JP2019076568A - 薬品仕分装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することが可能な薬品仕分装置を提供する。【解決手段】薬品仕分装置10は、収納トレイ設置部12、バーコードリーダ31、バーコードリーダ25、ピッキング部20、制御部50を備えている。バーコードリーダ31は、仕分け対象となる薬品Dの種類情報を取得する。バーコードリーダ25は、複数種類の収納トレイT2ごとに付された識別情報を取得する。ピッキング部20は、バーコードリーダ31において種類情報が取得された薬品Dを、収納トレイ設置部12に設置された収納トレイT2へ搬送する。制御部50は、バーコードリーダ25において取得された収納トレイT2の識別情報に基づいて、バーコードリーダ31において種類情報が取得された薬品Dに対応する収納トレイT2を選択し、収納トレイT2に薬品Dを仕分けして収納するようにピッキング部20を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、種類、大きさ、形状等に応じて薬品を仕分けて所定の収納ケースへ収納する薬品仕分装置に関する。
近年、例えば、膨大な数、種類の薬品を扱う病院内における業務負担の軽減を図るために、処方箋情報に従って、自動的に所望の薬品をトレイに払い出す薬品払出装置が用いられている。
これにより、薬剤師等によって1つずつ必要な薬品をトレイに取り出す作業が自動化され、業務負担を大幅に軽減するとともに、取り出すべき薬品の種類や量を間違える等の人為的なミスの発生を防止することができる。
一方、薬品払出装置によって自動的に払い出されたトレイが病室等へ搬送された後、患者の容態が急変する等して、払い出された薬品が使用されることなく返品される場合がある。
このような払い出された薬品の返品は、大規模な病院になるほど、頻繁に発生し、返品される薬品の種類や量も膨大であるため、大量の返品薬の仕分け作業が大きな負担となっていた。
例えば、特許文献1には、非整列の状態で収納された返品薬を1つずつピッキングして、返品薬の種類や大きさ等を認識し、種類や大きさに応じて自動的に仕分けを行う返品薬仕分け装置について開示されている。
特開2013−215343号公報
しかしながら、上記従来の薬品仕分装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された薬品仕分装置では、返品薬を仕分けして収納する収納トレイが予め設定された位置に設置されていることが前提となっている。
このため、仮に、薬剤師等が収納トレイの設置位置を誤って設置した場合には、収納トレイがピッキングされた返品薬に対応する大きさ・形状等であるか否かが確認されないため、返品薬が対応しない収納トレイへ収納されてしまうおそれがある。
本発明の課題は、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することが可能な薬品仕分装置を提供することにある。
第1の発明に係る薬品仕分装置は、複数種類の薬品に対応する複数種類の収納トレイに、種類別に仕分けされた薬品を収納する薬品仕分装置であって、トレイ設置部と、第1薬品情報取得部と、トレイ情報取得部と、第1搬送部と、制御部と、を備えている。トレイ設置部は、複数種類の収納トレイが設置される。第1薬品情報取得部は、仕分け対象となる薬品の種類情報を取得する。トレイ情報取得部は、複数種類の収納トレイごとに付された識別情報を取得する。第1搬送部は、第1薬品情報取得部において種類情報が取得された薬品を、トレイ設置部に設置された収納トレイへ搬送する。制御部は、第1薬品情報取得部とトレイ情報取得部と第1搬送部とに接続されており、トレイ情報取得部において取得された識別情報に基づいて、第1薬品情報取得部において取得された薬品に対応する収納トレイを選択し、収納トレイに薬品を仕分けして収納するように第1搬送部を制御する。
ここでは、複数種類の薬品をそれぞれの薬品に対応する収納トレイに仕分けして収納する薬品仕分装置において、適切な収納トレイに薬品を収納するために、トレイごとに付された識別情報を取得してそのトレイの種類を確認した後、種類情報が取得された薬品を収納する。
ここで、本薬品仕分装置は、例えば、所定のトレイ内に非整列の状態で載置された複数の返品薬等を仕分けして所定の収納トレイに仕分けして収納するための装置であって、大量の薬品を扱う病院等に設置される。
そして、薬品の種類とは、例えば、薬剤の種類、薬品の容器の形状、大きさ、内容量等が含まれる。
また、第1薬品情報取得部には、例えば、薬品に付されたバーコードや文字等の情報を読み取る手段、薬品の容器の形状や大きさ等の情報を取得する手段等が含まれる。
さらに、トレイごとに付された識別情報には、例えば、バーコード、ICタグ等が含まれる。よって、トレイ情報取得部には、識別情報に対応するバーコードリーダ、ICタグと通信可能な装置等が含まれる。
これにより、第1搬送部によって搬送される薬品は、取得された収納トレイの識別情報に基づいて、その収納トレイが適切な収納先であるか否かを確認した上で、収納トレイに収納される。
よって、例えば、使用者が複数種類の収納トレイを任意の位置に設置していた場合でも、第1搬送部によって搬送される薬品に対応する収納トレイであることが確認してから、薬品を収納することができる。
この結果、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することができる。
第2の発明に係る薬品仕分装置は、第1の発明に係る薬品仕分装置であって、制御部は、仕分け運転開始前に、収納トレイの識別情報を取得するように、トレイ情報取得部を制御する。
ここでは、収納トレイの識別情報を、仕分け運転の開始前に取得する。
これにより、仕分け運転が開始される前に、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイの識別情報を取得することができるため、薬品を適切な収納トレイへスムーズに収納することができる。
第3の発明に係る薬品仕分装置は、第1または第2の発明に係る薬品仕分装置であって、収納トレイは、薬品が載置される面に、収納される薬品の大きさ、形状に応じて異なるピッチで配置されており薬品を保持する凹部を有している。
ここでは、薬品の大きさ、形状に応じて設定されたピッチが異なる複数の凹部が薬品の載置面に形成された収納トレイを用いる。
これにより、薬品の大きさ、形状ごとに対応する収納トレイであるかを、識別情報を取得して確認することで、薬品を適切な収納トレイへ収納することができる。
第4の発明に係る薬品仕分装置は、第3の発明に係る薬品仕分装置であって、収納トレイの識別情報には、収納トレイの番号、凹部の数またはピッチ、収納トレイの幅に関する情報が含まれる。
ここでは、収納トレイの識別情報として、上述した凹部の数またはピッチ、収納トレイの幅等の情報を用いる。
これにより、各薬品の大きさや形状に応じて、適切な収納トレイであるか否かを確認して、薬品を収納トレイへ収納することができる。
第5の発明に係る薬品仕分装置は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る薬品仕分装置であって、収納トレイの識別情報が保存される第1記憶部を、さらに備えている。
ここでは、装置内に設けられた第1記憶部に、収納トレイの識別情報(例えば、凹部の数またはピッチ、幅等)を保存する。
これにより、収納トレイの識別情報を取得することで、どの薬品に対応する収納トレイであるのかを、第1記憶部に保存された情報を参照することで容易に判定することができる。
第6の発明に係る薬品仕分装置は、第5の発明に係る薬品仕分装置であって、第1記憶部は、収納トレイの番号と、トレイ設置部における収納トレイの配置とを関連付けた対応表を保存する。
ここでは、識別情報を取得して得られた各収納トレイの番号とトレイ設置部に設置された実際の収納トレイの位置とを関連付けて、第1記憶部に保存する。
これにより、取得された収納トレイの識別情報に基づいて、その収納トレイの番号およびトレイ設置部における位置が関連付けて保存されているため、薬品を収納する際に、スムーズに適切な収納トレイへ搬送することができる。
第7の発明に係る薬品仕分装置は、第1から第6の発明のいずれか1つに係る薬品仕分装置であって、トレイ情報取得部は、トレイに付されたバーコードを読み取って識別情報を取得するバーコードリーダである。
ここでは、バーコードリーダを用いて、トレイに付された識別情報(バーコード)を取得する。
これにより、簡素な構成により、収納トレイの識別情報を取得することができる。
第8の発明に係る薬品仕分装置は、複数種類の薬品に対応する複数種類の収納トレイに、種類別に仕分けされた薬品を収納する薬品仕分装置であって、トレイ設置部と、第1薬品情報取得部と、トレイ情報取得部と、第1搬送部と、制御部と、を備えている。トレイ設置部は、複数の収納トレイが設置される。第1薬品情報取得部は、仕分け対象となる薬品の種類情報を取得する。トレイ情報取得部は、複数種類の収納トレイごとに付された識別情報を取得する。第1搬送部は、第1薬品情報取得部において種類情報が取得された薬品を、トレイ設置部に設置された収納トレイへ搬送する。制御部は、第1薬品情報取得部とトレイ情報取得部と第1搬送部とに接続されており、トレイ設置部に設置された収納トレイの識別情報を取得し、予め設定された収納位置と比較して、収納トレイの設置間違いを検出する。
ここでは、複数種類の薬品をそれぞれの薬品に対応する収納トレイに仕分けして収納する薬品仕分装置において、適切な収納トレイに薬品を収納するために、トレイ設置部に設置された収納トレイの識別情報を取得する。そして、取得した識別情報から得られる各収納トレイの実際の配置と予め設定されたトレイ設置部における収納トレイの配置とを比較して、収納トレイの設置間違いを検出する。
ここで、本薬品仕分装置は、例えば、所定のトレイ内に非整列の状態で載置された複数の返品薬等を仕分けして所定の収納トレイに仕分けして収納するための装置であって、大量の薬品を扱う病院等に設置される。
そして、薬品の種類とは、例えば、薬剤の種類、薬品の容器の形状、大きさ、内容量等が含まれる。
また、第1薬品情報取得部には、薬品に付されたバーコードや文字等の情報を読み取る手段が含まれる。
さらに、トレイごとに付された識別情報には、例えば、バーコード、ICタグ等が含まれる。よって、トレイ情報取得部には、識別情報に対応するバーコードリーダ、ICタグと通信可能な装置等が含まれる。
なお、予め設定された収納トレイの収納位置に関する情報は、薬品仕分装置内に設けられた記憶部に保存されていてもよいし、外部のサーバ、クラウド空間等に保存されていてもよい。
これにより、識別情報に基づいて認識されるトレイ設置部に実際に設置されている収納トレイの位置と、予め設定された収納トレイの位置とを比較して、収納トレイが設定とは異なる位置に設置されているか否かを容易に検出することができる。
よって、仕分けして搬送される薬品が、不適切な収納トレイに収納されることを防止するとともに、薬剤師等の使用者に対して収納トレイを適切な位置に配置するように促すことができる。
この結果、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することができる。
第9の発明に係る薬品仕分装置は、第8の発明に係る薬品仕分装置であって、制御部は、トレイ設置部に収納トレイが着脱された後、仕分け運転を開始する前に、全ての収納トレイの識別情報を取得するように、トレイ情報取得部を制御する。
ここでは、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイの全ての識別情報を、仕分け運転を開始する前に取得する。
これにより、仕分け運転を開始するまでに、トレイ設置部に設置された全ての収納トレイが設定と合致しているか否かを確認することができる。
よって、仕分け運転が開始される前に、例えば、誤った位置に設置された収納トレイを入れ替えることで、誤った収納トレイに薬品が収納されることを防止することができる。
第10の発明に係る薬品仕分装置は、第8の発明に係る薬品仕分装置であって、制御部は、第1薬品情報取得部において薬品の種類情報を取得して第1搬送部が薬品を収納トレイへ搬送する際に、収納トレイの識別情報を取得するように、トレイ情報取得部を制御する。
ここでは、トレイ設置部に設置された収納トレイの識別情報を、薬品の種類情報が取得されて搬送されるごとに取得する。
これにより、仕分け運転が開始されて種類情報が取得された薬品が搬送される際に、その都度、搬送先となる収納トレイが予め設定された収納トレイであるか否かを判定することができる。
よって、実際に薬品が収納トレイに搬送される直前に適切な収納トレイであるか否かを判定することで、誤った収納トレイに薬品が収納されることを防止することができる。
第11の発明に係る薬品仕分装置は、第8の発明に係る薬品仕分装置であって、処方箋情報を取得する処方箋情報取得部と、処方箋情報に基づいて収納トレイから所望の薬品を取り出して所定の払出しトレイに搬送する第2搬送部と、をさらに備えている。制御部は、第2搬送部が収納トレイから処方箋情報に基づいて薬品を取り出して払出しトレイへ払い出しする際に、全ての収納トレイの識別情報を取得するように、トレイ情報取得部を制御する。
ここでは、収納トレイに仕分けして収納された薬品を、取得された処方箋情報に基づいて取り出して所定の払出しトレイへ払い出す際に、1または全ての収納トレイの識別情報を取得する。
これにより、一旦、仕分け運転によって収納トレイに収納された薬品を、処方箋情報に基づいて払出しトレイへ払い出す際に、1または全ての収納トレイの識別情報を取得することで、予め設定された収納トレイの収納位置になっているか否かを、払出し運転を開始する前に判定することができる。
この結果、適切な収納トレイではないと判定された場合には、例えば、エラー発生と判定して払出し運転を開始せず、使用者が正しい収納トレイに入れ替える等の対応を採ることができる。
第12の発明に係る薬品仕分装置は、第11の発明に係る薬品仕分装置であって、取得された識別情報と予め設定された収納位置と比較して一致しない場合に、第2搬送部によって搬送される薬品の種類情報を取得する第2薬品情報取得部を、さらに備えている。
ここでは、上述した払出し運転開始前に取得した収納トレイの識別情報に基づいて、実際の収納トレイの収納位置が予め設定された位置と一致しない場合には、誤った位置にセットされた収納トレイに収納された薬品を取り出して種類情報を取得する。
これにより、誤った位置に設置された収納トレイ内の薬品が、処方箋情報に基づいて払い出すべき薬品であるか否かを確認することができる。
そして、取得した種類情報に基づいて、払い出すべき薬品であると判定された場合には、そのまま払出しトレイへ搬送し、払い出すべき薬品ではないと判定された場合には、その薬品を廃棄する等の措置を講ずることができる。
第13の発明に係る薬品仕分装置は、第12の発明に係る薬品仕分装置であって、制御部は、第2薬品情報取得部において取得された情報が処方箋情報と一致しない場合には、薬品を廃棄するように、第2搬送部を制御する。
ここでは、誤った位置に配置された収納トレイ内に収納された薬品の種類情報を取得した結果、当該薬品が処方箋情報と一致しない場合には、その薬品は廃棄ボックス等へ搬送される。
これにより、処方箋情報と一致しない薬品が誤って払出しトレイへ払いされることを防止することができる。
第14の発明に係る薬品仕分装置は、第12の発明に係る薬品仕分装置であって、第2薬品情報取得部において取得された薬品情報と処方箋情報との不一致を示すラベルを作成するラベル作成部を、さらに備えている。制御部は、第2薬品情報取得部において取得された情報が処方箋情報と一致しない場合には、薬品を払出しトレイに搬送するとともに、ラベルを払出しトレイに排出するように、第2搬送部およびラベル作成部を制御する。
ここでは、誤った位置に配置された収納トレイ内に収納された薬品の種類情報を取得した結果、当該薬品が処方箋情報と一致しない場合には、処方箋情報との不一致を示すラベルを発行して、当該薬品とラベルとを払出しトレイへ搬送する。
これにより、処方箋情報とは一致しない薬品を払出しトレイへ払い出す場合には、処方箋情報との不一致を示すラベルを発行して払出しトレイへ搬送することで、使用者に不一致の情報を通知することができる。
第15の発明に係る薬品仕分装置は、第8から第14の発明のいずれか1つに係る薬品仕分装置であって、予め設定された収納位置に関する情報を保存する第2記憶部を、さらに備えている。
ここでは、装置内に設けられた第2記憶部に、予め設定されたトレイ設置部における収納トレイの位置情報を保存する。
これにより、収納トレイの識別情報を取得して、第2記憶部に保存された予め設定された収納トレイの収納位置と比較することで、収納トレイが誤って配置されているか否かを容易に判定することができる。
本発明に係る薬品仕分装置によれば、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することができる。
本発明の一実施形態に係る薬品仕分装置の外観を示す正面図。 図1の薬品仕分装置の扉を開けた状態を示す正面図。 (a)〜(d)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされる薬品の種類を示す図。 図3(a)〜図3(d)に示す返品された薬品が非整列に載置された返品薬トレイを示す斜視図。 図1の薬品仕分装置にセットされる5種類の収納トレイの内訳を示す図。 (a)〜(c)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされた薬品が収納される収納トレイの構成を示す斜視図、側面図、正面図。 (a)〜(c)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされた薬品が収納される収納トレイの構成を示す斜視図、側面図、正面図。 (a)〜(c)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされた薬品が収納される収納トレイの構成を示す斜視図、側面図、正面図。 (a)〜(c)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされた薬品が収納される収納トレイの構成を示す斜視図、側面図、正面図。 (a)〜(c)は、図1の薬品仕分装置によって仕分けされた薬品が収納される収納トレイの構成を示す斜視図、側面図、正面図。 図1の薬品仕分装置の構成を示す制御ブロック図。 図1の薬品仕分装置の内部構成を示す平面図。 図1の薬品仕分装置の内部構成を示す平面図。 図1の薬品仕分装置の内部構成を示す斜視図。 図1の薬品仕分装置において、返品薬トレイ内に載置された複数の薬品と、これらの薬品の画像情報を上方から取得するカメラとを示す斜視図。 図1の薬品仕分装置において、薬品をピッキングして所定の場所へ搬送するピッキング部等の構成を示す斜視図。 図1の薬品仕分装置において、薬品の種類等を判別する薬品確認部と、その上方に配置されており薬品確認部に載置された薬品の画像情報を取得するカメラとを示す斜視図。 図1の薬品仕分装置において、収納トレイ載置空間および返品薬仕分け空間における収納トレイの搬送機構およびピッキング部の位置を示す斜視図。 図11の制御ブロックに含まれる記憶部に保存される収納トレイに付されたバーコードから得られるトレイ番号とピッチとの対応関係のテーブルを示す図。 (a)および(b)は、収納トレイ載置空間に収納された複数の収納トレイの配置が変更された際に、記憶部に保存されたテーブルが最新情報に書き換えられることを示す図。 (a)および(b)は、ピッキング部によって吸着搬送される薬品が、バーコードが読み取られた収納トレイへ収納される際の流れを示す側面図および斜視図。 (a)および(b)は、ピッキング部によって吸着搬送される薬品が、バーコードが読み取られた収納トレイへ収納される際の流れを示す側面図および斜視図。 本発明の他の実施形態に係る薬品仕分装置の構成を示す制御ブロック図。 (a)および(b)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す斜視図および側面図。 (a)および(b)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す斜視図および側面図。 (a)および(b)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す斜視図および側面図。 (a)および(b)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す斜視図および側面図。 (a)〜(c)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す側面図。 (a)〜(d)は、図23の薬品仕分装置において、処方箋情報に基づいて、収納トレイに収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイへ払い出すまでの流れを示す側面図。 本発明のさらに他の実施形態に係る薬品仕分装置を含む薬品払出システムの構成を示す全体図。
(実施形態1)
本発明の一実施形態に係る薬品仕分装置について、図1〜図22(b)を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態において、薬品仕分装置10の正面とは、図1に示す正面を意味しており、背面とはその反対側の面を意味するものとする。
(薬品仕分装置10の外観構成)
本実施形態に係る薬品仕分装置10は、例えば、病院等に設置されており、患者ごとの処方箋情報に基づいて病室等へ搬出された薬品のうち、患者の容態の急変等によって返品された薬品Dを、所定の収納トレイT2へ仕分けして収納する。
具体的には、薬品仕分装置10は、図1に示すように、本体部10aと、本体部10aの正面に取り付けられた扉10b,10cと、モニタ50aと、を備えている。
本体部10aは、略直方体形状の筐体であって、正面に2つの扉10b,10cが開閉可能な状態で取り付けられている。
扉10bを開けると、図2に示すように、返品された複数の薬品Dが非整列の状態で載置された返品薬トレイT1が収納される返品薬トレイ収納空間S1が外部に露出する。そして、返品薬トレイ収納空間S1には、鉛直方向に沿って複数の返品薬トレイT1がセットされる返品薬トレイ設置部11が設けられている。そして、病室等から返品された薬品Dは、返品薬トレイT1に非整列に入れられた状態で、薬剤師等によって返品薬トレイ収納空間S1内の返品薬トレイ設置部11へ積み重ねるようにセットされる。
扉10cを開けると、図2に示すように、返品後に仕分けされた薬品Dを各種類ごとに収納する収納トレイT2が載置される収納トレイ載置空間S3が外部に露出する。そして、収納トレイ載置空間S3には、鉛直方向および水平方向に沿って幅等が異なる複数種類の収納トレイT2が設置される収納トレイ設置部(トレイ設置部)12が設けられている。そして、病室等から返品された薬品Dは、薬品仕分装置10内において種類等によって仕分けされ、自動的に、収納トレイ設置部12に設置された適切な収納トレイT2へ収納される。
収納トレイ設置部12には、鉛直方向および水平方向に複数種類の収納トレイT2が配列されており、薬剤師等の使用者は、本体部10aの正面の扉10cを開けて、収納トレイT2の着脱を行う。
モニタ50aは、本体部10aの正面における左上部に設けられており、各種設定の入力を受け付けるとともに、設定画面、エラー発生画面等の各種表示を行う。そして、モニタ50aは、薬品仕分装置10を制御する制御部50(図11参照)に接続されている。
(薬品Dの種類)
ここで、本実施形態の薬品仕分装置10において扱われる薬品Dは、図3(a)〜図3(d)に示すように、内包する薬剤、形状・大きさが異なる複数種類の薬品を含んでいる。具体的には、図3(a)に示すように、細長い外形で短いアンプル状の形状を有する薬品D1、図3(b)に示すように、細長い外形で長いアンプル状の形状を有する薬品D2、図3(c)に示すように、太いボトル状の形状を有する薬品D3、図3(d)に示すように、太く長いボトル状の形状を有する薬品D4等が含まれる。
なお、図3(a)〜図3(d)に示す薬品D1〜D4は、本実施形態の薬品仕分装置10において扱われる薬品Dの一例であって、実際には、さらに多くの形状、種類の薬品が扱われるものとする。
よって、本実施形態の薬品仕分装置10では、多種多様な形状、大きさを有する薬品D1〜D4等を仕分け処理して、各薬品D1〜D4に対応する適切な大きさ、幅を有する収納トレイT2へ収納するための制御を実施する。
また、各薬品D1〜D4の外周面には、それぞれの薬品D1〜D4に内包された薬剤の種類等の種類情報が記録されたバーコード(種類情報)B1が付されている。
なお、バーコードB1に記録された種類情報は、薬品仕分装置10に搭載された第1薬品確認部30のバーコードリーダ(第1薬品情報取得部)31によって読み取られる。
さらに、返品された薬品Dは、図4に示すように、返品薬専用の返品薬トレイT1に非整列の状態で載置され、そのまま薬品仕分装置10内の返品薬トレイ設置部11にセットされる。
(収納トレイT2の種類)
本実施形態の薬品仕分装置10では、上述した多種多様な薬品Dを種類ごとに仕分けして、各薬品Dに対応する複数種類の収納トレイT2の中から適切な収納トレイT2を選択して収納する。
本実施形態では、図5に示すように、トレイ番号1〜5が付され、薬品Dを保持する凹部T2z(図7(a)等参照)のピッチ、幅、薬品Dの入り数等が異なる5種類の収納トレイT2が用いられている。なお、図5に示す5種類の収納トレイT2のトレイ番号、凹部T2zのピッチ、幅等の識別情報は、後述する記憶部51に予め保存されている。
トレイ番号1の収納トレイT2a(図6参照)は、図5に示すように、幅S(スモール)サイズ、凹部T2zのピッチ21mm、薬品Dの入り数10個、薬品仕分装置10にセットされている全トレイ数15個、全収納薬品数150個のトレイである。よって、収納トレイT2aには、アンプルバイアル等の細く短い薬品Dが収納される。
具体的には、収納トレイT2aは、図6(a)〜図6(c)に示すように、長手方向における第1端部にバーコード(識別情報)B2、その反対側の第2端部に取っ手Nがそれぞれ設けられている。また、収納トレイT2aの薬品Dが収納される内部には、複数の凹凸(凹部T2z)が形成されている。
バーコードB2は、収納トレイT2aの種類(ピッチ、幅等)に関する識別情報が記録されており、後述するバーコードリーダ25によってその識別情報が読み取られて取得される。
収納トレイT2aの底面に形成された複数の凹凸を形成する凹部T2zは、各薬品Dの形状・大きさに合わせて形成されており、一定のピッチで設けられている。そして、凹部T2zは、窪みの部分において、収納トレイT2aに搬送されてきた薬品Dを保持する。
トレイ番号2の収納トレイT2b(図7参照)は、図5に示すように、幅S(スモール)サイズ、凹部T2zのピッチ38mm、薬品Dの入り数5個、薬品仕分装置10にセットされている全トレイ数15個、全収納薬品数75個のトレイである。よって、収納トレイT2bには、細く、長さが中程度の薬品Dが収納される。
具体的には、収納トレイT2bは、図7(a)〜図7(c)に示すように、長手方向における第1端部にバーコード(識別情報)B2、その反対側の第2端部に取っ手Nがそれぞれ設けられている。また、収納トレイT2bの薬品Dが収納される内部には、複数の凹凸(凹部T2z)が形成されている。
バーコードB2は、収納トレイT2bの種類(ピッチ、幅等)に関する識別情報が記録されており、後述するバーコードリーダ25によってその識別情報が読み取られて取得される。
収納トレイT2bの底面に形成された複数の凹凸を形成する凹部T2zは、各薬品Dの形状・大きさに合わせて形成されており、一定のピッチで設けられている。そして、凹部T2zは、窪みの部分において、収納トレイT2bに搬送されてきた薬品Dを保持する。
トレイ番号3の収納トレイT2c(図8参照)は、図5に示すように、幅M(ミディアム)サイズ、凹部T2zのピッチ21mm、薬品Dの入り数10個、薬品仕分装置10にセットされている全トレイ数10個、全収納薬品数100個のトレイである。よって、収納トレイT2cには、プラボトル等の太く、短い薬品Dが収納される。
具体的には、収納トレイT2cは、図8(a)〜図8(c)に示すように、長手方向における第1端部にバーコード(識別情報)B2、その反対側の第2端部に取っ手Nがそれぞれ設けられている。また、収納トレイT2cの薬品Dが収納される内部には、複数の凹凸(凹部T2z)が形成されている。
バーコードB2は、収納トレイT2cの種類(ピッチ、幅等)に関する識別情報が記録されており、後述するバーコードリーダ25によってその識別情報が読み取られて取得される。
収納トレイT2cの底面に形成された複数の凹凸を形成する凹部T2zは、各薬品Dの形状・大きさに合わせて形成されており、一定のピッチで設けられている。そして、凹部T2zは、窪みの部分において、収納トレイT2cに搬送されてきた薬品Dを保持する。
トレイ番号4の収納トレイT2d(図9参照)は、図5に示すように、幅M(ミディアム)サイズ、凹部T2zのピッチ38mm、薬品Dの入り数5個、薬品仕分装置10にセットされている全トレイ数10個、全収納薬品数50個のトレイである。よって、収納トレイT2dには、太く、長さは中程度の薬品Dが収納される。
具体的には、収納トレイT2dは、図9(a)〜図9(c)に示すように、長手方向における第1端部にバーコード(識別情報)B2、その反対側の第2端部に取っ手Nがそれぞれ設けられている。また、収納トレイT2dの薬品Dが収納される内部には、複数の凹凸(凹部T2z)が形成されている。
バーコードB2は、収納トレイT2dの種類(ピッチ、幅等)に関する識別情報が記録されており、後述するバーコードリーダ25によってその識別情報が読み取られて取得される。
収納トレイT2dの底面に形成された複数の凹凸を形成する凹部T2zは、各薬品Dの形状・大きさに合わせて形成されており、一定のピッチで設けられている。そして、凹部T2zは、窪みの部分において、収納トレイT2dに搬送されてきた薬品Dを保持する。
トレイ番号5の収納トレイT2e(図10参照)は、図5に示すように、幅L(ラージ)サイズ、凹部T2zのピッチ38mm、薬品Dの入り数5個、薬品仕分装置10にセットされている全トレイ数6個、全収納薬品数30個のトレイである。よって、収納トレイT2eには、大型のプラボトル等の最も太くて長い薬品Dが収納される。
具体的には、収納トレイT2eは、図10(a)〜図10(c)に示すように、長手方向における第1端部にバーコード(識別情報)B2、その反対側の第2端部に取っ手Nがそれぞれ設けられている。また、収納トレイT2eの薬品Dが収納される内部には、複数の凹凸(凹部T2z)が形成されている。
バーコードB2は、収納トレイT2eの種類(ピッチ、幅等)に関する識別情報が記録されており、後述するバーコードリーダ25によってその識別情報が読み取られて取得される。
収納トレイT2eの底面に形成された複数の凹凸を形成する凹部T2zは、各薬品Dの形状・大きさに合わせて形成されており、一定のピッチで設けられている。そして、凹部T2zは、窪みの部分において、収納トレイT2eに搬送されてきた薬品Dを保持する。
なお、上述した5種類の収納トレイT2a〜T2eは、図6(a)〜図10(c)に示すように、外観上、S,M,Lという3種類の幅と、共通の高さ、奥行きを有している。
(薬品仕分装置10の内部の構成)
本実施形態の薬品仕分装置10は、制御部50を中心にして、図11に示す制御ブロックを構成する。
制御部50は、薬品仕分装置10の内部に設けられており、図11に示すように、モニタ50a、返品薬トレイ搬送部13、カメラC1,C2、ピッキング部(第1搬送部)20、第1薬品確認部30、バーコードリーダ25,31、収納トレイ搬送部14、第2薬品確認部40、記憶部51と接続されている。
返品薬トレイ搬送部13は、上述した本体部10aに取り付けられた扉10bを開けて返品薬トレイ設置部11にセットされた返品薬トレイT1を、所定の方向へ搬送する。
具体的には、返品薬トレイ搬送部13は、図12に示すように、本体部10a内における正面側に配置された返品薬トレイ収納空間S1から、背面側に配置されたピッキング空間S2へと、返品薬トレイT1を搬送する。
すなわち、本実施形態の薬品仕分装置10では、仕分運転が開始されると、図12に示すように、返品薬トレイ搬送部13が返品された複数の薬品Dが非整列の状態で載置された返品薬トレイT1を、返品薬トレイ収納空間S1から所定のピッキング空間S2側へと搬送する。
収納トレイ搬送部14は、上述した本体部10aに取り付けられた扉10cを開けて収納トレイ設置部12にセットされた複数の収納トレイT2を、所定の方向へ搬送する。
具体的には、収納トレイ搬送部14は、図12および図13に示すように、本体部10a内における正面側に配置された収納トレイ載置空間S3から、背面側に配置された返品薬仕分け空間S4へと、収納トレイT2を搬送する。
すなわち、本実施形態の薬品仕分装置10では、仕分運転が開始されると、図12に示すように、収納トレイ搬送部14が、ピッキング部20によって吸着搬送される薬品Dを収納する適切な収納トレイT2を、収納トレイ載置空間S3から返品薬仕分け空間S4側へと搬送する。
なお、本実施形態の薬品仕分装置10では、収納トレイ搬送部14は、鉛直方向に沿って配置された各段の収納トレイT2のうち、所望の段の高さに移動して、所望の収納トレイT2を返品薬仕分け空間S4へと搬送する。
カメラC1は、図15に示すように、ピッキング空間S2に搬送された返品薬トレイT1の上方に設けられている。そして、カメラC1は、ピッキング空間S2に搬送されてきた返品薬トレイT1に載置された複数の薬品Dを含む画像を取得する。
これにより、制御部50は、カメラC1において取得した画像情報を用いて、返品薬トレイT1内に非整列の状態で載置された複数の薬品Dの中の1つをピッキングする位置を特定する。
カメラC2は、図17に示すように、第1薬品確認部30の上方に配置されている。そして、カメラC2は、薬品Dに付されたバーコードB1を含むラベル部分の画像を取得する。
これにより、制御部50は、カメラC2において取得した画像情報を用いて、ラベルの文字情報を読み取って、第1薬品確認部30に載置された薬品Dの使用期限を確認する。
ピッキング部20は、返品薬トレイT1内に非整列の状態で載置された複数の返品された薬品Dを先端部で吸着して、所定の方向へ搬送するために、3次元方向に移動可能な状態で本体部10aの内部に設けられている。
具体的には、ピッキング部20は、仕分運転が開始されると、返品薬トレイT1から第1薬品確認部30へ、第1薬品確認部30から待機台35、待機台35から収納トレイT2へと、薬品Dを吸着して搬送する。
そして、ピッキング部20は、このような3次元方向における薬品Dの搬送が可能になるように、図16に示すように、縦支柱21a、ベルト21b、モータ21c、横支柱22a、ベルト22b、モータ22c、横支柱23a等を有している。
例えば、ピッキング部20は、Z方向(鉛直方向)に沿って配置された2本の縦支柱21a,21aの間に、Z方向に沿って設けられたベルト21bを、モータ21cによって回転させる。これにより、ピッキング部20は、Z方向(鉛直方向)における移動が可能となり、例えば、薬品Dの吸着動作や各トレイへ薬品Dを置く動作等を行うことができる。
また、ピッキング部20は、X方向(水平方向)(本体部10aの幅方向)に沿って配置された横支柱22aに沿って設けられたベルト22bを、モータ22cによって回転させる。これにより、ピッキング部20は、X方向(水平方向)における移動が可能となり、例えば、薬品Dを本体部10aの幅方向へ搬送する動作等を行うことができる。
同様に、ピッキング部20は、Y方向(水平方向)(本体部10aの奥行き方向)に沿って配置された横支柱23aに沿って設けられたベルト(図示を省略)を、モータ(図示を省略)によって回転させる。これにより、ピッキング部20は、Y方向(水平方向)における移動が可能となり、例えば、薬品Dを本体部10aの奥行き方向へ搬送する動作等を行うことができる。
バーコードリーダ(トレイ情報取得部)25は、図18、図21(a)および図21(b)等に示すように、ピッキング部20の近傍に配置されており、ピッキング部20と一体化して3次元方向に移動する。そして、バーコードリーダ25は、ピッキング部20によって吸着搬送される薬品Dを収納トレイT2へ収納する前に、収納トレイT2に付されたバーコードB2を読み取って収納トレイT2の識別情報を取得する。
第1薬品確認部30は、図12および図13に示すように、本体部10aの内部に形成されるピッキング空間S2と返品薬仕分け空間S4との間に配置されている。そして、第1薬品確認部30は、ピッキング空間S2においてピッキング部20によって吸着保持された返品された薬品Dの種類等を確認する。
具体的には、第1薬品確認部30は、図17に示すように、バーコードリーダ31、保持板32、ローラ33、モータ33aを有している。第1薬品確認部30は、薬品Dの使用期限を確認するために設置されたカメラC2の下方に配置されており、互いに近接配置された保持板32とローラ33とで形成された凹部に薬品Dを保持する。そして、第1薬品確認部30は、薬品Dを保持したまま、モータ33aによってローラ33を回転させることで薬品Dを回転させて、後述するバーコードリーダ31によって、薬品Dに付されたバーコードB1の種類情報を読み取って取得する。
バーコードリーダ(第1薬品情報取得部)31は、図17に示すように、保持板32とローラ33とで形成された凹部に保持された薬品Dの斜め上方に配置されている。そして、バーコードリーダ31は、モータ33aによって回転駆動されるローラ33によって回転する薬品Dに付されたバーコードB1を読み取って、薬品Dの種類(薬剤の種類等)に関する種類情報を取得する。
第2薬品確認部40は、図13および図14に示すように、本体部10a内における返品薬仕分け空間S4の下方に、支持部40aを介して配置されている。そして、第2薬品確認部40は、収納トレイT2内からピッキング部20によって取り出されて払出しトレイT3へ吸着搬送される薬品Dの種類等を確認する。
なお、第2薬品確認部40は、薬品仕分装置10を薬品払出システム100に組み込んで使用する(以下の他の実施形態(A)、図30参照)場合に必要な構成であって、薬品仕分装置10を単体で使用される場合には搭載されない。
記憶部51は、上述した各構成を駆動制御するための制御プログラムが保存されている。そして、記憶部51は、収納トレイT2に付されたバーコードB2から取得される識別情報として、図5に示すように、トレイ番号、トレイ幅、ピッチ、1つのトレイへの薬品の入り数、装置内に収納される最大トレイ数、最大収納薬品数の関係を示すテーブルを保存している。さらに、記憶部51は、例えば、収納トレイT2の識別情報として各収納トレイT2に付されたバーコードB2に対応する情報が保存される。
具体的には、バーコードB2が、例えば、4桁であった場合には、図19に示すように、前半の2桁がトレイ番号、後半の2桁が凹部のピッチ(間隔)を示すテーブルが記憶部51に保存される。
これにより、制御部50は、バーコードリーダ25によって収納トレイT2に付されたバーコードB2を読み取って取得された識別情報として、その収納トレイT2のトレイ番号と凹部T2zのピッチとに関する情報を得ることができる。また、制御部50は、バーコードリーダ25によって取得された識別情報から、その収納トレイT2のトレイ番号を認識することができるため、記憶部51に保存された図5に示すテーブルを参照して、各収納トレイT2に関する他の識別情報(薬品Dの入り数等)をさらに認識することができる。
なお、図5に示すテーブルが記憶部51に保存されている場合には、バーコードB2から得られる識別情報は、例えば、トレイ番号のみであってもよい。この場合でも、バーコードB2を読み取ってトレイ番号を取得することで、図5のテーブルを参照すれば、そのトレイ番号に対応する収納トレイT2の識別情報(ピッチ等)を容易に認識することができる。
さらに、記憶部51は、収納トレイ載置空間S3に収納された複数の収納トレイT2の位置と、トレイ番号とを関連付けて保存している。
具体的には、記憶部51は、収納トレイ載置空間S3における初期設定の配置として、図20(a)に示すように、トレイ番号とその位置との対応関係を示すテーブルを保存している。
ここで、薬剤師等の使用者が、例えば、図20(a)に示すAとBの位置、すなわち、トレイ番号1と3の位置を入れ替えたとすると、制御部50は、収納トレイT2が初期位置から入れ替えられたことを検知して、入れ替えられた収納トレイT2のバーコードB2を読み取るように、バーコードリーダ25を制御する。そして、制御部50は、バーコードリーダ25によって、入れ替えられた収納トレイT2に付されたバーコードB2を読み取られた識別情報を取得して、記憶部51に保存されているテーブルを、図20(a)から図20(b)に書き換える。
これにより、このようなテーブルの書き換えを繰り返し実施することで、記憶部51には、収納トレイ載置空間S3に載置された複数の収納トレイT2の配置の最新情報が保存される。
なお、制御部50は、上述したように、使用者による収納トレイT2の入れ替えを検知して上記テーブルの書き換えを実施してもよいし、所定のタイミングで、収納トレイ載置空間S3に載置された複数の収納トレイT2の配置の最新情報を取得して書き換えを行ってもよい。
<薬品Dを収納トレイT2へ収納するまでの流れ>
本実施形態の薬品仕分装置10では、上述した各構成を備え、返品された薬品Dを、薬品Dの形状や大きさに対応する適切な収納トレイT2へ仕分けして収納する。
具体的には、制御部50は、まず、返品薬トレイ搬送部13を制御して、図12等に示すように、1つの返品薬トレイT1を、返品薬トレイ収納空間S1からピッキング空間S2へ搬送する。
次に、制御部50は、図4に示す返品薬トレイT1内に非整列の状態で載置された複数の薬品Dの中から、仕分けして収納トレイT2へ収納する薬品Dを選択する。このとき、制御部50は、図15に示すカメラC1によって取得された画像情報に基づいて、薬品Dをピッキングする位置を設定する。
次に、制御部50は、ピッキング部20を制御して、返品薬トレイT1内から所望の薬品Dを吸着し、第1薬品確認部30へ搬送する。
次に、制御部50は、第1薬品確認部30に載置された薬品Dの種類(薬剤等)を確認するために、図17に示すように、モータ33aによってローラ33を回転駆動して薬品Dを回転させ、バーコードリーダ31によって薬品Dに付されたバーコードB1を読み取る。これにより、薬品Dの種類情報を得ることができる。
このとき、制御部50は、図17に示すように、第1薬品確認部30の上方に載置されたカメラC2を制御して、薬品Dの画像情報を取得する。これにより、薬品Dの外周面にバーコードB1とともに付された薬品Dの使用期限に関する情報を得ることができる。
次に、制御部50は、ピッキング部20を制御して、第1薬品確認部30に載置された薬品Dを吸着して、第1薬品確認部30に隣接配置された待機台35の凹部35aへ搬送する。
次に、制御部50は、ピッキング部20を制御して、待機台35の凹部35aに載置された薬品Dを吸着し、返品薬仕分け空間S4の上方へ搬送する。
次に、制御部50は、収納トレイ搬送部14を制御して、種類情報が取得された薬品Dを収納するための収納トレイT2を含む段を、収納トレイ載置空間S3から返品薬仕分け空間S4へ搬送する。
次に、制御部50は、図21(a)および図21(b)に示すように、薬品Dを吸着したピッキング部20を収納トレイT2の手前まで移動させ、ピッキング部20とともに移動するバーコードリーダ25を用いて、収納先となる収納トレイT2のバーコードB2を読み取る。
このとき、制御部50では、バーコードB2から得られたトレイ番号、凹部T2zの数またはピッチ等を含む識別情報を参照して、ピッキング部20に吸着搬送されている薬品Dを収納するために、その収納トレイT2の凹部T2zのピッチ、幅等が適切であるか否かを判定する。
ここで、適切な収納トレイT2と判定された場合には、制御部50は、ピッキング部20を制御して、図22(a)および図22(b)に示すように、適切と判定された収納トレイT2内の所定の凹部T2zに、吸着搬送されている薬品Dを載置する。
一方、適切な収納トレイT2ではないと判定された場合には、薬品Dの太さ、長さに対して、バーコードB2から得られた識別情報から認識される収納トレイT2の凹部T2zあるいは幅が合っていないことが考えられる。
よって、制御部50は、ピッキング部20を制御して、吸着搬送中の薬品Dに対して適切な収納トレイT2が見つかるまで、別の収納トレイT2のバーコードB2を読み取る工程を繰り返し実施する。
これにより、ピッキング部20によって搬送される薬品Dを、取得された収納トレイT2の識別情報に基づいて、その収納トレイT2が適切な収納先であるか否かを確認した上で、収納トレイT2に収納することができる。
よって、例えば、使用者が複数種類の収納トレイT2を任意の位置に設置していた場合でも、ピッキング部20によって搬送される薬品Dに対応する収納トレイT2であることが確認してから、薬品Dを収納することができる。
この結果、収納トレイ設置部12に設置された複数の収納トレイT2に対して、各収納トレイT2に対応する薬品Dを適切に収納することができる。
(実施形態2)
本発明の他の実施形態に係る薬品仕分装置について、説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態では、収納トレイ設置部12内における収納トレイT2の設置間違いを、予め設定された位置情報と比較して検出する点で、薬品Dの種類情報と収納トレイT2の識別情報とを用いて、適切な収納トレイT2であるか否かを判定する上実施形態1とは異なっている。
すなわち、本実施形態に係る薬品仕分装置10は、上記実施形態1と同様の構成を備えており、記憶部51に、収納トレイ設置部12に設置された収納トレイT2の配置に関する設定情報を保存している。
このため、本実施形態の薬品仕分装置10では、記憶部51が、例えば、図20(a)に示すように、複数種類の収納トレイT2のトレイ番号と収納トレイ設置部12内における収納位置とを関連付けて保存している。
これにより、制御部50は、返品された薬品Dの仕分け運転を開始する前、例えば、電源投入時のタイミングで、バーコードリーダ25を用いて、収納トレイ設置部12に設置された全ての収納トレイT2のバーコードB2を読み取る。そして、制御部50は、バーコードB2を読み取って得られる識別情報と、記憶部51に保存された設定情報とを比較して、使用者が誤った位置に設定とは異なる収納トレイT2をセットしていないか確認する。
よって、返品されて仕分けされる薬品Dが、不適切な収納トレイT2に収納されることを防止するとともに、例えば、モニタ50aに文字情報を表示して、薬剤師等の使用者に対して収納トレイT2を適切な位置に配置するように促すことができる。
この結果、収納トレイ設置部12に設置された複数の収納トレイT2に対して、各収納トレイT2に対応する薬品Dを適切に収納することができる。
また、仕分け運転を開始する前に、収納トレイ設置部12に設置された全ての収納トレイT2のバーコードB2を読み取ることで、仕分け運転を開始するまでに、収納トレイ設置部12に設置された全ての収納トレイT2が設定と合致しているか否かを確認することができる。
よって、仕分け運転が開始される前に、例えば、誤った位置に設置された収納トレイT2を入れ替えることで、誤った収納トレイT2に薬品が収納されることを防止することができる。
なお、収納トレイ設置部12に設置された収納トレイT2のバーコードB2を読み取るタイミングとしては、電源投入時等の仕分け運転の開始前以外に、薬品Dの種類情報が取得されてピッキング部20によって搬送されるごとに取得してもよい。
この場合には、仕分け運転が開始され種類情報が取得された薬品Dが搬送されるたびに、その都度、搬送先となる収納トレイT2が予め設定された収納トレイT2であるか否かを個々に判定することができる。
よって、実際に薬品Dが収納トレイT2に搬送される直前に、記憶部51に保存された設定と比較して、適切な収納トレイT2であるか否かを判定することで、誤った収納トレイT2に薬品が収納されることを防止することができる。
また、収納トレイ設置部12内の全ての収納トレイT2のバーコードB2を読み取る必要がなく、収納先の候補となっている1つの収納トレイT2のバーコードB2だけを読み取るだけでよいため、処理が簡素化されて仕分け運転を効率化することができる。
(実施形態3)
本発明のさらに他の実施形態に係る薬品仕分装置について、図23〜図29(d)を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態に係る薬品仕分装置は、上記実施形態1の薬品仕分装置10の構成に加えて、図23に示すように、処方箋情報取得部60とラベル作成部61とが追加されている点で、上記実施形態1の構成とは異なっている。また、本実施形態では、処方箋情報に基づいて収納トレイT2に収納された薬品Dを取り出して払出しトレイT3(図28(a)等参照)に払い出す際に、収納トレイT2のバーコードB2が読み取られる点で、返品された薬品Dの仕分け運転時に収納トレイT2のバーコードB2が読み取られる上記実施形態2とは異なっている。
なお、その他の構成については、実施形態1の構成と同様であるから、本実施形態ではそれらの構成には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態の薬品仕分装置は、図23に示す制御ブロックを構成する。
制御部50は、薬品仕分装置の内部に設けられており、図23に示すように、制御部50を中心にして、モニタ50a、返品薬トレイ搬送部13、カメラC1,C2、ピッキング部(第1搬送部、第2搬送部)20、第1薬品確認部30、バーコードリーダ25,31、収納トレイ搬送部14、第2薬品確認部40、記憶部51、処方箋情報取得部60、およびラベル作成部61と接続されている。
ピッキング部20は、上記実施形態で説明したように、仕分運転が開始されると、返品薬トレイT1から第1薬品確認部30へ、第1薬品確認部30から待機台35、待機台35から収納トレイT2へと、薬品Dを吸着して搬送する。
さらに、本実施形態の薬品仕分装置では、ピッキング部20は、処方箋情報取得部60において取得された処方箋情報に基づいて、収納トレイT2内から所望の薬品Dを吸着して取り出し、第2薬品確認部40へ搬送する。そして、第2薬品確認部40において薬品DのバーコードB1が読み取られた後、薬品Dは、第2薬品確認部40によって払出しトレイT3(図28(a)等参照)内へ払い出される。
処方箋情報取得部60は、病院等に設置されたサーバ等から、患者ごとの処方箋情報を取得する。これにより、制御部50は、収納トレイT2に収納された薬品Dの中から、処方箋情報に基づいて必要な薬品Dを取り出すように、ピッキング部20を制御する。
ラベル作成部61は、バーコードリーダ25を用いて取得された種類情報と処方箋情報との不一致を示すラベルを作成して出力する。
制御部50は、バーコードリーダ25において取得された薬品Dの種類情報が、処方箋情報取得部60において取得された処方箋情報と一致しない場合には、誤った薬品Dを払出しトレイT3に払い出すとともに、ラベル作成部61において作成された不一致を示すラベルを払出しトレイT3に排出させる。
具体的には、制御部50は、処方箋情報取得部60において取得された処方箋情報に基づいて、収納トレイ設置部12に収納された複数の収納トレイT2の中から処方箋情報に含まれる薬品Dが収納された収納トレイT2を選択し、必要な薬品Dを吸着して取り出すようにピッキング部20を制御する。
すなわち、制御部50は、図24(a)および図24(b)に示すように、返品薬仕分け空間S4に引き出され、処方箋情報に基づいて必要な薬品Dを収納していると認識されている収納トレイT2の近傍まで、ピッキング部20と一体化して駆動されるバーコードリーダ25を移動させる。そして、バーコードリーダ25は、収納トレイT2のバーコードB2を読み取って制御部50へ送信する。
ここで、バーコードB2を読み取って得られた収納トレイT2の識別情報と、記憶部51に予め保存された収納トレイT2の設定位置の情報とが一致するか否かを比較して、収納トレイT2が誤った位置にセットされていないかを確認する。
具体的には、制御部50は、例えば、図20(a)に示すように、複数種類の収納トレイT2のトレイ番号と収納トレイ設置部12内における収納位置とを関連付けて保存している記憶部51内の情報を用いて、収納トレイT2の識別情報との設定位置の情報とが一致するか否かを確認する。
ここで、収納トレイT2が記憶部51に保存された設定情報とは異なる位置に設置されていることが分かった場合には、制御部50は、モニタ50aに収納トレイT2を設定通り入れ替えるように促す表示をさせてもよい。あるいは、制御部50は、後述する第2薬品確認部40において薬品Dの種類を確認してから、誤った薬品Dが払出しトレイT3に払い出されないように制御してもよい。
次に、制御部50は、図25(a)および図25(b)に示すように、ピッキング部20を所望の薬品Dの直上まで移動させて吸着し、収納トレイT2から薬品Dを取り出す。
次に、制御部50は、収納トレイ搬送部14を制御して、図26(a)および図26(b)に示すように、薬品Dが取り出された収納トレイT2を、返品薬仕分け空間S4から収納トレイ載置空間S3へ移動させる。
次に、制御部50は、ピッキング部20を制御して、図27(a)および図27(b)に示すように、収納トレイT2が返品薬仕分け空間S4から収納トレイ載置空間S3へ移動すると上方空間が開放される第2薬品確認部40へ、吸着した薬品Dを搬送する。
より詳細には、制御部50は、ピッキング部20を制御して、第2薬品確認部40の保持板42とローラ43との間に形成される凹部へ薬品Dを載置する。
ここで、第2薬品確認部40では、モータ43aによってローラ43を回転駆動することで、薬品Dを回転させ、バーコードリーダ25によって薬品DのバーコードB1を読み取り、薬品Dの種類情報を取得する。
次に、第2薬品確認部40に載置された薬品Dが払出しトレイT3へ払い出される流れについて説明する。
すなわち、制御部50は、図28(a)および図28(b)に示すように、第2薬品確認部40において、保持板42とローラ43との間に形成される凹部に載置された状態から、保持板42とローラ43とを回転させて、薬品Dを落下させる。
なお、払出しトレイT3の薬品載置空間は、図28(a)等に示すように、2枚の仕切り板T3aによって3区画に分割されている。これにより、例えば、朝、昼、晩用に処方された薬品Dを1つの払出しトレイT3へ分類した状態で払い出すことができる。
次に、制御部50は、図28(c)に示すように、落下した薬品Dは薬品受けトレイ44において保持される。
次に、制御部50は、図29(a)に示すように、直下に配置された払出しトレイT3に近づけるように、第2薬品確認部40を降下させる。そして、制御部50は、モータ44aによって薬品受けトレイ44を回動させる。
次に、制御部50は、図29(b)に示すように、薬品受けトレイ44を約70度程度回動させて、薬品Dを払出しトレイT3上へ払い出す。
このとき、薬品受けトレイ44の端部は、払出しトレイT3の載置面と接しているため、薬品Dに衝撃を与えることなく払出しトレイT3へ払い出すことができる。
次に、制御部50は、図29(c)に示すように、第2薬品確認部40を上昇させながら、薬品受けトレイ44を約90度程度まで回動させる。
次に、制御部50は、図29(d)に示すように、第2薬品確認部40をさらに上昇させながら、薬品受けトレイ44を約110度程度まで回動させる。
本実施形態の薬品仕分装置では、以上のように、処方箋情報に基づいて、収納トレイT2に収納された薬品Dを取り出して、払出しトレイT3へ払い出す際に、収納トレイT2のバーコードB2を読み取って、収納トレイT2が設定とは異なる位置にセットされているか否かを確認する。
ここで、収納トレイT2が誤った位置にセットされていると判定された場合には、モニタ50aにエラー表示する等、使用者に報知して、収納トレイT2を設定通りの正しい位置にセットするように促すことができる。
あるいは、収納トレイT2から第2薬品確認部40へ搬送された薬品DのバーコードB1を読み取って、取り出される薬品Dが処方箋情報と一致しているか否かを確認する。
そして、処方箋情報と一致する薬品Dであった場合には、そのまま薬品Dを払出しトレイT3へ払い出す。
一方、処方箋情報と一致しない薬品Dである場合には、薬品Dを払出しトレイT3へそのまま払い出すとともに、ラベル作成部61において作成されたラベルを払出しトレイT3へ排出する。
これにより、払出しトレイT3に処方箋とは異なる薬品Dが払い出された場合でも、薬剤師、看護師等の使用者は、不一致を示すラベルを確認することで、処方箋情報とは異なる薬品Dが払出しトレイT3にあることを容易に認識することができる。
なお、処方箋情報と一致しない薬品Dである場合には、その薬品Dをピッキング部20によって吸着して、所定の廃棄ボックス等へ廃棄してもよい。
これにより、払出しトレイT3内に、処方箋情報とは異なる薬品Dが払い出されて病室等へ持っていかれることを防止することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、返品された薬品Dを返品薬トレイT1から1つずつ取り出して、適切な収納トレイT2へ収納する薬品仕分装置10単体を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図30に示すように、処方箋情報に基づいて払出しトレイT3へ所望の薬品Dを払い出す薬品払出装置に、本発明の薬品仕分装置10の機能を追加した薬品払出システム100として構成してもよい。
薬品払出システム100は、図30に示すように、トレイ供給装置101、プラボトル払出装置102、返品薬仕分装置(薬品仕分装置10に相当)103、アンプルバイアル払出装置104、ラベル注射箋投入装置105、およびトレイ収納移載装置106を備えている。
トレイ供給装置101は、図30に示すように、薬品払出システム100の最上流側(図30中の左端)に配置されている。そして、トレイ供給装置101は、払出しトレイT3が積み重ねた状態でセットされており、下流側へ空の払出しトレイT3を供給する。
プラボトル払出装置102は、プラボトル状の薬品Dを保管しており、図30に示すように、トレイ供給装置101の下流側に配置されている。そして、プラボトル払出装置102は、トレイ供給装置101から搬送されてくる払出しトレイT3に対して、処方箋情報に含まれるプラボトル(薬品D)を払い出す。
返品薬仕分装置103は、上述した薬品仕分装置10に相当する返品された複数種類の薬品Dを自動的に仕分けする装置であって、図30に示すように、プラボトル払出装置102の下流側に配置されている。そして、返品薬仕分装置103は、返品薬仕分装置103内において仕分け処理されて収納トレイT2に収納された返品薬を、処方箋情報に基づいて取り出して、払出しトレイT3に対して払い出す。
これにより、返品された薬品Dは、薬剤の有効期限等が確認された後、再度、患者へ投与される薬品として払出しトレイT3へ払い出されることで、再利用される。
なお、返品薬仕分装置103は、プラボトル払出装置102の上流側に配置されていてもよい。
ただし、一般的に、プラボトル状の薬品Dは大きく重いものが多いため、薬品仕分装置10から払い出されたアンプル状の薬品D等を破損させるリスクを考慮すれば、プロボトルを最初に払出しトレイT3に払い出しておくことが望ましい。よって、薬剤仕分装置10は、図1に示す位置に配置されていることが好ましい。
アンプルバイアル払出装置104は、アンプル状の薬品Dを保管しており、図30に示すように、返品薬仕分装置103の下流側に配置されている。そして、アンプルバイアル払出装置104は、上流側から搬送されてくる払出しトレイT3に対して、処方箋情報に含まれるアンプルバイアル(薬品D)を払い出す。
ラベル注射箋投入装置105は、患者名、処方箋情報等を所定のラベルに印刷する装置であって、図30に示すように、アンプルバイアル払出装置104の下流側に配置されている。そして、ラベル注射箋投入装置105は、処方箋情報に基づいて、処方箋情報等が印刷されたラベルを作成して、上流側から搬送されてくる払出しトレイT3に投入する。これにより、薬剤師等は、払出しトレイT3に投入されたラベルを確認して、払出しトレイT3に払い出された薬品Dが適切であるか否かを容易に確認することができる。
トレイ収納移載装置106は、図30に示すように、ラベル注射箋投入装置105の下流側であって、薬品払出システム100の最下流側(図1中の右端)に配置されている。そして、トレイ収納移載装置106は、処方箋情報に基づいて払い出された薬品Dとラベルとを含む払出しトレイT3を収納しており、薬剤師等によって必要な払出しトレイT3が取り出される。
薬品払出システム100は、以上の構成により、払出しトレイT3に対して、処方箋情報に基づいて適切な薬品Dを払い出すとともに、返品薬仕分装置103によって自動的に仕分された返品薬を再利用することができる。
(B)
上記実施形態では、収納トレイT2に付された識別情報(バーコードB2)を読み取って取得するトレイ情報取得部として、バーコードリーダ25を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、収納トレイにバーコードの代わりにICタグが付されている構成では、バーコードリーダの代わりに、ICタグと通信可能な装置等を用いてもよい。
さらに、バーコードリーダの代わりに、薬品の形状や大きさを判別するための画像情報を取得するカメラを用いてもよい。
(C)
上記実施形態では、複数の収納トレイT2が設置された収納トレイ設置部12に対して、単一のバーコードリーダ25を用いてバーコードを読み取る構成を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、トレイ設置部の近傍に、バーコードリーダ等のトレイ情報取得部を複数配置してもよい。
(D)
上記実施形態では、返品薬の仕分けを行う薬品仕分装置10を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明の薬品仕分装置によって収納トレイに仕分けされる薬品は、返品薬に限定されるものではない。
(E)
上記実施形態では、収納トレイ設置部12における収納トレイT2の設定位置に関する情報を保存する記憶部51を備えた薬品仕分装置10を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、収納トレイの設定位置に関する情報が、外部のサーバやクラウド空間等に保存されており、必要なときに通信手段等を使って情報を取得する構成であってもよい。
つまり、本発明の薬品仕分装置において、記憶部は必須の構成ではなく、装置外部に設けられていてもよい。
(F)
上記実施形態では、第1搬送部および第2搬送部として、単一の搬送ロボット(ピッキング部20)を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、第1搬送部に対応する第1ピッキング部と、第2搬送部に対応する第2ピッキング部とが別々に設けられた構成であってもよい。
(G)
上記実施形態1,3では、薬品DのバーコードB1を読み取って種類情報を取得するために、別々のバーコードリーダ31,25を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態1,3の構成において、薬品Dのバーコードを共通のバーコードリーダを用いて読み取ってもよい。
本発明の薬品仕分装置は、トレイ設置部に設置された複数の収納トレイに対して、各収納トレイに対応する薬品を適切に収納することができるという効果を奏することから、多種多様な薬品を扱う各種装置、システムに対して広く適用可能である。
10 薬品仕分装置
10a 本体部
10b 扉
10c 扉
11 返品薬トレイ設置部
12 収納トレイ設置部(トレイ設置部)
13 返品薬トレイ搬送部
14 収納トレイ搬送部
20 ピッキング部(第1搬送部、第2搬送部)
21a 縦支柱
21b ベルト
21c モータ
22a 横支柱
22b ベルト
22c モータ
23a 横支柱
25 バーコードリーダ(トレイ情報取得部、第2薬品情報取得部)
30 第1薬品確認部
31 バーコードリーダ(第1薬品情報取得部)
32 保持板
33 ローラ
33a モータ
35 待機台
35a 凹部
40 第2薬品確認部
40a 支持部
42 保持板
43 ローラ
43a モータ
44 薬品受けトレイ
44a モータ
50 制御部
50a モニタ
51 記憶部(第1・第2記憶部)
60 処方箋情報取得部
61 ラベル作成部
100 薬品払出システム
101 トレイ供給装置
102 プラボトル払出装置
103 返品薬仕分装置
104 アンプルバイアル払出装置
105 ラベル注射箋投入装置
106 トレイ収納移載装置
B1 バーコード(種類情報)
B2 バーコード(識別情報)
C1,C2 カメラ
D 薬品
D1〜D4 薬品
N 取っ手
S1 返品薬トレイ収納空間
S2 ピッキング空間
S3 収納トレイ載置空間
S4 返品薬仕分け空間
T1 返品薬トレイ
T2 収納トレイ
T2a〜T2e 収納トレイ
T2z 凹部
T3 払出しトレイ
T3a 仕切り板

Claims (15)

  1. 複数種類の薬品に対応する複数種類の収納トレイに、種類別に仕分けされた前記薬品を収納する薬品仕分装置であって、
    複数種類の前記収納トレイが設置されるトレイ設置部と、
    仕分け対象となる前記薬品の種類情報を取得する第1薬品情報取得部と、
    前記複数種類の収納トレイごとに付された識別情報を取得するトレイ情報取得部と、
    前記第1薬品情報取得部において前記種類情報が取得された前記薬品を、前記トレイ設置部に設置された前記収納トレイへ搬送する第1搬送部と、
    前記第1薬品情報取得部と前記トレイ情報取得部と前記第1搬送部とに接続されており、前記トレイ情報取得部において取得された識別情報に基づいて、前記第1薬品情報取得部において取得された前記薬品に対応する前記収納トレイを選択し、前記収納トレイに前記薬品を仕分けして収納するように前記第1搬送部を制御する制御部と、
    を備えている薬品仕分装置。
  2. 前記制御部は、仕分け運転開始前に、前記収納トレイの識別情報を取得するように、前記トレイ情報取得部を制御する、
    請求項1に記載の薬品仕分装置。
  3. 前記収納トレイは、前記薬品が載置される面に、収納される前記薬品の大きさ、形状に応じて異なるピッチで配置されており前記薬品を保持する凹部を有している、
    請求項1または2に記載の薬品仕分装置。
  4. 前記収納トレイの識別情報には、前記収納トレイの番号、前記凹部の数またはピッチ、前記収納トレイの幅に関する情報が含まれる、
    請求項3に記載の薬品仕分装置。
  5. 前記収納トレイの識別情報が保存される第1記憶部を、さらに備えている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の薬品仕分装置。
  6. 前記第1記憶部は、前記収納トレイの番号と、前記トレイ設置部における前記収納トレイの配置とを関連付けた対応表を保存する、
    請求項5に記載の薬品仕分装置。
  7. 前記トレイ情報取得部は、前記トレイに付されたバーコードを読み取って前記識別情報を取得するバーコードリーダである、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の薬品仕分装置。
  8. 複数種類の薬品に対応する複数種類の収納トレイに、種類別に仕分けされた前記薬品を収納する薬品仕分装置であって、
    前記複数の収納トレイが設置されるトレイ設置部と、
    仕分け対象となる前記薬品の種類情報を取得する第1薬品情報取得部と、
    前記複数種類の収納トレイごとに付された識別情報を取得するトレイ情報取得部と、
    前記第1薬品情報取得部において前記種類情報が取得された前記薬品を、前記トレイ設置部に設置された前記収納トレイへ搬送する第1搬送部と、
    前記第1薬品情報取得部と前記トレイ情報取得部と前記第1搬送部とに接続されており、前記トレイ設置部に設置された前記収納トレイの前記識別情報を取得し、予め設定された収納位置と比較して、前記収納トレイの設置間違いを検出する制御部と、
    を備えている薬品仕分装置。
  9. 前記制御部は、前記トレイ設置部に前記収納トレイが着脱された後、仕分け運転を開始する前に、全ての前記収納トレイの前記識別情報を取得するように、前記トレイ情報取得部を制御する、
    請求項8に記載の薬品仕分装置。
  10. 前記制御部は、前記第1薬品情報取得部において前記薬品の種類情報を取得して前記第1搬送部が前記薬品を前記収納トレイへ搬送する際に、前記収納トレイの前記識別情報を取得するように、前記トレイ情報取得部を制御する、
    請求項8に記載の薬品仕分装置。
  11. 処方箋情報を取得する処方箋情報取得部と、
    前記処方箋情報に基づいて前記収納トレイから所望の前記薬品を取り出して所定の払出しトレイに搬送する第2搬送部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記第2搬送部が前記収納トレイから前記処方箋情報に基づいて前記薬品を取り出して前記払出しトレイへ払い出しする際に、前記収納トレイの前記識別情報を取得するように、前記トレイ情報取得部を制御する、
    請求項8に記載の薬品仕分装置。
  12. 取得された前記識別情報と前記予め設定された収納位置と比較して一致しない場合に、前記第2搬送部によって搬送される前記薬品の種類情報を取得する第2薬品情報取得部を、さらに備えている、
    請求項11に記載の薬品仕分装置。
  13. 前記制御部は、前記第2薬品情報取得部において取得された情報が前記処方箋情報と一致しない場合には、前記薬品を廃棄するように、前記第2搬送部を制御する、
    請求項12に記載の薬品仕分装置。
  14. 前記第2薬品情報取得部において取得された薬品情報と前記処方箋情報との不一致を示すラベルを作成するラベル作成部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記第2薬品情報取得部において取得された情報が前記処方箋情報と一致しない場合には、前記薬品を前記払出しトレイに搬送するとともに、前記ラベルを前記払出しトレイに排出するように、前記第2搬送部および前記ラベル作成部を制御する、
    請求項12に記載の薬品仕分装置。
  15. 前記予め設定された収納位置に関する情報を保存する第2記憶部を、さらに備えている、
    請求項8から14のいずれか1項に記載の薬品仕分装置。
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