JP2019063892A - ロボット、及びロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】接続部と第2配線との少なくとも一方に不具合が生じてしまうことを抑制することができるとともに、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができるロボットを提供すること。【解決手段】ロボット制御装置によって制御されるロボットであって、導電性を有する基台と、前記基台に設けられた可動部と、前記可動部を駆動する駆動部と、電力線を有する第1配線によって、前記ロボット制御装置と接続される接続部と、前記駆動部と前記接続部とを接続する第2配線と、を備え、前記基台は、前記接続部が固定され、開口部を有する収容部と、前記第1配線が挿通され、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、を有し、前記第1配線は、前記蓋部と接触するシールドを有し、前記シールドは、前記ロボット制御装置の導電性を有する部分と接触する、ロボット。【選択図】図5

Description

この発明は、ロボット、及びロボットシステムに関する。
ロボットと、当該ロボットを制御するロボット制御装置とのそれぞれに関する技術の研究や開発が行われている。
これに関し、別体のロボット制御装置と配線(有線)によって接続されることにより、ロボット制御装置に制御される産業用ロボットが知られている(特許文献1参照)。
特開2016−78221号公報
このような産業用ロボットでは、当該産業用ロボットとロボット制御装置との間を繋ぐ配線が接続される接続部(例えば、コネクター)が当該産業用ロボットの基台の外側に設けられている。当該基台の外側に設けられている接続部は、意図しない衝撃等が加わることによって変形する等の不具合が生じる場合があった。一方、当該産業用ロボットの基台の内側に当該接続部が配置される場合、当該接続部は、当該基台の内側において宙に浮いており、当該接続部に接続されている配線が切れてしまう等の不具合が生じる場合があった。また、当該産業用ロボットの基台の内側に当該接続部が配置される場合、当該産業用ロボットは、当該産業用ロボットとロボット制御装置との間のフレームグラウンドのインピーダンスが高くなり、シールド効果が不十分なことによって電磁波が放射され、当該産業用ロボットが備える他の機器の通信等が妨害されてしまうことがあった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、ロボット制御装置によって制御されるロボットであって、導電性を有する基台と、前記基台に設けられた可動部と、前記可動部を駆動する駆動部と、電力線を有する第1配線によって、前記ロボット制御装置と接続される接続部と、前記駆動部と前記接続部とを接続する第2配線と、を備え、前記基台は、前記接続部が固定され、開口部を有する収容部と、前記第1配線が挿通され、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、を有し、前記第1配線は、前記蓋部と接触するシールドを有し、前記シールドは、前記ロボット制御装置の導電性を有する部分と接触する、ロボットである。
これにより、ロボットは、接続部と第2配線との少なくとも一方に不具合が生じてしまうことを抑制することができるとともに、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記蓋部の電位は、前記基台の電位と等しい、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、基台の電位と等しい電位を有する蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1配線には、スイッチング制御による電圧が印加される、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、スイッチング制御による電圧が印加された第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記蓋部と前記基台とは、接触している、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、基台と接触している蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記蓋部と前記基台とは、面接触している、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、基台と面接触している蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記接続部は、前記第1配線が接続される第1接続部と、信号線を有する第3配線が接続される第2接続部とを有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1接続部に接続される第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第3配線は、シールドを有するとともに、周方向において磁性体によって取り囲まれた部分を有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1接続部に接続される第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができるとともに、第2接続部に接続される第3配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1配線は、周方向において磁性体によって取り囲まれた部分を有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、磁性体によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1配線と前記蓋部との間には、樹脂が設けられている、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1配線と蓋部との間から収容部の内側に異物が侵入してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記収容部は、導電性を有さない、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、導電性を有さない収容部の開口部を覆う蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記収容部は、導電性を有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、導電性を有する収容部の開口部を覆う蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第2配線は、前記収容部と接触するシールドを有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制するとともに、第2配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記駆動部と前記接続部とを接続する第4配線を備え、前記第4配線は、前記収容部と接触するシールドを有する、
構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制するとともに、第4配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載のロボットと、前記ロボット制御装置と、を備えるロボットシステムである。
これにより、ロボットシステムは、接続部と第2配線との少なくとも一方に不具合が生じてしまうことを抑制することができるとともに、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
実施形態に係るロボットシステム1の構成の一例を示す図である。 ロボット座標系RCにおけるX軸の正方向に向かって見た基台Bの一例を示す図である。 ロボット座標系RCにおけるY軸の正方向に向かって見た基台Bの一例を示す図である。 第1配線CA1が挿通された蓋部CVの一例を示す図である。 ロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向に向かって第1配線CA1、第2配線CA2、第3配線CA3、第4配線CA4それぞれの接続部CNを介した接続状態の一例を示す図である。 ロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向に向かって第1配線CA1、第2配線CA2、第3配線CA3、第4配線CA4それぞれの接続部CNを介した接続状態の他の例を示す図である。 図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおけるノイズであって第1配線CA1から放射される電磁波に起因するノイズを比較する図である。 図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおける電導妨害波の大きさを比較する図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<ロボットの概要>
図1は、実施形態に係るロボットシステム1の構成の一例を示す図である。
まず、実施形態に係るロボットシステム1が備えるロボット20の概要について説明する。
ロボット20は、ロボット制御装置によって制御されるロボットである。ロボット20は、導電性を有する基台と、当該基台に設けられた可動部と、当該可動部を駆動する駆動部と、電力線を有する第1配線によって、ロボット制御装置と接続される接続部と、当該駆動部と当該接続部とを接続する第2配線と、を備える。また、当該基台は、当該接続部が固定され、開口部を有する収容部と、当該第1配線が挿通され、当該開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、を有する。また、当該第1配線は、当該蓋部と接触するシールドを有する。また、当該シールドは、ロボット制御装置の導電性を有する部分と接触する。これらの構成により、ロボット20は、接続部と第2配線との少なくとも一方に不具合が生じてしまうことを抑制することができるとともに、第1配線から放射される電磁波(すなわち、放射妨害波)に起因するノイズを抑制することができる。以下では、このようなロボット20の構成を含むロボットシステム1の構成の具体例について詳しく説明する。
<ロボットシステムの構成>
以下、ロボットシステム1の構成について説明する。
図1に示したように、ロボットシステム1は、ロボット20と、上記のロボット制御装置の一例であるロボット制御装置30を備える。
ロボット20は、水平多関節ロボット(スカラロボット)である。なお、ロボット20は、水平多関節ロボットに代えて、直角座標ロボットや垂直多関節ロボット等(例えば、単腕ロボット、複腕ロボット等)の他のロボットであってもよい。直角座標ロボットは、例えば、ガントリロボットである。
図1に示した例において、ロボット20は、予め決められた面である設置面に設置される。設置面は、例えば、ロボット20を設置する部屋の床面である。なお、設置面は、当該床面に代えて、当該室内の壁面、当該室内の天井面、テーブルの上面、治具の上面、台の上面等であってもよく、屋外の床面、屋外の壁面等であってもよく、他の面であってもよい。以下では、説明の便宜上、設置面に直交する方向であって、ロボット20の重心から設置面に向かう方向を下又は下方向と称し、当該方向と反対の方向を上又は上方向と称して説明する。また、以下では、一例として、下方向が、ロボット20のロボット座標系であるロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向、及び重力方向のそれぞれと一致している場合について説明する。なお、下方向は、これに代えて、当該負方向と重力方向のうちのいずれか一方又は両方と一致しない構成であってもよい。
ロボット20は、上記の基台の一例である基台Bと、上記の可動部の一例である可動部Aを備える。
基台Bは、設置面において動かないように設置(固定)される。
可動部Aは、第1アームA1と、第2アームA2と、シャフトSを備える。
第1アームA1は、基台Bによって第1軸AX1周りに回動可能に支持されている。
第2アームA2は、第1アームA1によって第2軸AX2周りに回動可能に支持されている。
シャフトSは、第2アームA2によって第3軸AX3周りに回動可能且つ第3軸AX3の軸方向に並進可能に支持されている。
シャフトSは、円柱形状の軸体である。シャフトSの周表面には、図示しないボールねじ溝とスプライン溝とがそれぞれ形成されている。シャフトSは、第2アームA2の端部のうちの第1アームA1と反対側の端部を上下に貫通し、設けられている。また、シャフトSには、この一例において、シャフトSの端部のうちの上側の端部に当該円柱の半径よりも大きな半径の円盤形状のフランジが設けられている。当該円柱の中心軸は、当該フランジの中心軸と一致している。なお、シャフトSのフランジが設けられていない方の端部である先端には、エンドエフェクターの取り付けが可能であってもよく、エンドエフェクターの取り付けが不可能であってもよい。また、当該円柱と当該フランジは、一体であってもよく、別体であってもよい。
基台Bは、導電性を有する。基台Bの形状は、図1に示した例では、直方体形状である。以下では、説明の便宜上、基台Bが有する6つの面のうち設置面に接面している面を基台Bの下面と称して説明する。また、当該例では、設置面に平行な方向のうち基台Bの長手方向に沿った方向がロボット座標系RCにおけるX軸に沿った方向と一致している。また、当該例では、設置面に平行な方向のうち基台Bの短手方向に沿った方向がロボット座標系RCにおけるY軸に沿った方向と一致している。ここで、ロボット座標系RCにおけるZ軸の正方向は、当該X軸の正方向に向かうベクトルに対して、当該Y軸の正方向に向かうベクトルを右から乗じる外積によって得られるベクトルの方向と一致している。なお、当該X軸に沿った方向は、当該長手方向に沿った方向と一致しない構成であってもよい。すなわち、当該Y軸に沿った方向は、当該短手方向に沿った方向と一致しない構成であってもよい。ここで、以下では、説明の便宜上、基台Bが有する6つの面のうち基台Bの下面に直交する面であってロボット座標系RCにおけるX軸の負方向側の面を基台Bの後面と称して説明する。
基台Bは、収容部Rを有する。ここで、図2及び図3を参照し、収容部Rについて説明する。図2は、ロボット座標系RCにおけるX軸の正方向に向かって見た基台Bの一例を示す図である。図3は、ロボット座標系RCにおけるY軸の正方向に向かって見た基台Bの一例を示す図である。
収容部Rは、この一例において、収容部Rの全体が基台Bの内側に位置するように(含まれるように)基台Bの後面に設けられている。なお、収容部Rは、収容部Rの全体が基台Bの内側に位置するように基台Bが有する6つの面のうちの後面以外の他の面に設けられる構成であってもよい。また、収容部Rの一部又は全部は、基台Bの内側に位置しない(含まれない)構成であってもよい。この場合、収容部Rの少なくとも一部は、基台Bの外側に設けられる。当該場合、例えば、収容部Rの少なくとも一部は、基台Bの外側に位置するように基台Bの後面に設けられる。
収容部Rは、収容部Rの内側に何らかの物体を固定可能な部材であり、例えば、容器形状の部材であるが、これに代えて、枠形状の部材であってもよく、当該物体を収容部Rの内側に固定可能な形状の部材であれば如何なる形状の部材であってもよい。
また、収容部Rは、この一例において、直方体形状の容器である。なお、収容部Rの形状は、直方体形状に代えて、他の形状であってもよい。ここで、収容部Rは、1つの部材によって構成されてもよく、複数の部材によって構成されてもよい。当該例では、収容部Rが有する6つの面のうちの1つの面は、基台Bの後面によって構成されている。なお、収容部Rが有する6つの面のうちの一部又は全部は、基台Bが有する1以上の面の少なくとも一部によって構成されてもよく、基台Bが有する1以上の面によって構成されなくてもよい。
また、基台Bの後面(すなわち、収容部Rが有する面のうちロボット座標系RCにおけるX軸の負方向側の面)には、収容部Rの外側と内側とを繋ぐ孔である開口部RHが形成されている。ロボット座標系RCにおけるX軸の正方向に向かって基台Bを見た場合における開口部RHの形状は、ほぼ長方形であり、長方形において4隅の角それぞれの三角形が切断された形状である。なお、当該場合における開口部RHの形状は、円形状等の他の形状であってもよい。
ここで、収容部Rには、内側に接続部CNが固定されている。
接続部CNは、第1部位CN1と、第2部位CN2を有するコネクターである。
第1部位CN1は、接続部CNが有する部位のうちロボット制御装置30と接続部CNとを接続する配線が接続される部位のことである。当該配線には、第1配線CA1(例えば、図1参照)と、第2配線CA2(例えば、図1参照)とが含まれる。第1配線CA1は、ロボット制御装置30からロボット20(より具体的には、可動部A)が備える駆動部(例えば、後述するアクチュエーター)に電力を供給する電力線を有する配線である。第2配線CA2は、ロボット制御装置30と当該駆動部との間で信号を伝送する信号線を有する配線である。当該信号は、例えば、ロボット制御装置30がロボット20を制御する制御信号等である。なお、第1配線CA1は、電力線に加えて、他の配線を含む構成であってもよい。また、第3配線CA3は、信号線に加えて、他の配線を含む構成であってもよい。なお、図2及び図3では、図が煩雑になるのを防ぐため、第1配線CA1及び第3配線CA3を省略している。
また、第1部位CN1には、接続部CN11と、接続部CN12が設けられている。接続部CN11は、第1配線CA1が接続されるコネクターのことである。なお、接続部CN11は、第1接続部の一例である。接続部CN12は、第3配線CA3が接続されるコネクターのことである。なお、接続部CN12は、第2接続部の一例である。
第2部位CN2は、接続部CNが有する部位のうちロボット20(より具体的には、可動部A)が備える駆動部(すなわち、後述するアクチュエーター)と接続部CNとを接続する配線が接続される部位のことである。当該配線には、第2配線CA2と、第4配線CA4が含まれる。第2配線CA2は、第1配線CA1と当該駆動部とを接続する配線のことである。第4配線CA4は、第3配線CA3と当該駆動部を接続する配線のことである。なお、図2及び図3では、図が煩雑になるのを防ぐため、第2配線CA2及び第4配線CA4を省略している。
また、第2部位CN2には、接続部CN21と、接続部CN22が設けられている。接続部CN21は、第2配線CA2が接続されるコネクターのことである。接続部CN22は、第4配線CA4が接続されるコネクターのことである。
ここで、図2に示した例では、接続部CN21は、接続部CN11の裏側に位置しているため、図示されていない。また、当該例では、接続部CN22は、接続部CN12の裏側に位置しているため、図示されていない。
接続部CN11に第1配線CA1が接続されるとともに、接続部CN21に第2配線CA2が接続されることにより、第1配線CA1は、接続部CN11、接続部CN21、第2配線CA2を順に介してロボット20が備える駆動部と接続される。すなわち、ロボット制御装置30は、第1配線CA1、接続部CN11、接続部CN21、第2配線CA2を順に介して当該駆動部と接続され、当該駆動部に電力を供給することができる。
また、接続部CN12に第3配線CA3が接続されるとともに、接続部CN22に第4配線CA4が接続されることにより、第3配線CA3は、接続部CN12、接続部CN22、第4配線CA4を順に介してロボット20が備える駆動部と接続される。すなわち、ロボット制御装置30は、第3配線CA3、接続部CN12、接続部CN22、第4配線CA4を順に介して当該駆動部と接続され、当該駆動部との間において信号の送受信を行う。
なお、接続部CNは、コネクターに代えて、第1配線CA1と第2配線CA2とを接続することが可能であるとともに第3配線CA3と第4配線CA4とを接続することが可能である他の接続部材であってもよい。また、接続部CN11は、第1配線CA1の一部(例えば、前述の電力線の一部)が接続されるコネクターであってもよい。この場合、接続部CN12は、第2配線CA2の一部(第1配線CA1の一部に対応する配線)が接続されるコネクターである。また、接続部CN21は、第3配線CA3の一部(例えば、前述の信号線の一部)が接続されるコネクターであってもよい。この場合、接続部CN22は、第4配線CA4の一部(第3配線CA3の一部に対応する配線)が接続されるコネクターである。また、接続部CN11及び接続部CN12の組み合わせと、接続部CN21及び接続部CN22の組み合わせとは、この一例において、接続部CNとして一体に構成されているが、これに代えて、別体であってもよい。この場合、接続部CNは、接続部CN11及び接続部CN12の組み合わせと、接続部CN21及び接続部CN22の組み合わせとによって構成される。
図2に示した例では、収容部Rに固定された接続部CNは、基台Bの後面に形成された開口部RHを通して収容部Rの内側に位置している。ここで、開口部RH(すなわち、収容部Rに形成された開口部RH)の形状は、前述した通り、ほぼ長方形であり、長方形において4隅の角それぞれの三角形が切断された形状である。また、図3に示した例では、収容部Rには、第1部位CN1が収容部Rの内側に配置され、第2部位CN2が収容部Rの外側に配置されるように接続部CNが固定されている。すなわち、この一例において、収容部Rが有する面のうち接続部CNが固定された面は、収容部Rが有する面のうちのロボット座標系RCにおけるX軸の正方向側の面である。なお、収容部Rが有する面のうち接続部CNが固定された面は、当該正方向側の面に代えて、収容部Rが有する他の面であってもよい。また、収容部Rは、第1部位CN1及び第2部位CN2の両方が収容部Rの内側に配置されるように接続部CNが固定される構成であってもよく、当該両方が収容部Rの外側に配置されるように接続部CNが固定される構成であってもよい。
ここで、図2及び図3に示したように、基台Bは、第1配線CA1と第3配線CA3とのそれぞれが挿通される蓋部CVを有する。なお、図1では、図が煩雑になるのを防ぐため、蓋部CVが省略されている。蓋部CVは、開口部RHの少なくとも一部を覆う。以下では、一例として、蓋部CVは、開口部RHの全部を覆い、且つ、第1配線CA1が挿通される挿通孔CH1と第3配線CA3が挿通される挿通孔CH2とが形成された板状部材である場合について説明する。なお、蓋部CVは、挿通孔CH1及び挿通孔CH2が形成された板状部材に代えて、他の形状の部材であってもよい。蓋部CVは、1以上の図示しない締結部材によって基台Bに締結(固定)される。締結部材は、例えば、ドライバー等の工具を用いてユーザーが締める又は緩めることが可能なねじのことである。なお、締結部材は、これに代えて、ユーザーが手で締める又は緩めることが可能なねじ等、締結することによって蓋部CVを基台Bに固定可能な他の締結部材であってもよい。
ここで、図3に示したように、収容部Rの深さDTは、20〜40ミリメートル程度であることが望ましく、この一例において、およそ30ミリメートルである。これは、深さDTが深過ぎるとユーザーの手が収容部Rの奥まで届かず、深さDTが浅過ぎると接続部CNが基台Bの後面や蓋部CVと干渉してしまうためである。ここで、深さDTは、ロボット座標系RCにおけるX軸方向に沿った長さであって蓋部CVが基台Bに締結されている場合における蓋部CVの下面から収容部Rの底面までの長さのことである。蓋部CVの下面は、当該場合における蓋部CVが有する面のうちの収容部R側の面のことである。また、収容部Rの底面は、当該場合における収容部Rの内側の面のうちの蓋部CVに対向する面のことである。なお、深さDTは、接続部CNが基台Bの後面や蓋部CVと干渉してしまわなければ20ミリメートルより浅くてもよく、開口部RHの大きさがユーザーの手よりも大きい場合や、第1配線CA1を接続部CNに接続する道具をユーザーに使わせる場合等の場合、40ミリメートルよりも深くてもよい。
次に、蓋部CVについて説明する。蓋部CVは、基台Bに取り付けられた場合、基台Bと接触する。図2及び図3に示した例では、蓋部CVは、基台Bと面接触している。蓋部CVの材質は、例えば、基台Bの材質と同じ材質である。すなわち、蓋部CVは、基台Bと同様、導電性を有する。ただし、導電性を有する蓋部CVの材質は、導電性を有する基台Bとの間の接触抵抗が0.1Ω以下になる材質であることが望ましい。これにより、蓋部CVの電位は、基台Bの電位とほぼ等しくなる。基台Bの電位は、この一例において、グラウンド電位である。すなわち、この一例において、蓋部CVの電位は、蓋部CVが基台Bに取り付けられている場合において、ほぼグラウンド電位である。以下では、一例として、蓋部CVの材質が基台Bの材質と同じ材質である場合について説明する。なお、蓋部CVは、基台Bと点接触している構成であってもよい。
ここで、図4は、第1配線CA1が挿通された蓋部CVの一例を示す図である。また、図4は、蓋部CVに形成された挿通孔CH1の中心を通る面であってロボット座標系RCにおけるZX平面と平行な面において第1配線CA1が挿通された蓋部CVを切断した断面図である。なお、図4に示した第1配線CA1の断面は、図が煩雑になるのを避けるため、白抜きによって示している。図4に示した通り、第1配線CA1は、蓋部CVに形成された挿通孔CH1に挿通され、ケーブルクランプSMによって固定される。ケーブルクランプSMは、例えば、樹脂製である。なお、ケーブルクランプの材質は、樹脂に代えて、他の材質であってもよい。ケーブルクランプSMは、第1配線CA1と蓋部CV(すなわち、挿通孔CH1)との間を塞ぐシール部材としての役目を有する。換言すると、第1配線CA1と蓋部CV(すなわち、挿通孔CH1)との間には、ケーブルクランプの一部がシール部材として設けられている。なお、第1配線CA1は、ケーブルクランプSMによって固定されない構成であってもよい。この場合、第1配線CA1と蓋部CVとの間の構成は、シール部材が設けられていない構成である。
また、この一例において、第3配線CA3と蓋部CV(すなわち、挿通孔CH2)との間の構成は、第1配線CA1と蓋部CVとの間の構成と同じ構成であるため、説明を省略する。なお、第3配線CA3は、ケーブルクランプSMによって固定されない構成であってもよい。この場合、第3配線CA3と蓋部CVとの間の構成は、シール部材が設けられていない構成である。
次に、図5を参照し、第1配線CA1、第2配線CA2、第3配線CA3、第4配線CA4のそれぞれに施されているノイズ対策について説明する。図5は、ロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向に向かって第1配線CA1、第2配線CA2、第3配線CA3、第4配線CA4それぞれの接続部CNを介した接続状態の一例を示す図である。なお、図5では、一例として、収容部Rが導電性を有さない場合について説明する。
第1配線CA1は、前述した通り、電力線を有している。図5に示した例では、当該電力線は、複数の配線C1sによって示されている。そして、第1配線CA1は、第1配線CA1の周方向において配線C1sを、絶縁体を介して取り囲むシールドSD1を有する。シールドSD1は、配線C1sに交流電圧が印加された場合に配線C1sから放射される電磁波を遮蔽するシールドのことである。
第1配線CA1は、ロボット20側の端部における被覆が剥がされている。そして、当該端部において被覆が剥がされた配線C1sのそれぞれは、接続部CL11に接続されている。接続部CL11は、当該配線C1sを接続部CN11に接続するためのコネクターである。すなわち、図5に示した例では、当該配線C1sは、接続部CL11を介して接続部CL11に接続されている。また、当該端部において被覆が剥がされたシールドSD1には、細線SC1が接続されている。当該例では、細線SC1は、蓋部CVに接続されている。前述した通り、基台Bに取り付けられた蓋部CVの電位は、ほぼグラウンド電位である。すなわち、シールドSD1は、蓋部CVに接地されている。また、第1配線CA1は、ロボット制御装置30側の端部における被覆が剥がされている。そして、シールドSD1は、ロボット制御装置30の導電性を有する部分と接触している。すなわち、シールドSD1は、当該部分に接地されている。シールドSD1の蓋部CV及び当該部分への接地により、ロボット制御装置30と蓋部CVとの間のインピーダンスは、低下する。ここで、図5に示した例では、細線SC1は、ねじSCによって蓋部CVに固定されている。なお、細線SC1は、ねじSCに代えて、他の部材によって蓋部CVに固定される構成であってもよい。
また、第1配線CA1は、周方向において磁性体FC1によって取り囲まれた部分を有する。図5に示した例では、第1配線CA1は、第1配線CA1が有する部分のうち蓋部CVよりもロボット座標系におけるX軸の負方向側の部分が、周方向において磁性体FC1によって取り囲まれている。磁性体FC1は、例えば、フェライトコアである。なお、磁性体FC1は、フェライトコアに代えて、ファインメット(登録商標)等の他の磁性体であってもよい。また、第1配線CA1は、周方向において磁性体FC1によって取り囲まれた部分を有さない構成であってもよい。
第2配線CA2は、図5に示したように、第1配線CA1の配線C1sのそれぞれとロボット20が備える駆動部とを接続する複数の配線C2sによって構成される。第2配線CA2は、配線C2sを周方向において取り囲む絶縁体、当該絶縁体を介して配線C2sを取り囲むシールド、及び被覆を有する構成であってもよく、配線C2sを周方向において取り囲む絶縁体、当該絶縁体を介して配線C2sを取り囲むシールド、及び被覆を有さない構成であってもよい。当該シールドは、配線C2sに交流電圧が印加された場合に配線C2sから放射される電磁波を遮蔽するシールドのことである。図5に示した例では、第2配線CA2は、配線C2sを周方向において取り囲む絶縁体、当該絶縁体を介して配線C2sを取り囲むシールド、及び被覆を有していない。これにより、ロボット20は、第2配線CA2に係る製造コストを抑制することができる。
また、第2配線CA2を構成する配線C2sは、接続部CL12を介して接続部CN12に接続されている。接続部CL12は、配線C2sを接続部CN12に接続するためのコネクターである。
第3配線CA3は、前述した通り、信号線を有している。図5に示した例では、当該信号線は、複数の配線C3sによって示されている。そして、第3配線CA3は、第3配線CA3の周方向において配線C3sを、絶縁体を介して取り囲むシールドSD3を有する。シールドSD3は、配線C3sに信号が伝送された場合に配線C3sから放射される電磁波を遮蔽するシールドのことである。
第3配線CA3は、ロボット20側の端部における被覆が剥がされている。そして、当該端部において被覆が剥がされた配線C3sのそれぞれは、接続部CL21に接続されている。接続部CL21は、当該配線C3sを接続部CN21に接続するためのコネクターである。すなわち、図5に示した例では、当該配線C3sは、接続部CL21を介して接続部CN21に接続されている。また、当該端部において被覆が剥がされたシールドSD3には、細線SC3が接続されている。当該例では、細線SC3は、配線C3sとともに接続部CL21に接続されている。
また、第3配線CA3は、周方向において磁性体FC3によって取り囲まれた部分を有する。図5に示した例では、第3配線CA3は、第3配線CA3が有する部分のうち蓋部CVよりもロボット座標系におけるX軸の負方向側の部分が、周方向において磁性体FC3によって取り囲まれている。磁性体FC3は、例えば、フェライトコアである。なお、磁性体FC3は、フェライトコアに代えて、ファインメット(登録商標)等の他の磁性体であってもよい。
第4配線CA4は、図5に示したように、第4配線CA4の配線C4sのそれぞれとロボット20が備える駆動部とを接続する複数の配線C4sによって構成される。そして、第4配線CA4は、第4配線CA4の周方向において配線C4sを、絶縁体を介して取り囲むシールドSD4を有する。シールドSD4は、配線C4sに信号が伝送された場合に配線C4sから放射される電磁波を遮蔽するシールドのことである。
第4配線CA4は、ロボット20側の端部における被覆が剥がされている。そして、当該端部において被覆が剥がされた配線C4sのそれぞれは、接続部CL22に接続されている。接続部CL22は、当該配線C4sを接続部CN22に接続するためのコネクターである。すなわち、図5に示した例では、当該配線C4sは、接続部CL22を介して接続部CN22に接続されている。また、当該端部において被覆が剥がされたシールドSD4には、細線SC4が接続されている。当該例では、細線SC4は、配線C4sとともに接続部CL22に接続されている。
ここで、接続部CL11が接続部CN11に接続されるとともに、接続部CL12が接続部CN12に接続された場合、配線C1sのそれぞれは、配線C1sのそれぞれ毎に、配線C1sに対応する配線C2sに接続される。すなわち、当該場合、第1配線CA1は、接続部CNを介して第2配線CA2と接続される。これにより、ロボット制御装置30は、第1配線CA1、第2配線CA2を介してロボット20が備える駆動部に電力を供給することができる。
また、接続部CL21が接続部CN21に接続されるとともに、接続部CL22が接続部CN22に接続された場合、配線C3sのそれぞれは、配線C3sのそれぞれ毎に、配線C3sに対応する配線C3sに接続される。すなわち、当該場合、第3配線CA3は、接続部CNを介して第4配線CA4と接続される。これにより、ロボット制御装置30は、第3配線CA3、第4配線CA4を介してロボット20が備える駆動部との間で信号を送受信することができる。また、当該場合、細線SC3は、細線SC4を介してシールドSD4と接続される。そして、シールドSD4は、基台B(又は可動部A)に接地される。シールドSD4の基台Bへの接地により、ロボット制御装置30と基台Bとの間のインピーダンスは、低下する。シールドSD3は、ロボット制御装置30の導電性を有する部分と接触している構成であってもよく、当該部分と接触していない構成であってもよい。
ここで、ロボット制御装置30は、スイッチング制御による電圧を第1配線CA1、第2配線CA2を介してロボット20が備える駆動部に供給する。以下では、一例として、当該スイッチング制御が、PWM(Pulse Width Modulation)制御である場合について説明する。なお、当該スイッチング制御は、PWM制御に代えて、他のスイッチング制御であってもよい。すなわち、第1配線CA1及び第2配線CA2には、PWM制御による電圧がロボット制御装置30から印加される。
PWM制御によって第1配線CA1に電圧が印加された場合、シールドSD1は、配線C1sのそれぞれから放射される電磁波に応じた電磁波を放射する場合がある。このようなシールドSD1からの電磁波(すなわち、放射妨害波)の放射は、ロボット制御装置30によるロボット20の制御におけるノイズを生じさせる。このようなノイズを抑制するため、ロボット20では、前述した通り、シールドSD1は、細線SC1によって蓋部CVに接地されている。これにより、ロボット20では、細線SC1の長さを短くすることによって、細線SC1のインピーダンスを小さくし、シールドSD1を介して接続されたロボット20とロボット制御装置30との間のフレームグラウンドのインピーダンスを小さくすることができる。その結果、ロボット20は、第1配線CA1が有するシールドSD1から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができる。また、ロボット20は、シールドSD1から蓋部CVに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を抑制することができる。
また、第1配線CA1は、前述した通り、周方向において磁性体FC1によって取り囲まれた部分を有する。これにより、ロボット20は、磁性体FC1によって、第1配線CA1が有するシールドSD1から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。また、ロボット20は、シールドSD1から蓋部CVに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を、より確実に抑制することができる。
また、ロボット制御装置30は、動作プログラムに応じた信号の送受信を第3配線CA3、第4配線CA4を介してロボット20が備える駆動部との間で行う。すなわち、第3配線CA3及び第4配線CA4には、当該信号が伝送される。
第3配線CA3に信号が伝送された場合、シールドSD3は、配線C3sのそれぞれから放射される電磁波に応じた電磁波を放射する場合がある。また、第4配線CA4に信号が伝送された場合、シールドSD4は、配線C4sのそれぞれから放射される電磁波に応じた電磁波を放射する場合がある。このようなシールドSD3及びシールドSD4のそれぞれからの電磁波の放射は、ロボット制御装置30によるロボット20の制御におけるノイズを生じさせる。このようなノイズを抑制するため、ロボット20では、前述した通り、シールドSD3は、シールドSD4を介して基台Bに接地されている。これにより、ロボット20では、シールドSD3及びシールドSD4を介して接続されたロボット20とロボット制御装置30との間のフレームグラウンドのインピーダンスを小さくすることができる。その結果、ロボット20は、第3配線CA3が有するシールドSD3から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができるとともに、第4配線CA4が有するシールドSD4から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができる。また、ロボット20は、シールドSD3から基台Bに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を抑制することができるとともに、シールドSD4から基台Bに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を抑制することができる。
また、第3配線CA3は、前述した通り、周方向において磁性体FC3によって取り囲まれた部分を有する。これにより、ロボット20は、磁性体FC3によって、第3配線CA3が有するシールドSD3から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。また、ロボット20は、シールドSD3から基台Bに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を抑制することができるとともに、シールドSD4から基台Bに流れる電流に起因するノイズ(すなわち、電導妨害波)を、より確実に抑制することができる。
なお、収容部Rが導電性を有する場合、図5において説明したノイズ対策は、図6に示したように変更されてもよい。図6は、ロボット座標系RCにおけるZ軸の負方向に向かって第1配線CA1、第2配線CA2、第3配線CA3、第4配線CA4それぞれの接続部CNを介した接続状態の他の例を示す図である。
収容部Rが導電性を有する場合、収容部Rの電位は、収容部Rが基台Bに設けられているため、基台Bの電位とほぼ等しい。すなわち、収容部Rの材質は、導電性を有する基台Bとの間の接触抵抗が0.1Ω以下になる材質である。当該場合、図5に示したシールドSD3が有する細線SC3は、図6に示したように、ねじSCによって蓋部CVに接地される構成であってもよい。また、当該場合、図5に示したシールドSD4が有する細線SC4は、図6に示したように、ねじSCによって収容部Rに接地される構成であってもよい。これにより、ロボット20は、シールドSD3がシールドSD4を介して基台Bに接地されている場合よりも、第3配線CA3が有するシールドSD3から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができる。また、ロボット20は、シールドSD4が基台Bに接地されている場合よりも、第4配線CA4が有するシールドSD4から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができる。なお、収容部Rの材質は、蓋部CVの材質と異なる材質であってもよく、蓋部CVの材質と同じ材質であってもよい。
また、収容部Rが導電性を有する場合、且つ、第2配線CA2がシールドを有する場合、当該シールドは、細線によって収容部Rに接地される構成であってもよい。これにより、ロボット20は、第2配線CA2から放射される電磁波に起因するノイズ(すなわち、放射ノイズ)を抑制することができる。
なお、収容部Rは、全体が導電性を有している構成であってもよく、一部が導電性を有している構成であってもよい。収容部Rの一部が導電性を有する場合、第2配線CA2が有するシールドは、当該一部に接地される。
次に、図7を参照し、図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおけるノイズであって放射妨害波に起因するノイズを比較する。当該ノイズ対策は、具体的には、シールドSD1の蓋部CVへの接地と、第1配線CA1への磁性体FC1の取り付けと、第3配線CA3への磁性体FC3の取り付けのことである。図7は、図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおけるノイズであって放射妨害波に起因するノイズを比較する図である。図7に示した左右それぞれのグラフの横軸は、周波数を示す。当該グラフの縦軸は、当該グラフの横軸によって示される周波数のノイズの大きさを示す。また、当該グラフに示した線TH1は、当該横軸によって示される周波数において許容されるノイズの大きさの上限値を示す。
ここで、図7において左側に示したグラフは、図5において説明したノイズ対策を行わない場合におけるノイズであって放射妨害波に起因するノイズの大きさの一例を示す図である。当該グラフによって示されるように、50MHz未満の周波数帯において、放射妨害波に起因するノイズの大きさは、線TH1が示す上限値を超えている。一方、図7において右側に示したグラフは、図5において説明したノイズ対策を行う場合におけるノイズであって放射妨害波に起因するノイズの大きさの一例を示す図である。当該グラフによって示されるように、50MHz未満の周波数帯において、放射妨害波に起因するノイズの大きさは、線TH1が示す上限値を超えていない。これはすなわち、図5において説明したノイズ対策を行うことにより、ロボット20では、放射妨害波に起因するノイズを抑制することができることを示している。
次に、図8を参照し、図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおける電導妨害波の大きさを比較する。図8は、図5において説明したノイズ対策を行う場合と行わない場合とのそれぞれにおける電導妨害波の大きさを比較する図である。図8に示した左右それぞれのグラフの横軸は、周波数を示す。当該グラフの縦軸は、当該グラフの横軸によって示される周波数のノイズ、すなわち電導妨害波の大きさを示す。また、当該グラフに示した線TH2は、当該横軸によって示される周波数において許容される電導妨害波の大きさの上限値を示す。
ここで、図8において左側に示したグラフは、図5において説明したノイズ対策を行わない場合における電導妨害波の大きさの一例を示す図である。当該グラフによって示されるように、7MHz付近の周波数帯において、電導妨害波の大きさは、線TH2が示す上限値を超えている。一方、図8において右側に示したグラフは、図5において説明したノイズ対策を行う場合における電導妨害波の大きさの一例を示す図である。当該グラフによって示されるように、7MHz付近の周波数帯において、電導妨害波の大きさは、線TH2が示す上限値を超えていない。これはすなわち、図5において説明したノイズ対策を行うことにより、ロボット20では、電導妨害波を抑制することができることを示している。
図2及び図3に戻る。接続部CNの第1部位CN1と第1配線CA1及び第3配線CA3とは、収容部Rの内側に収容される。このため、第1部位CN1と第1配線CA1及び第3配線CA3との間には、防水加工等の異物が入り込むことを抑制する加工を施す必要がない。その結果、ロボット20の製造者は、接続部CNとして安価なコネクターを用いてロボット20を製造することができるとともに、第1配線CA1及び第3配線CA3のうちいずれか一方又は両方として安価な配線を用いてロボット20を製造することができる。すなわち、ロボット20は、ロボット20の製造に係る金銭的なコストの増大を抑制することができる。
なお、収容部Rに固定される接続部CNが複数のコネクターによって構成されている場合、当該複数のコネクターの一部又は全部は、互いに異なる形状であってもよく、互いに同じ形状であってもよい。当該複数のコネクターの全部が互いに異なる形状である場合、ロボット20は、ユーザーによる配線の誤接続を抑制することができる。
また、接続部CNが収容部Rに固定されているため、接続部CNは、第1配線CA1及び第3配線CA3のそれぞれを接続部CNから取り外す作業を行う際において、基台Bの内側から基台Bの外側に取り出されることがない。このため、基台Bの内側のうち収容部Rの外側において接続部CNの第2部位CN2に接続された第2配線CA2及び第4配線CA4のそれぞれは、接続部CNが基台Bの内側から基台Bの外側に取り出されるための余長分を短くすることができる。その結果、ロボット20は、第2配線CA2及び第4配線CA4のそれぞれにおけるノイズの発生を抑制することができる。
図1に戻る。ロボット20が備える前述の駆動部は、可動部Aを駆動する。当該駆動部は、この一例において、第1駆動部M1、第2駆動部M2、第3駆動部M3、第4駆動部M4のそれぞれのことである。なお、当該駆動部は、これら4つの駆動部の一部又は全部に代えて、他の駆動部を含む構成であってもよく、当該4つの駆動部の全部に加えて、他の駆動部を含む構成であってもよい。
第1駆動部M1は、基台Bに対して第1アームA1を第1軸AX1周りに回動させる駆動部であり、基台Bの内側に備えられる。第1駆動部M1は、ロボット制御装置30により制御されるアクチュエーターである。すなわち、第1軸AX1は、第1駆動部M1の回動軸と一致する軸である。
第1アームA1は、第1駆動部M1の回動軸の回動に伴って第1軸AX1周りに回動し、水平方向に移動する。水平方向は、この一例において、上下方向と直交する方向である。すなわち、この一例において、水平方向は、ロボット20のロボット座標系RCにおけるXY平面に沿った方向である。
第2駆動部M2は、第1アームA1に対して第2アームA2を第2軸AX2周りに回動させる駆動部であり、第2アームA2の内側に備えられる。第2駆動部M2は、ロボット制御装置30により制御されるアクチュエーターである。すなわち、第2軸AX2は、第2駆動部M2の回動軸と一致する軸である。
第2アームA2は、第2駆動部M2の回動軸の回動に伴って第2軸AX2周りに回動し、水平方向に移動する。
第3駆動部M3は、シャフトSのボールねじ溝の外周部に設けられたボールねじナットを図示しないタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを上下方向に移動(昇降)させる駆動部であり、第2アームA2の内側に備えられる。第3駆動部M3は、ロボット制御装置30により制御される上下動アクチュエーターである。
第4駆動部M4は、シャフトSのスプライン溝の外周部に設けられたボールスプラインナットを図示しないタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSの中心軸周りにシャフトSを回動させる駆動部であり、第2アームA2の内側に備えられる。第4駆動部M4は、ロボット制御装置30により制御される回動アクチュエーターである。
ロボット20が備える4つの駆動部である第1駆動部M1〜第4駆動部M4のそれぞれは、第1配線CA1及び第2配線CA2によってロボット制御装置30から電力を供給される。また、第1駆動部M1〜第4駆動部M4のそれぞれは、第3配線CA3及び第4配線CA4によってロボット制御装置30との間で信号を送受信する。なお、第3配線CA3及び第4配線CA4を介した有線通信は、例えば、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格によって行われる。また、当該4つの駆動部のうちの一部は、第3配線CA3及び第4配線CA4によってロボット制御装置30と接続される構成に代えて、Wi−Fi(登録商標)等の通信規格により行われる無線通信によってロボット制御装置30と接続される構成であってもよい。
ロボット制御装置30は、第1配線CA1及び第2配線CA2によってロボット20に電力を供給し、第3配線CA3及び第4配線CA4によってロボット20に制御信号を送信することにより、ロボット20を動作させる。これにより、ロボット制御装置30は、ロボット20に所定の作業を行わせることができる。ロボット制御装置30は、ロボット20と別体であり、ロボット20の外部に設置されている。
以上説明したように、実施形態におけるロボット20は、ロボット制御装置(この一例において、ロボット制御装置30)によって制御されるロボットであって、導電性を有する基台(この一例において、基台B)と、基台に設けられた可動部(この一例において、可動部A)と、可動部を駆動する駆動部(この一例において、第1駆動部M1〜第4駆動部M4のそれぞれ)と、電力線を有する第1配線(この一例において、第1配線CA1)によって、ロボット制御装置と接続される接続部(この一例において、接続部CN)と、駆動部と接続部とを接続する第2配線(この一例において、第2配線CA2)と、を備え、基台は、接続部が固定され、開口部(この一例において、開口部RH)を有する収容部(この一例において、収容部R)と、第1配線が挿通され、開口部の少なくとも一部を覆う蓋部(この一例において、蓋部CV)と、を有し、第1配線は、蓋部と接触するシールド(この一例において、シールドSD1)を有し、シールドは、ロボット制御装置の導電性を有する部分と接触する。これにより、ロボット20は、接続部と第2配線との少なくとも一方に不具合が生じてしまうことを抑制することができるとともに、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、蓋部の電位は、基台の電位と等しい。これにより、ロボット20は、基台の電位と等しい電位を有する蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、ロボット20では、第1配線には、スイッチング制御(この一例において、PWM制御)による電圧が印加される。これにより、ロボット20は、スイッチング制御による電圧が印加された第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、蓋部と基台とは、接触している。これにより、ロボット20は、基台と接触している蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、ロボット20では、蓋部と基台とは、面接触している。これにより、ロボット20は、基台と面接触している蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、ロボット20では、接続部は、第1配線が接続される第1接続部(この一例において、接続部CN11)と、信号線を有する第3配線(この一例において、第3配線CA3)が接続される第2接続部(この一例において、接続部CN21)とを有する。これにより、ロボット20は、第1接続部に接続される第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、第3配線は、シールド(この一例において、シールドSD3)を有するとともに、周方向において磁性体(この一例において、磁性体FC3)によって取り囲まれた部分を有する。これにより、ロボット20は、第1接続部に接続される第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができるとともに、第2接続部に接続される第3配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、第1配線は、周方向において磁性体(この一例において、磁性体FC1)によって取り囲まれた部分を有する。これにより、ロボット20は、磁性体によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを、より確実に抑制することができる。
また、ロボット20では、第1配線と蓋部との間には、樹脂(この一例において、ケーブルクランプSM)が設けられている。これにより、ロボット20は、第1配線と蓋部との間から収容部の内側に異物が侵入してしまうことを抑制することができる。
また、ロボット20では、収容部は、導電性を有さない。これにより、ロボット20は、導電性を有さない収容部の開口部を覆う蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、収容部は、導電性を有する。これにより、ロボット20は、導電性を有する収容部の開口部を覆う蓋部によって、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20では、第2配線は、収容部と接触するシールドを有する。これにより、ロボット20は、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制するとともに、第2配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
また、ロボット20は、駆動部と接続部とを接続する第4配線(この一例において、第4配線CA4)を備え、第4配線は、収容部と接触するシールド(この一例において、シールドSD4)を有する。これにより、ロボット20は、第1配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制するとともに、第4配線から放射される電磁波に起因するノイズを抑制することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1…ロボットシステム、20…ロボット、30…ロボット制御装置、A…可動部、A1…第1アーム、A2…第2アーム、AX1…第1軸、AX2…第2軸、AX3…第3軸、B…基台、CA1…第1配線、CA2…第2配線、CA3…第3配線、CA4…第4配線、CH1、CH2…挿通孔、CN…接続部、CN1…第1部位、CN2…第2部位、CL11、CL12、CL21、CL22、CN11、CN21、CN12、CN22…接続部、CV…蓋部、C1s、C2s、C3s、C4s…配線、FC1、FC3…磁性体、SC…ねじ、M1…第1駆動部、M2…第2駆動部、M3…第3駆動部、M4…第4駆動部、R…収容部、RC…ロボット座標系、RH…開口部、S…シャフト、SD1、SD3、SD4…シールド、SM…ケーブルクランプ

Claims (14)

  1. ロボット制御装置によって制御されるロボットであって、
    導電性を有する基台と、
    前記基台に設けられた可動部と、
    前記可動部を駆動する駆動部と、
    電力線を有する第1配線によって、前記ロボット制御装置と接続される接続部と、
    前記駆動部と前記接続部とを接続する第2配線と、
    を備え、
    前記基台は、
    前記接続部が固定され、開口部を有する収容部と、
    前記第1配線が挿通され、前記開口部の少なくとも一部を覆う蓋部と、を有し、
    前記第1配線は、前記蓋部と接触するシールドを有し、
    前記シールドは、前記ロボット制御装置の導電性を有する部分と接触する、
    ロボット。
  2. 前記蓋部の電位は、前記基台の電位と等しい、
    請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1配線には、スイッチング制御による電圧が印加される、
    請求項1又は2に記載のロボット。
  4. 前記蓋部と前記基台とは、接触している、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載のロボット。
  5. 前記蓋部と前記基台とは、面接触している、
    請求項4に記載のロボット。
  6. 前記接続部は、前記第1配線が接続される第1接続部と、信号線を有する第3配線が接続される第2接続部とを有する、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のロボット。
  7. 前記第3配線は、シールドを有するとともに、周方向において磁性体によって取り囲まれた部分を有する、
    請求項6に記載のロボット。
  8. 前記第1配線は、周方向において磁性体によって取り囲まれた部分を有する、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載のロボット。
  9. 前記第1配線と前記蓋部との間には、樹脂が設けられている、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載のロボット。
  10. 前記収容部は、導電性を有さない、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載のロボット。
  11. 前記収容部は、導電性を有する、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載のロボット。
  12. 前記第2配線は、前記収容部と接触するシールドを有する、
    請求項11に記載のロボット。
  13. 前記駆動部と前記接続部とを接続する第4配線を備え、
    前記第4配線は、前記収容部と接触するシールドを有する、
    請求項11又は12に記載のロボット。
  14. 請求項1から13のうちいずれか一項に記載のロボットと、
    前記ロボット制御装置と、
    を備えるロボットシステム。
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