JP2019063006A - アウター内設置タイプ使い捨ておむつ - Google Patents

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【課題】はきやすく、かつおむつがアウターからずれにくい構造とする。【解決手段】おむつ20の前後方向長さは、アウター100内面における前身頃端から股下を通り後身頃端までの前後方向長さより長く延長しており、延長領域が、アウター100の前身頃端100f及び後身頃端100bを越えてアウター100の背面に重ねるように構成されている。【選択図】図10

Description

本発明は、パンツタイプ等の使い捨ておむつ又は下着(以下、総称してアウターともいう)の内面に固定して使用されるアウター内設置タイプの使い捨ておむつに関するものである。
このようなアウター内設置タイプの代表的なものとして、おむつ交換費用の低減や、トイレトレーニングを目的としてアウターの内面に取り付けて使用される、一般的に吸収パッドと呼ばれるアウター内設置タイプ使い捨ておむつがある(例えば特許文献1または2参照)。
一般的なアウター内設置タイプ使い捨ておむつは、透液性トップシートと不透液性シートとの間に吸収体が介在されてなる基本構造を有しており、製品によっては不織布等からなる外装シートによって不透液性シートの裏面側が覆われている。また、一般的なアウター内設置タイプ使い捨ておむつの裏面には、粘着剤層又は面ファスナー(メカニカルファスナー)のフックテープからなる固定部が設けられており、この固定部がおむつ又は下着の内面に係止されることにより装着時のずれが防止されるようになっている。
アウター内設置タイプ使い捨ておむつにおいては、布パンツや紙おむつに装着するために、肌側面と反対の外側に粘着剤層を設け、その外側に剥離シート(通常は剥離紙)を設け、装着時には剥離シートを剥がし、粘着剤層を介して布パンツや紙おむつに装着している(特許文献1,2)。
特許4392857号公報 特開5564293号公報
しかし、アウター内設置タイプ使い捨ておむつを、例えば布パンツ、あるいはパンツ型使い捨ておむつなどのアウター内に例えば前記粘着剤層を介して固定して使用するとしても、着用者の両足を布パンツ、あるいはパンツ型使い捨ておむつのウエスト開口部から脚周り開口部に差し入れる際に、アウター内設置タイプ使い捨ておむつがアウターから外れて、所期の位置からずれて漏れの原因となることがある。
本発明者は、かかる事態を招くのは、アウターのウエスト開口部から足を差し入れるとき、アウター内設置タイプ使い捨ておむつの端縁に足先が引っかかることが知見した。
そこで本発明の主たる課題は、はきやすく、かつおむつがアウターからずれにくい構造とすることにある。
上記課題を解決した本発明のアウター内設置タイプ使い捨ておむつは、
液透過性トップシートと、液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、アウターの内側に設置して使用するアウター内設置タイプ使い捨ておむつであって、
おむつの前後方向長さは、アウター内面における前身頃端から股下を通り後身頃端までの前後方向長さより長く、アウターの前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長しており、
この延長領域が、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されており、
各延長領域が、前記吸収体を有しない可撓性の高い領域である、
本発明においては、アウター内設置タイプ使い捨ておむつにおける本体より前後に延長している延長領域が、アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成してあるので、アウターのウエスト開口部から足を差し入れるとき、アウター内設置タイプ使い捨ておむつの端縁に足先が引っかかることはなく、そのまま足を差し入れることができる。その結果、おむつがアウターからずれにくいものとなる。
さらに、着用者の足先は、アウターのウエスト開口部縁に引っかかることなく、そのまま足を差し入れることができるから、結果としてはきやすいものとなる。
かくして、本発明のおむつは、はきやすく、かつずれにくいものとなる。
延長領域が、アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有することができる。
付加シート、例えば高目付の不織布シートの存在することにより、その付加シート積層領域はやや剛性が高まりぺらぺらすることがなく、付加シート積層領域をつかんでアウターの背面に重ねるように折り返す操作が容易となり、折り返し後は安定してアウターの背面に重なる状態が維持される。
延長領域が、アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有することができ、さらに、付加シートは、前後方向に間隔を置いて幅方向に沿って複数設けられている構成とすることができる。
アウターの大きさに応じて、どの付加シートの根元側で折り返すのか選択でき、アウターの大きさに応じた設置形態を選択でき、汎用性が高まる。
延長領域に粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを設けることができる。
折り返し部分を、粘着剤層を介してアウター背面に安定して固定できる。
延長領域に粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを設ける構成は、おむつ本体の背面にアウターに対向して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する形態と組み合せることができる。
また、おむつ本体の背面に、アウターに対向して設けられる粘着剤層を、延長領域に延在させ、この延在粘着剤層及びこれを覆う延在剥離シートを設ける構成とすることができる。
延長領域が、おむつ本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部を有し、各延在部におけるアウターに対向する基材に対して、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを設けることができる。
かかる幅方向に延在した延在部の粘着剤層は、アウターの腹及び背中ではなく、脇部に対する固定部とすることができ、ズレに対する安定性が高い。
粘着剤層に換えて、アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を設けてもよい。
延長領域の粘着剤層に換えて、アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を有する構成とすることができる。
フック材は、アウター外面の繊維に絡みつき係合させることできる。
以上の通り本発明によればはきやすく、かつおむつがアウターからずれにくい構造とすることができる。
アウター内設置タイプ使い捨ておむつの展開状態の表面側を示す平面図である。 アウター内設置タイプ使い捨ておむつの展開状態の裏面側を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 アウター内設置タイプ使い捨ておむつの装着要領を示す斜視図である。 外装シートを設けない例のアウター内設置タイプ使い捨ておむつのA−A線位置の断面図である。 本発明に係るアウター内設置タイプ使い捨ておむつの使用面(着用者の対向面)側の平面図である。 その裏面図である。 本発明に係るアウター内設置タイプ使い捨ておむつの装着要領を示す斜視図である。 他の実施の形態の平面図である。 フック材を設ける例の平面図である。 粘着剤層を設けた例の平面図である。 粘着剤層を設けた例のアウター内設置タイプ使い捨ておむつの装着要領を示す斜視図である。 幅方向の延在部を有する例の平面図である。 長手方向端縁の形状を変更して例の平面図である。
本発明の実施の形態の説明に先立って、従来一般に使用されていたアウター内設置タイプ(パッドタイプ)使い捨ておむつの構造例について説明する。
この構造例は、本発明の使い捨ておむつについても適用されることに注意されたい。
<従来例又は一般的構造例>
図1〜図6は、従来のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ200を示している。このアウター内設置タイプ使い捨ておむつ200は、前後方向中央に対して前側に延在する腹側部分F1及び後側に延在する背側部分B1を有するものである。各部の寸法は適宜定めることができ、例えば、物品全長(前後方向長さ)L1は150〜500mm程度、全幅W1は120〜200mm程度とすることができる。
アウター内設置タイプ使い捨ておむつ200は、液不透過性シート21の内面と、透液性トップシート22との間に、吸収体23が介在された基本構造を有している。吸収体23としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。必要に応じて、吸収体23はクレープ紙(図示せず)により包むことができる。また、吸収体23の形状は、相対的に前側の部分が後側の部分よりも幅広な帯状、あるいは長方形状、台形状等、適宜の形状とすることができる。吸収体23における繊維目付け及び吸収性ポリマーの目付けは適宜定めることができるが、繊維目付けは100〜300g/m2程度とするのが好ましく、また吸収性ポリマーの目付け0〜200g/m2程度とするのが好ましい。
吸収体23の裏面側には、液不透過性シート21が吸収体23の周縁より所定長さ食み出すように設けられている。液不透過性シート21としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。
液不透過性シート21の外面(裏面)は、外装シート25により覆われている。外装シート25としては各種の不織布を用いることができる。なお、不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
吸収体23の表面側は、透液性トップシート22により覆われている。図示形態では透液性トップシート22の側縁から吸収体23が一部食み出しているが、吸収体3の側縁が食み出さないようにトップシート22の幅を広げることもできる。トップシート22としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
アウター内設置タイプ使い捨ておむつ200の前後方向両端部では、外装シート25および透液性トップシート22が吸収体23の前後端よりも前後両側にそれぞれ延在されて貼り合わされ、吸収体23の存在しないエンドフラップ部EFが形成されている。
アウター内設置タイプ使い捨ておむつ200の両側部では、液不透過性シート21が吸収体23の側縁よりも外側にそれぞれ延在され、この延在部からトップシート22の側部までの部分の内面にはギャザーシート24の幅方向外側の部分24xが前後方向全体にわたり貼り付けられ、吸収体23の存在しないサイドフラップ部SFを構成している。これらを含め、素材の貼り合わせ部分は、ホットメルト接着剤、ヒートシール、超音波シールにより形成でき、図面では斜線模様で示されている。
これらエンドフラップ部EF及びサイドフラップ部SF以外の吸収体介在部分が、排泄物を保持する本体部を構成する。
ギャザーシート24の素材としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用することもできるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコーンなどにより撥水処理をしたものが好適に使用される。
ギャザーシート24の幅方向中央側の部分24cはトップシート22上にまで延在しており、その幅方向中央側の端部には、細長状弾性部材24Gが前後方向に沿って伸張状態でホットメルト接着剤等により固定されている。この細長状弾性部材24Gとしては、糸状、紐状、帯状等に形成された、スチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコーン、ポリエステル等、通常使用される素材を用いることができる。
両ギャザーシート24,24は、幅方向外側の部分24xが前後方向全体にわたり物品内面(図示形態ではトップシート22表面および外装シート25内面)に貼り合わされて固定されるとともに、幅方向中央側の部分24cが、前後方向の両端部では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に貼り合わされて固定され、かつ前後方向の両端部の間では物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に固定されていない。この非固定部分は、図4に示されるように、物品内面(図示形態ではトップシート22表面)に対して起立可能な立体ギャザーとなる部分であり、その起立基端24bはギャザーシート24における幅方向外側の固定部分24xと内側の部分24cとの境に位置する。
そして、図2、図3および図5に示すように、アウター内設置タイプ使い捨ておむつ200の外装シート25の裏面には、粘着剤層30が設けられ、剥離可能に被覆する剥離シート31を有する固定部が形成されている。
図示例では、固定部を前後方向に沿って連続的に設けているが、腹側部分F1及び背側部分B1のそれぞれに設けたり、いずれか一方のみに設けたりしても良い。固定部を複数設ける場合、腹側部分F1及び背側部分B1に各少なくとも一つは設けるのが好ましい。
<本発明例>
本発明においては、図8及び図9に示すように、アウター内設置タイプ使い捨ておむつ20の前後方向長さは、アウター100内面におけるウエスト開口部の前身頃端100f(図10参照)から股下を通り後身頃端100bまでの前後方向長さより長く、アウター100の前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長領域Xとして延長しており、この延長領域Xが、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されている。
なお、延長領域Xは吸収体23を有しない可撓性の高い領域である。
また、従来例との相違を明らかにするために、従来例で説明したエンドフラップ部EFの位置を図示してある。
本発明においては、アウター内設置タイプ使い捨ておむつ20の本体より前後に延長している延長部分における、アウターの前身頃端100f及び後身頃端100bを越えた延長領域Xを折り返して、アウター100の背面に重ねるように構成してあるので、アウター100のウエスト開口部から足を差し入れるとき、おむつ20の端縁に足先が引っかかることはなく、そのまま足を差し入れることができる。その結果、おむつ20がアウター100からずれにくいものとなる。
さらに、着用者の足先は、アウター100のウエスト開口部縁にかかることなく、そのまま足を差し入れることができるから、結果としてはきやすいものとなる。
かくして、使い捨ておむつ20は、はきやすく、かつずれにくいものとなる。
延長領域Xが、アウター100に対向するおむつの基材(例えば前述の外装シート25又は液不透過性シート21)に対して積層付加された付加シート10を有することができる。
付加シート10、例えば高目付(例えば25g/m2以上)の不織布シートが存在することにより、その付加シート10積層領域はやや剛性が高まり、ぺらぺらすることがなく、付加シート10積層領域をつかんでアウター100の背面に重ねるように折り返す操作が容易となり、折り返し後は安定してアウター100の背面に重なる状態が維持される。
付加シート10の材質に限定されないが、肌さわりの点で不織布シートが望ましいが、不織布と他のシートとの積層シートでもよい。付加シート10は、使い捨ておむつ20の基材シートに対して例えばホットメルト接着剤により接着して積層できる。
また、付加シート10として、シリコーン樹脂シートなども用いることができる。
他方で、付加シートは、図示例では、使用状態でアウター100に対向する面に設けてあるが、延長領域Xの反対側の面であってもよく、さらに各面に対して設けてもよい。
必要により、付加シート10に近接して幅方向の折り目、例えばミシン目11を設けることができる。このミシン目11は、延長領域Xを折り返すとき折り目となる。また、延長領域Xが不要である場合、ミシン目11を破断して廃棄できる。
付加シート10は、図11に示すように、前後方向に間隔を置いて幅方向に沿って複数、例えば図示のように3箇所に設ける構成とすることができる。
アウター100の大きさに応じて、どの付加シートの根元側で折り返すのか選択でき、アウター100の大きさに応じた設置形態を選択でき汎用性が高まる。
図13〜図15は、延長領域Xに粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを設けた例である。折り返し部分を、粘着剤層13を介してアウター100背面に安定して固定できる。
延長領域Xに粘着剤層13及びこれを覆う剥離シート14を設ける構成は、おむつ20の本体の背面に、アウター100に対向して設けられた、例えば図6に示す、粘着剤層30及びこれを覆う剥離シート31を有する形態と組み合せることができる。
この考えに従って、図13に示すように、おむつ20本体の背面に、アウター100に対向して設けられる粘着剤層13を、延長領域Xに延在させ、延長領域Xに延在粘着剤層13及びこれを覆う延在剥離シート14を設ける構成とすることができる。
図13の例においては、延長領域Xには、本体から延在する延在粘着剤層13のほか、延長領域Xのみに設けられる短粘着剤層13aも設けられている。特にずれ防止が望まれる延長領域Xに延在粘着剤層13のほか短粘着剤層13aも設けることにより、粘着剤使用量の抑制を図りながら効果的なずれ止めを図ることでできる。
さらに、図15に示すように、延長領域Xが、おむつ20本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部20aを有し、各延在部20aに粘着剤層13b及びこれを覆う剥離シート14を設けることができる。
かかる幅方向に延在した延在部20aの粘着剤層13bによる固定部は、アウター100の腹及び背中に対してではなく、脇部に対する固定部となるなで、ズレに対する安定性が高い。
延長領域Xの粘着剤層に換えて、図12のように、アウター100に対するメカニカルファスナーのフック材12を有する構成とすることができる。
フック材12は、アウター100(例えばパンツ型使い捨ておむつの外面の不織布、又は布パンツ外面の布繊維)の外面繊維に絡みつき係合させることできる。
メカニカルファスナー及びそのフック材は、本技術分野において公知又は汎用のものをそのまま使用できる。
延長領域Xが角張ると、その角が着用者の肌に当たる可能性があるので、図16のように面取りすることもできる。付加シート10Aも面取りしてある。
本発明は、アウターの内面に固定される限り、アウター内設置タイプ使い捨ておむつ以外の形態の使い捨ておむつにも利用可能である。
10…付加シート、12…フック材、20…本発明例のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ、21…液不透過性シート、22…トップシート、23…吸収体、24…ギャザーシート、25…外装シート、30…粘着剤層、31…剥離シート、100…アウター、200…従来例のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ、X…延長領域。

Claims (9)

  1. 液透過性トップシートと、液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、アウターの内側に設置して使用するアウター内設置タイプ使い捨ておむつであって、
    おむつの前後方向長さは、アウター内面における前身頃端から股下を通り後身頃端までの前後方向長さより長く、アウターの前身頃端及び後身頃端からそれぞれ前後に延長しており、
    おむつ本体より前後に延長している延長領域が、前記アウターの前身頃端及び後身頃端を越えてアウターの背面に重ねるように構成されており、
    各延長領域が、前記吸収体を有しない可撓性の高い領域である、
    ことを特徴とするアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  2. 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  3. 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して積層付加された付加シートを有し、前記付加シートは、前後方向に間隔を置いて幅方向に沿って複数設けられている請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  4. 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  5. 前記本体の背面に前記アウターに対向して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有し、
    前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  6. 前記おむつ本体の背面に、前記アウターに対向して設けられた、延在粘着剤層及びこれを覆う延在剥離シートを有し、
    前記延在粘着剤層及びこれを覆う前記延在剥離シートが、前記延長領域に延在している請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  7. 前記延長領域が、前記本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部を有し、各延在部における前記アウターに対向する基材に対して設けられた、粘着剤層及びこれを覆う剥離シートを有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  8. 前記延長領域が、前記アウターに対向するおむつの基材に対して設けられた、前記アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
  9. 前記延長領域が、前記本体の幅方向の縁より両側方に延在した延在部を有し、各延在部における前記アウターに対向する基材に対して設けられた、前記アウターに対するメカニカルファスナーのフック材を有する請求項1記載のアウター内設置タイプ使い捨ておむつ。
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