JP2019075325A - X線発生装置 - Google Patents

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知康 中野
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【課題】ターゲットの交換に伴う特性のばらつきを抑制し得るX線発生装置を提供する。【解決手段】X線発生装置20は、電子を放出する電子銃42と、電子を受けてX線を発生させるターゲット43と、X線を出射する第2出射開口33aが設けられると共に電子銃42及びターゲット43を収容する本体管41と、を有するX線管40A,40B,40Cと、X線管40A,40B,40Cを収容する収容空間Rを形成し、第2出射開口33aから出射されたX線を通過させる第1出射開口45aと、を有する真空容器30と、X線管40A,40B,40Cが取り付けられて、X線管40Aから出射されるX線を第1出射開口45aへ導く第1状態と、X線管40Bから出射されるX線を第1出射開口45aへ導く第2状態と、を相互に切り替える切替機構60と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、X線発生装置に関する。
当該分野の技術として特許文献1に開示された単色X線源が知られている。単色X線源は、電子銃から出射された電子がターゲットに衝突することにより、X線を発生させる。
特表2008−536255号公報
電子が照射されるターゲットは、使用の程度に応じて交換することがある。また、X線のエネルギは、ターゲットを構成する元素に基づく。そこで、所望のエネルギを有するX線を得るために、互いに異なる元素を含む複数のターゲットを切り替えることもある。このターゲットの交換にあっては、電子銃とターゲットとの相対的な移動を伴う場合がある。ターゲットから出射されるX線の特性は、ターゲットに対する電子の照射態様の影響を受ける。例えば、電子の照射態様が変わると、X線の出射方向やX線の強さにばらつきが生じる。このため、ターゲットの交換により、電子銃とターゲットとの相対的な移動が生じると、X線の特性にばらつきが生じる虞があった。
そこで、本発明は、ターゲットの交換に伴う特性のばらつきを抑制し得るX線発生装置を提供する。
本発明の一形態は、電子を放出する電子銃と、電子を受けてX線を発生させるターゲットと、X線を出射する第1出射部が設けられると共に電子銃及びターゲットを収容する筐体と、を有するX線発生部と、X線発生部を収容する収容空間を形成し、収容空間を減圧する減圧部と、収容空間を気密状態と大気開放状態とを相互に切り替える機構と、第1出射部から出射されたX線を通過させる第2出射部と、を有する容器と、複数のX線発生部が取り付けられて、一のX線発生部から出射されるX線を第2出射部へ導く第1状態と、別のX線発生部から出射されるX線を第2出射部へ導く第2状態と、を相互に切り替える切替機構と、を備える。
X線発生装置は、複数のX線発生部を備える。それぞれのX線発生部は、電子銃とターゲットとが筐体に収納される。つまり、電子銃に対するターゲットの相対的な位置は、X線発生部ごとに固定である。そして、複数のX線発生部は、切替機構に取り付けられる。切替機構は、一のX線発生部から出射されるX線を第2出射部へ導く第1状態と、別のX線発生部から出射されるX線を第2出射部へ導く第2状態と、を相互に切り替える。従って、切替機構は、X線発生部の切り替えにおいて、真空容器における収容空間の真空状態を維持した状態で、X線発生部を切り替えることができる。そして、この切り替えは、第2出射部に対する第1出射部の位置を変更するだけである。つまり、X線発生装置は、それぞれのX線発生部において電子銃に対するターゲットの相対的な位置を変更しない。そうすると、それぞれのX線発生部における電子銃に対するターゲットの相対的な位置は保持される。従って、X線発生部から出力されるX線の特性も保持される。この構成により、X線発生装置は、ターゲットの交換に伴う特性のばらつきを抑制することができる。
一形態において、切替機構は、複数のX線発生部が取り付けられる保持部と、保持部に対して電気的に接続され、X線発生部に供給される電圧を受け入れる電極部と、保持部を駆動することにより、複数のX線発生部のうちのいずれか一つを選択的に第2出射部へ対面させる駆動部と、を有し、ターゲットは、保持部に対して電気的に接続されてもよい。この構成によれば、切替機構は、電極部から受け入れた電圧を当該電極部に対して電気的に接続されたディスクを介して、X線発生部のターゲットに提供する。そうすると、X線発生部を切り替える構成とX線発生部に電圧を提供する構成とが互いに共通化される。従って、X線発生装置の構成を簡易にすることができる。
一形態において、切替機構は、保持部に熱的に接続され、収容空間の外側に配置された放熱部をさらに有してもよい。電子が照射されたターゲットは、発熱する。電子を照射しているとき、ターゲットが配置された収容空間は真空状態である。そうすると、ターゲットに生じた熱は、互いに物理的に接触する部品を介して外部に排出する。この切替機構の保持部には、X線発生部のターゲットが固定されているので、ターゲットから熱を受けることができる。さらに、保持部には、収容空間の外側に配置された放熱部が熱的に接続される。そうすると、保持部が受けた熱は、放熱部に伝達されて、放熱部から外部に排出される。この構成により、X線発生部を切り替える構成とX線発生部の熱を排出する構成とが互いに共通化される。従って、X線発生装置の構成を簡易にすることができる。
一形態において、駆動部は、所定の回転軸線のまわりに保持部を回転させ、保持部は、回転軸線を中心とする円周上に設けられて、X線発生部を固定する第1固定部を含んでもよい。この構成によれば、駆動部の回転駆動によって、X線発生部を切り替えることができる。
一形態において、保持部に対して電極部を電気的及び熱的に接続すると共に、回転軸線と中心軸線が重複する軸体を有してもよい。この構成によれば、保持部に対して電極部を離間して配置することができる。
一形態において、駆動部は、直線状の駆動軸線に沿って保持部を移動させ、保持部は、駆動軸線に対して平行な直線上に設けられて、X線発生部を固定する第2固定部を含んでもよい。この構成によれば、駆動部の直線駆動によって、X線発生部を切り替えることができる。
本発明によれば、ターゲットの交換に伴う特性のばらつきを抑制し得るX線発生装置が提供される。
図1は、X線顕微鏡の構成を示す断面斜視図である。 図2は、真空容器の内部構造を示す断面斜視図である。 図3は、X線管の内部構造を示す断面斜視図である。 図4は、切替機構の構成を示す断面斜視図である。 図5は、変形例に係る切替機構の構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、X線顕微鏡1の構成を示す断面斜視図である。X線顕微鏡1は、顕微鏡装置10と、撮像装置15と、本実施形態に係るX線発生装置20と、を有する。X線顕微鏡1は、X線発生装置20から提供されたX線を、顕微鏡装置10に配置された試料100に照射する。X線は、試料100を透過し、撮像装置15に結像する。撮像装置15は、検出面に結像した試料100の拡大像を得る。拡大像のコントラストは、X線のエネルギと、試料100の構成物質とにより様々な態様を取り得る。従って、X線のエネルギを変更しながら撮像することにより、コントラスト像が異なる複数の拡大像を得る。そして、当該コントラストに基づいて、試料100の構成物質を同定する。
顕微鏡装置10は、筐体11と、集光ミラー12と、結像ミラー13と、真空ポンプ14と、を有する。筐体11は、中空の容器である。筐体11は、例えば、円筒状を呈する。筐体11の一端面は、X線発生装置20に接続される。筐体11は、一端面に設けられたX線を受け入れる開口を有する。筐体11の他端面は、撮像装置15に接続される。筐体11は、他端面に設けられたX線を出力する開口を有する。一端面の開口の中心軸線及び他端面の中心軸線は、筐体11の中心軸線と一致する。筐体11の中心軸線上には、試料100が配置される。さらに、筐体11の中心軸線上には、集光ミラー12と、結像ミラー13とが配置される。集光ミラー12は、一端面と試料100との間に配置されて、開口から受け入れたX線を試料100に対して集光する。結像ミラー13は、試料100と他端面との間に配置されて、試料100を透過したX線を撮像装置15に対して結像する。筐体11の内部は、真空状態とされる。従って、筐体11には、真空ポンプ14が接続される。
撮像装置15は、X線を受け入れて、当該X線の強度に応じた二次元画像を出力する。撮像装置15の構成は、特に限定されない。例えば、撮像装置15は、シンチレータパネルと、光電変換素子と、を有する。シンチレータパネルは、X線の強度に応じた光を出力する。CCDといった光電変換素子は、当該光に応じた電気信号を出力する。
X線発生装置20は、X線管40A,40B,40C(X線発生部)を有し、顕微鏡装置10に提供するX線を発生させる。X線管40A,40B,40Cが提供するX線のエネルギ領域は、1keV以下である。従って、X線管40A,40B,40Cを含む測定系は、真空環境下に配置される。さらに、X線発生装置20は、互いに異なるエネルギを有するX線を発生する。具体的には、X線管40A,40B,40Cは、出射するX線のエネルギが互いに異なる。そして、X線発生装置20は、要求されるエネルギごとにX線管40A,40B,40Cを切り替える。例えば、第1のエネルギを有するX線を出力するとき、X線発生装置20は、第1の態様としてX線管40Aを選択する。また、第2のエネルギを有するX線を出力するとき、X線発生装置20は、第2の態様としてX線管40Bを選択する。さらに、第3のエネルギを有するX線を出力するとき、X線発生装置20は、第3の態様としてX線管40Cを選択する。ここでいう「X線管40A,40B,40Cを切り替える」とは、顕微鏡装置10に対するX線管40A,40B,40Cの位置を変更することをいう。
つまり、X線発生装置20は、真空中にX線管40A,40B,40Cを格納し、絶縁体を介した外部操作によりX線管40A,40B,40Cの切り替えを可能とする機構(後述する切替機構60)を備える。そして、この機構は、放熱機能と電圧供給機能とをさらに有する。
X線発生装置20は、X線管40A,40B,40Cに加えて、さらに、真空容器30と、真空ポンプ36(減圧部)と、取り出し管50と、切替機構60と、を有する。真空容器30は、収容空間Rを形成する。収容空間Rは、X線管40A,40B,40Cを収容する。収容空間Rは、真空ポンプ36によって真空状態とされる。真空容器30は、取り出し管50を介してX線を顕微鏡装置10に提供する。
図2に示されるように、真空容器30は、円筒状の容器であり、上端面31と、下端面32と、円周面33と、を有する。上端面31には、開口31aが設けられ、管構造61(後述)が接続される。下端面32には、複数の電極34を有する絶縁部材35がはめ込まれる。この電極34は、電源101から電圧を受けて、X線管40A,40B,40Cの電子銃42(後述)に電圧を提供する。円周面33は、第2出射開口33a(第2出射部)を有する。そして、円周面33には、当該第2出射開口33aと連通するように取り出し管50が接続される。また、円周面33は、別の開口33bを有する。そして、円周面33には、当該開口33bと連通するように真空ポンプ36が接続される。
真空ポンプ36は、真空容器30が形成する収容空間Rを減圧することにより、収容空間Rを真空状態とする。真空ポンプ36の構成は特に限定はなく、例えば、ターボ分子ポンプ、クライオポンプ等を利用できる。
取り出し管50は、X線発生装置20とX線が提供される別の装置(例:顕微鏡装置10)との接続を確保する。また、取り出し管50は、収容空間Rを気密状態と大気開放状態とを切り替える機構を有する。円筒状を呈する取り出し管50は、一端が真空容器30に接続され、他端が顕微鏡装置10に接続される。従って、取り出し管50は、顕微鏡装置10の筐体11の内部と連通する。また、取り出し管50は、第1ゲートバルブ51と、第2ゲートバルブ52と、を有する。
第1ゲートバルブ51は、真空容器30側に配置される。第2ゲートバルブ52は、第1ゲートバルブ51と顕微鏡装置10側の他端との間に配置される。つまり、X線の進行方向に沿って、第1ゲートバルブ51、第2ゲートバルブ52の順に配置される。第1ゲートバルブ51は、真空容器30内の真空度と、筐体11内の真空度との差を維持する。つまり、真空容器30内の真空度は、筐体11内の真空度と異なっていてもよい。第1ゲートバルブ51は、中央部にフィルタ51aが設けられた構造を有する。このフィルタ51aは、X線を透過する一方で、真空容器30から顕微鏡装置10への可視光の侵入を抑制する。例えば、フィルタ51aは、金属薄膜である。フィルタ51aの膜厚は、例えば、100ナノメートルである。
第2ゲートバルブ52は、顕微鏡装置10とX線発生装置20との間を光学的及び圧力的に遮断する。また、X線発生装置20に別の装置(例:顕微鏡装置10)が接続されていないとき、第2ゲートバルブ52は、収容空間Rの真空を維持する状態と、収容空間Rを大気圧に開放する状態と、を切り替える。つまり、第2ゲートバルブ52は、収容空間Rを気密状態と大気開放状態とを切り替える機構である。従って、真空容器30は、第2ゲートバルブ52を操作することにより、気密状態である真空状態と、大気開放状態と、を相互に切替可能である。
図3に示されるように、X線管40Aは、電子衝撃型X線管であり、低エネルギ領域(200eV以上1keV以下)のX線を発生させる。このようなX線管40Aは、生体細胞の観察及び軽元素を対象とする分析などに利用される。X線管40Aは、本体管41と、電子を放出する電子銃42と、ターゲット43と、金属電極44と、を有する。
本体管41は、円筒状を呈し、電子銃42を収容する。本体管41は、下端が閉鎖され、上端には本体管41の中心軸線とほぼ一致するように金属電極44が接続される。下端には、一対の電極46が設けられる。電極46は、フィラメント42aに電圧を提供する。電極46は、本体管41の外部に配置される外端部と、本体管41の内部に配置される内端部とを有する。電極46の外端部は、電極34(図2参照)に対して電気的に接続される。電極46の内端部は、フィラメント42aに対して電気的に接続される。本体管41の上端は、開口44aを有する。当該開口44aを介して本体管41と金属電極44とが連通する。
金属電極44は、円筒状を呈し、ターゲット43を収容する。金属電極44は、ターゲット43と同電位である。金属電極44は、本体管41よりも小さい外径及び内径を有する。金属電極44は、下端が本体管41に接続され、上端側にはターゲット43が配置される。ターゲット43は、金属電極44の上端を閉鎖する。
金属電極44は、さらに、第1出射開口45a(第1出射部)を有する。第1出射開口45aは、金属電極44の円周面に設けられる。第1出射開口45aの中心軸線は、後述する電子照射面43aと交差する。具体的には、第1出射開口45aの中心軸線は、電子銃42の電子出射軸線に対して、電子照射面43a上において交差する。
ターゲット43は、X線のエネルギに応じた材料により構成される。例えば、酸素を主成分として含む酸化物ターゲット及び窒素を主成分として含む窒化物ターゲットを採用し得る。ターゲット43は、電子照射面43aと、連結面43bと、ねじ穴43cと、を有する。電子照射面43aは、電子銃42と対面する。つまり、電子照射面43aには、電子銃42から出射された電子が照射される。そして、電子照射面43aは、受け入れた電子に応じて、X線を出力する。電子照射面43aは、電子の照射方向(本体管41の中心軸線方向)に対して傾いている。連結面43bは、電子照射面43aに対して逆側の端面である。連結面43bには、ねじ穴43cが設けられており、ねじ穴43cを介して後述するディスク71(保持部)に対して接続される。この接続は、機械的な接続と、電気的な接続と、熱的な接続と、を含む。
このようなX線管40A,40B,40Cは、まず電極46から提供された電圧に応じて、電子銃42が電子出射方向に電子を出力する。ターゲット43には、電圧が提供されており、電子はターゲット43の電圧に起因する電位差によってターゲット43に向けて加速される。電子は、ターゲット43の電子照射面43aに衝突する。その衝突によって、X線が発生する。当該X線は、第1出射開口45aの中心軸線に沿って出力される。
以下、切替機構60について詳細に説明する。切替機構60は、真空容器30の第2出射開口33aに対面するX線管40A,40B,40Cを切り替える。また、切替機構60は、X線管40A,40B,40Cのターゲット43に対して電圧を提供する。さらに、切替機構60は、X線管40A,40B,40Cが発生する熱を外部に排出する。つまり、切替機構60は、切り替え、電圧供給、及び放熱の3個の機能を奏する。
図1に示されるように、切替機構60は、主要な構成要素として管構造61と、回転機構62と、給電機構63と、放熱機構64と、を有する。
図4に示されるように、管構造61は、真空容器30の上端面31に対して固定される。具体的には、管構造61の中心軸線は真空容器30の中心軸線と重複する。管構造61は、複数の管部材によって構成される。管構造61は、下管部材65と、位置調整機66と、じゃばら部材67と、上管部材68と、絶縁管部材69と、を有する。これらの部材は、それぞれ円筒状を呈し、それぞれの中心軸線は、共通の軸線上に重複する。つまり、これらの部材は、共通の軸線上に配置される。これらの部材は、真空容器30側から、下管部材65、位置調整機66、じゃばら部材67、上管部材68及び絶縁管部材69の順に配置される。
下管部材65は、円筒状の部品であり、その両端部にはフランジが設けられる。下側のフランジは、真空容器30の上端面31に取り付けられる。上側のフランジには、位置調整機66の下端が取り付けられる。位置調整機66は、下管部材65とじゃばら部材67との間に設けられる。位置調整機66は、真空容器30に対するロッド72(後述)の位置を微調整する。具体的には、位置調整機66は、ロッド72の延在方向(上下方向:Z軸方向)と、X線の出射方向(X軸方向)と、X軸方向及びZ軸方向のそれぞれに交差するY軸方向と、にロッド72を移動させる。また、位置調整機66は、貫通孔を有する。この貫通孔の内径は、ロッド72の外径よりも充分に大きい。従って、位置調整機66とロッド72との間には、充分に広い空間が形成されるので、電気的な絶縁が確保される。じゃばら部材67は、円筒状の部品である。じゃばら部材67は、気密状態を維持したまま、Z軸方向に伸縮自在である。上管部材68は、円筒状の部品であり、その両端部にはフランジが設けられる。下側のフランジには、じゃばら部材67の上端が取り付けられる。上側のフランジには、回転導入機77の下面が取り付けられる。
上管部材68の下側のフランジには、ボルト穴68aが設けられ、当該ボルト穴68aにボルトBが差し込まれる。ボルトBの先端は、位置調整機66に突き当てられる。この構成によれば、上管部材68のフランジの下面から突出するボルトBの長さを調整することにより、上管部材68と位置調整機66との間隔が変更される。従って、位置調整機66に対する上管部材68の高さを変更することにより、X線管40A,40B,40Cの高さを調整することができる。
絶縁管部材69は、円筒状の部品である。絶縁管部材69の下端は、回転導入機77の上面に取り付けられる。絶縁管部材69の上端は、後述する電極板78(電極部)に取り付けられる。絶縁管部材69は、電極板78と、回転導入機77との間において、電気的な絶縁を確保する。
切替機構60は、さらにディスク71と、ロッド72(軸体)と、駆動機構73(駆動部)と、を有する。ディスク71と、ロッド72と、駆動機構73と、は、回転機構62を構成する。ディスク71には、X線管40A,40B,40Cが取り付けられる。ディスク71は、ロッド72を介して駆動機構73により回転させられる。この回転により、真空容器30の開口に対面するX線管40A,40B,40Cを切り替えることができる。
ディスク71は、円盤状の導電性を有する板部品である。ディスク71の中央には、ロッド72の下端が固定される。ディスク71は、銅により構成してよい。ディスク71は、中心軸線を中心とする仮想円上に等間隔に設けられた3個の通し穴71a(第1固定部、図3参照)を有する。例えば、通し穴71a同士の間隔は、120度である。通し穴71aには、小ねじ74が配置される。通し穴71aは、小ねじ74の頭部を収容する座繰りと、小ねじ74のねじ部を挿通する穴と、を有する。小ねじ74の先端は、ターゲット43の連結面43bに設けられたねじ穴43cにねじ込まれる。この構成により、X線管40A,40B,40Cがディスク71に対して連結される。
X線管40A,40B,40Cは、第1出射開口45aの軸線方向がディスク71の直径方向とほぼ一致するようにディスク71に取り付けられる。この構成によれば、ディスク71を120度回転させるごとに、真空容器30の第1出射開口45aと対面する開口が切り替わる。つまり、X線を出力すべきX線管40A,40B,40Cが切り替えられる。
ロッド72は、上下方向に延びる導電性を有する棒部品である。ロッド72は、管構造61の中央に配置される。具体的には、ロッド72の中心軸線は、管構造61の中心軸線と重複する。ロッド72は、下端がディスク71に連結され、上端が電極板78(後述)に連結される。
駆動機構73は、ロッド72を回転駆動するものであり、回転導入機77を有する。回転導入機77は、ロッド72に対して回転トルクを付与する。回転導入機77は、モータ77aと、ウオーム77bと、駆動枠77cと、ベース77dと、を有する。モータ77aは、回転トルクを生じさせる。モータ77aは、出力軸の回転角度をパルス信号によって制御可能なパルスモータを採用できる。モータ77aの出力軸には、ウオーム77bが取り付けられる。ウオーム77bは、駆動枠77cの外周面に形成されたギヤにかみ合わされる。駆動枠77cは、貫通孔を有する環状の部品であり、絶縁管部材69に対して固定される。ベース77dは、上管部材68に取り付けられて、その位置は固定である。駆動枠77cは、固定されたベース77dに対して軸線まわりに回転する。また、駆動枠77c及びベース77dは、貫通孔を有する。この貫通孔の内径は、ロッド72の外径よりも充分に大きい。従って、駆動機構73とロッド72との間には、充分に広い空間が形成されるので、電気的な絶縁が確保される。
この構成によれば、モータ77aの出力軸が回転すると、ウオーム77bが回転する。ウオーム77bの回転は、かみ合わされたギヤに伝達される。ギヤの回転は、駆動枠77c、絶縁管部材69、電極板78を介してロッド72に伝達される。従って、回転導入機77は、ロッド72を回転させることができる。つまり、回転導入機77は、ロッド72及びディスク71を介して、X線管40A,40B,40Cの位置を変更することができる。
切替機構60は、さらに電極板78を有する。電極板78と、ディスク71と、ロッド72と、は、給電機構63を構成する。電極板78は、円盤状の部品であり、ロッド72の上端に取り付けられる。電極板78は、良好な導電性と熱伝導性とを有する材料(例えば銅)により形成される。電極板78には、高電圧源102が電気的に接続される。
切替機構60は、さらに放熱フィン79(放熱部)を有する。放熱フィン79と、ディスク71と、ロッド72と、は、放熱機構64を構成する。放熱フィン79は、複数のフィンを有し、電極板78の上面に対して固定される。例えば、放熱フィン79は、電極板78との間における良好な熱伝導性を得るために、熱伝導グリス(不図示)などの部材を介して電極板78と熱的に接続される。また、当該部材は、電極板78と放熱フィン79との電気的な絶縁を確保することとしてもよい。この構成によれば、ターゲット43において生じた熱は、小ねじ74、ディスク71、ロッド72、電極板78を介して放熱フィン79に伝達される。そして、放熱フィン79は、熱を空気中に放熱する。
要するに、X線顕微鏡1では、複数のX線管40A,40B,40Cが真空容器30内のディスク71にターゲット43を密着させるようにディスク71に固定される。そして、X線管40A,40B,40Cは、ロッド72により真空容器30の外側に配置された放熱フィン79に直結される。さらに、これらの構成部品は、絶縁管部材69を介して切替機構60に接続される。そして、これらの構成部品は、切替機構60を介して真空容器30に接続される。
この構成により、切替機構60は、ディスク71を回転させることにより、真空容器30の第2出射開口33aに対面するX線管40A,40B,40Cの第1出射開口45aを切り替える。また、切替機構60は、真空容器30の第2出射開口33aの軸線に対するX線管40A,40B,40Cから出射されるX線の角度を調整する。さらに、切替機構60の位置調整機66は、ディスク71の位置をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動させる。この移動により、切替機構60は、真空容器30の第2出射開口33aの軸線を法線とする仮想平面上におけるX線管40A,40B,40Cの第1出射開口45aの位置を調整する。
また、切替機構60により、ターゲット43への高電圧の供給と、ターゲット43に発生した熱を真空外部へ排出することができる。同時に、切替機構60により、X線管40A,40B,40Cの切り替えと位置調整とを容易に行う。従って、X線発生装置20に、複数のX線管40A,40B,40Cを配置し、それぞれのX線管40A,40B,40Cが有するターゲット43の材料を異ならせることにより、真空中における照射エネルギの選択を容易に行う。
さらに、X線発生装置20から照射されたX線は、第1ゲートバルブ51のフィルタ51aを透過して、顕微鏡装置10に導かれる。そして、X線は、集光ミラー12により集光され、試料100に照射される。そして、この試料100を透過したX線は、結像ミラー13により撮像装置15の検出面に結像するので、試料100の拡大像を得られる。このとき、X線の照射エネルギを変更しつつ測定することで、試料100を構成する物質に応じてコントラストの異なった画像が得られる。
X線発生装置20は、X線管40A,40B,40Cを有する。X線管40A,40B,40Cは、本体管41内に電子銃42とターゲット43とが収納された構成を有する。つまり、X線管40A,40B,40Cにおいて、電子銃42とターゲット43との相対的な位置関係は固定である。そして、X線管40A,40B,40Cは、切替機構60に取り付けられる。切替機構60は、X線管40Aから出射されるX線を第2出射開口33aへ導く第1状態と、X線管40Bから出射されるX線を第2出射開口33aへ導く第2状態と、を相互に切り替える。従って、切替機構60は、X線管40A,40B,40Cの切り替えにおいて、真空容器30における収容空間Rの真空状態を維持した状態で、X線管40A,40B,40Cを相互に切り替えることができる。この態様によれば、真空容器30の真空状態を破ってX線管40A,40B,40Cを切り替える態様と比較すると、切り替えに要する時間が大幅に短縮される。従って、X線管40A,40B,40Cを切り替える作業効率を高めることができる。
そして、この切り替えは、第2出射開口33aに対する第1出射開口45aの位置を変更するだけである。つまり、X線発生装置20は、電子銃42とターゲット43との相対的な位置を変更することなく、X線管40A,40B,40Cを相互に切り替える。そうすると、それぞれのX線管40A,40B,40Cにおける電子銃42とターゲット43との相対的な位置は維持されるので、X線管40A,40B,40Cから出力されるX線の特性も保持される。従って、X線発生装置20は、ターゲット43の交換に伴うX線の特性のばらつきを抑制し得る。
つまり、X線発生装置20は、電子銃42とターゲット43との位置関係を維持したままで、X線管40A,40B,40Cの切り替えを行うことが可能である。従って、ターゲット43から放射されるX線の形状の変化を抑制できる。また、ターゲット43に生じる熱を排出する放熱路と、ターゲット43に電圧を供給する電圧供給路が同一の構成部品により形成される。従って、X線発生装置20は、その構造を簡易にすることができる。
切替機構60は、X線管40A,40B,40Cが固定されるディスク71と、ディスク71に対して電気的に接続され、X線管40A,40B,40Cに供給される電圧を受ける電極板78と、ディスク71を駆動することにより、第2出射開口33aに対する第1出射開口45aの位置を切り替える駆動機構73と、を有する。この構成によれば、切替機構60は、電極板78から受け入れた電圧を当該電極板78に対して電気的に接続されたディスク71を介して、X線管40A,40B,40Cの各ターゲット43に提供する。そうすると、X線管40A,40B,40Cを切り替える構成と、X線管40A,40B,40Cに電圧を提供する構成とが互いに共通化される。従って、X線発生装置20の構成を簡易にすることができる。
切替機構60は、ディスク71に熱的に接続され、収容空間Rの外側に配置された放熱フィン79をさらに有する。電子が照射されたターゲット43は、発熱する。電子を照射しているとき、ターゲット43が配置された収容空間Rは真空状態である。この場合には、ターゲット43に生じた熱は、互いに物理的に接触する部品を介して外部に排出する。この切替機構60のディスク71には、X線管40A,40B,40Cのターゲット43が固定されているので、ターゲット43から熱を受けることができる。さらに、ディスク71には、収容空間Rの外側に配置された放熱フィン79がロッド72を介して熱的に接続される。そうすると、ディスク71が受けた熱は、放熱フィン79に伝達されて、放熱フィン79から外部に排出される。そうすると、X線管40A,40B,40Cを切り替える構成と、X線管40A,40B,40Cの熱を排出する構成とが互いに共通化される。従って、X線発生装置20の構成を簡易にすることができる。
駆動機構73は、所定の回転軸線のまわりにディスク71を回転させ、ディスク71は、回転軸線を中心とする円周上に設けられて、X線管40A,40B,40Cを固定するねじ穴43cを含む。この構成によれば、駆動機構73の回転によって、X線管40A,40B,40Cを切り替えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、X線発生装置20は、顕微鏡装置10とは異なる装置と組み合わせて用いてもよい。つまり、X線発生装置20は、X線を利用する各種の装置と組み合わせることが可能である。例えば、X線発生装置20は、X線分析装置と組み合わせてもよい。
例えば、X線発生装置20が有するX線管の数は、3個に限定されない。X線管の数は、2個であってもよい。また、X線管の数は、3個以上であってもよい。例えば、X線発生装置20が有するX線管の数は、6個としてもよい。
上記の態様では、X線管40A,40B,40Cを取り付けたディスク71を回転させることにより、X線管40A,40B,40Cを切り替えた。切替機構によってX線管40A,40B,40Cを切り替える構造は、上記の態様に限定されない。例えば、図5に示されるように、X線発生装置は、回転ではなく、直線状の往復移動によって、X線管を切り替える態様としてもよい。X線発生装置は、ディスク71に代えて、ホルダ91を有する。このホルダ91は、ロッド72の下端に連結される。ホルダ91は、Z軸方向に沿って3個のX線管40A,40B,40Cを保持する。具体的には、X線管40A,40B,40Cは、Z軸方向に対して平行に並置された保持孔92(第2固定部)によって保持される。また、それぞれのX線管40A,40B,40Cの第1出射開口45aは、各軸線がX軸方向を向くように配置される。この構成によれば、ロッド72をZ軸方向(駆動軸線)に沿って往復移動させることにより、ホルダ91がZ軸方向に沿って移動する。従って、真空容器30の第2出射開口33aに対面する第1出射開口45aを変更することが可能である。
なお、直線状の往復移動を用いる構成は、上下方向(Z軸方向)に沿う直線移動に限定されない。例えば、Y軸方向に沿って直線状に往復移動させる構成であってもよい。
さらに、これらの移動構成を組み合わせたものであってもよい。
1…X線顕微鏡、10…顕微鏡装置、11…筐体、12…集光ミラー、13…結像ミラー、14…真空ポンプ、15…撮像装置、20…X線発生装置、30…真空容器、31…上端面、32…下端面、33…円周面、33a…第2出射開口(第2出射部)、33b…開口、34…電極、35…絶縁部材、36…真空ポンプ、40A,40B,40C…X線管、41…本体管、42…電子銃、43…ターゲット、43a…電子照射面、43b…連結面、43c…ねじ穴、44…金属電極、45a…第1出射開口、46…電極、50…取り出し管、51…第1ゲートバルブ、51a…フィルタ、52…第2ゲートバルブ、60…切替機構、61…管構造、62…回転機構、63…給電機構、64…放熱機構、65…下管部材、66…位置調整機、67…部材、68…上管部材、68a…ボルト穴、69…絶縁管部材、71…ディスク、71a…通し穴、72…ロッド(軸体)、73…駆動機構、74…小ねじ、77…回転導入機、77a…モータ、77b…ウオーム、77c…駆動枠、77d…ベース、78…電極板(電極部)、79…放熱フィン(放熱部)、91…ホルダ、92…保持孔(第2固定部)、R…収容空間、B…ボルト、100…試料、102…高電圧源。

Claims (6)

  1. 電子を放出する電子銃と、前記電子を受けてX線を発生させるターゲットと、前記X線を出射する第1出射部が設けられると共に前記電子銃及び前記ターゲットを収容する筐体と、を有するX線発生部と、
    前記X線発生部を収容する収容空間を形成し、前記収容空間を減圧する減圧部と、前記収容空間を気密状態と大気開放状態とを相互に切り替える機構と、前記第1出射部から出射された前記X線を通過させる第2出射部と、を有する容器と、
    複数の前記X線発生部が取り付けられて、一の前記X線発生部から出射される前記X線を前記第2出射部へ導く第1状態と、別の前記X線発生部から出射されるX線を前記第2出射部へ導く第2状態と、を相互に切り替える切替機構と、を備える、X線発生装置。
  2. 前記切替機構は、
    複数の前記X線発生部が取り付けられる保持部と、
    前記保持部に対して電気的に接続され、前記X線発生部に供給される電圧を受け入れる電極部と、
    前記保持部を駆動することにより、複数の前記X線発生部のうちのいずれか一つを選択的に前記第2出射部へ対面させる駆動部と、を有し、
    前記ターゲットは、前記保持部に対して電気的に接続される、請求項1に記載のX線発生装置。
  3. 前記切替機構は、前記保持部に熱的に接続され、前記収容空間の外側に配置された放熱部をさらに有する、請求項2に記載のX線発生装置。
  4. 前記駆動部は、所定の回転軸線のまわりに前記保持部を回転させ、
    前記保持部は、前記回転軸線を中心とする円周上に設けられて、前記X線発生部を固定する第1固定部を含む、請求項2又は3に記載のX線発生装置。
  5. 前記保持部に対して前記電極部を電気的及び熱的に接続すると共に、前記回転軸線と中心軸線が重複する軸体を有する、請求項4に記載のX線発生装置。
  6. 前記駆動部は、直線状の駆動軸線に沿って前記保持部を移動させ、
    前記保持部は、前記駆動軸線に対して平行な直線上に設けられて、前記X線発生部を固定する第2固定部を含む、請求項2又は3に記載のX線発生装置。
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