JP2010233864A - 盗難警報システム及び方法 - Google Patents

盗難警報システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010233864A
JP2010233864A JP2009085976A JP2009085976A JP2010233864A JP 2010233864 A JP2010233864 A JP 2010233864A JP 2009085976 A JP2009085976 A JP 2009085976A JP 2009085976 A JP2009085976 A JP 2009085976A JP 2010233864 A JP2010233864 A JP 2010233864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
tray
fluctuation amount
theft
input port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009085976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5444792B2 (ja
Inventor
Haruo Nishimura
治男 西村
Junpei Kobayashi
潤平 小林
Osamu Nakagawa
修 中川
Naoyuki Ito
直之 伊藤
Noriyuki Kobayashi
宣幸 小林
Naoyuki Tamura
直之 田村
Yugo Nishikawa
侑吾 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2009085976A priority Critical patent/JP5444792B2/ja
Publication of JP2010233864A publication Critical patent/JP2010233864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5444792B2 publication Critical patent/JP5444792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】複数の種類の商品が同じ什器の同じ棚に陳列された場合であっても,商品の盗難を検知することができる盗難警報システムを提供する。
【解決手段】トレー3には,トレー3内に存在する化粧品の総重量を計測するデジタル重量計30が設けられ,什器2には,該総重量を監視し,該総重量が警報変動量以上になったとき,スピーカ21に対して警報の発信を指示する盗難検知手段202と,盗難検知を実行する前に,該総重量に設定比率を乗算することで警報変動量を算出する警報変動量設定手段201を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は,店舗に設置される什器に陳列された商品の盗難を検知する技術に関する。
店舗に設置される什器(例えば,陳列棚)に並べられた商品が盗難に遭い,店舗が不当な損害を被ることを防止するために,従来より,商品の盗難を防止する発明が考案されている。
例えば,盗難防止に利用するタグを商品に貼り,店舗のフロアの出入口に配置されたタグ検出装置が該タグを防止するように構成することで,盗難を防止する発明が開示されている(例えば,特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1では,商品に貼られるタグをRFID(Radio Frequency IDentification)タグとした発明で,特許文献1で開示されている盗難警報システムには,RIFDタグが金属に貼られた場合であっても盗難を防止できるように,RFIDタグを検出する装置に加え,一定のサイズ以上の金属を検出する装置が備えられている。また,商品に貼られるタグはRFIDタグでなくともよく,特許文献2では,アモルファス合金、パーマロイなどの軟磁性材料を用いたタグとした発明が開示されている。
しかし,RFIFタグ又は軟磁性材料を用いた盗難防止用タグのいずれでも,盗難を監視する商品にタグを貼る必要があるが,タグが貼れない商品(例えば,貴金属)の場合もあるため,タグを貼らずに商品の盗難を防止できることも必要になる。
タグを用いずに盗難を防止する発明として,商品の重さを利用する発明が特許文献3で開示されている。特許文献3で開示されている発明は,陳列棚の棚板とその上に載置された物品の合計総重量を常時計測し,該合計総重量が該合計総重量の初期値より減少し、かつ,所定時間内に該合計総重量の初期値に復帰しない場合に警報を発する方法である。
特許文献3で開示されている発明によれば,タグを貼らずに商品の盗難を防止できるようになるが,販売価格が高額で購入頻度の少ない商品(例えば,宝石)には適しているが,販売価格が安価で購入頻度の多い日常品(例えば,化粧品)には適していない。
何故なら,特許文献3で開示されている発明では,陳列棚の棚板とその上に載置された商品の合計総重量の減少及び復帰しか判断していないため,化粧品のように,重さの異なる複数の種類の商品が同じ什器の同じ棚に陳列された場合,重い商品を基準として,商品の合計総重量の減少値を設定すると,軽い商品が盗難にあったとき,警報を発することができない可能性がある。また,軽い商品を基準として,商品の合計総重量の減少値を設定すると,重い商品が盗難にあったとき,誤警報が発せられる可能性がある。
更に,特許文献3で開示されている発明のように,単に商品の合計総重量の減少を検知するだけでは,1日を通して購入される化粧品などにおいては,化粧品が購入される毎に,商品の合計総重量は盗難がないにも係わらず減少するため,化粧品が売れる度に誤警報が発せられる可能性がある。
特開平8−50690号公報 特開平10−162260号公報 特開平10−304954号公報
そこで,本発明は,重量を利用して商品の盗難を防止する際,化粧品のように,重さの異なる複数の種類の商品が同じ什器の同じ棚に陳列された場合であっても,商品の盗難を検知することができ,更に,什器に陳列された商品が購入された場合であっても,盗難を誤認識することない盗難警報システム及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,什器に並べられたトレー内に陳列される商品の盗難を検知する盗難警報システムであって,前記トレー内に存在するすべての前記商品もしくは前記トレーの重さを加えた総重量を計測する重量センサが前記トレー毎に備えられ,前記什器には,前記重量センサのセンサ信号が入力される複数の入力ポートを有し,前記センサ信号から前記総重量を計測する重量計測手段と,盗難検知する順序が前記入力ポートのポート番号の並び順で示されるスケジュールデータと,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量を前記ポート番号毎に記憶し,盗難検知の指示を受けると,盗難検知の対象となる前記入力ポートの前記センサ信号から前記総重量を計測・記憶した後,該重量計から取得した前回の前記総重量と今回の前記総重量の差である変動量を求め,該変動量が警報変動量以上である場合に警報装置に対して警報の発信を指示する一連の処理を,前記スケジュールデータに従い前記入力ポートを変更しながら繰り返し実行する盗難検知手段を備えていることを特徴とする盗難警報システムである。
上述した第1の発明によれば,前記什器は,前記入力ポートに入力されるセンサ信号から計測される前記トレーの前記総重量の変動量を利用して前記トレー毎に盗難を検知するため,商品の種類毎に前記トレーを用意し前記トレーに前記商品を並べておけば,重さの異なる複数の種類の商品が同じ什器の同じ棚に陳列された場合であっても,商品の盗難を検知し警報を発することができるようになる。
更に,第1の発明では,前記トレーに係わる総重量そのものではなく,前記トレーに係わる総重量の変動から盗難を検知するため,前記什器に陳列された前記商品が販売されたことを盗難として誤検知することはなくなる。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載の盗難警報システムであって,前記什器には,前記警報変動量を設定する指示を受けると,前記入力ポートの前記センサ信号から取得した前記総重量に該入力ポートに設定された設定比率を乗算することで,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量を算出し,前記入力ポートのポート番号に関連付けて前記警報変動量を記憶する処理を前記入力ポート毎に実行する警報変動量設定手段を備えていることを特徴とする盗難警報システムである
上述した第2の発明によれば,前記什器に前記警報変動量設定手段を備えさせることで,前記警報変動量を前記入力ポートのポート番号に関連付けて記憶させるための処理時間を短時間で終了させることができる。
更に,第3の発明は,第2の発明に記載の盗難警報システムであって,前記トレーには,トレー識別子がエンコードされた識別媒体が設けられ,前記什器には,前記トレーに設けられた識別媒体を認識し,前記識別媒体にエンコードされた前記トレー識別子を取得するトレー識別手段が前記入力ポート毎に備えられ,前記警報変動量設定手段は,前記トレー識別子に関連付けて前記設定比率を記憶し,前記警報変動量を算出するとき,前記入力ポートに対応する前記トレー識別手段を作動させて前記トレー識別子を取得し,該トレー識別子に関連付けられた前記設定比率を用いて前記警報変動量を算出することを特徴とする盗難警報システムである。
上述した第3の発明によれば,前記商品の一つの重さが前記トレー毎で大幅に異なる場合であっても,前記什器に陳列された前記商品が購入されたことを盗難として誤検知することはなくなる。
更に,第4の発明は,第1の発明から第3の発明のいずれか一つに記載の盗難警報システムであって,前記什器に設けられる前記盗難検知手段は,前記変動量が前記警報変動量以上になった前記入力ポートのポート番号を少なくとも含む盗難検知ログを生成し,前記盗難警報システムには,前記什器から取得した前記盗難検知ログにおける前記入力ポートのポート番号の出現頻度を解析し,該頻度が閾値を超えた前記入力ポートを所定の時間間隔で盗難検知する前記スケジュールデータを生成するスケジュール生成装置を含むことを特徴とする盗難警報システムである。
上述した第4の発明によれば,前記重量センサを,前記什器の棚板上において前記トレーが配置される位置に応じて設け,更に,該位置で前記重量センサと前記什器を接続するように構成し,前記盗難検知ログにおける前記入力ポートのポート番号の出現頻度から盗難の頻度を求めれば,前記什器の棚板上において盗難に遭いやすい位置に載せられた前記トレーを重点的に盗難検知できるようになる。
更に,第5の発明は,第2の発明から第4の発明のいずれか一つに記載の盗難警報システムであって,前記什器に設けられた前記警報変動量設定手段は,盗難検知の指示を受けると,前記総重量を前記重量計から取得できなかった前記入力ポートのポート番号を記憶し,前記盗難検知の指示を受けた後に,前記警報変動量を設定する指示を受けると,該入力ポートに関してのみ,前記重量計から取得した前記トレーに係わる総重量に設定比率をかけることで前記警報変動量を算出し,該入力ポートのポート番号に関連付けて記憶されている前記警報変動量を更新する処理を実行することを特徴とする盗難警報システムである。
上述した第5の発明によれば,前記トレーに係わる総重量を取得できなかった前記入力ポートのポート番号に対応する前記トレーは,前記什器から取り外されていると考えられるため,前記トレーに並べられる前記商品が変更された場合は,該トレーに対応する前記警報変動量のみを更新できるようになる。
更に,第6の発明は,什器に並べられたトレー内に陳列される商品の盗難を検知する盗難警報方法であって,前記トレー内に存在するすべての前記商品もしくは前記トレーの重さを加えた総重量を計測する前記重量センサのセンサ信号が入力される入力ポートの中から,盗難検知の対象となる前記入力ポートを選択し,該入力ポートの前記センサ信号から前記総重量を計測・記憶するステップa1,該入力ポートの前回の前記総重量と今回の前記総重量の差である変動量を求めるステップa2,前記入力ポートの番号に関連付けられ,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量と該変動量を比較し,該変動量が該警報変動量である場合は警報装置に対して警報の発信を指示するステップa3を,前記入力ポートのポート番号の並び順で盗難検知の順序が示されるスケジュールデータに従い,前記什器が,前記入力ポートを変更しながら繰り返し実行する盗難検知工程が実行されることを特徴とする盗難警報方法である。
更に,第7の発明は,第6の発明に記載の盗難警報方法であって,前記什器が前記警報変動量を設定する指示を受けると,前記入力ポートに入力される前記センサ信号から計測した前記総重量に前記入力ポートに設定されている設定比率を乗算するステップb1,警報を発信するときの該総重量の変動量である警報変動量を算出し,前記入力ポートのポート番号に関連付けて前記警報変動量を記憶するステップb2を,前記什器が,前記入力ポート毎に実行する警報変動量設定工程を含むことを特徴とする盗難警報方法である。
更に,第8の発明は,第7の発明に記載の盗難警報方法であって,前記警報変動量設定工程において,前記什器は,前記ステップb1において,前記トレーに設けられた識別媒体を認識し,前記識別媒体にエンコードされたトレー識別子を取得した後,前記トレー識別子に関連付けて記憶している前記設定比率の中から,該トレー識別子に関連付けられた前記設定比率を用いて前記警報変動量を算出することを特徴とする盗難警報方法である。
上述した第6の発明から第8の発明は方法に係わる発明で,第1の発明から第3の発明と同様の効果が得られる。
このように本発明によれば,重量を利用して商品の盗難を防止する際,化粧品のように,重さの異なる複数の種類の商品が同じ什器の同じ棚に陳列された場合であっても,商品の盗難を検知することができ,更に,什器に陳列された商品が販売された場合であっても,盗難を誤認識することない盗難警報システム及び方法を提供できる。
本実施形態における盗難警報システムの外観を説明する図。 本実施形態におけるトレーのブロック図。 本実施形態における什器のブロック図。 什器が実行する一連の動作を説明するフロー図。 警報変動量設定工程を説明するフロー図。 盗難検知工程のフロー図。 スケジュールデータを説明する図。 識別媒体を備えたトレーを説明する図。 変形例1の什器を説明する図。 変形例の盗難警報システムの構成を説明する図。 スケジュール生成装置を説明する図。
ここから,本発明に係わる盗難警報システム1について,図を参照しながら詳細に説明する。図1は,本実施形態における盗難警報システム1の外観を説明する図である。
図1に図示したように,本実施形態は,商品(ここでは,化粧品)を陳列する陳列棚に本発明に係わる什器を適用した実施形態で,図1で図示した什器2の各棚板2aには,口紅や洗髪剤などの化粧品の種類別に本発明に係わるトレー3(ここでは,合計8個)が載せられている。
本実施形態において,トレー3内に並べられている化粧品の総重量を計測する重量計の機能はトレー3に設けられている。什器2には,各トレー3が計測した総重量の変動量を演算し,該総重量の変動量を利用して化粧品の盗難を検知する機能を備えたコントローラ20と,該重量の変動量が警報変動量を超えたときに警報音を発するスピーカ21と,警報変動量を設定するときに押される設定ボタン22aと,盗難検知を開始するときに押される盗難検知ボタン22bと,警報をリセットするときに押されるリセットボタン22cが設けられている。
なお,図1では,警報を発する警報装置をスピーカ21としているが,警報装置はスピーカ21でなくともよく,光を用いて警報を発するライト,または,無線端末に警報を通知するようにすることもできる。
図2は,図1で図示した什器2に載せられるトレー3のブロック図である。トレー3の内部には,トレー3に並べられた化粧品の総重量を計測する重量センサ30が設けられ,重量センサ30の幅方向の左右にそれぞれには,重量に係わるセンサ信号を出力する2つのセンサ部301(例えば,ロードセル)と,センサ信号を増幅するなどして外部(ここでは,什器2)に出力する出力回路部302と,什器2のケーブルが挿入されるコネクタ部302aが備えられている。
化粧品が並べられるトレー3の中板3aは,トレー3の側面板3c,前面板3d及び背面板3bには固定されておらず,トレー3の中板aは,重量センサ301に固定された構造としているため,重量センサ30が出力するセンサ信号は,トレー3内に存在する化粧品の総重量に対応する。
図3は,図1で図示した什器2のブロック図である。図3に図示したように,什器2には,陳列棚に載せられた各トレー3に備えられた重力センサ30からセンサ信号が入力される入力ポート200aを少なくともトレー3の数だけ有し,重力センサ30から出力されるセンサ信号から総重量を演算することで,指定されたトレー3の総重量を計測する重量計測手段200と,設定ボタン22aが押されたことを検知すると,重量計測手段200に総重量の計測を指示し,各々の入力ポート200aに対する警報変動量を自動的に算出・設定する警報変動量設定手段201と,入力ポート200aに接続しているトレー3の総重量の変動量を監視することで,トレー3内に並べられた化粧品の盗難を検知する盗難検知手段202と,盗難検知手段202が盗難を検知したときに警報を発する警報装置となるスピーカ21が設けられている。
什器2に備えられた重量計測手段200が有する入力ポート200aは,トレー3に備えられた重量センサ30の出力に依存し,重量センサ30からの出力がアナログ信号ならば入力ポート200aはアナログ入力ポートになり,重量センサ30からの出力がデジタル信号ならば入力ポート200aはデジタル入力ポートになる。
入力ポート200aそれぞれには,入力ポート200a毎で異なるポート番号が割り振られ。本実施形態では,什器2に載せられたトレー3の数は8個であるため,重量計測手段200は8個の入力ポート200aを有し,入力ポート200aには「1」から「8」までのポート番号が割り振られる。
なお,上述しているように,入力ポート200aから伸びているケーブル200bの先端を,トレー3が配置される位置に応じて什器2の棚板2a上に出しておくことで,入力ポート200aのポート番号は,什器2の棚板2a上の位置を示すようにすることができる。
什器2に備えられるコントローラ20は,CPU,RAM,ROM及びハードディスクなどが実装されたボードコンピュータで実現される装置で,コントローラ20のハードディスクには,コントローラ20を重量計測手段200,警報変動量設定手段201及び盗難検知手段202として機能させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。
ここから,什器2に備えられるコントローラ20によって実行される一連の動作を説明しながら,コントローラ20に備えられる警報変動量設定手段201及び盗難検知手段202について詳細に説明する。なお,コントローラ20に備えられる重量計測手段200は,入力ポート200aが多点になる以外は,一般的なデジタル重量計の重量演算部と同じ仕組みであるため,詳細な説明を省く。
図4は,什器2が実行する一連の動作を説明するフロー図である。図4に図示したように,コントローラ20は,まず,警報を発するときの重量の変動量である警報変動量を設定する警報変動量設定工程S1を実行し,その後に,警報変動量設定工程で設定された警報変動量に従い,什器2に陳列されている化粧品の盗難を検知する盗難検知工程S2を実行する。
図5は,コントローラ20の警報変動量設定手段201によって実行される警報変動量設定工程S1を説明するフロー図である。コントローラ20は,什器2に備えられた設定ボタン22aが押されると(S10),警報変動量設定手段201を作動させる。
コントローラ20の警報変動量設定手段201は,入力ポート200aのポート番号順に,入力ポート200aに接続したトレー3の総重量の計測を重量計測手段200に指示した後(S11),入力ポート200aに設定されている設定比率(例えば,5%)を該総重量に乗算することで該入力ポート200aの警報変動量を演算し,入力ポート200aのポート番号に関連付けて警報変動量をコントローラ20のRAMに記憶する共に,該総重量を初回の総重量として入力ポート200aのポート番号に関連付けて該RAMに記憶し(S12),すべての入力ポート200aについて警報変動量を算出すると,図5で図示した手順は終了する。
次に,警報変動量設定工程S1で設定された警報変動量に従い,什器2に陳列されている商品の盗難を防止する盗難検知工程S2について説明する。
図6は,什器2のコントローラ20が実行する盗難検知工程S2のフロー図である。什器2の盗難検知ボタン22bが押されると,コントローラ20は盗難検知手段202を作動させる。盗難検知手段202は,入力ポート200aのポート番号の並び順で盗難検知する順序が示されるスケジュールデータを記憶し,スケジュールデータに従い,盗難を検知する入力ポート200aを選択する(S20)。
スケジュールデータには,入力ポート200aのポート番号の並び順で盗難検知する順序が示され,什器2の盗難検知手段202は,スケジュールデータの最後に記載された入力ポート200aのポート番号が盗難検知に利用すると,スケジュールデータの最初に記載された入力ポート200aのポート番号が盗難検知に利用する。
図7は,スケジュールデータを説明する図である。図7(a)で図示したスケジュールデータ4aは,最もシンプルなスケジュールデータで,スケジュールデータ4aには入力ポート200aのポート番号が重複することなく連番で記述されている。
図7(a)のスケジュールデータ4aを利用すれば,盗難検知に利用される時間間隔は,各入力ポート200aで同じになる。
図7(b)で図示したスケジュールデータ4bは,特定の入力ポート200aのポート番号,すなわち,什器2の特定の位置を重点的に盗難検知するように生成されたスケジュールデータ4bで,図7(b)で図示したスケジュールデータ4bにおいては,入力ポート200aのポート番号が「1」のトレー3を重点的に盗難検知するように生成されている。
図7(b)で図示したスケジュールデータ4aでは,入力ポート200aのポート番号が「1」を3個に一つの割合で記述することで,3回に1回の割合で入力ポート200aのポート番号が「1」のトレー3を盗難検知に利用される。
図6の説明に戻る。コントローラ20の盗難検知手段202は,スケジュールデータを参照して,盗難防止する一つの入力ポート200aのポート番号を選択すると,選択した入力ポート200aに接続されたトレー3の総重量の計測を重量計測手段200に指示し,この時点の総重量を取得する(S21)。
コントローラ20の盗難検知手段202は,入力ポート200aに接続されたトレー3の今回の総重量を取得すると,該入力ポート200aのポート番号に関連付けて記憶している前回の総重量とこのとき取得した総重量の差を求めることで,総重量の変動量を算出した後,前回の総重量を今回の総重量に更新する(S22)。
コントローラ20の盗難検知手段202は,入力ポート200aに接続されたトレー3の総重量の変動量を算出すると,該入力ポート200aのポート番号に関連付けて記憶している警報変動量と該変動量を比較し,該入力ポート200aのポート番号に対応するトレー3に並べられている化粧品が盗難に遭ったか否かを判断する(S23)。
コントローラ20の盗難検知手段202は,選択した入力ポート200aのポート番号に接続されたトレー3の総重量の変動量が警報変動量以上であるとき,化粧品が盗難に遭ったと判断し,警報装置となるスピーカ21に対して警告音の発信を指示した後(S24),什器2に備えられたリセットボタン22cが押されると,スピーカ21に対して警告音の停止を指示し,S10に戻り,スケジュールデータを参照して,次に盗難検知する入力ポート200aのポート番号を選択し,選択したポート番号に対応する入力ポート200aを利用して盗難検知を行う。
また,選択した入力ポート200aのポート番号に接続されたトレー3の総重量の変動量が該トレー3の警報変動量未満であるとき,コントローラ20の盗難検知手段202は,警報装置となるスピーカ21に警告音の発信を指示せずに,S10に戻り,スケジュールデータを参照して,次に盗難検知する入力ポート200aのポート番号を一つ選択し,選択したポート番号に対応する入力ポート200aを利用して盗難検知を行う。
このように,コントローラ20の盗難検知手段202は,スケジュールデータで示される順番通りに,什器2に陳列された各トレー3を盗難検知する動作をサイクリックに行い,コントローラ20の電源が切断するなどして,盗難検知の終了が指示されると(S25),図6で図示した手順を終了する。
なお,本発明は,これまで説明した実施形態に限定されることなく,種々の変形が可能である。
(変形例1)
什器が,警報を発するときの重量の変動量である警報変動量を求めるときに利用する設定比率をすべて同一(例えば,5%)にすることもできるが,様々な化粧品を什器に陳列することを考えると,軽い口紅から重い洗髪剤など,一つ当たりの重量が異なる化粧品が什器2に陳列される場合があり,このようなケースでは,トレー毎に設定比率を変更できることが望ましい。
何故なら,化粧品の場合,商品を1個単位で購入されるが,盗難されるときの商品の個数は1個ではなく,数個まとめて盗難に遭うことが多いため,警報変動量を求めるときに利用する設定比率がすべての化粧品で同一であると,盗難検知の際に誤検知が発生してしまう。
例えば,重い洗髪剤が一つのトレー3に載せられる数を10個として,設定比率を10%とすると,重い洗髪剤が一つ売れると誤警報が発せられてしまう。これに対して,口紅は軽いため,一つのトレー3に載せられる数は洗髪剤よりも多く(例えば,30個),口紅が一つ売れても誤警報が発することはない。
警報変動量を算出ときに利用する設定比率をトレー3毎に設定するためには,トレー3を識別するためのトレー識別子をエンコードした識別媒体をトレー3に備えさせ,什器2に該識別媒体からトレー識別子を読み出す機能を備えさせて,これまで説明した警報変動量設定手段201に,トレー識別子に関連付けて設定比率を記憶したテーブルを持たせ,該テーブルを参照して警報変動量を算出できるようにすればよい。
図8は,識別媒体を備えたトレー5を説明する図である。図8で図示したトレー5には,トレー5のトレー識別子がエンコードされた識別媒体500(例えば,光学マーク)がトレー5の底板の裏面に貼られ,図2で図示したトレー3と同じものについては同じ符号を付与している。なお,識別媒体500としては,光学マーク500以外に,トレー3毎に異なる切り欠きを識別媒体とすることもできる。
図9は,変形例1の什器6を説明する図である。図9で図示した什器6には,図8を用いて説明した識別媒体を認識するトレー識別手段600が,入力ポート200aから伸びているケーブル200bの先端で出ている位置に応じて配置されることで,一つのトレー識別手段600が一つの入力ポート200aに対応するように備えられている。なお,図9では,図3の内容を同じものについては同じ符号を付与している。
什器2に備えられるトレー識別手段600の仕様は,トレー3が有する識別媒体500に依存し,識別媒体500が光学マークならば,トレー識別手段600は,光学マークにエンコードされたトレー識別子を読み取る光学センサになる。
更に,変形例1の警報変動量設定手段601は,トレー識別子に設定比率が関連付けられたテーブルを記憶し,上述した警報変動量設定工程において,警報変動量を算出するとき,入力ポート200aに対応するトレー識別手段600を作動させ,トレー6に貼られた識別媒体500からトレー識別子を取得し,該トレー識別子に関連付けられた設定比率を用いて警報変動量を算出する動作を行う。
(変形例2)
図10は,変形例2の盗難警報システム7の構成を説明する図で,変形例2の盗難警報システム7は,什器8aに加え,コントローラ20が盗難検知するときに利用するスケジュールデータを生成するスケジュール生成装置8をネットワーク7a上に設けた変形例である。
図10で図示した什器8aに備えられている手段は,什器8aの盗難検知手段が,警報を発すると共に,変動量が警報変動量以上になった入力ポート200aのポート番号を少なくとも含む盗難検知ログを生成し,生成した盗難検知ログをスケジュール生成装置8に送信する機能が追加される以外は,図3で説明した什器2と相違ない。
図11は,変形例2で新規に備えられるスケジュール生成装置8を説明する図である。スケジュール生成装置は,CPU,RAM,ROM,ハードディスク及びネットワーク通信インターフェースなどを備えた汎用のネットワークサーバで実現され,スケジュール生成装置8には,什器2から送信された盗難検知ログが記憶される盗難防止ログデータベース80と,盗難検知ログを解析してスケジュールデータを自動的に生成するスケジュールデータ生成手段81が備えられ,盗難防止ログデータベース80及びスケジュールデータ生成手段81は,スケジュール生成装置のハードウェア資源を利用し,各手段としてスケジュール生成装置を機能させるためのコンピュータプログラムで実現される。
スケジュール生成装置8の盗難検知ログデータベース80には,什器2から受信した盗難検知ログが時系列で記憶され,スケジュール生成装置8のスケジュールデータ生成手段81は,盗難検知ログデータベース80に記憶された盗難検知ログにおける入力ポート200aのポート番号の出現頻度を解析し,出現頻度が閾値以上の入力ポート200aを所定の時間間隔で盗難検知に利用するためのスケジュールデータを生成する。
一つのチャンネルを盗難検知するのに要する時間はシステム的に定まるため,スケジュール生成装置8のスケジュールデータ生成手段81は,出現頻度が閾値以上の入力ポート200aのポート番号がスケジュールデータに記述される間隔が所定時間に収まるように,該入力ポート200aのポート番号をスケジュールデータに記述する処理を行う。
なお,変形例2では,コントローラ20が盗難検知するときに利用するスケジュールデータを生成するスケジュール生成装置8をネットワーク7a上に設けていたが,スケジュール生成装置8の機能は什器に持たせることもできる。
(変形例3)
上述した実施形態において,什器2に備えられた警報変動量設定手段201は,すべての入力ポート200aについて警報変動量を算出していたが,トレー3に並べられる化粧品が変更されない場合,警報変動量を変更する必要がないため,トレー3に並べられる化粧品が変更された場合は,そのトレー3に対応する警報変動量のみを算出するようにすることが望ましい。
トレー3に係わる総重量を取得できなかった入力ポート200aのポート番号に対応するトレー3は,化粧品を入れ替えるために,什器2から取り外されていると考えられるため,トレー3に並べられる化粧品が変更された場合は,そのトレー3に対応する警報変動量のみを算出するようにするために,盗難検知の指示を受けると,トレー3に係わる総重量を取得できなかった入力ポート200aのポート番号を記憶する機能を什器2の警報変動量設定手段201に備えさせ,更に,盗難検知の指示を受けた後に,設定ボタンが押されると,盗難検知をしているときにポート番号を記憶した入力ポート200aに関してのみ,トレー3から取得した総重量に設定比率をかけることで警報変動量を算出し,該入力ポート200aのポート番号に関連付けて記憶されている警報変動量を更新する機能を,什器2の警報変動量設定手段201に備えさせればよい。
なお,本明細書では,トレーにデジタル重量計を備えさせていたが,当然のことながら,デジタル重量計を什器の棚板に設けることもできる。
1 盗難警報システム
2 什器
20 コントローラ
200 重量計測手段
200a 入力ポート
201 警報変動量設定手段
202 盗難検知手段
3 トレー
30 デジタル重量計

Claims (8)

  1. 什器に並べられたトレー内に陳列される商品の盗難を検知する盗難警報システムであって,前記トレー内に存在するすべての前記商品もしくは前記トレーの重さを加えた総重量を計測する重量センサが前記トレー毎に備えられ,前記什器には,前記重量センサのセンサ信号が入力される複数の入力ポートを有し,前記センサ信号から前記総重量を計測する重量計測手段と,盗難検知する順序が前記入力ポートのポート番号の並び順で示されるスケジュールデータと,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量を前記ポート番号毎に記憶し,盗難検知の指示を受けると,盗難検知の対象となる前記入力ポートの前記センサ信号から前記総重量を計測・記憶した後,該重量計から取得した前回の前記総重量と今回の前記総重量の差である変動量を求め,該変動量が警報変動量以上である場合に警報装置に対して警報の発信を指示する一連の処理を,前記スケジュールデータに従い前記入力ポートを変更しながら繰り返し実行する盗難検知手段を備えていることを特徴とする盗難警報システム。
  2. 請求項1に記載の盗難警報システムであって,前記什器には,前記警報変動量を設定する指示を受けると,前記入力ポートの前記センサ信号から取得した前記総重量に該入力ポートに設定された設定比率を乗算することで,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量を算出し,前記入力ポートのポート番号に関連付けて前記警報変動量を記憶する処理を前記入力ポート毎に実行する警報変動量設定手段を備えていることを特徴とする盗難警報システム。
  3. 請求項2に記載の盗難警報システムであって,前記トレーには,トレー識別子がエンコードされた識別媒体が設けられ,前記什器には,前記トレーに設けられた識別媒体を認識し,前記識別媒体にエンコードされた前記トレー識別子を取得するトレー識別手段が前記入力ポート毎に備えられ,前記警報変動量設定手段は,前記トレー識別子に関連付けて前記設定比率を記憶し,前記警報変動量を算出するとき,前記入力ポートに対応する前記トレー識別手段を作動させて前記トレー識別子を取得し,該トレー識別子に関連付けられた前記設定比率を用いて前記警報変動量を算出することを特徴とする盗難警報システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の盗難警報システムであって,前記什器に設けられる前記盗難検知手段は,前記変動量が前記警報変動量以上になった前記入力ポートのポート番号を少なくとも含む盗難検知ログを生成し,前記盗難警報システムには,前記什器から取得した前記盗難検知ログにおける前記入力ポートのポート番号の出現頻度を解析し,該頻度が閾値を超えた前記入力ポートを所定の時間間隔で盗難検知する前記スケジュールデータを生成するスケジュール生成装置を含むことを特徴とする盗難警報システム。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一つに記載の盗難警報システムであって,前記什器に設けられた前記警報変動量設定手段は,盗難検知の指示を受けると,前記総重量を前記重量計から取得できなかった前記入力ポートのポート番号を記憶し,前記盗難検知の指示を受けた後に,前記警報変動量を設定する指示を受けると,該入力ポートに関してのみ,前記重量計から取得した前記トレーに係わる総重量に設定比率をかけることで前記警報変動量を算出し,該入力ポートのポート番号に関連付けて記憶されている前記警報変動量を更新する処理を実行することを特徴とする盗難警報システム。
  6. 什器に並べられたトレー内に陳列される商品の盗難を検知する盗難警報方法であって,
    前記トレー内に存在するすべての前記商品もしくは前記トレーの重さを加えた総重量を計測する前記重量センサのセンサ信号が入力される入力ポートの中から,盗難検知の対象となる前記入力ポートを選択し,該入力ポートの前記センサ信号から前記総重量を計測・記憶するステップa1,該入力ポートの前回の前記総重量と今回の前記総重量の差である変動量を求めるステップa2,前記入力ポートの番号に関連付けられ,警報を発信するときの前記総重量の変動量である警報変動量と該変動量を比較し,該変動量が該警報変動量である場合は警報装置に対して警報の発信を指示するステップa3を,前記入力ポートのポート番号の並び順で盗難検知の順序が示されるスケジュールデータに従い,前記什器が,前記入力ポートを変更しながら繰り返し実行する盗難検知工程が実行されることを特徴とする盗難警報方法。
  7. 請求項6に記載の盗難警報方法であって,前記什器が前記警報変動量を設定する指示を受けると,前記入力ポートに入力される前記センサ信号から計測した前記総重量に前記入力ポートに設定されている設定比率を乗算するステップb1,警報を発信するときの該総重量の変動量である警報変動量を算出し,前記入力ポートのポート番号に関連付けて前記警報変動量を記憶するステップb2を,前記什器が,前記入力ポート毎に実行する警報変動量設定工程を含むことを特徴とする盗難警報方法。
  8. 請求項7に記載の盗難警報方法であって,前記警報変動量設定工程において,前記什器は,前記ステップb1において,前記トレーに設けられた識別媒体を認識し,前記識別媒体にエンコードされたトレー識別子を取得した後,前記トレー識別子に関連付けて記憶している前記設定比率の中から,該トレー識別子に関連付けられた前記設定比率を用いて前記警報変動量を算出することを特徴とする盗難警報方法。
JP2009085976A 2009-03-31 2009-03-31 盗難警報システム及び方法 Active JP5444792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085976A JP5444792B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 盗難警報システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085976A JP5444792B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 盗難警報システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010233864A true JP2010233864A (ja) 2010-10-21
JP5444792B2 JP5444792B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43088793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009085976A Active JP5444792B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 盗難警報システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5444792B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015044914A1 (en) * 2013-09-26 2015-04-02 Varrasso Sonia Inventory monitoring system
CN104799630A (zh) * 2015-03-27 2015-07-29 苏州市大力电器有限公司 一种防超重货架
CN108851788A (zh) * 2018-07-19 2018-11-23 安徽共生众服供应链技术研究院有限公司 一种防窃防调包仓库货架
JP2019064646A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 液体供給システム
KR20200123928A (ko) * 2019-04-23 2020-11-02 주식회사 디엠솔루션 스마트 화장품 진열대
JP2020193810A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 大日本印刷株式会社 荷重計、及び商品陳列棚
JP2020193807A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 大日本印刷株式会社 ひずみ変換器、荷重計、及び商品陳列棚
CN112690608A (zh) * 2014-11-12 2021-04-23 Rtc工业股份有限公司 用于库存管理的系统
JP2021515333A (ja) * 2018-03-02 2021-06-17 北京京▲東▼尚科信息技▲術▼有限公司Beijing Jingdong Shangke Information Technology Co., Ltd. ユーザによって購入された商品を識別するための方法および装置ならびにインテリジェント棚システム
US11157922B2 (en) 2016-05-26 2021-10-26 Purchase Point Llc Smart display system
US11580812B2 (en) 2004-02-03 2023-02-14 Rtc Industries, Inc. System for inventory management

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108125474A (zh) * 2017-12-25 2018-06-08 佛山市三水区精联自动化设备有限公司 一种通过wifi连接互联网的监控货架

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324491A (ja) * 1986-06-13 1988-02-01 ケニズ ダブリユ ブリアント 商品ラツク用盗難防止方法,装置及び盗難防止商品ラツク
JPH10304954A (ja) * 1997-05-06 1998-11-17 Kichinosuke Nagashio 陳列物品の盗難防止方法
JP2000137758A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Hitachi Ltd 商品管理方法及びその実施装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324491A (ja) * 1986-06-13 1988-02-01 ケニズ ダブリユ ブリアント 商品ラツク用盗難防止方法,装置及び盗難防止商品ラツク
JPH10304954A (ja) * 1997-05-06 1998-11-17 Kichinosuke Nagashio 陳列物品の盗難防止方法
JP2000137758A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Hitachi Ltd 商品管理方法及びその実施装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11580812B2 (en) 2004-02-03 2023-02-14 Rtc Industries, Inc. System for inventory management
US10235652B2 (en) 2013-09-26 2019-03-19 Sonia Varrasso Inventory control system
WO2015044914A1 (en) * 2013-09-26 2015-04-02 Varrasso Sonia Inventory monitoring system
CN112690608A (zh) * 2014-11-12 2021-04-23 Rtc工业股份有限公司 用于库存管理的系统
CN104799630A (zh) * 2015-03-27 2015-07-29 苏州市大力电器有限公司 一种防超重货架
US11157922B2 (en) 2016-05-26 2021-10-26 Purchase Point Llc Smart display system
US11687955B2 (en) 2016-05-26 2023-06-27 Purchase Point, Llc Smart display system
JP2019064646A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 液体供給システム
JP2021515333A (ja) * 2018-03-02 2021-06-17 北京京▲東▼尚科信息技▲術▼有限公司Beijing Jingdong Shangke Information Technology Co., Ltd. ユーザによって購入された商品を識別するための方法および装置ならびにインテリジェント棚システム
CN108851788A (zh) * 2018-07-19 2018-11-23 安徽共生众服供应链技术研究院有限公司 一种防窃防调包仓库货架
KR20200123928A (ko) * 2019-04-23 2020-11-02 주식회사 디엠솔루션 스마트 화장품 진열대
KR102198305B1 (ko) 2019-04-23 2021-01-04 주식회사 디엠솔루션 스마트 화장품 진열대
JP2020193810A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 大日本印刷株式会社 荷重計、及び商品陳列棚
JP2020193807A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 大日本印刷株式会社 ひずみ変換器、荷重計、及び商品陳列棚

Also Published As

Publication number Publication date
JP5444792B2 (ja) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5444792B2 (ja) 盗難警報システム及び方法
JP6165455B2 (ja) 商品管理システム
CN101206782B (zh) 重量计量器故障检测
AU2018253509A1 (en) System and method for assisting in locating and choosing a desired item in a storage location
JP2007525393A5 (ja)
US20130002422A1 (en) Wireless shelf pusher activity detection system and associated methods
CN108694779A (zh) 一种开放式自动售货机中商品的退货方法及其装置
CN105264552B (zh) 使用无线传感器网络的零售物品管理
JP2016511392A (ja) 在庫切れセンサ
WO2011163043A3 (en) Inventory monitoring using complementary modes for item identification
JP2007122288A5 (ja)
JP2007241926A (ja) 量り売り商品清算処理方法および量り売り商品清算システム
RU2004117913A (ru) Индикатор параметра окруужающей среды для скоропортящихся товаров
JP2009538206A5 (ja)
AU2012379721A1 (en) Method for assisting in locating a desired item in a storage location
RU2597492C2 (ru) Способ содействия обнаружению предмета в месте хранения
TW201841136A (zh) 商品管理裝置、商品管理裝置之控制方法及程式
JP2007071647A (ja) 惣菜販売システム
US11687955B2 (en) Smart display system
JP2014038552A (ja) 容器、計算機、行列防止システム、行列防止方法
JP2009082304A (ja) 什器
JP5791563B2 (ja) データ処理装置及びプログラム
JP2016177725A (ja) データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム
US20140375555A1 (en) Work support system, work support apparatus, work support method, and computer readable storage medium
JP2010112779A (ja) 組合せ計量用計量装置および組合せ計量システム、並びに組合せ計量方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120127

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5444792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150