JP2019062352A - 音量制御装置及び制御方法 - Google Patents
音量制御装置及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019062352A JP2019062352A JP2017184742A JP2017184742A JP2019062352A JP 2019062352 A JP2019062352 A JP 2019062352A JP 2017184742 A JP2017184742 A JP 2017184742A JP 2017184742 A JP2017184742 A JP 2017184742A JP 2019062352 A JP2019062352 A JP 2019062352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital signal
- analog
- volume
- gain
- operation amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
Description
すなわち、上述した音量制御装置によれば、音量を変更するための操作子が2個存在し、各操作子による調整内容を理解しているユーザでないと、各操作子7,9の操作で最適なダイナミックレンジの設定を得ることが困難であった。
このミキサー装置は、第1の調整幅単位でゲイン増幅して出力する増幅器(電子ボリューム)と、この増幅器出力をアナログ・デジタル変換したディジタル信号を、前記第1の調整幅単位を細分化した調整幅単位である第2の調整幅単位で、ディジタル的にゲイン増幅して外部へ出力する信号処理手段(DSP)とを有する構成とし、ゲイン調整をハード(電子ボリューム)とソフト(DSP)で行うことで、ノイズの影響を受けることなくゲインの分解能を向上させるとしている。
前記アナログ回路(電子ボリューム1)及びディジタル信号処理回路(DSP3)を同時に制御する処理部(CPU10)と、
前記処理部(10)に操作量に応じた操作情報を出力する一つの操作子(11)と、を備え、
前記操作子(11)の操作量に閾値を設定し、
前記操作子(11)の操作量が前記閾値に満たない場合は、前記アナログ回路(電子ボリューム1)及びディジタル信号処理回路(DSP3)の両方でゲインを増減するように動作し、
前記操作子(11)の操作量が前記閾値以上の場合は、前記アナログ回路(電子ボリューム1)単独でゲインを増減するように動作することを特徴としている。
前記閾値は、前記操作子(11)の操作量の50%であることを特徴としている。
前記操作子(11)の操作量が50%である時、前記アナログ回路(電子ボリューム1)及びディジタル信号処理回路(DSP3)のゲインは共に0dBであることを特徴としている。
一つの操作子による操作量で前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路を同時に制御するに際して、
前記操作子による操作量が全体操作量の50%未満の時には、前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路の両方でゲインを増減するように制御し、
前記操作子による操作量が全体操作量の50%以上の時には、前記アナログ回路単独でゲインを増減するように制御することを特徴としている。
操作子11の回転量(操作量)に応じた操作情報が処理部(CPU)10に出力され、処理部10では、操作量(ボリューム値)に応じた電子ボリューム1及びDSP3の制御が行われる。
すなわち、操作子11の回転角度が50%までは、音量を絞ると、A/D変換器2のノイズが減少する方向に作用する。そのため、操作子11の回転角が50%より小さい場合、A/D変換器2自体で生じるノイズについて、後段のDSP3で減衰させることができる。
すなわち、操作子11の回転量(回転角)に対する電子ボリューム1及びDSP3の制御を図3のように設定することで、音量の制御に際しては、A/D変換器2のフルスケールに満たない入力信号は電子ボリューム1でアナログ増幅し、A/D変換器2のフルスケールを超える入力信号は電子ボリューム1でアナログ減衰する。
したがって、実際に使用する程度の音量のアナログ信号がA/D変換器2に入力される際に、A/D変換器2の出力信号のノイズレベルを下げることができ、最適なダイナミックレンジを得ることができる。
また、操作子11の回転角度を50%位置より下げた場合は、電子ボリューム1及びDSP3の出力は共に減衰する。
操作子11の回転角度が50%位置を超えた場合は、電子ボリューム1の出力のみ増加する。
音量が欲しい時には、操作子11の回転角が50%以上の領域を使用し、DSP3ではゲインを持たず、電子ボリューム1でのみゲインを持たせるので、オーディオ信号が小さい信号の場合に、電子ボリューム1でゲインを持たせることで、A/D変換器2への入力を適した値に設定することができる。
音量を下げたい時には、操作子11の回転角が50%より小さい領域を使用し、電子ボリューム1で減衰させつつDSP3でもディジタル的に減衰させることで、A/D変換器2への入力を適した値に設定することができる。
Claims (4)
- アナログ信号を増幅するアナログ回路と、増幅されたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、変換されたディジタル信号を増幅するディジタル信号処理回路を備えた音量制御装置において、
前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路を同時に制御する処理部と、
前記処理部に操作量に応じた操作情報を出力する一つの操作子と、を備え、
前記操作子の操作量に閾値を設定し、
前記操作子の操作量が前記閾値に満たない場合は、前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路の両方でゲインを増減するように動作し、
前記操作子の操作量が前記閾値以上の場合は、前記アナログ回路単独でゲインを増減するように動作する
ことを特徴とする音量制御装置。 - 前記閾値は、前記操作子の操作量の50%である請求項1に記載の音量制御装置。
- 前記操作子の操作量が50%である時、前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路のゲインは共に0dBである請求項2に記載の音量制御装置。
- アナログ信号をアナログ回路で増幅し、増幅されたアナログ信号をA/D変換器でディジタル信号に変換し、変換されたディジタル信号をディジタル信号処理回路で増幅する音量制御方法において、
一つの操作子による操作量で前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路を同時に制御するに際して、
前記操作子による操作量が全体操作量の50%未満の時には、前記アナログ回路及びディジタル信号処理回路の両方でゲインを増減するように制御し、
前記操作子による操作量が全体操作量の50%以上の時には、前記アナログ回路単独でゲインを増減するように制御する
ことを特徴とする音量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017184742A JP6901362B2 (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 音量制御装置及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017184742A JP6901362B2 (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 音量制御装置及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019062352A true JP2019062352A (ja) | 2019-04-18 |
JP6901362B2 JP6901362B2 (ja) | 2021-07-14 |
Family
ID=66177760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017184742A Active JP6901362B2 (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | 音量制御装置及び制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6901362B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63211908A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-05 | Yamaha Corp | レベルコントロ−ル回路 |
JPH07336150A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-22 | Yamaha Corp | 増幅器 |
JP2004048366A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音量調整装置 |
JP2007110736A (ja) * | 2006-10-30 | 2007-04-26 | Sony Corp | ゲイン可変装置及びゲイン可変方法 |
JP2008028532A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Canon Inc | 音声処理装置および音声処理方法 |
JP2012165376A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Harman Internatl Industries Ltd | 信号レベルのオーバーロードを避けるオーディオミキシングコンソール |
JP2013055503A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Onkyo Corp | 音量調整装置 |
JP2016225807A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社ズーム | デジタルシグナルプロセッサ及び音響機器 |
JP2018180478A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 株式会社ズーム | 楽器用プリアンプ |
-
2017
- 2017-09-26 JP JP2017184742A patent/JP6901362B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63211908A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-05 | Yamaha Corp | レベルコントロ−ル回路 |
JPH07336150A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-22 | Yamaha Corp | 増幅器 |
JP2004048366A (ja) * | 2002-07-11 | 2004-02-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 音量調整装置 |
JP2008028532A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Canon Inc | 音声処理装置および音声処理方法 |
JP2007110736A (ja) * | 2006-10-30 | 2007-04-26 | Sony Corp | ゲイン可変装置及びゲイン可変方法 |
JP2012165376A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Harman Internatl Industries Ltd | 信号レベルのオーバーロードを避けるオーディオミキシングコンソール |
JP2013055503A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Onkyo Corp | 音量調整装置 |
JP2016225807A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社ズーム | デジタルシグナルプロセッサ及び音響機器 |
JP2018180478A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 株式会社ズーム | 楽器用プリアンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6901362B2 (ja) | 2021-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013098691A (ja) | 音量調整回路 | |
US7774201B2 (en) | Acoustic device with first and second gain setting units | |
JP4016206B2 (ja) | 音声信号処理装置及び音声信号処理方法 | |
US10749484B2 (en) | Load box and sound quality improving method | |
JP2005223717A (ja) | オーディオアンプ | |
JP2015087686A (ja) | 音響装置 | |
JP2019062352A (ja) | 音量制御装置及び制御方法 | |
JP6651935B2 (ja) | カラオケ装置、及びプログラム | |
KR101123343B1 (ko) | 고조파를 이용한 디지털 오디오 증폭 장치 및 그 방법 | |
JP2009171057A (ja) | 増幅回路 | |
US9515619B2 (en) | Amplifier arrangement with limiting module | |
JP5269658B2 (ja) | ヘッドアンプとその制御方法 | |
WO2002027921A1 (fr) | Procede et circuit de compensation de la distorsion et de controle des sorties | |
KR20080001366A (ko) | 이퀄라이저의 이득 조정 장치 | |
KR101865449B1 (ko) | 백색소음 출력시스템 및 백색소음 출력방법 | |
JP3827440B2 (ja) | 音量調整回路 | |
JP2001298336A (ja) | マイクアンプ回路 | |
JP2018160885A (ja) | 音響装置、スピーカー装置、および音響信号処理方法 | |
JP2003052096A (ja) | ノイズゲート装置 | |
JP6613993B2 (ja) | 無線受信装置及びその制御方法 | |
JP5387474B2 (ja) | レベル調整装置 | |
JP5972116B2 (ja) | エフェクタ | |
JP6016650B2 (ja) | 効果付加装置 | |
JP6484970B2 (ja) | ディストーション装置、ディストーション制御方法、およびプログラム | |
JP2007142701A (ja) | 補聴器および補聴器調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200821 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210428 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210617 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6901362 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |