第1の実施形態の照明装置では、発光素子給電用電極3aが発光素子1のアノード電極(図示せず)に電気的に接続され、発光素子給電用電極3bが発光素子1のカソード電極(図示せず)に電気的に接続されている。更に、第1の実施形態の照明装置では、熱伝導率の比較的高い材料によって基体3が形成されている。
また、図1および図2において、4は基体3を支持するための基板を示しており、5は基板4に対して基体3を固定するための接着剤を示している。第1の実施形態の照明装置では、例えばAl、ADC(Aluminium Die−Cast)などのような熱伝導率の比較的高い材料によって基板4が形成され、熱伝導率が比較的高い材料によって接着剤が構成されている。
更に、図1および図2において、6,7は発光素子1に給電するための外部電極を示している。第1の実施形態の照明装置では、外部電極6,7が発光素子1に対して移動可能に構成されているか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極6,7が昇温しない程度に外部電極6,7が発光素子1から比較的離れた位置に配置されている。
また、図1および図2において、8は発光素子給電用電極3aと外部電極6とを接続する接続部材としてのフレキシブル基板を示している。8a,8bはフレキシブル基板8に形成された端子を示しており、8cは端子8aを介して基体3の発光素子給電用電極3aに接続されたフレキシブル基板8を外部電極6の側にガイドするための長穴を示している。4cは長穴8cと摺動可能に嵌合するために基板4の上面に配置された突起を示している。第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板8が端子8bを介して外部電極6に接続されている。
第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板8の端子8aが半田(図示せず)を介して発光素子給電用電極3aに接続され、フレキシブル基板8の端子8bが半田(図示せず)を介して外部電極6に接続されているが、第2の実施形態の照明装置では、代わりに、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板8の端子8aと発光素子給電用電極3aとを接続し、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板8の端子8bと外部電極6とを接続することも可能である。
更に、図1および図2において、9は発光素子給電用電極3bと外部電極7とを接続する接続部材としてのフレキシブル基板を示している。9a,9bはフレキシブル基板9に形成された端子を示しており、9cは端子9aを介して基体3の発光素子給電用電極3bに接続されたフレキシブル基板9を外部電極7の側にガイドするための長穴を示している。4dは長穴9cと摺動可能に嵌合するために基板4の上面に配置された突起を示している。第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板9が端子9bを介して外部電極7に接続されている。
第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板9の端子9aが半田(図示せず)を介して発光素子給電用電極3bに接続され、フレキシブル基板9の端子9bが半田(図示せず)を介して外部電極7に接続されているが、第3の実施形態の照明装置では、代わりに、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板9の端子9aと発光素子給電用電極3bとを接続し、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板9の端子9bと外部電極7とを接続することも可能である。
また、図1および図2において、11は蛍光体2、基体3および基板4の上面とレンズ10の下面との間に配置された空間を示している。4aは接着剤5が基体3と基板4との間から外部電極6の側(図1の左側)に流出するのを防止する流れ止め手段としての樋部を示している。4bは接着剤5が基体3と基板4との間から外部電極7の側(図1の右側)に流出するのを防止する流れ止め手段としての樋部を示している。
図3は図1に示した樋部4a,4bの拡大図である。第1の実施形態の照明装置では、図1および図3に示すように、仮に、接着剤5が基体3と基板4との間から外部電極6の側(図1および図3の左側)に流出したとしても、その流出した接着剤5が樋部4aによって堰き止められ、発光素子給電用電極3aおよび端子8aには到達できないように、樋部4aが構成されている。また、仮に、接着剤5が基体3と基板4との間から外部電極7の側(図1および図3の右側)に流出したとしても、その流出した接着剤5が樋部4bによって堰き止められ、発光素子給電用電極3bおよび端子9aには到達できないように、樋部4bが構成されている。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1および図2に示すように、発光素子給電用電極3aと外部電極6とを接続するフレキシブル基板8、および、発光素子給電用電極3bと外部電極7とを接続するフレキシブル基板9が、樹脂によって封止されるのではなく、空間11内に配置されている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、フレキシブル基板8,9が樹脂によって封止されている場合よりも、フレキシブル基板8,9にかかる熱応力を低減することができる。
また、第1の実施形態の照明装置では、上述したように、外部電極6が発光素子1に対して移動可能に構成されるか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極6が昇温しない程度に外部電極6が発光素子1から比較的離れた位置に配置されている。換言すれば、フレキシブル基板8の2つの端子8a,8bのうち、発光素子給電用電極3aに接続される端子8aが固定端になり、外部電極6に接続される端子8bが自由端になるように、フレキシブル基板8が拘束されている。換言すれば、フレキシブル基板8が実質的に片持ち梁構造になるように拘束されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子給電用電極3aに接続される端子8aおよび外部電極6に接続される端子8bが共に固定端になっている場合よりも、つまり、フレキシブル基板8が実質的に固定梁構造になるように拘束されている場合よりも、詳細には、外部電極6が発光素子1に対して相対的に固定されており、かつ、発光素子1が発熱した時に外部電極6が昇温する程度に外部電極6が発光素子1から比較的近くに配置されている場合よりも、フレキシブル基板8にかかる熱応力を低減することができる。
すなわち、第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板8の端子8aのみが拘束され、その他の部分が拘束されない構造になっている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子1の発熱に伴ってフレキシブル基板8が昇温した場合であっても、フレキシブル基板8に熱応力がかかることなく、フレキシブル基板8が自由に熱膨張することができる。換言すれば、第1の実施形態の照明装置によれば、フレキシブル基板8にかかる熱応力を低減することにより、半田が剥離してしまうおそれを低減し、信頼性を向上させることができる。
第1の実施形態の照明装置では、発光素子給電用電極3aと外部電極6とがフレキシブル基板8によって接続されているが、第4の実施形態の照明装置では、代わりに、例えばワイヤ、ガラスエポキシ基板のような任意の接続部材によって発光素子給電用電極3aと外部電極6とを接続することも可能である。詳細には、第4の実施形態の照明装置では、第1の実施形態の照明装置と同様に、外部電極6が発光素子1に対して移動可能に構成されるか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極6が昇温しない程度に外部電極6が発光素子1から比較的離れた位置に配置される。換言すれば、接続部材の2つの端子のうち、発光素子給電用電極3aに接続される端子が固定端になり、外部電極6に接続される端子が自由端になるように、接続部材が拘束される。換言すれば、接続部材が実質的に片持ち梁構造になるように拘束される。そのため、第4の実施形態の照明装置によっても、第1の実施形態の照明装置とほぼ同様の効果を奏することができる。
更に、第1の実施形態の照明装置では、上述したように、外部電極7が発光素子1に対して移動可能に構成されるか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極7が昇温しない程度に外部電極7が発光素子1から比較的離れた位置に配置されている。換言すれば、フレキシブル基板9の2つの端子9a,9bのうち、発光素子給電用電極3bに接続される端子9aが固定端になり、外部電極7に接続される端子9bが自由端になるように、フレキシブル基板9が拘束されている。換言すれば、フレキシブル基板9が実質的に片持ち梁構造になるように拘束されている。
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子給電用電極3bに接続される端子9aおよび外部電極7に接続される端子9bが共に固定端になっている場合よりも、つまり、フレキシブル基板9が実質的に固定梁構造になるように拘束されている場合よりも、詳細には、外部電極7が発光素子1に対して相対的に固定されており、かつ、発光素子1が発熱した時に外部電極7が昇温する程度に外部電極7が発光素子1から比較的近くに配置されている場合よりも、フレキシブル基板9にかかる熱応力を低減することができる。
すなわち、第1の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板9の端子9aのみが拘束され、その他の部分が拘束されない構造になっている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子1の発熱に伴ってフレキシブル基板9が昇温した場合であっても、フレキシブル基板9に熱応力がかかることなく、フレキシブル基板9が自由に熱膨張することができる。換言すれば、第1の実施形態の照明装置によれば、フレキシブル基板9にかかる熱応力を低減することにより、半田が剥離してしまうおそれを低減し、信頼性を向上させることができる。
第1の実施形態の照明装置では、発光素子給電用電極3bと外部電極7とがフレキシブル基板9によって接続されているが、第5の実施形態の照明装置では、代わりに、例えばワイヤ、ガラスエポキシ基板のような任意の接続部材によって発光素子給電用電極3bと外部電極7とを接続することも可能である。詳細には、第5の実施形態の照明装置では、第1の実施形態の照明装置と同様に、外部電極7が発光素子1に対して移動可能に構成されるか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極7が昇温しない程度に外部電極7が発光素子1から比較的離れた位置に配置される。換言すれば、接続部材の2つの端子のうち、発光素子給電用電極3bに接続される端子が固定端になり、外部電極7に接続される端子が自由端になるように、接続部材が拘束される。換言すれば、接続部材が実質的に片持ち梁構造になるように拘束される。そのため、第5の実施形態の照明装置によっても、第1の実施形態の照明装置とほぼ同様の効果を奏することができる。
また、第1の実施形態の照明装置では、図1に示すように、発光素子給電用電極3a,3bよりも発光素子1に近い位置に、発光素子1が発生した熱を放熱する放熱部材としての基板4が配置されている。詳細には、発光素子1が発生した熱が、基体3および接着剤5を介して基板4に熱伝導され、基板4の下面から放熱される。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子1が発生した熱を放熱する放熱部材としての基板4が発光素子給電用電極3a,3bよりも発光素子1から遠い位置に配置されている場合よりも、フレキシブル基板8,9にかかる熱応力を低減することができる。
以下、本発明の照明装置の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態の照明装置は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の照明装置とほぼ同様に構成されている。従って、第6の実施形態の照明装置によれば、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の照明装置とほぼ同様の効果を奏することができる。
図4は第6の実施形態の照明装置の断面図である。図5はレンズ10を取り外した状態における図4に示した第6の実施形態の照明装置の平面図である。詳細には、図5はレンズ10を取り外した状態における第6の実施形態の照明装置を図4の上側から見た図である。
第1の実施形態の照明装置では、図1に示すように、発光素子給電用電極3a,3bが基体3の下面に形成されているが、第6の実施形態の照明装置では、図4に示すように、発光素子給電用電極3a,3bが基体3の上面に形成されている。
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1に示すように、基板4が凸状に構成されているが、第6の実施形態の照明装置では、図4に示すように、基板4が凹状に構成されている。詳細には、第6の実施形態の照明装置では、図4および図5に示すように、基板4の凹部4e内に基体3が位置決めされるように、基板4が構成されている。
また、第6の実施形態の照明装置では、第1の実施形態の照明装置と同様に、外部電極6,7が発光素子1に対して移動可能に構成されているか、あるいは、発光素子1が発熱しても外部電極6,7が昇温しない程度に外部電極6,7が発光素子1から比較的離れた位置に配置されている。
第6の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板8の端子8aが半田(図示せず)を介して発光素子給電用電極3aに接続され、フレキシブル基板8の端子8bが半田(図示せず)を介して外部電極6に接続されているが、第7の実施形態の照明装置では、代わりに、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板8の端子8aと発光素子給電用電極3aとを接続し、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板8の端子8bと外部電極6とを接続することも可能である。
また、第6の実施形態の照明装置では、フレキシブル基板9の端子9aが半田(図示せず)を介して発光素子給電用電極3bに接続され、フレキシブル基板9の端子9bが半田(図示せず)を介して外部電極7に接続されているが、第8の実施形態の照明装置では、代わりに、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板9の端子9aと発光素子給電用電極3bとを接続し、コネクタ(図示せず)によってフレキシブル基板9の端子9bと外部電極7とを接続することも可能である。
更に、第6の実施形態の照明装置では、図4および図5に示すように、接着剤5が基体3と基板4との間から外部電極6の側(図4および図5の左側)あるいは外部電極7の側(図4および図5の右側)に流出することが、基板4の凹部4によって防止されている。詳細には、第6の実施形態の照明装置では、接着剤5が基体3の上面の発光素子給電用電極3a,3bおよび端子8a9aには到達できないように、基板4の凹部4eが形成されている。
第6の実施形態の照明装置では、発光素子給電用電極3aと外部電極6とがフレキシブル基板8によって接続されているが、第9の実施形態の照明装置では、代わりに、例えばワイヤ、ガラスエポキシ基板のような任意の接続部材によって発光素子給電用電極3aと外部電極6とを接続することも可能である。
また、第6の実施形態の照明装置では、発光素子給電用電極3bと外部電極7とがフレキシブル基板9によって接続されているが、第10の実施形態の照明装置では、代わりに、例えばワイヤ、ガラスエポキシ基板のような任意の接続部材によって発光素子給電用電極3bと外部電極7とを接続することも可能である。
更に、第6の実施形態の照明装置では、図4に示すように、発光素子給電用電極3a,3bよりも発光素子1に近い位置に、発光素子1が発生した熱を放熱する放熱部材としての基板4が配置されている。詳細には、発光素子1が発生した熱が、基体3および接着剤5を介して基板4に熱伝導され、基板4の下面から放熱される。そのため、第6の実施形態の照明装置によれば、発光素子1が発生した熱を放熱する放熱部材としての基板4が発光素子給電用電極3a,3bよりも発光素子1から遠い位置に配置されている場合よりも、フレキシブル基板8,9にかかる熱応力を低減することができる。
第11の実施形態では、上述した第1から第10の実施形態を適宜組合わせることも可能である。
本発明の照明装置は、例えば道路用照明、街路灯、室内用照明などに適用可能である。
第1の実施形態の照明装置の断面図である。 レンズ10を取り外した状態における図1に示した第1の実施形態の照明装置の平面図である。 図1に示した樋部4a,4bの拡大図である。 第6の実施形態の照明装置の断面図である。 レンズ10を取り外した状態における図4に示した第6の実施形態の照明装置の平面図である。
符号の説明
1 発光素子
2 蛍光体
3 基体
3a,3b 発光素子給電用電極
4 基板
4a,4b 樋部
4c,4d 突起
4e 凹部
5 接着剤
6,7 外部電極
8 フレキシブル基板
8a,8b 端子
8c 長穴
9 フレキシブル基板
9a,9b 端子
9c 長穴
10 レンズ
11 空間

Claims (4)

  1. 発光素子に給電するための発光素子給電用電極と外部電極とを接続するための接続部材を具備する照明装置において、前記接続部材を空間内に配置し、前記接続部材の2つの端子のうち、前記発光素子給電用電極に接続される端子が固定端になり、前記外部電極に接続される端子が自由端になるように、前記接続部材を拘束したことを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光素子給電用電極よりも前記発光素子に近い位置に、前記発光素子が発生した熱を放熱するための放熱部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記放熱部材に対して前記発光素子を固定するために接着剤を用い、前記接着剤が前記発光素子と前記放熱部材との間から流出するのを防止するための流れ止め手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記接続部材としてフレキシブル基板を用い、前記フレキシブル基板を前記外部電極の側にガイドするための長穴を前記フレキシブル基板に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
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