JP2019065992A - 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法 - Google Patents

機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019065992A
JP2019065992A JP2017193455A JP2017193455A JP2019065992A JP 2019065992 A JP2019065992 A JP 2019065992A JP 2017193455 A JP2017193455 A JP 2017193455A JP 2017193455 A JP2017193455 A JP 2017193455A JP 2019065992 A JP2019065992 A JP 2019065992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
fit
shaft
tapered surface
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017193455A
Other languages
English (en)
Inventor
尚史 川村
Hisashi Kawamura
尚史 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2017193455A priority Critical patent/JP2019065992A/ja
Publication of JP2019065992A publication Critical patent/JP2019065992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gear Transmission (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

【課題】面圧が高い状態で圧入により形成された締め代が長い機械部品の提供。【解決手段】圧入部111を備える圧入部材110と、圧入部111が圧入された穴部121を有する被圧入部材120とを備え、圧入部111の先端部、および穴部121の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面115を備え、圧入の際に擦れ合う面である圧入面114とテーパ面115との間の肩部116に圧入面114からテーパ面115にわたって窪む陥凹部130を備える機械部品100。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車などのステアリングシステムに用いられる機械部品、特に2つの機械要素が圧入により接続された機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法に関する。
自動車を操舵するステアリングシステムは、様々な機械要素で構成されており、その一部は、2つの機械要素が圧入により接続されている。例えば特許文献1には、ウォームシャフトには軸継手が圧入された機械部品が記載されている。このウォームシャフトに軸継手が圧入された機械部品は、電動パワーステアリングシステムが備える操舵力補助装置の減速機を構成する部品などに用いられ、モータのトルクが伝達される。
特開2015−200374号公報
2つの機械要素を圧入により接続する場合、様々な手法が採用される。例えば、機械要素の圧入部分の形状として、2つの機械要素が真っ直ぐ圧入できるような誘い込み形状が形成される場合がある。誘い込み形状とは、例えば圧入する際において圧入部分が最初に当接する肩部の少なくとも一方に設けられたテーパ形状である。また、圧入前に機械要素の圧入部分に油などの潤滑剤を塗布しておき、圧入方向の潤滑性向上を図る場合がある。
ところが、機械要素の圧入部分に誘い込み形状を設け、事前に潤滑剤を塗布した場合でも、高い面圧が必要な場合、圧入の途中で潤滑剤切れが発生し、圧入不良により完全に圧入できない場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、圧入により接続された機械部品、および、機械部品の製造方法を提供する。
本発明の1つである機械部品は、圧入部を備える圧入部材と、前記圧入部が圧入された穴部を有する被圧入部材とを備え、前記圧入部の先端部、および前記穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を備え、圧入の際に擦れ合う面である圧入面と前記テーパ面との間の肩部に前記圧入面から前記テーパ面にわたって窪む陥凹部を備える。
また、本発明の1つである機械部品の製造方法は、圧入部材が有する圧入部の先端部、および被圧入部材が有する穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を形成し、圧入の際に擦れ合う面である圧入面と前記テーパ面との間の肩部に前記圧入面から前記テーパ面にわたって陥凹部を形成し、前記陥凹部に潤滑剤を溜めた状態で、前記被圧入部材の前記穴部に前記圧入部材の前記圧入部を圧入する。
本発明に係る機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法によれば、高い面圧で圧入された機械部品、装置を提供でき、高い面圧で圧入された機械部品を製造することができる。
機械部品の端部を示す斜視図である。 機械部品の端部を分解して示す斜視図である。 圧入部を示す斜視図である。 陥凹部が圧入方向を含む面で分割されるように示した断面図である。 被圧入部材を圧入部材側から示した斜視図である。 機械部品の適用例である操舵力補助装置の内部構造を示す断面図である。 機械部品の端部の別例を示す斜視図である。 被圧入部材の別例を示す斜視図である。
次に、本発明に係る機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
図1は、機械部品の端部を示す斜視図である。図2は、機械部品の端部を分解して示す斜視図である。機械部品100は、圧入部材110と、被圧入部材120とを備えている。機械部品100の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では機械部品100は、圧入部材110としてウォームシャフトを、被圧入部材120として軸継手に圧入することにより形成されてなる。
圧入部材110は、機械を構成する機械要素の1つであり、圧入により接合される圧入部111を備えている。本実施の形態の場合、圧入部材110は、ウォームシャフトであり、圧入部111と、丸棒の外周面にネジ状の歯が設けられた歯部113と、圧入部111と歯部113とを繋ぐ丸棒状の中間部112とを備えている。
図3は、圧入部を示す斜視図である。圧入部111は、被圧入部材120に圧入する際に被圧入部材120と接して擦れ合う圧入面114と、圧入面114の先端縁から先に向かうに従い徐々に縮径するテーパ面115とを備えている。圧入面114に続くテーパ面115は、圧入の初期段階において被圧入部材120を所定の位置に誘い込む部分である。
ウォームシャフトの一部である圧入部111の回転軸(圧入部材110全体の回転軸と同じ)は、圧入方向(図中Z軸方向)と一致している。圧入面114の形状は、回転軸を軸中心とする円筒形状である。圧入完了後に被圧入部材120と接触する接合面も同形状であるため、モータ152のトルクは、接合面における摩擦力によって被圧入部材120を介して圧入部材110に伝達される。従って、圧入の際の面圧を高くし、接合面における静止摩擦力を高くする必要がある。本実施の形態で説明する機械部品100は、特に高い面圧を必要とする箇所に効果的に適用可能である。
圧入部111の先端部において、テーパ面115と圧入面114との肩部116には圧入面114からテーパ面115にわたって窪む陥凹部130が設けられている。陥凹部130は、圧入部材110と被圧入部材120とを圧入する際に、油などの潤滑剤を貯留しておく部分である。陥凹部130に貯留した潤滑剤が、圧入の際に擦れ合う面に徐々に供給されるため、単に表面に潤滑剤を塗布した場合に比べて潤滑剤切れの発生を抑制することができ、高い面圧であっても圧入不良を起こすことなく所定の位置まで圧入することが可能となる。
陥凹部130の形状は、特に限定されるものではなく、ドーム状(部分球面状)であっても矩形状であってもかまわない。本実施の形態の場合、陥凹部130の形状は、圧入方向(圧入部111の軸方向)に延在する溝状であり、テーパ面115から圧入面114にわたって連通状態で窪んでいる。このように陥凹部130の形状を圧入方向に長く、圧入面114において圧入方向と交差する方向に短い形状とすることで、多くの潤滑剤を陥凹部130に貯留することができ、かつ、徐々に潤滑剤を擦れ合う圧入面114に供給することができる。また、圧入方向と直交する陥凹部130の淵の部分をできるだけ少なくすることで、圧入の際に陥凹部130に起因して発生する抗力を抑制することが可能となる。特に、図3に示すように、圧入面114において、圧入方向に向かって陥凹部130の幅を徐々に狭くする形状を採用することにより、発生する効力を弱めることが可能となる。
図4の陥凹部130近傍の断面図に示すように、圧入方向(図中Z軸方向)において、陥凹部130のテーパ面115における長さaは、圧入面114における長さbよりも長くなっている。陥凹部130の配置をこのようにすることにより、圧入の際に被圧入部材120と擦れ合う陥凹部130の淵の部分を少なくすることができ、抗力の発生を抑制することができる。また、圧入方向において、陥凹部130の圧入面114における長さbは、圧入後の圧入部111と被圧入部材120とが接触している面(接合面)の長さcの半分よりも短く設定することが好ましい。陥凹部130は、被圧入部材120との接合に寄与しないため、陥凹部130をこの状態に設定することで被圧入部材120との接合力の低下を抑制することが可能となる。
圧入部111の肩部116に配置する陥凹部130の個数は、特に限定されるものではないが、肩部116の全周にわたってある程度均等に複数個配置することが好ましい。なお、陥凹部130が多すぎると、圧入時の抗力が増加し、少なすぎると供給可能な潤滑剤の量が少なくなるため、陥凹部130の数は、機械部品100の種類や用途などによって適宜選定される。
図5は、被圧入部材を圧入部材側から示した斜視図である。被圧入部材120は、機械部品100を構成する機械要素の1つであり、圧入部材110の圧入部111が圧入される穴部121を備えている。本実施の形態の場合、被圧入部材120は、軸継手の一方であり、軸継手の他方と係合する係合部122と、貫通状の穴部121が設けられる円筒状の被圧入部123と、被圧入部123と係合部122とを接続するフランジ部124とを一体に備えている。
被圧入部材120の穴部121にも、圧入部材110の圧入部111が圧入される際に圧入部111と擦れ合う圧入面114と、圧入面114の圧入部材側の開口端縁から先に向かうに従い徐々に拡径するテーパ面115とを備えている。圧入部材110の場合と同様、テーパ面115は、圧入の初期段階において圧入部材110の圧入部111を所定の位置に誘い込む部分である。
軸継手の一部である穴部121の管軸は、圧入方向(図中Z軸方向)と一致している。圧入部111の外周面と相接する被圧入部材120側の圧入面114の形状は、圧入部111の形状に対応した円筒形状であり、圧入完了後に圧入部111と接触する接合面も同形状である。
なお、本実施の形態の場合、穴部121の内周面である被圧入部材120側の圧入面114とテーパ面115との間の肩部116には陥凹部は設けられていない。
次に、本発明の実施の形態に係る機械部品100が用いられる装置の一例を説明する。図6は、操舵力補助装置の内部構造を示す断面図である。同図に示す操舵力補助装置150は、電動パワーステアリングシステムに備えられる装置であって、モータ152を駆動源とし、操舵を補助するためのアシスト力をステアリングシャフト160に付与するウォーム減速機を備えた装置である。操舵力補助装置150は、ウォームハウジング153内に減速機構151としてウォームシャフトである圧入部材110とウォームホイール163とを備えている。また、ウォームシャフトの一端部には、モータ152のトルクを伝達するための軸継手の一方である被圧入部材120が圧入により接合されており、ウォームシャフトと軸継手とで機械部品100を構成している。
なお、ウォーム減速機は、モータ152の出力軸であるモータシャフト(図示省略)と、軸継手の一方である被圧入部材120と噛み合う他方の軸継手(図示省略)を備えており、モータシャフトと他方の軸継手もウォームシャフトと一方の軸継手と同様に圧入されている。つまり、モータシャフトの圧入部の先端部、および他方の軸継手の穴部の開口端部の少なくとも一方にテーパ面が設けられており、圧入面とテーパ面との間の肩部に陥凹部が設けられている。
次に、機械部品100の製造方法を説明する。まず、圧入部材110の圧入部111の先端部外周に圧入面114に続くテーパ面115を形成する。テーパ面115の形成方法は、特に限定されるものではないが、例えば切削加工により形成される。本実施の形態の場合、被圧入部材120の穴部121の開口端縁部にもテーパ面115を形成する。
次に、テーパ面115を形成することにより形成される圧入部111の肩部116に圧入面114からテーパ面115にわたって延在する陥凹部130を形成する。陥凹部130の形成方法は、特に限定されるものではないが、例えば鍛造、ブローチ加工、切削加工などを例示することができる。また、複数の陥凹部130に適合する複数の突起を備えた型部材を用いて複数の陥凹部130を一加工工程で形成してもかまわない。
次に、圧入部111の外周面を所定寸法の圧入面114となるように研削加工を行う。これにより、陥凹部130を形成した際に発生したバリ、変形などを除去することができる。なお、研削加工によって圧入面114に陥凹部130が圧入方向において所定長さ残存するように予め深く陥凹部130を形成する。
次に、圧入部111側の圧入面114に潤滑油などの潤滑剤を塗布し、陥凹部130に潤滑剤を充填する。一方、穴部121側の圧入面114にも潤滑剤を塗布してもかまわない。
次に、圧入部111側のテーパ面115と穴部121側のテーパ面115とを突き合わせ、圧入を開始する。このテーパ面115によって、穴部121の管軸と圧入部111の軸とが一致する様に相互に誘い込まれる。
次に、陥凹部130に潤滑剤を貯留した状態で、被圧入部材120の穴部121に圧入部材110の圧入部111を所定の位置まで圧入する。以上により機械部品100が製造される。
以上の機械部品の製造方法によれば、圧入の際に圧入部111と穴部121とが擦れ合う圧入面114において、肩部116の周方向に複数個設けられた陥凹部130に貯留された潤滑剤が擦れ合う面に徐々に供給され続けるため、圧入荷重超過による圧入不良が発生することなく所定の位置まで圧入を行う事ができる。
特に、本実施の形態の機械部品100のように、回転方向に係合関係がない接合面の場合、高い面圧が必要とされるが、このような状態の圧入であっても潤滑剤切れを起こすことなく所定の位置まで圧入を行う事が可能となる。
また、高い滑りトルク、高い抜け力が必要な機械部品100のため、圧入部材110と被圧入部材120との締め代が広い場合であっても潤滑剤切れを起こすことなく所定の位置まで圧入を行う事が可能となる。
また、圧入開始から圧入終了までの間、潤滑剤の効果が安定し摩擦係数が安定するため、圧入荷重のバラツキが減少し、圧入不良を回避できる。
また、本実施の形態の機械部品100は、圧入部材110と被圧入部材120との間で高い面圧、広い締め代が実現されている。従って、例えば圧入部材110と被圧入部材120との間で圧入方向に離れる方向に力が働くような部分、減速機におけるウォームシャフトと軸継手のように高いトルクを伝達するような部分に適用することが可能となる。
また、高い面圧の状態でも圧入部材110と被圧入部材120の軸心を容易に一致させることが可能となる。例えば、一組の軸継手の両側にそれぞれ圧入されるウォームシャフトの軸心とモータシャフトの軸心とのずれを防止することができる。従って、ウォームシャフトの軸心とモータシャフトの軸心とがずれることによる、ウォームシャフトとウォームホイールとの軸間距離がずれを防止し、軸間距離のずれによって発生するウォームシャフトとウォームホイールとの間の歯打ち音、偏摩耗を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、図7に示すように、陥凹部130は、接触面とは接触しない位置に配置されるよう圧入してもかまわない。これによれば、圧入部材110と被圧入部材120との接合状態に陥凹部130が影響しないため好ましい。
また、陥凹部130は、圧入部材110の肩部116に設けるばかりでなく、図8に示すように、被圧入部材120の穴部121に設けられた圧入面114とテーパ面115との間の肩部116に設けてもかまわない。さらに、圧入部111の肩部116、および穴部121の肩部116の両方に陥凹部130を設けてもかまわない。この場合、圧入方向の先端部と後端部との両方に陥凹部130が存在し、圧入方向の両端部にそれぞれ位置する陥凹部130からそれぞれ潤滑剤を供給することができるため、圧入方向における締め代の長さが長い場合でも、潤滑剤切れを防止して圧入不良の発生を抑制することが可能となる。
また、図示した肩部116の形状は、尖った角状として記載したが、肩部116の形状は特に限定されるものではなく、アール(湾曲状)でもかまわない。
本発明に係る機械部品は、自動車のステアリングシステムなど、高い面圧で接合されていた機械部品が要求される箇所に適用可能である。
100 機械部品、110 圧入部材、111 圧入部、112 中間部、113 歯部、114 圧入面、115 テーパ面、116 肩部、120 被圧入部材、121 穴部、122 係合部、123 被圧入部、124 フランジ部、130 陥凹部、150 操舵力補助装置、151 減速機構、152 モータ、153 ウォームハウジング、160 ステアリングシャフト、163 ウォームホイール

Claims (8)

  1. 圧入部を備える圧入部材と、
    前記圧入部が圧入された穴部を有する被圧入部材とを備え、
    前記圧入部の先端部、および前記穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を備え、
    圧入の際に擦れ合う面である圧入面と前記テーパ面との間の肩部に前記圧入面から前記テーパ面にわたって窪む陥凹部を備える
    機械部品。
  2. 前記陥凹部の形状は、圧入方向に延在する溝状である
    請求項1に記載の機械部品。
  3. 前記圧入部の前記圧入面の形状は円筒状であり、当該機械部品の回転軸は前記圧入面の管軸と一致する
    請求項1または2に記載の機械部品。
  4. 圧入方向において、前記陥凹部のテーパ面における長さは、前記圧入面における長さよりも長い
    請求項1から3のいずれか一項に記載の機械部品。
  5. 圧入方向において、前記陥凹部の前記圧入面における長さは、圧入後の前記圧入部と前記被圧入部材とが接触している接合面の長さの半分よりも短い
    請求項1から4のいずれか一項に記載の機械部品。
  6. 前記陥凹部は、圧入後の前記圧入部と前記被圧入部材とが接触している接合面とは接触しない
    請求項1から5のいずれか一項に記載の機械部品。
  7. 圧入部を備えるウォームシャフト、およびモータシャフトと、前記ウォームシャフトの前記圧入部が圧入された穴部を有する一方の軸継手と、前記モータシャフトの前記圧入部が圧入された穴部を有する他方の軸継手と、前記ウォームシャフトに噛み合ウォームホイールとを備えるウォーム減速機であって、
    前記ウォームシャフトの前記圧入部の先端部、および一方の前記軸継手の前記穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を備え、
    前記モータシャフトの前記圧入部の先端部、および他方の前記軸継手の前記穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を備え、
    前記ウォームシャフトと一方の前記軸継手との組み合わせ、および前記モータシャフトと他方の前記軸継手との組み合わせのそれぞれにおいて、圧入の際に擦れ合う面である圧入面と前記テーパ面との間の肩部に前記圧入面から前記テーパ面にわたって窪む陥凹部を備える
    ウォーム減速機。
  8. 圧入部材が有する圧入部の先端部、および被圧入部材が有する穴部の開口端部の少なくとも一方に所定の圧入位置に誘い込むためのテーパ面を形成し、
    圧入の際に擦れ合う面である圧入面と前記テーパ面との間の肩部に前記圧入面から前記テーパ面にわたって陥凹部を形成し、
    前記陥凹部に潤滑剤を溜めた状態で、前記被圧入部材の前記穴部に前記圧入部材の前記圧入部を圧入する
    機械部品の製造方法。
JP2017193455A 2017-10-03 2017-10-03 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法 Pending JP2019065992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193455A JP2019065992A (ja) 2017-10-03 2017-10-03 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193455A JP2019065992A (ja) 2017-10-03 2017-10-03 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019065992A true JP2019065992A (ja) 2019-04-25

Family

ID=66338435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017193455A Pending JP2019065992A (ja) 2017-10-03 2017-10-03 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019065992A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133849A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Nsk Ltd 軸受装置組立体及び水ポンプ装置
JP2005231487A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2010190342A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧入構造および圧入装置
JP2011207457A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Hitachi Automotive Systems Ltd パワーステアリング装置
JP2014092318A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ及びグロープラグの製造方法
JP2015218800A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社ニフコ 樹脂部品の取付孔補強構造
JP2017125512A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 軸と軸受部材との接合構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133849A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Nsk Ltd 軸受装置組立体及び水ポンプ装置
JP2005231487A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2010190342A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧入構造および圧入装置
JP2011207457A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Hitachi Automotive Systems Ltd パワーステアリング装置
JP2014092318A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ及びグロープラグの製造方法
JP2015218800A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社ニフコ 樹脂部品の取付孔補強構造
JP2017125512A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 軸と軸受部材との接合構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7748925B2 (en) Rotating member fixing structure
JP6485543B2 (ja) トルク伝達用継手及びウォーム減速機
JP2016188657A (ja) 伝動装置
US20190234505A1 (en) Worm reducer
KR101463321B1 (ko) 코킹 체결 부품, 코킹 체결 부품의 체결 방법, 코킹 체결 부품의 제조 방법
JP6902664B2 (ja) プロペラシャフト
JP4595493B2 (ja) 回転体支持構造
JP2009287713A (ja) 固定式等速自在継手
JP2016020718A (ja) トルク伝達部材及び駆動軸と被駆動軸との結合部
JP5618146B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2019065992A (ja) 機械部品、ウォーム減速機、および機械部品の製造方法
JP2020076413A (ja) 動力伝達軸およびその製造方法
JP2012255522A (ja) 等速自在継手用外側継手部材
JP2006322518A (ja) スナップリングおよびスナップリングの取付構造ならびにトルク伝達装置
JP2011220351A (ja) 動力伝達シャフト
CN111065835A (zh) 扭矩传递轴
JP2015124787A (ja) 転がり軸受用内輪の固定方法及び転がり軸受用内輪の固定構造物
JP2022148756A (ja) 摺動式等速自在継手用外側継手部材およびその製造方法
JP2011241922A (ja) 等速自在継手の外側継手部材
JP2024000174A (ja) 等速自在継手及びその製造方法
KR100879631B1 (ko) 자동차용 등속 조인트
JP2007321924A (ja) 十字軸継手及びこれを備えた車両用操舵装置
WO2016175266A1 (ja) トルク伝達用継手及びウォーム減速機
JP2007056945A (ja) 等速自在継手の外側継手部材
JP2007247769A (ja) トルク伝達機構

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211102