JP2019073855A - 雨水貯留浸透施設 - Google Patents
雨水貯留浸透施設 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019073855A JP2019073855A JP2017198331A JP2017198331A JP2019073855A JP 2019073855 A JP2019073855 A JP 2019073855A JP 2017198331 A JP2017198331 A JP 2017198331A JP 2017198331 A JP2017198331 A JP 2017198331A JP 2019073855 A JP2019073855 A JP 2019073855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- rainwater storage
- flat plate
- members
- infiltration facility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
Description
本発明の目的は、単位体積当たりの単位部材の使用個数を削減して雨水貯留空間の空隙率を向上させると共に、連結強度の高い雨水貯留浸透施設を提供することにある。
本発明の他の目的は、鉛直方向に貫通する点検口を多数、又は任意の位置に形成可能にして、雨水貯留浸透施設の点検作業を容易にした雨水貯留浸透施設を提供することにある。
即ち、本発明1の雨水貯留浸透施設は、
複数の単位部材を水平方向及び又は鉛直方向に、組み立てて地下に配置して雨水の貯留空間を形成する雨水貯留浸透施設であって、
前記単位部材は、
厚みを有する正方形又は長方形の平板部と、
前記平板部の一側面側の四隅に形成され、他の前記単位部材の前記平板部の四隅と互いに連結するための当接面が形成された連結部と、
前記平板部の四隅に前記平板部と一体的に形成され、前記平板部の他側面側に突出し前記一側面側に開口する中空筒状の脚部とを有することを特徴とする。
本発明3の雨水貯留浸透施設は、本発明2において、前記連結部は、前記他の単位部材の前記連結部と係合するための係合部及び被係合部とを備えたものであり、前記平板部の対角位置に位置する前記脚部の先端部は、前記他の単位部材の前記脚部と連結するための突出するそれぞれ凸部又は凹部とからなり、前記脚部は、前記一側面側から前記他側面側の方向に向かって徐々に縮径する円又は角錐台状に形成されていることを特徴とする。
本発明5の雨水貯留浸透施設は、本発明4において、最上段の前記単位部材群の上面に敷設された覆土中に埋設され、前記最上段の隣接する前記単位部材の平板部の辺との間に形成された点検口の上部と地表とを連絡して、点検用カメラを点検口に挿入可能な中空体を備えたことを特徴とする。
一段目の単位部材群11、二段目の単位部材群12、三段目の単位部材群13は、図8の単位部材A…21、図9の単位部材B…22、図10の単位部材C1…23、単位部材C2…24で構成されている。単位部材A…21、単位部材B…22、単位部材C1…23、単位部材C2…24は、ポリプロピレン等の合成樹脂で成形されている。図8に示すように単位部材A…21には、正方形の平板部31、中空筒状の4個の脚部32、32、33、33が一体的に形成されている。脚部32、32、33、33は、平板部31の四隅に等間隔に一体的に形成され、平板部31の一側面311側に突出し他側面312側に開口している。脚部32、32、33、33は、一側面311側に向かって徐々に縮径する円錐台状に形成されている。脚部32、32は、平板部31の一方の対角線上に形成され、脚部33、33は他方の対角線上に形成されている。
図9に示す単位部材B…22と、上記した単位部材A…21との主な相違点は、単位部材B…22には、2個の脚部32、33が形成されていることである。即ち、単位部材B…22は、長方形の平板部37と、中空筒状の2個の脚部32、33が一体的に形成されている。単位部材Bは、メインの単位部材Aを組立てて箱形の雨水貯留浸透施設とする場合、どうしても角部に段差(隙間)が発生する。単位部材Bは、この端部の段差が発生しないように埋めるためのものである。脚部32、33は、平板部37の二隅に一体的に形成され、平板部37の一側面371側に突出し他側面372側に開口している。脚部32、33は、一側面371側に向かって徐々に縮径する内部が空洞で、肉厚が一定の円錐台状に形成されている。単位部材B…22の脚部32、33は、その先端を除いて、単位部材A…21の脚部32、33と同一形状である。
図10に示す単位部材C1…23、単位部材C2…24と単位部材B…22との主な相違点は、単位部材C1…23、単位部材C2…24には1個の脚部32または33が形成されていることである。即ち、単位部材C1…23、単位部材C2…24には一辺の長さがL1で正方形の平板部38が形成されている。単位部材C1及び単位部材C2は、単位部材Bと同様に、箱形の雨水貯留浸透施設とする場合、どうしても角部に段差が発生する。単位部材C1及び単位部材C2は、この角部の段差(隙間)が発生しないように埋めるためのものである。単位部材C1…23には、中空筒状の1個の脚部32が一体的に形成されている。また、単位部材C2…24には、中空筒状の1個の脚部33が一体的に形成されている。脚部32、33は、平板部38に一体的に形成され、平板部38の一側面381側に突出し他側面382側に開口している。脚部32、33は、一側面381側に向かって徐々に縮径する円錐台状に形成されている。脚部32の突出端には係合凸部321が形成され、脚部33の突出端には、係合凸部321に係合可能な係合凹部331が形成されている。脚部32、33の突出端には、各々8個の小径の貫通穴39が形成され、脚部32、33内から水が外に抜けるようにしている。
[一段目の単位部材群11]
図2に示す一段目の単位部材群11は、9個の二段積み単位部材A…21を、本例では水平面上に格子状に等間隔に3列3行配置している。隣接する二段積み単位部材A…21の平板部31の辺の間の間隔はL2に設定されている。更に、3個の二段積み単位部材B…22を、二段積み単位部材A…21の図2の奥側の列と行に各々平行に等間隔に配置している。二段積み単位部材B…22と隣接する二段積み単位部材A…21との間の間隔は、同じL2に設定されている。また、隣接する二段積み単位部材B…22の平板部37の辺の間の間隔も同じL2に設定されている。更に、1個の二段積み単位部材C1…23、単位部材C2…24を、3個の二段積み単位部材B…22の交点に配置している。二段積み単位部材C1…23、単位部材C2…24の平板部38の辺と、二段積み単位部材B…22の平板部37の辺との間の間隔も同じL2に設定されている。即ち、一段目の単位部材群11は、二段積みした単位部材A…21、単位部材B…22、単位部材C1…23、単位部材C2…24を、全て同一の間隔L2で格子状に配置している。
図2に示すように、蓋部材Aは雨水貯留浸透施設の底部を塞ぐものである。図11に示すものはこの細部であり、一段目の単位部材群11の下面の空隙は、図11の蓋部材A、図12に示す蓋部材B、図13に示す蓋部材Cを取り付けて遮蔽する。図11に示すように蓋部材A…51には、正方形の平板部61が形成されている。平板部61の一側面611は平坦に形成され、他側面612側の四隅には、一辺の長さがL1で正方形の当接面64が形成されている。当接面64は、平板部61の四隅に等間隔に形成され、平板部61の厚さHの半分の長さだけ一側面611側に凹んで形成されている。平板部61の厚さHは、図8の単位部材Aの平板部31の厚さHと同一である。この当接面64には、2個の係合部65と2個の被係合部66が形成されている。係合部65は、当接面64から平板部61の他側面612側に突出する凸部であり、被係合部66は、当接面64に開口する凹部である。2個の係合部65と2個の被係合部66は、図8に示す単位部材Aの係合部35と被係合部36と同一形状で、単位部材Aの係合部35、被係合部36と同一位置に形成されている。図11に示すように、正方形の平板部61の一辺の長さは、2L1+L2で、図8の単位部材Aの平板部31の一辺の長さと同一である。
図2に示すように、蓋部材Bは雨水貯留浸透施設の底部の端部を塞ぐ(固定)ものである。図12に示すものはこの細部であり、蓋部材B…52には長方形の平板部67が形成されている。蓋部材B…52の平板部67の一側面671は平坦に形成され、他側面672側の二隅には、一辺の長さがL1で正方形の当接面64が形成されている。当接面64は、平板部67の厚さHの半分の長さだけ一側面671側に凹んで形成されている。この当接面64には、2個の係合部65と2個の被係合部66が形成されている。係合部65は、当接面64から平板部67の他側面672側に突出する凸部であり、被係合部66は、当接面64に開口する凹部である。2個の係合部65と2個の被係合部66は、図9の単位部材Bの係合部35、被係合部36と同一形状で、単位部材Bの係合部35、被係合部36と同一位置に形成されている。図12に示すように、長方形の平板部67の長辺の長さは2L1+L2で、短辺の長さはL1である。即ち、平板部67の長辺と短辺の長さは、単位部材B…22の長辺と短辺の長さと同一長さに形成されている。
図2に示すように、蓋部材Cは雨水貯留浸透施設の底部の角を塞ぐものである。図13に示すように、蓋部材C…53には一辺の長さがL1で正方形の平板部68が形成されている。蓋部材C…53の平板部68の一側面681は平坦に形成され、平板部68の他側面682側には、一辺の長さがL1で正方形の当接面64が形成されている。当接面64は、蓋部材A…51、蓋部材B…52の当接面64と同じ厚さのH/2に形成されている。この当接面64には、2個の係合部65と2個の被係合部66が形成されている。係合部65は、当接面64から平板部68の他側面682側に突出する凸部であり、被係合部66は、当接面64に開口する凹部である。2個の係合部65と2個の被係合部66は、図10の単位部材Cの係合部65、被係合部66と同一形状で、単位部材Cの係合部35、被係合部36と同一位置に形成されている。
図3に示す二段目の単位部材群12は、図2の一段目の単位部材群11と同様に9個の二段積み単位部材A…21を、水平面上に格子状に等間隔に3列3行配置している。隣接する二段積み単位部材A…21の平板部31の辺の間の間隔はL2に設定されている。更に、3個の二段積み単位部材B…22を、二段積み単位部材A…21の図3の手前側の列と行に各々平行に等間隔に配置している。二段積み単位部材B…22と隣接する二段積み単位部材A…21との間の間隔は、同じL2に設定されている。また、隣接する二段積み単位部材B…22の平板部37の辺の間の間隔も同じL2に設定されている。更に、1個の二段積み単位部材C1…23、単位部材C2…24を、3個の二段積み単位部材B…22の交点に配置している。二段積み単位部材C1…23、単位部材C2…24の平板部38の辺と、二段積み単位部材B…22の平板部37の辺との間の間隔も同じL2に設定されている。即ち、二段目の単位部材群12と一段目の単位部材群11との相違点は、二段目の単位部材群12は、二段積み単位部材B…22、二段積み単位部材C1…23、単位部材C2…24を、二段積み単位部材A…21の手前側の列と行に各々平行に配置していることである。
図3に示すように、側面蓋部材Aは雨水貯留浸透施設の側部を塞ぐものである。雨水貯留浸透施設の二段目の単位部材群12の側面の空隙は、図15に示す側面蓋部材A、図16に示す側面蓋部材Bを取り付けて遮蔽する。図15に示すように側面蓋部材A…55には、長方形の平板部81が形成されている。平板部81の一側面811は平坦に形成され、他側面812側の上方(図15(a)、(b)の上方)には、他側面812よりも突出した当接面813が形成されている。当接面813には、図15(a)の左右方向の両端に各々2個の係合部82が形成されている。係合部82は、当接面813から突出する凸部であり、単位部材Bの平板部37の一側面371に係合可能である。他側面812側の下方(図15(a)、(b)の下方)には、他側面812から突出した2個の当接突起83Aと2個の当接突起83Bが形成されている。当接突起83A、当接突起83Bは、単位部材A、単位部材B、単位部材C1、C2の円錐台状の脚部32、33の外周面に当接可能である。突出量の少ない当接突起83A、83Aは、脚部32、33の大径外周面に当接可能である。突出量の大きい当接突起83B、83Bは、脚部32、33の小径外周面に当接可能である。
図3に示すように、側面蓋部材Bは雨水貯留浸透施設の角部を塞ぐものである。二段目の単位部材群12の手前右側の側面に6個の側面蓋部材Aを取り付けると、二段目の単位部材群12の手前右側の側面の奥側の角には長さL1の空隙が残るので、図16の側面蓋部材Bを取り付けて遮蔽する。図16に示すように側面蓋部材B…56には、長方形の平板部85が形成されている。平板部85の一側面851と他側面852は平坦に形成されている。他側面852には、図16(a)、(b)の上下方向の中央部に、他側面852から突出した2個の当接突起83Aと2個の当接突起83Bが形成されている。当接突起83A、当接突起83Bは、上記した側面蓋部材Aの当接突起83A、当接突起83Bと同一形状で、同一の機能を有している。
図4に示すように、一段目の単位部材群11の上に二段目の単位部材群12を連結する。図4に示すように、二段目の単位部材群12の単位部材Aは、一段目の単位部材群11の単位部材Aに対して、列方向と行方向にL1+L2だけ奥側にずれて配置されている。従って、一段目の単位部材群11の隣接する4個の単位部材Aの当接面34にまたがって二段目の単位部材群12の単位部材Aの当接面34が当接する。その結果、一段目の単位部材Aと、二段目の単位部材Aの2個の係合部35と2個の被係合部36が互いに係合(連結)して、一段目の単位部材Aと二段目の単位部材Aが水平方向及び鉛直方向に連結される。当接面34は、平板部31の厚さHの半分の長さだけ一側面311側に凹んで形成されている。従って、一段目の単位部材群11と二段目の単位部材群12の当接面34を当接させて連結すると、一段目の単位部材群11と二段目の単位部材群12の平板部31が同一平面上に整列する。その結果、連結部の剪断面積が大きくなり、強度が増すため、特に水平方向からの荷重に対する強度が向上する。
図4に示す二段目の単位部材群12の上に図5に示す三段目の単位部材群13を連結して三段にする。図5に示す三段目の単位部材群13は、図2に示す一段目の単位部材群11と全く同一の構成なので、三段目の単位部材群13の詳細な説明は省略する。三段目の単位部材群13の単位部材Aは、二段目の単位部材群12の単位部材Aに対して、列方向と行方向にL1+L2だけ手前側にずれて配置されている。従って、三段目の単位部材群13の手前側の角の単位部材Aの当接面34が、二段目の単位部材群12の単位部材C1、C2の当接面38、単位部材C1、C2に隣接する2個の単位部材Bの当接面34、34、単位部材C1、C2に隣接する1個の単位部材Aの当接面34に当接する。その結果、三段目の手前側の角の単位部材Aが二段目の単位部材群12に係合して、水平方向及び鉛直方向に連結される。
図7は、図1の雨水貯留浸透施設1の三段目の単位部材群13の上に取り付け、雨水貯留浸透施設1の点検口4を遮蔽して、土砂の浸入を防止する蓋部材Dを示す斜視図である。上記図6で説明したように、本発明の雨水貯留浸透施設1の上面の空隙は、蓋部材A、蓋部材B、蓋部材Cを取り付けて遮蔽するが、点検口4の遮蔽は別の蓋部材Dで行う。蓋部材A、蓋部材B、蓋部材C、蓋部材Dは合成樹脂で成形されている。図14に示すように、蓋部材D…54は、一辺の長さがL2の正方形の箱状部材で、蓋部材D…54の厚さHは、図8の単位部材Aの平板部31の厚さHと同一に形成されている。蓋部材D…54の一辺の長さL2は、正方形の点検口4の一辺の長さL2と同一に形成されている。蓋部材D…54の一側面には、底板71が一体的に形成され、蓋部材D…54の他側面は開口している。蓋部材D…54の四辺には、幅がL3のフランジ部72が形成されている。
前述したように、本実施の形態の雨水貯留浸透施設1は、特別な工事、設計変更等を行うことなく、その構造から上層から最下層まで貫通する貫通孔が形成される。図17は、雨水貯留浸透施設の上面に敷設された覆土中に埋設した点検用カメラ用の点検口の縦断面図である。図17に示すように、雨水貯留浸透施設1の上面に土砂や砂利等の覆土73をかぶせる際に、点検口4に蓋部材D…54を取り付けず、三段目の単位部材群13の点検口4の上部と地表とを連絡する中空の筒状体(例えば塩化ビニール製のパイプ等)74を埋め込む。中空の筒状体74の上部には蓋75を着脱可能に取り付ける。中空の筒状体74は、点検口4のうちの必要な箇所に複数設置する。この雨水貯留浸透施設1の点検が必要になったら、蓋75を取り外して点検用カメラを中空の筒状体74を通して点検口4に挿入して点検する。このようにすれば、点検の度に、点検口4周辺の覆土73を除去したり埋め戻す作業が不要となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定されることはない。例えば、本発明の実施の形態の雨水貯留浸透施設1は、1セットの単位部材群を三段積み重ねているが、1段以上であれば良い。また、高さが必要ないとき、設置場所の高さに構造的に制約があるときは、脚同士を接合することなく、単体の単位部材A、単位部材B、単位部材C、蓋部材A等を平面的に敷設したものでも良い。なお、この1段敷設の脚部の下端は、脚の先端凹部、凸部と連結する蓋部材(図示せず)を用いる。また、本発明の実施の形態の脚部は、円錐台状に形成されているが、脚部の断面形状は円形に限定されるものではなく、四角錐台状、六角錐台状等の任意の多角形の断面でも良い。雨水貯留浸透施設は、長期にわたって継続的に荷重が作用し続けると、クリープ変形によるひずみが発生するため、継続的に作用し続ける荷重に対する長期性能の照査を行う必要があり、関係団体からその指針も決められている。そのため継続的に作用し続ける荷重に対する長期性能の照査が行われている。このために、鉛直方向荷重、水平方向荷重の照査が行われる。
11…一段目の単位部材群
12…二段目の単位部材群
13…三段目の単位部材群
21…単位部材A
22…単位部材B
23…単位部材C1
24…単位部材C2
31…平板部
311…一側面
312…他側面
32、33…脚部
321…係合凸部
331…係合凹部
34…当接面
35…係合部
36…被係合部
37…平板部
371…一側面
372…他側面
38…平板部
381…一側面
382…他側面
39…貫通穴
4…点検口
51…蓋部材A
52…蓋部材B
53…蓋部材C
54…蓋部材D
55…側面蓋部材A
56…側面蓋部材B
61…平板部
611…一側面
612…他側面
64…当接面
65…係合部
66…被係合部
67…平板部
671…一側面
672…他側面
68…平板部
681…一側面
682…他側面
71…底板
72…フランジ部
73,84…覆土
74…中空の筒状体
75…蓋
81…平板部
811…一側面
812…他側面
813…当接面
814…一端面
815…他端面
82…係合部
83A、83B…当接突起
84A、84B…傾斜当接面
841B、842B…係合溝
843B、844B…係合突起
845B、846B…係合部
841A、842A…係合突起
843A、844A…係合溝
845A、846A…係合穴
85…平板部
851…一側面
852…他側面
854…一端面
855…他端面
86A、86B…傾斜当接面
861B、862B…係合溝
863B、864B…係合突起
865B、866B…係合部
861A、842A…係合溝
863A、864A…係合突起
865A、866A…係合部
Claims (6)
- 複数の単位部材を水平方向及び又は鉛直方向に、組み立てて地下に配置して雨水の貯留空間を形成する雨水貯留浸透施設であって、
前記単位部材は、
厚みを有する正方形又は長方形の平板部と、
前記平板部の一側面側の四隅に形成され、他の前記単位部材の前記平板部の四隅と互いに連結するための当接面が形成された連結部と、
前記平板部の四隅に前記平板部と一体的に形成され、前記平板部の他側面側に突出し前記一側面側に開口する中空筒状の脚部と
を有することを特徴とする雨水貯留浸透施設。 - 請求項1に記載の雨水貯留浸透施設において、
前記当接面は、前記一側面側から前記他側面側に前記平板部の厚さの1/2の厚さだけ薄く形成された矩形の凹部の底面であり、かつ前記他の単位部材の前記平板部の四隅の側面と接する2側面である
ことを特徴とする雨水貯留浸透施設。 - 請求項2に記載の雨水貯留浸透施設において、
前記連結部は、前記他の単位部材の前記連結部と係合するための係合部及び被係合部とを備えたものであり、
前記平板部の対角位置に位置する前記脚部の先端部は、前記他の単位部材の前記脚部と連結するための突出するそれぞれ凸部又は凹部とからなり、
前記脚部は、前記一側面側から前記他側面側の方向に向かって徐々に縮径する円又は角錐台状に形成されている
ことを特徴とする雨水貯留浸透施設。 - 請求項3に記載の雨水貯留浸透施設において、
前記脚部の前記凸部と前記凹部同士を連結し、2個からなる一対の単位部材を構成し、前記一対の単位部材と他の一対の単位部材の前記係合部と前記被係合部、及び前記当接面を係合させて、水平方向及び又は鉛直方向に互い違いに組み立てて地下に配置して雨水の貯留空間を形成する
ことを特徴とする雨水貯留浸透施設。 - 請求項4に記載の雨水貯留浸透施設において、
最上段の前記単位部材群の上面に敷設された覆土中に埋設され、前記最上段の隣接する前記単位部材の平板部の辺との間に形成された点検口の上部と地表とを連絡して、点検用カメラを点検口に挿入可能な中空体を備えた
ことを特徴とする雨水貯留浸透施設。 - 請求項4に記載の雨水貯留浸透施設において、
前記単位部材を縦方向に抜いて、最上段の前記単位部材群の上面から筒状の空間を形成して、地表とを連絡して人孔の点検口を備えた
ことを特徴とする雨水貯留浸透施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017198331A JP6796570B2 (ja) | 2017-10-12 | 2017-10-12 | 雨水貯留浸透施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017198331A JP6796570B2 (ja) | 2017-10-12 | 2017-10-12 | 雨水貯留浸透施設 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019073855A true JP2019073855A (ja) | 2019-05-16 |
JP6796570B2 JP6796570B2 (ja) | 2020-12-09 |
Family
ID=66543843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017198331A Active JP6796570B2 (ja) | 2017-10-12 | 2017-10-12 | 雨水貯留浸透施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6796570B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022003988A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 天昇電気工業株式会社 | 雨水貯留浸透施設の単位ブロック部材および雨水貯留浸透施設の枠状ブロックユニット、並びに雨水貯留浸透施設 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355259A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Shinichiro Hayashi | 構造体 |
JP2002129676A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-09 | Shinichiro Hayashi | 構造部材および構造物 |
JP2002309659A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Shinichiro Hayashi | 貯水施設 |
JP2002315438A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Shinichiro Hayashi | 容器状部材および構造物 |
JP2004052243A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 雨水等を貯留及び/又は浸透する施設 |
JP2005320845A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 雨水貯留槽 |
JP2006307494A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Tokyu Construction Co Ltd | 雨水等の貯留施設並びに浸透施設及びこれらの施設に使用する点検用充填体 |
JP2008255767A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-10-23 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 補強を施した雨水等の貯留浸透施設 |
JP2009013757A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 水貯留槽用の構造部材 |
JP2010048010A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 雨水等の貯留浸透施設 |
JP2010059729A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 雨水等の貯留浸透施設 |
JP2012057441A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Bridgestone Corp | 雨水貯留槽、雨水貯留槽充填構造 |
US20140291221A1 (en) * | 2011-11-09 | 2014-10-02 | Frankische Rohrwerke Gebr. Kirchner Gmbh & Co. Kg | Drainage trench unit and transport unit formed from such drainage trench units |
-
2017
- 2017-10-12 JP JP2017198331A patent/JP6796570B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355259A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Shinichiro Hayashi | 構造体 |
JP2002129676A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-09 | Shinichiro Hayashi | 構造部材および構造物 |
JP2002309659A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Shinichiro Hayashi | 貯水施設 |
JP2002315438A (ja) * | 2001-04-19 | 2002-10-29 | Shinichiro Hayashi | 容器状部材および構造物 |
JP2004052243A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 雨水等を貯留及び/又は浸透する施設 |
JP2005320845A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 雨水貯留槽 |
JP2006307494A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Tokyu Construction Co Ltd | 雨水等の貯留施設並びに浸透施設及びこれらの施設に使用する点検用充填体 |
JP2008255767A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-10-23 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 補強を施した雨水等の貯留浸透施設 |
JP2009013757A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Gifu Plast Ind Co Ltd | 水貯留槽用の構造部材 |
JP2010048010A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 雨水等の貯留浸透施設 |
JP2010059729A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 雨水等の貯留浸透施設 |
JP2012057441A (ja) * | 2010-09-13 | 2012-03-22 | Bridgestone Corp | 雨水貯留槽、雨水貯留槽充填構造 |
US20140291221A1 (en) * | 2011-11-09 | 2014-10-02 | Frankische Rohrwerke Gebr. Kirchner Gmbh & Co. Kg | Drainage trench unit and transport unit formed from such drainage trench units |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022003988A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 天昇電気工業株式会社 | 雨水貯留浸透施設の単位ブロック部材および雨水貯留浸透施設の枠状ブロックユニット、並びに雨水貯留浸透施設 |
JP2022012077A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 天昇電気工業株式会社 | 雨水貯留浸透施設の単位ブロック部材および雨水貯留浸透施設の枠状ブロックユニット、並びに雨水貯留浸透施設 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6796570B2 (ja) | 2020-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5294439B1 (ja) | 雨水貯留積層構造体に用いる構造部材 | |
JP2019073855A (ja) | 雨水貯留浸透施設 | |
JPWO2017150138A1 (ja) | 貯留ユニット | |
US20200248442A1 (en) | Rainwater storage and infiltration facility | |
KR101542602B1 (ko) | 건축용 가설 흙막이시설 | |
KR102502190B1 (ko) | 적층 구조식 모듈 옹벽 | |
JP2015096680A (ja) | 籠構造物、貯水ユニットおよび貯水槽 | |
WO2022003988A1 (ja) | 雨水貯留浸透施設の単位ブロック部材および雨水貯留浸透施設の枠状ブロックユニット、並びに雨水貯留浸透施設 | |
WO2013151020A1 (ja) | 雨水貯留積層構造体に用いる構造部材 | |
JP2015229854A (ja) | 基礎構造 | |
JP4866264B2 (ja) | 地中埋設用函体 | |
EP3693516A1 (en) | Rainwater storage and infiltration facility | |
JP5829938B2 (ja) | 地下貯留槽 | |
JP6985037B2 (ja) | 橋脚基礎構造 | |
JP5783916B2 (ja) | 貯水空間形成ブロック | |
JP6818503B2 (ja) | 建物 | |
JP2017048593A (ja) | 既存柱の補強構造および補強方法 | |
JP2007085115A (ja) | 強度を有する材質で構成された側壁を有する槽 | |
CN111663633A (zh) | 雨水蓄存及入渗设施 | |
JP2016033318A (ja) | 組立式ユニット橋梁キット | |
WO2009153829A1 (ja) | 地中埋設用函体 | |
JP5291521B2 (ja) | 免震構造の構築方法 | |
JP6224181B1 (ja) | 地下貯水施設 | |
JP6496464B2 (ja) | 既製柱とフーチングの接合構造 | |
KR102006630B1 (ko) | 전통 담장 보강용 구조물, 이를 포함하는 전통 담장 및 이의 시공방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6796570 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |