JP2019078905A - テストシステム、及び、解答入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙の問題用紙に印刷された設問に対する解答を端末装置に入力する場合に、解答欄の間違いを防止する。【解決手段】テストシステムにおいて、問題用紙には、複数の設問について問題文が印刷されているとともに、各設問についての解答欄が問題文よりも薄く印刷されている。また、解答入力装置は、問題用紙と同一の問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び解答欄を他の設問の問題文及び解答欄と異なる態様で強調表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、問題用紙と端末装置を利用したテストシステムに関する。
近年、教育現場におけるテストや演習においてタブレット端末を利用することが増えている。具体的には、紙の問題用紙に問題を印刷し、解答者は問題に対する解答をタブレット端末に入力する。特許文献1は、タブレットに答案用紙を重ねた状態で生徒などが解答を手書き入力し、手書き文字を電子データとして取得する手法を記載している。
特開平11−31046号公報
しかし、答案用紙をタブレットに重ねた状態で解答を記入すると、記入中に答案用紙の位置ずれや、タブレットによる入力の検出エラーなどが生じうる。一方、問題用紙とタブレットを並べて解答する場合、解答者は問題用紙からタブレット端末へ目を移してタブレット端末上の解答欄に解答を入力するため、誤って別の問題の解答欄に解答を記入してしまう恐れがある。
本発明は、紙の問題用紙に印刷された設問に対する解答を端末装置に入力する場合に、解答欄の間違いを防止することが可能なテストシステムを提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点は、問題用紙及び解答入力装置を備えるテストシステムであって、前記問題用紙には、複数の設問について問題文が印刷されているとともに、各設問についての解答欄が前記問題文よりも薄く印刷されており、前記解答入力装置は、前記問題用紙と同一の問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び/又は解答欄を他の設問の問題文及び/又は解答欄と異なる態様で強調表示する。
上記のテストシステムにおいて、問題用紙には、複数の設問について問題文が印刷されているとともに、各設問についての解答欄が問題文よりも薄く印刷されている。これにより、解答者は、解答の記入先が問題用紙ではなく、解答入力装置であることを認識できる。また、解答入力装置は、問題用紙と同一の問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び/又は解答欄を他の設問の問題文及び/又は解答欄と異なる態様で強調表示する。これにより、解答者は自分が解答を記入している設問がどの設問であるかを明確に認識することができ、誤って別の設問の解答欄に解答を入力してしまうミスを防止することができる。
上記のテストシステムの一態様では、前記解答入力装置は、一の設問の問題文及び解答欄の強調表示中に、他の設問に対する入力を検出すると、前記一の設問の問題文及び解答欄の強調表示を終了し、前記他の設問の問題文及び解答欄を強調表示する。この態様では、解答者が他の設問に対する入力を開始すれば、強調表示される設問が自動的に変更される。
上記のテストシステムの他の一態様では、前記解答入力装置は、各設問の問題文及び解答欄の表示範囲内に、強調表示の対象を他の設問へ変更することを指示する変更指示欄を表示し、一の設問の変更指示欄に対する入力を検出したときに、当該一の設問の問題文及び解答欄の強調表示を終了し、前記変更指示欄が示す他の設問の問題文及び解答欄を強調表示する。この態様では、変更指示欄に対して入力を行うことにより、強調表示される設問を変更することができる。
上記のテストシステムの他の一態様では、前記解答記入装置は、1つの設問の問題文及び解答欄を含む表示範囲内における入力を、当該設問に対する入力として検出する。この態様では、解答フォーム上である設問の問題文及び解答欄の付近にタッチや入力を行えば、その設問の問題文及び解答欄を強調表示させることができる。
好適な例では、前記解答入力装置は、前記強調表示として、表示内容を、輝度、色、及び、形状の少なくとも一つが異なる態様で表示する。
上記のテストシステムの他の一態様では、前記問題用紙には当該問題用紙の識別情報が印刷されており、前記解答入力装置は、前記識別情報と解答フォームとを関連付けて記憶する記憶部を有し、前記解答入力装置は、前記問題用紙から読み取られた識別情報に基づいて、当該問題用紙に対応する解答フォームを表示する。この態様では、問題用紙に印刷された識別情報に基づいて、その問題用紙に正しく対応する解答フォームを解答入力装置に表示させることができる。
本発明の他の観点では、解答入力装置は、複数の設問についての問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び解答欄を他の設問の問題文及び解答欄と異なる態様で強調表示する。これにより、解答者は自分が解答を記入している設問がどの設問であるかを明確に認識することができ、誤って別の設問の解答欄に解答を入力してしまうミスを防止することができる。
本発明の他の観点では、コンピュータにより実行されるプログラムは、複数の設問についての問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び解答欄を他の設問の問題文及び解答欄と異なる態様で強調表示する手段として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の解答入力装置を実現することができる。
実施形態に係るテストシステムの問題用紙とタブレットPCを示す。 解答入力中のタブレットPCの表示例を示す。 タブレットPCの構成を示すブロック図である。 解答入力処理のフローチャートである。 問題用紙に対応する解答フォームを表示する例を示す。 解答フォーム表示処理のフローチャートである。 変形例に係る解答フォームの例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[テストシステム]
図1は、実施形態に係るテストシステムの概略構成を示す。テストシステムは、学校その他の教育現場におけるテストや演習などに利用され、主として図1(A)に示す問題用紙10と、図1(B)に示すタブレットPC30とを備える。
問題用紙10は紙の用紙であり、複数の設問が印刷されている。図1(A)の例では、設問1〜3の3つの設問が印刷されている。各設問は、問題文11と、解答欄12とを含む。本実施形態では、生徒などの解答者は、基本的に解答をタブレットPC30に入力する。よって、解答の入力場所がタブレットPCであることを示す意味で、問題用紙10の各解答欄12は問題文11よりも薄く印刷されている。図1(A)の例では、問題部11は通常の濃さの黒色で印刷されているのに対し、解答欄12は薄いグレーで印刷されている。なお、解答者は問題用紙10に印刷されている解答欄12にメモなどの用途で解答を記入することはもちろん可能である。また、例えばタブレットPC30に何らかの不具合が発生したような場合は、解答を問題用紙の解答欄12に記入し、バックアップとして利用することもできる。
タブレットPC30は、タブレットタイプのコンピュータ装置であり、タッチパネル式の表示部を備える。タブレットPC30には、問題用紙と同一の内容が解答フォームとして表示される。具体的には、図1(B)に示すように、問題用紙と同じ複数の設問について、問題文11と解答欄12とが表示される。解答者は、タッチペン5を用いて各設問の解答欄12に解答を入力する。ここで、初期状態では、図1(B)に示すようにタブレットPC30に表示された解答フォームの問題文11をグレーアウト表示とし、解答欄12は通常の黒色(以下、「標準色」と呼ぶ。)の表示としておく(以下、この表示を「通常表示」と呼ぶ。)。これにより、解答を記入する先は問題用紙10ではなく、タブレットPC30であることを解答者に伝えることができる。なお、タブレットPCは本発明の解答入力装置の一例である。
さて、本実施形態のテストシステムでは、解答者は、問題用紙10に印刷されている問題文を読んで問題を解き、解答をタブレットPC30の対応する解答欄12に入力する。この場合、解答を入力する際、解答者はいったん問題用紙10から目を離し、タブレットPC30に目を移して解答欄12に解答を入力することになるため、解答者は解答を記入する場所を間違えることがある。例えば、問題用紙を見ながら設問1を解き、その解答をタブレットPC30に入力する際に誤って設問2や設問3の解答欄12に入力してしまうことがある。そこで、初期状態においてはタブレットPC30に表示した解答フォームの問題文11をグレーアウト表示としておき、解答者がタブレットPC30に解答の入力を開始したら、解答の入力の対象となっている設問の問題文11及び解答欄12を、他の設問の問題文11及び解答欄12と異なる態様で強調表示する。これにより、解答者は自分が解答を記入している設問がどの設問であるかを明確に意識することができ、別の設問の解答欄12に誤って解答を入力してしまうことを防止することができる。
図2は、解答入力中のタブレットPCの表示例を示す。図2(A)は、解答者が設問1に解答を入力しているときのタブレットPC30の表示例を示す。解答者がタッチペン5を用いて設問1の解答欄12に解答を入力し始めると、タブレットPC30はこれを検出し、設問1の問題文11及び解答欄12を強調表示する。具体的には、初期状態ではグレーアウト表示であった問題文11を通常の黒色の表示(以下、「黒表示」とも呼ぶ。)とし、解答欄12の色を解答中であることを示す所定の色(以下、「強調色」とも呼ぶ。)に変更する。このとき、設問2、3については、問題文11は依然としてグレーアウト表示になっており、解答欄12も初期状態の標準色のままになっているので、タブレットPC30の表示上、解答者が解答を入力している設問1は他の設問2、3と明確に区別される。これにより、解答者は自分が解答を入力している設問が正しいかどうかを確認することができる。
なお、上記の例では、解答欄12に入力が開始された場合に、その設問の問題文11及び解答欄12を強調表示している。しかし、解答欄12内に入力が開始された場合に限らず、ある設問の問題文11及び解答欄12を含む表示範囲のどこかに対してタッチペン5による入力又はタッチが行われた場合に、その設問の問題文11及び解答欄12を強調表示することとしてもよい。例えば、図2(A)に示すように、設問1について問題文11と解答欄12を含む破線の領域(以下、「設問領域」とも呼ぶ。)18を規定する。他の設問についても同様に設問ごとに設問領域18を規定する(図示を省略)。そして、ある設問の設問領域18内にタッチペン5による入力又はタッチが行われたときに、その設問の問題文11及び解答欄12を強調表示することとしてもよい。この場合には、タブレットPC30の表示部上で、設問番号や問題文11の部分をタッチしたりなぞったりすることにより、その設問の問題文11及び解答欄12を強調表示させることができる。
タブレットPC30は、上記のように解答欄12又は設問領域18内へのタッチを検出してその設問の問題文11及び解答欄12を強調表示にした後は、解答欄12に対する入力を検出し、その設問に対する解答者の解答を電子データとして取得する。なお、ある設問の問題文11及び解答欄12を強調表示にした後、解答欄12への入力が所定時間以上行われない場合には、自動的にその設問の問題文11及び解答欄12の強調表示を解除することとしてもよい。
図2(B)は、解答者が設問1への解答を終了し、次に設問2への解答を開始したときの表示例を示す。解答者が設問1への解答の入力を終了し、設問2の解答欄12又は設問領域18に入力又はタッチを行うと、まず設問1は通常表示に戻る。即ち、設問1の問題文11は元のグレーアウト表示に戻り、解答欄12も元の標準色に戻る。なお、設問1の解答欄12に入力された解答は解答欄12内に表示された状態となる。これに加えて、設問2が強調表示となる。即ち、設問2の問題文11はグレーアウト表示から黒表示に変更され、設問2の解答欄12は解答中であることを示す強調色に変更される。これにより、解答者は自分が設問2に解答していることを意識することができる。なお、解答者が設問3について解答の入力を開始した場合には、同様に設問1、2が通常表示となり、設問3が強調表示となる。
なお、上記の例では、問題文11の表示について、通常表示では問題文11をグレーアウト表示とし、強調表示では問題文11を黒表示としているが、これ以外の方法で問題文11の強調表示を行っても構わない。例えば、通常表示では全ての設問の問題文11を黒表示とし、強調表示では問題文11の文字を太字にしたり、下線を付したり、問題文11を囲む線を表示したりしてしてもよい。また、解答欄12の強調表示についても、解答欄12の色を変更する代わりに、解答欄12の枠を太くする、解答欄12のサイズを大きくするなど、解答欄12の形状を変更して強調表示を行ってもよい。
[タブレットPC]
次に、タブレットPC30について説明する。図3はタブレットPC30の構成を示すブロック図である。図示のように、タブレットPC30は、タッチセンサ31、制御部32、記憶部33、テスト情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と略す。)34、表示部36、通信部37、カメラ38を備える。これらの構成要素は、バス39により相互に接続されている。
タッチセンサ31は、表示部36上に設けられており、解答者のタッチペン5による入力やタッチを検出する。タッチセンサ31が解答欄12内への入力を検出することにより、解答者が入力した解答が電子データとして取得される。
制御部32は、CPUなどのコンピュータにより構成され、タブレットPC30の各構成要素を制御する。記憶部33は、RAM、ROMなどのメモリにより構成される。記憶部33には、制御部32により実行される様々な処理のプログラムが記憶される。制御部32は、それらのプログラムを実行することにより、タブレットPC30全体を制御する。また、記憶部33は、制御部32が様々な処理を実行する際の作業メモリとして機能する。例えば、タッチセンサ31が取得した解答の電子データは、一時的に記憶部33に保存される。
テスト情報DB34は、図1、図2などに示すように、タブレットPC30に表示される解答フォームを記憶している。具体的に、複数の問題用紙にはそれぞれ識別情報が割り当てられており、その識別情報に対応付けて解答フォームが記憶されている。また、テスト情報DB34には、各設問についての正答を記憶しておいてもよい。この場合、解答欄12に入力された解答の電子データから文字認識などにより解答の内容を抽出し、テスト情報DB34に記憶されている正答と比較することにより、自動採点などが可能となる。また、テスト情報DB34には、過去のテストにおいて解答者が入力した解答や過去のテスト結果などを記憶することもできる。
表示部36は、タブレットPC30の前面に設けられる液晶パネルなどであり、図1、図2などに示すように、各テストの解答フォームを表示する。通信部37は、外部のサーバや端末装置と通信する。例えば、クラスの各生徒がタブレットPC30を利用してテストや演習を行う場合に、通信部37を利用して各生徒の解答データをタブレットPC30からサーバへ送信し、サーバで採点したり集計したりすることができる。カメラ38は、必要に応じて問題用紙などを撮影するために使用され、本実施形態では特に後述するQRコード(登録商標)の読み取りに使用される。
[解答入力処理]
次に、解答入力処理について説明する。解答入力処理は、解答者がタブレットPC30に解答を入力する際にタブレットPC30により実行される処理である。図4は解答入力処理のフローチャートである。この処理は、図3に示す制御部32が予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。なお、この処理の前提として、図1(B)に示すように、タブレットPC30の表示部36に解答フォームが表示されているものとする。
まず、制御部32は、タッチセンサ31の出力に基づいて、タッチペン5の入力位置を検出する(ステップS10)。これにより、解答者がタッチペン5を利用して表示部36にタッチした位置が検出される。次に、制御部32は、タッチペン5の入力位置が、表示部36に表示されている解答フォーム中のいずれかの設問の範囲内に属するか否かを検出する(ステップS11)。具体的には、制御部32は、タッチペン5の入力位置がいずれかの設問の解答欄12の範囲内か否かを判定する。なお、前述のように問題文11の範囲も含めて入力を検出する場合には、制御部32は、タッチペン5の入力位置がいずれかの設問の設問領域18の範囲内か否かを判定する。
タッチペン5の入力位置がいずれかの設問の範囲内である場合(ステップS11:Yes)、制御部32はその設問について強調表示を行う(ステップS12)。即ち、制御部32は、その設問について、それまでグレーアウト表示であった問題文11を黒表示に変更し、解答欄12の色を解答中であることを示す強調色に変更する。
次に、制御部32は、タッチペン5の入力位置が別の設問の範囲内に移動したか否かを判定する(ステップS13)。タッチペン5の入力位置が別の設問の範囲内に移動していない場合(ステップS13:No)、ステップS12による表示が継続される。一方、タッチペン5の入力位置が別の設問の範囲内に移動した場合(ステップS13:Yes)、制御部32は、前の設問、即ち、それまで強調表示されていた設問を通常表示に戻し、ステップS13で新たにタッチペン5による入力が検出された設問を強調表示する(ステップS14)。これにより、強調表示される設問が変更される。
次に、制御部32は、テストが終了したか否かを判定する(ステップS15)。例えば、制御部32は、テストの開始から所定のテスト時間が経過した場合や、タブレットPC30に対して解答者がテスト終了の指示を入力した場合などに、テストが終了したと判定する。テストが終了していない場合(ステップS15:No)、処理はステップS13へ戻る。一方、テストが終了した場合(ステップS15:Yes)、処理は終了する。
[解答フォームの表示処理]
次に、タブレットPC30に解答フォームを表示する処理について説明する。本実施形態では、テストや演習を行う際、問題用紙に対応する解答フォームをタブレットPC30に表示する必要がある。即ち、制御部32は、問題用紙を特定し、それに対応する解答フォームをテスト情報DB34から読み出して表示部36に表示する必要がある。
図5は、正しい解答フォームを表示するためにQRコードを利用する例を示す。図5(A)に示すように、問題用紙10にはその問題用紙の識別情報を示すQRコード13が印刷される。また、タブレットPC30のテスト情報DB34には、問題用紙の識別情報に対応付けて、その問題用紙に対する解答フォームが記憶される。タブレットPC30は、問題用紙10に印刷されたQRコードを利用して、正しいフォームを取得し、表示部36に表示する。
図6は、解答フォーム表示処理のフローチャートである。この処理は、タブレットPC30の制御部32が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。まず、解答者はタブレットPC30を操作し、テストを行うためのソフトウェアを起動する。制御部32は、テストを行うためのソフトウェアが起動されたか否かを判定する(ステップS20)。ソフトウェアが起動されると、制御部32は、タブレットPC30の表示部36に、図5(B)に例示する初期画面14を表示する(ステップS21)。図示のように、初期画面14には、QRコード読み取りボタン15が表示される。
解答者がQRコード読み取りボタン15にタッチすると、タブレットPC30のカメラ38が起動され、解答者はカメラ38を利用して問題用紙10のQRコード13を読み取る。QRコード13が読み取られると(ステップS22:Yes)、制御部32は、読み取ったQRコード13の画像データから問題用紙の識別情報を抽出し、テスト情報DB34からその識別情報に対応する解答フォームを取得し(ステップS23)、その解答フォームを表示部36に表示する(ステップS24)。こうして、図1に示すように、問題用紙に対応する解答フォームがタブレットPC30に表示される。
上記の例では、QRコードを用いて問題用紙の識別情報と解答フォームとを対応付けしているが、QRコード以外のバーコードを利用してもよい。また、バーコードを利用する代わりに、問題用紙10に問題用紙の識別番号などを印刷し、解答者がその識別番号をタブレットPCに入力することにより、対応する解答フォームを表示させるようにしてもよい。
[変形例]
(変形例1)
上記の実施形態では、タッチペン5の入力位置が、ある設問の領域から他の設問の領域に移動した場合に、強調表示する設問を変更している。その代わりに、強調表示する設問を変更するための変更指示欄をタブレットPC30に表示することとしてもよい。
図7(A)は、変更指示欄を表示する例を示す。この例では、各設問の領域に「次へ」と表示された変更指示欄16を設ける。解答者が変更指示欄16にタッチすると、元の設問は通常表示に戻り、次の設問が強調表示される。図7(A)の例では、解答者が設問1に対する解答を終えて変更指示欄16にタッチすると、設問1が通常表示に戻り、設問2が強調表示される。
図7(B)は、変更指示欄を表示する他の例を示す。この例では、各設問の領域に、他の設問を示す変更指示欄17を設ける。具体的に、設問1の領域には、それ以外の設問である設問2及び設問3を示す変更指示欄17が表示される。また、設問2の領域には、設問1と設問3を示す変更指示欄17が表示され、設問3の領域には設問1と設問2を示す変更表示欄17が表示される。
解答者が変更指示欄17にタッチすると、元の設問は通常表示に戻り、タッチされた変更指示欄17が示す設問が強調表示される。図7(B)の例では、解答者が設問1に対する解答を終えて「設問2」と表示された変更指示欄17にタッチすると、設問1が通常表示に戻り、設問2が強調表示される。また、解答者が設問1に対する解答を終えて「設問3」と表示された変更指示欄17にタッチすると、設問1が通常表示に戻り、設問3が強調表示される。
(変形例2)
上記の実施形態では、解答欄12がグレーアウト印刷された問題用紙を用いているが、その代わりに、解答欄12が通常の印刷となっている問題用紙を用いても構わない。
10 問題用紙
11 問題文
12 解答欄
30 タブレットPC
31 タッチセンサ
32 制御部
34 テスト情報DB
36 表示部
38 カメラ

Claims (8)

  1. 問題用紙及び解答入力装置を備えるテストシステムであって、
    前記問題用紙には、複数の設問について問題文が印刷されているとともに、各設問についての解答欄が前記問題文よりも薄く印刷されており、
    前記解答入力装置は、前記問題用紙と同一の問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び/又は解答欄を他の設問の問題文及び/又は解答欄と異なる態様で強調表示することを特徴とするテストシステム。
  2. 前記解答入力装置は、一の設問の問題文及び解答欄の強調表示中に、他の設問に対する入力を検出すると、前記一の設問の問題文及び解答欄の強調表示を終了し、前記他の設問の問題文及び解答欄を強調表示することを特徴とする請求項1に記載のテストシステム。
  3. 前記解答入力装置は、各設問の問題文及び解答欄の表示範囲内に、強調表示の対象を他の設問へ変更することを指示する変更指示欄を表示し、一の設問の変更指示欄に対する入力を検出したときに、当該一の設問の問題文及び解答欄の強調表示を終了し、前記変更指示欄が示す他の設問の問題文及び解答欄を強調表示することを特徴とする請求項1に記載のテストシステム。
  4. 前記解答記入装置は、1つの設問の問題文及び解答欄を含む表示範囲内における入力を、当該設問に対する入力として検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテストシステム。
  5. 前記解答入力装置は、前記強調表示として、表示内容を、輝度、色、及び、形状の少なくとも一つが異なる態様で表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のテストシステム。
  6. 前記問題用紙には当該問題用紙の識別情報が印刷されており、
    前記解答入力装置は、前記識別情報と解答フォームとを関連付けて記憶する記憶部を有し、
    前記解答入力装置は、前記問題用紙から読み取られた識別情報に基づいて、当該問題用紙に対応する解答フォームを表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のテストシステム。
  7. 複数の設問についての問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び解答欄を他の設問の問題文及び解答欄と異なる態様で強調表示することを特徴とする解答入力装置。
  8. コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    複数の設問についての問題文及び解答欄を含む解答フォームを表示し、いずれかの設問に対する入力を検出すると、当該設問の問題文及び解答欄を他の設問の問題文及び解答欄と異なる態様で強調表示する手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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