JPH085519B2 - 洩油検知装置 - Google Patents

洩油検知装置

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JPH085519B2
JPH085519B2 JP62180021A JP18002187A JPH085519B2 JP H085519 B2 JPH085519 B2 JP H085519B2 JP 62180021 A JP62180021 A JP 62180021A JP 18002187 A JP18002187 A JP 18002187A JP H085519 B2 JPH085519 B2 JP H085519B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車にガソリンを給油する給油所に設置
した給油機からの油の洩れを検知する洩油検知装置に関
する。
〔従来の技術〕
かかる給油機には種々のタイプのものがあるが、懸垂
式の給油装置の場合は、給油管は天井まで大きく立上げ
られ、キャノピイから吊下げた給油装置に連結するが、
第1図に示すように給油モータ4、ポンプユニット11、
流量計7等の給油機器を、給油所内に別途設けたポンプ
室13内に給油ホースの数に対応させて複数組設置してい
る。
この懸垂式給油装置の場合、各機器は露出されてお
り、給油管3等から地上に洩れた油については、床コン
クリートに傾斜を持たせかつポンプ室13の入口近くに溝
14を設けてここに流入させてポンプ室13内に人が立寄っ
た時に臭い等によりすぐに気付くようにしている。
一方、ポンプユニット11に組込んであるエアーセパレ
ータが故障するとエアー放出管18へ油が流れ込み、その
端から流れ出るので、該エアー放出管18の端を床面近く
まで立下げ、ポンプ室13内の奥側のコンクリート床面の
ピット15に臨ませて、ここに溜めるようにしている。
また、エアー放出管18から放出されるベーパーはダク
ト36を介してブロワー37により外へ放出されるようにな
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような油の洩れは少量ずつであり、しかもポンプ
室13の目立たない所でのことであるため、発見しにく
く、その結果、発見が遅れて多量の油がピット内に溜る
と火災発生のおそれもあり危険である。
また、ピット15に油が溜った場合は、該ピット15がコ
ンクリートで形成されているため、油がコンクリート内
にしみ込んでしまうこともあり、油洩れを検知できなく
なるおそれもある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ポンプ
室内での給油管からの洩油はもちろんのこと、洩油の発
生の可能性の高いエアーセパレータ個所からの洩油も確
実に検知でき、しかもこれをポンプ室の外から容易かつ
確実に知ることができて、火災発生などの危険を未然に
防止できる洩油検知装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するため、給油モータ、ポ
ンプユニット、流量計等の給油機器を、ポンプ室内に給
油ホースの数に対応させて複数組露出状態で設置し、該
ポンプ室の床コンクリートに傾斜をもたせ入口近くに洩
油が流入する溝を設け、また、各ポンプユニットに組込
まれているエアーセパレーターに接続したエアー放出管
の端をポンプ室内の奥側のコンクリート床面のピットに
臨ませるとともに該ピットにブロワーを有する排気ダク
トを開口し、前記ピット内でエアー放出管の開口部に洩
油受皿を設置し、該洩油受皿に油検知器を設け、該油検
知器からの検知信号により作動する報知器をポンプ室の
側壁に設けたことを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、ポンプ室内に設置したポンプユニッ
トからの洩油が洩油受皿内に溜まると、ここに設けてあ
る油検知器が洩油を検知してその検知信号が報知器に出
力され、その結果、ポンプ室の側壁に設けた報知器が作
動して色あるいは音や光などで油が洩れていることを知
らせる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の洩油検知装置を設けた地上固定式の
給油装置の説明図で、給油装置の全体構成の概略につい
ては既に説明した通りであるのでここでの詳細な説明は
省略するが、本発明においても給油管は天井まで大きく
立上げられ、キャノピイから吊下げた給油装置に連結す
るが、第1図に示すように給油モータ4、ポンプユニッ
ト11、流量計7等の給油機器を、給油所内に別途設けた
ポンプ室13内に給油ホースの数に対応させて複数組設置
している。
一方、ポンプユニット11に組込んであるエアーセパレ
ータが故障するとエアー放出管18へ油が流れ込み、その
端から流れ出るので、該エアー放出管18の端を床面近く
まで立下げ、ポンプ室13内の奥側のコンクリート床面の
ピット15に臨ませて、ここに溜めるようにしている。
また、エアー放出管18から放出されるベーパーはダク
ト36を介してブロワー37により外へ放出されるようにな
っている。
本発明の洩油検知装置は、かかる構成の給油装置に設
けるもので、ポンプ室13に形成されているピット15でポ
ンプユニット11に組込まれているエアーセパレーターに
連結したエアー放出管35の開口部に洩油受皿34を設置
し、該洩油受皿34に油検知器22を設け、ポンプ室13の側
壁などの気付きやすい個所に報知器23を取付けた。
この油検知器22は一例として第2図に示すように、底
部及び側部に複数の油流入口25を設けたケース26内に、
ろう、発泡スチロール、天然ゴム等の油により溶ける油
溶性物質27を入れたもので、この油溶性物質27は固形の
ものとし、この油溶性物質27内に報知器23の作動子28を
入れ該油溶性物質27で作動子28をケース26内に固定す
る。
一方、報知器23はケース29内に縦長の表示体30をバネ
31で吊支するもので、該表示体30の上半分を例えば青色
部30a、下半分を赤色部30bとし、表示体30の下部と前記
作動子28とをワイヤーケーブル32で連結する。そして、
作動子28が油溶性物質27内に固定されている状態では、
表示体30の青色部30aが表示窓24に顕出するよう位置決
めておく。
第3図は、油検知器及び報知器の他の例を示すもの
で、これはケース26内にバネスイッチ33を収め、洩油を
電気的に検出するものであり、バネスイッチ33の接点33
a,33bを離間させた状態で油溶性物質27により固定して
おき、該バネスイッチ33からの出力を報知器23に導入す
る。この場合の報知器23は、第3図に示した構造のもの
以外に、光や音を発するものとすることもできる。
次に使用法及び作用について説明すると、第2図に示
した油検知器22及び報知器23を用いた場合は、洩油受皿
34の凹部12内に油がない状態では、作動子28は油溶性物
質27で固定されケース26内の下方に位置し、報知器23側
では表示体30の上半分の青色部30aが表示窓24に顕示し
ている。
したがってポンプ室13の側壁外からは表示窓24を介し
て青色が見え、これにより油洩れが生じていないことを
知る。
いま、ポンプユニット11のエアーセパレーターが故障
した場合、洩れた油はエアー放出管18を通って受皿34の
凹部12内に流入し、さらに油流入口25を介してケース26
内に入り込み、ケース26内の油溶性物質27を溶かす。
その結果、この油溶性物質27によりケース26内の下方
位置に固定されていた作動子28の固定が解かれ、バネ31
の復位力により作動子28とともに表示体30が上方へ引張
られる。これにより、今まで表示窓24に顕示されていた
青色部30aがここから隠蔽して今度は下半分の赤色部30b
が表示窓に顕出する。よって、ポンプ室13の外から表示
窓24を覗けば赤色が見えるから、これによりポンプ室13
内で油洩れが生じていることがわかる。
第3図に示した油検知器の場合も同様で、洩油で油溶
性物質27が溶かされると、バネスイッチ33の接点33a,33
bが接触して接点が閉じ、その結果、報知器23に通電さ
れて、光や音などで洩油が生じていることを報知する。
なお、油洩れのない正常時にエアー放出管18から放出
されるベーパーはダクト36を通ってブロワー37により大
気中に放出される。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の洩油検知装置は、懸垂式の
給油装置において、ポンプ室内での給油管からの洩油は
もちろんのこと、洩油の発生の可能性が高く発見しにく
いようなエアーセパレータ個所からの洩油も確実に検知
でき、これを報知するので、洩油の事実を早期に確実に
知ることができ、洩油が原因の火災発生などの危険を未
然に防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洩油検知装置を設けた懸垂式給油装置
のポンプ室の説明図、第2図は洩油検知装置の第1実施
例を示す縦断正面図、第3図は同上第2実施例を示す縦
断正面図である。 3′……給油管、4……給油モータ 5a……ポンプ軸、6……流量パルス発信器 7……流量計 11……ポンプユニット、12……凹部 13……ポンプ室、14……溝 15……ピット、18……エアー放出管 22……油検知器、23……報知器 24……表示窓、25……油流入口 26……ケース、27……油溶性物質 28……作動子、29……ケース 30……表示体、30a……青色部 30b……赤色部、31……バネ 32……ワイヤーケーブル、33……バネスイッチ 33a,33b……接点、34……洩油受皿 36……ダクト、37……ブロワー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油モータ、ポンプユニット、流量計等の
    給油機器を、ポンプ室内に給油ホースの数に対応させて
    複数組露出状態で設置し、該ポンプ室の床コンクリート
    に傾斜をもたせ入口近くに洩油が流入する溝を設け、ま
    た、各ポンプユニットに組込まれているエアーセパレー
    ターに接続したエアー放出管の端をポンプ室内の奥側の
    コンクリート床面のピットに臨ませるとともに該ピット
    にブロワーを有する排気ダクトを開口し、前記ピット内
    でエアー放出管の開口部に洩油受皿を設置し、該洩油受
    皿に油検知器を設け、該油検知器からの検知信号により
    作動する報知器をポンプ室の側壁に設けたことを特徴と
    する洩油検知装置。
JP62180021A 1987-07-21 1987-07-21 洩油検知装置 Expired - Fee Related JPH085519B2 (ja)

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