JP2019077270A - フロントバンパ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部から入力される衝撃の吸収性能を向上させる。【解決手段】車両の前部において車幅方向に延設されたバンパビーム及びバンパフェイシャを有するフロントバンパ構造であって、バンパフェイシャは、バンパビーム5Cと車両前後方向に離れて対向し車幅方向に延設された横断部20を備える。横断部20は、車幅方向に延設されるとともに車両前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に凹んだ第一溝部21を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両前面を形成するバンパフェイシャを備えたフロントバンパ構造に関する。
従来、自動車やトラック等の車両の前部には、外部からの衝撃(荷重)を吸収するフロントバンパが設けられる。フロントバンパは、車両の前部において車幅方向に延設される緩衝装置であり、例えば、バンパフェイシャとその内部(車両後方側)に配置されたリンフォース部材や衝撃吸収部材等とを備えて構成される。例えば特許文献1には、バンパフェイシャと一体成形された横断部材を、ブラケットを介してリンフォース部材の前面に固定したフロントバンパが開示されている。このフロントバンパによれば、歩行者保護を目的とした衝撃吸収部材を設けることなく衝撃を吸収できるとされている。
特開2016−190540号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載のフロントバンパは、横断部材がブラケットを介してリンフォース部材の前面に固定されているため、横断部材における固定点(ブラケットが設けられた位置)の剛性が他の部位と比較して高くなってしまう。そのため、フロントバンパに外部から衝撃が加わったときに、横断部材が固定点において変形しにくくなり、潰れ残りが生じるおそれがある。一方で、単に横断部材が固定点を有さない構成としたのでは、横断部材が衝撃を吸収するために必要とされる剛性を確保することが難しい。したがって、潰れ残りの発生防止と横断部材の剛性確保とをともに改善するという観点から改善の余地がある。
本件のフロントバンパ構造は、このような課題に鑑み案出されたもので、外部から入力される衝撃の吸収性能を向上させることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するフロントバンパ構造は、車両の前部において車幅方向に延設されたバンパビーム及びバンパフェイシャを有するフロントバンパ構造であって、前記バンパフェイシャは、前記バンパビームと車両前後方向に離れて対向し車幅方向に延設された横断部を備え、前記横断部は、車幅方向に延設されるとともに車両前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に凹んだ第一溝部を有する。
(2)前記フロントバンパ構造は、前記バンパフェイシャの前面に装着される左右一対のガーニッシュを具備することが好ましい。この場合、前記ガーニッシュは、前記横断部の左端部及び右端部のそれぞれと重なる状態で前記前面に装着されることが好ましい。
(3)また、前記フロントバンパ構造は、前記横断部の上部と重なる状態で前記バンパフェイシャの前面に装着されるセンターカバーを具備することが好ましい。この場合、前記横断部は、前記センターカバーで覆われる部分において車幅方向に延設されるとともに車両前後方向に切断した鉛直断面形状が前方に開放したコの字形状である第二溝部を有することが好ましい。
(4)前記横断部は、前記第二溝部の上方において車幅方向に延設され、車両前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に開放したコの字形状である膨出部を有し、前記膨出部の前面部は、水平断面形状が凹凸形状であることが好ましい。
(5)前記第二溝部は、上下方向に延在する側面部を車両前後方向に貫通し、互いに間隔をあけて車幅方向に並設された複数の孔部を有し、各々の前記孔部は、前記膨出部における凸状の部位と上下に並んで配置されることが好ましい。
(6)前記第一溝部は、V字形であることが好ましい。
開示のフロントバンパ構造によれば、横断部の剛性を向上させつつ横断部の潰れ残りを回避できるため、衝撃吸収性を高めることができる。
実施形態に係るフロントバンパ構造が適用された車両の正面図である。 実施形態に係るフロントバンパ構造と車体部材とを分解して示す模式的な斜視図である。 バンパフェイシャの横断部の一部を拡大して示す斜視図である。 (a)は図3のA−A矢視拡大断面図であり、(b)は図3のB−B矢視拡大断面図である。 図1のC−C矢視断面図である。
図面を参照して、実施形態としてのフロントバンパ構造について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1は、本実施形態のフロントバンパ構造を備えた車両1の正面図であり、図2は車両1の前部の構造を分解して示す模式的な斜視図である。図1に示すように、フロントバンパ2は、車両1の前面を形成する外装品であり、左右のヘッドランプ3の間とヘッドランプ3の下方とに延在する。フロントバンパ2は、車両1に対して前方から衝撃(荷重)が入力された場合に、その衝撃を吸収する機能を持つ。
図2に示すように、フロントバンパ2は、フロントバンパ2の本体であるバンパフェイシャ10と、バンパフェイシャ10の前面に装着される左右一対のガーニッシュ30と、バンパフェイシャ10の前面であって車幅方向中央部に装着されるセンターカバー40及びスキッドカバー50とを備える。さらにフロントバンパ2は、後述する車体部材5を構成するバンパリンフォース5B及びバンパビーム5Cも有する。なお、図2には左側のガーニッシュ30のみを示す。フロントバンパ2は、これら四つの部品が組み合わされた構成部品であり、車両1の前部に位置する車体部材5の前方に配置される。なお、これら四つの部品はいずれも樹脂製である。
本実施形態の車体部材5には、いずれも車幅方向に延設されたアッパバー5A,バンパリンフォース5B,バンパビーム5C,ロアバー5Dと、いずれも左右一対のサイドポスト5E,アッパサポート5F,ステー5G,ロアサポート5H,ロアブラケット5Jとが含まれる。アッパバー5Aは、図示しないラジエータを支持する部材であり、左右一対のフェンダーパネル6の前端部同士を接続する。アッパバー5Aは、上下方向に立設されたサイドポスト5Eの上端部に固定される。なお、サイドポスト5Eの下端部は、前後方向(車両前後方向)に互いに間隔をあけて延設されたサイドメンバ7の前端部に固定される。サイドポスト5Eの内側には、アッパサポート5Fが前方に延びるように固定される。
バンパリンフォース5B及びバンパビーム5Cはいずれも、フロントバンパ2を補強する部材であり、車体の最前端部に設けられる。バンパリンフォース5Bは、アッパバー5Aよりも前側下方に位置し、その左右両端部がアッパサポート5Fに固定される。バンパビーム5Cは、バンパリンフォース5Bの下方に位置し、その左右両端部がロアサポート5Hの前端部に固定される。なお、ロアサポート5Hの後端部は、サイドメンバ7の前端部に固定される。また、バンパビーム5Cの左右両端部には、ロアブラケット5Jの上端部が固定される。
ロアバー5Dは、バンパビーム5Cよりも下方に位置し、その左右両端部がロアブラケット5Jの下端部に固定される。なお、ステー5Gは、バンパリンフォース5Bの上面とアッパバー5Aの前面とを接続するように固定される。
本実施形態のフロントバンパ2は、車体部材5(例えばバンパリンフォース5Bやロアブラケット5J)に対してボルト締結されるとともに、フェンダーパネル6に対してクリップ留めされることで車体側に取り付けられる。
バンパフェイシャ10は、バンパリンフォース5Bから前方に離隔した状態で車体部材5(例えばバンパリンフォース5B)に取り付けられる。バンパフェイシャ10には、フォグランプ4(図1参照)用の開口である左右一対のフォグランプ開口11が左右両側に設けられる。また、バンパフェイシャ10の中央部には、上下に並んだ二つの開口12a,12bが設けられる。
バンパフェイシャ10のフォグランプ開口11の周りには、ガーニッシュ30が装着されるブーメラン形状の第一装着部13が設けられる。また、二つの第一装着部13の間には、センターカバー40が装着される略台形形状の第二装着部14が設けられる。なお、上側の開口12aは第二装着部14に形成されている。また、バンパフェイシャ10の下側の開口12bの下方には、スキッドカバー50が装着される直線状の第三装着部15が設けられる。
バンパフェイシャ10の二つの開口12a,12bの間には、バンパビーム5Cと車両前後方向に離れて対向し車幅方向に延びる横断部20が設けられる。横断部20は、バンパフェイシャ10の車幅方向中間部において直線状に車幅方向へ延設された部位(図2中に一点鎖線で囲んだ部位)であり、例えば、平均的な成人の膝の高さ位置に配置される。なお、センターカバー40は横断部20の上部と重なる状態でバンパフェイシャ10の前面に装着される。すなわち、横断部20の上部は、第二装着部14としての機能も持つ。また、横断部20は、図4(a)及び(b)に示すように、車体部材5のバンパビーム5Cと非接触に(すなわち、バンパビーム5Cとの間に隙間をあけて前方に)対向配置される。つまり、バンパフェイシャ10の車体部材5(例えばバンパリンフォース5B)に対する固定点は、横断部20以外の部位に設けられ、横断部20には固定点が設けられない。
図3は、バンパフェイシャ10の横断部20の一部を拡大して示す模式的な斜視図であり、図4(a),(b)及び図5は横断部20の断面図である。図3,図4(a)及び(b)に示すように、横断部20は、前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に凹んだV字形である第一溝部21を有する。本実施形態の第一溝部21は、車幅方向かつ略水平方向に延在する第一上面部21aと車幅方向に延在するとともに前方へ下降傾斜した第一下面部21bとによって断面略V字状をなし、前方に開放した溝部である。第一上面部21aの後縁部及び第一下面部21bの後縁部は連続しており、後方に向かって凸となる角部(稜線)を形成する。なお、第一上面部21aの前縁部及び第一下面部21bの前縁部にもそれぞれ角部(稜線)が形成される。
本実施形態の横断部20は、前後方向に切断した鉛直断面形状が前方に開放したコの字形状である第二溝部22を有する。第一溝部21及び第二溝部22はいずれも車幅方向に延設される。第二溝部22は第一溝部21の上方に位置し、センターカバー40で覆われる部分に設けられる。本実施形態の第二溝部22は、いずれも略水平方向に延在する第二上面部22a及び第二下面部22bと、第二上面部22a及び第二下面部22bの後縁部同士を繋ぐ側面部22cとによって断面コの字状をなし、前方に開放した溝部である。側面部22cは第二溝部22の底面をなす部位である。
第二上面部22aの後縁部及び側面部22cの上縁部は連続しており、上側後方に向かって凸となる角部(稜線)を形成する。また、第二下面部22bの後縁部及び側面部22cの下縁部は連続しており、下側後方に向かって凸となる角部(稜線)を形成する。なお、第二上面部22aの前縁部及び第二下面部22bの前縁部にもそれぞれ角部(稜線)が形成される。すなわち、本実施形態の横断部20には、上側前方及び下側前方に向かってそれぞれ凸となる上下端部の角部(稜線)を加えた九つの角部(稜線)が設けられ、これらの角部(稜線)によって横断部20の剛性が高められる。
本実施形態の第二溝部22は、上下方向に延在する側面部22cを前後方向に貫通し、互いに間隔をあけて車幅方向に並設された複数の長孔22d(孔部)を有する。各長孔22dは車幅方向に延びた貫通孔であり、衝撃が加わったときの横断部20の変形を促進する機能を持つ。また、本実施形態の第二溝部22には、隣接する長孔22dの間、及び、最も外側に位置する長孔22dの外側に設けられたクリップ孔22eを有する。クリップ孔22eは、図4(b)に示すように、センターカバー40のクリップ41が差し込まれる貫通孔である。
図3,図4(a)及び(b)に示すように、本実施形態の横断部20は、前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に開放したコの字形状である膨出部23を有する。膨出部23は、第二溝部22の上方において車幅方向に延設される。すなわち、本実施形態のフロントバンパ2では、横断部20における第一溝部21の上方に第二溝部22と膨出部23とが設けられる。第二溝部22の第二上面部22aは膨出部23の下面部としても機能する。
本実施形態の膨出部23は、車幅方向においてデコボコした形状となっており、図4(a)及び(b)に示すように、膨出部23の鉛直断面形状は車幅方向において一様ではない。すなわち、膨出部23の前面部23aは、図5に示すように、水平断面形状が凹凸形状となっている。このような凹凸形状は、バンパフェイシャ10に衝撃が加わったときの変形の起点として設けられる。
また、本実施形態の横断部20は、図3に示すように、第二溝部22に設けられた各長孔22dと膨出部23における凸状の部位とが上下に並んで配置される。言い換えると、膨出部23の前面部23aが前方へ飛び出ている(凸状となっている)部位の鉛直下方に長孔22dが位置する。これにより、バンパフェイシャ10に衝撃が加わったときに、長孔22dによって横断部20が変形しやすくなるとともに膨出部23の凸状の部位によって潰れ代が確保される。
なお、図1及び図2に示すように、本実施形態のガーニッシュ30は、アッパガーニッシュ31及びロアガーニッシュ32の二部品が組み合わされて構成される。また、図2及び図5に示すように、左右のガーニッシュ30はそれぞれ、横断部20の左端部20L及び右端部20Rのそれぞれと重なる状態でバンパフェイシャ10の前面に装着される。これにより、横断部20の車幅方向両端部がガーニッシュ30によって強固に保持され、横断部20の剛性が高まる。
また、本実施形態のセンターカバー40は、図2,図4(a)及び(b)に示すように、上端部及び下端部のそれぞれが後方へ屈曲形成されている。センターカバー40は、その上端部が横断部20の膨出部23の上面に当接するとともに、その下端部が第一溝部21の上面部21aに当接した状態で、横断部20に取り付けられる。
[2.作用,効果]
(1)上述したフロントバンパ2では、バンパフェイシャ10の横断部20に第一溝部21が設けられるため、横断部20には車幅方向に延びる稜線が設けられる。これにより、横断部20の剛性を向上させることができるため、バンパフェイシャ10と車体側との固定点を横断部20に設けなくてもよい。すなわち、横断部20を車体部材5(例えばバンパリンフォース5Bやバンパビーム5C)に接触しない状態で配置することができる。
このように、横断部20をバンパビーム5Cと前後方向に離れて対向配置することにより、バンパフェイシャ10に衝撃が加わった場合に、横断部20の潰れ残りをなくすことができる。したがって、横断部20の剛性を向上させつつ横断部20の潰れ残りを回避できるため、衝撃吸収性を高めることができる。なお、上述したフロントバンパ2では、樹脂製のバンパフェイシャ10の横断部20の断面形状を工夫することにより横断部20の剛性を高めているため、衝撃を吸収するためのアブソーバや歩行者保護を目的とした衝撃吸収部材を別途設ける必要がない。このため、構成の簡素化及び軽量化を図ることができる。
(2)上述したフロントバンパ2では、左右のガーニッシュ30が横断部20の左端部20L及び右端部20Rのそれぞれと重なる状態で装着されるため、横断部20の左右端部20L,20Rの剛性を高めることができ、ひいては横断部20の剛性向上に寄与することができる。
(3)また、上述した横断部20には断面コ字状の第二溝部22が設けられるため、車幅方向に延びる稜線の本数が増え、横断部20の剛性をより高めることができる。また、第二溝部22はセンターカバー40で覆われる部分に設けられるため、外観(意匠性)に影響は出ない。
(4)上述した横断部20には膨出部23が設けられており、この膨出部23の前面部23aは水平断面形状が凹凸形状となっているため、バンパフェイシャ10に衝撃が加わったときの変形の起点とすることができる。これにより、バンパフェイシャ10による衝撃吸収性を向上させることができる。
(5)さらに、上述した横断部20では、第二溝部22に設けられた長孔22dと膨出部23における凸状の部位とが上下に並んで配置されているため、バンパフェイシャ10に衝撃が加わったときに、横断部20を変形しやすくできるとともに潰れ代を確保でき、衝撃吸収性をさらに向上させることができる。
(6)また、上述した横断部20では、第一溝部21が断面V字状に形成されているため、横断部20には車幅方向に延びる少なくとも三本の稜線が設けられ、横断部20の剛性を向上させることができる。
[3.その他]
上述したフロントバンパ2の構造は一例であって、上述したものに限られない。例えば、バンパフェイシャ10に装着されるガーニッシュ30やカバー40,50は必須ではなく、バンパフェイシャ10の形状(例えば装着部13,14,15)が上述したものでなくてもよい。また、車体部材5も一例であって、上述した構造に限られない。また、第一溝部21の断面形状はV字状に限らず、例えば第二溝部22と同様に断面コの字状としてもよいし、断面U字状としてもよい。なお、フロントバンパ2(例えばバンパフェイシャ10)の材質も樹脂に限られない。
上述した横断部20には、第一溝部21,第二溝部22及び膨出部23が下からこの順に設けられているが、例えば第一溝部21が第二溝部22と膨出部23との間に位置してもよい。また、横断部20から膨出部23を省略し、第一溝部21及び第二溝部22だけが設けられてもよいし、第一溝部21のみが設けられてもよい。第一溝部21を形成する第一上面部21a及び第一下面部21bの前後方向における傾斜角、及び、第二溝部22を形成する第二上面部22a及び第二下面部22bの前後方向における傾斜角は特に限られない。また、第二溝部22の長孔22dを省略してもよいし、膨出部23の前面部23aが凹凸形状でなくてもよい。
1 車両
2 フロントバンパ
5B バンパリンフォース
5C バンパビーム
10 バンパフェイシャ
20 横断部
20L 左端部
20R 右端部
21 第一溝部
22 第二溝部
22c 側面部
22d 長孔(孔部)
23 膨出部
23a 前面部
30 ガーニッシュ
40 センターカバー
50 スキッドカバー

Claims (6)

  1. 車両の前部において車幅方向に延設されたバンパビーム及びバンパフェイシャを有するフロントバンパ構造であって、
    前記バンパフェイシャは、前記バンパビームと車両前後方向に離れて対向し車幅方向に延設された横断部を備え、
    前記横断部は、車幅方向に延設されるとともに車両前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に凹んだ第一溝部を有する
    ことを特徴とする、フロントバンパ構造。
  2. 前記バンパフェイシャの前面に装着される左右一対のガーニッシュを具備し、
    前記ガーニッシュは、前記横断部の左端部及び右端部のそれぞれと重なる状態で前記前面に装着される
    ことを特徴とする、請求項1記載のフロントバンパ構造。
  3. 前記横断部の上部と重なる状態で前記バンパフェイシャの前面に装着されるセンターカバーを具備し、
    前記横断部は、前記センターカバーで覆われる部分において車幅方向に延設されるとともに車両前後方向に切断した鉛直断面形状が前方に開放したコの字形状である第二溝部を有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のフロントバンパ構造。
  4. 前記横断部は、前記第二溝部の上方において車幅方向に延設され、車両前後方向に切断した鉛直断面形状が後方に開放したコの字形状である膨出部を有し、
    前記膨出部の前面部は、水平断面形状が凹凸形状である
    ことを特徴とする、請求項3記載のフロントバンパ構造。
  5. 前記第二溝部は、上下方向に延在する側面部を車両前後方向に貫通し、互いに間隔をあけて車幅方向に並設された複数の孔部を有し、
    各々の前記孔部は、前記膨出部における凸状の部位と上下に並んで配置される
    ことを特徴とする、請求項4記載のフロントバンパ構造。
  6. 前記第一溝部は、V字形である
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフロントバンパ構造。
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