JP2019064773A - シート給送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
Ta>Ttl ・・・(1)
Tb>Ttl ・・・(2)
Tc<Ttl ・・・(3)
Fa>Fb ・・・(4)
ただし、Faは最終シートが摩擦部材6から受ける摩擦力(最大静止摩擦力)であり、Fbは最終シートがその上に重なるシートから受ける摩擦力(最大静止摩擦力)である。
ここで、シートの給送を行う場合に、摩擦部材6と最終シートとの接触面、又はシート同士の接触面で生じることのあるスティックスリップ現象について説明する。スティックスリップ現象が生じた場合、シート及びピックアップローラ8が振動し、その振動がシート給送装置230のフレーム等で増幅されることで異音となることがある。
V1<V2 ・・・(5)
の関係を満たし、給送速度V2でシートを搬送した場合には最終シートと摩擦部材6の接触面、又は先行シートと後続シートの接触面におけるスティックスリップ現象は発生しないものとする。
t4=(V1/V2)×Δt1 + t2 … (6)
このような制御により、後続シートについて給送速度の切替えが行われる場合であっても、先行シートに対してΔt0の時間間隔で、かつ先行するシートと同じシート搬送速度(V1)で後続シートを転写部に送り込むことができる。
次に、本実施例における給送タスクの制御方法について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。画像形成装置に画像の出力を要求する信号(画像形成ジョブ)が入力されると、制御部260は、画像形成ジョブの実行に必要なシートを給送するためにシートの給送タスクを開始する。まず、制御部260は、速度V1でシートの給送を開始させた後(S10)、加速度センサ11からの検知信号に基づいて、スティックスリップが発生しているか否かを判定する(S11)。なお、制御部260は、シートの後端がピックアップローラ8を通過するまでの間、継続的にこのような判定処理を実行している。
上記実施例1ではシートの給送速度を図5に示すチャートに沿って制御しているが、異なる方法で給送速度を制御することも可能である。その例を図8(a)、(b)に示す。図8(a)に示す例では、時刻t1に後続シートの給送を開始した後、加速度センサ11によって時刻t3にスティックスリップの発生を検知した場合、速度をV2に切替えて給送を継続する。その後、給送開始からΔt6の時間が経過した時刻t6、つまり後続シートが速度切り替えポイント(スティックスリップの発生しやすい区間を抜けた位置)に到達する時刻にシートの搬送を一時停止させ、その後、速度V1でシートの搬送を再開する。このとき、速度V2でシートの給送を継続する時間Δt6は、先端セット位置から速度切り替えポイントまでの距離をL1としたとき、次式(7)によって算出される。
Δt6=(L1−V1×Δt1)/V2 ・・・(7)
V2>V1>V3 ・・・(6)
上記実施例2では、装置の振動を検知した場合にピックアップローラ8の駆動を切る(駆動力をゼロにする)制御を行っている。しかしながら、装置の振動を検知した場合の給送モータM2の出力トルク(第2の駆動力)を、給送開始時の出力トルク(第1の駆動力)より小さい値に設定して、給送モータM2の駆動を継続してもよい。例えば、給送モータM2としてDCモータを用いると共に、装置の振動を検知した場合にモータの巻線に流れる電流の最大値を、装置の振動を検知しない場合に比べて小さくなるように制限すればよい。また、本実施例ではシートが搬送ローラ対14へ到着したか否かをシート検知センサ15を用いて判断しているが、例えば、給送モータM2による給送ユニット13の駆動開始からの経過時間によって搬送ローラ対14へのシートの到着を判断してもよい。
以上の各実施例では、画像形成装置201の装置本体201Aに対して着脱可能な給送カセットを有するシート給送装置230(図1参照)について説明したが、他のシート給送装置に本技術を適用してもよい。画像形成装置201の側面に設けられた手差し給送装置250は、このようなシート給送装置の一例である。手差し給送装置250は、装置本体201Aの側面に開閉可能に設けられた手差しトレイ20(シート積載手段)を有し、手差しトレイ20にユーザがセットしたシートを給送ユニット130によって1枚ずつ分離して給送する。また、画像読取装置202において原稿となるシートを給送する原稿給送装置はシート給送装置の他の例である。
Claims (13)
- シートが積載されるシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートに当接してシートを給送する給送手段と、
前記シート積載手段に、前記給送手段に対向して配置された摩擦部材と、
前記給送手段を駆動する駆動手段と、
装置の振動を検知する検知手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記駆動手段に前記給送手段を第1の速度で駆動開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが閾値を超えた場合、前記第1の速度より大きい第2の速度で前記駆動手段に前記給送手段を駆動させる、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記駆動手段に前記給送手段を第1の速度で駆動開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが前記閾値を超えた場合、前記駆動手段による前記給送手段の駆動を停止させた後に、前記第2の速度で前記駆動手段に前記給送手段を駆動開始させる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記駆動手段に前記給送手段を第1の速度で駆動開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが前記閾値を超えた場合、
前記駆動手段に前記給送手段を前記第2の速度で駆動開始させてから、シートの搬送方向において前記給送手段より下流の所定位置にシートが到達するまでの間に、シートの搬送速度を前記第1の速度より小さい状態とする期間を設ける、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記駆動手段に前記給送手段を第1の速度で駆動開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが前記閾値を超えない場合、前記第1の速度で前記駆動手段による前記給送手段の駆動を継続させる、
ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - シートが積載されるシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートに当接してシートを給送する給送手段と、
前記給送手段によるシートの搬送方向において前記給送手段の下流に配置され、シートを搬送する搬送手段と、
前記シート積載手段に、前記給送手段に対向して配置された摩擦部材と、
前記給送手段を駆動する駆動手段と、
装置の振動を検知する検知手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記駆動手段に第1の駆動力で前記給送手段の駆動を開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが閾値を超えた場合、前記駆動手段が前記給送手段に与える駆動力が前記第1の駆動力より小さい状態とする、
ことを特徴とするシート給送装置。 - シートの前記搬送手段への到達を検知可能なシート検知手段を備え、
前記制御手段は、前記駆動手段に前記第1の駆動力で前記給送手段の駆動を開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが前記閾値を超えた場合、前記シート検知手段によってシートが検知されたことに基づいて前記駆動手段による前記給送手段の駆動を停止させる、
ことを特徴とする、請求項5に記載のシート給送装置。 - 前記駆動手段は、モータと、前記モータの回転を前記給送手段に伝達する伝達部と、を含み、
前記制御手段は、前記モータに前記第1の駆動力で回転を開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが前記閾値を超えた場合、前記モータを前記第1の駆動力より小さい第2の駆動力で回転させる、
ことを特徴とする、請求項5に記載のシート給送装置。 - シートが積載されるシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートに当接してシートを給送する給送手段と、
前記シート積載手段に、前記給送手段に対向して配置された摩擦部材と、
前記給送手段を駆動する駆動手段と、
装置の振動を検知する検知手段と、
前記給送手段と前記シート積載手段に積載されたシートとの当接圧を調節可能な調節手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記給送手段が第1の当接圧でシートに当接している状態で前記駆動手段に前記給送手段の駆動を開始させた後、前記検知手段によって検知された振動の大きさが閾値を超えた場合、前記給送手段が前記第1の当接圧より小さい第2の当接圧でシートに当接している状態となるように、前記調節手段を制御する、
ことを特徴とするシート給送装置。 - 前記検知手段は、加速度センサである、
ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段によって検知した振動の周波数毎の成分の内、予め設定された周波数帯域におけるピーク値に基づいて、前記閾値を超えたかどうかを判断する、
ことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記給送手段は装置本体に着脱可能に装着されるユニットに設けられ、
前記検知手段は前記ユニットに取付けられている、
ことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記摩擦部材は、前記シート積載手段のシートが積載される面に比べて、シートに対する静止摩擦係数が大きい弾性材料で構成される、
ことを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記シート積載手段から給送されるシートに画像を形成する画像形成手段を備える、
ことを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート給送装置。
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