JP2019083179A - 試料ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】電子顕微鏡とイオンビーム加工装置の試料ホルダを兼用し、試料への振動の影響を軽減することと、試料の配置を判別可能にすることとができる試料ホルダを提供する。【解決手段】試料を固定する試料固定部を有し、互いに異なる方向を向いた第1及び第2の底面部を有するブロック部1と、ブロック部1を上面に保持するホルダ部2であって、上面にブロック部1の第1の底面3を嵌合保持する第1の有底穴5及びブロック部1の第2の底面4を嵌合保持する第2の有底穴6を有するホルダ部2とを備え、第1の有底穴5にブロック部1の第1の底面3を嵌合保持した状態と、第2の有底穴6にブロック部1の第2の底面4を嵌合保持した状態とで、ブロック部1に保持された試料の試料面がホルダ部2の上面となす角度が異なるように構成されている荷電粒子線装置用試料ホルダ。【選択図】図1

Description

本発明は、イオンビームによる試料の加工時や試料の観察時に用いる試料ホルダの技術に関する。
電子顕微鏡で試料を観察する際に、試料をあらかじめイオンビームで表面加工する場合がある。電子顕微鏡とイオンビーム加工装置とでは、試料を載せるための試料台が異なり、試料をイオンビームで加工した後に、試料を観察する場合には、試料をそれぞれの装置の試料台に乗せかえる必要があった。特に、イオンビーム加工装置で作成した薄膜試料を電子顕微鏡の試料台に載せる際には、試料が破損しないように、非常に繊細な作業を行うことになり、作業に熟練を必要とした。
そこで、特許文献1では、図10に示すように、イオンビーム加工装置と電子顕微鏡とで共通した試料台C1を用いる技術が提案されている。試料台C1は、直交する2つの底面a、bを有しており、各底面には、図11に示すように、穴C2が形成されている。電子顕微鏡用の試料ホルダC3に試料台C1を保持するときには、試料台C1の穴C2に、試料ホルダC3に設けられた直立する突起部C4が挿入されて、試料台C1は固定される。そして、イオンビーム加工装置用の試料ホルダC5に試料台C1を保持するときには、試料台C1がイオンビーム加工装置用の試料ホルダC5に格納されることによって、試料台C1は固定される。以上のように、試料台C1を電子顕微鏡とイオンビーム加工装置とで共用にすることで、試料の載せ替え作業を簡略化している。
また、イオンビームで加工された試料を電子顕微鏡で観察する場合、加工された試料の表面と断面との両方を観察するために、試料の向きを変更する必要があった。
特許文献1では、図12に示すように、試料台C1の互いに直交するそれぞれの面に設けられた穴C2の内いずれか一方を選択して、選択された穴C2に突起部C4を挿入して固定することによって、イオンビームによって加工された試料の表面と断面とをそれぞれ電子ビームC6に向けて観察することができる試料台が提案されている。
特開2002−319362
しかし、特許文献1の試料台では、以下の2つの問題点がある。
(1)試料台に開けられた穴にネジを通して試料ホルダに固定しているため、試料台が振動の影響を受ける。
(2)試料台が対称的な形状を有しているので、極薄膜試料を試料台に載せた後、試料が見えにくく、試料の表面と断面との内、観察面がどちらを向いているかが分らなくなることがあった。そのため、ルーペあるいは光学顕微鏡などを用いて試料の位置を確認する必要がある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の試料ホルダは、試料を固定する試料固定部を有し、互いに異なる方向を向いた第1及び第2の底面部を有するブロック部と、
前記ブロック部を上面に保持するホルダ部であって、前記上面に前記ブロック部の第1の底面部を嵌合保持する第1の有底穴及び前記ブロック部の第2の底面を嵌合保持する第2の有底穴を有する前記ホルダ部とを備え、
前記第1の有底穴に前記ブロック部の第1の底面を嵌合保持した状態と、前記第2の有底穴に前記ブロック部の第2の底面を嵌合保持した状態とで、前記ブロック部に保持された試料の試料面が前記試料ホルダ部の上面となす角度が異なるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、電子顕微鏡とイオンビーム加工装置の試料ホルダを兼用し、試料への振動の影響を軽減することと、試料の配置を判別可能にすることとができる。
本実施形態に係る試料ホルダの斜視図である。 本実施形態に係る試料ホルダのブロック部の断面図である。 本実施形態に係る試料ホルダのホルダ部を示した図である 本実施形態に係る試料ホルダのホルダ部にブロック部を搭載した状態を示す断面図である。 本実施形態に係るイオンビームによって薄肉化された試料を示す図である。 変形例1に係る試料ホルダの斜視図である。 変形例1に係る試料ホルダのホルダ部を示した図である。 変形例1に係る試料ホルダのホルダ部にブロック部を搭載した状態を示す断面図である。 変形例2に係る試料ホルダのホルダ部にブロック部を搭載した状態を示す断面図である。 従来例に係る試料台を示した図である。 従来例に係る電子顕微鏡用の試料ホルダと、イオンビーム加工装置用の試料ホルダを示した図である。 従来例に係る試料台を電子顕微鏡用の試料ホルダに載せた状態を示した図である。
<実施例>
図1は、イオンビーム加工装置に用いる試料ホルダのブロック部1を示した図1(a)と、ブロック部1を格納するホルダ部2を示した図1(b)である。
図1(a)に示すように、ブロック部1は、底面3(第1の底面)と側面4(第2の底面)とを有している。ブロック部1の底面3は、WとDの長さをそれぞれの辺の長さとする長方形であり、ブロック部1の側面4は、WとHをそれぞれの辺の長さとする長方形である。ホルダ部2は、図1(b)に示すように、第1の穴5と第2の穴6とを備えている。
図2には、図1(a)に示したブロック部1のMM断面を各部に分けた図2(a)と、ブロック部1を組み立てた状態を示す図2(b)と、を示している。
ブロック部1は、図2(a)に示すように、台座部7と、押圧片8と、押圧片8と台座部7とを挟むように固定するための固定ビス9と固定ナット10で構成されている。押圧片8には、図2(a)に示すように、固定ビス9を挿入するための貫通孔11が開けられている。さらに、台座部7には、径の長さが途中で変わる貫通孔12が開けられている。貫通孔12は、押圧片8に開けられた貫通孔11と同じ径の部分と、貫通孔11の径の長さより大きい部分とで構成されている。
図2(b)に示すように、押圧片8は、貫通孔11が台座部7の貫通孔12と重なるように台座部7に載せられ、押圧片8の貫通孔11に固定ビス9が挿入される。挿入された固定ビス9は、押圧片8の貫通孔11を貫通し、台座部7の貫通孔12まで挿入される。そして、固定ビス9が挿入された位置と反対に位置する台座部7の貫通孔12から固定ナット10が挿入され、台座部7の貫通孔12の内部で、固定ビス9は、固定ナット10と螺合する。固定ビス9と固定ナット10を螺合させる以外にも、台座部7の貫通孔12をネジ穴として形成し、固定ビス9と台座部7に形成されたネジ穴とを螺合させても良い。台座部7と押圧片8との間には、隙間があり、この隙間の一部に試料を載せるための試料固定部13が設けてある。固定ビス9の頭には、溝がきってあり、溝にマイナスドライバを用いて、固定ナット10と固定ビス9とを締めることによって、台座部7と押圧片8との隙間の間隔が調節される。
図3は、図1(b)に示したホルダ部2の上面側から見た図3(a)図と、NN断面を示した図3(b)である。
ホルダ部2は、図3(a)に示すように、実線で囲まれた第1の穴5と、点線で囲まれた第2の穴6とを有している。図3(a)に示す第1の穴5は、図1(a)に示すブロック部1の底面3と嵌め合い可能とするWとDの長さを一辺とする長方形の開口部を持ち、図3(b)に示すように、深さがHである。また、図3(a)に示す第2の穴6は、深さがHであり、ブロック部1の側面4と嵌め合い可能とするWとHの長さを一辺とする長方形の開口部を持ち、第1の穴5と隣り合って形成されている。第1の穴5と第2の穴6と間は、一部が切り欠かれ、連通している。
図4(a)は、ブロック部1をホルダ部2の第1の穴5にはめ込んだ状態を示す図であり、図4(b)は、ブロック部1をホルダ部2に第2の穴6にはめ込んだ状態を示す図である。
図4(a)に示すように、ブロック部1は、底面3を下に向けて、ホルダ部2の第1の穴5にはめ込まれる。嵌め込まれたブロック部1は、底面3とホルダ部2の第1の穴5の底面とが面接触することによって、ホルダ部2に保持される。ホルダ部2には、側面から第1の穴5および第2の穴6の側面まで貫くネジ穴16が形成されている。ネジ穴16にネジ(図示しない)を挿入し、ネジを締めることによって、ブロック部1がホルダ部2に固定される。
そして、固定ビス9を緩め、試料固定部13に試料が貼付されたグリッド17を挿入する。グリッド17は、重力によって、試料固定部13に落ちるようにして、挿入される。
グリッド17を挿入した後、固定ビス9を絞め、台座部7と押圧片8との隙間の間隔を狭くしていき、グリッド17を挟み込むようにして保持する。このとき、グリッド17は、ホルダ部2の底面3からグリッド17の先端までの高さがDになるように、保持される。試料固定部13には、グリッド17が所定の位置に保持されやすくなるように、グリッドの形状と同じ溝を設けても良い。グリッド17は、ホルダ部2の上面19と垂直になり、中心軸18上に配置される。この中心軸18は、ホルダ部2がイオンビーム加工装置内に配置されたときにイオンビームが照射される軸であり、図4(a)の状態で、イオンビーム加工装置にセットすることにより、中心軸18に沿ったイオンビームの照射による試料の加工を行うことができる。図5は、試料の表面22側から照射されたイオンビーム21によって、薄肉化された試料20の断面23を示している。
試料の加工後、電子顕微鏡によって試料を観察する場合に、図4(a)の状態と図4(b)の状態の内いずれか一方の状態を選択して、電子顕微鏡にセットする。薄肉化された試料20の断面23(図5)を観察する場合は、図4(b)の状態で、電子顕微鏡にセットし、薄肉化された試料20の表面22(図5)を観察する場合には、図4(a)の状態で、電子顕微鏡にセットする。図4(b)の状態で電子顕微鏡にセットする場合、ブロック部1は、第1の穴5から取り出され、側面4が下に向けられた後に、ホルダ部2の第2の穴6に嵌め込まれる。ホルダ部2の第2の穴6に嵌め込まれたブロック部1は、側面4とホルダ部2の第2の穴6の底面とが面接触することによって、ホルダ部2に保持される。このとき、ブロック部1の固定ビス9は、第1の穴5と第2の穴6と間の一部が切り欠かれている部分に、嵌め込まれる。グリッド17に貼付された試料は、ホルダ部2の上面19と水平になり、中心軸18上に配置される。
図4(a)と図4(b)とのいずれの状態においても、グリッド17に貼付された試料は、ホルダ部2の穴5、6の深さがHであるため、ホルダ部2の第1の穴5及び第2の穴6の底面からDの高さに配置される。また、第1の穴5及び第2の穴6は、グリッド17に貼付された試料が中心軸18に配置されるように、形成されているため、図4(a)と図4(b)のいずれの状態においても、試料は、中心軸18上に配置される。このように、第1の穴5を使用した場合であっても、第2の穴6を使用した状態であっても、ホルダ部2の上面19から試料までの高さを一定に保った状態で、中心軸18に沿った電子線あるいはイオンビームの照射によって、試料の観察または加工を行うことができる。
グリッド17に試料を貼付することが困難な場合に、図4(a)の状態で、グリッド17を試料固定部13に挟持させ後に、図4(b)の状態にし、グリッド17に試料を貼付しても良い。
また、本実施例では、図4(a)の状態で、試料をイオンビーム加工装置内にセットし、中心軸18に沿ったイオンビームの照射によって試料を加工する説明をしたが、図4(b)の状態で、試料を加工しても良い。その場合、イオンビームによって加工された試料の断面を観察する場合は、図4(a)の状態で、電子顕微鏡にセットし、加工された試料の表面を観察する場合には、図4(b)の状態で、電子顕微鏡にセットする。
以上のように、ホルダ部2には、ブロック部1の底面3を下に向けた状態と、側面4を下に向けた状態とを格納できる有底の穴を持ち、ブロック部1がホルダ部2に格納されたそれぞれの状態が非対称であるため、試料の配置が判別できる。また、ホルダ部2がブロック部1を面で支えているので、振動にも強い。
<変形例1>
図6から図8を用いて変形例を説明する。前述の実施例と同一の構成要素には、同一符号が付されている。
ブロック部1は、図6(a)に示すように、幅W、奥行きD、高さHをそれぞれの辺とする直方体の隅から、直方体の幅Wと同じ長さの幅で、直方体の奥行きDと高さHの長さをそれぞれ半分にした長さを奥行きと高さに持つ直方体片を切り欠いた形状をしている。
ブロック部1の直方体から直方体片を切り欠いた段差部分の表面は、試料固定部13として用いられ、イオンビーム加工の対象となる試料は、試料固定部13に直接貼り付けられて保持される。
ホルダ部2には、図6(b)に示すように、ブロック部1の底面3を勘合保持可能な第1の穴5が設けられ、第1の穴5の底面24には、側面4を勘合保持可能な第2の穴6が開けられている。
図7(a)は、図6(b)に示したホルダ部2を第1の穴5の開口部側から見た図である。第1の穴5の開口部は、図7(a)に示すように、底面3と嵌め合い可能とするWとDの長さをそれぞれの辺の長さとする長方形に形成されている。そして、第1の穴5が、図7(b)に示す図6(b)のLL断面のように、ホルダ部2の上面19から深さH/2の位置まで形成されている。さらに、第1の穴5の底面24には、図6(a)に示した側面4と嵌め合い可能とするWとHの長さをそれぞれ辺の長さとする長方形を底面25とする第2の穴6が、図7(b)に示すように、第1の穴の底面24から深さdの位置まで形成されている。深さdは、ブロック部1をホルダ部2の第2の穴6に嵌合させたときに、試料固定部13に貼付された試料の表面が上面19に位置するように設定されている。
図8は、ブロック部1をホルダ部2の第1の穴5に嵌め込んだ状態と、ブロック部1をホルダ部2の第2の穴6に嵌め込んだ状態とをそれぞれ図6(b)のLL断面から見た図である。
図8(a)に示すように、ブロック部1は、底面3がホルダ部2の底面24に向けられて、ホルダ部2の第1の穴5に嵌め込まれる。ホルダ部2の第1の穴5に嵌め込まれたブロック部1は、底面3とホルダ部2の底面24とが面接触することによって、ホルダ部2に保持される。このとき、試料は、中心軸18の位置に配置される。実施例と同様に、この中心軸18は、ホルダ部2がイオンビーム加工装置内に配置されたときにイオンビームが照射される軸であり、図8(a)の状態でイオンビーム加工装置にセットすることにより、中心軸18に沿ったイオンビーム照射による試料の加工を行うことができる。なお、ブロック部1をホルダ部2に固定するために、実施例1のように、ホルダ部2の外側から第1の穴5の側面まで貫くネジ穴を形成し、ネジを用いて、ブロック部1を押圧して固定してもよい。
試料の加工後、電子顕微鏡によって試料を観察する場合に、ブロック部1は、ホルダ部2の第1の穴5から取り出され、側面4がホルダ部2の底面25に向けられた後に、図8(b)に示すように、ホルダ部2の第2の穴6に嵌め込まれる。ホルダ部2の第2の穴6に嵌め込まれたブロック部1は、側面4とホルダ部2の底面25とが面接触することによって、ホルダ部2に保持される。このとき、試料の断面は、ブロック部1をホルダ部2の第2の穴6に勘合させたときに、試料固定部13に貼付された試料の表面が上面19に位置するように設定されているため、ホルダ部2の上面19と一致する。
<変形例2>
実施例と変形例1とで用いたホルダ部2には、いずれもブロック部1を90度置き換えて格納できる穴が形成されていたが、図9に示すように、試料の位置が中心軸18上かつ試料ホルダの上面19に来るような深さ持ち、試料を中心軸18に対し45度で保持することができる穴26をさらに設けても良い。また、試料を中心軸18に対し45度で保持する穴26以外にも、試料を中心軸18に対し0度から90度までの任意の角度で保持することができる穴を複数設けても良い。
ブロック部1 、ホルダ部2 、試料固定部13 、第1の穴5 、第2の穴6 、台座部7 、押圧片8

Claims (6)

  1. 試料を固定する試料固定部を有し、互いに異なる方向を向いた第1及び第2の底面部を有するブロック部と、
    前記ブロック部を上面に保持するホルダ部であって、前記上面に前記ブロック部の第1の底面部を嵌合保持する第1の有底穴及び前記ブロック部の第2の底面を嵌合保持する第2の有底穴を有する前記ホルダ部とを備え、
    前記第1の有底穴に前記ブロック部の第1の底面を嵌合保持した状態と、前記第2の有底穴に前記ブロック部の第2の底面を嵌合保持した状態とで、前記ブロック部に保持された試料の試料面が前記試料ホルダ部の上面となす角度が異なるように構成されていることを特徴とする荷電粒子線装置用試料ホルダ。
  2. 前記試料ホルダは、試料を固定した前記ブロック部を前記第1、第2の有底穴のいずれで保持した状態であっても、前記試料が前記ホルダ部の上面から同じ高さに配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子線装置用試料ホルダ。
  3. 前記試料ホルダは、試料を固定した前記ブロック部を前記第1、第2の有底穴のいずれで保持した状態であっても、前記試料ホルダが荷電粒子線装置の試料室に配置された際に、荷電粒子線が通る基準軸上の所定の位置に前記試料が配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子線装置用試料ホルダ。
  4. 前記第1及び第2の有底穴のいずれか一方は、他方の有底穴の底面の一部をくぼませることにより形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の荷電粒子線装置用試料ホルダ。
  5. 前記第1及び第2の有底穴は、前記ホルダ部上面に隣り合って形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の荷電粒子線装置用試料ホルダ。
  6. 前記試料固定部は、試料を受け止める台座部と前記台座部へ試料を押圧する押圧片とにより試料を前記ブロック部に固定する請求項1乃至5のいずれかに記載の荷電粒子線装置用試料ホルダ。
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