JP2019084876A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の物標に応じた運転支援制御を実行する車両制御装置において、物標が多数存在しても計算負荷の増大を抑制することが可能な車両制御装置を提供する。【解決手段】ECUは、所定の対象物の周囲に相対速度の許容上限値Vlimの分布を規定する速度分布領域を設定し、許容上限値Vlimを超えないように車両1の速度制御(エンジン制御,ブレーキ制御)及び/又は操舵制御(ステアリング制御)を実行し、周囲に存在する物標(T1,T2,・・・)の中から2以上の物標を所定の対象物として選定する選定処理を実行し、この選定処理において、車両1と物標との距離が小さい物標ほど高い優先度を設定し、最も高い優先度を有する物標から順に2以上の物標を選定する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両制御装置に係り、特に、車両の運転を支援する車両制御装置に関する。
車両の周囲の物標に応答して運転支援処理を実行する種々の車両制御装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の装置では、車両から最も近くに位置する物標(他の車両等)が運転支援制御の対象として選定され、この物標に対する衝突予測時間(TTC=距離/相対速度)に基づいて運転支援制御が実行されるようになっている。
特開2014−191595号公報
特許文献1のように、単一の物標を処理対象とする場合には、計算負荷を小さく抑制することができる。しかしながら、多数の物標を処理対象とする場合には、計算負荷が大きくなってしまう。
例えば、物標の周囲に相対速度の許容上限値の分布を規定する速度分布領域を設定し、速度分布領域の許容上限値を超えないように車両の速度制御及び/又は操舵制御を実行する運転支援制御処理では、車両の周囲に多数の物標が存在する場合、計算負荷が高くなり、運転支援制御処理に遅れが生じるおそれがある。したがって、多数の物標が存在する場合に、計算負荷の増大を抑制することが極めて重要となる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、周囲の物標に応じた運転支援制御を実行する車両制御装置において、物標が多数存在しても計算負荷の増大を抑制することが可能な車両制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、所定の対象物の周囲に対象物に対する相対速度の許容上限値の分布を規定する速度分布領域を設定し、この速度分布領域の許容上限値を超えないように車両の速度制御及び/又は操舵制御を実行する車両制御装置であって、車両制御装置は、車両の周囲に存在する物標の中から2以上の物標を所定の対象物として選定する選定処理を実行し、この選定処理において、車両と物標との距離が小さい物標ほど高い優先度を設定し、最も高い優先度を有する物標から順に2以上の物標を選定する、ことを特徴とする。
原則的に車両から遠い物標よりも車両に近い物標の方が、衝突又は接近可能性が高い。したがって、本発明では、検知されたすべての物標に対して速度分布領域を設定するのではなく、衝突可能性がより高くなる距離の小さい物標を、速度分布領域の設定対象物として優先的に選定するように構成されている。これにより本発明では、車両制御装置の計算負荷の増大を抑制しつつ、周囲の物標との衝突可能性を確実に低減することができる。
本発明において、好ましくは、選定処理は、車両に対して横方向に沿う横方向距離が小さい物標ほど、優先度を高く補正する処理を含む。
車両の横方向に存在する物標よりも車両の進行方向に存在する物標の方が、車両に対する衝突可能性が高い。このため、本発明では、横方向距離が小さい物標ほど、高い優先度を設定して、対象物として選定され易くする。これにより本発明では、車両制御装置の計算負荷の増大を抑制しつつ、周囲の物標との衝突可能性を確実に低減することができる。
本発明において、好ましくは、速度分布領域は、歩行者及び車両を含む種別によらず、対象物に対して同じ許容上限値の分布が設定され、選定処理は、歩行者の物標の優先度を、この物標が車両であった場合よりも高い優先度に設定する処理を含む。
このように構成された本発明によれば、物標の種別によらず同じ基準で速度分布領域が設定されるので、計算負荷の増大が抑制される。更に、車両よりも歩行者に対して、すれ違い又は追い越し時における接触又は接近を回避すべきである。よって、本発明では、歩行者に対する優先度を高める補正を実行することにより、歩行者を対象物として優先的に選定するように構成されている。
本発明において、好ましくは、選定処理において、所定数の物標が所定の対象物として選定される。
このように構成された本発明によれば、対象物の数を所定数に制限することにより、車両制御装置の計算負荷の増大抑制と、周囲の物標との衝突可能性の低減とをバランスよく実現可能である。
本発明によれば、周囲の物標に応じた運転支援制御を実行する車両制御装置において、物標が多数存在しても計算負荷の増大を抑制することが可能である。
本発明の実施形態による車両制御システムの構成図である。 本発明の実施形態による速度分布領域の説明図である。 本発明の実施形態による対象物の横方向位置におけるすれ違い速度の許容上限値とクリアランスとの関係を示す説明図である。 本発明の実施形態によるすれ違い速度制御を説明する説明図である。 本発明の実施形態による車両の走行状態を示す説明図である。 本発明の実施形態による対象物選定処理の説明図である。 本発明の実施形態による改変例のための車両の走行状態を示す説明図である。 本発明の実施形態による改変例に係る対象物選定処理の説明図である。 本発明の実施形態による別の改変例のための車両の走行状態を示す説明図である。 本発明の実施形態による別の改変例に係る対象物選定処理の説明図である。 本発明の実施形態による車両制御装置の処理フローである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両制御システムについて説明する。先ず、図1を参照して、車両制御システムの構成について説明する。図1は、車両制御システムの構成図である。
図1に示すように、車両制御システム100は、車両1(図2参照)に搭載されており、車両制御装置(ECU)10と、複数のセンサと、複数の制御システムとを備えている。複数のセンサには、車載カメラ21,ミリ波レーダ22,車速センサ23,測位システム24,ナビゲーションシステム25が含まれる。また、複数の制御システムには、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32,ステアリング制御システム33が含まれる。
ECU10は、CPU,各種プログラムを記憶するメモリ,入出力装置等を備えたコンピュータにより構成される。ECU10は、複数のセンサから受け取った信号に基づき、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32,ステアリング制御システム33に対して、それぞれエンジンシステム,ブレーキシステム,ステアリングシステムを適宜に作動させるための要求信号を出力可能に構成されている。このため、ECU10は、機能的に、データ取得部と、物標検知部と、対象物選定部と、速度分布領域設定部と、経路算出部と、挙動制御実行部とを備えている。
車載カメラ21は、車両1の周囲を撮像し、撮像した画像データを出力する。ECU10は、画像データに基づいて、物標及びその種別(例えば、車両,自動二輪車,歩行者,自転車等)を特定する。なお、ECU10は、画像データから物標の進行方向又は前後方向を特定することができる。また、ECU10は、画像データから走行車線の両端部(例えば、白線等の区画線等)を特定する。
ミリ波レーダ22は、物標の位置及び速度を測定する測定装置であり、車両1の前方及び側方へ向けて電波(送信波)を送信し、物標により送信波が反射されて生じた反射波を受信する。そして、ミリ波レーダ22は、送信波と受信波に基づいて、車両1と物標との間の直線距離(例えば、車間距離)や車両1に対する物標の相対速度及び方位角を測定する。なお、本実施形態において、ミリ波レーダ22に代えて、レーザレーダや超音波センサ等を用いて物標との距離,相対速度,方位角を測定するように構成してもよい。また、複数のセンサを用いて、位置及び速度測定装置を構成してもよい。
車速センサ23は、車両1の絶対速度を算出する。
測位システム24は、GPSシステム及び/又はジャイロシステムであり、車両1の位置(現在車両位置情報)を算出する。
ナビゲーションシステム25は、内部に地図情報を格納しており、ECU10へ地図情報を提供することができる。ECU10は、地図情報及び現在車両位置情報に基づいて、車両1の周囲(特に、進行方向前方)に存在する道路、交通信号、建造物等を特定する。地図情報は、ECU10内に格納されていてもよい。
エンジン制御システム31は、車両1のエンジンを制御するコントローラである。ECU10は、車両1を加速又は減速させる必要がある場合に、エンジン制御システム31に対して、エンジン出力の変更を要求するエンジン出力変更要求信号を出力する。
ブレーキ制御システム32は、車両1のブレーキ装置を制御するためのコントローラである。ECU10は、車両1を減速させる必要がある場合に、ブレーキ制御システム32に対して、車両1への制動力の発生を要求するブレーキ要求信号を出力する。
ステアリング制御システム33は、車両1のステアリング装置を制御するコントローラである。ECU10は、車両1の進行方向を変更する必要がある場合に、ステアリング制御システム33に対して、操舵方向の変更を要求する操舵方向変更要求信号を出力する。
本実施形態では、運転者は、操作部(図示せず)を介して運転支援モードを選択することができる。運転支援モードを選択することにより、ECU10により、運転支援制御が実行される。本実施形態では、運転支援モードは、自動速度制御モードを備えている。この自動速度制御モードでは、車両1は、設定速度を維持しながら、車線の中央に沿って走行するように制御される。
この自動速度制御モードにおいて、ECU10は、所定時間分(例えば、3秒)についての、目標位置及び目標速度を含む目標経路の計算を繰り返し実行する。この経路計算処理において、ECU10は、カメラ21からの画像データに基づいて特定した車線の両端部から、車線の中央に仮想的なベースライン5(図5等参照)を目標位置に設定する。また、ECU10は、運転者が操作部を介して設定した設定速度を目標速度に設定する。そして、ECU10は、このようにして計算された目標経路を車両1が走行するように、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32,ステアリング制御システム33に対して要求信号を出力する。
次に、図2〜図4に基づいて、本実施形態のすれ違い制御について説明する。図2は速度分布領域の説明図であり、図3は対象物の横方向位置における相対速度の許容上限値とクリアランスとの関係を示す説明図、図4はすれ違い制御を説明する説明図である。
一般に、道路上又は道路付近の対象物(例えば、先行車、駐車車両、ガードレール)とすれ違うとき(又は追い抜くとき)、走行車の運転者は、進行方向に対して直交する横方向において、走行車と対象物との間に所定のクリアランス又は間隔(横方向距離)を保ち、且つ、走行車の運転者が安全と感じる速度に減速する。具体的には、先行車が急に進路変更したり、対象物の死角から歩行者が出てきたり、駐車車両のドアが開いたりするといった危険を回避するため、クリアランスが小さいほど、対象物に対する相対速度は小さくされる。
また、一般に、後方から先行車に近づいているとき、走行車の運転者は、進行方向に沿った車間距離(縦方向距離)に応じて速度(相対速度)を調整する。具体的には、車間距離が大きいときは、接近速度(相対速度)が大きく維持されるが、車間距離が小さくなると、接近速度は低速にされる。そして、所定の車間距離で両車両の間の相対速度はゼロとなる。これは、先行車が駐車車両であっても同様である。このように、運転者は、対象物と車両との間の距離(横方向距離及び縦方向距離を含む)と相対速度との関係を考慮しながら、危険を回避するように車両を運転している。
そこで、本実施形態では、図2に示すように、車両1は、車両1から検知される対象物(例えば、車線2上の先行車3)に対して、対象物の周囲に(横方向領域、後方領域、及び前方領域にわたって)、車両1の進行方向における相対速度についての許容上限値を規定する2次元分布(速度分布領域40)を設定するように構成されている。速度分布領域40では、対象物の周囲の各点において、相対速度の許容上限値Vlimが設定されている。車両1は、運転支援システムの作動時において、この速度分布領域40内の許容上限値Vlimによって、対象物に対する相対速度が制限される。
図2から分かるように、速度分布領域40は、対象物からの横方向距離及び縦方向距離が小さくなるほど(対象物に近づくほど)、相対速度の許容上限値が小さくなるように設定される。また、図2では、理解の容易のため、同じ許容上限値を有する点を連結した等相対速度線が示されている。等相対速度線a,b,c,dは、それぞれ許容上限値Vlimが0km/h,20km/h,40km/h,60km/hに相当する。
なお、図2では、許容上限値が60km/hまでの速度分布領域40が示されているが、対向車線を走行する対向車とのすれ違いを考慮して、更に大きな相対速度まで速度分布領域40を設定することができる。
図3に示すように、車両1がある絶対速度で走行するときにおいて、対象物の横方向に設定される許容上限値Vlimは、クリアランスXがD0(安全距離)までは0(ゼロ)km/hであり、D0以上で2次関数的に増加する(Vlim=k(X−D02。ただし、X≧D0)。即ち、安全確保のため、クリアランスXがD0以下では相対速度がゼロとなる。一方、クリアランスXがD0以上では、クリアランスが大きくなるほど、車両1は大きな相対速度ですれ違うことが可能となる。
図3の例では、対象物の横方向における許容上限値は、Vlim=f(X)=k(X−D02で定義されている。なお、kは、Xに対するVlimの変化度合いに関連するゲイン係数である。本実施形態では、ゲイン係数及び安全距離は、対象物の種別(例えば、車両、自動二輪車、歩行者等)によらず、それぞれ所定値(固定値)に設定される。よって、対象物の種別によらず、同じように速度分布領域40が設定される。なお、対象物の種別等に応じて、ゲイン係数及び安全距離を設定してもよい。
なお、本実施形態では、Vlimが安全距離を含み、且つ、Xの2次関数となるように定義されているが、これに限らず、Vlimが安全距離を含まなくてもよいし、他の関数(例えば、一次関数等)で定義されてもよい。また、図3を参照して、対象物の横方向の許容上限値Vlimについて説明したが、対象物の縦方向を含むすべての径方向について同様に設定することができる。その際、係数k、安全距離D0は、対象物からの方向に応じて設定することができる。
また、図4に示すように、複数の対象物が存在する場合には、各対象物に速度分布領域が設定される。図4の例では、車両1の前方を走行している車両3A,3Bに対して、速度分布領域40A,40Bが設定されている。
図4では、車両3Aと車両3Bとの間の車間距離が短いため、速度分布領域40Aの等相対速度線dと速度分布領域40Bの等相対速度線dとが重なっている。したがって、車両1が車両3A,3Bの間を通過する経路(例えば、経路R1,R2等)を通る場合、車両1の相対速度は、2つの速度分布領域40A,40Bにより制限される。具体的には、車両1の相対速度は、2つの速度分布領域40A,40B内に規定される許容上限値のうち、より小さい許容上限値によって制限される。よって、実際には、等相対速度線が重なり合う領域では、略楕円形の2つの等相対速度線を滑らかにつなげるようにして等相対速度線が設定されることになる。
運転支援モードにおける経路計算処理において、速度分布領域が設定されると、ECU10は、設定された速度分布領域に基づいて、目標経路の補正処理を実行する。即ち、ECU10は、対象物を追い抜く際に、設定したすべての速度分布領域(40A,40B)で規定される相対速度の許容上限値を超えないように、目標位置及び/又は目標速度を修正する。これにより、目標位置は、必要によりベースラインよりも側方(横方向)に設定される。また、目標速度は、必要により設定速度以下で、許容上限値を超えない速度に設定される。
なお、本実施形態では、経路補正処理に関連して、運転者は、対象物を追い抜く際の操舵制御の介入が少ない直進優先モード(又は最短距離優先モード)、又は、対象物を追い抜く際の速度制御(速度低下)の介入が少ない速度優先モードを、操作部を介して選択可能である。
経路R1は、直進優先モードが設定されている場合に算出される経路の例である。この例では、車両1は設定速度で走行しており、現在の走行経路(即ち、経路R1)を走行して、車両3A,3Bを追い抜く。車両1は、縦方向位置Aにおいて、車両3Aに対する相対速度が約0km/hの許容上限値で制限され、車両3Bに対する相対速度が約60km/hの許容上限値で制限されることになる。また、縦方向位置Bにおいて、車両3A,3Bに対する相対速度が約50km/hの許容上限値で制限されることになる。したがって、経路R1では、車両1は、設定速度以下で減速及び加速を行って車両3A,3Bを追い越し、その後、設定速度で走行する。この例では、ECU10は、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32に、それぞれエンジン出力変更要求信号,ブレーキ要求信号を出力する。
また、経路R2は、速度優先モードが設定されている場合に算出される経路の例である。この速度優先モードでは、設定速度からの車速の低下が抑制される。経路R2は、例えば、相対速度60km/hで走行していた車両1が、そのときの車速を上限値として、許容上限値Vlimが最大となる地点を連続的に通過する経路である。したがって、車両1が経路R2を走行する場合、車両3Bの等相対速度線dに到達するまでは、経路R2が車両3Aの等相対速度線dに沿っているため、許容上限値Vlimは60km/hに維持される。そして、車両3Bの等相対速度線d内では、経路R2は、2つの速度分布領域40A,40Bの許容上限値Vlimの最大値となるx方向位置を連続して横切る。
よって、経路R2を走行する際には、ECU10は、経路R2上を走行するようにステアリング制御システム33に操舵方向変更要求信号を出力する。また、ECU10は、経路R2上の各位置に設定された目標速度を維持するように、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32に、それぞれエンジン出力変更要求信号,ブレーキ要求信号を出力する。
なお、上述の直進優先モードや速度優先モード以外にも、運転者の好みに応じたモードを操作部へ入力可能として、経路R1,R2以外の経路を算出するように構成してもよい。例えば、経路上での縦方向加速度(縦G)の変動幅,横方向加速度(横G)の変動幅をパラメータとして、経路を算出するように構成することができる。
次に、図5〜図10を参照して、本実施形態における、速度分布領域を設定する対象物の選定方法について説明する。図5は車両の走行状態を示す説明図、図6は対象物選定処理の説明図、図7は改変例のための車両の走行状態を示す説明図、図8は改変例に係る対象物選定処理の説明図、図9は別の改変例のための車両の走行状態を示す説明図、図10は別の改変例に係る対象物選定処理の説明図である。
多数の対象物に対して速度分布領域を設定すると、図4を参照して説明した経路計算処理の計算負荷が高くなり、ECU10が所定の計算時間内に経路計算処理を実行することができないおそれがある。そこで、本実施形態では、検出された多数の物標の中から所定数の物標(対象物)を選定し、選定した物標についてのみ、速度分布領域を設定するように構成されている。具体的には、最大で5つの物標が対象物として選定される。なお、対象物の選定数は5つに限らず、2以上且つ所定の有限数(例えば、5)以下であればよい。
図5は、車両1が車線2Aを走行している状況を示している。ECU10は、カメラ21からの画像データにより、車線2Aの両側の端部(区画線)4a,4bを検出しており、車線2Aの中央にベースライン5を設定している。更に、ECU10は、区画線4a,4bの距離W(車線2Aの車線幅)を計算し、この距離Wに基づいて、区画線4a,4bの側方(横方向)に仮想区画線4c,4dを設定している。即ち、仮想区画線4c,4dは、区画線4a,4bから外側に距離Wだけ離間している。
ECU10は、両側の区画線4a,4bの間を検知領域6a、区画線4bと仮想区画線4cの間を検知領域6b、区画線4aと仮想区画線4dの間を検知領域6cに設定する。これら検知領域に存在する物標が検知対象となる。図5の例では、検知領域6a(即ち、車線2A)において、車両1の前方には2台の走行車両(物標T2,T5)が走行している。また、検知領域6b(右側の対向車線2B)には、走行車両(物標T1)と歩行者(物標T7)が存在している。更に、検知領域6c(左側の領域2C(歩道、道路))には、歩行者(物標T3,T4)と停車車両(物標T6)が存在している。図5において、物標T1〜T7は、理解の容易のため、車両1からの直線距離が小さい順に番号付けられている。それぞれの直線距離は、図6に示す通りである。
本実施形態では、車両1と衝突又は接近する可能性が高い物標が対象物として選定される。このため、本実施形態では、原則的に、車両1に近い物標(車両1からの直線距離が小さい物標)が選定される。したがって、図5の例では、図6に示すように、直線距離が小さい順に最大で5つの物標T1〜T5が優先的に対象物として選定される。なお、直線距離が小さいほど高い優先度を付与し、付与された優先度に応じて対象物を選定してもよい。図5では、選定された5つの物標T1〜T5が強調表示されている。
図7及び図8を参照して、改変例について説明する。図7は、車両1に対する各物標の横方向距離に応じて、選定の優先度を補正する例を示している。即ち、車両1からの直線距離が小さくても、車両1の進行方向に直交する横方向の距離(横方向距離)が大きい物標は、車両1との接近可能性が低い。このため、図7の例では、直線距離を横方向距離によって補正して、選定の優先度が決定される。この補正のため、本実施形態では、縦方向距離よりも横方向距離の重み付けを大きくしている。
図7の例では、検知領域6aにおいて、車両1の前方には2台の走行車両(物標T2,T4)が走行している。また、検知領域6bには、走行車両(物標T1)が存在している。更に、検知領域6cには、歩行者(物標T3,T4,T5)と停車車両(物標T7)が存在している。
図8に示すように、図7の各物標には、まず直線距離に応じて距離スコアが設定される。即ち、最も直線距離が小さい物標T1に距離スコア「50」が付与され、2番目以降の物標に対して順に、「45」,「40」・・・が付与される。次に、横方向距離による重み付け補正が行われる。
この横方向距離補正では、ECU10は、ミリ波レーダ22により測定された各物標の位置情報(直線距離、進行方向に対する方位角)を用いる。物標の方位角は、ミリ波レーダ22の電波送受信方向に相当する。ECU10は、各物標の位置情報から、車両1の所定場所(例えば、重心位置)に対する各物標の座標(横方向(x方向)距離、縦方向(y方向)距離)を算出する。そして、ECU10は、各物標T1〜T7の横方向距離(x方向位置)を比較して、最も横方向距離が小さい3つの物標を選択する。図7の例では、物標T2,T4,T6の順に横方向距離が小さいと判定される。したがって、横方向距離が最も小さい物標から順に横方向距離補正値「+30」,「+20」,「+10」が付与される。これにより本実施形態では、横方向距離を重み付けしている。なお、横方向距離に比例するように、補正値の大きさを設定してもよい。
なお、本実施形態では、3つの物標のみに横方向距離補正値を付与しているが、これに限らず、検知されたすべての物標に横方向距離に応じた補正値を付与してもよい。この場合、図8の例では、横方向距離が4番目以降の物標に対して順に、例えば補正値「+5」,「+5」,「+0」,「+0」を付与することができる。
ECU10は、横方向距離補正値により距離スコアを重み付け補正して最終スコアを算出し、図8に示すように、最終スコアの最も大きい物標から5つの物標T2,T4,T1,T3,T6を対象物として選定する。本実施形態では、物標T6は、物標T5よりも直線距離が大きいが、横方向距離による重み付け補正により、物標T5よりも優先して選定される。図7では、選定された5つの物標T2,T4,T1,T3,T6が強調表示されている。
なお、本実施形態では、車両1の進行方向に対する各物標の横方向距離を用いているが、これに限らず、各物標のベースライン5からの横方向の離間距離を横方向距離として用いてもよい。車線2Aがカーブしている場合には、ベースライン5からの横方向の離間距離を用いることにより、車線2Aに実際に近い物標を優先的に選定することができる。
また、図8の例では、横方向距離による重み付け補正において、横方向距離補正値を用いているが、これに限らない。例えば、各物標Tkの座標位置(xk,yk)から、以下のような距離評価関数Fを設定することができる。
ここで、α,βはそれぞれ横方向距離,縦方向距離の重み付け係数(α,β≧0)である。αはβよりも大きな値に設定される(α>β。例えば、α=1.0,β=0.5)。これにより、横方向距離の重み付けを縦方向距離の重み付けよりも大きくすることができる。
また、図9及び図10を参照して、別の改変例について説明する。図9は、車両1に対する各物標の横方向距離に加えて、物標の種別を考慮して、選定の優先度を補正する例を示している。車両よりも歩行者に対して、すれ違い又は追い越し時における接触又は接近を回避すべきである。このため、図9の例では、種別により、選定の優先度が補正される。
図9の例では、検知領域6aにおいて、車両1の前方には走行車両(物標T2)が走行している。また、検知領域6bには、2台の走行車両(物標T1,T4)が存在している。更に、検知領域6cには、歩行者(物標T3,T5,T6)と停車車両(物標T7)が存在している。
図10に示すように、図9の各物標には、まず直線距離に応じて距離スコアが設定される。即ち、最も直線距離が小さい物標T1に距離スコア「50」が付与され、2番目以降の物標に対して順に、「45」,「40」・・・が付与される。次に、横方向距離による重み付け補正が行われる。この例では、最も横方向距離が小さい3つの物標T2,T6,T1の順に横方向距離が小さいと判定され、これら物標にそれぞれ横方向距離補正値「+30」,「+20」,「+10」が付与される。
また、ECU10は、車載カメラ21による画像データから特定した各物標の種別に応じて、各物標に種別補正値を付与する。この例では、種別が歩行者である物標T3,T5,T6に種別補正値「+10」が付与され、種別が車両である物標には種別補正値は与えられない。
ECU10は、重み付け補正による横方向距離補正値、及び、種別補正による種別補正値を距離スコアに加算して最終スコアを算出し、図10に示すように、最終スコアの最も大きい物標から5つの物標T2,T1,T6,T3,T5を対象物として選定する。本実施形態では、物標T5,T6は、物標T4よりも直線距離が大きいが、横方向距離による重み付け補正及び種別補正値による種別補正により、物標T4よりも優先して選定される。図9では、選定された5つの物標T2,T1,T6,T3,T5が強調表示されている。
次に、図11を参照して、本実施形態の運転支援制御の処理の流れについて説明する。図11は車両制御装置の処理フローである。なお、この処理フローは、改変例を含む処理フローを示している。改変例を含まない場合には、処理ステップの一部を省略することができる。
ECU10は、図11の処理フローを所定時間毎(例えば、0.1〜0.3秒)に繰り返し実行する。なお、運転者により、運転支援モードが選択され、設定速度が設定されているものとする。
まず、車両1のECU10(データ取得部)は、複数のセンサから種々のデータを取得する(S10)。この処理において、ECU10は、車載カメラ21から車両1の前方を撮像した画像データを受け取り、ミリ波レーダ22から測定データを受け取り、車速センサ23から車速データを受け取る。
そして、ECU10(物標検知部)は、画像データの画像処理を実行して、検知領域6a〜6cを設定し、画像データ及び測定データに基づいて、これら検知領域内の物標を検知すると共に、その種別を特定する(S11)。なお、ECU10は、検知された物標がいずれの検知領域に位置するのかを特定する。
更に、ECU10は、測定データに基づいて、車両1から検知した物標までの直線距離,物標の位置及び相対速度を取得する。なお、物標の位置は、車両1の進行方向に沿ったy方向位置(縦方向距離)と、進行方向と直交する横方向に沿ったx方向位置(横方向距離)が含まれる。この処理により、検知された物標に対して、直線距離が最も小さい物標から順に番号が付けられる(T1,T2,T3・・・)。
次に、ECU10(対象物選定部)は、ステップS12〜S15において、対象物の選定処理を実行する。まず、ECU10(対象物選定部)は、検知された物標に対して、直線距離に応じて優先度を算出する(S12)。よって、ECU10は、まず直線距離に応じて物標に優先度を付与する。例えば、図6の例では、直線距離に応じて各物標に優先順位が与えられる。また、図8,図10の例では、検知された物標に直線距離に応じた距離スコアが付与される。
更に、ECU10(対象物選定部)は、検知された物標に対して、物標の横方向距離に応じて優先度を補正する(S13)。例えば、図8,図10の例では、横方向距離が最も小さい3つの物標を優先的に選定するため、これら物標の距離スコアが横方向距離補正値により補正される。
更に、ECU10(対象物選定部)は、検知された物標に対して、物標の種別に応じて優先度を補正する(S14)。例えば、図10の例では、歩行者である物標T3,T5,T6を優先的に選定するため、これら物標の距離スコアが種別補正値により補正される。
ECU10(対象物選定部)は、検知された物標の中から優先度に応じて所定数の対象物を決定する(S15)。即ち、ECU10は、直線距離(S12),横方向距離(S13),及び種別(S14)により設定された優先度(例えば、図10の最終スコア)に応じて優先順位を設定し、優先順位の高い物標から最大で5つの物標を選定し、これらを対象物に設定する。
次に、ECU10(速度分布領域設定部)は、決定された対象物について、それぞれ速度分布領域40を設定する(S16)。そして、ECU10(経路計算部)は、設定されたすべての速度分布領域40に基づいて、初期設定経路(ベースライン、設定速度)を補正して、補正経路(例えば、図4の経路R1,R2)を算出する(S17)。
そして、ECU10(挙動制御実行部)は、車両1が算出された経路を走行するように、エンジン制御システム31,ブレーキ制御システム32,ステアリング制御システム33に対して要求信号を出力し(S18)、処理を終了する。
次に、本実施形態の車両制御装置(ECU)10の作用について説明する。
本実施形態の車両制御装置(ECU)10は、所定の対象物の周囲に対象物に対する相対速度の許容上限値Vlimの分布を規定する速度分布領域40を設定し、この速度分布領域40の許容上限値Vlimを超えないように車両1の速度制御(エンジン制御,ブレーキ制御)及び/又は操舵制御(ステアリング制御)を実行する。
車両制御装置10は、車両1の周囲に存在する物標(T1,T2,・・・)の中から2以上の物標を所定の対象物として選定する選定処理(S12−S15)を実行し、この選定処理において、車両1と物標との距離が小さい物標ほど高い優先度を設定し(S12)、最も高い優先度を有する物標から順に2以上の物標を選定する(S15;図6では、物標T1〜T6)。
原則的に車両1から遠い物標よりも車両1に近い物標の方が、衝突又は接近可能性が高い。したがって、本実施形態では、検知されたすべての物標に対して速度分布領域40を設定するのではなく、衝突可能性がより高くなる距離の小さい物標を、速度分布領域40の設定対象物として優先的に選定するように構成されている。これにより本実施形態では、ECU10の計算負荷の増大を抑制しつつ、周囲の物標との衝突可能性を確実に低減することができる。
また、本実施形態では、選定処理は、車両1に対して横方向に沿う横方向距離が小さい物標ほど、優先度を高く補正する処理(S13)を含む。
車両1の横方向に存在する物標よりも車両1の進行方向に存在する物標の方が、車両1に対する衝突可能性が高い。このため、本実施形態では、横方向距離が小さい物標ほど、高い優先度を設定して、対象物として選定され易くする。これにより本実施形態では、ECU10の計算負荷の増大を抑制しつつ、周囲の物標との衝突可能性を確実に低減することができる。
また、本実施形態では、速度分布領域40は、歩行者及び車両を含む種別によらず、対象物に対して同じ許容上限値Vlimの速度分布領域が設定され、選定処理は、歩行者の物標の優先度を、この物標が車両であった場合よりも高い優先度に設定する処理(S14)を含む。このように本実施形態では、物標の種別によらず同じ基準で速度分布領域40が設定されるので、計算負荷の増大が抑制される。更に、車両よりも歩行者に対して、すれ違い又は追い越し時における接触又は接近を回避すべきである。よって、本実施形態では、歩行者に対する優先度を高める補正を実行することにより、歩行者を対象物として優先的に選定するように構成されている。
また、本実施形態では、選定処理において、所定数(本例では、5つ)の物標が所定の対象物として選定される。このように本実施形態では、対象物の数を所定数に制限することにより、ECU10の計算負荷の増大抑制と、周囲の物標との衝突可能性の低減とをバランスよく実現可能である。
1,3,3A,3B 車両
2,2A,2B 車線
4a,4b 区画線
4c,4d 仮想区画線
5 ベースライン
6a,6b,6c 検知領域
10 車両制御装置(ECU)
40、40A、40B 速度分布領域
100 車両制御システム
a,b,c,d 等相対速度線
R1、R2 経路
T1〜T7 物標

Claims (4)

  1. 所定の対象物の周囲に前記対象物に対する相対速度の許容上限値の分布を規定する速度分布領域を設定し、この速度分布領域の許容上限値を超えないように車両の速度制御及び/又は操舵制御を実行する車両制御装置であって、
    前記車両制御装置は、前記車両の周囲に存在する物標の中から2以上の物標を前記所定の対象物として選定する選定処理を実行し、この選定処理において、前記車両と物標との距離が小さい物標ほど高い優先度を設定し、最も高い優先度を有する物標から順に2以上の物標を選定する、車両制御装置。
  2. 前記選定処理は、前記車両に対して横方向に沿う横方向距離が小さい前記物標ほど、前記優先度を高く補正する処理を含む、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記速度分布領域は、歩行者及び車両を含む種別によらず、対象物に対して同じ許容上限値の分布が設定され、
    前記選定処理は、歩行者の物標の優先度を、この物標が車両であった場合よりも高い優先度に設定する処理を含む、請求項1又は2に記載の車両制御装置。
  4. 前記選定処理において、所定数の物標が前記所定の対象物として選定される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
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