JP2019066356A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 建物に設置される地震計の設置構造であって、
   前記建物は、平面状の第１平面部と、前記第１平面部と直交する平面状の第２平面部と、を備え、
   前記地震計は、前記第１平面部に当接する第１当接部と、前記第２平面部に当接する第２当接部と、を備えることを特徴とする地震計の設置構造。
2. 前記第１当接部は前記第１平面部に当接する３点以上の第１当接点を有し、かつ、当該３点以上の第１当接点が一直線上に並ばぬように配置されており、
   前記第２当接部は前記第２平面部に当接する２点以上の第２当接点を有し、かつ、当該２点以上の第２当接点が前記第１平面部に直交する直線上に並ばぬように配置されている、請求項１に記載の地震計の設置構造。
3. 前記地震計は、センサを有する本体部と、前記第１当接部及び前記第２当接部を有する介在部と、を備え、
   前記本体部は、前記介在部に着脱可能であり、前記介在部に装着された状態では前記介在部に対して位置決めされる、請求項２に記載の地震計の設置構造。
4. 前記第１平面部は鉛直面であり、前記第２平面部は鉛直面又は水平面である、請求項１から３のいずれか一項に記載の地震計の設置構造。
5. 前記第１平面部は、前記建物の基礎の立ち上がり部の側面である、請求項４に記載の地震計の設置構造。
6. 前記第２平面部は、前記建物の床部の下面である、請求項５に記載の地震計の設置構造。
7. 前記第２平面部は、前記基礎のフーチング部の上面又は土間コンクリートの上面である、請求項５に記載の地震計の設置構造。
8. 前記第２平面部は、前記立ち上がり部の前記側面に対して平面視で直交する前記基礎の第２の立ち上がり部の側面である、請求項５に記載の地震計の設置構造。
9. 前記第２平面部は、前記立ち上がり部の前記側面から突出するように立設された外壁部の下端面である、請求項５に記載の地震計の設置構造。
10. 前記第２平面部は、前記立ち上がり部の前記側面から反対側の側面に連通する連通部の底面、側面又は上面である、請求項５に記載の地震計の設置構造。
11. 前記第１平面部は前記建物の床支持用の梁のウェブ面であり、前記第２平面部は当該梁のフランジ面である、請求項４に記載の地震計の設置構造。
12. 前記第１平面部は、前記建物の基礎の立ち上がり部の側面から反対側の側面に連通する連通部の側面であり、前記第２平面部は、当該連通部の底面又は上面である、請求項４に記載の地震計の設置構造。
13. 前記地震計は、前記連通部内に設置され、前記立ち上がり部の側面から突出していない、請求項１２に記載の地震計の設置構造。
14. 前記地震計は、前記建物の床下点検口近傍に設けられている、請求項１から１３のいずれか一項に記載の地震計の設置構造。
15. 前記第１平面部は、前記建物の床上の配管用スペースを居住スペースから区画する区画壁内の柱部材の側面であり、前記第２平面部は、前記配管用スペースの床の上面である、請求項４に記載の地震計の設置構造。
16. 建物に設置される地震計の設置方法であって、
    案内部材を、前記建物の平面状の第１平面部と、前記建物の前記第１平面部と直交する平面状の第２平面部と、に当接させる第１工程と、
    前記第１工程の後に、前記地震計を、前記第１平面部と、前記案内部材と、に当接させた状態で、前記第１平面部に取り付ける第２工程と、
    前記第２工程の後に、前記案内部材を取り除く第３工程と、を含むことを特徴とする、地震計の設置方法。