JP2000137758A - 商品管理方法及びその実施装置 - Google Patents

商品管理方法及びその実施装置

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JP2000137758A
JP2000137758A JP30892598A JP30892598A JP2000137758A JP 2000137758 A JP2000137758 A JP 2000137758A JP 30892598 A JP30892598 A JP 30892598A JP 30892598 A JP30892598 A JP 30892598A JP 2000137758 A JP2000137758 A JP 2000137758A
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shelf
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JP30892598A
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Tomoko Yamamoto
倫子 山本
Izumi Ota
和泉 太田
Takashi Kawano
隆 川野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDタグの読取りエラーを検知しIDタグ内
の情報を利用して商品管理を行うことが可能な技術を提
供する。 【解決手段】 商品棚に保管されている商品を管理する
商品管理方法において、特定の棚に保管されている商品
のIDタグから当該商品の重量を示す登録重量を受信し
て前記受信した登録重量の合計値を算出するステップ
と、前記特定の棚に保管されている全商品の実重量を重
量測定装置により測定するステップと、前記算出した登
録重量合計値と前記測定した実重量とを比較して前記特
定の棚に保管されている全商品のIDタグからの読み取
りが行われたかどうかを判定するステップとを有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は店舗や物流倉庫等に
保管されている商品を管理する商品管理システムに関
し、特に個々の商品に貼付されたIDタグ(遠距離から
内部に記録されている情報を読取ることができるもの)
を使用して店舗や物流倉庫等に保管されている商品の棚
卸業務を行う商品管理システムに適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に従来の棚卸業務は、作業員が目視
により商品を一つ一つ数えてその数をハンディーターミ
ナル装置に手入力する方法や、商品に貼付されているバ
ーコードをバーコードリーダーで一つ一つ読込んでいく
方法で行われている。しかしこの方法の場合、商品を数
える作業やバーコードを認識する作業が人手によって行
われている為に、多大な時間と労働力が必要となり、作
業ミスも発生しがちである。
【0003】これらの問題を解決する為、個々の商品に
IDタグを貼付し、読取装置から電波を発してIDタグ
からの応答データを収集し、商品の数量やその他の所望
するデータの集計・管理を行う方法が、特開平8−33
5238号公報に開示されている(以下公知例1と記載
する)。また、陳列棚や倉庫棚に圧力センサを用いた重
量計を組み込み、測定した重量から棚に保管されている
商品の個数をリアルタイムに割り出す方法が、特開平1
0−17121号公報に開示されている(以下公知例2
と記載する)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
IDタグを用いた公知例1の方法では、IDタグ同士の
重なりや電波の干渉等で読取精度が落ちることが考えら
れ、IDタグの読取り率は必ずしも100%ではない。
その為、本当に全てのIDタグを読取ったのかを判断で
きないという問題がある。
【0005】また、棚に重量計を組み込む公知例2の方
法では、重量計の設置された棚一つに対して一種類の商
品しか置くことができず、一つの棚に複数種類の商品を
保管することが多い現実の商品保管方法の場面では適用
できない。
【0006】本発明の目的は上記問題を解決し、IDタ
グの読取りエラーを検知しIDタグ内の情報を利用して
商品管理を行うことが可能な技術を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品棚に保管
されている商品を管理する商品管理システムにおいて、
商品に貼付されたIDタグ中の登録重量と商品の実重量
とを比較してのIDタグからの読み取りが正常に行われ
たかどうかを判定するものである。
【0008】本発明の商品管理システムでは、特定の棚
に保管されている商品のIDタグから当該商品の登録重
量を含む商品情報を受信し、前記受信した登録重量の合
計値を算出する。
【0009】次に前記特定の棚に保管されている全商品
の実重量を重量測定装置により測定し、前記算出した登
録重量合計値と前記測定した実重量とを比較して前記特
定の棚に保管されている全商品のIDタグからの読み取
りが行われたかどうかを判定する。
【0010】全商品のIDタグからの読み取りが行われ
た場合には読み取った商品情報を用いて商品管理を行
い、全商品のIDタグからの読み取りが行われなかった
場合にはIDタグの再読み取り等の処理を行う。
【0011】以上の様に本発明の商品管理システムによ
れば、商品のIDタグ中の登録重量と実重量とを比較し
て全商品のIDタグからの読み取りが行われたかどうか
を判定するので、IDタグの読取りエラーを検知しID
タグ内の情報を利用して商品管理を行うことが可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に個々の商品に貼付されたI
Dタグを使用して店舗や物流倉庫等に保管されている商
品の棚卸業務を行う一実施形態の商品管理システムにつ
いて説明する。
【0013】本発明で用いるIDタグは、必要な情報の
記録と遠距離から内部の情報の読取りができるものであ
れば適用することができるが、以下は、特に有効と考え
られる非接触ICタグを例にとって説明する。
【0014】図1は本実施形態の非接触ICタグと重量
測定装置付きの棚を用いた商品管理システムのシステム
構成を示す図である。商品110には各々に当該商品の
情報を記憶した非接触ICタグ120が貼付されてい
る。非接触ICタグ120はバーコードの様に読取り方
向が限定されていないので、非接触ICタグ120を貼
付する場所や方向は限定されない。
【0015】商品110が保管されている棚には、その
棚に保管されている商品110の総重量を測定する重量
測定装置130と、測定した重量の値を電波(例えば赤
外線)によって出力する重量出力部140が取付けられ
ている。
【0016】棚卸作業の際に作業員は、読取装置150
を使用して非接触ICタグ120内の情報を収集し、棚
に保管されている商品110の実重量の情報を重量出力
部140から収集する。また読取装置150を予め棚に
固定的に取付けたものである設置型読取装置151を用
いて非接触ICタグ120内の情報を収集し、IDタグ
読取りエラー表示を自動的に行っても良い。
【0017】棚卸作業の際に読取装置150または設置
型読取装置151で得られた非接触ICタグ120のデ
ータは、最終的に商品管理装置160に集められ、棚卸
処理で用いられる。
【0018】図2は本実施形態の非接触ICタグ120
の概略構成を示す図である。図2に示す様に本実施形態
の非接触ICタグ120は、CPU201と、通信制御
部202と、電力蓄積部203と、メモリ204と、ア
ンテナ205と、IDタグファイル207とを有してい
る。
【0019】CPU201は、外部からの命令に応じて
メモリ204内に格納されているIDタグデータ送信処
理部206を稼動させ、IDタグファイル207のデー
タの読み書きを制御したりデータの演算を行う回路であ
る。
【0020】通信制御部202は、外部との間のデータ
通信及び電力供給の制御を行う回路である。電力蓄積部
203は、外部から受けた電力を一時的に蓄積してお
き、CPU201等が動作する為の電力を供給する回路
である。
【0021】メモリ204は、非接触ICタグ120全
体の動作を制御する処理プログラムや外部から入力され
たデータをIDタグファイル207に格納する回路であ
る。アンテナ205は、外部との通信を行うときの電波
の送受信及び外部からの電力供給を受ける部位である。
IDタグファイル207は、非接触ICタグ120が貼
付された商品110の登録重量等の情報を格納するファ
イルである。
【0022】また非接触ICタグ120はIDタグデー
タ送信処理部206を有している。IDタグデータ送信
処理部206は、IDタグファイル207中の登録重量
を含む商品情報を読取装置150または設置型読取装置
151に送信する処理部である。
【0023】非接触ICタグ120をIDタグデータ送
信処理部206として機能させる為のプログラムは、R
OM等の記録媒体に記録されて実行されるものとする。
CPU201がメモリ204内のプログラムに従って処
理を行うことでIDタグデータ送信処理部206として
の機能が実現される。なお前記プログラムを記録する媒
体はROM以外の他の媒体でも良い。
【0024】図3は本実施形態の非接触ICタグ120
内のIDタグファイル207の一例を示す図である。I
Dタグファイル207は、IDタグNo301、商品コ
ード/商品名302、登録重量303及び数量304を
有している。
【0025】IDタグNo301は非接触ICタグ12
0の一枚一枚に付けられている一意な識別番号である。
商品コード/商品名302は、商品110を特定できる
ものであり、この条件を満たしているものであれば商品
コードや商品名でなくてもかまわない。
【0026】登録重量303は商品110の梱包材を含
んだ重量をKg単位で表している。数量304は、非接
触ICタグ120一枚が管理する商品110の数であ
り、通常は「1」であるが、複数個をセット販売する場
合等、状況に応じて「1」より大きい値を入れることが
できる。
【0027】図4は本実施形態の読取装置150の概略
構成を示す図である。図4に示す様に本実施形態の読取
装置150は、電力供給部401と、読取り部402
と、表示部403と、CPU404と、メモリ405
と、読取りファイル407と、指示部408と、読取り
データ送信部409とを有している。
【0028】電力供給部401は、非接触ICタグ12
0に電力を供給する回路である。読取り部402は、非
接触ICタグ120に命令を送信して応答データを読取
り、また重量測定装置130で測定した棚内の商品11
0の実重量を重量出力部140から受信する回路であ
る。
【0029】表示部403は、読取装置150の動作状
態やCPU404から送信された情報、IDタグ読取り
エラー等を表示する装置である。CPU404は、メモ
リ405内に格納されている処理プログラムによって読
取装置150全体の動作を制御し、入手したデータ及び
メモリ405内に格納されている読取りファイル407
を処理し、結果を表示部403へ送信したり、メモリ4
05の読取りファイル407へのデータの格納を行う回
路である。
【0030】メモリ405は、CPU404で使用する
処理プログラム及び読取りファイル407を格納する記
憶装置である。読取りファイル407は、読取り部40
2で読取った非接触ICタグ120のデータを格納する
ファイルである。
【0031】指示部408は、作業者が読取装置150
の動作開始・停止等の指示や棚番等の入力をするキー入
力装置である。読取りデータ送信部409は、メモリ4
05内の読取りファイル407のデータを商品管理装置
160へ送信する通信装置である。
【0032】また読取装置150は、登録重量処理部4
10と、実重量処理部411と、重量比較処理部412
とを有している。
【0033】登録重量処理部410は、特定の棚に保管
されている商品110の非接触ICタグ120から当該
商品の登録重量303を受信し、前記受信した登録重量
303の合計を算出する処理部である。実重量処理部4
11は、前記特定の棚に保管されている全商品の実重量
を重量測定装置130により測定する処理部である。
【0034】重量比較処理部412は、前記算出した登
録重量合計値と前記測定した実重量とを比較して前記特
定の棚に保管されている全商品の非接触ICタグ120
からの読み取りが行われたかどうかを判定する処理部で
ある。
【0035】読取装置150を登録重量処理部410、
実重量処理部411及び重量比較処理部412として機
能させる為のプログラムは、ROM等の記録媒体に記録
されて実行されるものとする。CPU404がメモリ4
05内のプログラムに従って処理を行うことで登録重量
処理部410、実重量処理部411及び重量比較処理部
412としての機能が実現される。なお前記プログラム
を記録する媒体はROM以外の他の媒体でも良い。
【0036】図5は本実施形態の読取装置150内の読
取りファイル407の一例を示す図である。読取りファ
イル407は、IDタグNo501、商品コード/商品
名502、登録重量503、数量504、登録重量合計
505及び棚番号506を有している。
【0037】IDタグNo501には、読取装置150
が読取った非接触ICタグ120内のIDタグファイル
207のIDタグNo301が記録される。同様に商品
コード/商品名502にはIDタグファイル207の商
品コード/商品名302、登録重量503にはIDタグ
ファイル207の登録重量303、数量504にはID
タグファイル207の数量304が記録される。
【0038】また登録重量合計505には、読取りファ
イル407の登録重量503を合計した値が記録され
る。棚番号506は、読取装置150が読取った非接触
ICタグ120が存在している棚の番号を表している。
【0039】図6は本実施形態の設置型読取装置151
の概略構成を示す図である。設置型読取装置151は、
電力供給部401、読取り部402、表示部403、C
PU404、メモリ602、重量入力部601及び読取
りデータ送信部409を有している。メモリ602内に
は、設置型読取装置151の処理プログラムと読取りフ
ァイル407が格納されている。
【0040】読取装置150と同様の動作をするものに
ついては同一の番号を付け、ここでは説明しない。読取
装置150との相違点のみ記述する。CPU404は、
メモリ602内に格納されている処理プログラムによっ
て、読取り部402や重量入力部601から入手したデ
ータ及びメモリ602内に格納されている読取りファイ
ル407を処理し、結果を表示部403へ送信したり、
メモリ602の読取りファイル407へのデータの格納
を行う。
【0041】重量入力部601は、棚に取付けられた重
量測定装置130とケーブルで接続されており、棚に保
管されている商品110の実重量をケーブル経由で取得
する。但し読取装置150と同様に赤外線等を使用し、
読取り部402で重量出力部140から取得しても良
い。メモリ602は、CPU404で使用する処理プロ
グラム及び読取りファイル407を格納する。
【0042】図7は本実施形態の商品管理装置160の
概略構成を示す図である。図7に示す様に本実施形態の
商品管理装置160は、CPU701と、指示部702
と、出力部703と、メモリ704と、商品管理ファイ
ル706と、棚卸ファイル707と、ロスファイル70
8と、読取りデータ受信部709とを有している。
【0043】CPU701は、メモリ704内に格納さ
れているプログラムによって商品管理装置160全体の
動作を制御し、入手したデータ及びメモリ704内に格
納されている商品管理ファイル706、棚卸ファイル7
07、ロスファイル708を処理し、結果を出力部70
3へ出力したり、メモリ704の商品管理ファイル70
6、棚卸ファイル707やロスファイル708へのデー
タの格納を行う回路である。
【0044】指示部702は、商品管理装置160への
操作指示を入力する入力装置である。出力部703は、
商品管理装置160の動作状況やCPU701から送信
された情報をプリンタや画面に出力する出力装置であ
る。メモリ704は、商品管理装置160全体を制御す
るプログラムと、商品管理ファイル706、棚卸ファイ
ル707、ロスファイル708を格納する記憶装置であ
る。
【0045】商品管理ファイル706は、帳簿上の在庫
情報を格納するファイルである。棚卸ファイル707
は、読取装置150または設置型読取装置151から取
得したデータを集計するファイルである。ロスファイル
708は、商品管理ファイル706と棚卸ファイル70
7の差分を格納するファイルである。読取りデータ受信
部709は、読取装置150または設置型読取装置15
1からのデータを受信する通信装置である。
【0046】また商品管理装置160は、棚卸ファイル
作成処理部710と、ロスファイル作成処理部711と
を有している。棚卸ファイル作成処理部710は、読取
装置150または設置型読取装置151で読み取られた
複数の商品110の情報を集約して棚卸ファイル707
に格納する処理部である。ロスファイル作成処理部71
1は、商品管理ファイル706と棚卸ファイル707と
を比較してその差異を示すロスファイル708を作成す
る処理部である。
【0047】商品管理装置160を棚卸ファイル作成処
理部710及びロスファイル作成処理部711として機
能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体
に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロ
ードされて実行されるものとする。CPU701がメモ
リ704内のプログラムに従って処理を行うことで棚卸
ファイル作成処理部710及びロスファイル作成処理部
711としての機能が実現される。なお前記プログラム
を記録する媒体はCD−ROM以外の他の媒体でも良
い。
【0048】図8は本実施形態の商品管理装置160内
の商品管理ファイル706の一例を示す図である。商品
管理ファイル706は、商品コード/商品名801、登
録重量802、合計数量803、IDタグNo804、
数量805及び棚番号806を有している。
【0049】商品コード/商品名801は、商品110
を特定できるものであり、この条件を満たしているもの
であれば、商品コードや商品名でなくてもかまわない。
登録重量802は、商品コード/商品名801で特定さ
れる商品110の登録された重量である。合計数量80
3は、商品コード/商品名801で特定される商品11
0の本来あるべき合計個数である。
【0050】IDタグNo804には、商品コード/商
品名801で特定される商品110に貼付してある非接
触ICタグ120のIDタグNo301が記録される。
数量805には、IDタグNo804で特定される非接
触ICタグ120が管理している商品110の数量30
4が記録される。棚番号806には、IDタグNo80
4で特定される非接触ICタグ120が存在している棚
の番号が記録される。
【0051】図9は本実施形態の商品管理装置160内
の棚卸ファイル707の一例を示す図である。棚卸ファ
イル707は、商品コード/商品名901、登録重量9
02、合計数量903、IDタグNo904、数量90
5及び棚番号906を有している。
【0052】商品コード/商品名901は、商品110
を特定できるものであり、この条件を満たしているもの
であれば、商品コードや商品名でなくてもかまわない。
登録重量902は、商品コード/商品名901で特定さ
れる商品110の登録された重量である。合計数量90
3は、商品コード/商品名901で特定される商品11
0を読取装置150または設置型読取装置151で読取
った合計数であり、読取装置150または設置型読取装
置151内の読取りファイル407から取得したデータ
から算出される。
【0053】IDタグNo904には、読取装置150
または設置型読取装置151内の読取りファイル407
から取得したIDタグNo501が記録される。数量9
05には、読取装置150または設置型読取装置151
内の読取りファイル407から取得した数量504が記
録される。棚番号906には、読取装置150または設
置型読取装置151内の読取りファイル407から取得
した棚番号506が記録される。
【0054】図10は本実施形態の商品管理装置160
内のロスファイル708の一例を示す図である。ロスフ
ァイル708は、商品管理ファイル706と棚卸ファイ
ル707のデータに違いが発生した場合に、その違いの
発生原因を調査する為の情報として用いることができ
る。
【0055】ロスファイル708は、商品コード/商品
名1001、登録重量1002、差異数量1003、I
DタグNo1004、数量1005、棚番号1006を
有している。
【0056】商品コード/商品名1001は、商品11
0を特定できるものであり、この条件を満たしているも
のであれば、商品コードや商品名でなくてもかまわな
い。登録重量1002は、商品コード/商品名1001
で特定される商品110の登録された重量である。
【0057】差異数量1003には、商品管理ファイル
706の合計数量803と棚卸ファイル707の合計数
量903の差が記録される。例えば、商品管理ファイル
706において、商品コード/商品名801がZZR250で
ある商品110の合計数量803が「8」であったとす
る。棚卸の結果、ZZR250は7つあることが分かり、棚卸
ファイル707におけるZZR250の合計数量903は
「7」と記録される。この時、ロスファイル708にお
けるZZR250の差異数量1003には、(棚卸ファイル7
07の合計数量903)−(商品管理ファイル706の
合計数量803)、つまり7−8=−1で「−1」が記
録される。
【0058】差異数量1003が負数のときは商品11
0が管理上の数より少ないことが分かり、原因としては
入出庫管理の不備や盗難等が考えられる。差異数量10
03が正数のときは商品110が管理上の数より多いこ
とが分かり、原因としては入出庫管理の不備等が考えら
れる。
【0059】IDタグNo1004には、商品管理ファ
イル706のIDタグNo804と棚卸ファイル707
のIDタグNo904で一致しなかったものが記録され
る。数量1005はIDタグNo1004で特定される
非接触ICタグ120が管理している商品110の数量
304を表している。この数量1005では、商品管理
ファイル706に記録されているのに棚卸ファイル70
7に記録されていない非接触ICタグ120の数量30
4は負数で、反対に商品管理ファイル706には記録さ
れていないのに棚卸ファイル707には記録されている
非接触ICタグ120の数量304は正数で表される。
棚番号1006は、IDタグNo1004で特定される
非接触ICタグ120が存在している棚の番号である。
【0060】図11〜図15は一つの棚に対する棚卸業
務の処理フロー図である。これらのフロー図に従って棚
卸業務の流れを説明をする。なおここでは読取装置15
0を使用する場合を例にあげて説明する。
【0061】図11は本実施形態の商品管理システム全
体の処理手順を示すフローチャートである。ステップ1
101ではそれぞれの商品110に取付けられた非接触
ICタグ120を読取る。この処理は読取装置150に
おいて処理される。ステップ1102では読取った非接
触ICタグ120内のデータを基に棚卸処理を行う。こ
の処理は商品管理装置160において処理される。
【0062】図12は本実施形態のステップ1101の
IDタグ読取り処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。図13は本実施形態のステップ1101のIDタ
グ読取り処理の続きを示す図である。ステップ1201
で作業者は、読取り開始の指示と作業の対象となる棚番
号等、作業に必要な情報を読取装置150の指示部40
8から入力する。なお前記棚番号を格納した非接触IC
タグ120を各棚に取付けておき、非接触ICタグ12
0の読取りと同時に同様の方法で当該棚番号を取得して
も良い。
【0063】ステップ1202で読取装置150内のC
PU404は、読取り開始情報や作業者が入力した情
報、例えば棚番号等を表示部403へ表示する。作業者
はそれを確認した上で非接触ICタグ120の読取りを
開始する。
【0064】ステップ1203で読取装置150の登録
重量処理部410は、棚卸作業の対象となる棚に存在す
る非接触ICタグ120に電力供給部401から電力を
供給する。ここで棚の材質としては、読取りの際に読取
装置150が別の棚に管理されている商品110に取付
けられた非接触ICタグ120を読取り難くなる様に金
属等の導電体が適している。
【0065】ステップ1204で読取装置150の登録
重量処理部410は、読取り部402から非接触ICタ
グ120に対してデータの読取りを命令する。ステップ
1205では非接触ICタグ120内のIDタグファイ
ル207を読取る。この処理は非接触ICタグ120に
おいて処理される。ステップ1206で登録重量処理部
410は非接触ICタグ120からのデータを読取り部
402によって受信する。
【0066】ステップ1207で読取装置150の登録
重量処理部410は、ステップ1206で受信した非接
触ICタグ120内のIDタグNo301をキーとし
て、読取りファイル407内のIDタグNo501を検
索し、前記読取った非接触ICタグ120のデータが既
に読取りファイル407内にあるかどうかを調べる。
【0067】ステップ1208ではステップ1207の
検索の結果を調べ、読取りファイル407内にIDタグ
No301が既にあれば、前記読取った非接触ICタグ
120は読取り済みであると判断してステップ1210
へ進む。読取りファイル407内にIDタグNo301
がなければ、初めて読取った非接触ICタグ120であ
ると判断してステップ1209進む。
【0068】ステップ1209で登録重量処理部410
は、受信したデータを読取装置150におけるメモリ4
05の読取りファイル407に追加する(IDタグNo
301をIDタグNo501に、商品コード/商品名3
02を商品コード/商品名502に、登録重量303を
登録重量503に、数量304を数量504に、棚の番
号を棚番号506にそれぞれ格納する)。
【0069】ステップ1210で登録重量処理部410
は、棚卸を行っている特定の棚に保管されている商品1
10について、読取装置150に応答した全ての非接触
ICタグ120のデータを読取りファイル407に記録
したかどうかを調べ、前記全ての非接触ICタグ120
の読取りが終了したらステップ1211へ進む。ステッ
プ1211で登録重量処理部410は、読取りファイル
407内の登録重量503の合計を計算し、登録重量合
計505へ格納する。
【0070】ステップ1212で読取装置150の実重
量処理部411は読取り部402を動作させ、棚に保管
されている商品110の実重量を重量出力部140から
受信する。具体的な通信方法としては赤外線を用いた方
法等が考えられる。次にステップ1213で実重量処理
部411はステップ1212で取得した実重量から許容
重量の範囲を算出する。
【0071】ステップ1214で重量比較処理部412
は、ステップ1211で算出した登録重量合計505が
前記算出した許容重量の範囲内であるかどうかを判断
し、読取装置150の表示部403へ結果を表示する。
登録重量合計505が許容重量の範囲内であればステッ
プ1218へ進み、登録重量合計505が許容重量の範
囲より上であればステップ1215へ、許容重量の範囲
より下であればステップ1216へそれぞれ進む。
【0072】ここで許容重量の算出方法と登録重量合計
505との比較方法を以下に例をあげて説明する。いま
棚卸作業対象である棚の中にA、B、Cという3種類の
商品110が複数個ずつ存在しているとする。それらの
商品110の登録重量303はそれぞれw1、w2、w3
である(w1>w2>w3であるとする)。重量測定装置
130で測定したこれら商品A、B、Cの実重量の合計
がWのとき、許容重量の範囲をW−α以上、W+α未
満、α=(w3)/2とする。
【0073】仮に商品Aが3個、商品Bが2個、商品C
が4個あり、w1が5Kg、w2が3Kg、w3が2Kg
のとき、読取装置150で読取った際に商品Aを3個、
商品Bを2個、商品Cを3個読取ったとする(商品Cを
1個読取っていない)。このとき、実重量Wは5Kg×
3個+3Kg×2個+2Kg×4個=29Kgである
が、登録重量合計505は5Kg×3個+3Kg×2個
+2Kg×3個=27Kgである。許容重量の範囲は2
9Kg−2Kg/2=28Kg以上29Kg+2Kg/
2=30Kg未満であるから、登録重量合計505の2
7Kgはこの許容重量の範囲内に入っておらず、この非
接触ICタグ120読取り作業にはエラーがあると判断
できる。
【0074】但し商品110の登録重量303が大き
く、エラーの判断基準として不的確なほど許容重量の範
囲が広くなってしまう場合等、状況に応じてα=1Kg
の様にαを一定値に定めたり、α≦2Kgの様に上限値
を定めるといった運用をしてもかまわない。また、ここ
であげた許容重量の設定方法は一例に過ぎず、他の設定
方法を使用しても良い。
【0075】ステップ1215で登録重量合計505が
実重量より重い原因としては、作業対象ではない棚に保
管してある商品110に貼付された非接触ICタグ12
0を読取装置150で読取ってしまったか、作業対象の
棚に保管してある商品110に何らかの異常があるか、
または作業対象の棚に保管してある商品110の非接触
ICタグ120に正しい情報が記録されていないこと等
が考えられる。
【0076】ここで各棚毎に保管されているはずの商品
110の情報(商品管理装置160における商品管理フ
ァイル706やこれに相当するもの)を読取装置150
内に格納しておき、読取装置150の重量比較処理部4
12が、商品コード/商品名302を前記格納してある
情報に照らし合わせて余計な商品110の非接触ICタ
グ120を読んだことによるエラーか否かを判断し、そ
の結果を表示部403に表示しても良い。
【0077】エラーの原因が作業対象ではない棚に保管
してある商品110に貼付された非接触ICタグ120
の読取りが原因ならばステップ1201に戻り、今まで
の作業を繰り返す。必要であれば、余計に読み取ってし
まった商品110の情報を表示部403に表示させても
かまわない。
【0078】エラーの原因が上記以外ならばステップ1
217へ進む。但し判断材料となる情報(例えば各棚毎
の保管商品の商品コード等)がない場合や判断を人手で
行いたい場合等、状況に応じてステップ1215の処理
を行わずにステップ1217へ進んでもかまわない。
【0079】ステップ1216で登録重量合計505が
実重量より軽い原因としては、読取り可能範囲外の非接
触ICタグ120があるか、商品110に何らかの異常
があるか、または非接触ICタグ120に正しい情報が
入っていないこと等が考えられる。
【0080】そこでステップ1216の処理を行った回
数を数え、その回数が予め設定されているある回数に達
するまではステップ1201に戻り、今までの作業を繰
り返す。ステップ1216の処理を行った回数が前記設
定されているある回数に達している場合には、どうして
も読取ることができない非接触ICタグ120が存在す
るか商品110や非接触ICタグ120に欠陥があると
考えられるのでステップ1217へ進む。但し判断を人
手で行いたい場合等、状況に応じてステップ1216の
処理を行わずにステップ1217へ進んでもかまわな
い。
【0081】ステップ1217では商品110一つ一つ
に対して異常(不良品、非接触ICタグ120の貼り違
い等)がないかを人手で確認する。異常な商品110に
関してはそれぞれの場合に応じて対処をする。例えばタ
グの貼り違いに対しては正しいタグを付け直し、不良品
に対しては製造元へ返品の手続きをする等が考えられ
る。
【0082】その際に読取りファイル407に既に記録
されている異常な商品110のデータを読取りファイル
407から削除する必要があり、消去指示を作業者が読
取装置150の指示部408から入力し、その指示に従
ってCPU404が読取りファイル407から該当デー
タを消去する。
【0083】異常な商品110に関してそれぞれの場合
に応じた対処を行った後、作業者は読取装置150の登
録重量処理部410を実行して読取り部402から正し
い非接触ICタグ120を読取らせ、対処後の正しい情
報を読取りファイル407へ記録する。
【0084】ステップ1218で読取装置150の重量
比較処理部412は、読取りが正常に終了したことを表
示部403に表示して作業者に知らせる。ステップ12
19で作業者は読取装置150の指示部408からデー
タのアップロード指示を出し、読取りファイル407を
読取りデータ送信部409から商品管理装置160に送
信する。具体的な送信方法としては、ドッキングステー
ションを介して読取装置150と商品管理装置160と
を接続して行う場合や、ケーブルで両者を直接接続する
場合、赤外線等の通信を用いる方法等が考えられる。但
しアップロードは棚毎に行わなくても良い。アップロー
ドを棚毎に行わない場合は、次の棚の棚卸しを行う為に
新しい読取りファイル407を作成する。ステップ12
20で読取装置150は、商品管理装置160にアップ
ロードした読取りファイル407内のデータを消去す
る。
【0085】図14は本実施形態のステップ1205の
IDタグファイル207の読取り処理の処理手順を示す
フローチャートである。ステップ1301で非接触IC
タグ120は、読取装置150から供給された電力をア
ンテナ205経由で電力蓄積部203に蓄積し、また読
取装置150からの命令を示す信号をアンテナ205経
由で通信制御部202にて受信する。
【0086】ステップ1302で非接触ICタグ120
は、メモリ204内のIDタグデータ送信処理部206
を稼動させ、受信した命令を処理して、メモリ204内
のIDタグファイル207からIDタグNo301、商
品コード/商品名302、登録重量303及び数量30
4の項目のデータを読み出す。ステップ1303では読
み出したデータを通信制御部202に渡し、通信制御部
202からアンテナ205を通して読取装置150に送
信する。
【0087】図15は本実施形態のステップ1102の
棚卸処理の処理手順を示すフローチャートである。ステ
ップ1401で商品管理装置160の読取りデータ受信
部709は、読取装置150の読取りデータ送信部40
9から送信された読取りファイル407内のデータを受
信する。
【0088】ステップ1402で商品管理装置160の
棚卸ファイル作成処理部710は、読取りデータ受信部
709で受信したデータを集約して棚卸ファイル707
に格納する(商品コード/商品名502を商品コード/
商品名901に、登録重量503を登録重量902に、
商品コード/商品名502で特定される商品110の数
量504の合計を合計数量903に、商品コード/商品
名502で特定される商品110のIDタグNo501
をIDタグNo904に、IDタグNo501の管理す
る商品110の数量504を数量905にそれぞれ格納
する)。
【0089】ステップ1403で商品管理装置160の
ロスファイル作成処理部711は、商品管理ファイル7
06と棚卸ファイル707を比較し、その差異をロスフ
ァイル708に格納する。
【0090】ステップ1404で作業者は、必要に応じ
て指示部702から各ファイルの出力を指示し、商品管
理装置160はその指示を受けてプリンタやディスプレ
イ等の出力部703から各ファイルの内容を出力する。
作業者はその出力内容を見てチェックすることができ
る。
【0091】以上の様な方法で、全てのIDタグを読取
ったかどうかを判断し、読取ったIDタグの情報に基づ
いた商品管理を行うことができる。なお本実施形態では
IDタグとして非接触ICタグ120を取り上げたが、
本発明の商品管理システムはこれに限定されるものでは
ない。
【0092】また本実施形態では、全てのファイルにお
いて非接触ICタグ120のタグNoを管理している
が、商品管理ファイル706、棚卸ファイル707、ロ
スファイル708では、それぞれ商品コード/商品名8
01、商品コード/商品名901、商品コード/商品名
1001と、登録重量802、登録重量902、登録重
量1002と、合計数量803、合計数量903または
差異数量1003とを管理していれば、IDタグNo8
04、IDタグNo904、IDタグNo1004及び
数量805、数量905、数量1005を管理していな
くても上述と同様の処理が可能である。商品数が多い場
合や非接触ICタグ120を再利用している場合等、個
々のIDタグNo301を管理することが難しいとき
は、商品管理ファイル706、棚卸ファイル707、ロ
スファイル708においては管理しなくてもかまわな
い。
【0093】IDタグの読取りを行う装置として読取装
置150を取り上げたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、設置型読取装置151や倉庫内及び店舗内
を自動走行して読取り行う装置を用いることによって、
作業者が商品110の保管場所に行かなくてもIDタグ
の読取りを行うことが可能であり、作業員の作業負荷の
軽減や作業効率の向上が達成できる。
【0094】以上説明した様に本実施形態の商品管理シ
ステムによれば、商品のIDタグ中の登録重量と実重量
とを比較して全商品のIDタグからの読み取りが行われ
たかどうかを判定するので、IDタグの読取りエラーを
検知しIDタグ内の情報を利用して商品管理を行うこと
が可能である。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば商品のIDタグ中の登録
重量と実重量とを比較して全商品のIDタグからの読み
取りが行われたかどうかを判定するので、IDタグの読
取りエラーを検知しIDタグ内の情報を利用して商品管
理を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の非接触ICタグと重量測定装置付
きの棚を用いた商品管理システムのシステム構成を示す
図である。
【図2】本実施形態の非接触ICタグ120の概略構成
を示す図である。
【図3】本実施形態の非接触ICタグ120内のIDタ
グファイル207の一例を示す図である。
【図4】本実施形態の読取装置150の概略構成を示す
図である。
【図5】本実施形態の読取装置150内の読取りファイ
ル407の一例を示す図である。
【図6】本実施形態の設置型読取装置151の概略構成
を示す図である。
【図7】本実施形態の商品管理装置160の概略構成を
示す図である。
【図8】本実施形態の商品管理装置160内の商品管理
ファイル706の一例を示す図である。
【図9】本実施形態の商品管理装置160内の棚卸ファ
イル707の一例を示す図である。
【図10】本実施形態の商品管理装置160内のロスフ
ァイル708の一例を示す図である。
【図11】本実施形態の商品管理システムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図12】本実施形態のステップ1101のIDタグ読
取り処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態のステップ1101のIDタグ読
取り処理の続きを示す図である。
【図14】本実施形態のステップ1205のIDタグフ
ァイル207の読取り処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図15】本実施形態のステップ1102の棚卸処理の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
110…商品、120…非接触ICタグ、130…重量
測定装置、140…重量出力部、150…読取装置、1
51…設置型読取装置、160…商品管理装置、201
…CPU、202…通信制御部、203…電力蓄積部、
204…メモリ、205…アンテナ、207…IDタグ
ファイル、206…IDタグデータ送信処理部、301
…IDタグNo、302…商品コード/商品名、303
…登録重量、304…数量、401…電力供給部、40
2…読取り部、403…表示部、404…CPU、40
5…メモリ、407…読取りファイル、408…指示
部、409…読取りデータ送信部、410…登録重量処
理部、411…実重量処理部、412…重量比較処理
部、501…IDタグNo、502…商品コード/商品
名、503…登録重量、504…数量、505…登録重
量合計、506…棚番号、601…重量入力部、602
…メモリ、701…CPU、702…指示部、703…
出力部、704…メモリ、706…商品管理ファイル、
707…棚卸ファイル、708…ロスファイル、709
…読取りデータ受信部、710…棚卸ファイル作成処理
部、711…ロスファイル作成処理部、801…商品コ
ード/商品名、802…登録重量、803…合計数量、
804…IDタグNo、805…数量、806…棚番
号、901…商品コード/商品名、902…登録重量、
903…合計数量、904…IDタグNo、905…数
量、906…棚番号、1001…商品コード/商品名、
1002…登録重量、1003…差異数量、1004…
IDタグNo、1005…数量、1006…棚番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野 隆 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 3F022 AA09 AA15 FF01 MM08 MM22 MM28 MM59 MM61 PP03 PP04 5B049 AA01 AA02 BB11 CC28 DD00 EE02 GG03 GG09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品棚に保管されている商品を管理する
    商品管理方法において、 特定の棚に保管されている商品のIDタグから当該商品
    の重量を示す登録重量を受信して前記受信した登録重量
    の合計値を算出するステップと、前記特定の棚に保管さ
    れている全商品の実重量を重量測定装置により測定する
    ステップと、前記算出した登録重量合計値と前記測定し
    た実重量とを比較して前記特定の棚に保管されている全
    商品のIDタグからの読み取りが行われたかどうかを判
    定するステップとを有することを特徴とする商品管理方
    法。
  2. 【請求項2】 商品棚に保管されている商品のIDタグ
    から商品の情報を読み取る読取装置において、 特定の棚に保管されている商品のIDタグから当該商品
    の重量を示す登録重量を受信して前記受信した登録重量
    の合計値を算出する登録重量処理部と、前記特定の棚に
    保管されている全商品の実重量を重量測定装置により測
    定する実重量処理部と、前記算出した登録重量合計値と
    前記測定した実重量とを比較して前記特定の棚に保管さ
    れている全商品のIDタグからの読み取りが行われたか
    どうかを判定する重量比較処理部とを備えることを特徴
    とする読取装置。
  3. 【請求項3】 特定の商品を識別する為のデータを読取
    装置に送信するIDタグにおいて、 当該IDタグが貼付された商品の登録重量を有するID
    タグファイルと、前記IDタグファイル中の登録重量を
    読取装置に送信するIDタグデータ送信処理部とを備え
    ることを特徴とするIDタグ。
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