JP2019063192A - 頭髪改善方法 - Google Patents
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Description
先ず、本発明方法による処置を施す前に、顧客が抱える頭髪や頭皮などの問題・悩みなどを聞き出す(ヒアリング)と共に、その毛髪状態のチェック、髪型の提案などをアドバイスする。例えば、パーマや矯正矯正の経験は今までにあるか、ある場合は前回、いつ矯正をしたか(何回ぐらい繰り返しているか)などを聞き出し、根元のくせの状態(くせのキツさとどのくらいの長さまでくせが出ているか)、1度した矯正の部分のくせの戻り具合、カラーリングの有無、根元、中間、毛先の髪の損傷度などをチェックし、それに見合ったヘアスタイルを提案する。また、これから行う処置の説明も行う。
次に、頭髪や頭皮の汚れ(油脂成分)を落とすために、頭髪や頭皮に低刺激のアミノ酸系の洗浄成分(界面活性剤)からなるシャンプー液を用いて頭髪や頭皮全体を軽く洗浄した後、タオルで軽く水分を拭き取ると共に、コーミングして髪を整える。なお、頭髪や頭皮に目立った汚れがない場合には、このシャンプー&コーミング工程S102を省略しても良い。
シャンプーが済んだなら、図2に示すようにシャンプー後の頭部にその全体を覆うように袋状のヘアーキャップCを被せ、そのヘアーキャップC内に40〜50℃の蒸気(スチーム)を2〜3分程度、連続的に供給して頭髪や頭皮に水分を染み渡らせる。これによって、頭髪の柔軟性が向上し、後の工程を効率良く行うことができる。また、このプレスチーム工程においては前記特許文献2に示したような専用の頭髪用スチーム供給装置、例えば直本工業株式会社製のプレゴなどを用いることにより、専用のヘアーキャップC内に任意の温度のスチームを任意の時間、自動的に供給することができる。なお、温水によるシャンプーなどによって髪が十分に暖まっている場合などは、このプレスチーム工程S104を省略しても良い。
プレスチームが終了したならば、ヘアーキャップCを外しヘアストレッチ処理を行う。このヘアストレッチは、図4に示すように従来のウェーブパーマのワインディングと同様に、頭髪を複数のブロックに分け、各ブロックごとにその頭髪に対し、その毛根をやや強めに引っ張るようにしながらその先端からロッド10を巻き付けてそのロッド10を頭髪の根元部分に輪ゴム20で固定する。これを順に頭髪全体に亘って行う。ここでロッド10を収めるステムの角度は頭皮面に対して適宜増減して調整する。すなわち、乾燥後にボリュームを出したい部分、例えば頭頂部付近はその頭皮面に対して大きくしたアップステムとし、乾燥後にボリュームを抑えたい部分、例えば側頭部付近はその頭皮面に対して小さくしたダウンステムとする。
このストレッチ工程が終了したならば、次に各ロッド10に対してピニングを行う。このピニングは図5に示すように例えば長さ10〜15cm程度の金属または樹脂製のピン30を用い、これを各ロッド10、10を固定している輪ゴム20,20間に架け渡すようにするものであり、これによってその輪ゴム20,20に張力を加えてすべての毛根および頭髪にかかる張力を一定に維持する。また、毛根および頭髪に張力を加えることで新生毛のくせを伸ばすように作用させることができる。
ピニング処理が終了したならば、次に温水塗布処理を行う。この温水塗布処理は、図6に示すように約55℃に加熱された温水をプラスチック容器40に入れ、その容器40の先端ノズルから各ロッド10に巻き付けられた頭髪部分に対して直接その温水を塗布する。なお、塗布された温水はその頭髪を加熱すると共に頭皮も加熱し、その頭皮を伝わって滴り落ちるため、予め首筋などにタオルなどを巻いておく。この温水塗布処理により、頭髪のくせや毛根の向きが矯正されると共に、頭皮や髪質が柔らかとなり、髪質や頭皮の状態が改善される。
温水塗布処理が終了したならば、次にメインスチーム処理を行う。このメインスチーム処理は図3に示すように前述したプレスチームと同様に頭部にその全体を覆うように袋状のヘアーキャップCを被せ、そのヘアーキャップC内に40〜50℃の蒸気(スチーム)を2〜5分程度、連続的に供給して頭髪や頭皮全体に水分を十分に染み渡らせる。これによって、頭髪の柔軟性が向上し、くせが解消されて素直な髪質となる。また、温水塗布処理の直後に行うことにより開いた状態の毛表皮からその内部に水分が浸透しやすくなるため、髪内部まで水分を十分に行き渡らせることができる。
メインスチームが終了したならば、ヘアーキャップCを外してからすべてのロッド10を外し、軽く水洗いして通常のリンスを行い、そのままドライヤーで乾燥させると共に、ブローしてスタイリングを整えることですべての工程が終了する。
20…輪ゴム
30…ピン
40…容器
C…ヘアーキャップ
Claims (4)
- 頭髪を複数のブロックに分け、各ブロックの頭髪にその毛根を引っ張るように張力をかけながらロッドを巻き付けてそのロッドを輪ゴムで固定するヘアストレッチ工程と、
前記ヘアストレッチ工程で用いた輪ゴムに張力を加えて毛根および頭髪にかかる張力を維持するピニング工程と、
前記ピニング工程の後に、前記ロッドに巻き付けられた頭髪部分に50〜60℃の温水を塗布する温水塗布工程と、
前記温水塗布工程の後に、前記頭髪全体をキャップで覆い、そのキャップ内に所定温度の蒸気を所定時間供給するスチーム工程とを含むことを特徴とする頭髪改善方法。 - 請求項1に規定の頭髪改善方法において、
前記温水塗布工程で用いる温水の温度が55℃±1℃であることを特徴とする頭髪改善方法。 - 請求項1または2に規定の頭髪改善方法において、
前記スチーム工程は、40〜50℃の蒸気を用いて頭髪全体を2〜5分間、蒸らすことを特徴とする頭髪改善方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の頭髪改善方法において、
前記ヘアストレッチ工程は、ステムの角度の増減によって乾燥後の頭髪のボリュームを調整することを特徴とする頭髪改善方法。
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