JP2019063842A - 鋳型用骨材組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】経済的に優れ、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型用骨材組成物を提供する。【解決手段】強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂と、界面活性剤とを有し、前記界面活性剤が、炭素数が10〜20の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である、水溶性フェノール樹脂バインダー硬化系の鋳型用骨材組成物。【選択図】 なし

Description

本発明は、鋳型用骨材組成物に関する。
アルカリ条件下でフェノール化合物とアルデヒド化合物を重縮合させた水溶性フェノール樹脂を粘結剤として用いた鋳型造型法が知られている。そこでは、高い耐熱性と粘結剤中に鋳物品質を低下させるような硫黄、リン等の元素を含まないため、品質の高い鋳物を製造することができる。この時、鋳型の強度は鋳型の物性の中でも重要な物性の一つで、鋳造する溶融金属に耐え、またハンドリング時に破損しないように、高い強度の鋳型が求められている。
一方、鋳造後、鋳型に用いた耐火性粒子は、通常、鋳型を破壊(型ばらし)して単粒子にした回収砂に種々の方法で再生処理を施した再生砂として再利用される(例えば、非特許文献1、並びに特許文献1及び特許文献2)。経済的観点及び廃棄物低減の観点から、鋳物工場では、再生砂を用いて鋳型を製造することは一般的になっている。
「鋳型造型法」、第4版、社団法人日本鋳造技術協会、平成8年11月18日、327〜330頁
特開平3−291124号公報 特開2009−214178号公報
しかしながら、粘結剤として水溶性フェノール樹脂を用いた場合、一度使用した鋳型を再生処理して得た再生砂を用いると、硬化した粘結剤や硬化剤の残留物によって鋳型強度が新砂と比較して著しく低下するという問題があり、特に低温(例えば、5℃)環境下で製造された鋳型では鋳型強度の低下は顕著であった。また、鋳物砂の再生処理には設備費及びランニングコストがかかるという経済的な課題もある。
本発明は、経済的に優れ、再生砂を用いた場合でも低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型用骨材組成物を提供する。
本発明は、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂と、界面活性剤とを有し、前記界面活性剤が、炭素数が10〜20の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である、水溶性フェノール樹脂バインダー硬化系の鋳型用骨材組成物である。
本発明によれば、経済的に優れ、再生砂を用いた場合でも低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制することができる鋳型用骨材組成物を提供することができる。
<鋳型用骨材組成物>
本実施形態の鋳型用骨材組成物は、水溶性フェノール樹脂バインダー硬化系の鋳型用骨材組成物であって、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂と、界面活性剤とを有し、前記界面活性剤が、炭素数が10〜20の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である。本明細書において「強熱減量」とは105℃で1時間熱処理して乾燥させた再生砂を500℃2時間強熱処理した後の重量減少率を意味し、「水洗後強熱減量」とは、水洗後に105℃で1時間熱処理して乾燥させた再生砂を500℃2時間強熱処理した後の重量減少率を意味し、「水洗浄により除去される強熱減量」とは、前記強熱減量から、前記水洗後強熱減量を減じた値を意味する。本実施形態の鋳型用骨材組成物によれば、経済的に優れ、前記再生砂を用いた場合でも低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制することができる。ここで「水溶性フェノール樹脂硬化系」とは、フェノール樹脂のその全部又は一部の水酸基がアルコキシドになり水溶性を呈する樹脂をエステル化合物により硬化させる鋳型造型システムの事を示す。本実施形態の鋳型用骨材組成物がこのような効果を奏する理由は定かではないが、以下のように考えられる。
鋳型の製造において粘結剤として水溶性フェノール樹脂を用いた場合には、一度使用した鋳型を再生処理して得た再生砂を用いると、硬化した粘結剤や硬化剤の残留物によって鋳型強度が新砂と比較して著しく低下することがある。中でもこれは強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂を用いた場合により顕著になる。このことから、前記課題は一定量以上の前記残留物が鋳物砂表面に付着することにより鋳物砂と粘結剤の結合を阻害することによって生じると考えられる。本実施形態の鋳型用骨材組成物が含有する前記界面活性剤は、鋳物砂表面に付着した当該残留物に吸着し、残留物を粘結剤中に分散させて鋳物砂表面から残留物を取り除くことによって、鋳物砂と粘結剤が結合する部分が増えるために鋳型の強度低下を抑制することができると考えられる。
中でも、前記課題は強熱減量が0.3質量%以上である再生砂を用いた場合により顕著になる。このことは本発明が鋳物砂に強固に付着した結着成分残留物から発せられる残留物であっても結着阻害を起こすことを有効に抑止できることを意味する。さらに、再生砂から水洗浄により取り除かれる残留物Aが、鋳型強度を著しく低下させることが鋭意研究の結果判明した。この水洗浄により取り除かれる残留物Aの量は、前記水洗浄により除去される強熱減量で表され、前記水洗浄により除去される強熱減量が0.2質量%以上の再生砂を用いた場合に前記課題がさらに顕著になる。この水洗浄により取り除かれる残留物Aは、主に硬化した粘結剤の残留物が微粒子状になったものであり、鋳物砂表面に弱く付着しているため、粘結剤と再生砂との結合を阻害する。特に粘結剤の粘度が高くなってしまう冬場などの低温環境下においては、その阻害効果が著しい。本実施形態の鋳型用骨材組成物が含有する前記界面活性剤は、鋳物砂表面に付着した当該残留物Aに吸着し、当該残留物Aを粘結剤に分散させることで鋳物砂表面の付着状態から取り除く事によって、再生鋳物砂と粘結剤が効率的に結合するために鋳型の強度低下を抑制する事が出来ると考えられる。
前記再生砂は使用済みの耐火性粒子を回収して再生処理したものである。当該耐火性粒子としては、珪砂、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、アルミナ砂、ムライト砂等の従来公知のものを使用できる。特に、本実施形態の効果発現の観点からは、アルミナ系人工砂やムライト系人工砂が好ましい。再生砂は、単独で使用又は2種以上を併用することができる。
本実施形態の効果をより有効に発揮させるには、前記耐火性粒子が、前記人工砂からなる再生砂を50質量%以上含有することが好ましく、80質量%以上含有することがより好ましく、略100質量%で含有することがさらに好ましい、なお、「略100質量%で含有する」とは、前記人工砂からなる再生砂以外の耐火性粒子であっても、不可避的に含まれる場合は、その含有率が2質量%以下であれば含有されてもよいことを意味する。
前記再生砂は、水溶性フェノール樹脂を用いて造型した鋳型により鋳物を製造した後にばらした砂を、一般的な再生方法(湿式、乾式、熱式等)により1回以上再生処理した砂であるが、乾式(特に磨耗式)で再生されたものが収率も高く、経済的に優れ好ましい。また、これらの再生方法を組み合わせて再生しても良い。
〔界面活性剤〕
前記界面活性剤は、炭素数が10〜20の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤、及び炭素数が10〜20の炭化水素基を有する両性界面活性剤から選ばれる1種以上である。
[ノニオン界面活性剤]
前記ノニオン界面活性剤としては、エーテル系界面活性剤、アミン系界面活性剤、エステル系界面活性剤等が例示できるが、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からエーテル系界面活性剤又はアミン系界面活性剤が好ましい。
前記エーテル系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレンヘプチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル等が例示できるが、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましく、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの中でもポリオキシエチレンラウリルエーテルがより好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの市販品としてはエマルゲン103、エマルゲン105、エマルゲン306P(いずれも花王株式会社製)等がある。
前記アミン系界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオキシエチレンミリスチルアミン、ポリオキシエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチレンパルミチルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン等が挙げられるが、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からポリオキシエチレンアルキルアミンが好ましい。ポリオキシエチレンアルキルアミンの市販品としてはアミート102、アミート105、アミート302、アミート320(いずれも花王株式会社製)等がある。
前記ノニオン界面活性剤が有する炭化水素基の炭素数は、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から10以上であり、12以上が好ましい。前記ノニオン界面活性剤が有する炭化水素基の炭素数は前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から20以下であり、16以下が好ましい。
前記ノニオン界面活性剤は、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からグリフィン法によるHLBが9以下が好ましく、8以下がより好ましい。前記ノニオン界面活性剤は、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からグリフィン法によるHLBが5以上が好ましく、6以上がより好ましい。
前記ノニオン界面活性剤は、前記再生砂中の硬化した樹脂の残留分に対して、十分吸着させて硬度向上効果を発現させ、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から常温で液体が好ましく、用いる前記再生砂の温度において液体である事がさらに好ましい。
[両性界面活性剤]
前記両性界面活性剤は、ラウリルベタイン、ステアリルベタイン等のベタイン系界面活性剤;ラウリルジメチルアミンオキサイド等のアルキルアミンオキシドが例示でき、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点からベタイン系界面活性剤が好ましく、ベタイン系界面活性剤の中でもラウリルベタインがより好ましい。
前記両性界面活性剤が有する炭化水素基の炭素数は前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から10以上であり、12以上が好ましい。前記両性界面活性剤が有する炭化水素基の炭素数は前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から20以下であり、16以下が好ましい。
前記界面活性剤の含有量は、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から前記再生砂100質量部に対して0.001質量部以上が好ましく、0.01質量部以上がより好ましい。前記界面活性剤の含有量は、前記再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から前記再生砂100質量部に対して0.1質量部以下が好ましく、0.05質量部以下がより好ましい。
〔その他の成分〕
前記鋳型用骨材組成物は、本実施形態の効果を阻害しない程度にシランカップリング剤等の添加剤が含まれていてもよい。
前記界面活性剤は、前記再生砂の再生処理時に添加してもよく、再生処理後に添加してもよく、粘結剤や硬化剤中に配合しておいてもよい。前記界面活性剤と前記再生砂を混合する方法は特に限定されず、従来の手法で混合することができる。なお、前記界面活性剤は鋳型造型用粘結剤組成物(後述)に含有させてもよい。
次に、本発明は、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂を用いた鋳型の製造に用いられる鋳型造型用粘結剤組成物であって、水溶性フェノール樹脂と界面活性剤とを含有し、前記界面活性剤が、炭素数が10〜18の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である、鋳型造型用粘結剤組成物、にもある。
<鋳型造型用粘結剤組成物>
本実施形態の鋳型造型用粘結剤組成物(以下、単に粘結剤組成物とも称する)は、水溶性フェノール樹脂を含有する。
前記粘結剤組成物は、界面活性剤を含有していてもよい。前記粘結剤組成物中の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましい。前記粘結剤組成物中の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、15質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。また、前記粘結剤組成物中の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、0.1〜15質量%が好ましく、1〜5質量%がより好ましい。
〔水溶性フェノール樹脂〕
前記水溶性フェノール樹脂は、エステル化合物で硬化可能な樹脂であり、一般にはアルカリ条件下でフェノール化合物とアルデヒド化合物とを重縮合させることによって得られるものである。このうちフェノール化合物としては、フェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、クレゾール、3,5−キシレノール、レゾルシン、カテコール、ノニルフェノール、p−tert−ブチルフェノール、イソプロペニルフェノール、フェニルフェノール、その他の置換フェノールを含めたフェノール類や、カシューナット殻液のような各種のフェノール化合物の混合物等を1種又は2種以上混合して使用することができる。また、アルデヒド化合物としては、ホルムアルデヒド、フルフラール、グリオキザール等を1種又は2種以上混合して使用することができる。これらの化合物は必要に応じて水溶液として用いることができる。また、これらに、尿素、メラミン、シクロヘキサノン等のアルデヒド化合物と縮合が可能なモノマーや、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、ブチルアルコール等の1価の脂肪族アルコール化合物や、水溶性高分子のポリアクリル酸塩や、セルロース誘導体高分子、ポリビニルアルコール、リグニン誘導体などを混合しても差し支えない。
<鋳型造型用硬化剤組成物>
本実施形態の鋳型造型用硬化剤組成物は、前記水溶性フェノール樹脂を硬化させる硬化剤及び前記界面活性剤を含有する。
前記硬化剤組成物に用いる場合の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、0.2質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましい。前記粘結剤組成物中の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、30質量%以下が好ましく、10質量%以下が好ましい。また、前記粘結剤組成物中の前記界面活性剤の含有量は、再生砂を用いた場合に低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制する観点から、0.2〜30質量%が好ましく、2〜10質量%がより好ましい。
〔硬化剤〕
前記硬化剤は前記鋳型造型用粘結剤組成物を硬化させるものであれば特に限定なく用いることができるが、鋳型強度を向上させる観点からエステル化合物が好ましい。当該エステル化合物は、水溶性フェノール樹脂の硬化剤として使用できる従来公知のエステル化合物である。当該エステル化合物としては、ラクトン類或いは炭素数1〜10の一価又は多価アルコールと炭素数1〜10の有機カルボン酸より導かれる有機エステル化合物の単独もしくは混合物が挙げられるが、自硬性鋳型造型法ではγ−ブチロラクトン、プロピオンラクトン、ε−カプロラクトン、ギ酸エチル、エチレングリコールジアセテート、エチレングリコールモノアセテート、トリアセチン等を用いるのが好ましい。
<鋳型の製造方法>
本発明の鋳型の製造方法は、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂を含有する耐火性粒子、水溶性フェノール樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物(以下、単に粘結剤組成物ともいう)、及び前記界面活性剤を混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有するところにもある。当該鋳型の製造方法によれば、低温環境下で製造される鋳型の強度低下を抑制することができる。
更に本発明は、鋳型造型用粘結剤組成物を、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1重量%以上である再生砂に混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法、にもある。
<混合工程>
前記混合工程において、鋳型造型用粘結剤組成物を前記再生砂と混合させる方法としては、公知一般の手法を用いることができる。
<硬化工程>
前記硬化工程において、当該鋳型用組成物を硬化させる方法としては、公知一般の手法を用いることが出来る。特に、本実施形態の効果発現の観点から、硬化剤を粘結剤組成物に混合し、当該硬化剤によって鋳型造型用粘結剤組成物を硬化させる自硬性鋳型造型法や、ガスを通気させることによって鋳型造型用粘結剤組成物を硬化させるガス硬化鋳型造型法が好ましい。
前記自硬性鋳型造型法では、前記混合工程で、少なくとも前記鋳型用骨材組成物、前記鋳型造型用粘結剤組成物、及び前記鋳型造型用硬化剤組成物を混合する。
前記自硬性鋳型造型法における前記鋳型用骨材組成物と前記粘結剤組成物と前記硬化剤との比率は適宜設定できるが、鋳型強度を向上させる観点から、前記鋳型用骨材組成物10000質量部に対して、前記粘結剤組成物が50質量部以上が好ましく、300質量部以下が好ましい。鋳型の最終強度を向上させる観点から、前記鋳型用骨材組成物10000質量部に対して、前記硬化剤が10質量部以上が好ましく、80質量部以下が好ましい。
前記自硬性鋳型造型法における前記粘結剤組成物と前記硬化剤組成物を混合させる砂の温度については、当該鋳型用骨材組成物の強度向上効果が顕著になる観点から、15℃以下が好ましく、10℃以下が好ましく、5℃以下が好ましい。
同様に使用する前記粘結剤組成物の温度は、前記鋳型用骨材組成物の鋳型の強度向上効果が顕著になる観点から、15℃以下が好ましく、10℃以下が好ましく、5℃以下が好ましい。また、粘結剤組成物は低温になるほど粘度が上昇するため、残留物の分散が困難になるが、前記鋳型用骨材組成物により、強度向上効果が顕著になる観点から、粘結剤の使用温度での粘度が、80mPa・s以上が好ましく、100mPa・s以上がさらに好ましい。
前記ガス硬化鋳型造型法では、前記硬化工程で前記鋳型用組成物をガス用型枠に詰め、ガスを通気させることによって前記鋳型用組成物を硬化させる。前記ガスは、前記鋳型用組成物を硬化させるものであれば特に限定なく用いることができるが、鋳型強度を向上させる観点からエステル化合物や炭酸ガスが好ましい。
前記ガス硬化鋳型造型法で用いることができるエステル化合物は、水溶性フェノール樹脂の硬化剤として使用できる従来公知のエステル化合物である。前記ガス硬化鋳型造型法で用いるエステル化合物は、鋳型強度を向上させる観点から、ギ酸メチルが好ましい。
炭酸ガスを硬化剤とする場合は、硼砂や硼酸等の硼酸化合物であるオキシアニオン化合物が不可欠である。これは、オキシアニオン化合物が炭酸ガスを吸収してはじめてアイオノマーを形成し、水溶性フェノール樹脂を高分子化すると考えられるためである。硼酸や四硼酸ナトリウム10水和物(硼砂)、四硼酸カリウム10水和物、メタ硼酸ナトリウム、五硼酸ナトリウム、五硼酸カリウム等の硼酸塩が好ましい。オキシアニオン化合物の添加量は、鋳型の硬化速度及び強度の点から、水溶性フェノール樹脂100質量部に対して、1〜20質量部、好ましくは5〜10質量部が良好である。他のオキシアニオン化合物としては、アルミン酸塩、スズ酸塩等が挙げられる。
前記ガス硬化鋳型造型法における前記鋳型用骨材組成物と前記粘結剤組成物の比率は適宜設定できるが、鋳型強度を向上させる観点から、前記鋳型用骨材組成物10000質量部に対して、前記粘結剤組成物が50質量部以上が好ましく、500質量部以下が好ましい。
前記混合工程において、各原料を混合する方法としては、公知一般の手法を用いることが出来、例えば、バッチミキサーにより各原料を添加して混練する方法や、連続ミキサーに各原料を供給して混練する方法が挙げられる。
<実施例1〜3、比較例1、2>
〔再生砂Aの調製〕
溶融法で製造された人工アルミナ砂(商品名:エスパール#60L、山川産業社製、未使用)100質量部に対して、水溶性フェノール樹脂(商品名カオーステップSH−8000、花王クエーカー社製)1.0質量部、及びエステル化合物系硬化剤としてトリアセチン0.25質量部を加えて混練して得られた混練砂を用いて鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC250)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し、回収砂を得た。この回収砂を新東工業株式会社製USR砂再生機(5000kg/hr処理、1パス)で再生処理を行った。さらにこの再生処理後の砂を用いて、前記した鋳型造型・鋳込・砂再生処理をもう1回行い、再生砂Aを得た。再生砂Aの強熱減量、及び水洗浄により除去される強熱減量を表1に示す。
〔評価用サンプルの作成〕
[実施例1]
再生砂A100質量部にジヒドロキシエチルラウリルアミン(商品名:アミート102、花王社製)を0.02質量部となるように水溶液として添加し混合した後、乾燥させ、鋳型用骨材組成物を得た。得られた鋳型用骨材組成物の温度を5℃に調整し、気温5℃の環境下で当該鋳型用骨材組成物にγ−ブチロラクトン0.25質量部、水溶性フェノール樹脂(商品名:カオーステップSH−8000、花王社製)1.0質量部を添加混合し鋳型用組成物を得た。得られた直後の鋳型用組成物を直径50mm、高さ50mmの円柱形状のテストピース枠に充填し、3時間経過した時に抜型し実施例1に係る評価用サンプルを得た。なお、用いた粘結剤組成物の使用温度(5℃)における粘度は134mPa・sであった。
[実施例2]
ジヒドロキシエチルラウリルアミンをポリオキシエチレンラウリルアミン(商品名:アミート105、花王社製)に変更した以外は実施例1と同様にして実施例2に係る評価サンプルを得た。
[実施例3]
ジヒドロキシエチルラウリルアミンをポリオキシエチレンラウリルエーテル(商品名:エマルゲン103、花王社製)に変更した以外は実施例1と同様にして実施例3に係る評価サンプルを得た。
[比較例1]
ジヒドロキシエチルラウリルアミンを添加しなかった以外は実施例1と同様にして比較例1に係る評価サンプルを得た。
[比較例2]
ジヒドロキシエチルラウリルアミンをドデシルベンゼンスルホン酸(商品名:ネオペレックスGS、花王社製)に変更した以外は実施例1と同様にして比較例2に係る評価サンプルを得た。
<実施例4、5、比較例3>
〔再生砂Bの調製〕
人工アルミナ砂(商品名:エスパール#60L、山川産業社製、未使用)100質量部に対して、水溶性フェノール樹脂(商品名カオーステップSH−8000、花王クエーカー社製)1.2質量部、及びエステル化合物系硬化剤としてトリアセチン0.3質量部を加えて混練して得られた混練砂を用いて鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC250)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し、回収砂を得た。この回収砂を日本鋳造社製ロータリーリクレーマー(5000kg/hr処理、2430rpm、2パス)で再生処理(A再生法:砂層間摩擦再生方式)を行った。さらに、この再生処理後の砂を用いて、前記した鋳型造型・鋳込・砂再生処理をもう一回行い再生砂Bを得た。再生砂Bの強熱減量、及び水洗浄により除去される強熱減量を表1に示す。
〔実施例4〕
再生砂Aを再生砂Bに変更し、添加剤を水溶液とせず単独で砂に添加し、乾燥せずそのまま用いた以外は実施例1と同様にして実施例4に係る評価サンプルを得た。
〔実施例5〕
ジヒドロキシエチルラウリルアミンをジヒドロキシエチルステアリルアミン(商品名:アミート302、花王社製)に変更した以外は実施例4と同様にして実施例5に係る評価サンプルを得た。
〔比較例3〕
再生砂Aを再生砂Bに変更した以外は比較例1と同様にして比較例3に係る評価サンプルを得た。
<実施例6、7、比較例4>
〔再生砂Cの調製〕
ムライト系人工砂(商品名:ルナモスMS#50、花王クエーカー社製、未使用)100質量部に対して、水溶性フェノール樹脂(商品名カオーステップSH−8000、花王クエーカー社製)1.2質量部、及びエステル化合物系硬化剤としてトリアセチン0.3質量部を加えて混練して得られた混練砂を用いて鋳型を造型した。本鋳型に1400℃にて鋳鉄溶湯(FC250)を注湯し、冷却後、鋳型をクラッシャーで処理し、回収砂を得た。この回収砂を日本鋳造社製ロータリーリクレーマー(5000kg/hr処理、2430rpm、2パス)で再生処理(A再生法:砂層間摩擦再生方式)を行った。さらに、この再生処理後の砂を用いて前記した鋳型造型・鋳込・砂再生処理をもう一回行い、再生砂Cを得た。再生砂Cの強熱減量、及び水洗浄により除去される強熱減量を表1に示す。
〔実施例6〕
再生砂Bを再生砂Cに変更した以外は実施例4と同様にして実施例6に係る評価サンプルを得た。
〔実施例7〕
再生砂Bを再生砂Cに変更した以外は実施例5と同様にして実施例7に係る評価サンプルを得た。
〔比較例4〕
再生砂Aを再生砂Cに変更した以外は比較例1と同様にして比較例4に係る評価サンプルを得た。
<実施例8、9、比較例5>
〔実施例8〕
温度及び評価サンプル製造時の気温を25℃に変更した以外は実施例4と同様にして実施例8に係る評価サンプルを得た。
〔実施例9〕
温度及び評価サンプル製造時の気温を25℃に変更した以外は実施例5と同様にして実施例9に係る評価サンプルを得た。なお、用いた粘結剤組成物の25℃における粘度は45mPa・sであった。
〔比較例5〕
温度及び評価サンプル製造時の気温を25℃に変更した以外は比較例3と同様にして比較例5に係る評価サンプルを得た。
〔実施例10〕
ジヒドロキシエチルラウリルアミンをラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(商品名:アンヒトール24B、花王社製)に変更した以外は実施例1と同様にして実施例10に係る評価サンプルを得た。
〔実施例11〕
水溶性フェノール樹脂(商品名カオーステップSH−8000、花王クエーカー社製)98質量部に対して、ジヒドロキシラウリルアミンを2質量部添加して、粘結剤組成物とした以外は、比較例1と同様に試験を行い、評価サンプルを得た。
〔実施例12〕
水溶性フェノール樹脂(商品名カオーステップSH−8000、花王クエーカー社製)98質量部に対して、ジヒドロキシラウリルアミンを2質量部添加して、粘結剤組成物とした以外は、比較例5と同様に試験を行い、評価サンプルを得た。
<評価方法>
〔強熱減量〕
砂50gをシャーレ―上に広げ、105℃で1時間乾燥させた再生砂を、10gルツボに取り、500℃2時間強熱処理した後の重量減少率を強熱減量とした。
〔水洗浄により除去される強熱減量〕
再生砂50gに水50gを加え15分撹拌後、上澄み液をデカンテーションで除去する。その後、残った砂に50g水を加え5分間撹拌、上澄み液をデカンテーションで除去後、更に残った砂に水50gを加え5分間撹拌後、上澄み液をデカンテーションで除去後、最後に残った砂をシャーレにかきだし、105℃1時間乾燥することにより、水洗後再生砂を得た。当該水洗後再生砂の強熱減量(水洗後強熱減量)を測定し、水洗前の強熱減量から水洗後強熱減量を減じた値を水洗浄により除去される強熱減量とした。
〔鋳型強度〕
JIS Z 2601に記載された方法で、評価サンプルの圧縮強度(MPa)を測定した。即ち、成型から24時間経過した後の評価サンプルについて、圧縮速度5mm/secで圧縮強度を測定した。なお、圧縮強度は、負荷した荷重をテストピースの断面積で除した値とした。試験は、日立恒温恒湿室(ER−75NHP−R)内で実施し、鋳型用組成物を型込めする際の雰囲気温度、及び圧縮強度評価の際の雰囲気温度は、表1記載の温度に揃えた。評価結果を表1に示す。
〔鋳型強度向上率〕
同じ再生砂、及び同じ造型温度で、界面活性剤を添加しなかった比較例をブランクとし、当該比較例の鋳型強度から鋳型強度がどれだけ向上したのかを意味する。
Figure 2019063842

Claims (11)

  1. 強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂と、界面活性剤とを有し、
    前記界面活性剤が、炭素数が10〜20の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である、鋳型用骨材組成物。
  2. 前記再生砂の強熱減量が0.3質量%以上である、請求項1記載の鋳型用骨材組成物。
  3. 前記ノニオン界面活性剤が、アミン系界面活性剤又はエーテル系界面活性剤である、請求項1又は2に記載の水溶性フェノール樹脂バインダー硬化系の鋳型用骨材組成物。
  4. 前記ノニオン界面活性剤が常温で液体である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物。
  5. 前記両性界面活性剤が、ベタイン系界面活性剤である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物。
  6. 前記再生砂がアルミナ系人工砂及びムライト系人工砂から選ばれる1種以上である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物。
  7. 前記ノニオン界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルアミンである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物。
  8. 前記ノニオン界面活性剤のHLBが9以下である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋳型用骨材組成物、及び水溶性フェノール樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物を混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法。
  10. 強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1質量%以上である再生砂を用いた鋳型の製造に用いられる鋳型造型用粘結剤組成物であって、
    水溶性フェノール樹脂と界面活性剤とを含有し、
    前記界面活性剤が、炭素数が10〜18の炭化水素基を有するノニオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上である、鋳型造型用粘結剤組成物。
  11. 請求項10に記載の鋳型造型用粘結剤組成物を、強熱減量から水洗浄により除去される強熱減量を減じた値が0.1重量%以上である再生砂に混合して鋳型用組成物を得る混合工程、及び前記鋳型用組成物を型枠に詰め、当該鋳型用組成物を硬化させる硬化工程を有する鋳型の製造方法。
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