JP2019063006A - アウター内設置タイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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液透過性トップシートと、液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、アウターの内側に設置して使用するアウター内設置タイプ使い捨ておむつであって、
おむつの前後方向長さは、アウター内面における前身頃端から股下を通り後身頃端までの前後方向長さより長く、アウターの前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長しており、
この延長領域が、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されており、
各延長領域が、前記吸収体を有しない可撓性の高い領域である、
さらに、着用者の足先は、アウターのウエスト開口部縁に引っかかることなく、そのまま足を差し入れることができるから、結果としてはきやすいものとなる。
かくして、本発明のおむつは、はきやすく、かつずれにくいものとなる。
付加シート、例えば高目付の不織布シートの存在することにより、その付加シート積層領域はやや剛性が高まりぺらぺらすることがなく、付加シート積層領域をつかんでアウターの背面に重ねるように折り返す操作が容易となり、折り返し後は安定してアウターの背面に重なる状態が維持される。
アウターの大きさに応じて、どの付加シートの根元側で折り返すのか選択でき、アウターの大きさに応じた設置形態を選択でき、汎用性が高まる。
折り返し部分を、粘着剤層を介してアウター背面に安定して固定できる。
かかる幅方向に延在した延在部の粘着剤層は、アウターの腹及び背中ではなく、脇部に対する固定部とすることができ、ズレに対する安定性が高い。
粘着剤層に換えて、アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を設けてもよい。
フック材は、アウター外面の繊維に絡みつき係合させることできる。
この構造例は、本発明の使い捨ておむつについても適用されることに注意されたい。
図1〜図6は、従来のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ200を示している。このアウター内設置タイプ使い捨ておむつ200は、前後方向中央に対して前側に延在する腹側部分F1及び後側に延在する背側部分B1を有するものである。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向長さ)L1は150〜500mm程度、全幅W1は120〜200mm程度とすることができる。
本発明においては、図8及び図9に示すように、アウター内設置タイプ使い捨ておむつ20の前後方向長さは、アウター100内面におけるウエスト開口部の前身頃端100f(図10参照)から股下を通り後身頃端100bまでの前後方向長さより長く、アウター100の前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長領域Xとして延長しており、この延長領域Xが、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されている。
なお、延長領域Xは吸収体23を有しない可撓性の高い領域である。
また、従来例との相違を明らかにするために、従来例で説明したエンドフラップ部EFの位置を図示してある。
さらに、着用者の足先は、アウター100のウエスト開口部縁にかかることなく、そのまま足を差し入れることができるから、結果としてはきやすいものとなる。
かくして、使い捨ておむつ20は、はきやすく、かつずれにくいものとなる。
付加シート10、例えば高目付(例えば25g/m2以上)の不織布シートが存在することにより、その付加シート10積層領域はやや剛性が高まり、ぺらぺらすることがなく、付加シート10積層領域をつかんでアウター100の背面に重ねるように折り返す操作が容易となり、折り返し後は安定してアウター100の背面に重なる状態が維持される。
付加シート10の材質に限定されないが、肌さわりの点で不織布シートが望ましいが、不織布と他のシートとの積層シートでもよい。付加シート10は、使い捨ておむつ20の基材シートに対して例えばホットメルト接着剤により接着して積層できる。
また、付加シート10として、シリコーン樹脂シートなども用いることができる。
他方で、付加シートは、図示例では、使用状態でアウター100に対向する面に設けてあるが、延長領域Xの反対側の面であってもよく、さらに各面に対して設けてもよい。
アウター100の大きさに応じて、どの付加シートの根元側で折り返すのか選択でき、アウター100の大きさに応じた設置形態を選択でき汎用性が高まる。
図13の例においては、延長領域Xには、本体から延在する延在粘着剤層13のほか、延長領域Xのみに設けられる短粘着剤層13aも設けられている。特にずれ防止が望まれる延長領域Xに延在粘着剤層13のほか短粘着剤層13aも設けることにより、粘着剤使用量の抑制を図りながら効果的なずれ止めを図ることでできる。
かかる幅方向に延在した延在部20aの粘着剤層13bによる固定部は、アウター100の腹及び背中に対してではなく、脇部に対する固定部となるなで、ズレに対する安定性が高い。
フック材12は、アウター100(例えばパンツ型使い捨ておむつの外面の不織布、又は布パンツ外面の布繊維)の外面繊維に絡みつき係合させることできる。
メカニカルファスナー及びそのフック材は、本技術分野において公知又は汎用のものをそのまま使用できる。
Claims (9)
- 液透過性トップシートと、液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、アウターの内側に設置して使用するアウター内設置タイプ使い捨ておむつであって、
おむつの前後方向長さは、アウター内面における前身頃端から股下を通り後身頃端までの前後方向長さより長く、アウターの前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長しており、
おむつ本体より前後に延長している延長領域が、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されており、
各延長領域が、前記吸収体を有しない可撓性の高い領域である、
ことを特徴とするアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。 - 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
- 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有し、前記付加シートは、前後方向に間隔を置いて幅方向に沿って複数設けられている請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
- 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
- 前記本体の背面に前記アウターに対向して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有し、
前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。 - 前記おむつ本体の背面に、前記アウターに対向して設けられた、延在粘着剤層及びこれを覆う延在剥離シートを有し、
前記延在粘着剤層及びこれを覆う前記延在剥離シートが、前記延長領域に延在している請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。 - 前記延長領域が、前記本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部を有し、各延在部における前記アウターに対向する基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
- 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、前記アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
- 前記延長領域が、前記本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部を有し、各延在部における前記アウターに対向する基材に対して設けられた、前記アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
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