JP6651935B2 - カラオケ装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
[カラオケ装置10の構成の説明]
図1に例示されるとおり、カラオケ装置10は、制御部11、通信インタフェース部12、記憶部13、操作部14、音響制御部15を備える。また、カラオケ装置10には、ディスプレイ16、マイク17、スピーカ18等の周辺機器が接続されている。このカラオケ装置10は、使用者からリクエストされたカラオケ楽曲を演奏する機能を有する機器であり、例えば、カラオケ店舗に設置される業務用のカラオケ装置で具現化される。
カラオケ装置10の制御部11が実行する音量設定処理の手順について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置10の電源スイッチがオンにされてカラオケ装置10が稼働しているときに実行される処理である。
マイク音量設定値=Z(dB)
ミュージック音量設定値=0.0(dB)
主音量設定値=Y(dB) …式(1)
ここで、マイク音量設定値とは、使用者から指定されたマイク音量の指定値に対して、マイクボリューム152の出力レベルを実際に調節する設定値である。ミュージック音量設定値とは、使用者から指定されたミュージック音量の指定値に対して、ミュージックボリューム153の出力レベルを実際に調節する設定値である。主音量設定値とは、使用者から指定された主音量の指定値に対して、メインボリューム157の出力レベルを実際に調節する設定値である。
マイク音量設定値=6.0(dB)
ミュージック音量設定値=6.0−Z(dB)
主音量設定値=X−6.0(dB) …式(2)
上記式(2)によれば、マイク音量の指定値及びミュージック音量の指定値のうち、大きい方のマイク音量に対応するマイク音量設定値が6.0dBに設定される。6.0dBという値は、本実施形態におけるデジタル音声信号のフルスケール(すなわち、最大音量)に相当する出力レベルである。一方、ミュージック音量設定値は、6.0−Zの値に設定される。これにより、マイク音量設定値とミュージック音量設定値との差が、使用者から指定されたマイク音量の指定値とミュージック音量の指定値との差と等しくなる。
マイク音量設定値=0.0(dB)
ミュージック音量設定値=Z(dB)
主音量設定値=X(dB) …式(3)
上記式(3)によれば、マイク音量の指定値及びミュージック音量の指定値のうち、小さい方のマイク音量に対応するマイク音量設定値が下限基準値である0.0dBに設定される。一方、ミュージック音量設定値は、Zの値(すなわち、マイク音量とミュージック音量との差の絶対値)に設定される。これにより、マイク音量設定値とミュージック音量設定値との差が、使用者から指定されたマイク音量の指定値とミュージック音量の指定値との差と等しくなる。つまり、ここで設定されるマイク音量設定値及びミュージック音量設定値における音量のバランスが、使用者から指定されたマイク音量の指定値及びミュージック音量の指定値における音量のバランスと等しくなり、音量のバランスが維持されている。
マイク音量設定値=6.0−Z(dB)
ミュージック音量設定値=6.0(dB)
主音量設定値=Y−6.0(dB) …式(4)
上記式(4)によれば、マイク音量の指定値及びミュージック音量の指定値のうち、大きい方のミュージック音量に対応するミュージック音量設定値がフルスケールの音量レベルに相当する6.0dBに設定される。一方、マイク音量設定値は、6.0−Zの値に設定される。これにより、マイク音量設定値とミュージック音量設定値との差が、使用者から指定されたマイク音量の指定値とミュージック音量の指定値との差と等しくなる。
実施形態のカラオケ装置10によれば、以下の効果を奏する。
制御部11は、マイク音量設定値とミュージック音量設定値との差の値が、使用者により指定されたマイク音量の指定値とミュージック音量の指定値との差の値に等しくなるように、かつ、マイク音量の指定値及びミュージック音量の指定値のうち、小さい方の指定値について実際に調節する音量設定値を、下限基準値である0.0dBに可能な限り近くなるように、マイク音量設定値及びミュージック音量設定値を決定する。
実施形態の各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
マイクボリューム152が、マイク音量調節部に相当する。ミュージックボリューム153が、楽曲音量調節部に相当する。D/A変換部154が、第1変換部に相当する。D/A変換部155が、第2変換部に相当する。ミキサ156が、ミキシング部に相当する。メインボリューム157が、メイン音量調節部に相当する。制御部11が音量設定UI200を介して各音量の入力値を取得して出力レベルのゲインの値に変換する処理が、取得部としての処理に相当する。制御部11が実行するS102〜S122の処理が、決定部としての処理に相当する。制御部11が実行するS124,S126の処理が、音量制御部としての処理に相当する。
上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が、本開示の実施形態である。
Claims (5)
- マイクを介して入力された音声に基づく音声信号の出力レベルであるマイク出力レベルを調節するように構成されたマイク音量調節部と、
カラオケ楽曲の演奏音を発生する音源から出力された音声信号の出力レベルである楽曲出力レベルを調節するように構成された楽曲音量調節部と、
前記マイク音量調節部及び前記楽曲音量調節部において出力レベルが調節された2種類の前記音声信号を混合するように構成されたミキシング部と、
前記ミキシング部によりミキシングされた音声信号の出力レベルであるメイン出力レベルを調節するように構成されたメイン音量調節部と、
前記マイク出力レベル、前記楽曲出力レベル、及び前記メイン出力レベルそれぞれについて、使用者によって指定された出力レベルの値を表す指定値を取得するように構成された取得部と、
前記取得部により取得された各指定値に基づき、前記マイク出力レベルを実際に調節する設定値であるマイク出力設定値と、前記楽曲出力レベルを実際に調節する設定値である楽曲出力設定値と、前記メイン出力レベルを実際に調節する設定値であるメイン出力設定値とを決定するように構成された決定部と、
前記決定部により決定されたマイク出力設定値、楽曲出力設定値、及びメイン出力設定値に従って、前記マイク音量調節部、前記楽曲音量調節部、及びメイン音量調節部それぞれについて出力レベルを調節するように構成された音量制御部とを備え、
前記決定部は、
前記マイク出力設定値と前記楽曲出力設定値との差の値が、前記マイク出力レベルの指定値と前記楽曲出力レベルの指定値との差の値に等しくなるように、かつ、前記マイク出力レベルの指定値及び前記楽曲出力レベルの指定値のうち、小さい方の指定値に対応する設定値を予め定められた下限の値である下限基準値に合わせるようにして、前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値を決定し、また、前記メイン出力レベルの指定値に対して、前記マイク出力レベル及び前記楽曲出力レベルの指定値と前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値との間の変化値を相反する方向に反映することによって、前記メイン出力設定値を決定するように構成されている、カラオケ装置。 - 請求項1に記載のカラオケ装置において、
前記決定部は、前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値の少なくとも何れかが前記下限基準値以上になるように、前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値を決定するように構成されている、カラオケ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のカラオケ装置において、
前記マイク音量調節部は、マイクを介して入力された音声に基づいて生成されたデジタル音声信号の出力レベルであるマイク出力レベルを調節するように構成されており、
前記楽曲音量調節部は、カラオケ楽曲の演奏音を発生する音源から出力されたデジタル音声信号の出力レベルである楽曲出力レベルを調節するように構成されており、
前記マイク音量調節部において出力レベルが調節されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第1変換部と、
前記楽曲音量調節部において出力レベルが調節されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第2変換部とを更に備え、
前記ミキシング部は、前記第1変換部及び前記第2変換部において変換された2種類のアナログ音声信号を混合するように構成されており、
前記メイン音量調節部は、前記ミキシング部によりミキシングされたアナログ音声信号の出力レベルであるメイン出力レベルを調節するように構成されている、カラオケ装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置において、
前記音量制御部は、前記決定部により決定されたマイク出力設定値、楽曲出力設定値、及びメイン出力設定値のうち、調節前の出力レベルより下げる対象を、調節前の出力レベルより上げる対象よりも先に調節するように構成されている、カラオケ装置。 - マイクを介して入力された音声に基づく音声信号の出力レベルであるマイク出力レベルを調節するように構成されたマイク音量調節部と、
カラオケ楽曲の演奏音を発生する音源から出力された音声信号の出力レベルである楽曲出力レベルを調節するように構成された楽曲音量調節部と、
前記マイク音量調節部及び前記楽曲音量調節部において出力レベルが調節された2種類の前記音声信号を混合するように構成されたミキシング部と、
前記ミキシング部によりミキシングされた音声信号の出力レベルであるメイン出力レベルを調節するように構成されたメイン音量調節部と、
を備えるカラオケ装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、
前記マイク出力レベル、前記楽曲出力レベル、及び前記メイン出力レベルそれぞれについて、使用者によって指定された出力レベルの値を表す指定値を取得する取得手順と、
前記取得手順において取得された各指定値に基づき、前記マイク出力レベルを実際に調節する設定値であるマイク出力設定値と、前記楽曲出力レベルを実際に調節する設定値である楽曲出力設定値と、前記メイン出力レベルを実際に調節する設定値であるメイン出力設定値を決定する決定手順と、
前記決定手順において決定されたマイク出力設定値、楽曲出力設定値、及びメイン出力設定値に従って、前記マイク音量調節部、前記楽曲音量調節部、及びメイン音量調節部それぞれについて出力レベルを調節する音量制御手順を有し、
前記決定手順は、
前記マイク出力設定値と前記楽曲出力設定値との差の値が、前記マイク出力レベルの指定値と前記楽曲出力レベルの指定値との差の値に等しくなるように、かつ、前記マイク出力レベルの指定値及び前記楽曲出力レベルの指定値のうち、小さい方の指定値に対応する設定値を予め定められた下限の値である下限基準値に合わせるようにして、前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値を決定し、また、前記メイン出力レベルの指定値に対して、前記マイク出力レベル及び前記楽曲出力レベルの指定値と前記マイク出力設定値及び前記楽曲出力設定値との間の変化値を相反する方向に反映することによって、前記メイン出力設定値を決定するように構成されている、プログラム。
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