JP2019066656A - 画像形成装置 - Google Patents

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真潮 竹澤
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Abstract

【課題】開閉カバーに対する手差しトレイの係脱作業に必要な力を増加させることなく、開閉カバーの開閉時に手差しトレイが開閉カバーから意図せずに離脱するのを防止する。【解決手段】画像形成装置は、係合部材40とロック機構とを備えている。係合部材40は、第一及び係合孔7a,61bに挿入された状態で、第一位置と該第一位置よりも進出した第二位置との間で移動可能に構成され、ロック機構は、操作レバーが原位置にあるときには係合部材40を上記第一位置に位置させる一方、操作レバーが原位置から所定の向きに回動操作されると、該回動操作に連動して、係合部材40を上記第一位置から上記第二位置に移動させるように構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置本体に対して回動可能に支持された開閉カバーを備えた画像形成装置は知られている。この画像形成装置では、開閉カバーを開放することで画像形成装置本体内にアクセスしてジャム紙を処理したり、各種機器のメンテナンスを行ったりすることができる。このような画像形成装置において、手差しトレイを開閉カバーに取り付けることがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された画像形成装置では、開閉カバーは、その下端を支持する回動軸を支点として回動可能に構成されている。手差しトレイは、前記開閉カバーの一部を構成し、前記開閉カバーの回動支点を中心に独立して開閉可能に構成されている。手差しトレイは、開閉カバーに対して爪部と凹部とを係合させることで固定されている。
特開2008−083442号公報
上述のように、手差しトレイを開閉カバーに固定するために爪部と凹部とを係合させるようにした場合、開閉カバーの開閉時に爪部と凹部との係合が外れてしまうことがある。この結果、手差しトレイが開閉カバーから意図せずに離脱して周辺の固定物に衝突したり、手差しトレイの支持部が衝撃で破損したりするという問題がる。
そこで、爪部の突出量を増加せるなどして爪部と凹部との係合力を強化することが考えられる。これにより、開閉カバーの開閉時に手差しトレイを開閉カバーに対して強固に拘束して上述の問題を解消することができる。
しかし単に爪部と凹部との係合力を強化した場合、手差しトレイを開閉カバーに対して係脱させる際に大きな力が必要となる。このため、作業者が手差しトレイを開閉する際の作業性が悪化するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、開閉カバーに対する手差しトレイの係脱作業に必要な力を増加させることなく、開閉カバーの開閉時に手差しトレイが開閉カバーから意図せずに離脱するのを防止することにある。
本発明に係る画像形成装置は 画像形成装置本体の側壁に下端を回動支点として開閉可能に構成された開閉カバーと、 上記開閉カバーの一部を構成し、下端を回動支点として該開閉カバーとは独立して開閉可能に構成された手差しトレイと、を備えている。
そして、上記開閉カバーが閉じられると、該開閉カバーの閉じ動作に連動して該開閉カバーを上記画像形成装置本体に対して回動不能に拘束するロック機構と、上記開閉カバーに所定軸回りに回動可能に設けられ、原位置から所定の向きに回動させることで上記ロック機構による該開閉カバーのロックを解除する操作レバーと、上記開閉カバーに設けられた係合孔と上記手差しトレイの側端面に形成された係合孔との双方に挿通されることで、該開閉カバーに対して上記手差しトレイを回動不能に拘束する係合部材と、を備え、上記係合部材は、上記両係合孔に挿入された状態で、第一位置と該第一位置よりも進出した第二位置との間で移動可能に構成され、上記ロック機構は、上記操作レバーが原位置にあるときには上記係合部材を上記第一位置に位置させる一方、上記操作レバーが原位置から所定の向きに回動操作されると、該回動操作に連動して、上記係合部材を上記第一位置から上記第二位置に移動させるように構成されている。
本発明によれば、開閉カバーに対する手差しトレイの係脱作業に必要な力を増加させることなく、開閉カバーの開閉時に手差しトレイが開閉カバーから意図せずに離脱するのを防止することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置を示す外観斜視図である。 図2は、実施形態における画像形成装置の概略構成を示す全体図である。 図3は、手差しトレイを備えた開閉カバーを示す側面図である。 図4は、手差しトレイを備えた開閉カバーを示す斜視図である。 図5は、手差しトレイを備えた開閉カバーを示すカバー外方側から見た平面図である。 図6は、図5をA−A線で切断したカットモデルを示す斜視図である。 図7は、ロック機構により駆動される係合部材を示す斜視図である。 図8は、係合部材に掛合する付勢バネを示す斜視図である。 図9は、ロック機構の主要構成要素を示す斜視図である。 図10は、開閉カバーがロック機構によりロックされた状態における、図5のB−B線断面に相当する図である。 図11は、開閉カバーがロック機構によりロックされた状態における、図5のA−A線断面に相当する図である。 図12は、図11における係合部材及びその周辺を拡大して示す拡大図である。 図10は、ロック機構による開閉カバーのロックが解除された状態における、図10相当図である。 図11は、ロック機構による開閉カバーのロックが解除された状態における、図11相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1及び図2を参照して、画像形成装置1の全体構成について説明する。以下の説明において、前側、後側は、図2の紙面手前側及び奥側を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味する。
画像形成装置1は、略箱型の外形状を有する装置本体2を備えており、装置本体2の上端部には、画像読取部3が設けられている。装置本体2の下部には用紙(図示せず)を収納する給紙カセット4が収容され、装置本体2の上部には、排紙トレイ5が設けられている。装置本体2の右側壁にメンテナンス用の開口部2aが形成されている。開口部2aには開閉カバー6が設けられており、開閉カバー6は、その下端部を支点に回動することで開口部2aを開閉する。開閉カバー6には、左側(装置本体2の内方側)に凹む凹部61が形成されている。凹部61には、手差しトレイ7がその下端部支点として回動可能に収容されている。
装置本体2の内部において、排紙トレイ5の下方には、レーザー・スキャニングユニット(LSU)で構成される露光器8が配設されている。露光器8の下側にはトナーコンテナ9が配設されている。トナーコンテナ9の右側には、画像形成部10が設けられている。
画像形成部10には、像担持体である感光体ドラム11が回転可能に設けられており、感光体ドラム11の周囲には、帯電器12と、現像装置13と、転写ローラ14と、クリーニング装置15とが、感光体ドラム11の回転方向(図2の反時計回り方向)に沿ってこの順に配設されている。
また、装置本体2の内部には、給紙カセット4から排紙トレイ5に向かう用紙の搬送路17が設けられている。搬送路17には、用紙の搬送方向上流側から順に、給紙部18、感光体ドラム11と転写ローラ14によって構成される転写部19、加熱及び加圧により用紙上のトナー像を定着する定着装置20、及び排紙部21が設けられている。搬送路17における給紙部18と転写部19との間には、手差し給紙口2bから延びる手差し搬送路23が合流している。手差し給紙口2bは、装置本体2における手差しトレイ7の下端に対応する箇所に形成されている。手差し給紙口2bは、手差しトレイ7にセットされた用紙を手差し搬送路23へと導く。尚、図中の符号24は、片面印刷後の用紙を表裏反転させて画像形成部10に再度供給するための反転搬送路である。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について概略説明する。先ず、画像読取部3が光学的に読み取った原稿画像を画像データとして生成する。露光器8は、この画像データに対応したレーザー光を感光体ドラム11に照射する。これにより、帯電器12によって所定電位に帯電した感光体ドラム11の表面に画像データに基づいた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置13によって、トナーコンテナ9から供給されたトナーによりトナー像に現像される。
一方、給紙カセット4又は手差しトレイ7から給紙された用紙(シート)は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部19へと搬送され、転写部19において感光体ドラム11上のトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は、搬送路17に沿って下流側へと搬送されて定着装置20のニップ部に進入し、この定着装置20において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部21から排紙トレイ5に排出され、感光体ドラム11上に残留したトナーは、クリーニング装置15によって回収される。
−開閉カバー及び手差しトレイの構成−
次に、開閉カバー6及び手差しトレイ7の構成について説明する。
図3に示すように、開閉カバー6の下端部には、前後方向において対向する一対の縦壁部63が突設されている。各縦壁部63の互いの内側面にはU字状の係合溝64が形成されている。係合溝64は、装置本体2に設けられた軸部26(図2参照)に係合している。開閉カバー6は、軸部26回りに回動して開口部2aを開閉する。
開閉カバー6の内壁面には搬送ユニット25が取付けられている。搬送ユニット25は、手差し搬送路23及び反転搬送路24を有している。また搬送ユニット25は、装置本体2内の機器と協働して上記搬送路17を形成する。作業者は、開閉カバー6を開くことで、開口部2aを通じて装置本体2内にアクセスしてジャム紙を除去したり機器類の保守点検を行ったりすることができる。
上記開閉カバー6の内壁面側にはロック機構30が設けられている。ロック機構30は、開閉カバー6を閉状態でロックするロック状態と、該ロックを解除したアンロック状態とに切替えるための機構である。ロック機構30の詳細については後述する。
図4及び図5に示すように、開閉カバー6の外壁面には、ロック機構30によるロック解除を行うための操作レバー33が取付けられている。操作レバー33は、開閉カバー6の外壁面に形成された凹部62から外部に露出している。
この凹部62の下側には、手差しトレイ7を収容する上記凹部61が連接されている。手差しトレイ7は偏平な中空矩形状のケース体により構成されている。手差しトレイ7の下端部の前後方向の両側壁には軸部27(図2参照)が突設されている。開閉カバー6の凹部61の前側壁及び後側壁には、各軸部を支持する軸受孔(図示省略)が形成されている。手差しトレイ7は、開閉カバー6に対して軸部27回りに回動可能に支持されている。手差しトレイ7を、凹部61に収容された状態から右側(装置本体2の外方側)に回動(傾動)することで手差しトレイ7上に用紙を載置可能になる。
図6に示すように、凹部61の上側壁61aには、厚さ方向に貫通する矩形状の係合孔61bが形成されている。手差しトレイ7の上側端壁7a(凹部61の上側壁61aに対向す側端壁)には、その厚さ方向に貫通する矩形状の係合孔7bが形成されている。手差しトレイ7に設けられた係合孔7bは、下側ほど縮径するテーパー孔とされている(例えば図11参照)。両係合孔7b,61bは、上側から見て重なるように形成されている。そして、両係合孔7b,61bには、係合部材40の係合板部40bが挿通されている。これにより、手差しトレイ7は、係合部材40を介して開閉カバー6に回動不能に拘束される。尚、この拘束を解除して手差しトレイ7を凹部61の外側に回動(開放)させる手順については後述する。
図6及び図7に示すように、係合部材40は、直角三角形状の当接板部40aと、矩形状の係合板部40bとを有している。当接板部40aは、後述するロック機構30のカム板34に当接する傾斜面40cを有している。傾斜面40cは、左側(装置本体2の内方側)に向かって下側に傾斜している。係合板部40bは、当接板部40aの下端部から下側に延びて両係合孔7b,61bに挿通されている。係合板部40bの下端部は、下側ほど幅が狭くなる(細くなる)V字状をなしている。このV字部分は二つの傾斜面40dを有している。傾斜面40dの傾斜角度は、上記係合孔7bのテーパー角度と同じである。
係合板部40bの側面には、水平に突出した後に下方に屈曲するL字状のブラケット部40e(図7にのみ示す)が突設されている。ブラケット部40eの水平板部には上下方向に貫通する掛合孔40fが形成されている。
この掛合孔40fには、図8に示す付勢バネ41の下端側フック41aが引っ掛けられる。付勢バネ41の上端側フック41bは、水平ブラケット板28に形成された掛合孔28a(図6にのみ示す)に引っ掛けられる。水平ブラケット板28は、反転搬送路24を形成するガイド板から水平に突出している。そうして、係合部材40は、水平ブラケット板28に対して付勢バネ41を介して上下方向に移動可能に支持されている。付勢バネ41は、一例として引っ張りコイルスバネで構成されている。付勢バネ41は係合部材40を常時、上側に付勢している。
次に図9及び図10参照してロック機構30について説明する。ロック機構30は、軸部材31、一対のフック部材32、操作レバー33及びカム板34を有している。
軸部材31は、前後方向に延びる円柱状をなしている。軸部材31の軸方向の両端面にはそれぞれ十字状の軸受支持部31aが突設されている。各軸受支持部31aは、開閉カバー6の内壁面側の板金部材に固定された軸受36(図10参照)に嵌合して支持されている。
一対のフック部材32は、軸部材31の軸方向の両端部に片持ち梁状に固定されている。各フック部材32は軸部材31と共に一体で回動する。各フック部材32の先端部には、上側に開放する係合溝32aが形成されている。係合溝32aが、装置本体2に固定された固定シャフト37に係合することで開閉カバー6が回動不能にロックされる。
操作レバー33は、各フック部材32と固定シャフト37との係合を解除するための部材である。操作レバー33は、軸部材31の軸方向の中間部に固定されている。具体的には、操作レバー33は、矩形板状の把持部33aと、断面階段状の連結板部33bとを有している。把持部33aは、開閉カバー6の凹部62(例えば図5参照)より外部に露出してユーザーが手で把持可能になっている。連結板部33bは、開閉カバー6を貫通して把持部33aと軸部材31とを回転一体に連結する。
カム板34は、軸部材31の軸方向の一側端部(本実施形態では後側端部)に固定されている。カム板34は、係合部材40の傾斜面40cに当接する傾斜面34aを有している。ここで、係合部材40は、上述したように付勢バネ41によって常時上側(図9の二点鎖線矢印を参照)に付勢されている。したがって、カム板34の傾斜面34aは、係合部材40により常時上側に押圧され、この結果、軸部材31が矢印R方向に付勢されている。
軸部材31が矢印R方向に付勢されると、図10に示すように、各フック部材32の係合溝32aが固定シャフト37に係合する方向に付勢される。したがって、軸部材31を操作レバー33により矢印R方向と反対側に回転させない限り、ロック機構30による開閉カバー6のロック状態は維持される。
ロック機構30により開閉カバー6がロックされた状態では、図11に示すように、カム板34の傾斜面34a全体が係合部材40の傾斜面40cに当接しており、係合部材40は第一位置に保持される。第一位置では、係合部材40(係合板部40b)の下端が僅かに係合孔7b内に係合(位置)している。したがって、手差しトレイ7を使用したいときには、手差しトレイ7を図12の矢印S方向に手動で強制的に回動させればよい。これにより、係合部材40の下端部と係合孔7bとの係合が撓み変形により解除され、手差しトレイ7を凹部61の外側に傾動させることができる。
操作レバー33を原位置(図10の位置)から右側に回動させると、図13に示すように、軸部材31が操作レバー33と共に矢印T方向(図の反時計回り方向)に回動する。これにより、軸部材31に固定されたフック部材32も同方向に回転して、フック部材32の係合溝32aと固定シャフト37との係合が解除される。これにより、ロック機構30による開閉カバー6のロックが解除され、開閉カバー6を自由に開閉できる状態になる。
ロック機構30による開閉カバー6のロックが解除された状態では、図14に示すように、カム板34によって係合部材40が下側に押し下げられる。この結果、係合部材40は、図10に示す第一位置よりも手差しトレイ7の係合孔7b側に進出した第二位置に移動する。第二位置では、係合部材40の下端よりもかなり上側の部分が係合孔7b内に係合(位置)している。したがって、第二位置では、第一位置に比べて、係合部材40が係合孔7bから抜け難くなっている。第二位置では、手動で手差しトレイ7を開くことができない程度に、係合部材40が係合孔7bに十分に係合している。
−作用効果−
以上説明したように、本実施形態では、係合部材40は、開閉カバー6の係合孔61bと手差しトレイ7の係合孔7bとに挿入された状態で、第一位置と該第一位置よりも進出した第二位置との間で移動可能に構成されている。ロック機構30は、操作レバー33が原位置(図10の位置)にあるときには係合部材40第一位置に位置させる一方、操作レバー33原位置から右側に回動操作(所定の向き)されると、該回動操作に連動して、係合部材40を第一位置から第二位置に移動させるように構成されている。
したがって、作業者が開閉カバー6を開閉するために操作レバー33を回動操作した場合には、係合部材40が係合孔7bに対してより抜け難い位置に移動する。したがって、開閉カバー6の開閉操作時に、係合部材40と係合孔7bとの係合が意図せずに解除されることを防止することができる。延いては、開閉カバー6の開閉操作中に、手差しトレイ7が開閉カバー6の凹部61の外側に意図せずに開放されて(離脱して)破損するのを防止することができる。
また、上記構成によれば、開閉カバー6の開閉操作中のみ手差しトレイ7を開閉カバー6に対して強固に拘束することがきる。したがって、開閉カバー6を閉じた状態(ロックした状態)で行う手差しトレイ7の開閉作業では、従来と同等の力加減で作業を行うことができる。
また、上記第一位置における係合部材40と手差しトレイ7の係合孔7bとの係合度合は、手差しトレイ7を手動で回動させると、係合部材40が係合孔7bから抜け出る程度に設定されている。これにより、手差しトレイ7の開閉操作を手動操作により容易に行うことができる。
また、本実施形態では、係合部材40の下端部(手差しトレイ7側の端部)は、先端側ほど細く(幅狭に)なるように形成されている。
これによれば、係合部材40が第一位置にあるときには、係合部材40の先細部分を係合孔7bに係合させることで、係合部材40を係合孔7bから抜け易くすることができる。一方、係合部材40が第二位置にあるときには、係合部材40の比較的太い部分を係合孔7bに係合させることで、係合部材40を係合孔7bから抜け難くすることができる。
また、本実施形態では、ロック機構30は、操作レバー33に連動して回動する軸部材31と、該軸部材31に回転一体に固定され、係合部材40に当接するカム板34と、係合部材40をカム板34側に付勢する付勢バネ41とを備えている。
この構成によれば、簡単な構成で係合部材40を操作レバー33の回動操作に連動して昇降させることができる。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置について有用である。
1 :画像形成装置
6 :開閉カバー
7 :手差しトレイ
7b :係合孔
30 :ロック機構
31 :軸部材
32 :フック部材
33 :操作レバー
34 :カム板
40b :係合板部
40c :傾斜面
40e :ブラケット部
40f :掛合孔
41 :付勢バネ
71b :係合孔

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体の側壁に下端を回動支点として開閉可能に構成された開閉カバーと、 上記開閉カバーの一部を構成し、下端を回動支点として該開閉カバーとは独立して開閉可能に構成された手差しトレイと、を備えた画像形成装置であって、
    上記開閉カバーが閉じられると、該開閉カバーの閉じ動作に連動して該開閉カバーを上記画像形成装置本体に対して回動不能に拘束するロック機構と、
    上記開閉カバーに所定軸回りに回動可能に設けられ、原位置から所定の向きに回動させることで上記ロック機構による該開閉カバーのロックを解除する操作レバーと、
    上記開閉カバーに設けられた係合孔と上記手差しトレイの側端面に形成された係合孔との双方に挿通されることで、該開閉カバーに対して上記手差しトレイを回動不能に拘束する係合部材と、を備え、
    上記係合部材は、上記両係合孔に挿入された状態で、第一位置と該第一位置よりも進出した第二位置との間で移動可能に構成され、
    上記ロック機構は、上記操作レバーが原位置にあるときには上記係合部材を上記第一位置に位置させる一方、上記操作レバーが原位置から所定の向きに回動操作されると、該回動操作に連動して、上記係合部材を上記第一位置から上記第二位置に移動させるように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記第一位置における上記係合部材と上記手差しトレイの係合孔との係合度合は、当該手差しトレイを手動で回動させると、該係合部材が該係合孔から抜け出る程度に設定されている、画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記係合部材における上記手差しトレイ側の端部は、先端側ほど細くなるように形成されている、画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記ロック機構は、上記操作レバーに連動して回動する軸部材と、該軸部材に回転一体に固定され、上記係合部材に当接するカム板と、上記係合部材を上記カム板側に付勢する付勢バネとを備えている、画像形成装置。

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