JP7013155B2 - 液体燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体燃料供給装置に関する。
液体が貯蔵される貯蔵タンクと、該液体を吐出させるノズルと、貯蔵タンクとノズルとの間の液体供給経路に設けられ、貯蔵タンクの液体をノズルに向けて供給するポンプを備える液体燃料供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-240727号公報
ところで、例えば、ユーザによるノズルの操作の問題や液体燃料供給装置の不具合等に起因して、液体燃料供給装置の貯蔵タンクや液体供給経路等から液体燃料が外部に漏れると、漏れた液体燃料が周囲に拡散してしまう可能性がある。そのため、万が一、液体供給装置から外部に液体燃料が漏れてしまった場合を想定し、液体燃料供給装置の周囲を囲う拡散防止部が設置される場合がある。
しかしながら、この場合、拡散防止部の内部におけるどの箇所に漏れた液体燃料が滞留するのかが分からず、作業員にとって、拡散防止部の内部の一部にのみ漏れ出した液体燃料の確認が難しくなる可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、外部に漏れた液体燃料の周囲への拡散を抑制し、且つ、作業員が漏れた液体燃料の有無を容易に確認することが可能な液体燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
可搬式の液体燃料供給装置であって、
所定の液体燃料を貯蔵する貯蔵タンクと、
被液体供給体に前記液体燃料を供給するノズルと、
一端が前記貯蔵タンクに接続され、他端が前記ノズルに接続される液体燃料供給経路と、前記液体燃料供給経路に設けられ、前記貯蔵タンクから前記液体燃料を前記ノズルに向けて圧送するポンプと、
前記液体燃料供給経路に設けられ、前記ポンプにより前記貯蔵タンクから前記ノズルに向けて圧送された前記液体燃料の供給量を測定する供給量測定手段と、
を有する本体部と、
前記本体部が設置される設置面を含み、前記設置面が水平面に対して傾斜した設置部と、
記本体部及び前記設置面を囲むように設置され、前記本体部から前記設置面に漏れた前記液体燃料の周囲への拡散を防止する防液堤、を備える、
液体燃料供給装置が提供される。

本実施の形態によれば、外部に漏れた液体燃料の周囲への拡散を抑制し、且つ、作業員が漏れた液体燃料の有無を容易に確認することが可能な液体燃料供給装置を提供することができる。
液体供給装置の一例を示す外観斜視図である。 液体供給装置の構成の一例を模式的に示す側面断面図である。 液体供給装置による液体供給処理の一例を概略的に示すフローチャートである。 液体供給装置による漏れ液回収処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[液体供給装置の構成]
まず、図1、図2を参照して、本実施形態に係る液体供給装置1について説明する。
図1は、液体供給装置1の一例を示す外観斜視図である。図2は、液体供給装置1の構成の一例を模式的に示す側面断面図である。以下、明細書中の"前"、"後"、"左"、"右"、"上"、"下"の方向に関する記載は、図1、図2における表記に対応する。
尚、図2中において、太い実線は、後述する液体の流路を表し、点線は、信号系統を表す。
図1、図2に示すように、液体供給装置1(液体燃料供給装置の一例)は、本体部10と、本体部10が設置されるベース部40と、平面視で矩形のベース部40の前後左右の端部、即ち、四辺に設けられ、本体部10を四方から取り囲む防液堤50と、漏れ液回収部60を含む。
本体部10は、貯蔵タンク20と、ポンプユニット30を含む。貯蔵タンク20及びポンプユニット30は、それぞれに少なくとも一箇所(好ましくは、左右方向にある程度離れた二か所以上)設けられる取付部25を介して、一体として、ベース部40の上面41に設置される。液体供給装置1は、本体部10として、貯蔵タンク20及びポンプユニット30を一体としてベース部40に搭載される構成が採用されることにより、トラック等の移動体の荷台に搭載され、様々な場所に搬送されうる。つまり、ユーザは、液体供給装置1を様々な場所に移動させて利用することができる。
貯蔵タンク20は、例えば、略直方体形状を有し、液体被供給体(以下、単に被供給体と称する)に供給するための所定の液体(以下、単に液体と称する)を貯蔵する。貯蔵タンク20に貯蔵される液体は、例えば、被供給体としての車両や建設機械等に供給されるガソリンや軽油等の燃料や、尿素等の排気ガス浄化用の還元剤等である。貯蔵タンク20は、ポンプユニット30(具体的には、筐体31)の後部と連結される。つまり、貯蔵タンク20は、ポンプユニット30の後方に配置される。
ポンプユニット30は、筐体31と、液体供給経路32と、ホース33と、ノズル34と、ポンプ35と、流量計36と、表示部37と、回収スイッチ(回収SW)38と、制御装置39を含む。ポンプユニット30は、例えば、筐体31内に搭載されるバッテリ(不図示)や、筐体31から延設される電源ケーブル(不図示)等により接続可能な商用電源(不図示)から供給される電力で稼働する。
筐体31は、ポンプユニット30に含まれる各種ハードウェアを内部に収容する、或いは、外部に固定される等により保持する。筐体31は、例えば、上下方向が相対的に長い略直方体形状を有し、貯蔵タンク20の前部の隔壁(前面)に取り付けられる。
液体供給経路32(液体燃料供給経路の一例)は、その一端が、筐体31の後部の隔壁を貫通し、貯蔵タンク20の内部に挿通される態様で、貯蔵タンク20に接続されると共に、その他端がノズル34に接続され、貯蔵タンク20からノズル34を介して、被供給体に液体を供給する。液体供給経路32は、筐体31に収容される部分と、筐体31の外部に露出する部分、つまり、筐体31の外部でノズル34に接続されるホース33を含む。また、液体供給経路32は、後述するポンプ35及び流量計36よりも上流側(即ち、貯蔵タンク20側)の液体供給経路321と、下流側(即ち、ノズル34側)の液体供給経路322を含む。
液体供給経路321,322には、それぞれ、液体供給経路321,322の連通/非連通を切り換える切換弁321v,322vが設けられる。切換弁321v,322vは、例えば、常閉型の電磁弁であり、制御装置39から入力される制御信号に応じて、開閉する。
ノズル34は、液体供給経路32、即ち、ホース33の先端に接続され、ユーザの操作に応じて、被供給体に液体を吐出する。ノズル34は、ユーザにより被供給体の供給口にその先端が挿入された状態で、先端の吐出口からポンプ35の動力により貯蔵タンク20から圧送される液体を吐出する。ノズル34は、例えば、吐出口に液体供給により発生する負圧に応じて空気を吸引する空気導入口が設けられ、当該空気導入口が被供給体側の液面の上昇に応じて閉塞されることにより、被供給体への液体の供給が停止される既知の弁機構を有する。
また、ノズル34は、被供給体への液体供給が行われない状態(以下、待機状態と称する)において、筐体31の外部の側面に適宜設けられるノズル掛け34aに掛けられた態様で保持される。ノズル掛け34aには、ノズルスイッチ(ノズルSW)34bが設けられる。ノズルSW34bは、例えば、一対一の通信線やLAN(Local Area Network)を通じて制御装置39と通信可能に接続され、ノズル34がノズル掛け34aに掛けられている場合、OFF信号を制御装置39に出力し、掛けられていない場合、ON信号を制御装置39に出力する。
ポンプ35は、筐体31内の液体供給経路32に設けられ、制御装置39からの制御信号に応じて、貯蔵タンク20の液体をノズル34に向けて圧送する。
流量計36(供給量計測手段の一例)は、筐体31内の液体供給経路32、具体的には、ポンプ35の直後の下流側に設けられ、ポンプ35により貯蔵タンク20からノズル34に向けて圧送される流量、つまり、液体の供給量を計測する既知の計測手段である。
表示部37は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、筐体31の外側面、例えば、筐体31の前面上部に設けられ、制御装置39による制御の下、ユーザに対する各種情報を表示させる。例えば、表示部37は、被供給体への液体の供給開始からの総供給量を動的に表示させる。また、例えば、表示部37は、ユーザによる被供給体への液体の供給作業時等に液体供給装置1(ポンプユニット30)に発生する各種エラー通知を表示させる。
回収SW38は、後述の如く、本体部10の外部に漏れ出た漏れ液(以下、単に「漏れ液」と称する)を回収する回収モードに移行するための操作手段である。回収SW38は、例えば、一対一の通信線やLAN等を通じて制御装置39と通信可能に接続され、ユーザによる操作状態に応じて信号を制御装置39に出力する。例えば、回収SW38は、ユーザによりON操作されると、ON信号を制御装置39に出力し、これにより、制御装置39は、後述の如く、ベース部40に漏れ出た漏れ液の回収処理を開始させる。また、回収SW38は、ユーザによりOFF操作されると、OFF信号を制御装置39に出力し、これにより、制御装置39は、漏れ液の回収処理を停止させる。詳細は、後述する。
制御装置39(制御手段の一例)は、液体供給装置1に関する各種制御処理を行う。制御装置39は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置、各種インターフェースを含むコンピュータを中心に構成されてよい。制御装置39は、ROMや補助記憶装置に格納される一以上のプログラムをCPU上で実行することにより各種機能を実現する。
例えば、制御装置39は、ユーザによるノズル34の操作に応じて、ポンプユニット30、具体的には、ポンプ35、切換弁321v,322v等を制御し、貯蔵タンク20からノズル34に向けて液体を供給させる。制御装置39による当該動作の詳細は、後述する(図3参照)。
また、制御装置39は、ユーザによる回収SW38の操作や後述するセンサ44から入力される信号等に応じて、被供給体に供給されずに、本体部10の外部に漏れ出た漏れ液をポンプ35を利用して回収させる。漏れ液は、例えば、ユーザによるノズル34の誤操作により被供給体の供給口から逸れて本体部10の外部に漏れ出た液体や、不具合等により本体部10から漏れ出た液体等である。制御装置39による当該動作の詳細は、後述する(図4参照)。
尚、制御装置39の機能は、複数の制御装置、即ち、複数のコンピュータにより分担して実現されてもよい。
ベース部40(設置部の一例)は、平面視で略矩形形状を有すると共に、側面断面視で所定の厚みを有し、本体部10が設置される上面41と、溝部42と、センサ43,44と、排水経路45が設けられる。
ベース部40の上面41(設置面の一例)は、側面視で前方から後方に向けて、水平面に対して傾斜している。これにより、本体部10からベース部40に漏れ出た漏れ液は、傾斜に沿って後方に流れ、ベース部40の後方に集約される。
尚、ベース部40の上面41は、漏れ液がベース部40の一部に集約される態様であれば、任意の傾斜を有してよい。例えば、ベース部40の上面41は、ベース部40の後部中央付近に漏れ液が集約されるように、漏斗状の傾斜を有してもよい。また、本体部10は、略水平状態で上面41に設置される。つまり、本体部10の下部に取り付けられ取付部25の上下方向の高さは、その前後方向(傾斜方向)における位置によって異なる。
溝部42(溜り部の一例)は、ベース部40の後端部において、左右方向に延設される、即ち、平面視で矩形上のベース部40の後方の一辺に設けられる。つまり、溝部42は、ベース部40における上面41の傾斜の麓側の端部に設けられるため、上面41の傾斜に沿ってベース部40の後方に集約される漏れ液をある程度溜めることができる。溝部42の深さ及び幅は、想定される漏れ液の量に応じて、適宜設定される。
尚、溝部42は、漏れ液を一時的に溜める溜り部の一例であり、例えば、上述の如く、漏れ液がベース部40の後端部中央付近に集約される態様である場合、左右方向に延設される溝部42の代わりに、ベース部40の後端部中央付近に漏れ液を溜める凹部を設けてもよい。
センサ43,44は、溝部42に溜まった漏れ液、具体的には、漏れ液が所定の液面に到達したか否かを検出する。センサ43は、溝部42の側面の下端部に取り付けられ、溝部42に溜まった漏れ液がほとんど無い状態に対応する液面(低位液面)に達しているか否かを検出する。センサ44(検出手段の一例)は、溝部42の側面の上端部に取り付けられ、溝部42に溜まった漏れ液が比較的多い状態に対応する液面(高位液面)に到達しているか否かを検出する。センサ43,44は、一対一の通信線やLAN等により制御装置39と通信可能に接続され、検出結果に対応する検出信号を制御装置39に出力する。
センサ43,44は、例えば、静電容量式液面センサである。これにより、センサ43,44は、静電容量の違いに基づき、液体が所定の液面まで達しているか否かだけでなく、所定の液面に達している液体が漏れ液かそれ以外(例えば、雨水等)かを検出することができる。
尚、センサ43,44は、液体供給装置1が野外で利用されない(つまり、溝部42に水が溜まらない)場合や、漏れ液と雨水等とを区別する必要が無い場合等において、例えば、フロート式の一つの液面センサに置換されてもよい。
排水経路45は、溝部42の底部と、ベース部40の外部(具体的には、防液堤50の外部)との間を接続する。排水経路45には、切換弁45vが設けられ、通常、閉じられている切換弁45vを開弁させることにより、溝部42に溜まった雨水等を溝部42からベース部40の外部に排出させることができる。切換弁45vは、例えば、溝部42に雨水等が溜まったことを確認したユーザにより手動で開閉される態様であってよい。
防液堤50(拡散防止部の一例)は、ベース部40の内部、即ち、ベース部40に設置される本体部10を取り囲むように、ベース部40の端部、即ち、平面視で矩形状を有するベース部40の四辺に設けられる。防液堤50は、ベース部40の内部とベース部40の外部との間に設けられる、上面41や溝部42の上端よりも高い隔壁である。これにより、本体部10からベース部40に漏れ出た漏れ液の本体部10の周囲への拡散を抑制することができる。
漏れ液回収部60は、漏れ液を回収する回収タンク61と、漏れ液回収経路62を含む。
回収タンク61は、溝部42から回収される漏れ液を一時的に貯蔵する。回収タンク61は、漏れ液回収経路621から容易に取り外し可能な構成を有し、ユーザは、回収タンク61に回収された漏れ液を廃棄する作業を容易に行うことができる。回収タンク61の開口部には、切換弁61vが設けられる。切換弁61vは、例えば、常閉型の電磁弁であり、制御装置39から制御信号に応じて、開閉する。
漏れ液回収経路62は、その一端がベース部40の溝部42の側面下端部(或いは底部)に接続され、その他端が回収タンク61の開口部に接続される。漏れ液回収経路62は、漏れ液回収経路621,622を含む。
漏れ液回収経路621は、その一端がベース部40の溝部42の側面下端部(或いは底部)に接続され、その他端がポンプ35に接続される。漏れ液回収経路622は、その一端が流量計36に接続され、その他端が回収タンク61の開口部に接続される。これにより、ポンプ35の動力で、溝部42に溜まった漏れ液を回収タンク61に向けて圧送させ、漏れ液を回収タンク61に回収させることができる。
具体的には、漏れ液回収経路621,622には、それぞれ、切換弁621v,622vが設けられる。そして、液体供給経路321,322の切換弁321v,322vが閉弁され、且つ、漏れ液回収経路621,622の切換弁621v,622v、及び回収タンク61の切換弁61vが開弁された状態で、ポンプ35が駆動される。これにより、液体供給用のポンプ35を漏れ液回収用に併用させることができるため、コスト上昇を抑制できる。例えば、切換弁621v,622vは、それぞれ、常閉型の電磁弁であり、制御装置39からの制御信号に応じて、開閉する。
尚、当然の如く、液体供給用のポンプ35の他に、漏れ液回収用のポンプを追加してもよい。また、本実施形態では、漏れ液回収経路62は、流量計36を経由するが、流量計36を経由しない態様であってもよい。つまり、漏れ液回収経路622は、その一端が流量計36でなく、直接的に、ポンプ35の吐出側に接続される態様であってもよい。また、漏れ液回収経路62を省略し、溝部42に溜まった漏れ液をユーザが人力で回収する前提であってもよい。
[液体供給装置による液体供給処理の詳細]
次に、図3を参照して、本実施形態に係る液体供給装置1による液体供給処理について具体的に説明する。
図3は、本実施形態に係る液体供給装置1(制御装置39)による液体供給処理の一例を概略的に示すフローチャートである。本フローチャートによる処理は、例えば、液体供給装置1の稼働中において、所定時間ごとに、繰り返し実行されてよい。以下、図4のフローチャートについても同様である。
ステップS302にて、制御装置39は、ノズルSW34bからOFF信号が入力されているか否かを判定する。制御装置39は、ノズルSW34bからOFF信号が入力されている場合、ユーザによりノズル34がノズル掛け34aから外されたと判断し、ステップS304に進み、それ以外である場合、今回の処理を終了する。
ステップS304にて、制御装置39は、後述する漏れ液回収(図4参照)の最中であるか否かを判定する。制御装置39は、漏れ液回収中である場合、ステップS306に進み、漏れ液回収中でない場合、ステップS308に進む。
ステップS306にて、制御装置39は、溝部42の漏れ液を回収中である旨のエラー通知を表示部37に表示させて、今回の処理を終了する。
尚、前回以前の処理により、既に当該エラー通知が表示部37に表示されている場合、制御装置39は、当該表示を継続させる。
一方、ステップS308にて、制御装置39は、切換弁321v,322vに開弁させる制御信号を出力すると共に、ポンプ35の駆動を開始し、貯蔵タンク20からノズル34に向けた液体供給を開始させる。
ステップS310にて、制御装置39は、高位液面に到達した漏れ液が検出されたか否か、即ち、センサ44により漏れ液が検出されているか否かを判定する。制御装置39は、センサ44により漏れ液が検出されている場合、ステップS312に進み、センサ44により漏れ液が検出されていない場合、ステップS314に進む。
ステップS312にて、制御装置39は、漏れ液が溝部42に多量に溜まっている旨のエラー通知(漏れ液エラー通知)を表示部37に表示させて、ステップS316に進む。
一方、ステップS314にて、制御装置39は、ノズルSW34bからのOFF信号の入力が継続している否かを判定する。制御装置39は、ノズルSW34bからのOFF信号の入力が継続している場合、ユーザによる給油操作が継続していると判断し、ステップS310に戻り、ノズルSW34bからのOFF信号の入力が継続していない、即ち、ON信号が入力されている場合、ユーザによる給油操作が終了したと判断し、ステップS316に進む。
ステップS316にて、制御装置39は、切換弁321v,322vに閉弁させる制御信号を出力すると共に、ポンプ35の駆動を停止し、貯蔵タンク20からノズル34に向けた液体供給を停止する。これにより、ユーザによる給油操作の終了に合わせて、液体供給装置1(ポンプユニット30)の液体供給動作を停止させることができる。また、液体供給開始後に、比較的多量の漏れ液が溝部42に溜まった場合に、自動的に、液体供給機能を停止させる。これにより、漏れ液が防液堤50の内部に比較的多量に溜まっている状態や本体部10から漏れ液が漏れ続けているような状態で、本体部10(ポンプユニット30)による被供給体への液体供給が行われる状況を抑制し、液体供給装置1の安全性を向上させることができる。
[液体供給装置による漏れ液回収処理の詳細]
次に、図4を参照して、本実施形態に係る液体供給装置1による漏れ液回収処理について具体的に説明する。
図4は、本実施形態に係る液体供給装置1(制御装置39)による漏れ液回収処理の一例を概略的に示すフローチャートである。
ステップS402にて、制御装置39は、漏れ液エラー通知(図3のステップS312参照)、或いは、ユーザによる回収SW38のON操作があったか否かを判定する。漏れ液エラー通知、或いは、ユーザによる回収SW38のON操作がなかった場合、ステップS404に進み、ON操作があった場合、ステップS408に進む。
ステップS404にて、制御装置39は、ノズルSW34bがON信号を出力しているか否かを判定する。制御装置39は、ノズルSW34bがON信号を出力している場合、液体供給装置1が待機状態であると判断し、ステップS406に進み、それ以外の場合、液体供給装置1が液体供給中(即ち、図3のステップS308~S316の間の処理中)であると判断し、今回の処理を終了する。
ステップS406にて、制御装置39は、高位液面に到達した漏れ液が検出されたか否か、即ち、センサ44により漏れ液が検出されているか否かを判定する。制御装置39は、センサ44により漏れ液が検出されている場合、ステップS408に進み、センサ44により漏れ液が検出されていない場合、今回の処理を終了する。
ステップS408にて、制御装置39は、切換弁321v,322vを閉弁状態に維持しつつ、切換弁621v,622v、及び切換弁61vに開弁させる制御信号を出力すると共に、ポンプ35の駆動を開始し、溝部42の漏れ液の回収タンク61への回収を開始させる。これにより、漏れ液エラー通知が行われた場合も含め溝部42に溜まった比較的多量の漏れ液、或いは、ユーザによる回収SW38のON操作に対応して、自動的に、漏れの回収が実行されるため、液体供給装置1の安全性及びユーザの利便性が向上する。
ステップS410にて、制御装置39は、回収SW38がOFF操作されたか否かを判定する。制御装置39は、回収SW38がOFF操作されていない場合、ステップS412に進み、OFF操作された場合、ステップS414に進む。
尚、回収SW38のON操作以外(具体的には、漏れ液エラー通知、或いは、センサ44による漏れ液の検出)をトリガとして、漏れ液の回収が開始された場合、ステップS410の処理は、省略されてよい。
ステップS412にて、制御装置39は、低位液面に到達した漏れ液が検出されたか否か、即ち、センサ43により漏れ液が検出されているか否かを判定する。制御装置39は、センサ43により漏れ液が検出されている場合、ステップS410に戻って、ステップS410,S412の処理を繰り返し、センサ43により漏れ液が検出されていない場合、ステップS414に進む。
ステップS414にて、制御装置39は、切換弁621v,622v、及び切換弁61vに閉弁させる制御信号を出力すると共に、ポンプ35の駆動を停止し、溝部42の漏れ液の回収タンク61への回収を停止し、今回の処理を終了する。これにより、溝部42の漏れ液がほとんどなくなった状態、或いは、ユーザによる回収SW38のOFF操作に対応して、自動的に、漏れ液の回収を停止させることができる。
本例では、防液堤50の内部(ベース部40)の溝部42に溜まった漏れ液を自動的に回収タンク61に回収させることができる。従って、ユーザは、回収タンク61の交換作業だけで、漏れ液の回収処理を終えることができるため、ユーザによる漏れ液回収に要する作業時間を大幅に短縮させることができる。また、漏れ液が防液堤50の内部に留まっている状態が継続することを抑制できるため、漏れ液が防液堤50の内部に溜まっている状態で、本体部10(ポンプユニット30)による被供給体への液体供給が行われる状況を抑制し、安全性を向上させることができる。
また、本例では、防液堤50の内部の溝部42の漏れ液を回収タンク61に回収させるため、溝部42がオーバーフローしてしまうような事態を抑制することができる。
[作用]
このように、本実施形態では、液体供給装置1は、内部に本体部10が設置され、本体部10から外部(ベース部40)に漏れた漏れ液の周囲への拡散を防止する防液堤50を備える。
これにより、漏れた液体を防液堤50の内部に留めることが可能となるため、漏れ液の本体部10の周囲への拡散を防止できる。
また、本実施形態では、防液堤50内部のベース部40における本体部10の設置面(上面41)は、水平面に対して傾斜している。
これにより、本体部10から漏れ出た漏れ液が防液堤50内部の傾斜の麓側に集約されるため、漏れ液の回収作業の効率化を図ることができ、特に、漏れ液の回収を作業者が汲み取り等により人力で行うような場合に好適である。
また、本実施形態では、防液堤50の内部に、本体部10から外部(ベース部40)に漏れ出た漏れ液が上面41に沿って流入する溜り部(溝部42)が設けられる。
これにより、傾斜により麓側に集約された漏れ液をある程度溜めることができるため、更に、漏れ液の周囲への拡散を抑制できると共に、決まった場所に漏れ液が溜まるため、漏れ液の回収作業の効率化を図ることができる。
また、溝部42は、防液堤50の内部における本体部10が位置していないエリアに設けられている、即ち、本体部10に覆われることなく、露出している。
これにより、作業員は、燃料供給を行う際に、防液堤50の内部の溝部42に溜まった漏れ液を容易に確認することができる。
また、溝部42は、防液堤50の内部における貯蔵タンク20の設置位置に対してポンプユニット30とは反対側、即ち、後側の位置に設けられる。
これにより、防油堤50の内部のベース部40に漏れ出た漏れ液は、ベース部40の上面41の傾斜に沿って、貯蔵タンク20及びポンプユニット30から離れた位置に流れ、滞留する。そのため、漏れ液が貯蔵タンク20及びポンプユニット30を含む本体部10に付着する可能性を低くすることができ、その分、防油堤50の内部における漏れ液の回収作業を迅速に行うことができる。
また、本実施形態では、センサ44は、溝部42に溜まった漏れ液が所定量(高位液面)に達したか否かを検出する。そして、制御装置39は、溝部42に溜まった漏れ液が当該所定量に達したと検出された場合、本体部10(ポンプユニット30)の液体供給機能を停止させる。
これにより、溝部42に漏れ液が比較的多量に溜まっている場合に、本体部10による液体供給が停止されるため、液体供給装置1の安全性を向上させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
[変形例]
例えば、上述した実施形態において、制御装置39は、センサ44により雨水等が検出された場合、溝部42に雨水等が溜まっている旨のエラー通知を表示部37に表示させてもよい。これにより、ユーザに対して、溝部42に溜まった雨水等を認識させ、排水経路45を通じた雨水等の排水を促すことができる。
また、例えば、上述した実施形態において、液体供給経路322及びノズル34を利用して、溝部42の漏れ液が回収されてもよい。具体的には、制御装置39は、ユーザにより回収SW38がON操作された場合、切換弁621v及び切換弁322vを開弁させる制御信号を出力すると共に、ポンプ35の駆動を開始させてよい。これにより、ユーザは、ノズル34の先端を回収タンク61の別の開口に挿入すると共に、ノズル34に対する所定操作を行い、ノズル34から回収タンク61に漏れ液を吐出させ、溝部42の漏れ液を回収することができる。
また、例えば、上述した実施形態において、切換弁45vは、例えば、常閉型の電磁弁であり、一対一の通信線やLAN等により制御装置39と通信可能に接続され、制御装置39から制御指令に応じて、自動で開閉される態様であってもよい。具体的には、制御装置39は、センサ44から入力される検出信号に応じて、雨水等が高位液面に到達したと判定すると、切換弁45vに開弁させる制御信号を出力し、溜まった雨水等を排水経路45を通じてベース部40の外部に排出させてよい。これにより、溝部42に溜まった比較的多量の雨水等を自動的にベース部40の外部に排出させることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
このとき、雨水等と漏れ液の双方が溝部42に溜まっていることも想定されるが、通常、漏れ液は、相対的に比重が軽く、雨水等よりも上に溜まる場合が多い。そのため、センサ44により雨水等が検出されている状況で、排水経路45を連通させても、漏れ液が直ぐに防液堤50の外部に排出されることはない。よって、例えば、制御装置39は、センサ44により雨水等が検出されなくなった場合に、切換弁45vに閉弁させる制御信号を出力し、溜まった雨水等のベース部40の外部への排出を停止させるとよい。これにより、雨水等と漏れ液の双方が溝部42に溜まっている場合に、漏れ液までもがベース部40の外部に排出され、漏れ液が本体部10の周囲に拡散してしまう事態を防止できる。また、制御装置39による当該制御方法に加えて、或いは、代えて、排水経路45の出口に排水回収用のタンク等を接続してもよい。これにより、雨水等と漏れ液の双方が溝部42に溜まっている場合に、仮に、漏れ液を含む雨水等が排水経路45からベース部40の外部に排出されても、漏れ液を含む雨水等はタンク内に回収されるため、漏れ液が本体部10の周囲に拡散する事態を防止できる。
また、例えば、上述した実施形態において、制御装置39は、漏れ液の回収時に流量計36により計測される漏れ液の流量(回収量)に基づき、回収タンク61が満タン状態であるか否かを判定してもよい。具体的には、制御装置39は、回収タンク61が満タン状態であると判定した場合、回収タンク61が満タンである旨のエラー通知を表示部37に表示させてよい。そして、制御装置39は、回収タンク61が満タン状態であると判定した場合、回収タンク61の交換が行われない限り、本体部10(ポンプユニット30)による被供給体への液体供給を禁止してよい。この場合、制御装置39は、例えば、本体部10(ポンプユニット30)に対する回収タンク61が交換済みである旨の操作をユーザに義務付けることにより、回収タンク61が交換されたか否かを判定することができる。これにより、回収タンク61に多量の漏れ液が回収された状態で、本体部10(ポンプユニット30)による被供給体への液体供給が行われる事態を抑制し、液体供給装置1の安全性を向上させることができる。
また、例えば、上述した実施形態において、溝部42は、貯蔵タンク20の設置位置に対して、ポンプユニット30と同じ側、即ち、前側に設けられてもよい。これにより、作業員は、防液堤50の内部のベース部40における漏れ液の有無を確認するために、貯蔵タンク20の後側を目視できる位置まで出向く必要なく、液体供給を行うのに併せて、溝部42に溜まった漏れ液の有無等を容易に確認することができる。
1 液体供給装置(液体燃料供給装置)
10 本体部
20 貯蔵タンク
25 取付部
30 ポンプユニット
31 筐体
32,321,322 液体供給経路(液体燃料供給経路)
33 ホース
34 ノズル
34a ノズル掛け
34b ノズルスイッチ
35 ポンプ
36 流量計(供給量計測手段)
37 表示部
38 回収スイッチ
39 制御装置
40 ベース部(設置部)
41 上面(設置面)
42 溝部(溜り部)
43,44 センサ(検出手段)
45 排水経路
45v 切換弁
50 防液堤(拡散防止部)
60 漏れ液回収部
61 回収タンク
61v 切換弁
62,621,622 漏れ液回収経路
621v,622v 切換弁

Claims (3)

  1. 可搬式の液体燃料供給装置であって、
    所定の液体燃料を貯蔵する貯蔵タンクと、
    被液体供給体に前記液体燃料を供給するノズルと、
    一端が前記貯蔵タンクに接続され、他端が前記ノズルに接続される液体燃料供給経路と、前記液体燃料供給経路に設けられ、前記貯蔵タンクから前記液体燃料を前記ノズルに向けて圧送するポンプと、
    前記液体燃料供給経路に設けられ、前記ポンプにより前記貯蔵タンクから前記ノズルに向けて圧送された前記液体燃料の供給量を測定する供給量測定手段と、
    を有する本体部と、
    前記本体部が設置される設置面を含み、前記設置面が水平面に対して傾斜した設置部と、
    記本体部及び前記設置面を囲むように設置され、前記本体部から前記設置面に漏れた前記液体燃料の周囲への拡散を防止する防液堤、を備える、
    液体燃料供給装置。
  2. 前記防液堤は、前記設置部の外縁において、前記設置部と一体として形成され、その上端が前記設置面の外縁よりも高くなるように構成される、
    請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  3. 前記防液堤の内に設けられ、前記本体部から前記設置面に漏れた前記液体燃料が前記設置面の傾斜に沿って流入する溜り部と、
    前記溜り部内に溜った液体の量を検出する検出手段と、
    前記溜り部の底部から前記防液堤の外側へ前記溜り部内の液体を排出させる排出部と、
    前記排出部に設けられる弁と、
    前記検出手段の検出結果に基づき、前記溜り部内の液体が所定量に達している場合に、前記弁を開弁状態にする制御手段と、を更に備える、
    請求項1又は2に記載の液体燃料供給装置。
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