JP2019064646A - 液体供給システム - Google Patents

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門脇 純司
Junji Kadowaki
純司 門脇
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Abstract

【課題】液体供給装置における貯蔵タンク内の液体或いは貯蔵タンク自体の盗難や貯蔵タンク内の液体へのイタズラ等を防止することが可能な液体供給システムを提供する。【解決手段】地上に設けられ、液体を貯蔵する貯蔵タンクと、被液体供給体に液体を供給するノズルと、一端が貯蔵タンクに接続され、他端がノズルに接続される液体供給経路と、液体供給経路に設けられ、貯蔵タンクから液体をノズルに向けて圧送するポンプと、液体供給経路に設けられ、ポンプにより貯蔵タンクからノズルに向けて圧送された液体の供給量を測定する供給量測定手段と、を有する液体供給装置と、液体供給装置の重量を計測する重量計測手段と、液体供給装置による液体供給が行われているか否かを検出する検出手段と、検出手段による検出結果と重量計測手段により計測される重量とに基づき、液体供給装置の異常の有無を判断する判断手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、液体供給システムに関する。
液体が貯蔵される貯蔵タンクと、該液体を吐出させる供給ノズルと、貯蔵タンクと供給ノズルとの間の液体供給経路に設けられ、貯蔵タンクの液体を供給ノズルに供給するポンプを備える液体供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−240727号公報
しかしながら、特許文献1で開示される液体供給装置では、地上に貯蔵タンクが備えられる。そのため、液体供給装置が使用されない時間帯(例えば、夜間や営業時間外)等の管理者による管理が行われていない状況で、第三者により貯蔵タンク内の液体が盗難されたり、貯蔵タンク内の液体への異物混入等のイタズラがされたり等するおそれがある。また、場合によっては、貯蔵タンク自体が盗難されてしまうおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、液体供給装置における貯蔵タンク内の液体或いは貯蔵タンク自体の盗難や貯蔵タンク内の液体へのイタズラ等を防止することが可能な液体供給システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
地上に設けられ、液体を貯蔵する貯蔵タンクと、被液体供給体に前記液体を供給するノズルと、一端が前記貯蔵タンクに接続され、他端が前記ノズルに接続される液体供給経路と、前記液体供給経路に設けられ、前記貯蔵タンクから前記液体を前記ノズルに向けて圧送するポンプと、前記液体供給経路に設けられ、前記ポンプにより前記貯蔵タンクから前記ノズルに向けて圧送された前記液体の供給量を測定する供給量測定手段と、を有する液体供給装置と、
前記液体供給装置の重量を計測する重量計測手段と、
前記液体供給装置による液体供給が行われているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果と前記重量計測手段により計測される重量とに基づき、前記液体供給装置の異常の有無を判断する判断手段と、を備える、
液体供給システムが提供される。
本実施の形態によれば、液体供給装置における貯蔵タンク内の液体或いは貯蔵タンク自体の盗難や貯蔵タンク内の液体へのイタズラ等を防止することが可能な液体供給システムを提供することができる。
液体供給システムの一例を示す外観図である。 第1実施形態に係る液体供給システムの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 第1実施形態に係る監視装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係る液体供給システムの設置時の動作の一例を概略的に示すフローチャートである。 第1実施形態に係る液体供給システムによる監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 第2実施形態に係る液体供給システムの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 第2実施形態に係る監視装置の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 第2実施形態に係る液体供給システムによる監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 第3実施形態に係る液体供給システムの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 第3実施形態に係る液体供給システムによる監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<第1実施形態>
[液体供給システムの構成]
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態に係る液体供給システムの構成について説明をする。
図1は、本実施形態に係る液体供給システム1の一例を示す外観図である。図2は、本実施形態に係る液体供給システム1の構成の一例を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る監視装置50の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。以下、明細書中の"前"、"後"、"左"、"右"、"上"、"下"の方向に関する記載は、図1における表記に対応する。
尚、図2中において、二重線は、後述する液体の供給系統(流路)を表し、太い実線は、電力供給系統を表し、実線は、電気的な信号の伝達系統を表す。以下、後述する図6、図9についても同様である。
液体供給システム1は、液体供給装置10と、監視装置50を含む。また、液体供給システム1に関連する構成として、液体供給装置10及び監視装置50の遠隔に配置される監視サーバ90がある。
液体供給装置10は、地上に設けられ、貯蔵タンク20と、ポンプユニット30と、貯蔵タンク20及びポンプユニット30、即ち、該液体供給装置10の本体部が上面に設置されるベース部40を含む。液体供給装置10の本体部としての貯蔵タンク20及びポンプユニット30は、それぞれに少なくとも一箇所(好ましくは、左右方向にある程度離れた二か所以上)設けられる取付部(不図示)を介して、一体として、ベース部40の上面に設置される。液体供給装置10は、貯蔵タンク20及びポンプユニット30が一体としてベース部40に搭載される構成が採用されることにより、トラック等の移動体の荷台に搭載され、様々な場所に搬送されうる。つまり、ユーザは、液体供給装置10(液体供給システム1)を様々な場所に移動させて利用することができる。
貯蔵タンク20は、例えば、略直方体形状を有し、液体被供給体(以下、単に被供給体と称する)に供給するための所定の液体(以下、単に液体と称する)を貯蔵する。貯蔵タンク20に貯蔵される液体は、例えば、被供給体としての車両や建設機械等に供給されるガソリンや軽油等の燃料や、尿素等の排気ガス浄化用の還元剤等である。貯蔵タンク20は、ポンプユニット30(具体的には、筐体31)の後部と連結される。つまり、貯蔵タンク20は、ポンプユニット30の後方に配置される。
貯蔵タンク20の内部には、貯蔵タンク20の内部の液体の貯蔵量を計測する貯蔵量計測部21が設けられる。貯蔵量計測部21は、例えば、貯蔵タンク20の内部の液体の液面の高さを計測するフロート式の液面センサ等である。貯蔵量計測部21は、一対一の通信線やLAN(Local Area Network)等を通じて制御装置37と通信可能に接続され、貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に対応する計測信号が制御装置37に入力される。
ポンプユニット30は、筐体31と、ノズル32と、液体供給経路33と、ポンプ34と、流量計35と、表示部36と、制御装置37を含む。ポンプユニット30は、後述する監視装置50に搭載されるバッテリ80から供給される電力で稼働する。
筐体31は、ポンプユニット30に含まれる各種ハードウェアを内部に収容する、或いは、外部に固定される等により保持する。筐体31は、例えば、上下方向が相対的に長い略直方体形状を有し、貯蔵タンク20の前部の隔壁(前面)に取り付けられる。
ノズル32は、先端に液体を吐出する吐出口を有し、被供給体に液体を供給する。ノズル32は、ユーザにより被供給体の供給口にその先端が挿入された状態で、先端の吐出口からポンプ34の動力により貯蔵タンク20から圧送される液体を吐出する。ノズル32は、例えば、吐出口に液体供給により発生する負圧に応じて空気を吸引する空気導入口が設けられ、当該空気導入口が被供給体側の液面の上昇に応じて閉塞されることにより、被供給体への液体の供給が停止される既知の弁機構を有する。
また、ノズル32は、被供給体への液体供給が行われない状態(以下、待機状態と称する)において、筐体31の外部の側面に適宜設けられるノズル掛け32aに掛けられた態様で保持される。ノズル掛け32aには、ノズルスイッチ(ノズルSW)32bが設けられる。ノズルSW32bは、例えば、一対一の通信線やLAN(Local Area Network)を通じて制御装置37と通信可能に接続され、ノズル32がノズル掛け32aに掛けられている場合、OFF信号を制御装置37に出力し、掛けられていない場合、ON信号を制御装置37に出力する。
液体供給経路33は、その一端が、筐体31の後部の隔壁を貫通し、貯蔵タンク20の内部に挿通される態様で、貯蔵タンク20に接続されると共に、その他端がノズル32に接続され、貯蔵タンク20からノズル32を介して、被供給体に液体を供給する。液体供給経路33は、筐体31に収容される部分と、筐体31の外部に露出する部分、つまり、筐体31の外部でノズル32に接続されるホース33aを含む。
尚、液体供給経路33には、例えば、一又は複数の電磁弁(不図示)が設けられ、制御装置37にから出力される制御信号に応じて、その開閉が切り替えられる態様であってよい。
ポンプ34は、筐体31内の液体供給経路33に設けられ、制御装置37からの制御信号に応じて、貯蔵タンク20の液体をノズル32に向けて圧送する。
流量計35は、(供給量計測手段の一例)は、筐体31内の液体供給経路33、具体的には、ポンプ34の直後の下流側に設けられ、ポンプ34により貯蔵タンク20からノズル32に向けて圧送される流量、つまり、液体の供給量を計測する既知の計測手段である。
表示部36は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、筐体31の外側面、例えば、筐体31の前面上部に設けられ、制御装置37による制御の下、ユーザに対する各種情報を表示する。例えば、表示部36は、被供給体への液体供給時に、被供給体への液体の供給開始からの総供給量を動的に表示させる。また、例えば、表示部36は、ユーザによる操作等に応じて、貯蔵タンク20に貯蔵される液体の貯蔵量を表示させる。
制御装置37は、液体供給装置10に関する各種制御処理を行う。制御装置37は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置、各種インターフェースを含むコンピュータを中心に構成されてよい。制御装置37は、ROMや補助記憶装置に格納される一以上のプログラムをCPU上で実行することにより各種機能を実現する。
例えば、制御装置37は、ユーザによるノズル32の操作に応じて、ポンプユニット30、具体的には、ポンプ34や液体供給経路33に設けられる上述の電磁弁等を制御し、貯蔵タンク20からノズル32に向けて液体を供給させる。
具体的には、制御装置37は、ノズルSW32bから出力される信号がON信号からOFF信号に変化した場合、ユーザによる被供給体への液体供給が開始されると判断し、液体供給経路33の電磁弁を全て開弁させると共に、ポンプ34の駆動を開始させる。これにより、ユーザによるノズル32の操作に応じて、貯蔵タンク20からノズル32に向けて液体が供給され、被供給体に液体が供給される。
また、制御装置37は、ノズルSW32bから出力される信号がOFF信号からON信号に変化した場合、ユーザによる被供給体への液体供給が終了したと判断し、ポンプ34の駆動を停止させると共に、液体供給経路33の電磁弁を全て閉弁させる。これにより、貯蔵タンク20からノズル32への液体の供給が停止される。
ベース部40は、平面視で略矩形形状を有すると共に、側面断面視で所定の厚みを有し、上面に貯蔵タンク20及びポンプユニット30が一体として設置される。ベース部40には、防液堤41と、搬送機器接続部42が設けられる。
防液堤41は、ベース部40の内部、即ち、ベース部40に設置される本体部(貯蔵タンク20及びポンプユニット30)を取り囲むように、ベース部40の端部、即ち、平面視で矩形状を有するベース部40の四辺に設けられる。防液堤41は、ベース部40の内部とベース部40の外部との間に設けられる、本体部の設置面(上面)より高い隔壁である。これにより、本体部からベース部40に漏れ出た漏れ液の本体部の周囲への拡散を抑制することができる。
搬送機器接続部42は、ベース部の下面に設けられ、液体供給装置10(液体供給システム1)をトラック等の移動体の荷台に載せて搬送する際に、当該荷台の対応する接続部と接続される。これにより、液体供給装置10を移動体の荷台に固定させることができる。
監視装置50は、液体供給装置10に発生する異常、具体的には、盗難やイタズラ等の異常発生の有無を監視する。例えば、図1に示すように、監視装置50は、その大部分の構成要素(ハードウェア)が液体供給装置10のポンプユニット30の上部に搭載される。監視装置50は、処理装置60と、操作部70と、重量計72と、警報ランプ74と、GPS(Global Positioning System)モジュール76と、移動通信モジュール78と、バッテリ80と、リレー82を含む。
処理装置60は、監視装置50における各種制御処理を行う。処理装置60は、相互にバス69で接続される、CPU61、RAM62、ROM63、補助記憶装置64、RTC(Real Time Clock)65、及び外部との通信を行うインターフェース(I/F)66を含むコンピュータである。処理装置60は、ROM63や補助記憶装置64に格納される一以上のプログラムをCPU61上で実行することにより実現される機能部として、状態検出部601と、タイマ部602と、異常判断部603と、電力遮断部604と、警報出力部605と、異常通知送信部606を含む。また、処理装置60は、補助記憶装置64等に規定される記録領域として記憶部600を含む。記憶部600には、宛先情報600Aと、重量履歴情報600Bが格納される。
尚、I/F66は、接続される外部機器に応じた通信規格に対応する一又は複数の通信インターフェースを含む。
状態検出部601(検出手段の一例)は、液体供給装置10が管理者等により管理されている状態である否かを検出する。
例えば、状態検出部601は、ユーザによる操作部70に対する所定操作によって、監視装置50が監視モードに設定されているか否かに基づき、液体供給装置10が管理されている状態であるか否かを検出する。監視モードは、監視装置50による液体供給装置10の監視が有効な状態であるため、管理者等による管理が行われていない状態と検出されうる。一方、監視解除モードは、監視装置50による液体供給装置10の監視が無効な状態であるため、管理者等による管理が行われていると検出されうる。
また、例えば、状態検出部601は、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われているか否かを検出する。液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われている場合、ユーザが液体供給装置10を利用しているため、当該ユーザによる液体供給装置10の管理が行われている状態であると判断されうる。一方、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われていない場合、液体供給装置10の近くにユーザ等がいない可能性があるため、ユーザ等による液体供給装置10の管理がおこなわれていないと判断されうる。
状態検出部601による処理の詳細は、後述する。
タイマ部602は、RTC65による時刻を初期値として、計時を行う。
異常判断部603(判断手段の一例)は、状態検出部601により、液体供給装置10が管理者等により管理されていない状態であると検出された場合に、液体供給装置10における異常の有無を判断する。本実施形態では、異常判断部603は、重量計72から入力される計測データと、重量計72から入力される計測データの履歴情報、即ち、記憶部600に履歴的に保存される重量履歴情報600Bとに基づき、異常の有無を判断する。詳細は、後述する。
電力遮断部604(制御手段の一例)は、異常判断部603により異常があると判断された場合、リレー82に制御信号を出力し、リレー82を遮断させる。これにより、バッテリ80から液体供給装置10への電力供給が停止され、液体供給装置10の液体供給機能を強制的に停止させることができる。よって、悪意の第三者によるノズル32を利用した液体の盗難等を防止することができる。
警報出力部605は、異常判断部603により液体供給装置10に異常があると判断された場合に、液体供給装置10の周囲に向けて警報を出力する。本実施形態では、警報出力部605は、警報ランプ74に制御信号(作動信号)を出力し、警報ランプ74を点灯させることにより、液体供給装置10の周囲に向けて警報を出力する。また、警報出力部605は、警報ランプ74以外の警報機構、例えば、音声による警報を出力する音声出力装置(スピーカやブザー等)や、文字等による警報を出力する表示装置(液晶ディスプレイ等)を利用して、液体供給装置10の周囲に向けて警報を出力してもよい。
異常通知送信部606は、異常判断部603により液体供給装置10に異常があると判断された場合に、移動通信モジュール78を用いて、その旨を表す通知(異常通知)を外部装置に送信する。
異常通知送信部606により生成される異常通知には、RTC65或いはタイマ部602から取得される時刻情報、GPSモジュール76から入力される液体供給装置10の位置情報等が含まれうる。これにより、搬送可能な液体供給システム1(液体供給装置10)自体が盗難されたような場合に、液体供給装置10の管理者等は、異常通知の内容(時刻情報及び位置情報)を確認して、液体供給装置10を追跡したり等することができる。
また、異常通知送信部606は、移動通信モジュール78を用いて、外部装置に異常通知を送信した後、定期的に、異常通知と同様の内容、即ち、位置情報及び時刻情報を含む追跡通知を外部装置に送信してもよい。これにより、搬送可能な液体供給システム1(液体供給装置10)自体が盗難されたような場合に、外部装置を利用する管理者等は、リアルタイムの位置情報等を確認し、より精度良く液体供給システム1を追跡することができる。
また、異常通知送信部606による異常通知の送信先である外部装置は、例えば、異常通知の所定の通知対象者が異常通知を閲覧可能な表示部を含む端末やサーバ等である。具体的には、異常通知送信部606は、移動通信モジュール78を用いて、携帯電話網やインターネット網等を含む通信ネットワークNWに接続し、該通信ネットワークNWを通じて、外部装置としての監視サーバ90に異常通知を送信してよい。これにより、監視サーバ90を管理する管理者等に、液体供給装置10の盗難やイタズラ等に起因する異常を通報することができる。また、異常通知送信部606は、移動通信モジュール78を用いて、通信ネットワークNWに接続し、該通信ネットワークNWを通じて、液体供給装置10の管理者やユーザの携帯端末(例えば、スマートフォンやタブレット端末)等に異常通知を送信してもよい。
また、異常通知送信部606は、プッシュ通知の形態で、直接的に、通知対象者が利用する外部装置に異常通知を送信してもよいし、メール等の手段を利用して、間接的に、通知対象者が閲覧可能な外部装置に異常通知を送信してもよい。本実施形態では、異常通知送信部606は、移動通信モジュール78を用いて、通信ネットワークNW経由で所定のメールサーバに接続し、宛先情報600Aに含まれる通知対象者が監視サーバ90等の外部装置を利用して閲覧可能なメールアドレスに対して、異常通知を送信する。これにより、メールサーバ経由で、間接的に、異常通知が外部装置に送信される。
操作部70は、液体供給装置10の管理者等からの監視装置50に関する各種操作を受け付ける。操作部70は、例えば、機械的なボタンやスイッチ等のハードウェアであってもよいし、タッチパネル式の液晶ディスプレイ等に表示される仮想的なボタン(アイコン)等であってもよい。操作部70は、一対一の通信線やLAN等を通じて処理装置60に接続され、操作入力に対応する操作信号が処理装置60に入力される。
重量計72(重量計測手段の一例)は、例えば、ロードセル等により液体供給装置10を含む液体供給システム1の重量を計測する。本実施形態では、重量計72は、平面視で略矩形状を有するベース部40の下面の四隅に一つずつ合計四つ取り付けられる。重量計72は、一対一の通信線やLAN等を通じて処理装置60と通信可能に接続され、計測された重量に対応する計測信号が処理装置60に入力される。
警報ランプ74は、一対一の通信線やLAN等を通じて処理装置60と通信可能に接続され、処理装置60、具体的には、警報出力部から入力される制御信号に応じて、点灯及び消灯する。具体的には、警報ランプ74は、例えば、図1に示すように、警報ランプ74は、監視装置50の筐体52の上部に取り付けられる。これにより、液体供給装置10の周囲から警報ランプ74の点灯・消灯状態が確認し易くなる。
GPSモジュール76は、液体供給装置10及び監視装置50の上空の三以上、好ましくは、四以上の衛星から送信されるGPS信号を受信し、自己が搭載される液体供給装置10及び監視装置50の位置を測位する。GPSモジュール76は、一対一の通信線やLANを通じて処理装置60と通信可能に接続され、測位された液体供給装置10の位置情報が処理装置60に入力される。
移動通信モジュール78は、通信ネットワークNWを通じて、外部装置と通信可能に接続するための通信機器の一例である。移動通信モジュール78は、例えば、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)等の通信規格に対応する。
バッテリ80は、液体供給装置10及び監視装置50に稼働電力を供給する電源の一例である。バッテリ80は、電力供給経路84を通じて、液体供給装置10に電力を供給する。
尚、図2において、バッテリ80から処理装置60等への電力供給経路は省略される。以下、後述する図6、図9についても同様である。また、液体供給装置10及び監視装置50は、バッテリ80の代わりに外部の商用電源から所定の電源ケーブルを介して供給される電力で稼働する態様であってもよい。この場合、監視装置50(処理装置60)は、後述するリレー82の代わりに、商用電源の電力を液体供給装置10に供給する電力供給経路に設けられるリレーの制御を行うとよい。また、バッテリ80は、監視装置50ではなく、液体供給装置10に搭載されてもよい。この場合、監視装置50(処理装置60)は、リレー82の代わりに、バッテリ80の電力を液体供給装置10の各部に供給する経路に設けられる一又は複数のリレーの制御を行うとよい。
リレー82は、電力供給経路84に設けられ、処理装置60から入力される制御信号に応じて、電力供給経路84を電気的に接続したり、切断したりする。リレー82は、機械式リレーであっても、半導体式リレーであってもよい。
[液体供給システムの設置時における監視装置の動作]
次に、図4を参照して、液体供給システム1を移動体で移動させて、使用場所に設置する設置時における監視装置50の動作の具体例を説明する。
図4は、本実施形態に係る液体供給システム1の設置時における監視装置50の動作の一例を概略的に示すフローチャートである。
ステップS402にて、処理装置60は、操作部70に対する作業者或いは管理者等による監視解除状態(警報出力部605による警報が出力されない状態)を取り消す操作(取消操作)を受け付ける。通常、液体供給システム1の搬送時において、警報が出力されないように監視解除モードに設定されているからである。
ステップS404にて、処理装置60は、取消操作に応じて、動作モードを"監視解除モード"から"監視モード"に移行させる。
ステップS406にて、処理装置60は、操作部70に対する作業者或いは管理者等による所定操作に応じて、バッテリ80から液体供給装置10への電源供給機能を起動させる。具体的には、処理装置60は、切断状態のリレー82に制御信号を出力し、リレー82を接続状態にする。これにより、バッテリ80と液体供給装置10との間の電力供給経路84が電気的に導通し、バッテリ80から液体供給装置10への電力供給が可能になる。
尚、液体供給装置10には、別途、電源スイッチ(不図示)が設けられ、当該電源スイッチの操作に応じて、液体供給装置10が起動する。
ステップS408にて、処理装置60は、監視モードにおける液体供給装置10の監視処理(後述)を開始する。
尚、本例では、液体供給システム1の設置時に監視装置50が監視モードに設定され、常時、監視モードで動作するが、例えば、管理者や作業者等が使用場所にいない場合だけ、監視モードに設定されてもよい。また、例えば、監視装置50は、時間帯に応じて、具体的には、使用場所に管理者や作業者等がいない時間帯として予め設定される時間帯だけ、手動或いは自動で、監視モードに設定されてもよい。
[監視装置による監視処理の詳細]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る監視装置50による監視モードにおける動作(監視処理)について具体的に説明する。
図5は、本実施形態に係る監視装置50による監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、例えば、監視装置50の稼働中、所定時間ごとに繰り返し実行される。以下、後述する図8、図10についても同様である。
ステップS502にて、状態検出部601は、監視装置50の動作モードが監視モードであるか否かを判定する。状態検出部601は、監視モードである場合、ステップS504に進み、それ以外である場合、今回の処理を終了する。
ステップS504にて、状態検出部601は、制御装置37に対する問い合わせを行うなどにより、液体供給装置10が被液体供給体への液体供給中であるか否かを判定する。異常判断部603は、液体供給装置10が液体供給中でない場合、ステップS506に進み、液体供給中である場合、今回の処理を終了する。
尚、本例では、ステップS502,S504の判定条件の双方が成立する場合に、液体供給装置10が管理されていると判定されるが、何れか一方の処理が省略され、その他方の判定条件が成立する場合に、液体供給装置10が管理されていると判定されてもよい。以下、図8のステップS802,S804についても同様である。
ステップS506にて、異常判断部603は、重量計72から入力される計測データと、過去の重量履歴情報600Bとに基づき、重量計72により計測される液体供給システム1の重量に変動があるか否かを判定する。本ステップで対象とする重量変動は、例えば、重量計72の誤差範囲を超える程度の比較的小さい変動を表す。異常判断部603は、重量計72により計測される液体供給システム1の重量に変動がある場合、ステップS508に進み、それ以外の場合、今回の処理を終了する。
ステップS508にて、タイマ部602は、起動し、所定時間のカウントを開始する。
ステップS510にて、タイマ部602は、所定時間のカウントが終了したか否かを判定する。タイマ部602は、カウント終了していない場合、当該判定を繰り返し、カウント終了した場合、ステップS512に進む。
ステップS512にて、異常判断部603は、タイマ部602による所定時間のカウント中に得られた、重量計72による複数の計測データがRAM62のバッファや重量履歴情報600Bに存在するか否かを判定する。異常判断部603は、重量計72による複数の計測データが存在しない場合、ステップS508に戻って、再度、タイマ部602による所定時間のカウントが行われ、重量計72による複数の計測データが存在する場合、ステップS514に進む。
ステップS514にて、異常判断部603は、重量計72による複数の計測データに基づき、重量計72により計測される液体供給システム1の重量に所定基準を超える変動があるか否かを判定する。本ステップで対象とする重量変動は、ステップS504と異なり、比較的大きい変動を表す。具体的には、当該所定基準は、液体供給装置10の正常状態で想定される、重量計72による重量変動の範囲を表し、当該所定基準を超える変動とは、例えば、所定閾値を超える重量変動(増加、減少、上下動)等である。液体供給システム1の貯蔵タンク20内の液体に対する異物混入等のイタズラが行われたり、液体供給システム1の盗難が行われる場合、悪意の第三者は、液体供給システム1に何等かの細工を行うため、重量計72による重量の上下動が生じうるからである。また、液体供給システム1の貯蔵タンク20等に異物が混入されると、比較的大きい重量増加が生じうるからである。また、液体供給システム1が盗難される場合、悪意の第三者により液体供給システム1をフォークリフト等により移動体に載せる作業が行われるため、重量計72が接地せず、比較的大きい重量減少が生じうるからである。異常判断部603は、重量計72により計測される液体供給システム1の重量に所定基準を超える変動がある場合、ステップS516に進み、それ以外の場合、ステップS524に進む。
ステップS516にて、異常判断部603は、液体供給装置10を含む液体供給システム1に異常があると判断する。
ステップS518にて、電力遮断部604は、リレー82に制御信号を出力し、リレー82を遮断させる。
尚、ステップS516の異常が判断される前の予兆の段階、つまり、ステップS506にて、重量計72により計測される液体供給システム1の重量に変動があると判定された場合に、電力遮断部604は、リレー82に制御信号を出力し、リレー82を遮断させてもよい。以下、後述する図8、図10の場合も同様である。
ステップS520にて、警報出力部605は、警報ランプ74に制御信号を出力し、警報ランプ74を点灯させることにより、液体供給装置10の周囲に向けて警報を出力する。
ステップS522にて、異常通知送信部606は、現在の時刻情報及び位置情報を含む異常通知を生成し、記憶部600の宛先情報600Aに規定される一又は複数のメールアドレスを宛先とするメールとして異常通知を送信し、ステップS524に進む。
尚、ステップS518〜S522の処理の順序は、任意である。
一方、ステップS524にて、異常判断部603は、液体供給装置10に異常がないと判断し、ステップS526に進む。
ステップS526にて、タイマ部602は、停止し、今回の処理を終了する。
本例では、液体供給システム1(監視装置50)は、液体供給装置10による被供給体への液体供給が行われていない状況で、当該液体供給システム1の重量に所定基準を超える変動があった場合に、貯蔵タンク20の液体の盗難、貯蔵タンク20の液体に対するイタズラ、或いは、当該液体供給システム1自体の盗難等の異常が発生していると判断することができる。そして、液体供給システム1は、液体供給装置10に異常が発生していると判断した場合に、液体供給装置10の周囲への警報の出力、液体供給装置10への電力供給の遮断、及び外部装置への異常通知の送信を行うことができる。
尚、以前の本フローチャートによる処理で、一度警報が出力された後に、今回の本フローチャートによる処理で、異常がないと判断された場合(ステップS524)、警報を停止させる、即ち、警報ランプ74を消灯させるようにしてもよい。以下、後述する図8、図10についても同様である。
[作用]
このように、本実施形態では、重量計72は、液体供給装置10の重量を計測し、状態検出部601は、液体供給装置10の管理が行われているか否か(例えば、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われているか否か)を検出する。そして、異常判断部603は、状態検出部601による検出結果と重量計72により計測される重量とに基づき、液体供給装置10の異常を判断する。具体的には、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出された(例えば、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われていない)場合に、重量計72により計測される重量に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する。
これにより、重量計72により計測される液体供給装置10の重量に応じて異常が判断されるため、管理者等による液体供給装置10の管理が行われていない状況で、貯蔵タンク20内の燃料の盗難、貯蔵タンク20内の液体に対する異物混入等のイタズラ、及び液体供給装置10を含む液体供給システム1自体の盗難等を抑制することができる。
また、本実施形態では、電力遮断部604は、異常判断部603により液体供給装置10の異常があると判断された場合、液体供給装置10による液体供給を停止させる。
これにより、悪意の第三者によるノズル32を利用した液体の盗難等を防止することができる。
また、本実施形態では、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出され、且つ、重量計72により計測された重量が所定基準を超えて変動した場合に、異常があると判断する。
これにより、異常がない状態として適宜設定される所定基準を超えた重量変動の有無に応じて、具体的に、異常の有無を判断することができる。
<第2実施形態>
次いで、第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る液体供給システム1は、重量計72が省略されると共に、異常判断部603が貯蔵量計測部21により計測される貯蔵量に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する点において、主に、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同一或いは対応する構成には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
[液体供給システムの構成]
まず、図6、図7を参照して、本実施形態に係る液体供給システム1の構成について説明する。
図6は、本実施形態に係る液体供給システム1の構成の一例を示すブロック図である。図7は、本実施形態に係る監視装置50の機能的な構成の一例を示す機能ブロック図である。
尚、本実施形態に係る液体供給システム1の外観図は、重量計72が省略される点を除き、第1実施形態と同様、図1で表される。
液体供給システム1は、第1実施形態と同様、液体供給装置10と、監視装置50を含む。液体供給システム1に関連する構成として、液体供給装置10及び監視装置50の遠隔に配置される監視サーバ90がある。
液体供給装置10は、第1実施形態と同様、貯蔵タンク20と、ポンプユニット30を含む。
貯蔵タンク20内に設けられる貯蔵量計測部21は、第1実施形態と異なり、一対一の通信線やLAN等を通じて処理装置60と通信可能に接続され、貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に対応する計測信号が処理装置60に入力される。
監視装置50は、処理装置60と、操作部70と、警報ランプ74と、GPSモジュール76と、移動通信モジュール78と、バッテリ80を含む。
処理装置60は、ROM63や補助記憶装置64に格納される一以上のプログラムをCPU61上で実行することにより実現される機能部として、第1実施形態と同様、状態検出部601と、タイマ部602と、異常判断部603と、電力遮断部604と、警報出力部605と、異常通知送信部606を含む。また、処理装置60は、補助記憶装置64等に規定される記録領域として記憶部600を含む。記憶部600には、宛先情報600Aと、貯蔵量履歴情報600Cが格納される。
異常判断部603は、貯蔵量計測部21から入力される計測データと、貯蔵量計測部21から入力される計測データの履歴情報、即ち、記憶部600に履歴的に保存される貯蔵量履歴情報600Cとに基づき、異常の有無を判断する。具体的には、異常判断部603は、貯蔵タンク20内の液体の盗難や貯蔵タンク内の液体に対するイタズラ等の異常発生の有無を判断する。詳細は、後述する。
[監視装置による監視処理の詳細]
次に、図8を参照して、本実施形態に係る監視装置50による監視処理について具体的に説明する。
図8は、本実施形態に係る監視装置50による監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
ステップS802,S804の処理は、図5のステップS502,S504と同じであるため、説明を省略する。
ステップS806にて、異常判断部603は、貯蔵量計測部21から入力される計測データと、過去の貯蔵量履歴情報600Cとに基づき、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に変動があるか否かを判定する。本ステップで対象とする貯蔵量の変動は、例えば、貯蔵量計測部21の誤差範囲を超える程度の比較的小さい変動を表す。異常判断部603は、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に変動がある場合、ステップS808に進み、それ以外の場合、今回の処理を終了する。
ステップS808,S810の処理は、図5のステップS508,S510と同じであるため、説明を省略する。
ステップS812にて、異常判断部603は、タイマ部602による所定時間のカウント中に得られた、貯蔵量計測部21による複数の計測データがRAM62のバッファや貯蔵量履歴情報600Cに存在するか否かを判定する。異常判断部603は、貯蔵量計測部21による複数の計測データが存在しない場合、ステップS808に戻って、再度、タイマ部602による所定時間のカウントが行われ、貯蔵量計測部21による複数の計測データが存在する場合、ステップS814に進む。
ステップS814にて、異常判断部603は、貯蔵量計測部21による複数の計測データに基づき、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に所定基準を超える変動があるか否かを判定する。本ステップで対象とする貯蔵量の変動は、ステップS804と異なり、比較的大きい変動を表す。具体的には、当該所定基準は、液体供給装置10の正常状態で想定される、貯蔵量計測部21による貯蔵量の変動の範囲を表し、当該所定基準を超える変動とは、例えば、所定閾値を超える重量変動(増加、減少、上下動)等である。液体供給システム1の貯蔵タンク20内の液体に対する異物混入等のイタズラが行われたり、液体供給システム1の盗難が行われる場合、悪意の第三者は、液体供給システム1に何等かの細工を行うため、貯蔵量計測部21による貯蔵量の上下動が生じうるからである。また、液体供給システム1の貯蔵タンク20等に異物が混入されると、比較的大きい貯蔵量の増加が生じうるからである。また、貯蔵タンク20内の液体が盗難される場合、比較的大きい貯蔵量の減少が生じうるからである。異常判断部603は、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵量に所定基準を超える変動がある場合、ステップS816に進み、それ以外の場合、ステップS824に進む。
ステップS816〜S826の処理は、図5のステップS516〜S526と同じであるため、説明を省略する。
本例では、液体供給システム1(監視装置50)は、液体供給装置10による被供給体への液体供給が行われていない状況で、貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に所定基準を超える変動があった場合に、貯蔵タンク20の液体の盗難、貯蔵タンク20の液体に対するイタズラ等の異常が発生していると判断することができる。そして、液体供給システム1は、液体供給装置10に異常が発生していると判断した場合に、液体供給装置10の周囲への警報の出力、液体供給装置10への電力供給の遮断、及び外部装置への異常通知の送信を行うことができる。
[作用]
このように、本実施形態では、貯蔵量計測部21は、液体供給装置10の貯蔵タンク20に貯蔵される液体の貯蔵量を計測し、状態検出部601は、液体供給装置10の管理が行われているか否かを検出する。そして、異常判断部603は、状態検出部601による検出結果と貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に基づき、液体供給装置10の異常を判断する。具体的には、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出された場合に、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する。
これにより、貯蔵量計測部21により計測される貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量に応じて異常が判断されるため、管理者等による液体供給装置10の管理が行われていない状況で、貯蔵タンク20内の燃料の盗難、貯蔵タンク20内の液体に対する異物混入等のイタズラ等を抑制することができる。
また、本実施形態では、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出され、且つ、貯蔵量計測部21により計測された貯蔵タンク20内の液体の貯蔵量が所定基準を超えて変動した場合に、異常があると判断する。
これにより、異常がない状態として適宜設定される所定基準を超えた重量変動の有無に応じて、具体的に、異常の有無を判断することができる。
<第3実施形態>
次いで、第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る液体供給システム1は、重量計72の代わりに、接地センサ86が設けられる点、及び、異常判断部603が接地センサ86の出力信号に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する点において、主に、第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と同一或いは対応する構成には同一の符号を付し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
[液体供給システムの構成]
まず、図9を参照して、本実施形態に係る液体供給システム1の構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る液体供給システム1の構成の一例を示すブロック図である。
尚、本実施形態に係る液体供給システム1の外観図は、重量計72が接地センサ86に置換される点を除き、第1実施形態と同様、図1で表される。また、本実施形態に係る監視装置の機能的な構成は、記憶部600の重量履歴情報600Bが省略される点を除き、第1実施形態と同様、図3で表される。
液体供給システム1は、第1実施形態等と同様、液体供給装置10と、監視装置50を含む。液体供給システム1に関連する構成として、液体供給装置10及び監視装置50の遠隔に配置される監視サーバ90がある。
監視装置50は、処理装置60と、操作部70と、警報ランプ74と、GPSモジュール76と、移動通信モジュール78と、バッテリ80と、接地センサ86を含む。
処理装置60は、ROM63や補助記憶装置64に格納される一以上のプログラムをCPU61上で実行することにより実現される機能部として、第1実施形態と同様、状態検出部601と、タイマ部602と、異常判断部603と、電力遮断部604と、警報出力部605と、異常通知送信部606を含む。また、処理装置60は、補助記憶装置64等に規定される記録領域として記憶部600を含む。記憶部600には、宛先情報600Aが格納される。
異常判断部603は、接地センサ86から入力される出力信号に基づき、異常の有無を判断する。具体的には、異常判断部603は、接地センサ86からの出力信号が、液体供給システム1が接地していることを示しているか否かに基づき、液体供給装置10を含む液体供給システム1自体の盗難が発生しているか否かを判断する。詳細は、後述する。
接地センサ86は、例えば、第1実施形態の重量計72と同様、平面視で略矩形状を有するベース部40の下面の四隅に一つずつ合計四つ取り付けられる。接地センサ86は、液体供給システム1の下面が地面に接地しているか否かを示す出力信号を出力する任意のセンサであり、例えば、バネ付勢され、地面に接触する可動部の移動に応じて、可動接点がON/OFFするスイッチ等であってよい。以下、接地センサ86は、液体供給装置10(液体供給システム1)の下面、つまり、接地センサ86の下面が地面に接地している場合、ON信号を出力し、地面に接地していない場合、OFF信号を出力する前提で説明を進める。接地センサ86は、一対一の通信線やLAN等を通じて処理装置60と通信可能に接続され、出力信号が処理装置60に入力される。
[監視装置による監視処理の詳細]
次に、図10を参照して、本実施形態に係る監視装置50による監視モードにおける動作(監視処理)について具体的に説明する。
図10は、本実施形態に係る監視装置50による監視処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
ステップS1002の処理は、図5のステップS502の処理と同じであるため、説明を省略する。
尚、図5等の場合と同様、状態検出部601は、ステップS1002の処理に代えて、或いは、加えて、ステップS504と同じ処理を行ってもよい。このとき、状態検出部601は、ステップS504の判定条件が成立する場合、或いは、ステップS502(S1002),S504の判定条件の双方が成立する場合に、液体供給装置10の管理が行われていないと判定し、ステップS1004の処理に進む。
ステップS1004にて、異常判断部603は、接地センサ86からのOFF信号が出力されているか否かを判定する。異常判断部603は、接地センサ86からOFF信号が出力されている場合、ステップS1006に進み、OFF信号が出力されていない場合、今回の処理を終了する。
ステップS1006にて、タイマ部602は、起動し、所定時間のカウントを開始する。
ステップS1008にて、異常判断部603は、接地センサ86からON信号が出力されているか否かを判定する。異常判断部603は、接地センサ86からON信号が出力されている場合、ステップS1010に進み、ON信号が出力されている場合、ステップS1020に進む。
ステップS1010にて、タイマ部602は、所定時間のカウントが終了したか否かを判定する。タイマ部602は、カウント終了していない場合、ステップS1008に戻り、カウント終了した場合、ステップS1012に進む。
ステップS1012にて、異常判断部603は、液体供給装置10を含む液体供給システム1に異常がある、具体的には、液体供給システム1が盗難されている可能性があると判断する。タイマ部602による所定時間のカウントの間、接地センサ86からOFF信号、つまり、液体供給システム1の下面が接地していないことを示す出力信号が継続して出力されているからである。
尚、タイマ部602によりカウントされる所定時間を適宜調整することにより、精度よく異常判断を行うことができる。
ステップS1014〜S1018の処理は、図5のステップS518〜S522と同じであるため、説明を省略する。
一方、ステップS1020にて、異常判断部603は、液体供給装置10を含む液体供給システム1に異常がない、具体的には、液体供給システム1が盗難されている可能性はない或いは低いと判断し、ステップS1022に進む。少なくとも一度は、接地センサ86からOFF信号が出力されたものの、直ぐに、接地センサ86からON信号が出力されているからである。
ステップS1022の処理は、図5のステップS526と同じであるため、説明を省略する。
本例では、液体供給システム1(監視装置50)は、接地センサ86の出力信号、即ち、移動可能に構成される当該液体供給システム1が接地しているか否かを示す出力信号に基づき、液体供給システム1自体の盗難による異常が発生しているか否かを判断することができる。そして、液体供給システム1は、当該液体供給システム1に異常(盗難)が発生していると判断した、つまり、液体供給システム1自体の盗難の危険を察知した場合に、液体供給装置10の周囲への警報の出力、液体供給装置10への電力供給の遮断、及び外部装置への異常通知の送信を行うことができる。
[作用]
このように、本実施形態では、接地センサ86は、液体供給システム1が接地しているか否かを検出し、状態検出部601は、液体供給装置10の管理が行われているか否かを検出する。そして、異常判断部603は、状態検出部601による検出結果と接地センサ86の検出結果に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する。具体的には、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出された場合に、接地センサ86により検出される、液体供給システム1の接地状態に基づき、液体供給装置10の異常の有無を判断する。
これにより、接地センサ86により検出される、液体供給システム1の接地状態に応じて異常が判断されるため、管理者等による液体供給装置10の管理が行われていない状況で、液体供給装置10を含む液体供給システム1自体の盗難等を抑制することができる。
また、本実施形態では、異常判断部603は、状態検出部601により管理が行われていないと検出され、且つ、接地センサ86によって、液体供給システム1が継続して地面から離れている(接地していない)ことが検出された場合に、異常があると判断する。
これにより、異常がない状態として適宜設定される所定時間を超えて液体供給システム1が地面から離れている状態が継続しているか否かに応じて、具体的に、異常の有無を判断することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
[変形例]
例えば、上述した実施形態において、状態検出部601は、監視モードに設定されているか否か以外の情報に基づき、液体供給装置10の管理が行われているか否かを検出してもよい。具体的には、状態検出部601は、液体供給装置10により被供給体への液体供給が行われているか否か、つまり、作業者が液体供給装置10の傍にいる状態か否かにより、液体供給装置10の管理が行われているか否かを判定してよい。また、状態検出部601は、時間帯に応じて、より具体的には、予め規定される作業者や管理者が周囲にいる時間帯であるか否か等により、液体供給装置10の管理が行われているか否かを判定してもよい。
また、例えば、上述した第3実施形態及びその変形例において、監視装置50の処理装置60は、接地センサ86の出力信号がON信号(即ち、液体供給システム1が接地していることを表す出力信号)であることを条件として、液体供給装置10による被供給体への液体供給を許可する態様であってもよい。この場合、制御装置37は、ノズルSW32bから出力される信号がON信号からOFF信号に変化しても、監視装置50の処理装置60から入力される液体供給を許可する信号の入力が無い限り、液体供給経路33の電磁弁を開弁したり、ポンプ34の駆動を開始したりしない。
また、例えば、上述した実施形態及びその変形例において、ポンプ34が省略され、液体供給装置10は、貯蔵タンクのヘッド圧を利用して、貯蔵タンク20の液体を被供給体に供給する態様であってもよい。
また、例えば、上述した第1実施形態及びその変形例において、重量計72は、液体供給装置10の全体(即ち、貯蔵タンク20及びポンプユニット30で構成される本体部と、当該本体部が載置される、防液堤41を含むベース部40を含む全体)の重量を計測するが、当該態様には限定されない。具体的には、重量計72は、本体部とベース部40の間に設けられ、液体供給装置10における本体部の重量を計測してもよいし、貯蔵タンク20とベース部40との間に設けられ、液体供給装置10における貯蔵タンク20の重量を計測してもよい。
また、例えば、上述した実施形態及びその変形例において、貯蔵タンク20とポンプユニット30とは、別体の構成であるが、当然の如く、ポンプユニット30と同じ筐体31内に、貯蔵タンク20が内蔵されてもよい。
また、例えば、上述した実施形態及びその変形例は、適宜組み合わせてもよい。即ち、第1実施形態〜第3実施形態及びその変形例で説明した異常判断方法のうちの少なくとも一つを利用することにより、監視装置50は、液体供給装置10を含む液体供給システム1の異常を判断する態様であってよい。
また、例えば、上述した第1実施形態、第2実施形態、及び、その変形例において、異常判断部603は、状態検出部601により液体供給装置10の管理が行われていないと検出された場合、即ち、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われていない場合に、重量計72或いは貯蔵量計測部21の計測結果に基づき、異常の有無を判断するが、当該態様には限定されない。具体的には、異常判断部603は、液体供給装置10による被液体供給体への液体供給が行われている場合に、重量計72或いは貯蔵量計測部21により計測される液体供給装置10の重量或いは貯蔵量に基づき、異常の有無を判断してよい。より具体的には、異常判断部603は、流量計35により計測される被液体供給体への液体供給の流量(積算流量)に対応する重量或いは貯蔵量の変動量と、重量計72或いは貯蔵量計測部21により計測された重量或いは貯蔵量の変動量との間に、想定(所定基準)以上の差がある場合、異常があると判定してよい。これにより、液体供給システム1は、貯蔵タンク20や燃料液体供給系統から液体が漏れている等の異常を検出することができる。
また、例えば、上述した実施形態及びその変形例において、液体供給装置10の監視機能、例えば、異常判断部603、電力遮断部604、警報出力部605、異常通知送信部606の機能は、液体供給装置10の遠隔に設けられる、液体供給装置10及び関連する構成(重量計72等)と通信可能に接続される外部装置(例えば、監視サーバ90)に設けられてもよい。つまり、液体供給システム1は、液体供給装置10と、液体供給装置10等と通信可能に接続され、液体供給装置10を監視する外部装置等を含む構成であってもよい。
1 液体供給システム
10 液体供給装置
20 貯蔵タンク
21 貯蔵量計測部
30 ポンプユニット
31 筐体
32 ノズル
33 液体供給経路
34 ポンプ
35 流量計
36 表示部
37 制御装置
40 ベース部
41 防液堤
42 搬送機器接続部
50 監視装置
52 筐体
60 処理装置
70 操作部
72 重量計
74 警報ランプ
76 GPSモジュール
78 移動通信モジュール
80 バッテリ
82 リレー
84 電力供給経路
86 接地センサ
90 監視サーバ
600 記憶部
600A 宛先情報
600B 重量履歴情報
600C 貯蔵量履歴情報
601 状態検出部(検出手段)
602 タイマ部
603 異常判断部(判断手段)
604 電力遮断部(制御手段)
605 警報出力部
606 異常通知送信部

Claims (3)

  1. 地上に設けられ、液体を貯蔵する貯蔵タンクと、被液体供給体に前記液体を供給するノズルと、一端が前記貯蔵タンクに接続され、他端が前記ノズルに接続される液体供給経路と、前記液体供給経路に設けられ、前記貯蔵タンクから前記液体を前記ノズルに向けて圧送するポンプと、前記液体供給経路に設けられ、前記ポンプにより前記貯蔵タンクから前記ノズルに向けて圧送された前記液体の供給量を測定する供給量測定手段と、を有する液体供給装置と、
    前記液体供給装置の重量を計測する重量計測手段と、
    前記液体供給装置による液体供給が行われているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果と前記重量計測手段により計測される重量とに基づき、前記液体供給装置の異常の有無を判断する判断手段と、を備える、
    液体供給システム。
  2. 前記判断手段により前記液体供給装置の異常があると判断された場合、前記液体供給装置による液体供給を停止させる制御手段を更に備える、
    請求項1に記載の液体供給システム。
  3. 前記判断手段は、前記検出手段により液体供給が行われていないと検出され、且つ、前記重量計測手段により計測された重量が変動した場合に、異常があると判断する、
    請求項1又は2に記載の液体供給システム。
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