JP2019086373A - 電子時計、電子時計の報音方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の要約書は、「警報通知装置であるレーダ22は、少なくとも1つのセンサの検出情報を受信するとともに、前記センサ又は当該センサからの情報の受信に障害が発生した場合に警報をユーザに通知する。レーダ22は、時刻同期部37と、警報音発生タイミング制御部33と、ブザー40と、を備える。時刻同期部37は、レーダ22の内部時計36と、他の警報通知装置の内部時計と、を同期させる。警報音発生タイミング制御部33は、レーダ22の内部時計36に基づいて、警報発生時に警報音を鳴らすタイミングを制御する。ブザー40は、警報音発生タイミング制御部33で制御されたタイミングで警報音を鳴らす。」と記載されている。
そこで、本発明は、電子時計、電子時計の報音方法、およびプログラムについて、スピーカから警報音を所定パターンで報音する際の音乱れを回避することを課題とする。
スピーカと、
時刻を計時する計時手段と、
前記スピーカから報音する警報音のオンとオフを制御する第1の制御部と、
表示手段と、
前記表示手段を制御し、かつ前記第1の制御部と通信接続されて時刻情報を前記表示手段に表示する第2の制御部と、を備えた電子時計であって、
前記第1の制御部は、前記警報音を所定パターンでオンオフさせる間、前記第2の制御部との間の通信を停止することを特徴とする電子時計である。
図1は、各実施形態における電子時計1の概略を示す構成図である。
電子時計1は、特には限られないが、例えば腕に装着するためのバンドを備えた腕時計型の電子時計である。この電子時計1は、時計LSI(Large Scale Integration)である動作処理マイコン2、ROM(Read Only Memory)23、操作部31、気圧センサ32、電源部33、電池34、スピーカ35、振動子7を含んで構成される。電子時計1は更に、表示マイコン4、表示部5、ROM43を含んで構成される。これら動作処理マイコン2と表示マイコン4とは、通信線8によって双方向に通信可能に接続されている。
電源部33は、例えば、電圧変換回路である。電源部33は、電子時計1内の各部の動作電圧で電力を供給する。電池34としては、例えば、ボタン型乾電池などの一次電池が用いられる。または電池34として、ソーラパネルと二次電池の組合せが用いられてもよい。スピーカ35は、圧電スピーカや圧電ブザーであり、動作処理マイコン2が警報音のオンとオフを制御することにより、例えば可聴音からなる警報音を所望のパターンで報音するものである。なお、スピーカ35は、自律的に警報音を報音しても、動作処理マイコン2から音声信号が入力されて警報音を報音してもよく、限定されない。この動作処理マイコン2は、警報音のオンとオフを制御する第1の制御部または計時制御部として機能する。
ROM23は、例えばフラッシュメモリなどの情報を読み出しおよび書き込み可能に記憶する不揮発性の半導体メモリである。このROM23は、後記する報音パターンテーブル231を格納している。
分周回路26は、発振回路25から入力された信号をCPU21や計時回路27が利用する各種周波数の信号に分周して出力する。
計時回路27は、分周回路26から入力された所定の周波数信号の回数を計数し、初期時刻に加算してゆくことで現在時刻を計数するカウンタ回路である。計時回路27により計数される現在時刻は、CPU21により読み出されて時刻表示に用いられる。このように、振動子7、発振回路25、分周回路26、および計時回路27により時刻を計数する計時手段が構成されてもよく、更にソフトウェア的に制御される計時手段であってもよい。
この報音パターンテーブル231は、アラームを報知する場合の報音パターン、タイマのタイムアップを報知する場合の報音パターン、気圧変動を報知する場合の報音パターンを格納している。「0」欄から「15」欄が、1/16秒周期の各順番におけるスピーカ35から報音する警報音のオンとオフとを示している。各行の0がオフを示し、1がオンを示している。
図3の横軸は時間を示し、横軸の下側の数字は、警報音の制御周期の番号を示している。縦軸は警報音のオンとオフとを示している。
アラームを報知する場合の理想的な警報音の報音パターンは、時刻t0の1/16秒後にオンし、3/16秒後にオフし、5/16秒後にオンし、7/16秒後にオフし、9/16秒後にオンし、11/16秒後にオフするというものである。電子時計1は、この報音パターンによる警報音のオンオフを更に10回繰り返して、アラームを報知する。動作マイコン2は、図2の報音パターンテーブル231のアラーム行を参照することで、この報音パターンで警報音をオンオフしている。
図4の横軸は時間を示し、横軸の下側の数字は、警報音の制御周期の番号を示している。縦軸は警報音のオンとオフとを示している。
タイムアップを報知する場合の理想的な警報音の報音パターンは、時刻t0の1/16秒後にオンし、4/16秒後にオフし、7/16秒後にオンし、10/16秒後にオフし、12/16秒後にオンし、15/16秒後にオフするというものである。電子時計1は、この報音パターンによる警報音のオンオフを更に10回繰り返して、アラームを報知する。動作マイコン2は、図2の報音パターンテーブル231のタイマ行を参照することで、この報音パターンで警報音をオンオフしている。
図5の横軸は時間を示し、横軸の下側の数字は、警報音制御周期の番号を示している。縦軸は警報音のオンとオフとを示している。
タイムアップを報知する場合の理想的な警報音の報音パターンは、時刻t0の1/16秒後にオンし、2/16秒後にオフし、3/16秒後にオンし、4/16秒後にオフし、5/16秒後にオンし、6/16秒後にオフし、7/16秒後にオンし、8/16秒後にオフし、9/16秒後にオンし、10/16秒後にオフするというものである。電子時計1は、この報音パターンによる警報音のオンオフを更に10回繰り返して、アラームを報知する。動作マイコン2は、図2の報音パターンテーブル231の気圧を参照することで、この報音パターンで警報音をオンオフしている。
第1の実施形態の動作処理マイコン2は、警報音を所定パターンでオンオフさせる間、表示マイコン4との間の通信を停止している。動作処理マイコン2は、警報音の報音中は、表示マイコン4により報音中専用の固定表示を行わせることで、固定表示の間には警報音の制御中の送信処理を無くし、警報音を所定パターンでオンオフさせる制御の間隔が乱れないようにしている。
図6は、アラームを報知する際に表示されるポップアップ画面を示す図である。
アラーム・ポップアップ61は、時刻表示画面6の秒表示を覆うように表示される。このアラーム・ポップアップ61には、“ALARM”が表示されている。ユーザが所定の時刻にアラームを設定したのち、動作処理マイコン2が所定の時刻に達したことを判定すると、スピーカ35から警報音を所定パターンで報音し、このアラーム・ポップアップ61を表示させる。
タイムアップ・ポップアップ62は、時刻表示画面6の秒表示を覆うように表示される。このタイムアップ・ポップアップ62には、“TIMER”と“TIME UP”とが表示されている。ユーザがタイマを設定したのち、動作処理マイコン2がタイムアップを判定すると、スピーカ35から警報音を所定パターンで報音し、このタイムアップ・ポップアップ62を表示させる。
気圧インフォメーションポップアップ63は、時刻表示画面6の秒表示を覆うように表示される。この気圧インフォメーションポップアップ63には、“BARO”と“Bad Temper”が表示されている。気圧センサ32によって、動作処理マイコン2が所定の気圧変動を判定すると、スピーカ35から警報音を所定パターンで報音し、この気圧インフォメーションポップアップ63を表示させる。
この電子時計1が起動すると、CPU21は、通常処理を実行する(ステップS10)。ステップS10の通常処理とは、時刻の計時、操作部31による操作の検知、気圧センサ32のセンシング、スピーカ35からの警報音の報音処理など、表示通信処理を除く他の処理をいう。
ステップS11において、CPU21は、報音の開始を判定する。アラーム、タイムアップ、気圧変動により報音開始の条件が成立する。
CPU21は、報音開始の条件がアラームならばデータ送信モードに1を、タイムアップならばデータ送信モードに2を設定する。CPU21は、高気圧通過ならばデータ送信モードに3を、低気圧通過ならばデータ送信モードに4を、気圧急降下ならばデータ送信モードに5を、気圧急上昇ならばデータ送信モードに6を設定する。
そしてCPU21は、データ送信モードを0xFF(16進数)に設定して(ステップS16)、ステップS10の処理に戻る。
そしてCPU21は、データ送信モードを0xFF(16進数)に設定して(ステップS18)、ステップS10の処理に戻る。
そしてCPU21は、データ送信モードを0xFF(16進数)に設定して(ステップS20)、ステップS10の処理に戻る。なお、上記した各ポップアップは秒表示を覆うように表示されると述べたが、これに限られない。分表示や、その他各種点滅が行われるアイコン表示など、常に表示内容が更新される表示を覆うように表示されてもよい。更新が常に行われる表示を覆ってポップアップを表示した固定表示を行うことで、ユーザが違和感を感じることを低減または抑制することができる。
第1のタイムチャートは理想的な警報音の報音パターンを示し、横軸の下側の数字は、警報音制御周期の番号を示している。第2のタイムチャートは、表示通信処理の期間を示している。第3のタイムチャートは実際の報音パターンを示し、横軸の下側の数字は、動作処理マイコン2が認識する警報音制御周期の番号を示している。表示通信の周期と報音パターンの周期は、1000ミリ秒である。また、時間制御レジスタ24の割り込み周期は、1/16秒である。
その後、表示マイコン4は、表示部通信処理D10を時刻t2の6/16秒後から10/16秒後まで実行するが、報音には影響しない。
第1の実施形態の電子時計1では、固定表示開始フラグを送るタイミングが報音制御中のどのタイミングでくるか予測できない。そのため、固定表示開始フラグの送信処理によって報音パターンが乱れてしまっても影響が少なくなるように、動作処理マイコン2は、初回の報音の波形を1秒間だけ長音にして、並行して所定の固定表示を行わせるコマンドを表示マイコン4に送信している。
ステップS30において、CPU21は、報音の開始を判定する。アラーム、タイムアップ、気圧変動により報音開始の条件が成立する。
CPU21は、報音の開始ではないと判定したならば(No)、ステップS41の通常処理に進む。ここで通常処理とは、スピーカ35による警報音の報音以外の処理をいう。CPU21は、報音の開始であると判定したならば(Yes)、時間制御レジスタ24に対して16Hzの割込許可を設定し(ステップS31)、警報音カウンタに10秒間分の値に相当する160をセットする(ステップS32)。これにより時間制御レジスタ24は、16Hzの周期でCPU21に対して割り込みを発生させる。
ステップS41において、CPU21は、通常処理を行う。ステップS41の通常処理とは、時刻の計時、操作部31による操作の検知、気圧センサ32のセンシング、表示通信処理など、スピーカ35による警報音の報音処理を除く他の処理をいう。
ステップS42において、CPU21は、報音開始後であるか否かを判定する。CPU21は、報音開始後ならば(Yes)、ステップS33の判定処理に戻り、報音開始後でないならば(No)、ステップS30の判定処理に戻る。
図12と図13において、第1のタイムチャートは理想的な警報音の報音パターンを示し、横軸の下側の数字は、警報音制御周期の番号を示している。第2のタイムチャートは、表示通信処理の期間を示している。第3のタイムチャートは実際の報音パターンを示し、横軸の下側の数字は、動作処理マイコン2が認識する警報音制御周期の番号を示している。表示通信の周期と報音パターンの周期は、1000ミリ秒である。また、時間制御レジスタ24の割り込み周期は、1/16秒である。
動作処理マイコン2は、マイコン間通信処理C11を、時刻t4から、その3/16秒後まで実行する。これにより、第3のタイムチャート(実際の報音パターン)に示すように、警報音カウンタの減算処理が行われなくなるため、実際の報音パターンは、3/16秒後にオンし、以降3/16秒ずつずれる。その後、表示マイコン4は、表示部通信処理D11を時刻t4の3/16秒後から7/16秒後まで実行するが、報音には影響しない。
その後、表示マイコン4は、表示部通信処理D12を時刻t4の11/16秒後から15/16秒後まで実行するが、報音には影響しない。
図13に示すように、時刻t13は、理想的な報音終了タイミングの1秒前を示している。つまり、時刻t13は、図12の時刻t4の9秒後である。このときの理想的な警報音の報音パターンは、時刻t13の1/16秒後にオンし、3/16秒後にオフし、5/16秒後にオンし、7/16秒後にオフし、9/16秒後にオンし、11/16秒後にオフするというものである。
その後、表示マイコン4は、表示部通信処理D13を時刻t14の9/16秒後から13/16秒後まで実行する。すると、表示マイコン4は固定表示を終了し、例えば図6などに示したアラーム・ポップアップ61を消去する。
2チップマイコン搭載の時計において、警報音による報音パターンの音乱れを回避することができる。アラームモード、タイマモード、気圧インフォメーション等の報音時において、警報音の音乱れを防ぐことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
(b) 2チップマイコン搭載の時計に限定されず、3チップ以上のマイコンを搭載した電子時計に適用してもよい。
(c) 本発明は、2チップマイコン搭載の時計に限定されず、ワンチップマイコンによってスピーカと、このスピーカよりも高い優先順位の周辺回路を制御するものに適用してもよい。
(d) 本発明は、スピーカから報音する警報音に限定されず、ブザーの鳴動やバイブレータの振動による報知に適用してもよい。
(e) 警報音は、人間の可聴領域の音ならば任意のものでよい。
(f) 警報音の報音の間、電子時計は、時刻情報の秒表示を覆うようにポップアップ画面を表示することに限定されず、秒単位に表示を更新する表示要素を含まない表示画面に遷移してもよい。
〔付記〕
スピーカと、
時刻を計時する計時手段と、
前記スピーカから報音する警報音のオンとオフを制御する第1の制御部と、
表示手段と、
前記表示手段を制御し、かつ前記第1の制御部と通信接続されて時刻情報を前記表示手段に表示する第2の制御部と、を備えた電子時計であって、
前記第1の制御部は、前記警報音を所定パターンでオンオフさせる間、前記第2の制御部との間の通信を停止する、
ことを特徴とする電子時計。
《請求項2》
前記第1の制御部は、前記警報音を所定パターンでオンオフさせる間、前記第2の制御部に、前記表示手段を制御して所定の固定表示を行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
《請求項3》
前記第1制御部は、前記警報音を所定期間に亘って長音で報音させつつ、並行して前記所定の固定表示を行わせるコマンドを前記第2制御部に送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
《請求項4》
前記所定期間は、前記第1の制御部が前記第2の制御部に前記所定の固定表示を行わせるコマンドを送信する処理を完了するまでの期間より長い、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
《請求項5》
前記所定の固定表示は、前記表示手段に表示される時刻情報の秒表示を覆うように表示されるポップアップ画面を含む表示である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
《請求項6》
前記所定の固定表示は、秒単位に表示を更新する表示要素を含まない表示画面である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
《請求項7》
前記第1制御部は、前記警報音の報音を終了させる際、前記所定の固定表示を解除するコマンドを前記第2制御部に送信し、かつ前記第2制御部との間の通信を再開する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
《請求項8》
表示手段を制御する表示制御部と通信可能に接続され、スピーカから報音する警報音のオンとオフを制御可能に接続され、かつ時刻を計時する計時制御部が実行する電子時計の報音方法であって、
前記計時制御部は、前記スピーカから警報音を報音させない場合、前記表示制御部との間の通信により所望の表示を行わせ、
前記警報音を所定パターンでオンオフさせて報音させる間、前記表示制御部に所定の固定表示を行わせ、かつ前記表示制御部との間の通信を停止する、
ことを特徴とする電子時計の報音方法。
《請求項9》
表示手段を制御する表示制御部と通信可能に接続され、スピーカから報音させる警報音のオンとオフを制御可能に接続され、かつ時刻を計時する計時制御部に、
前記スピーカから前記警報音を報音させない場合、前記表示制御部との間の通信により所望の表示を行わせる手順、
前記警報音を所定パターンでオンオフさせて報音させる間、前記表示制御部に所定の固定表示を行わせる手順、および前記表示制御部との間の通信を停止する手順、
を実行させるためのプログラム。
2 動作処理マイコン (第1の制御部、計時制御部)
21 CPU
22 RAM
23 ROM
231 報音パターンテーブル
24 時間制御レジスタ
25 発振回路
26 分周回路
27 計時回路
31 操作部
32 気圧センサ
33 電源部
34 電池
35 スピーカ
4 表示マイコン (第2の制御部、表示制御部)
41 CPU
42 RAM
43 ROM
5 表示部 (表示手段)
6 時刻表示画面
61 アラーム・ポップアップ
62 タイムアップ・ポップアップ
63 気圧インフォメーションポップアップ
7 振動子
8 通信線
Claims (9)
- スピーカと、
時刻を計時する計時手段と、
前記スピーカから報音する警報音のオンとオフを制御する第1の制御部と、
表示手段と、
前記表示手段を制御し、かつ前記第1の制御部と通信接続されて時刻情報を前記表示手段に表示する第2の制御部と、を備えた電子時計であって、
前記第1の制御部は、前記警報音を所定パターンでオンオフさせる間、前記第2の制御部との間の通信を停止する、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記第1の制御部は、前記警報音を所定パターンでオンオフさせる間、前記第2の制御部に、前記表示手段を制御して所定の固定表示を行わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記第1制御部は、前記警報音を所定期間に亘って長音で報音させつつ、並行して前記所定の固定表示を行わせるコマンドを前記第2制御部に送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。 - 前記所定期間は、前記第1の制御部が前記第2の制御部に前記所定の固定表示を行わせるコマンドを送信する処理を完了するまでの期間より長い、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。 - 前記所定の固定表示は、前記表示手段に表示される時刻情報の秒表示を覆うように表示されるポップアップ画面を含む表示である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。 - 前記所定の固定表示は、秒単位に表示を更新する表示要素を含まない表示画面である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。 - 前記第1制御部は、前記警報音の報音を終了させる際、前記所定の固定表示を解除するコマンドを前記第2制御部に送信し、かつ前記第2制御部との間の通信を再開する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子時計。 - 表示手段を制御する表示制御部と通信可能に接続され、スピーカから報音する警報音のオンとオフを制御可能に接続され、かつ時刻を計時する計時制御部が実行する電子時計の報音方法であって、
前記計時制御部は、前記スピーカから警報音を報音させない場合、前記表示制御部との間の通信により所望の表示を行わせ、
前記警報音を所定パターンでオンオフさせて報音させる間、前記表示制御部に所定の固定表示を行わせ、かつ前記表示制御部との間の通信を停止する、
ことを特徴とする電子時計の報音方法。 - 表示手段を制御する表示制御部と通信可能に接続され、スピーカから報音させる警報音のオンとオフを制御可能に接続され、かつ時刻を計時する計時制御部に、
前記スピーカから前記警報音を報音させない場合、前記表示制御部との間の通信により所望の表示を行わせる手順、
前記警報音を所定パターンでオンオフさせて報音させる間、前記表示制御部に所定の固定表示を行わせる手順、および前記表示制御部との間の通信を停止する手順、
を実行させるためのプログラム。
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