JP2019073234A - タイヤ - Google Patents

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真吾 信國
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Abstract

【課題】 視覚的にホイールを大きく見せながら、サイド部に、タイヤを識別などする情報等を能率的に配置することができるタイヤを提供する。【解決手段】 少なくとも一方のサイド部Sに、タイヤ半径方向の外側装飾部11と内側装飾部12とを含む装飾部10が形成される。外側装飾部は、2つの離間部13A、13Bを除いて、タイヤ周方向に連続するように延びる第1円弧模様14と第2円弧模様15とを含む。離間部13A、13Bのタイヤ周方向の長さは、互いに相違する。内側装飾部12は、タイヤ周方向に実質的に等間隔で配置される隆起部20を具える。【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤに関し、詳しくは、視覚的にホイールを大きく見せることが可能なタイヤに関する。
近年、タイヤ外径をそのままとしてホイールを大径化する(即ち、タイヤを低扁平化する)インチアップが流行している。一方、インチアップは、車両のバネ下重量の増加を招き、車両の運動性能に影響を与えるという課題がある。この種の課題を解決するために、タイヤの少なくとも一方のサイド部の外表面の少なくも一部に、装飾部を備え、該装飾部が、タイヤ周方向に沿って延びる環状装飾部分と、該環状装飾部分のタイヤ半径方向内側でタイヤ周方向に互いに離間して配置された複数の断続装飾部分とを有し、前記環状装飾部分を、タイヤ最大幅付近に配置されるとともに少なくともタイヤ半径方向の中央部分において明度が30%以上とされたタイヤが提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第5902486号公報
しかしながら、上記特許文献1のタイヤの装飾部は、環状装飾部がタイヤ周方向に連続している。そのため、サイド部に、例えばタイヤを識別などする情報(タイヤサイズ、標章、規格情報、安全警告情報等)を表示するための領域が充分に確保できないという制約があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、視覚的にホイールを大きく見せながら、サイド部に、タイヤを識別などする情報等を能率的に配置することができるタイヤを提供することを主たる課題とする。
本発明は、一対のサイド部を有するタイヤであって、
前記サイド部の少なくとも一方に、タイヤベース色とは異なる色彩の装飾部が形成されており、
前記装飾部は、タイヤ半径方向において、外側装飾部と内側装飾部とを含み、
前記外側装飾部は、2つの離間部を除いて、タイヤ周方向に連続するように延びる第1円弧模様と第2円弧模様とを含み、
前記2つの離間部のタイヤ周方向の長さは、互いに異なっており、
前記内側装飾部は、タイヤ幅方向に突出する隆起部が複数設けられており、
前記隆起部は、タイヤ周方向に実質的に等間隔で配置されている。
本発明に係る前記タイヤでは、前記外側装飾部は、前記内側装飾部と異なる色彩を有するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記第1円弧模様、前記第2円弧模様及び前記2つの離間部は、凹凸を有することなくタイヤ周方向に連続するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記隆起部の各々は、タイヤ半径方向外側の第1エッジと、タイヤ半径方向内側の第2エッジとを有し、前記第2エッジの隆起高さが前記第1エッジの隆起高さよりも大きいのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記2つの離間部は、第1離間部と第2離間部とを含み、前記隆起部の一つは、前記第1離間部に、そのタイヤ半径方向内側で隣接するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記隆起部のタイヤ半径方向外側の第1エッジのタイヤ周方向長さは、前記第1離間部のタイヤ周方向長さと実質的に同一であるのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記隆起部の各々は、タイヤ半径方向内側ほどタイヤ周方向の長さが大きい台形状であるのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤでは、前記第1円弧模様は、タイヤ半径方向内外の円弧模様からなり、かつ前記第2円弧模様は、タイヤ半径方向内外の円弧模様からなり、
前記第1円弧模様の前記外の円弧模様と、前記第2円弧模様の前記外の円弧模様と、前記内側装飾部とは、金属光沢を有する互いに同一の色彩を有し、
前記第1円弧模様の前記内の円弧模様と、前記第2円弧模様の前記内の円弧模様とは、互いに同一かつ前記外の円弧模様の色彩とは異なる色彩を有するのが好ましい。
「サイド部」は、トレッド接地端からリム嵌合部のタイヤ半径方向外端までの領域として定義される。前記リム嵌合部は、リム組み時にビード部が正規リムと嵌合する領域であり、リム嵌合部のタイヤ半径方向外端として、所謂リムラインを採用することができる。
又、トレッド接地端は、トレッド接地面のタイヤ幅方向(タイヤ軸方向)最外端を意味する。トレッド接地面は、空気入りタイヤの場合、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した基準状態のタイヤに正規荷重を負荷して、平坦面に接触させたときに接地しうるトレッド部の面として定義される。なお自動二輪車用タイヤの場合、トレッド接地面には、旋回時に接地しうるトレッド部の面も含まれる。
なお前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、前記基準状態にて特定される値とする。
本発明のタイヤは、サイド部の少なくとも一方に装飾部が形成されている。この装飾部は、タイヤ半径方向において、外側装飾部と内側装飾部とを含んでいる。前記外側装飾部は、2つの離間部を除いて、タイヤ周方向に連続するように延びる第1円弧模様と第2円弧模様とを含んでいる。前記内側装飾部は、タイヤ幅方向に突出する隆起部が複数設けられており、前記隆起部は、タイヤ半径方向に実質的に等間隔で配置されている。
上記のような装飾部は、視覚的にホイールを大きく見せることができ、インチアップのユーザーの要求を満たすことができる。また、外側装飾部は、離間部が形成されているので、該離間部のスペースを利用して、タイヤを識別などする情報等を能率的に配置することができる。特に、離間部は、タイヤ周方向の長さが互いに異なる2つを含んでいるため、例えば、タイヤ周方向の長さが大きい離間部に、より目立たせたい情報(例えば、タイヤのブランドやメーカー名等)を表示させることが可能である。
本発明のタイヤの第1実施形態を示す側面図である。 その斜視図である。 図1のA−A’線断面図である 図1のB−B’線断面における外のサイド部を拡大して示す部分断面図である。 (A)は外側装飾部のみを示す側面図、(B)は内側装飾部の一部を拡大して示す側面図である。 本発明のタイヤのサイド部の他の例を分解して示す断面図である。 本発明のタイヤのサイド部のさらに他の例を分解して示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図3に示すように、本実施形態のタイヤ1は、一対のサイド部S、Sを有するタイヤであって、少なくとも一方のサイド部Sに、タイヤベース色とは異なる色彩の装飾部10(図1、2に示す)を具える。そして装飾部10により、インチアップ風の外観を付与する。
本例では、タイヤ1が、乗用車用の空気入りタイヤである場合が示される。そしてサイド部S、Sを、タイヤ1が車両に装着された際に車両外側に向く外のサイド部Soと、車両内側に向く内のサイド部Siとに区別したとき、本例では、外のサイド部Soにのみ、装飾部10が形成される。
サイド部Sは、前述した如く、トレッド接地面2sのタイヤ幅方向(タイヤ軸方向に相当。)の最外端であるトレッド接地端Teから、リム嵌合部Ryのタイヤ半径方向外端Reまでの領域範囲として定義される。
タイヤ1は、前記トレッド接地面2sを有するトレッド部2と、トレッド部2のタイヤ幅方向両端部からタイヤ半径方向内側にのびるサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向内端部に配されるビード部4とを具える。ビード部4は、正規リムRに嵌合するためのリム嵌合部Ryを具える。
タイヤ1の内部には、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内部かつカーカス6のタイヤ半径方向外側に配されるベルト層7とが形成される。
カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75〜90゜の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間に跨るプライ本体部6aの両端に、ビードコア5の廻りでタイヤ幅方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを有する。ビード部4には、プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間を通ってビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビード補強用のビードエーペックスゴム8が配される。
ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜40゜の角度で配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。各ベルトコードは、プライ間相互で交差する。これによりベルト剛性が高められ、トレッド部2が補強される。
なおタイヤ1の内部構造としては、上記構造に限定されるものではなく、従来的な種々な内部構造が採用できる。
図1、2に示すように、タイヤ1の前記外のサイド部Soには、タイヤベース色とは異なる色彩の装飾部10が形成される。
「タイヤベース色」とは、タイヤ1の外表面を構成するゴム(例えばトレッドゴム、サイドウォールゴム、ビードゴム等)の色であって、通常、黒色をなす。なお例えば白色ゴム等の色ゴムを含む場合、露出面積の最も多いゴムの色で定義される。又「色彩」が異なるとは、色の三要素である「色相」、「明度」、「彩度」のうちの少なくとも一つが相違することを意味する。好ましくは、少なくとも「色相」が相違するのが良い。
前記装飾部10は、タイヤ半径方向外側の外側装飾部11と、タイヤ半径方向内側の内側装飾部12とを含む。
外側装飾部11は、2つの離間部13A、13Bを除いて、タイヤ周方向に連続するように延びる第1円弧模様14と第2円弧模様15とを含む。この外側装飾部11は、離間部13A、13Bにより途切れるとはいえ、互いに協働して、ホイールのリムフランジ部分を連想させることができる。なお離間部13A、13Bは、外側装飾部11には含まれない。
図5(A)には、外側装飾部11のみが描かれる。同図に示すように、外側装飾部11は、タイヤ半径方向の巾W11が一定で形成される。この巾W11は、装飾部10のタイヤ半径方向の巾W10(図4に示す)の25〜45%の範囲が好ましい。特には、巾W11の下限は巾W10の30%以上がより好ましく、上限は巾W10の40%以下がより好ましい。又前記巾W10は、サイド部3oのタイヤ半径方向の巾W(図示省略)の45〜65%であるのが好ましい。特には巾W10の上限は巾Wの60%以下がより好まし。
第1円弧模様14、第2円弧模様15、及び離間部13A、13Bは、凹凸を有することなくタイヤ周方向に連続する。これにより外側装飾部11を、ホイールのリムフランジ部分としてより強く錯視させうる。なお前記「凹凸を有することなく」には、例えば塗膜等の厚さに起因する凹凸、及び離間部13A、13Bに情報等が刻印された場合における前記刻印による凹凸などは除外される。本例では、離間部13A、13Bは、タイヤベース色で形成される。
2つの離間部13A、13Bは、そのタイヤ周方向の長さLA、LBが互いに相違する。前記長さはLA、LBは、外側装飾部11のタイヤ半径方向内縁側における長さで定義される。便宜上、長さが大な方を第1離間部13A、長さが小な方を第2離間部13Bと呼ぶ。この離間部13A、13Bには、情報(例えば、タイヤサイズ、標章、規格情報、安全警告情報等)が表示される。長さLA、LBは、表示する情報に応じて設定されるが、タイヤ軸心を中心とした中心角θに換算して、70度以下さらには50度以下が好ましい。中心角θが70度を超えると、外側装飾部11を環状に連続して見せることが難しくなる。
図1、2に示すように、内側装飾部12は、タイヤ幅方向に突出する複数の隆起部20を具える。なお内側装飾部12には、隆起部20、20間の非隆起部分25も含まれる。隆起部20は、タイヤ周方向に実質的に等間隔で配置される。「実質的に等間隔」とは、等間隔の場合、及び間隔にバラツキが有りかつ間隔の最大値Dmax と最小値Dmin との比Dmax/Dmin が1.1以下で有る場合を含む。このような隆起部20は、ホイールのスポーク部分を連想させ、実際のホイールとの一体感を高めインチアップ風の外観を付与しうる。そのために、隆起部20の形成数は、4〜10が好ましく、特には、タイヤ1に実際に装着されるホイールに応じて設定するのが望ましい。
図4は図1のB−B線断面における外のサイド部Soを拡大して示す部分断面図である。図4に示すように、隆起部20は、タイヤ半径方向外側の第1エッジE1と、タイヤ半径方向内側の第2エッジE2とを有する。サイド基準面Ssからの第2エッジE2の隆起高さh2は、第1エッジE1の隆起高さh1よりも大である。隆起部20の隆起高さhは、第1エッジE1から第2エッジE2に向かって漸増するのが好ましい。これにより、立体感を付与し、隆起部20を実際のスポーク部分の外観に近づけうる。
前記隆起高さh1は、本例の如く、0であっても良い。又第2エッジE2は、正規リムRのフランジ先端よりも、タイヤ幅方向外側に突出するのが好ましい。
図3に示すように、前記サイド基準面Ssは、隆起部20を形成しない位置における外のサイド部Soの外表面の輪郭形状Joに相当する。この輪郭形状Joは、内のサイド部Siの外表面の輪郭形状Jiに近似している。本例の輪郭形状Joは、外側装飾部11のタイヤ半径方向外縁部に小段差部22を具える。これにより、少なくとも外側装飾部11の形成位置において、輪郭形状Joは輪郭形状Jiよりも段差高さG(図4に示す)だけタイヤ幅方向外側に張り出している。前記段差高さGは、立体感を付与し、外側装飾部11をリムフランジ部分のイメージに近づけうる。段差高さGは、0.3〜1.5mmの範囲が好ましい。なお小段差部22を排除でき、この場合、輪郭形状Jo(サイド基準面Ss)は、輪郭形状Jiと等しくなる。
図5(B)には、内側装飾部12の一部が描かれる。同図に示すように、本例の隆起部20は、タイヤ半径方向内側ほどタイヤ周方向の長さLが大きい台形状に形成される。これにより、ホイールのスポーク部分のイメージにさらに近づける。
隆起部20の一つは、第1離間部13Aに、そのタイヤ半径方向内側で隣接するのが好ましい。これにより、外側装飾部11を環状に連続して見せることができる。このとき、隆起部20の前記第1エッジE1のタイヤ周方向長さL1と、第1離間部13Aの前記タイヤ周方向長さLAとが実質的に同一であるのがより好ましい。特には、第1離間部13Aのタイヤ周方向の側縁eaと、隆起部20のタイヤ周方向の側縁ebとが一直線状に連なることが、外側装飾部11と内側装飾部12との一体感を高め、大径のホイールをイメージさせる上で好ましい。
本例では、図1に示すように、非隆起部分25の一つが、第2離間部13Bに、そのタイヤ半径方向内側で隣接している。
次に、外側装飾部11と内側装飾部12とは、同じ色彩で形成することができる。例えば、実際のホイールを連想させるために、外側装飾部11と内側装飾部12とをともに金属光沢を有する例えば銀色の色彩で形成することも好ましい。
しかし、図1に示すように、視認性を高めるために、外側装飾部11を、内側装飾部12と異なる色彩で形成することも好ましい。具体的には、本例では、第1円弧模様14は、色彩が異なるタイヤ半径方向内外の円弧模様14i、14oから形成される。又第2円弧模様15も、色彩が異なるタイヤ半径方向内外の円弧模様15i、15oから形成される。内の円弧模様14i、15i同士は、色彩が互いに同じであり、又外の円弧模様14o、15o同士は、色彩が互いに同じである。本例では、離間部13A、13Bは、タイヤベース色で形成されている。特に本例では、外の円弧模様14o、15oと内側装飾部12とは、金属光沢を有する互いに同一の色彩を有する。又内の円弧模様14i、15i同士は、互いに同一かつ前記外の円弧模様14o、15o及び内側装飾部12とは異なる色彩を有する。これにより、視認性を高めながら、外の円弧模様14o、15oがリムフランジ部分を連想させ、かつ隆起部20がスポーク部分を連想させるなど大径のホイールを明確にイメージさせることができる。
なお内側装飾部12においては、隆起部20の立体感をより高めるために、非隆起部分25の明度を隆起部20の明度より減じることもできる。なお非隆起部分25は、タイヤベース色でも良い。このように、外側装飾部11及び内側装飾部12は、の種々の色彩にて形成することができる。
なお前記色彩は、サイド部Soにメッキ処理、塗装処理(印刷を含む)、フィルムの貼り付け処理などの既知の処理を行うことで形成できる。
図6に、タイヤ1の他の実施例を示す。本例では、第1円弧模様14、第2円弧模様15が、タイヤ基体1Aのサイド面1Asに、別途接着される第1、第2の円弧状部材31、32により形成される。この第1、第2の円弧状部材31、32は、ゴム状弾性体からなり、その外表面には、メッキ処理、塗装処理(印刷を含む)、フィルムの貼り付け処理等により、所定の色彩の層が形成されている。又タイヤ基体1Aには、内側装飾部12を具え、又サイド面1Asには、前記第1、第2の円弧状部材31、32が嵌る取付け溝33が凹設されている。この取付け溝33内に、第1、第2の円弧状部材31、32を接着することでタイヤ1が形成される。
図7に、タイヤ1のさらに他の実施例を示す。本例では、装飾部10は、タイヤ基体1Bのサイド面1Bsに、別途接着される環状部材35により形成される。この環状部材35は、装飾部10形成用の凹凸(隆起部20、非隆起部分25など)を有するゴム状弾性体からなり、その外表面には、メッキ処理、塗装処理(印刷を含む)、フィルムの貼り付け処理等により、所定の色彩の層が形成される。タイヤ基体1Bのサイド面1Bsには、環状部材35が嵌る取付け溝36が凹設されている。この取付け溝36内に、環状部材35を接着することでタイヤ1が形成される。なお環状部材35は、タイヤ変形を考慮し、タイヤ周方向に分割される例えば2〜5個の分割片により形成するのが好ましい。
なおタイヤ1は、例えば自動二輪車用、重荷重用等の空気入りタイヤとして形成することができる。又中実構造のソリッドタイヤとして形成することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 タイヤ
10 装飾部
11 外側装飾部
12 内側装飾部
13A 第1離間部
13B 第2離間部
14 第1円弧模様
14i 内の円弧模様
14o 外の円弧模様
15 第2円弧模様
15i 内の円弧模様
15o 外の円弧模様
20 隆起部
E1 第1エッジ
E2 第2エッジ
S サイド部

Claims (8)

  1. 一対のサイド部を有するタイヤであって、
    前記サイド部の少なくとも一方に、タイヤベース色とは異なる色彩の装飾部が形成されており、
    前記装飾部は、タイヤ半径方向において、外側装飾部と内側装飾部とを含み、
    前記外側装飾部は、2つの離間部を除いて、タイヤ周方向に連続するように延びる第1円弧模様と第2円弧模様とを含み、
    前記2つの離間部のタイヤ周方向の長さは、互いに異なっており、
    前記内側装飾部は、タイヤ幅方向に突出する隆起部が複数設けられており、
    前記隆起部は、タイヤ周方向に実質的に等間隔で配置されているタイヤ。
  2. 前記外側装飾部は、前記内側装飾部と異なる色彩を有する請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記第1円弧模様、前記第2円弧模様及び前記2つの離間部は、凹凸を有することなくタイヤ周方向に連続する請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記隆起部の各々は、タイヤ半径方向外側の第1エッジと、タイヤ半径方向内側の第2エッジとを有し、前記第2エッジの隆起高さが前記第1エッジの隆起高さよりも大きい請求項1〜3の何れかに記載のタイヤ。
  5. 前記2つの離間部は、第1離間部と第2離間部とを含み、
    前記隆起部の一つは、前記第1離間部に、そのタイヤ半径方向内側で隣接する請求項1〜4の何れかに記載のタイヤ。
  6. 前記隆起部のタイヤ半径方向外側の第1エッジのタイヤ周方向長さは、前記第1離間部のタイヤ周方向長さと実質的に同一である請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記隆起部の各々は、タイヤ半径方向内側ほどタイヤ周方向の長さが大きい台形状である請求項1〜6の何れかに記載のタイヤ。
  8. 前記第1円弧模様は、タイヤ半径方向内外の円弧模様からなり、かつ前記第2円弧模様は、タイヤ半径方向内外の円弧模様からなり、
    前記第1円弧模様の前記外の円弧模様と、前記第2円弧模様の前記外の円弧模様と、前記内側装飾部とは、金属光沢を有する互いに同一の色彩を有し、
    前記第1円弧模様の前記内の円弧模様と、前記第2円弧模様の前記内の円弧模様とは、互いに同一かつ前記外の円弧模様の色彩とは異なる色彩を有する請求項1〜7の何れかに記載のタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230039157A (ko) * 2021-09-14 2023-03-21 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 초저 회전저항 타이어를 위한 페이크 림프로텍트바 형성 방법 및 페이크 림프로텍트바가 형성된 타이어

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KR102616928B1 (ko) 2021-09-14 2023-12-21 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 초저 회전저항 타이어를 위한 페이크 림프로텍트바 형성 방법 및 페이크 림프로텍트바가 형성된 타이어

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