JP2019083591A - スイッチトキャパシタ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スイッチトキャパシタ回路の後段に接続されたサンプリング回路のサンプリング特性の劣化を防止するスイッチトキャパシタ回路を提供する。【解決手段】 実施形態のスイッチトキャパシタ回路は、入力電圧をサンプリングするサンプリング容量を有するサンプリング回路と、記サンプリング回路の出力電圧を量子化する量子化器と、量子化器により量子化された量子結果に応じたアナログ信号を出力するDA変換器と、論理回路とを具備する。論理回路は、量子化器の量子化動作終了時に、DA変換器から出力されたアナログ信号をサンプリングする後段サンプリング回路によってサンプリングされたサンプリング容量に関する演算の開始を指示する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、スイッチトキャパシタ回路に関する。
従来、アナログ信号を所定の利得で増幅する増幅回路として、オペアンプを備えたスイッチトキャパシタ回路が知られている。このようなスイッチトキャパシタ回路では、オペアンプの利得が大きいほど、仮想接地電圧が理想値に近くなり、増幅精度が向上する。しかしながら、近年、CMOSの微細化が進んでおり、高利得なオペアンプの設計が困難になっている。このため、上記従来の増幅回路では、増幅誤差が大きくなるという問題がある。
また、オペアンプの代わりに、比較器を備えたスイッチトキャパシタ回路も提案されている。しかしながら、このスイッチトキャパシタ回路では、比較器の有限遅延に応じた増幅誤差が発生する。
米国特許出願公開第2010/0328119号明細書
Soon-Kyun Shin, Yong-Sang You, Seung-Hoon Lee, Kyoung-Ho Moon, Jae-Whui Kim, Lane Brooks, and Hae-Seung Lee, "A Fully-Differential Zero-Crossing-Based 1.2V 10b 26MS/s Pipelined ADC in 65nm CMOS," IEEE VLSI Circuits Symp., 2008. A. M. A. Ali, et al, "A 16-bit 250-MS/s IF Sampling Pipelined ADC With Background Calibration," IEEE JSSC, Vol.45, No.12, 2012.
増幅回路の後段に、複数のスイッチを有するサンプリング回路が接続される場合がある。この場合、精度良く増幅回路において増幅を行なったとしても、時間の経過に伴い、後段のサンプリング回路のスイッチによりリーク電流が生ずる。その結果、後段のサンプリング回路のサンプリング特性に影響がある。特に、低速のクロックで動作する増幅回路の場合に、この影響は顕著である。このような事情は、積分回路を備えたスイッチトキャパシタ回路などについても同様である。
実施形態は、スイッチトキャパシタ回路の後段に接続されたサンプリング回路のサンプリング特性の劣化を防止するスイッチトキャパシタ回路を提供する。
実施形態によれば、スイッチトキャパシタ回路は、入力電圧をサンプリングするサンプリング容量を有するサンプリング回路と、前記サンプリング回路の出力電圧を量子化する量子化器と、量子化器により量子化された量子結果に応じたアナログ信号を出力するDA変換器と、論理回路とを具備する。論理回路は、量子化器の量子化動作終了時に、DA変換器から出力されたアナログ信号をサンプリングする後段サンプリング回路によってサンプリングされたサンプリング容量に関する演算の開始を指示し、前記量子化動作終了まで、前記量子化器の量子化動作を所定のサイクル数だけ繰り返すように制御する。
図1は、第1実施形態の増幅回路の構成を示す図である。 図2は、DAC3の一例を示す図である。 図3は、DAC3と出力端子Toutとの間に容量素子を接続した例を示す図である。 図4は、第1実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける量子化器2−1の量子化動作を示すフローチャートである。 図5は、増幅フェイズにおける量子化器2−1の出力電圧を示す図である。 図6は、量子化器2−1の動作を示すタイミングチャートである。 図7は、論理回路32の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、増幅回路と後段回路との接続の一例を示す図である。 図9は、従来の増幅回路の出力電圧のリーク電流の影響を説明するための図である。 図10は、第1実施形態の後段SAR ADCのAD変換期間の変化を説明するための図である。 図11は、第1実施形態の増幅回路の出力電圧Voutと、増幅期間との関係を説明するための図である。 図12は、第2実施形態の増幅回路の構成を示す図である。 図13は、第2実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける増幅動作のタイミングを説明するための図である。 図14は、第2実施形態の増幅回路の改善された出力電圧Voutの特性を説明するための図である。 図15は、第2実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける量子化器2−1の量子化動作を示すフローチャートである。 図16は、本実施形態に係る積分器の一例を示す図である。 図17は、図16の積分器の変形例を示す図である。 図18は、図16の積分器の変形例を示す図である。 図19は、図18の積分器のDAC3の拡大図である。 図20は、量子化器2−1の一例を示す図である。 図21は、本実施形態に係るパイプライン型ADCの一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。実施形態では、スイッチトキャパシタの例として、増幅回路及び積分器を例に挙げて説明するが、これに限られるものではない。
1 第1実施形態
1−1 構成
図1は、第1実施形態の増幅回路の構成を示す図である。
本実施形態に係る増幅回路は、入力端子Tinから入力電圧Vinを入力され、入力電圧Vinを所定の増幅率で増幅し、出力端子Toutから出力電圧Voutとして出力する。増幅回路は、入力電圧Vinをサンプリングするサンプリングフェイズと、サンプリングした入力電圧Vinを増幅する増幅フェイズと、の2つの動作フェイズを有する。
同図に示すように、この増幅回路は、サンプリング回路1、量子化器2−1、増幅部2−2、DA変換器(DAC)3、帰還容量C及びリセットスイッチSWRを備える。
また、DAC3の出力端子Toutには、AD変換器(ADC)4が接続されている。ADC4は、後段サンプリング回路31、論理回路32及び量子化器33を有する。図1において、サンプリング回路1、後段サンプリング回路31は、スイッチトキャパシタ回路であるが、図1に示したスイッチトキャパシタ回路1に限られない。
サンプリング回路1は、入力端子が増幅回路の入力端子Tinに接続され、出力端子ToutがノードNに接続されている。ノードNとは、量子化器2−1と、帰還容量Cと、の接続点である。すなわち、サンプリング回路1は、入力端子Tinと、量子化器2−1と、の間に接続される。サンプリング回路1は、入力電圧Vinを入力され、電圧Vを出力する。
サンプリング回路1は、スイッチSW1〜SW3と、サンプリング容量Cと、を備えるスイッチトキャパシタ回路である。
スイッチSW1は、一端が入力端子Tinに接続され、他端がノードNに接続される。ノードNは、スイッチSW1,SW2と、サンプリング容量Cと、の接続点である。スイッチSW1の一端が、サンプリング回路1の入力端子となる。
スイッチSW2は、一端がノードNに接続され、他端が接地される。接地電圧は、Vcm(=0)であるものとする。
スイッチSW3は、一端がノードNに接続され、他端が接地される。サンプリング容量Cは、一端がノードNに接続され、他端がノードNに接続される。スイッチSW3と、サンプリング容量Cと、の接続点が、サンプリング回路1の出力端子となる。
図1のサンプリング回路1は、サンプリングフェイズにおいて、スイッチSW1,SW3がオンになり、スイッチSW2がオフになる。これにより、サンプリング容量Cに入力電圧Vinがサンプリングされる。このとき、電圧Vは、0である。
また、図1のサンプリング回路1は、増幅フェイズにおいて、スイッチSW1,SW3がオフになり、スイッチSW2がオンになる。これにより、電圧Vは、−Vinとなる。
本実施形態において、量子化器2−1は、逐次比較型ADC(SAR−ADC)である。量子化器2−1は、増幅フェイズにおいて、1ビットの量子化を複数サイクル実行して、デジタルコードDを生成する。図1に示すように、量子化器2−1は、比較器21と、論理回路22と、を備える。
増幅部2−2は、オペアンプ20と、SW11とを備える。量子化器2−1と増幅部2−2は、増幅回路の増幅フェイズにおいて動作する。
オペアンプ20は、一方の入力端子(反転入力端子)がサンプリング回路1の出力端子(ノードN)に接続され、電圧Vが入力される。また、オペアンプ20は、他方の入力端子(非反転入力端子)が接地され、接地電圧Vcm(=0)が入力される。SW11は、オペアンプ20と、ノードNとの間に接続される。
なお、実施形態ではオペアンプ20を例として説明するが、これに限られない。例えば、リングアンプ等のアナログ増幅器を使用しても良い。
増幅フェイズの最初の所定時間では、論理回路22によりSW11がオンとされ、オペアンプ20が動作する。このとき、出力電圧Voutは、以下の式で表される。
最初の所定時間経過後、論理回路22によりSW11がオフにされ、論理回路22が比較器21に逐次比較動作の開始を指示する。
比較器21(第1の比較器)は、一方の入力端子がサンプリング回路1の出力端子(ノードN)に接続され、電圧Vが入力される。また、比較器21は、他方の入力端子が接地され、接地電圧Vcm(=0)が入力される。比較器21は、Vと0とを比較し、比較結果に応じたデジタル値(0又は1)を出力する。比較器21は、1ビットの量子化器として動作する。
論理回路22は、比較器21を制御する制御回路である。論理回路22は、増幅フェイズにおいて、比較器21にVと0との比較を複数サイクル実行させ、各サイクルで得られたデジタル値により、デジタルコードDを生成し、DAC3に入力する。すなわち、論理回路22が比較器21を制御することにより、量子化器2−1(SAR−ADC)の逐次比較動作が実現される。
また、論理回路22は、量子化器2−1の逐次比較動作が終了した時に、クロックCLKに基づく増幅回路の増幅フェイズが終了する前であっても、変換終了信号を論理回路32に出力する。
DAC3は、入力端子が論理回路22の出力端子に接続され、出力端子がノードNに接続される。ノードNとは、DAC3の出力端子Toutと、帰還容量Cと、の接続点である。すなわち、DAC3は、論理回路22と、出力端子Voutと、の間に接続される。DAC3は、論理回路22が出力したデジタルコードが入力され、入力されたデジタルコードをDA変換したアナログ信号を出力する。
図2は、DAC3の一例を示す図である。図2のDAC3は、Nビットの容量DAC(DCC:Digital-Charge Converter)であり、入力されたデジタルコードに応じた電荷を出力する。このDAC3は、図2に示すように、デジタルコードの各ビット(D0,D1,・・・)を入力される並列に接続されたN個のバッファと、各バッファと直列に接続されたN個の容量素子(C,2C,・・・)と、を備える。図2のDAC3が出力する電荷QINJは、以下の式で表される。
式(2)において、Cは最小ビットに対応する容量素子の容量値、DnはデジタルコードDのnビット目の値(0又は1)、Vrefはバッファの駆動電圧である。図2のDAC3が出力した電荷QINJは、帰還容量Cに充電される。これにより、Vout=QINJ/Cとなる。
なお、DAC3として図2の容量DACを使用する場合、バッファとして、スリーステートバッファを使用したり、サンプルフェイズ中に中間コード(例えば、100・・・や、011・・・)を出力させたりすることにより、DAC3に正負両方の電荷を出力させることができる。
また、DAC3は、容量DACに限られず、R−2R抵抗DACやラダーDACであってもよい。ただし、DAC3として、R−2R抵抗DACやラダーDACを使用する場合、出力インピーダンスをハイインピーダンスに変換するために、図3に示すように、DAC3と出力端子Toutとの間に容量素子を接続するのが好ましい。
帰還容量Cは、サンプリング回路1の出力端子(ノードN)と、DAC3の出力端子(ノードN)と、の間に接続される。帰還容量Cは、量子化器2−1の入力端子と、DAC3の出力端子(ノードN)と、の間を接続する帰還回路を形成する。帰還容量Cは、増幅フェイズにおいて、DAC3が出力したアナログ信号を、サンプリング回路1の電圧Vに帰還する。
リセットスイッチSWRは、一端が出力端子(ノードN)に接続され、他端が接地される。リセットスイッチSWRは、サンプリングフェイズにおいてオンになり、増幅フェイズにおいてオフになる。リセットスイッチSWRがオンになることにより、帰還容量Cに充電された電荷がリセットされる。
論理回路32は、論理回路22から変換終了信号を受信すると、ADC4の後段サンプリング回路31のスイッチNSW1〜NSW3及び量子化器33を制御して、AD変換動作を開始させる。すなわち、論理回路22は後段サンプリング回路31によってサンプリングされたサンプリング容量に関する演算の開始を指示する。論理回路は32は、論理回路22から演算の開始の指示を受信した場合に、指示された演算を開始する。
後段サンプリング回路31のサンプリングの制御は、サンプリング回路1と同様である。すなわち、後段サンプリング回路31は、スイッチNSW1〜NSW3を制御して、サンプリング制御を行なう。論理回路32は、論理回路22から変換終了信号を受信すると、スイッチNSW1〜NSW3を制御してサンプリングを終了する。また、論理回路32は、論理回路22から変換終了信号を受信すると、量子化器33を制御して、後段サンプリング回路31によってサンプリングされたサンプリング容量に関する演算を開始する。
1−2 動作
次に、第1実施形態に係る増幅回路の動作について、図4〜図7を参照して説明する。以下では、DAC3は、容量DACであるものとするが、上述の通り、DAC3はこれに限られない。
本実施形態に係る増幅回路のサンプリングフェイズにおける動作は、上述のように、スイッチSW1,SW3及びリセットスイッチSWRがオンになり、スイッチSW2がオフになる。これにより、サンプリング容量Cに、入力電圧Vinがサンプリングされ、電荷QCが充電される。
増幅フェイズになると、スイッチSW1,SW3及びリセットスイッチSWRがオフになり、スイッチSW2がオンになる。これにより、電圧Vは、入力電圧Vinに応じた一定値となる。また、論理回路22が起動し、Nサイクルの逐次比較動作を実行する。
ここで、図4は、第1実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける量子化器2−1の量子化動作を示すフローチャートである。まず、増幅フェイズが開始すると、論理回路22は、SW11をオンにし、オペアンプ20の増幅動作を開始する(S1)。その後、SW11をオンにしから所定時間経過したか否かの判断が行なわれる(S2)。所定時間経過した判断された場合には(S2のYES)、SW11をオフにし、論理回路22が比較器21を起動する(ステップS3)。
次に、起動した比較器21が、Vと0とを比較し、比較結果に応じたデジタル値を出力する(ステップS4)。以下では、比較器21は、Vが0より大きい場合に1を出力し、Vが0より小さい場合に0を出力するものとする。
比較器21が出力した比較結果(デジタル値)は、論理回路22に格納される(ステップS5)。
論理回路22は、比較結果を格納すると、比較器21をリセットする(ステップS6)。すなわち、論理回路22は、比較器21による比較動作を終了させ、比較器を起動前の状態に戻す。
そして、論理回路22は、格納された比較結果に基づいて、DAC3に入力するデジタルコードDを更新する(ステップS7)。論理回路22は、Vが0に近づくように、デジタルコードDを更新する。具体的には、論理回路22は、比較結果として1を入力された場合、デジタルコードDが小さくなるように更新し、比較結果として0を入力された場合、デジタルコードDが大きくなるように更新する。
その後、論理回路22は、Nサイクルの逐次比較動作が終了したか判定する(ステップS8)。Nサイクルの逐次比較動作が終了した場合(ステップS8のYES)、増幅フェイズが終了する。すなわち、論理回路22は、増幅回路の逐次比較動作による増幅が終了すると、クロックCLKにより定められる所定の増幅期間が終了する前であっても、逐次比較動作が終了した場合、論理回路32に変換終了信号を出力する。その後、サンプリング回路1は、クロックCLKに基づいて、再びサンプリングフェイズを開始する。一方、Nサイクルの逐次比較動作が終了していない場合(ステップS8のNO)、論理回路22は、逐次比較動作の次のサイクルを開始し、再び比較器21を起動させる(ステップS3)。
なお、サンプリング回路1、量子化器2−1、DAC3及びADC4に供給されるクロックCLKは、同一のクロックCLKである必要はない。
図5は、増幅フェイズにおける量子化器2−1の出力電圧を示す図である。図6は、量子化器2−1の動作を示すタイミングチャートである。
例えば、図5に示すように、増幅フェイズの開始時点で、電圧Vが0より大きい場合、図6に示すように、サイクル1(1サイクル目の逐次比較動作)において、比較器21は、1を出力する。そして、1を入力された論理回路22は、デジタルコードDを、小さくなるように更新する。
図6に示すように、増幅フェイズの開始時点のデジタルコードD(リセット値)が100・・・の場合、論理回路22は、1ビット目(MSB)を0に変更し、2ビット目を1に変更する。これにより、デジタルコードDが、100・・・から010・・・に更新される。
デジタルコードDが更新されると、DAC3は、更新されたデジタルコードDに応じて電荷を出力する。DAC3は、デジタルコードDが小さくなるように更新されると、出力電圧Voutが小さくなるように電荷を出力する。すなわち、帰還容量Cから電荷を引き抜く。
これにより、図5に示すように、出力電圧Voutが小さくなる。これに伴い、電圧Vも小さくなる。その後、比較器21がリセットされ、サイクル1が終了する。
サイクル1が終了すると、サイクル2(2サイクル目の逐次比較動作)が開始される。
図5に示すように、サイクル1により、Vが0より小さくなったため、サイクル2において、比較器21は、0を出力する。そして、0を入力された論理回路22は、デジタルコードDを、大きくなるように更新する。
サイクル1において、デジタルコードDは010・・・となったため、論理回路22は、3ビット目を1に0変更する。これにより、デジタルコードDが、010・・・から011・・・に更新される。
デジタルコードDが更新されると、DAC3は、更新されたデジタルコードDに応じて電荷を出力する。DAC3は、デジタルコードDが大きくなるように更新されると、出力電圧Voutが大きくなるように電荷を出力する。すなわち、帰還容量Cに充電する。
これにより、図5に示すように、出力電圧Voutが大きくなる。これに伴い、電圧Vも大きくなる。その後、比較器21がリセットされ、サイクル2が終了する。
以降、同様のサイクルが、Nサイクル目まで繰り返される。図5に示すように、逐次比較動作を繰り返す毎に、電圧Vは、0に近づいていき、量子化誤差Eが小さくなっている。これに伴い、出力電圧Voutが理想値に近づき、増幅回路の増幅精度が向上する。
図7は、論理回路32の動作を説明するためのフローチャートである。
論理回路32は、論理回路22から変換終了信号を受信した場合(S11のYes)、後段サンプリング回路31のスイッチNSW1〜NSW3を制御して、サンプリングフェイズを終了する(S12)。
そして、量子化器33を制御することにより、増幅フェイズにおいて、後段サンプリング回路31によってサンプリングされた電圧の量子化を開始する(S13)。
1−3 効果
図8は、増幅回路と後段回路との接続の一例を示す図である。図9は、従来の増幅回路の出力電圧のリーク電流の影響を説明するための図である。
図8において、パイプラインステージが第1実施形態の増幅回路を有し、サンプリング回路を有するSAR ADCがパイプラインステージの後段に接続されているものとする。図9に示すように、クロックCLKのタイミングに応じて、パイプラインステージの増幅回路は、サンプリングフェイズと増幅フェイズとを繰り返す。後段のSAR ADCは、クロックCLKのタイミングに応じて、サンプリングフェイズとAD変換とを繰り返すものとする。
すなわち、パイプラインステージがサンプリングフェイズにある場合には、SAR ADCはAD変換フェイズにあり、パイプラインステージが増幅フェイズにある場合には、SAR ADCはサンプリングフェイズにある。
図9に示すように、パイプラインステージの増幅フェイズにおいては、期間A(所定時間)において、アナログ増幅回路のオペアンプ20によりアナログ増幅が行なわれる。その後、期間Bにおいて比較器21による逐次比較動作による増幅が行なわれる。
従来の増幅回路では、増幅により、パイプラインステージの増幅期間内に、出力Voutを理想的な残差誤差のない電圧に近づけることはできる。しかしながら、出力Voutを理想的な残差誤差のない電圧に近づけたとしても、その後、後段サンプリング回路のスイッチの影響により、リーク電流が発生する。このようなリーク電流は、時間とともに増大する。
図10は、第1実施形態の後段SAR ADCのAD変換期間の変化を説明するための図である。図11は、第1実施形態の増幅回路の出力電圧Voutと、増幅期間との関係を説明するための図である。
上述のように、第1実施形態では、増幅回路の逐次比較動作による増幅が終了すると、クロックCLKにより定められる所定の増幅期間が終了する前であっても、論理回路22から後段の論理回路32に変換終了信号を出力する。図11においては、4ビットの逐次比較動作の例を示している。そして、この4ビットの逐次比較動作の終了後、すぐに、論理回路22から変換終了信号が出力される。図11において、”OPAMP”で示される期間はオペアンプ20による増幅処理の期間(固定時間)であり、”Digital AMP”で示される期間は比較器21による増幅処理の期間である。
論理回路32は、変換終了信号を受信するとSAR ADCのAD変換動作を開始する。これにより、従来の増幅回路に比して、図10及び図11に示すように、逐次比較動作による増幅の終了後、すぐに後段の変換動作を行なうことができる。その結果、出力電圧Voutにリーク電流の影響が発生するのを防止することができる。
従って、第1実施形態によれば、低速クロックCLKであっても、量子化器2−1の量子化処理終了後に、論理回路22から論理回路32に変換処理終了信号を出力する。これにより、後段回路の変換時間を長くとることができる。
なお、本実施形態に係る増幅回路は、電圧VをSAR−ADCにより量子化し、得られたデジタルコードに応じた電荷を帰還容量Cに充電することにより、電圧Vを0に近づける。これにより、出力電圧Voutを理想値(入力電圧Vinを所定の増幅率で増幅した電圧)に近づける。
本実施形態に係る増幅回路では、増幅精度を向上させるためには、逐次比較動作のサイクル数Nを多くする必要がある。サイクル数Nが多いほど、増幅フェイズの時間が長くなる。しかしながら、近年のCMOSの微細化に伴い、逐次比較動作は高速化しているため、サイクル数Nを増やして増幅精度を向上させても、増幅回路の動作速度の低下を抑制することができる。
なお、以上の説明では、比較器21の分解能は1ビットであるが、2ビット以上であってもよい。これにより、逐次比較動作のサイクル数を削減し、増幅回路の動作を高速化することができる。
また、論理回路22の動作(デジタル値の格納やデジタルコードDの更新)は、クロック同期で実行されてもよいし、非同期の連続時間で実行されてもよい。
さらに、逐次比較動作後の残差(電圧V)を積分し、ノイズシェーピング処理を実行してもよい。これにより、量子化誤差Eを更に低減し、増幅精度を向上させることができる。
2 第2実施形態
2−1 構成
図12は、第2実施形態の増幅回路の構成を示す図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して説明する。
第1実施形態の増幅回路と、第2実施形態の増幅回路との異なる点は、逐次比較動作の制御方法にある。
第2実施形態では、論理回路32は、ADC4の後段サンプリング回路31のスイッチNSW1〜NSW3及び量子化器33を制御して、AD変換動作を開始させる。また、論理回路32は、第1実施形態とは異なり、ADC4の後段サンプリング回路31のサンプリング動作が終了すると、論理回路23にサンプリング動作終了信号を出力する。
論理回路23は、論理回路32からサンプリング動作終了信号を受信すると、増幅フェイズにおける逐次比較動作を終了する制御を比較器21及び論理回路22に対して行なう。すなわち、論理回路22は、量子化器2−1のSAR−ADCの所定の逐次比較動作を終了した場合であっても、増幅期間が終了するまで逐次比較動作を継続する。
なお、所定の回数の逐次比較動作が行なわれた後に継続される増幅フェイズにおける逐次比較動作は、リーク電流による影響を防止するための逐次比較動作であることから、LSB(Least Significant Bit)の比較であるが、これに限られるものではない。
後段サンプリング回路31のサンプリングの制御は、サンプリング回路1と同様である。すなわち、後段サンプリング回路31は、サンプリングフェイズにおいて、スイッチNSW1,NSW3がオンになり、スイッチNSW2がオフになる。これにより、サンプリング容量CNSに量子化器2−1の出力電圧Voutがサンプリングされる。このとき、後段サンプリング回路31の出力電圧は、0である。また、図12の後段サンプリング回路31は、増幅フェイズにおいて、スイッチNSW1,NSW3がオフになり、スイッチNSW2がオンになる。これにより、出力電圧は、−Voutとなる。
また、量子化器33の量子化動作は、量子化器2−1と同様である。すなわち、量子化器33は、後段サンプリング回路31の出力電圧Voutを入力され、入力された出力電圧Voutを量子化する。量子化器33は、量子化結果として、デジタルコードDを出力する。
図13は、第2実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける増幅動作のタイミングを説明するための図である。同図に示すように、増幅フェイズにおいて、オペアンプ20の増幅処理(固定時間)の後、比較器21による逐次比較動作による増幅処理が行なわれる。この逐次比較動作による増幅処理の時間は、増幅回路の性能などの要因により変動する(非同期)。
従来の増幅回路では、増幅フェイズにおいて増幅処理が終了した場合、その増幅フェイズにおいて増幅期間が終了するまで、増幅処理は行なわれない。
一方、第2実施形態の増幅回路によれば、所定の逐次比較動作による増幅処理が終了した場合であっても、第2逐次比較動作による増幅処理が継続して行なわれる(図13の”DigAmp2”で示される期間)。
図13において、”Amp”で示される期間はオペアンプ20による増幅処理の期間であり、”DigAmp”で示される期間は比較器21による増幅処理の期間(第1増幅期間)である。また、”DigAmp2”で示される期間は、第1増幅期間の後に継続して行なわれる第2実施形態の比較器21による増幅処理の期間(第2増幅期間)である。
図14は、第2実施形態の増幅回路の改善された出力電圧Voutの特性を説明するための図である。同図に示すように、増幅期間において、所定の逐次比較動作による増幅処理が終了した後も、第2逐次比較動作による増幅処理が行なわれる(図14の ”DigAmp2”で示される期間)。従って、全体の増幅期間は、クロックCLKに依存するので固定時間である。全体の増幅期間は、下記のように表わされる。
全体の増幅期間 = オペアンプ20による増幅期間(固定時間) + 比較器21による増幅期間(非同期) + 追加の増幅期間(図14の ”DigAmp2”で示される期間) ただし、追加の増幅期間中に、論理回路23が論理回路32からサンプリング動作終了信号を受信した場合には、追加の増幅処理は終了し、サンプリングフェイズに移る。
2−2 動作
図15は、第2実施形態に係る増幅回路の増幅フェイズにおける量子化器2−1の量子化動作を示すフローチャートである。なお、S1乃至S8の動作については、図4に示した第1実施形態の増幅回路の動作と同様であるので、ここでは説明を省略する。
S1〜S8において、所定の増幅処理が終了した後(図14の”OPAMP”と、”Digital AMP”との期間)も、論理回路23は比較器21及び論理回路22を制御することにより、追加の逐次比較動作を継続する(S21)。
上述のように、第2実施形態では、追加の逐次比較動作は、リーク電流による影響を防止するためのものであることからLSBの比較である。
その後、論理回路23が、論理回路32からサンプリング動作終了信号を受信した場合(S22のYES)、比較器21及び論理回路22を制御することにより、追加の逐次比較動作を停止して(S23)、増幅回路の増幅フェイズにおける処理を終了する。なお、増幅フェイズの期間中に、サンプリング動作終了信号を受信しなかった場合には、増幅フェイズの処理を終了し、次のサンプリングフェイズに移る。
2−3 効果
従って、第2実施形態の増幅回路によれば、増幅期間中は、サンプリング動作終了信号を受信するまでは、継続して逐次比較動作による増幅処理を行なうので、図14に示すように、出力電圧Voutのリーク電流の影響を補正することができる。また、このような制御を行なうことにより、低速のクロックCLKを使用しても、後段のサンプリング回路にリーク電流の影響を与えることがない。
なお、上述の第1実施形態では、前段の増幅回路に論理回路22及び後段回路に論理回路32を図示した。第2実施形態では、前段の増幅回路に論理回路22、23及び後段回路に論理回路32を図示した。しかしながら、論理回路22、23は1つの論理回路であっても良い。また、論理回路22、23と論理回路32とは1つの論理回路であっても良い。
3 他の実施形態
3−1 他のスイッチトキャパシタ回路
上述の実施形態では、スイッチトキャパシタ回路の例として、増幅回路を例にとり説明したが、スイッチトトキャパシタ回路は、積分器であっても良い。
図16は、本実施形態に係る積分器の一例を示す図である。図16に示すように、この積分器は、スイッチSW4,SW5を備え、リセットスイッチSWRを備えない。他の構成は、第1実施形態と同様である。
スイッチSW4(第1のスイッチ)は、サンプリング回路1と、帰還容量Cと、の間に接続される。スイッチSW4は、サンプリングフェイズにおいてオフになり、増幅フェイズにおいてオンになる。図16の例では、スイッチSW4は、サンプリング回路1と、ノードNと、の間に接続されているが、ノードNと、帰還容量Cと、の間に接続されてもよい。
スイッチSW5(第2のスイッチ)は、DAC3と、帰還容量Cと、の間に接続される。スイッチSW5は、サンプリングフェイズにおいてオフになり、増幅フェイズにおいてオンになる。図16の例では、スイッチSW5は、DAC3と、ノードNと、の間に接続されているが、ノードNと、帰還容量Cと、の間に接続されてもよい。
この積分器では、サンプリングフェイズにおいて、スイッチSW4,SW5がオフになり、帰還容量Cがフロート状態となる。これにより、帰還容量Cに蓄積された電荷が保持されるため、積分動作が可能となる。
本実施形態によれば、第1実施形態に係る増幅回路を用いて積分器を構成することにより、積分器を低消費電力化することができる。この積分器は、例えば、デルタシグマADCに適用することができる。
なお、本実施形態に係る積分器の後段に、次のステージのためのサンプリング回路1を接続する場合には、図17に示すように、スイッチSW5を、後段のサンプリング回路1のスイッチとして併用するのが好ましい。このような構成により、スイッチ数を減らし、回路面積を小さくすることができる。
また、DAC3が容量DACの場合、図17のDAC3の容量素子と、後段のサンプリング回路1のサンプリング容量Cと、が併用されてもよい。図18は、DAC3の容量素子と、後段のサンプリング容量Cと、が併用された増幅回路の一例を示す図である。
図18の増幅回路の後段のサンプリング容量Cは、サンプリングフェイズにおいて、後段のサンプリング回路1のサンプリング容量として動作し、増幅フェイズにおいて、DAC3の容量素子として動作する。このような構成により、容量素子の数を減らし、回路面積を小さくすることができる。
なお、図18の例では、DAC3の容量素子は1つしか示されていないが、実際には、図19に示すように、複数の容量素子CS1,CS2,・・・が並列に接続されている。接続する容量素子の数は、DAC3に要求される精度に応じて決定すればよい。
3−2 他の量子化器2−1の例
上述の実施の形態においては、量子化器2−1を比較器21と、論理回路22とで構成する場合について説明したが、量子化器2−1の構成はこれに限られるものではない。
図20は、量子化器2−1の一例を示す図である。図20の量子化器2−1は、Nビットのフラッシュ型ADCであり、並列に接続された2個の比較器により構成される。各比較器は、電圧Vと、各ビットに対応する基準電圧と、を入力され、比較結果に応じて0又は1を出力する。
なお、量子化器2−1は、フラッシュ型ADCであってもよいし、パイプライン型ADCであってもよいし、デルタシグマ型ADCであってもよい。
3−3 他の後段回路の例
上述の実施形態では、後段回路の例として、サンプリング回路を有するADC4を例にとり説明したが、サンプリング回路を有する後段回路であれば良い。例えば、後段回路は、パイプライン型のADC4のパイプラインステージであっても良い。なお、パイプラインステージは、パイプライン型ADCの内部ブロックの1つである。
図21は、本実施形態に係るパイプライン型ADCの一例を示す図である。図21に示すように、このパイプライン型ADCは、縦続接続された複数のパイプラインステージ(Pipeline Stage)と、各パイプラインステージの出力信号をエンコードし、AD変換結果であるデジタルコードADCoutを出力するエンコーダ(Encoder)と、を備える。
各パイプラインステージは、サブADC(Sub ADC)と、サブDAC(Sub DAC)と、残差演算回路(減算器)と、増幅回路と、を備える。
サブADCは、パイプラインステージに入力されたアナログ信号をAD変換し、AD変換結果をエンコーダ及びサブDACに入力する。サブDACは、入力されたAD変換結果をDA変換し、アナログ信号を出力する。残差演算回路は、パイプラインステージに入力されたアナログ信号から、サブDACが出力したアナログ信号を減算し、残差信号を出力する。増幅回路は、残差演算回路が出力した残差信号を増幅し、次のパイプラインステージに入力する。
本実施形態に係るパイプライン型ADCは、残差信号を増幅する増幅回路として、上記のいずれかの実施形態に係る増幅回路を備える。このような構成により、パイプライン型ADCのAD変換精度を向上させると共に、低消費電力化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:サンプリング回路、2−1:量子化器、2−2:増幅部、3:DAC(変換器)、4:ADC(AD変換器)、20:オペアンプ、21:比較器、22、23:論理回路、31:後段サンプリング回路、32:論理回路、33:量子化器。

Claims (4)

  1. 入力電圧をサンプリングするサンプリング容量を有するサンプリング回路と、
    前記サンプリング回路の出力電圧を量子化する量子化器と、
    前記量子化器により量子化された量子結果に応じたアナログ信号を出力するDA変換器と、
    前記量子化器の量子化動作終了時に、前記DA変換器から出力されたアナログ信号をサンプリングする後段サンプリング回路によってサンプリングされたサンプリング容量に関する演算の開始を指示する論理回路と
    を具備し、
    前記論理回路は、
    前記量子化動作終了まで、前記量子化器の量子化動作を所定のサイクル数だけ繰り返すように制御する、スイッチトキャパシタ回路。
  2. 前記DA変換器は、容量DAC又は抵抗DACである、請求項1記載のスイッチトキャパシタ回路。
  3. 前記DA変換器は、容量素子を備える容量DACであり、
    前記容量素子が、後段に接続されたサンプリング回路のサンプリング容量として共用される、請求項1記載のスイッチトキャパシタ回路。
  4. 前記後段サンプリング回路は、AD変換器又はパイプラインステージのサンプリング回路である、請求項1記載のスイッチトキャパシタ回路。
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