JP2019064695A - ポンプ容器 - Google Patents

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    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
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Abstract

【課題】作動部材が安定して復元できるポンプ容器を提供する。【解決手段】ポンプ容器1は、内容物を収容する容器本体2と、容器本体2に取り付けられ、内容物を吐出可能なポンプ3を備え、ポンプ3は、吸込弁座6を有するシリンダ7と、第1方向D1及び第2方向D2へ移動可能であり、内容物の吐出口8と、シリンダ7上を摺動可能なピストン19と、ピストン19とシリンダ7とで区画されたチャンバ20を吐出口8に連ねる吐出路17とを有する作動部材9と、第1方向D1への移動によって吸込弁座6を閉塞するポペット弁10とを備え、作動部材9は、吐出路17の一部を区画するピストンガイド32を有し、ピストンガイド32は、ポペット弁10の接触面11に摺動可能に接触する弾性変形可能な摺動リブ12を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、ポンプ容器に関する。
シャンプー、リンス、ボディーソープ、整髪料等の内容物を収容する容器本体と、容器本体に取り付けられ、内容物を吐出可能なポンプとを備えるポンプ容器として、内容物を泡状にして吐出可能なフォーマーポンプ容器が知られている。このようなフォーマーポンプ容器は、ポペット弁を備えることがある。例えば特許文献1に記載されるフォーマーポンプ容器では、ポンプは、内容物を通す吸込弁座を有するシリンダと、エアシリンダと、容器本体の内側に向かう第1方向及びその反対方向である第2方向へ移動可能であり、内容物の吐出口と、シリンダ上を摺動可能なピストンと、ピストンとシリンダとで区画されたチャンバを吐出口に連ねる吐出路とを有する作動部材と、第1方向への移動によって前記吸込弁座を閉塞するポペット弁とを備え、作動部材は、吐出路の一部を区画するピストンガイドを有し、ピストンガイドは、ポペット弁の接触面に摺動可能に接触する摺動リブを有している。そして、作動部材は、第1方向への移動により、摺動リブとポペット弁との接触を介してポペット弁を第1方向へ移動させて吸込弁座を閉塞し、シリンダから内容物を吐出口に向けて送り出すとともに、エアシリンダから空気を送り出して内容物と混合し、泡状にして吐出口から吐出することができる。また、作動部材は、第2方向への移動により、摺動リブとポペット弁との接触を介してポペット弁を第2方向へ移動させて吸込弁座を開放し、シリンダに向けて容器本体から内容物を送り込むことができる。
特開2003−222073号公報
しかし、特許文献1に記載されるような従来のフォーマーポンプ容器では、摺動リブは、第1方向に沿って視たときに接触面に対して垂直に設けられているため、弾性変形不能である。このため、ポペット弁、ピストンガイド(摺動リブ)又は作動部材を構成する他の部材の成形時の寸法誤差等に起因して、ピストンガイドの摺動リブがポペット弁の接触面に強く当接し、摺動抵抗が大きくなりすぎることにより、作動部材の第2方向への復元に支障をきたす場合があった。このため、例えば、作動部材を第2方向へ付勢するコイルばねの付勢力を高める等の対策が必要となっていた。
本発明の目的は、作動部材が安定して復元できるポンプ容器を提供することにある。
本発明の一態様としてのポンプ容器は、
内容物を収容する容器本体と、
前記容器本体に取り付けられ、内容物を吐出可能なポンプとを備え、
前記ポンプは、
内容物を通す吸込弁座を有するシリンダと、
前記容器本体の内側に向かう第1方向及びその反対方向である第2方向へ移動可能であり、内容物の吐出口と、前記シリンダ上を摺動可能なピストンと、前記ピストンと前記シリンダとで区画されたチャンバを前記吐出口に連ねる吐出路とを有する作動部材と、
前記第1方向への移動によって前記吸込弁座を閉塞するポペット弁とを備え、
前記作動部材は、前記吐出路の一部を区画するピストンガイドを有し、
前記ピストンガイドは、前記ポペット弁の接触面に摺動可能に接触する弾性変形可能な摺動リブを有する。
本発明の1つの実施形態として、前記摺動リブは、前記第1方向に沿って視たときに前記接触面に対して傾斜している。
本発明の1つの実施形態として、前記ポンプは、周方向に間隔を空けて配置された複数の前記摺動リブを備える。
本発明の1つの実施形態として、前記ポンプは、前記ポペット弁に設けられた閉止弁座と、前記作動部材に設けられ、前記作動部材の前記第2方向への移動に伴って前記閉止弁座を閉塞する閉止弁体とからなる閉止弁を備える。
本発明の1つの実施形態として、前記ポンプは、前記作動部材を前記第2方向へ付勢する付勢部材を備える。
本発明の1つの実施形態として、前記作動部材は、前記吐出路における前記摺動リブより下流側の部分に配置された逆止弁としての送出弁を備える。
本発明の1つの実施形態として、
前記ポンプは、エアシリンダを備え、
前記作動部材は、前記第1方向への移動によって前記エアシリンダから空気を前記吐出路における前記送出弁より下流側の部分に送り込むことが可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記作動部材は、
前記エアシリンダ上を摺動可能なエアピストンと、
前記エアピストンと前記エアシリンダとで区画されたエアチャンバを前記吐出路に連ねるエア流路と、
前記エア流路に配置された逆止弁としてのエア送出弁と、
外部からの空気を前記エアチャンバに送り込むことが可能な逆止弁としてのエア吸込弁とを備える。
本発明によれば、作動部材が安定して復元できるポンプ容器を提供することができる。
一実施形態に係るポンプ容器を示す縦断面図である。 図1に示すポンプ容器のピストンガイド部材を示す縦断面図である。 図2AのA−A断面図である。 図2Bに示す摺動リブがポペット弁の接触面に接触するときの様子を示す図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係るポンプ容器1について詳細に例示説明する。図1に示すように、本実施形態に係るポンプ容器1は、内容物を収容する容器本体2と、容器本体2に取り付けられ、内容物を吐出可能なポンプ3とを備えている。内容物は、シャンプー、リンス、ボディーソープ、整髪料等であってよいが、これらに限定されない。容器本体2は、筒状(より具体的には円筒状)の口部4と、口部4に連なる胴部5と、胴部5の下端を閉塞する底部(図示省略)とを有している。本実施形態では、容器本体2は、口部4と、口部4より拡径した胴部5と、底部とからなるボトル形状をなしている。しかし、容器本体2の形状は適宜変更が可能である。口部4には、ポンプ3を口部4に螺合によって取り付ける雄ねじが設けられている。しかし、口部4は、螺合に代えて嵌合により、ポンプ3が取り付けられるように構成されてもよい。
本実施形態では、ポンプ3は、シリンダ部材28、キャップ部材29、作動部材9、ポペット弁10、付勢部材18及びストッパ30を有している。作動部材9は、本実施形態では、ピストン部材31、ピストンガイド32、弁体押さえ部材33、送出弁体21b、ステム34、発泡部材37、ヘッド35、外壁部材36、エアピストン部材9b及びエア吸込弁体27bからなっている。しかし、ポンプ3及び作動部材9の構成は適宜変更が可能である。シリンダ部材28は、シリンダ7及びエアシリンダ22を有している。キャップ部材29は、容器本体2の口部4に直接取り付けられることによってシリンダ部材28を容器本体2に取り付けるように構成されている。また、キャップ部材29は、その中央に、作動部材9によって貫通される筒状(より具体的には円筒状)のガイド筒29aを有している。ストッパ30は、略C字状をなす弾性嵌合片を有しており、当該弾性嵌合片をガイド筒29aに嵌合することで、作動部材9の下方への移動を防止するように構成されている。したがって、ストッパ30は、ポンプ3の使用時にはガイド筒29aから取り外される。
作動部材9は、容器本体2の内側に向かう第1方向D1及びその反対方向である第2方向D2へ移動することができる。本実施形態では、第1方向D1は鉛直下方に一致しているので、以下、第1方向D1を下方ともいう。また、第2方向D2を上方ともいう。しかし、第1方向D1は鉛直下方に一致していなくてもよい。また、作動部材9は、内容物の吐出口8と、シリンダ7上を摺動可能なピストン19と、ピストン19とシリンダ7とで区画されたチャンバ20を吐出口8に連ねる吐出路17とを有している。本実施形態では、吐出路17は、ピストン部材31、ピストンガイド32、弁体押さえ部材33、ステム34、発泡部材37、ヘッド35によって区画されている。シリンダ7は、内容物を通す吸込弁座6を有している。ポペット弁10は、第1方向D1への移動によって吸込弁座6を閉塞するように構成されている。また、ポペット弁10は、作動部材9の可動域より狭い可動域内で、下方及び上方へ移動することができる。ピストンガイド32の内周面には、ポペット弁10の接触面11に摺動可能に接触する摺動リブ12を有している。作動部材9は、下方への移動により、摺動リブ12とポペット弁10との接触を介してポペット弁10を下方へ移動させて吸込弁座6を閉塞し、シリンダ7から内容物を吐出口8に向けて送り出すことができる。また、作動部材9は、上方への移動により、摺動リブ12とポペット弁10との接触を介してポペット弁10を上方へ移動させて吸込弁座6を開放し、シリンダ7に向けて容器本体2から内容物を送り込むことができる。本実施形態では、ポンプ3は、作動部材9を上方へ付勢する付勢部材(本実施形態では、コイルばね)18を備えているため、作動部材9は、付勢部材18の付勢力に抗する押圧力によって下方へ移動できる一方、押圧力の解除により、付勢部材18の付勢力によって上方へ移動できる。
本実施形態では、シリンダ7の吸込弁座6は、下方に向かって縮径する円錐状の環状テーパ面からなっている。また、吸込弁座6の径方向外側には、シリンダ7の下端部から上方に延在する複数の縦リブ38が設けられている。複数の縦リブ38と作動部材9との間には、付勢部材18が配置されている。ポペット弁10は、下端部に吸込弁座6を閉塞可能な吸込弁体10aを有している。吸込弁体10aは、下方に延在する円筒状をなしている。吸込弁体10aの外周面には、径方向外側に延在する複数の規制リブ10bが設けられている。ポペット弁10は、吸込弁体10aが吸込弁座6に当接するまで下方へ移動可能である一方、複数の規制リブ10bが付勢部材18の下端部に当接するまで上方へ移動可能である。また、ポペット弁10の上端部には、略円錐状をなす環状壁10cが設けられている。環状壁10cは、円筒状の先端部と、円錐状の基端部とを有している。そして、環状壁10cの先端部の外周面により、接触面11が構成されている。
図3に示すように、ポペット弁10の接触面11に摺動可能に接触する摺動リブ12は、弾性変形可能である。より具体的には、摺動リブ12は、第1方向D1に沿って視たときに接触面11に対して傾斜している。本実施形態では、ポペット弁10の接触面11は筒状(より具体的には円筒状)をなしている。そして、摺動リブ12は、筒状(より具体的には円筒状)をなす周壁13から、径方向内側に向けて周方向に傾斜するように延在している。したがって、摺動リブ12は、弾性的に撓みながら接触面11に圧接することができる。このため、たとえポペット弁10、ピストンガイド32(摺動リブ12)又は作動部材9を構成する他の部材の成形時の寸法誤差が大きかった場合でも、その寸法誤差を撓み変形によって吸収でき、ピストンガイド32の摺動リブ12とポペット弁10との摺動抵抗を減らすことで、作動部材9の安定した上方への復元動作を確保することができる。また、作動部材9の動きをスムーズにすることができるため、付勢部材18の付勢力を小さく設定することも可能となる。
本実施形態では、ポンプ3は、ポペット弁10の接触面11に摺動可能な(周方向に間隔を空けて配置された)複数の摺動リブ12を備えている。したがって、作動部材9を安定して作動させることができる。本実施形態では、摺動リブ12は3つ設けられているが、その数は増減が可能である。
本実施形態では、図1に示すように、ポンプ3は、ポペット弁10に設けられた閉止弁座14と、作動部材9に設けられ、作動部材9の上方への移動に伴って閉止弁座14を閉塞する閉止弁体15とからなる閉止弁16を備えている。より具体的には、ポペット弁10の環状壁10cの基端部の外周面により、閉止弁座14が構成され、ピストン部材31の上端部により、閉止弁体15が構成されている。したがって、作動部材9の上方への復帰により、内容物の吐出路17を閉止弁16によって閉止し、ポンプ容器1の転倒時等における内容物の漏出を抑制することができる。
本実施形態では、作動部材9は、シリンダ7上を摺動可能なピストン19と、ピストン19とシリンダ7とで区画されたチャンバ20を吐出口8に連ねる吐出路17とを備えている。そして、作動部材9は、吐出路17における摺動リブ12より下流側の部分に配置された逆止弁としての送出弁21を備えている。したがって、作動部材9の上方への復帰時に、送出弁21の閉塞によってチャンバ20を効果的に負圧化し、容器本体2からチャンバ20へ内容物をスムーズに吸引することができる。送出弁21は、本実施形態ではボール弁として構成されているが、他の形式の弁であってもよい。
本実施形態では、ポンプ3は、エアシリンダ22を備えている。そして、作動部材9は、下方への移動によってエアシリンダ22から空気を吐出路17における送出弁21より下流側の部分に送り込むことができる。したがって、本実施形態に係るポンプ容器1によれば、内容物を、空気と混合して泡状にしてから吐出することができる。しかし、ポンプ容器1は、このようなフォーマーポンプ容器でなくてもよく、エアシリンダ22、エアピストン部材9b、エア吸入弁体27b、発泡部材37、弁体押さえ部材33等を省略した液吐出用のポンプ容器を採用することもできる。
本実施形態では、作動部材9は、エアシリンダ22上を摺動可能なエアピストン23と、エアピストン23とエアシリンダ22とで区画されたエアチャンバ24を吐出路17に連ねるエア流路25とを備えている。そして、作動部材9は、エア流路25に配置された逆止弁としてのエア送出弁26を備えている。エア送出弁26は、本実施形態では、作動部材本体9aに設けられたエア送出弁座26aと、作動部材本体9aに対して遊びをもって従動するエアピストン部材9bに設けられたエア送出弁体26bとによって構成されている。本実施形態では、作動部材本体9aは、ピストン部材31、ピストンガイド32、弁体押さえ部材33、送出弁体21b、ステム34、発泡部材37、ヘッド35及び外壁部材36からなっている。しかし、エア送出弁26は、このような形式の弁に限られない。また、作動部材9は、外部からの空気をエアチャンバ24に送り込むことが可能な逆止弁としてのエア吸込弁27を備えている。エア吸込弁27は、本実施形態では弾性弁として構成されているが、他の形式の弁であってもよい。このような構成によれば、ポンプ容器1を、コンパクト化が容易なフォーマーポンプ容器として構成することができる。
本実施形態では、作動部材9のステムには、発泡部材37(本実施形態では、2つ)が配置されている。エア流路25を通った空気は、送出弁21を通過した内容物と混合されてから発泡部材37で起泡され、吐出口8へと送られる。弁体押さえ部材33とピストンガイド32との間には送出弁体(ボール弁体)21bが配置され、弁体押さえ部材33がピストンガイド32に嵌合することにより、送出弁21が構成されている。すなわち、送出弁21は、送出弁座21a、送出弁体21b及び弁体押さえ部材33によって構成されている。ピストン部材31は、ピストン19と、ピストン19の上端から上方に延在する筒状(より具体的には円筒状)の筒壁31aと、筒壁31aの上端から縮径した略円筒状の上端部とを有している。ピストンガイド32は、図2A及び図2Bに示すように、周壁13と、周壁13から径方向内側に延びる内部壁32aと、周壁13の下端から拡径するとともに下方に延在する筒状(より具体的には円筒状)の嵌合壁32bとを有している。内部壁32aの中央には内容物を通す送出弁座21aが設けられている。各摺動リブ12は、上端部が内部壁32aに連結している。また、各摺動リブ12は、第1方向D1に沿って細長く延在している。また、各摺動リブ12は、第1方向D1に沿って視たときに、周壁13から径方向内側に向けて周方向に傾斜するように、直線状に延在している。しかし、摺動リブ12の形状及び配置は、変更が可能である。図1に示すように、ヘッド35は、吐出口8を有している。外壁部材36はヘッド35に嵌合している。容器本体2とエアシリンダ22内に空気を取り込むための空気導入口が、外壁部材36とヘッド35の嵌合部付近(吐出口8を有するノズル部の下面と外壁部材36との間など)に設けられている。ピストン部材31(の筒壁31a)にはピストンガイド32(の嵌合壁32b)が嵌合し、ピストンガイド32にはステム34が嵌合し、ステム34にはヘッド35が嵌合している。作動部材9のエアピストン部材9bは、エアピストン23とエア吸込弁座27aとを有している。エアピストン部材9bには、エア吸込弁座27aを開閉する弾性弁体としてのエア吸込弁体27bが取り付けられている。エアピストン部材9bとピストンガイド32との間に形成される隙間、及びステム34とピストンガイド32との間に形成される隙間により、エア流路25が形成されている。しかし、作動部材9の構成は変更が可能である。
前記の説明は、一実施形態を示したものにすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。前記の実施形態は、本開示の基礎的事項に基づいて、種々の変更が可能である。
例えば、作動部材9は、ヘッド35が押し下げ操作される形式のものを例に説明したが、トリガー式等の構成としてもよい。容器本体2は、外容器と内容器とで構成される二重容器であってもよいし、互いに剥離可能な外層と内層とからなる積層剥離容器であってもよい。
1 ポンプ容器
2 容器本体
3 ポンプ
4 口部
5 胴部
6 吸込弁座
7 シリンダ
8 吐出口
9 作動部材
9a 作動部材本体
9b エアピストン部材
10 ポペット弁
10a 吸込弁体
10b 規制リブ
10c 環状壁
11 接触面
12 摺動リブ
13 周壁
14 閉止弁座
15 閉止弁体
16 閉止弁
17 吐出路
18 付勢部材
19 ピストン
20 チャンバ
21 送出弁
21a 送出弁座
21b 送出弁体
22 エアシリンダ
23 エアピストン
24 エアチャンバ
25 エア流路
26 エア送出弁
26a エア送出弁座
26b エア送出弁体
27 エア吸込弁
27a エア吸込弁座
27b エア吸込弁体
28 シリンダ部材
29 キャップ部材
29a ガイド筒
30 ストッパ
31 ピストン部材
31a 筒壁
32 ピストンガイド
32a 内部壁
32b 嵌合壁
33 弁体押さえ部材
34 ステム
35 ヘッド
36 外壁部材
37 発泡部材
38 縦リブ
D1 第1方向
D2 第2方向

Claims (8)

  1. 内容物を収容する容器本体と、
    前記容器本体に取り付けられ、内容物を吐出可能なポンプとを備え、
    前記ポンプは、
    内容物を通す吸込弁座を有するシリンダと、
    前記容器本体の内側に向かう第1方向及びその反対方向である第2方向へ移動可能であり、内容物の吐出口と、前記シリンダ上を摺動可能なピストンと、前記ピストンと前記シリンダとで区画されたチャンバを前記吐出口に連ねる吐出路とを有する作動部材と、
    前記第1方向への移動によって前記吸込弁座を閉塞するポペット弁とを備え、
    前記作動部材は、前記吐出路の一部を区画するピストンガイドを有し、
    前記ピストンガイドは、前記ポペット弁の接触面に摺動可能に接触する弾性変形可能な摺動リブを有する、ポンプ容器。
  2. 前記摺動リブは、前記第1方向に沿って視たときに前記接触面に対して傾斜している、請求項1に記載のポンプ容器。
  3. 前記ポンプは、周方向に間隔を空けて配置された複数の前記摺動リブを備える、請求項1又は2に記載のポンプ容器。
  4. 前記ポンプは、前記ポペット弁に設けられた閉止弁座と、前記作動部材に設けられ、前記作動部材の前記第2方向への移動に伴って前記閉止弁座を閉塞する閉止弁体とからなる閉止弁を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポンプ容器。
  5. 前記ポンプは、前記作動部材を前記第2方向へ付勢する付勢部材を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポンプ容器。
  6. 前記作動部材は、前記吐出路における前記摺動リブより下流側の部分に配置された逆止弁としての送出弁を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポンプ容器。
  7. 前記ポンプは、エアシリンダを備え、
    前記作動部材は、前記第1方向への移動によって前記エアシリンダから空気を前記吐出路における前記送出弁より下流側の部分に送り込むことが可能である、請求項6に記載のポンプ容器。
  8. 前記作動部材は、
    前記エアシリンダ上を摺動可能なエアピストンと、
    前記エアピストンと前記エアシリンダとで区画されたエアチャンバを前記吐出路に連ねるエア流路と、
    前記エア流路に配置された逆止弁としてのエア送出弁と、
    外部からの空気を前記エアチャンバに送り込むことが可能な逆止弁としてのエア吸込弁とを備える、請求項7に記載のポンプ容器。
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