JP2011082623A - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】第三者に連絡が取れない理由を通知でき、ユーザとの連絡ができないという不安感を解消できる通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】通信端末101は、電池の残量を監視する電池残量監視手段11と、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段12と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手段13と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前に、電源制御手段13が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池で駆動する通信端末に関する。
携帯電話機のような通信端末には様々なデバイスや機能が搭載され、マルチメディア関連機能など電力消費が大きい機能が多くなっている。開発メーカなどは、消費電力を抑えるために、様々な制御を行っているが、市場では電池の持ちに対する不満が確実に存在しており、いざという時に電池がなくなり利用できないという事態が発生しうる。例えば、近年搭載され始めた緊急地震速報受信機能などは、その瞬間に受信する情報に意味があり、電池が切れて情報を取得できないという状態は利用者にとっても好ましくない。また、特許文献1の携帯電話機には緊急通報機能が搭載されているが、電池が切れて情報を送信できないという状態も好ましくない。
そこで、電池残量に応じて機能制限を行う機能を搭載する携帯電話機も知られている(例えば、特許文献3、5、及び6を参照。)。特許文献3の携帯電話機は、電池容量モニタ部がモニタした電池容量に基づいて、残使用時間算出部が残使用時間を算出する。また、充電可能時間算出部は、電池容量が所定値以下となった場合、GPS(Global Positioning System)測位部は情報通信装置の位置を特定する。そして、特定された情報通信装置の位置に基づいて、充電可能時間算出部は電池に対する充電を可能とするまでの充電可能時間を算出する。機能制限処理部は、残使用時間と充電可能時間とを比較し、この比較の結果に基づいて情報通信装置の機能を、機能データベースに記憶されている情報にしたがって制限することができる。
特許文献5の携帯端末装置は、基地局との通信を行う第1通信部と、所定の携帯通信機器と近距離通信を行う第2通信部と、各種機能の動作を行う制御部と、を備え、制御部は、電源OFF動作が検出された場合に、第2通信部と所定の携帯通信機器との間で通信が可能な状況では、第1通信部を介して所定の連絡先への通信を行い、第2通信部における所定の携帯通信機器との通信が不可能な状態では電源OFF動作を実行する。これにより該携帯端末装置は、携帯端末装置と携帯通信機器との通信状況に応じてユーザがおかれた状況を推定可能とし、その状況によっては携帯端末装置の機能を制限し、あるいは他の通信装置への通知を可能にする。
特許文献6の複合端末装置は、所定の基地局との間で無線電話機能のための無線通信を行う無線通信手段と、上記無線通信手段で送信するデータ及び受信したデータの処理を行う第1のデータ処理手段と、上記無線通信の処理以外の所定の機能を実行する第2のデータ処理手段と、上記動作モードを設定する操作手段と、上記操作手段により電話機能停止モードが設定されたとき、上記無線通信手段での無線通信機能をオフ状態とする制御を行い、上記第2のデータ処理手段での所定の機能の実行については規制させない制御を行う制御手段とを備える。これにより、該複合端末装置は、電池残量低下時に、緊急通報以外の機能制限をし、GPSを利用して測定された位置情報を緊急通報受付センターに知らせることができる。
また、特許文献2には、電池切れにより電源オフになる前にユーザが指定する相手に対して、電池切れになり通信ができなくなることを通知する携帯端末が記載される。この携帯端末は、制御部が、電圧監視部の測定する電池パックの電圧が電池切れの目安となるαV以下になっているかを確認し、αV以下になっていればAメモリエリアに登録されているメールアドレス宛にBメモリエリアの内容(電池切れにより通信できないこと)を通知する。
さらに、特許文献5には、バッテリ消耗時に緊急使用を確保可能とする携帯電話機が記載される。この携帯電話機は、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出するバッテリの電圧検出部と、携帯電話機の限定機能とキー操作で限定機能を実行する特定キー操作とを対にして複数対の保存を行う限定機能情報保持部と、疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合バッテリからの電源供給を省電力状態にし限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする疑似装置電源OFF状態制御部と、携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合携帯電話機の特定キー操作に対して特定キー操作に該当する限定機能を取り出し限定機能を実行する限定機能制御部とを備える。
特開2004−040733号公報 特開2005−018200号公報 特開2008−236680号公報 特開2008−270929号公報 特開2009−017379号公報 特開2009−071856号公報
特許文献4の携帯電話機においては、バッテリ消耗時に緊急使用のみ確保することを目的としているため、第三者は、携帯電話機のユーザとなぜ連絡が取れないのかがわからず不安感が生じるという問題点があった。
特許文献2の携帯端末においては、電池の電圧を基準に電池切れで通信できなくなる旨の通知を行っており、実際の電池切れの時刻が不明のため、第三者は、いつまでなら携帯端末のユーザと連絡が取れるのかがわからず不安感が生じるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した課題である第三者に連絡が取れない理由を通知でき、ユーザとの連絡ができないという不安感を解消できる通信端末を提供することを目的とする。
本発明に係る通信端末は、電池の残量を監視する電池残量監視手段と、前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手段と、前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手段が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、を備える。
本発明に係る他の通信端末は、電池の残量を監視する電池残量監視手段と、前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手段と、前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手段と、を備える。
本発明に係るサーバは、通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、を備える。
本発明に係る通信システムは、サーバと通信する通信端末の電池の残量を監視する電池残量監視手段と、前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻に前記通信端末の電源をオフする電源制御手段と、前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手段が前記通信端末の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、を備える。
本発明に係る通信端末の動作方法は、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。
本発明に係る他の通信端末の動作方法は、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手順と、前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、を行う。
本発明に係るサーバの動作方法は、通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。
本発明に係る通信システムの動作方法は、サーバと通信する通信端末の電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に前記通信端末の電源をオフする電源制御手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で前記通信端末の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。
本発明に係る通信端末の動作プログラムは、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を通信端末に実行させる。
本発明に係る他の通信端末の動作プログラムは、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手順と、前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、を通信端末に実行させる。
本発明に係るサーバの動作プログラムは、通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、をサーバに実行させる。
本発明は、第三者に連絡が取れない理由を通知でき、ユーザとの連絡ができないという不安感を解消できる通信端末を提供することができる。
本発明に係る通信端末を説明するブロック図である。 本発明に係る通信端末の動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信端末を説明するブロック図である。 本発明に係る通信端末の動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信システムを説明するブロック図である。 本発明に係る通信システムの動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信端末の動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係るサーバの動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信システムを説明するブロック図である。 本発明に係る通信端末の動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係るサーバの動作方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信端末の構成の要部を表したものである。 機能制限モードへの移行処理を説明する図である。 (a)及び(b)は通常時のUIの一例である。図14(c)は機能制限モード時のUIの一例である。 自動メール発信を説明するフローチャートである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の通信端末101を説明するブロック図である。図1の通信端末101は、電池の残量を監視する電池残量監視手段11と、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段12と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手段13と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前に、電源制御手段13が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段14と、を備える。
図2は、通信端末101の動作方法を説明するフローチャートである。通信端末101の動作方法は、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、電源制御手順13で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。
また、通信端末101は、次の動作プログラムで図2の動作方法を行う。通信端末101の動作プログラムは、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、電源制御手順で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を通信端末に実行させるためのプログラムである。
ここで、通信端末101は、通信機能を持ち、電池で駆動する電化製品である。例えば、通信端末101は、携帯電話機、PHS(personal handyphone system)、携帯情報端末、家庭用電化製品、又は産業用電化製品である。
電池残量監視手段11は、電池残量監視手順で通信端末に搭載される電池(不図示)の残量を監視する。具体的には、電池の電圧値、電池からの電流の積算値、あるいは電池が充電されてからの時間を監視し、電池の残量を判断する。図2で電池残量監視手順はステップ202である。
電池切れ予測手段12は、電池切れ予測手順で電池の残量に基づいて電池のエネルギーがなくなる電池切れ時刻を予測する。例えば、電池切れ予測手段12は、電池の電圧値が一定値以下に下がった時に「電池のエネルギーがなくなる時刻はあと10分」と判断することができる。図2で電池切れ予測手順はステップ203及びステップ208である。
電源制御手段13は、通信端末101全体の電源をオン又はオフすることができる。電源制御手段13は、電源制御手順で電池切れ時刻になったときに自動的に通信端末101全体の電源をオフすることができる。図2で電源制御手順はステップ209である。
情報発信手段14は、情報発信手順で電池切れ時刻前に通信端末101全体の電源がオフされ、通信ができなくなる旨の通信不能通知を特定の第三者に送信する。図2で情報発信手順はステップ208である。特定の第三者は、通信端末101のメモリ(不図示)などに登録されている。例えば、特定の第三者は、ユーザの家族や恋人などである。通信不能通知は通信端末101が有する電子メール機能を利用してもよいし、事業者が提供するエージェント機能を利用してもよい。
このように、通信端末101は、家族や恋人など、予め設定した対象に対して電池残量低下によりまもなく電源が切れる可能性を示唆し、すぐに電子メールなどの返事を書く事ができない旨などを自動で通知することができる。通信端末101は、電源オフ前にこのような通信不能通知をすることで、ユーザと連絡がつかない事による第三者の不安感を解消することができる。
(実施形態2)
図3は、本実施形態の通信端末102を説明するブロック図である。通信端末102と図1の通信端末101との違いは、モード切替手段15及び情報解析手段16をさらに備えていることである。通信端末102は、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手段15、及び電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手段16をさらに備える。
図4は、通信端末102の動作方法を説明するフローチャートである。通信端末102の動作方法と図2の通信端末101の動作方法との違いは、通信端末102の動作方法がモード切替手順及び情報解析手順をさらに行うことである。通信端末102の動作方法は、電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順、及び電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手順をさらに行う。
また、通信端末102は、次の動作プログラムで図4の動作方法を行う。すなわち、通信端末102の動作プログラムは、通信端末101の動作プログラムにモード切替手順及び情報解析手順を行うプログラムが追加されている。通信端末102の動作プログラムは、電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順、及び電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手順を通信端末にさらに実行させるためのプログラムである。
機能制限モードとは、通信端末102が有する多くの機能のうち所定の機能のみ動作させ、他の機能を停止させるモードである。モード切替手段15は、モード切替手順で通信端末102を機能制限モードに切り替える。図4でモード切替手順は、ステップ205及びステップ206である。いずれの機能を停止させるかは予め設定してもよいし、ユーザが改めて設定してもよい。従って、モード切替手段15は、電池残量が予め定めた値を下回った際に緊急地震速報や通話など緊急時に必要と考えられる機能のみを維持し、他の機能やデバイスを利用不可状態とすることで、電池切れを防ぐとともに、緊急時も極力対応可能な通信端末102とすることができる。
また、電池切れ予測手段12は、モード切替手段15が機能制限モードに切り替えた場合、機能制限モードでの電池切れ時刻を予測してもよい。
情報解析手段16は、電池切れ予測手段12が予測した電池切れ時刻前に情報解析手順でユーザに関するユーザ情報を収集し解析する。図4で情報解析手順は、ステップ201及びステップ204である。ユーザ情報には、電池の残量が低下した要因が含まれる。通信端末102は、ステップ201でユーザの利用履歴と電力消費の関係、日常の生活範囲と、日々の充電の状況などの情報を取得し、これらを分析することで電池残量が低下した要因を推測することができる。
また、ユーザ情報には、通信再開される通信再開時刻が含まれる。通信端末102は、ステップ201で取得した情報を分析することで、充電され通信端末102が復旧されるであろう時間を推測することができる。
さらに、ユーザ情報には、電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれる。通信端末102は、例えば、GPS機能を利用してステップ204でユーザの位置情報を取得する。
情報発信手段14は、ステップ208で解析した前記ユーザ情報を付加情報として通信不能通知に含めて送信することができる。情報発信手段14がこの付加情報を通信不能通知に含めることで、第三者により安心を伝えることができる。なお、ユーザは、通信不能通知に含める付加情報の内容を前記特定の第三者毎に変えるように設定できる。通信端末102に予め登録する第三者に、電源が落ちる旨のみ通知、現在の位置情報も通知など、発信する付加情報の内容に差をつけてもよい。
(実施形態3)
図5は、本実施形態の通信システム171を説明するブロック図である。通信システム171は、通信端末103及びサーバ151を含む。通信システム171は、サーバ151と通信する通信端末103の電池の残量を監視する電池残量監視手段11と、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段12と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻に通信端末103の電源をオフする電源制御手段13と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前に、電源制御手段13が通信端末103の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段14と、
を備える。
なお、図5では、電池切れ予測手段12及び情報発信手段14がサーバ151に含まれているが、電池切れ予測手段12及び情報発信手段14の少なくとも一方がサーバ151に含まれるようにしてもよい。この場合、サーバ151に含まれない手段は通信端末103に含まれる。
図6は、通信システム171の動作方法を説明するフローチャートである。通信システム171の動作方法は、サーバ151と通信する通信端末103の電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に通信端末103の電源をオフする電源制御手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で通信端末103の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。図6で電池残量監視手順はステップ202である。図6で電池切れ予測手順及び情報発信手順はステップ203及びステップ208である。図6で電源制御手順はステップ209である。
図5の通信端末103は、電池の残量を監視する電池残量監視手段11と、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量をサーバ151に通知する電池残量通知手段24と、電池残量監視手段24が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手段13と、を備える。
図7は、通信端末103の動作方法を説明するフローチャートである。通信端末103の動作方法は、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバ151に通知する電池残量通知手順と、前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、を行う。図7で電池残量監視手順はステップ502である。図7で電池残量通知手順はステップ501である。図7で電源制御手順はステップ509である。
また、通信端末103は、次の動作プログラムで図7の動作方法を行う。通信端末103の動作プログラムは、電池の残量を監視する電池残量監視手順と、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手順と、前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、を通信端末に実行させるためのプログラムである。
一方、図5のサーバ151は、通知された通信端末の電池残量から、通信端末103の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段12と、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前に、通信端末103が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段14と、を備える。
図8は、サーバ151の動作方法を説明するフローチャートである。通信端末103の動作方法は、通知された通信端末103の電池残量から、通信端末103の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、通信端末103が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、を行う。図8で電池切れ予測手順はステップ602である。図8で情報発信手順はステップ603である。
また、サーバ151は、次の動作プログラムで図8の動作方法を行う。サーバ151の動作プログラムは、通知された通信端末103の電池残量から、通信端末103の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、通信端末103が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、をサーバ151に実行させるためのプログラムである。
通信端末103及びサーバ151が図7及び図8のように動作することで、通信システム171は図6のように動作する。電池切れ予測や情報発信をサーバ151で行うことで、通信端末103の電池の消耗を抑えることができる。
(実施形態4)
図9は、本実施形態の通信システム172を説明するブロック図である。通信システム172と図5の通信システム171との違いは、通信端末103の代替として通信端末104を備え、サーバ151の代替としてサーバ152を備えていることである。通信端末104は、図5の通信端末103にモード切替手段15、モード切替通知手段42、情報通知手段43、及び電源オフ通知受信手段41をさらに備える。サーバ152は、図5のサーバ151に情報解析手段16及び電源オフ通知送信手段45をさらに備える。
通信端末104の機能について説明する。電源オフ通知受信手段41は、サーバ152から電源オフ可能という旨の電源オフ通知を受信する。このとき、電源制御手段13は、電源オフ通知受信手段41が前記電源オフ通知を受信した後に電源をオフする。
モード切替手段15は、電池残量監視手段11が監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替える。モード切替通知手段42は、前記機能制限モードに切り替えたことをサーバ152に通知する。情報通知手段43は、ユーザに関するユーザ情報を収集し、サーバ152に通知する。
続いて、サーバ152の機能について説明する。電源オフ通知送信手段45は、情報発信手段14が特定の第三者に前記通信不能通知を送信した後に、通信端末104に電源オフ可能という旨の電源オフ通知を送信する。また、通信端末104の前記電池の残量が設定値より少なく、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えたことを通信端末104から通知されたときに、電池切れ予測手段12は、モード切替手段15が切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測する。情報解析手段16は、電池切れ予測手段12が予測した前記電池切れ時刻前に通信端末104のユーザに関するユーザ情報を通信端末104に収集させ、前記ユーザ情報を解析する。
なお、通信端末102で説明したように、ユーザ情報には、電池の残量が低下した要因、通信再開される通信再開時刻、電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれる。
通信システム172の動作方法は、通信端末104及びサーバ152の動作方法で説明できる。図10は、通信端末104の動作方法を説明するフローチャートである。図11は、サーバ152の動作方法を説明するフローチャートである。
通信端末104の動作方法と図7の通信端末103の動作方法との違いは、通信端末104の動作方法が電源オフ通知受信手順、モード切替手順、モード切替通知手順、及び情報通知手順をさらに行うことである。
電源オフ通知受信手順は、サーバ152から電源オフ可能という旨の電源オフ通知を受信する。そして、前記電源制御手順において、前記電源オフ通知受信手順で前記電源オフ通知を受信した後に電源をオフする。図10で電源オフ通知受信手順はステップ507である。
モード切替手順は、前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替える。図10でモード切替手順はステップ504及びステップ505である。モード切替通知手順は、前記機能制限モードに切り替えたことをサーバ152に通知する。図10でモード切替通知手順はステップ506である。
情報通知手順は、前記電源制御手順前に、ユーザに関するユーザ情報を収集し、前記サーバに通知する。図10で情報通知手順はステップ501又はステップ506である。
サーバ152の動作方法と図8のサーバ151の動作方法との違いは、サーバ152の動作方法が電源オフ通知送信手順、及び情報解析手順をさらに行うことである。
電源オフ通知送信手順は、前記情報発信手順で特定の第三者に前記通信不能通知を送信した後に、通信端末104に電源オフ可能という旨の電源オフ通知を送信する。図11で電源オフ通知送信手順はステップ604である。情報解析手順は、前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を前記通信端末に収集させ、前記ユーザ情報を解析する。図11で情報解析手順はステップ601である。
また、通信端末104の前記電池の残量が設定値より少なく、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えたことを通信端末104から通知されたときに、前記電池切れ予測手順(ステップ602)において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測する。
なお、前記情報発信手順において、前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することは、実施形態2での説明と同様である。
(実施形態5)
通信端末(101〜104)が携帯電話機の場合について、より詳細に説明する。図12は本実施形態の携帯電話機105の構成の要部を表したものである。本実施例の携帯電話機105は、CPU(中央処理装置)72を搭載しており、CPU72はバス73を介して装置内の各部と接続されている。このうちROM74は、CPU72が実行するための各種の制御用プログラムなどの固定的なデータを格納したリード・オンリ・メモリである。作業用メモリ75はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)によって構成されており、CPU72がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するようになっている。
表示制御部78は制御回路である。表示部79は、装置本体に配置されており、液晶パネルや有機EL(電子蛍光)等の表示装置である。また、FUEL GAUGE IC80は充電池81と接続されており、電池残量計測が可能なバッテリ管理用のICである。
GPS76は位置情報を計測する装置であり、現在、携帯電話機105が存在する場所を計測することができる。これは、実施例の一例であり、場合によって、加速度、地磁気、温度などを計測可能な各種センサを具備して利用しても良い。
電池残量が低下し、必要最低限の機能(緊急通報、電話)以外を停止させる機能停止と、メールの自動発信までの一連の様子を図4を利用して説明する。まず、ステップ201で定期的にGPS76から位置状況を取得し、そのデータをROM74へ保存する。
次に、ステップ202で電池残量の監視を行う。この監視は継続的に行われるが、電池残量が予め設定した値(以下規定値と表現)を下回った場合、または、予め設定された時間を経過した場合、ステップ203へ移行する。ステップ203で電池残量が規定値を下回っていない場合は、ステップ201へ戻る。203で電池残量が規定値未満だった場合は、ステップ204へ移行する。ステップ204で各種センサからの最新の情報を取得し、ROM74へ保存し、ステップ205へ移る。ステップ205で、機能制限モードへ移行するための設定がONになっている場合、ステップ206機能制限モードへの移行処理を行いステップ207へ移る。
ステップ205で、機能制限モードがOFFであれば、制限モードへの移行処理は行わず、ステップ207へ移行する。ステップ207では電池残量が少ない際のメール発信を行う設定がONになっているか判別し、ONの場合はステップ201及びステップ204で計測された情報を元に電池切れ時間を予測して、電池切れメールを発信するためのステップ208を実行する。一連の処理を終了した後、携帯電話機105の電源をオフする(ステップ209)。
次に、ステップ206における機能制限モードへの移行処理を説明する。図13は、機能制限モードへの移行処理を説明する図である。機能制限モードへ移行するために、まず現在起動しているアプリケーションを終了する。この際、起動アプリケーションを終了する旨を表示し(ステップ301)、必要に応じて、その時点でのアプリケーションデータなどの保存処理を行うか否かを選択する(ステップ302)。アプリケーションデータを保存する場合は、ステップ303でROM74に保存し、アプリケーションを終了する(ステップ304)。アプリケーションデータを保存しない場合、直接アプリケーションを終了する(ステップ304)。
アプリケーションを終了した後、機能制限モードで必要のないバックグラウンドで動作若しくは待機状態となっている機能やGPSなどの各種デバイスを停止し、電力消費を抑える(ステップ305)。ただし、機能制限モード起動中に、最新の各種デバイス情報などが必要な(例えば、地震災害時、外部へ位置情報を発信する必要性が生じる)場合は、一時的にデバイスを利用できる仕組みは残しておいても良い。これらの作業が終了したら、機能制限モード用のUI(ユーザインタフェース)を起動し処理を終える(ステップ306)。機能制限モード用のUIは不必要なアプリケーションへの利用者のアクセスが出来ないよう、必要最小限にとどめる。グラフィカルな画面は電力消費が大きいため、文字ベースの簡易的な操作画面が望ましい。図14(a)及び(b)は通常時のUIの一例である。図14(c)は機能制限モード時のUIの一例である。
図15は、ステップ208の自動メール発信を説明するフローチャートである。まず、予め計測していた情報から、発信メールに必要な情報を求めるための解析を行う(ステップ401)。情報の解析例として、例えば、電池残量の時間変動とそれぞれのタイミングで利用していたアプリケーションの情報、位置情報の時系列変化を含めた日々の利用状況から電池切れ時刻を予測する(ステップ402)。また、充電を行うタイミングから、携帯電話機105が充電されて復旧する予定時間の予測を解析してもよい。
電池残量をトリガとした自動発信メールは、予め、メールの発信先と各発信先に対する開示情報範囲を予め設定しておく必要があり、この予め設定された発信先と開示情報に応じて、ここでの解析内容は変更される。
解析により得られた情報を元に、予め設定された発信先、各々に対して、開示情報範囲を含めてメールの内容を自動生成する(ステップ403)。これは、予め保存したフォーマットを用いて生成すればよい。
メールの発信は予め発信先をグループとしてまとめてある場合を除き、基本的に個別に作成して、発信処理を行う事で、プライバシーに配慮する。これら一連の作業は、バックグラウンドで実施され、ユーザは意識する必要はないが、処理が完了した際は処理を行った旨を表示部79へ表示する(ステップ404)。また、機能制限モードを起動している場合は、メールを発信した後、関連するステップは速やかに終了させる。
機能制限モードの設定をオンとしているときは、機能制限モードへ移行する際の電池残量を0%として表示することで、ユーザはモードが移行するまでの電池残量を把握することができる。
携帯電話機105は、電池残量低下時に機能制限を行うことで、緊急時の対応が可能となる。家族、恋人など、よく連絡を取り合う人を予め自動メール送信設定することで、電池切れにより、メール等が返信できない可能性がある旨を自動発信することができる。また、普段の行動記録などを携帯電話機105に情報として登録してある場合、充電タイミングから、どの程度の時間連絡ができないかを付加情報として提供することも可能である。
(実施形態6)
携帯電話機内部に、GPSなどの各種センサ計測データを蓄積せず、消費電力等を考慮して、特定のサーバ上にデータを蓄積する仕組みを用意しても良い。この際、携帯電話機よりサーバのほうが、消費電力、演算能力、保存容量を安価、大量に確保できる事を考慮し、携帯電話機側で取得した使用アプリケーションの利用時間、携帯情報端末への負荷のかかり方などを定期的にサーバへ蓄積して、より詳細な分析を行っても良い。外部サーバを利用する場合、メールの自動発信ステップなども外部サーバに任せる事で、携帯電話機での消費電力を節約することができる。
また、サーバへ情報を蓄積する事で、機能制限モードへ移行した際に、特定の相手からメールを受信した際に、随時、サーバ側で自動的に状況報告などを行う仕組みを具備しても良い。また、シンクライアントを利用した携帯情報端末の場合、機能制限モード時に、上記動作をサーバのシンクライアント側が自動的に行う仕組みとしても良い。
携帯電話機の情報を外部サーバで処理する通信システムの動作を図10及び図11を利用して説明する。携帯電話機はステップ501で電池残量や位置情報などの各センサ情報を計測し、外部サーバへ送信する。携帯電話機はステップ502で電池残量を監視し、規定値を下回っていない場合(ステップ503)、ステップ501をさらに行う。一方、電池残量が規定値を下回っている場合(ステップ503)、機能制限モードを利用することになっているか否かを確認する(ステップ504)。機能制限モードを利用することになっている場合、機能制限モードへ移行する(ステップ505)。機能制限モードへ移行後、あるいは機能制限モードを利用しない場合、携帯電話機はステップ506を行う。ステップ506では、機能制限モードを利用したか否か、及び最新の各センサ情報を外部サーバへ送信する。メール自動発信機能がオンの場合、携帯電話機は、外部サーバからのメール自動発信の処理が完了したことの通知(電源オフ可能通知)を受け、その旨を表示部に表示する(ステップ507)。その後、携帯電話機は電源をオフする(ステップ509)。
外部サーバは、携帯電話機からの電池残量を含む各センサ情報を受信し、保管する(ステップ601)。外部サーバは、これらの各センサ情報から電池切れ時刻を予測する(ステップ602)。そして、携帯電話機で電池残量が規定値を下回っている場合、外部サーバは、予め設定されているメール発信先情報毎にメール内容を自動発生し、各メール送信先にメールを発信する(ステップ603)。メール終了後、外部サーバは、携帯電話機にメール自動発信の処理が完了したことの通知(電源オフ可能通知)を行う(ステップ604)。
以上、電池残量が低下した際の機能制限時に自動状況報告発信する際、メール機能を利用する前提で記載したが、メールの代わりとして、事業者が提供するエージェント機能を通して各種情報の通知を可能にしても良い。
また、一度電池切れで電源が落ちた場合、電池切れ前にメールを予め自動メールを発信した相手に対して使用可能状態になった旨を再通知する仕組みを設定しても良い。充電器を接続したり、予備バッテリと交換あるいは、バッテリ増設などを行い、電池の残量状況が改善された場合、通常利用できるようになった旨を通知可能にしても良い。
このような通信システムは、緊急時に携帯電話機において必要最低限の機能が利用可能な時間を延ばすことができる。さらに、登録した相手に対して、機能制限時も優先的に状況を通知することができる。また、電池切れにより、メールが返信できない旨を自動発信する事で、相手の不安感を和らげることができる。
11:電池残量監視手段
12:電池切れ予測手段
13:電源制御手段
14:情報発信手段
15:モード切替手段
16:情報解析手段
24:電池残量通知手段
41:電源オフ通知受信手段
42:モード切替通知手段
43:情報通知手段
45:電源オフ通知送信手段
72:CPU
73:バス
74:ROM
75:作業用メモリ
76:GPS
77:キー入力部
78:表示制御部
79:表示部
80:FUEL GAUGE IC(バッテリ管理用のIC)
81:充電池
101〜104:通信端末
105:携帯電話機
151、152:サーバ
171、172:通信システム

Claims (85)

  1. 電池の残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、
    前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手段と、
    前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手段が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、
    を備える通信端末。
  2. 前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手段をさらに備え、
    前記電池切れ予測手段は、前記モード切替手段が切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
  4. 前記情報発信手段は、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項3又は4に記載の通信端末。
  6. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の通信端末。
  7. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の通信端末。
  8. 前記情報発信手段は、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の通信端末。
  9. 電池の残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手段と、
    前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手段と、
    を備える通信端末。
  10. 前記サーバから電源オフ可能という旨の電源オフ通知を受信する電源オフ通知受信手段をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記電源オフ通知受信手段が前記電源オフ通知を受信した後に電源をオフすることを特徴とする請求項9に記載の通信端末。
  11. 前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手段と、
    前記機能制限モードに切り替えたことを前記サーバに通知するモード切替通知手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項9又は10に記載の通信端末。
  12. ユーザに関するユーザ情報を収集し、前記サーバに通知する情報通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の通信端末。
  13. 通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、
    前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、
    を備えるサーバ。
  14. 前記情報発信手段が特定の第三者に前記通信不能通知を送信した後に、前記通信端末に電源オフ可能という旨の電源オフ通知を送信する電源オフ通知送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のサーバ。
  15. 前記通信端末の前記電池の残量が設定値より少なく、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えたことを前記通信端末から通知されたときに、
    前記電池切れ予測手段は、前記モード切替手段が切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項13又は14に記載のサーバ。
  16. 前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を前記通信端末に収集させ、前記ユーザ情報を解析する情報解析手段をさらに備えることを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載のサーバ。
  17. 前記情報発信手段は、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項16に記載のサーバ。
  18. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項16又は17に記載のサーバ。
  19. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項16から18のいずれかに記載のサーバ。
  20. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項16から19のいずれかに記載のサーバ。
  21. 前記情報発信手段は、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項17から20のいずれかに記載のサーバ。
  22. サーバと通信する通信端末の電池の残量を監視する電池残量監視手段と、
    前記電池残量監視手段が監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手段と、
    前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻に前記通信端末の電源をオフする電源制御手段と、
    前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手段が前記通信端末の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手段と、
    を備える通信システム。
  23. 前記電池切れ予測手段及び前記情報発信手段の少なくとも一方が前記サーバに含まれることを特徴とする請求項22に記載の通信システム。
  24. 前記電池残量監視手段が監視する前記通信端末の前記電池の残量が設定値より少ない場合、前記通信端末を所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手段をさらに備え、
    前記電池切れ予測手段は、前記モード切替手段が切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項22又は23に記載の通信システム。
  25. 前記モード切替手段が前記サーバに含まれることを特徴とする請求項22から24のいずれかに記載の通信システム。
  26. 前記電池切れ予測手段が予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手段をさらに備えることを特徴とする請求項22から25のいずれかに記載の通信システム。
  27. 前記情報解析手段が前記サーバに含まれることを特徴とする請求項22から26のいずれかに記載の通信システム。
  28. 前記情報発信手段は、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項26又は27に記載の通信システム。
  29. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記通信端末の前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項26から28のいずれかに記載の通信システム。
  30. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記通信端末の通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項26から29のいずれかに記載の通信システム。
  31. 前記情報解析手段が解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前の前記通信端末のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項26から30のいずれかに記載の通信システム。
  32. 前記情報発信手段は、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項28から31のいずれかに記載の通信システム。
  33. 電池の残量を監視する電池残量監視手順と、
    前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、
    を行う通信端末の動作方法。
  34. 前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順をさらに行い、
    前記電池切れ予測手順において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項33に記載の通信端末の動作方法。
  35. 前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手順をさらに行うことを特徴とする請求項33又は34に記載の通信端末の動作方法。
  36. 前記情報発信手順において、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項35に記載の通信端末の動作方法。
  37. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項35又は36に記載の通信端末の動作方法。
  38. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項35から37のいずれかに記載の通信端末の動作方法。
  39. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項35から38のいずれかに記載の通信端末の動作方法。
  40. 前記情報発信手順において、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項36から39のいずれかに記載の通信端末の動作方法。
  41. 電池の残量を監視する電池残量監視手順と、
    前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手順と、
    前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、
    を行う通信端末の動作方法。
  42. 前記電源制御手順前に、前記サーバから電源オフ可能という旨の電源オフ通知を受信する電源オフ通知受信手順をさらに行い、
    前記電源制御手順において、前記電源オフ通知受信手順で前記電源オフ通知を受信した後に電源をオフすることを特徴とする請求項41に記載の通信端末の動作方法。
  43. 前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順と、
    前記機能制限モードに切り替えたことを前記サーバに通知するモード切替通知手順と、をさらに行うことを特徴とする請求項41又は42に記載の通信端末の動作方法。
  44. 前記電源制御手順前に、ユーザに関するユーザ情報を収集し、前記サーバに通知する情報通知手順をさらに行うことを特徴とする請求項41から43のいずれかに記載の通信端末の動作方法。
  45. 通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、
    を行うサーバの動作方法。
  46. 前記情報発信手順で特定の第三者に前記通信不能通知を送信した後に、前記通信端末に電源オフ可能という旨の電源オフ通知を送信する電源オフ通知送信手順をさらに行うことを特徴とする請求項45に記載のサーバの動作方法。
  47. 前記通信端末の前記電池の残量が設定値より少なく、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えたことを前記通信端末から通知されたときに、
    前記電池切れ予測手順において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項45又は46に記載のサーバの動作方法。
  48. 前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を前記通信端末に収集させ、前記ユーザ情報を解析する情報解析手順をさらに行うことを特徴とする請求項45から47のいずれかに記載のサーバの動作方法。
  49. 前記情報発信手順において、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項48に記載のサーバの動作方法。
  50. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項48又は49に記載のサーバの動作方法。
  51. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項48から50のいずれかに記載のサーバの動作方法。
  52. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項48から51のいずれかに記載のサーバの動作方法。
  53. 前記情報発信手順において、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項49から52のいずれかに記載のサーバの動作方法。
  54. サーバと通信する通信端末の電池の残量を監視する電池残量監視手順と、
    前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に前記通信端末の電源をオフする電源制御手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で前記通信端末の電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、
    を行う通信システムの動作方法。
  55. 前記電池切れ予測手順及び前記情報発信手順の少なくとも一方を前記サーバで行うことを特徴とする請求項54に記載の通信システムの動作方法。
  56. 前記電池残量監視手順で監視する前記通信端末の前記電池の残量が設定値より少ない場合、前記通信端末を所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順をさらに行い、
    前記電池切れ予測手順において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項54又は55に記載の通信システムの動作方法。
  57. 前記モード切替手順を前記サーバで行うことを特徴とする請求項54から56のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  58. 前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手順をさらに行うことを特徴とする請求項54から57のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  59. 前記情報解析手順を前記サーバで行うことを特徴とする請求項54から58のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  60. 前記情報発信手順において、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項58又は59に記載の通信システムの動作方法。
  61. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記通信端末の前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項58から60のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  62. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記通信端末の通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項58から61のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  63. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前の前記通信端末のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項58から62のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  64. 前記情報発信手順において、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項60から63のいずれかに記載の通信システムの動作方法。
  65. 電池の残量を監視する電池残量監視手順と、
    前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量から、前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻に電源をオフする電源制御手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記電源制御手順で電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、
    を通信端末に実行させるための通信端末の動作プログラム。
  66. 前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順をさらに行い、
    前記電池切れ予測手順において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項65に記載の通信端末の動作プログラム。
  67. 前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前にユーザに関するユーザ情報を収集し解析する情報解析手順をさらに行うことを特徴とする請求項65又は66に記載の通信端末の動作プログラム。
  68. 前記情報発信手順において、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項67に記載の通信端末の動作プログラム。
  69. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項67又は68に記載の通信端末の動作プログラム。
  70. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項67から69のいずれかに記載の通信端末動作プログラム。
  71. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項67から70のいずれかに記載の通信端末の動作プログラム。
  72. 前記情報発信手順において、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項68から71のいずれかに記載の通信端末の動作プログラム。
  73. 電池の残量を監視する電池残量監視手順と、
    前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量をサーバに通知する電池残量通知手順と、
    前記電池残量監視手順が監視する前記電池の残量が規定値より低い場合に電源をオフする電源制御手順と、
    を通信端末に実行させる通信端末の動作プログラム。
  74. 前記電源制御手順前に、前記サーバから電源オフ可能という旨の電源オフ通知を受信する電源オフ通知受信手順をさらに行い、
    前記電源制御手順において、前記電源オフ通知受信手順で前記電源オフ通知を受信した後に電源をオフすることを特徴とする請求項73に記載の通信端末の動作プログラム。
  75. 前記電池残量監視手順で監視する前記電池の残量が設定値より少ない場合、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えるモード切替手順と、
    前記機能制限モードに切り替えたことを前記サーバに通知するモード切替通知手順と、をさらに行うことを特徴とする請求項73又は74に記載の通信端末の動作プログラム。
  76. 前記電源制御手順前に、ユーザに関するユーザ情報を収集し、前記サーバに通知する情報通知手順をさらに行うことを特徴とする請求項73から75のいずれかに記載の通信端末の動作プログラム。
  77. 通知された通信端末の電池残量から、前記通信端末の前記電池のエネルギーを使い切る電池切れ時刻を予測する電池切れ予測手順と、
    前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に、前記通信端末が電源をオフし、通信不能となることを通知する通信不能通知を特定の第三者に送信する情報発信手順と、
    をサーバに実行させるサーバの動作プログラム。
  78. 前記情報発信手順で特定の第三者に前記通信不能通知を送信した後に、前記通信端末に電源オフ可能という旨の電源オフ通知を送信する電源オフ通知送信手順をさらに行うことを特徴とする請求項77に記載のサーバの動作プログラム。
  79. 前記通信端末の前記電池の残量が設定値より少なく、所定の機能のみ動作させる機能制限モードに切り替えたことを前記通信端末から通知されたときに、
    前記電池切れ予測手順において、前記モード切替手順で切り替えた機能制限モードでの前記電池切れ時刻を予測することを特徴とする請求項77又は78に記載のサーバの動作プログラム。
  80. 前記電池切れ予測手順で予測した前記電池切れ時刻前に前記通信端末のユーザに関するユーザ情報を前記通信端末に収集させ、前記ユーザ情報を解析する情報解析手順をさらに行うことを特徴とする請求項77から79のいずれかに記載のサーバの動作プログラム。
  81. 前記情報発信手順において、解析した前記ユーザ情報を付加情報として前記通信不能通知に含めて送信することを特徴とする請求項80に記載のサーバの動作プログラム。
  82. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池の残量が低下した要因が含まれることを特徴とする請求項80又は81に記載のサーバの動作プログラム。
  83. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に通信再開される通信再開時刻が含まれることを特徴とする請求項80から82のいずれかに記載のサーバの動作プログラム。
  84. 前記情報解析手順で解析する前記ユーザ情報に前記電池切れ時刻前のユーザのユーザ位置が含まれることを特徴とする請求項80から83のいずれかに記載のサーバの動作プログラム。
  85. 前記情報発信手順において、
    前記通信不能通知に含める前記付加情報を前記特定の第三者毎に変えて送信することを特徴とする請求項81から84のいずれかに記載のサーバの動作プログラム。
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