JP2019082319A - 給湯システム - Google Patents
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Description
往き配管と戻り配管と備えるとともに給湯側回路からの水が入り込む経路として構成され且つ浴槽からの水を循環させる循環経路の少なくとも一部を構成する通水管と、前記通水管を通る水に対して熱を伝える熱交換器と、を備え、前記往き配管が前記浴槽側からの水を前記熱交換器側へと導き、前記戻り配管が前記熱交換器側からの水を前記浴槽側へと導く構成とされた風呂側回路と、
表示部を備えたリモートコントローラと、
前記給湯側回路から前記循環経路内へと水を導くとともに前記循環経路を通過させて前記浴槽内へと流すように配管洗浄制御を行う配管洗浄制御部と、
前記表示部の表示を変化させる表示制御を行う表示制御部と、
前記浴槽内の水温を上昇させる昇温制御と、前記浴槽内の水温を下降させる降温制御と、を少なくとも行う温度制御部と、
を有し、
前記表示部には、第一図形を表示する第一表示領域と、第二図形を表示する第二表示領域とが構成されており、
前記表示制御部は、前記温度制御部によって前記昇温制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を非表示状態とし、前記温度制御部によって前記降温制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を非表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を表示状態とし、前記配管洗浄制御部によって前記配管洗浄制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を表示状態とするように表示制御を行う。
この構成によれば、昇温制御状態を第一図形によって表し、降温制御状態を第二図形によって表すという基本動作を前提としつつ、配管洗浄状態については第一図形と第二図形とを利用して表すことができる。特に、配管洗浄が行われていることの表示については、専用の表示部を大きく用意することなく、他制御の表示に用いられる図形を兼用して表すことができるため、専用部分を設けることに起因する複雑化が生じにくく、表示スペースを効率的に利用可能であるため、表示領域の大型化も抑えやすくなる。
上述した本発明では、前記リモートコントローラは、少なくとも湯張り動作の実行開始に用いられる操作部を備える構成であってもよい。また、前記操作部に対する所定操作がなされることを条件として前記浴槽内への湯張りを行う湯張り制御部を有していてもよい。この場合、前記配管洗浄制御部は、前記湯張り制御部によって行われる湯張り動作の完了後において所定の時間経過状態となった場合に、前記配管洗浄制御を行う構成であってもよい。
使用者は、湯張り動作が完了した後の近い時間に入浴する可能性が高く、湯張り動作が完了してからある程度時間が経過した後は、誰も入浴していない可能性が高くなる。従って、湯張り動作の完了後において所定の時間経過状態となった場合に配管洗浄を行うようにすれば、使用者が入浴していないタイミングで配管洗浄が行われる可能性が高くなる。しかも、使用者の入浴を監視するための複雑且つ高価な専用装置を設ける必要がないため、装置構成の簡易化の面でも有利になる。
更に、本発明では、少なくとも配管洗浄制御部によって配管洗浄制御が行われる際に、表示部において配管洗浄中であることを示す表示が行われる。従って、仮に湯張り動作が完了してからある程度時間が経過した時期に使用者が入浴してしまい、その入浴時期に配管洗浄に起因する変化(浴槽への洗浄水の流れ込み等)が生じたとしても、入浴中の使用者は、表示部の表示を見ることで変化の原因を早期に認識しやすいため、急な変化に起因する不安感をもちにくくなる。
このように保温制御が行われる構成では、使用者は、保温制御がなされている間に入浴する可能性が高く、保温制御が終わった後は入浴する可能性が低くなる。従って、保温制御が完了した後に配管洗浄を行うようにすれば、使用者が入浴していないタイミングで配管洗浄が行われる可能性が高くなる。しかも、使用者の入浴を監視するための複雑且つ高価な専用装置を設ける必要がないため、装置構成の簡易化の面でも有利になる。
更に、本発明では、少なくとも配管洗浄制御部によって配管洗浄制御が行われる際に、表示部において配管洗浄中であることを示す表示が行われる。従って、仮に保温制御の完了後に使用者が入浴してしまい、その入浴時期に配管洗浄に起因する変化(浴槽への洗浄水の流れ込み等)が生じたとしても、入浴中の使用者は、表示部の表示を見ることで変化の原因を早期に認識しやすいため、急な変化に起因する不安感をもちにくくなる。
リモートコントローラを用いて各種操作を行い得る構成では、使用者は、リモートコントローラがオン状態である間に入浴する可能性が高く、オフ状態となった後は入浴する可能性が低くなる。従って、リモートコントローラが所定のオフ状態となった後に配管洗浄を行うようにすれば、使用者が入浴していないタイミングで配管洗浄が行われる可能性が高くなる。しかも、使用者の入浴を監視するための複雑且つ高価な専用装置を設ける必要がないため、装置構成の簡易化の面でも有利になる。
更に、本発明では、少なくとも配管洗浄制御部によって配管洗浄制御が行われる際に、表示部において配管洗浄中であることを示す表示が行われる。従って、仮にリモートコントローラの電源オフ後に使用者が入浴してしまい、その入浴時期に配管洗浄に起因する変化(浴槽への洗浄水の流れ込み等)が生じたとしても、入浴中の使用者は、表示部の表示を見ることで変化の原因を早期に認識しやすいため、急な変化に起因する不安感をもちにくくなる。
この構成では、昇温制御については、浴槽に向かう第一矢印図形を用いて簡易に表すことができる。利用者は、第一矢印図形が昇温制御と対応付けられたものであると認識できれば、第一矢印図形が表示される度に、昇温制御が行われていることを直感的に把握しやすくなる。また、降温制御についても、浴槽に向かう第二矢印図形を用いて簡易に表すことができる。利用者は、第二矢印図形が降温制御と対応付けられたものであると認識できれば、第二矢印図形が表示される度に、降温制御が行われていることを直感的に把握しやすくなる。特に、上下二段の矢印図形の択一的な表示によって、いずれの制御が行われているかを簡易に知らせることができるため、それほどスペースを割くことなく、有効な情報表示が可能となる。
更に、配管洗浄制御については、上述した二種類の矢印図形を共に表示するという簡易な方式で、配管洗浄を直感的にイメージしやすい図形を表すことができる。特に、二種類の矢印図形は、昇温制御や降温制御の際には片方のみしか表示されないため、両矢印図形が表示されたときには昇温制御や降温制御ではない別の制御が行われていることを迅速に把握しやすくなる。しかも、配管洗浄のときには、昇温制御や降温制御のときよりも多くの矢印が表されるため、浴槽内へ多くの水が流れ込むことを直感的にイメージしやすくなり、「昇温制御や降温制御ではない別の制御」が配管洗浄であると推測しやすくなる。
この構成では、配管洗浄制御の際に、上下二段の矢印が徐々に延びるような動的表示が繰り返されるため、特別な専用表示部に頼らずとも、浴槽内へ多くの水が流れ込むことをより一層イメージしやすい態様で表すことができる。そして、利用者は、この動的表示を見たときに、配管洗浄が行われていることをより強く意識しやすくなり、突発的な配管洗浄であっても利用者の混乱が生じにくくなる。
この構成によれば、リモートコントローラが所定のオフ状態である場合でも、配管洗浄制御が行われる際はその旨を利用者に知らせることができ、利用者の混乱を抑えつつ利便性を高めやすくなる。一方で、所定の運転情報の表示をオフ状態にすることができるため、表示内容を絞って省電力化を図ることができる。
この構成によれば、二種類のリモートコントローラがオフ状態であるときに配管洗浄制御が行われる場合、浴室内に配置される第1リモートコントローラでは、配管洗浄制御を知らせる必要部分が選択的に表示状態になり、所定の運転情報の表示がオフ状態になる。このため、省電力化を図りながら、利用者の混乱を抑えることができる。一方、浴室外の第2リモートコントローラでは、表示装置における表示領域全体が非表示状態となるため、より一層の省電力化を図ることができる。この場合、第2リモートコントローラでは、配管洗浄制御が行われていることの表示がなされないことになるが、浴室外では、配管洗浄に起因して使用者が混乱する可能性が相対的に低いため、省電力化をより重視しても問題は生じにくい。
この構成では、第一図形の表示を昇温制御と配管洗浄制御とに兼用して表示の効率化を図りつつ、昇温制御の際には、昇温制御が行われていることを示す第一情報を第一図形の近傍で表示することで、昇温制御中であることをより確実に認識させやすくなる。また、第二図形の表示を降温制御と配管洗浄制御とに兼用して表示の効率化を図りつつ、降温制御の際には、降温制御が行われていることを示す第二情報を第二図形の近傍で表示することで、降温制御中であることをより確実に認識させやすくなる。一方で、配管洗浄制御の際には、第一情報及び第二情報がいずれも非表示状態となるため、昇温制御や降温制御と誤認識されにくくなり、第一図形と第二図形がいずれも表示される特殊な表示状態となるため、特別な制御状態であることを使用者等が認識しやすくなる。
以下、発明の一例を示す実施例1について、図面を参照して説明する。
(基本構成)
図1で示す給湯システム1は、浴槽への給湯機能と浴槽内の水の加熱機能とを備えた風呂・給湯システムとして構成され、主として、給湯側回路2と風呂側回路3とを備えている。給湯側回路2は、入水管12、出湯管10、熱交換器6(給湯側熱交換器)などを備えており、外部から供給された水道水を加熱し出湯させる経路として機能する。また、風呂側回路3は、ガスバーナ54(風呂バーナ)、熱交換器56(風呂側熱交換器)、通水管66、循環ポンプ62、サーミスタ64,65などを備えており、風呂の追い炊き等に利用されるものである。
給湯システム1では、後述する湯張り制御によって浴槽60内に湯を流し込み、湯張りを行うことが可能となっている。また、浴槽60に湯が張られた状態では、たし湯制御やさし水制御が可能となっており、浴槽60内の湯を昇温させたり、降温させたりすることが可能となっている。なお、本明細書では、コントローラ22が温度制御部の一例に相当し、浴槽60内の水温を上昇させる昇温制御と、浴槽60内の水温を下降させる降温制御と、を少なくとも行うように機能する。また、本明細書では、第1リモートコントローラ81の制御部81Aが表示制御部の一例に相当し、表示部81Bの表示を変化させる各種表示制御を行う。
次に、本構成の給湯システム1で行われる湯張り・配管洗浄制御を説明する。
図7で示す制御は、例えば、リモートコントローラ80が上述した運転オン状態になった場合に実行される。例えば、第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82が上述した運転オフ状態のときに運転切替ボタン91A又は運転切替ボタン92Aが押されると、第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82がいずれも運転オン状態に切り替わり、この切り替わりをトリガとしてコントローラ22によって図7の制御が実行される。この制御では、まず、コントローラ22がS10の判断処理を行い、湯張り開始条件が成立したか否かを判断する。湯張り開始条件は、例えば、「リモートコントローラ81の自動ボタン91D又はリモートコントローラ82の自動ボタン92Dのいずれかが押されたこと」又は「予約による湯張り条件が成立したこと」のいずれかである。図7の処理では、リモートコントローラ80が運転オン状態となった後、湯張り開始条件が成立するまではS10にてNoの判断が繰り返され、待機状態となる。一方、リモートコントローラ81の自動ボタン91Dが押されるなどの湯張り開始条件が成立した場合には、S10にてYesに進み、S11にて湯張りを開始する。コントローラ22は、S11の処理の実行に伴い、落とし込み管70に設けられた給湯用電磁弁72を開弁させ、予め設定された温度の湯を生成するように給湯側回路2を動作させ、生成された湯を、落とし込み管70及び通水管66を介して浴槽60に流し込むように制御する。S11の後には、浴槽60内の湯量が予め設定された湯量に達したか否かを判断し(S12)、浴槽60内の湯量が予め設定された湯量に達していない間は、S12にてNoの判断が繰り返され、浴槽60への湯の流し込みを継続することになる。浴槽60内の湯量が予め設定された湯量に達した場合には、S12にてYesに進み、給湯用電磁弁72を閉弁させて上述した湯張り動作(即ち、浴槽60への湯の流し込み)を終了する(S13)。なお、図7では図示を省略しているが、予め設定された湯量に達したときに浴槽60内の温度が設定温度以下である場合、循環ポンプ62を駆動して浴槽60内の水を通水管66によって循環させ、設定温度に達するまで、通水管66を通る水に対してガスバーナ54(風呂バーナ)での燃焼によって生じた燃焼熱を伝達するように循環加熱することが望ましい。本構成では、このようにして湯張り制御がなされる。
S19で配管洗浄制御が実行されると、コントローラ22は、給湯側回路2から所定量(例えば、7リットル)の水(冷水又は湯)を浴槽60に流し込ませる。具体的には、S19の実行時点でリモートコントローラ80が運転オン状態の場合(即ち、第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82がいずれも運転オン状態の場合)、給湯側回路2を動作させて所定温度(例えば、予め定められた風呂設定温度)の湯を生成し、給湯側回路2から落とし込み管70を通して所定量(例えば、7リットル)の湯を浴槽60に流し込む。一方、S19の実行時点でリモートコントローラ80が運転オフ状態の場合(即ち、第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82がいずれも運転オフ状態の場合)、ガスバーナ4を点火させない非動作状態を維持しつつ落とし込み管70に設けられた給湯用電磁弁72を開弁させ、給湯側回路2から落とし込み管70を通して所定量(例えば、7リットル)の冷水(即ち、水入口16から導入された冷水)を浴槽60に流し込む。
実施例1では、保温時間設定部によって保温時間が設定されない場合に配管洗浄制御を行わない例を示したが、保温時間設定部で設定される保温時間が予め定められた基準時間よりも短い時間である場合に配管洗浄制御を行わないようにしてもよい。例えば、S14の判断処理においてメモリ22Bを参照した際に、保温設定がなされていない場合(メモリ22Bに保温設定がなされていることを示す情報が記憶されていない場合)、又は、保温時間が所定の閾値時間よりも短い場合(メモリ22Bに保温設定がなされていることを示す情報が記憶されているが、対応して記憶された保温時間が閾値時間よりも短い場合)の少なくともいずれかの場合に、S14にてNoに進み、この場合には、S10に戻るようにしてもよい。
実施例1又はその変更例のいずれでも、配管洗浄制御を行う設定と行わない設定を切り替え可能にしてもよい。例えば、リモートコントローラ80のいずれかの操作部に対して所定の設定操作(例えば、配管洗浄に対応する番号「27」を入力し、その番号に対応させて「On」を入力することで配管洗浄を行うことを指定する操作)がなされた場合に、図10(B)のように配管洗浄制御を行う旨を表示し、配管洗浄を行うことを示す情報をメモリ22Bに記憶しておくことができる。また、リモートコントローラ80のいずれかの操作部に対して所定の設定操作(配管洗浄に対応する番号「27」を入力し、その番号に対応させて「OFf」を入力することで配管洗浄を行わないことを指定する操作)がなされた場合に、図10(A)のように配管洗浄制御を行わない旨を表示し、その旨の情報をメモリ22Bに記憶しておくことができる。このような例では、S19の処理開始直前にメモリ22Bを参照し、配管洗浄を行うことを示す情報が記憶されている場合にはS19の制御を実行し、配管洗浄を行うことを示す情報が記憶されていない場合にはS19の制御を実行しないようにすればよい。なお、このような制御方法は、後述する他の実施例にも適用できる。
実施例2の給湯システム1は、図7で示す湯張り・配管洗浄制御を図11のように変更した点が実施例1と異なり、それ以外は実施例1と同一である。よって、実施例1と同一の点については詳細な説明は省略し、適宜、図1〜図6、図8〜図10を参照することとする。例えば、風呂側回路としては、実施例1と同一のハードウェア構成をなす風呂側回路3が設けられ、給湯側回路については実施例1と同一のハードウェア構成をなす給湯側回路2が設けられる。また、リモートコントローラ80のハードウェア構成も実施例1と同様であり、図2で示す第1リモートコントローラ81及び第2リモートコントローラ82と同一のハードウェア構成となっている。
変更例の給湯システム1は、図11で示す湯張り・配管洗浄制御を図12のように変更した点が上述した実施例2の代表例と異なり、それ以外は実施例1と同一である。図12で示す湯張り・配管洗浄制御も、実施例1と同様、リモートコントローラ80が上述した運転オン状態になった場合にコントローラ22によって実行される。なお、この例でもコントローラ22が湯張り制御部の一例に相当する。また、図12で示す湯張り・配管洗浄制御においてS31、S33、S34、S35の処理はそれぞれ、図7のS10、S11、S12、S13と同様の処理となっている。
実施例3の給湯システム1は、図7で示す湯張り・配管洗浄制御を図13のように変更した点が実施例1と異なり、それ以外は実施例1と同一である。よって、実施例1と同一の点については詳細な説明は省略し、適宜、図1〜図6、図8〜図10を参照することとする。
上述した実施例では、第1リモートコントローラ81の運転状態と第2リモートコントローラ82の運転状態とが連動する構成を示したが、これらが連動しない構成であってもよい。即ち、第1リモートコントローラ81の運転オン状態と運転オフ状態が第2リモートコントローラ82とは独立して切り替わり、第2リモートコントローラ82の運転オン状態と運転オフ状態が第1リモートコントローラ81とは独立して切り替わる構成であってもよい。
2…給湯側回路
3…風呂側回路
22…コントローラ(湯張り制御部、配管洗浄制御部、保温制御部、保温時間設定部、設定変更部)
56…熱交換器
60…浴槽
66…通水管(循環経路)
67…戻り配管
68…往き配管
81…第1リモートコントローラ(リモートコントローラ)
81A…制御部(表示制御部)
81B…表示部
81C…操作部
82…第2リモートコントローラ(リモートコントローラ)
82C…操作部
111…第一表示領域
112…第二表示領域
121…第一図形
122…第二図形
Claims (6)
- 往き配管と戻り配管と備えるとともに給湯側回路からの水が入り込む経路として構成され且つ浴槽からの水を循環させる循環経路の少なくとも一部を構成する通水管と、前記通水管を通る水に対して熱を伝える熱交換器と、を備え、前記往き配管が前記浴槽側からの水を前記熱交換器側へと導き、前記戻り配管が前記熱交換器側からの水を前記浴槽側へと導く構成とされた風呂側回路と、
表示部を備えたリモートコントローラと、
前記給湯側回路から前記循環経路内へと水を導くとともに前記循環経路を通過させて前記浴槽内へと流すように配管洗浄制御を行う配管洗浄制御部と、
前記表示部の表示を変化させる表示制御を行う表示制御部と、
前記浴槽内の水温を上昇させる昇温制御と、前記浴槽内の水温を下降させる降温制御と、を少なくとも行う温度制御部と、
を有し、
前記表示部には、第一図形を表示する第一表示領域と、第二図形を表示する第二表示領域とが構成されており、
前記表示制御部は、前記温度制御部によって前記昇温制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を非表示状態とし、前記温度制御部によって前記降温制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を非表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を表示状態とし、前記配管洗浄制御部によって前記配管洗浄制御が行われる際には、前記第一表示領域において前記第一図形を表示状態とし且つ前記第二表示領域において前記第二図形を表示状態とするように表示制御を行う給湯システム。 - 前記リモートコントローラは、少なくとも湯張り動作の実行開始に用いられる操作部を備え、
前記操作部に対する所定操作がなされることを条件として前記浴槽内への湯張りを行う湯張り制御部を有し、
前記配管洗浄制御部は、前記湯張り制御部によって行われる湯張り動作の完了後において所定の時間経過状態となった場合に、前記配管洗浄制御を行う請求項1に記載の給湯システム。 - 前記リモートコントローラは、少なくとも湯張り動作の実行開始に用いられる操作部を備え、
前記操作部に対する所定操作がなされることを条件として前記浴槽内への湯張りを行う湯張り制御部と、
前記湯張り制御部による前記浴槽への湯張り動作が完了した後、少なくとも保温時間が経過するまでの間、前記循環経路を介して前記浴槽内の水を循環させるとともに前記熱交換器によって循環する水を加熱するように、前記浴槽内の水を保温する制御を行う保温制御部と、
を有し、
前記配管洗浄制御部は、前記保温制御部による保温制御が完了した後に、前記配管洗浄制御を行う請求項1に記載の給湯システム。 - 前記保温時間を設定する保温時間設定部と、
前記操作部に対する操作に基づいて前記保温時間設定部での設定内容を変更する設定変更手段と、
を有する請求項3に記載の給湯システム。 - 少なくとも湯張り動作の実行開始に用いられる操作部を備えた1又は複数の前記リモートコントローラと、
前記操作部に対する所定操作がなされることを条件として前記浴槽内への湯張りを行う湯張り制御部と、
を有し、
前記配管洗浄制御部は、前記リモートコントローラの所定のオフ状態となってから所定の時間経過状態となった場合に、前記配管洗浄制御を行う請求項1に記載の給湯システム。 - 複数の前記リモートコントローラとして、浴室内に設けられる第1リモートコントローラと、浴室とは異なる場所に設けられる第2リモートコントローラと、を備え、
前記配管洗浄制御部は、少なくとも前記第1リモートコントローラの前記所定のオフ状態となってから前記所定の時間経過状態となった場合に前記配管洗浄制御を行う請求項5に記載の給湯システム。
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