JP2019062252A - 水晶素子、水晶デバイスおよび水晶素子の製造方法 - Google Patents

水晶素子、水晶デバイスおよび水晶素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気的特性が低下することを抑制することができる水晶素子および水晶デバイスを提供する。【解決手段】本発明は、水晶片121と、水晶片121の表面に設けられ、密度が20g/cm3以上となっている金属が用いられ一層構造となっている金属パター122ンと、からなることを特徴とする。具体的には、金属パターン122にイリジウムを用いている水晶素子120である。水晶片121、221は、平面視して略矩形であってもよいし、平面視して音叉形状となっていてもよい。【選択図】図5

Description

本発明は、水晶素子、当該水晶素子を有している水晶振動子または水晶発振器の水晶デバイス、および、当該水晶素子の製造方法に関する。
水晶素子は、水晶片と、水晶片に設けられている金属パターンと、から構成されている。金属パターンは、水晶片の表面上に設けられている第一層と、第一層上に積層されている第二層と、から構成されており、第一層と第二層とは異なる金属が用いられている。第一層は、例えば、ニッケル、クロム、ニクロム、チタンのいずれか一つから構成されており、第二層は、例えば、金、金を主成分とする合金、銀または銀を主成分とする合金のいずれか一つから構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−069734号公報
このような水晶素子は、二層構造となっているため、水晶素子または水晶素子を実装した水晶デバイスを加熱処理した際に、第一層と第二層とが熱により変質してしまい電気的特性が低下する虞がある。特に、水晶素子が小型化したような場合には、エネルギー閉じ込めの観点から第一層または第二層の膜厚を厚くする必要があるが、膜厚が厚いことにより加熱処理による熱の影響が顕著になる。
また、このような水晶素子の製造方法では、金属パターンの膜厚が厚いため、膜厚のばらつきにより製造される水晶素子の電気的特性のばらつきが大きく生産性が低下する虞がある。
本発明では、電気的特性が低下することを抑制することができる水晶素子および水晶デバイスを提供するとともに、生産性のよい水晶素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、水晶片と、水晶片の表面に設けられ、密度が20g/cm以上となっている金属が用いられ一層構造となっている金属パターンと、からなることを特徴とする。
上記の構成によれば、水晶素子および水晶デバイスを加熱処理した際に、熱による影響で金属パターンが変質し電気的特性が低下することを抑制することが可能となる。また、上記構成にすることで、水晶素子の金属パターンの膜厚を薄くすることができるので、膜厚ばらつきによる水晶素子の電気的特性のばらつきを抑制させることが可能となり生産性を向上させることができる。
第一実施形態に係る水晶デバイスの斜視図である。 図1のA−A断面における断面図である。 第一実施形態に係る水晶素子の平面図である。 図3のB−B断面における断面図である。 図4のC部における部分拡大図である。 第一実施形態に係る水晶素子の製造方法を示すフローチャート図である。 第二実施形態に係る水晶素子の平面図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図面は、模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。便宜上、層上の部分の表面(すなわち断面でない面)にハッチングを付すことがある。
図1乃至図6は、第一実施形態に係る図であり、図7は、第二実施形態に係る図である。図1および図2は、第一形態の水晶デバイスに係る図であり、図3乃至図6は、第一実施形態の水晶素子に係る図である。図7は、第二実施形態の水晶素子に係る図である。
<第一実施形態>
第一実施形態に係る水晶デバイスの斜視図を図1に示し、図1のA−A断面における断面図を図2に示す。また、第一実施形態に係る水晶素子の平面図を図3に示し、図3のB−B断面における図面図を図4に示し、図4のC部における部分拡大図を図5に示す。また、第一実施形態に係る水晶素子のフローチャート図を図6に示す。
(水晶デバイスの概略)
水晶デバイスは、例えば、略直方体形状となっている電子部品である。水晶デバイスは、例えば、長辺または短辺の長さが、0.6mm〜5.0mmであり、上下方向の厚さが、0.2mm〜1.5mmとなっている。
水晶デバイスは、例えば、素子収容空間が形成されている基体110と、素子収容空間に収容される水晶素子120と、素子収容空間を塞ぐ蓋体130と、基体110に水晶素子120を実装するためのバンプ140(本実施形態では導電性接着材)と、からなる。
水晶素子120は、発振信号に生成される振動を生じる部分である。基体110および蓋体130は、水晶素子120を収容する空間、例えば、基体110の素子収容空間を有している。基体110の素子収容空間は、蓋体130により封止され、その内部は、真空とされ、または、適当なガス(例えば、窒素)が封入されている。
基体110は、例えば、基体110の主体となる基板部110aと、水晶素子120を実装するための一対の搭載パッド111と、水晶デバイスを付図示の回路基板等に実装するための複数の外部端子112と、を有している。
また、基体110は、基板部110aと、基板部110aの上面の縁部に沿って設けられている枠状の枠部110bと、から構成され、素子収容空間が形成されている。素子収容空間の底面であって基板部110aの上面には金属等からなる導電層により構成されている一対の搭載パッド111が設けられている。また、基体110の下面、具体的には、基板部110aの下面には、金属等からなる導電層により構成されている外部端子112が設けられている。また、基体110には特に図示しない内部配線が複数設けられており、内部配線のうち所定の二つは、一対の搭載パッド111と所定の二つの外部端子112とを電気的に接続させている。
蓋体130は、例えば、金属等から構成され、基体110の上面、具体的には、枠部110bの上面に、シーム溶接等によって接合されている。
水晶素子120は、水晶片121と、水晶片121の表面に設けられ水晶片121に交番電圧を印加するための金属パターン122と、を有している。金属パターン122は、一対の励振電極部123、基体110の(基板部110aの)搭載パッド111に電気的に接続される接続部124a、および、励振電極部123と接続部124aとを電気的に接続する接続配線部124bからなる。
また、水晶素子120は、バンプ140(本実施形態では導電性接着剤)によって、基体110の基板部110a上に実装されている。このとき、水晶素子120の金属パターン122の接続部124aと基体110の基板部110aの搭載パッド111とは、電気的に接続されつつ固着されている。なお、本実施形態では、バンプ140が導電性接着剤からなる場合について説明しているが、水晶素子120の金属パターン122の接続部124aと基体110の基板部110aの搭載パッド111とを電気的に接続しつつ、水晶素子120を基板部110aの上面側に実装することができれば、例えば、金バンプを用いて接合してもよい。
このようにして構成された水晶デバイスは、例えば、不図示の回路基板の実装面に基体110の下面を対向させて配置され、外部端子112が半田などにより回路基板のパッド(図示せず)に接合されることによって回路基板に実装される。回路基板には、例えば、発振回路が構成されている。発振回路は、外部端子112および搭載パッド111を介して、一対の励振電極部123に交番電圧を印加し発振信号を生成する。
(水晶素子の概略構成)
図3は、第一実施形態の水晶素子の上面側から下面を平面透視した平面図であり、図4は、図3のB−B断面における断面図である、
本実施形態では、水晶素子120を基体110に実装した場合、基体110の基板部110aの上面と略平行となっている面を主面とする。また、水晶素子120から基板部110aへ向かう向きを下方向とし、基板部110aから水晶素子120へ向かう向きを上方向として説明する。
また、水晶素子120を基体110の基板部110aに実装したとき、基板部110a側を向く水晶素子120の主面を水晶素子120の下面とし、水晶素子120の下面と反対側を向く水晶素子120の主面を水晶素子120の上面とする。また、本実施形態においては、水晶素子120の下面を水晶片121の下面と同一の意味で用いる場合がある。同様に、水晶素子120の上面を水晶片121の上面と同一の意味で用いる場合がある。同様に、水晶素子120の主面を水晶片121の主面と同一の意味で用いる場合がある。
水晶素子120は、水晶片121と、金属パターン122と、から構成されている。
水晶片121は、互いに直交しているX軸、Y軸およびZ軸からなる結晶軸を有する水晶部材からなる。水晶片121は、平面視して、その主面が略矩形となっており、そのうち所定の二辺が水晶の結晶軸であるX軸と平行となっており、所定の他の二辺がZ´軸と平行となっている。水晶片11は、例えば、いわゆるATカット板である。すなわち、水晶において、X軸(電気軸)、Y軸(機械軸)およびZ軸(光軸)からなる直交座標系XYZ系を、X軸回りに30°以上50°以下(一例として、35°15′)回転させて、直交座標系XY´Z系を定義したとき、水晶片121の主演は、XZ´平面となっている。
水晶片121は、例えば、XZ´平面に平行な一対の主面を有する略薄型直方体であり、その主面は、X軸に平行な長辺およびZ´軸に平行な短辺を有する矩形である。水晶片121の表面には、金属パターン122が設けられており、水晶片121の両主面の中央付近では、金属パターン122の一部、具体的には、励振電極部123が互いに対向する位置に設けられている。金属パターン122に交番電圧が印加されると、この金属パターン122に挟まれている水晶片121の一部、具体的には、励振電極部123に挟まれている水晶片121の一部では、主振動である厚みすべり振動と副次的な振動とが生じている。
水晶片121の上下方向の厚みは、厚みすべり振動について所望の固有振動数(本実施形態では、振動周波数と説明する場合もある。)に基いて設定される。例えば、厚みすべり振動の基本振動を用いる場合において、固有振動数をF(MHz)とすると、この固有振動数Fに対応する水晶片121の上下方向の厚みt(μm)を求める基本式は、t=1670/Fである。なお、実施には、水晶片121における水晶片121の上下方向の厚みは、励振電極部123の重さ等も考慮し、基本式の値から微調整される。また、本実施形態では、水晶片121の上下方向の厚みt(μm)を求める基本式として、1670を例に挙げているが、1670は、XYZ座標系から回転させる角度によって多少前後する。
水晶片121の各種寸法の一例は、例えば、長辺の長さが640(μm)〜910(μm)、短辺の長さが350(μm)〜750(μm)、上下方向の厚みが20(μm)〜70(μm)となっている。
水晶片121は、例えば、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によってその外形が形成されている。このとき、平面視してX軸に平行な二辺を有する略矩形となっている水晶片121にすることで、水晶片121の一方の長辺の縁部において水晶片121の長辺方向に亘って均一にm面を形成することができ、水晶片121の振動が所望の振動状態を容易に得ることが可能となる。また、水晶片121は、金属パターン122の一部、具体的には、接続部124aが並んで設けられている水晶片121の一方の短辺を含む側面を平面視(側面視)したとき、その水晶片121の一方の短辺を含む側面には複数の凹部(図示せず)が形成されている。
このような水晶片121に設けられている金属パターン122は、水晶素子120の外部から交番電圧を印加するためのものである。金属パターン122は、励振電極部123、および、接続部124aと配線部124bとからなる接続配線部124から構成されている。
励振電極部123は、水晶片121に交番電圧を印加するためのものである。励振電極部123は、一対となっており、水晶片121の両主面の中央付近に互いが対向するように設けられている。励振電極部123は、例えば、平面視して、略矩形となっている。なお、本実施形態では、略矩形の場合で説明しているが、形状は問わず、例えば、楕円形状となっていてもよい。
接続配線部124は、接続部124aと配線部124bとからなり、水晶素子120の外部から励振電極部123に交番電圧を印加するためのものである。
接続部124aは、水晶素子120を水晶デバイスとして用いる場合、基体110に実装するためのものであり、基体110の基板部110aの上面に設けられている搭載パッド111とバンプ140(本実施形態では導電性接着剤)によって電気的に接続される。接続部124aは、一対となっており、基板部110aの搭載パッド111と対向する位置であって、例えば、水晶片121の一方の短辺の縁部に沿って二つ並んで設けられている。
また、接続部124aが並んで設けられている水晶片121の一方の短辺は、水晶片121を平面視して、水晶片121の面中心(具体的には、水晶片121の対角線の交点)に対して−X軸方向側に位置している水晶片121の短辺である。従って、接続部124aは、水晶片121の面中心に対して−X軸側の辺に沿って設けられているといえる。このようにすることで、接続部124aを+X軸方向側の辺に沿って設けられている場合と比較して、水晶素子120の周波数温度特性を向上させることができる。これは、水晶の結晶方位によりX軸がマイナス方向とプラス方向とで物性が異なっているためである。物性が異なっているとは、例えば、+X軸方向と−X軸方向とで振動の仕方が異なっている状態のことをさす。
配線部124bは、接続部124aと励振電極部123とを電気的に接続するためのものであり、一端が励振電極部123に接続されており、他端が接続部124aに接続されている。
別の観点では、配線部124bは、励振電極部123から接続部124aへ延設されているといえる。このとき、配線部124bは、例えば、水晶素子120を平面視して、励振電極部123から水晶片121の一方の長辺に向かって延設された後、水晶片121の長辺の縁部に沿って接続部124aまで延設されている。配線部124bの一部が沿って設けられている水晶片121の一方の長辺には、水晶の結晶軸であるm面が形成されている。
このような励振電極部123および接続配線部124からなる金属パターン122は、密度が20g/cm以上となっている金属用いられた一層構造となっている。具体的には、金属パターン122は、イリジウムが用いられた一層構造となっている。
このように、一層構造にすることで、二層構造の場合と比較して水晶素子120または水晶素子120を用いた水晶デバイスが高温雰囲気中、例えば、100℃〜400℃に設けられたとき、熱により二種類の金属層間で金属が変質する現象をなくすことができる。この結果、金属パターン122の膜の状態が変化することで、水晶素子120の周波数が不安定になるといった電気的特性の低下を抑制することが可能となる。
特に、水晶片121の長辺が900(μm)以下となっている水晶素子120においては、主振動である厚みすべり振動を励振電極部123に挟まれている部分に閉じ込めるため、励振電極部123(金属パターン122)の上下方向の厚みが3000(Å)以上と厚くなっており、金属パターン122が二層構造となっている場合には、二層間で金属が変質し、金属パターン122が水晶片121から剥離してしまう虞があるため、一層構造とすることは、より有効であるといえる。
また、20g/cm以上といように比較的密度の重い金属を用いることで、従来用いていた金、金を主成分とする合金、銀または銀を主成分とする合金を用いた場合と比較して、金属パターン122の上下方向の厚みを薄くすることが可能となる。膜厚を薄くすることで、水晶片121の表面上に金属パターン122を形成したときに金属パターン122と水晶片121との間で生じる膜応力を低減させることが可能となる。
前述したように、水晶片121の長辺が900(μm)以下となっている水晶素子120においては、その励振電極部123(金属パターン122)の上下方向の厚みが厚くなっている。このため、小型化された水晶素子120では、膜応力をより低下させることにより、膜応力が主振動である厚みすべり振動へ与える影響を抑制することができ、電気的特性が低下することを軽減できる。
また、このように密度が20g/cm以上の金属を用いて、配線部124の一部をm面が形成されている水晶片121の一方の短辺の縁部に沿って設けることにより、配線部124bが錘の機能を果たすこととなり、副次的な振動である輪郭振動および屈曲振動を抑制することが可能となる。従来の金属と同じ膜厚にした場合には、密度が重い金属を用いることで錘としての機能が有効となり、主振動である厚みすべり振動が副次的な振動である輪郭振動および屈曲振動と結合し電気的特性が低下することを抑制させることが可能となる。
また、従来と比較して金属パターン122の上下方向の厚みを薄くすることで、金属パターン122の生産ばらつきによる水晶素子120の電気的特性のばらつきを低減させることが可能となる。この結果、生産性を向上させることが可能となる。
イリジウムは、他の金属と比較して高い安定性を有していることから、金属パターン122にイリジウムを用いることで、水晶素子120が存在する酸素、硫黄等と反応し電気的特性が低下することを抑制させることが可能となる。
前述したように、第一実施形態に係る水晶素子120は、水晶片121と水晶片121の表面に設けられ、密度が20g/cm以上となっている金属が用いられ一層構造となっている金属パターン122とからなる。
このように密度を20g/cm以上とすることで、エネルギー閉じ込めを確保しつつ、金属パターン122(励振電極部123)の上下方向の厚みを薄くすることが可能となる。この結果、金属パターン122の膜厚が厚いことによる膜応力を低減させることができ、膜応力による歪が原因で生じる電気的特性の低下を抑制させることが可能となる。
また、このように金属パターン122を一層構造とすることで、従来の二層構造となっている金属パターン122を用いた場合と比較して、二種類の金属層間で生じる膜応力による水晶片121の歪を低減できるので、励振電極部123に挟まれている部分での振動が阻害され電気的特性が低下することを抑制することが可能となる。
また、金属パターン122を一層構造にすることにより、水晶素子120または水晶素子120が実装されている水晶デバイスが存在する雰囲気中の温度が高温になったとき、従来の二層構造の場合と比較して、異なる金属層間で変質することがないため、熱の影響により金属パターン122が変質することを抑制することができる。この結果、電気的特性が低下することを抑制させることが可能となる。ここで、金属層間での変質とは、二つの層の間での拡散、二つの層の合金化、または、金属層の酸化等のことをさしている。
また、第一実施形態に係る水晶素子120は、金属パターン122にイリジウムが用いられている。イリジウムは、他の金属と比較して高い安定性を有していることから、金属パターン122にイリジウムを用いることで、水晶素子120の金属パターン122が存在する酸素、硫黄等と反応し変質することを抑えることで、水晶素子120の電気的特性が低下することを抑制させることが可能となる。また、イリジウムは、金、金を主成分とする合金、銀または銀を主成分とする合金と比較して、水晶との密着性がよいため、金属パターン122が水晶片121から剥離し電気的特性が低下することを抑制することが可能となる。
また、第一実施形態に係る水晶素子120は、平面視して、水晶片121が、水晶の結晶軸であるX軸に平行な二辺を有する略矩形となっている。このような水晶片121を用いた水晶素子120は、水晶片121の両主面に互いに対向するように励振電極部123が設けられており、この励振電極部123に挟まれている水晶片121の一部が最も振動する構造となっている。
本実施形態のような構成にすることで、従来の二層構造となっている金属パターン122を用いた場合と比較して、二種類の金属層間で生じる膜応力による水晶片121の歪を低減できるので、励振電極部123に挟まれている部分での振動が阻害され電気的特性が低下することを抑制することが可能となる。また、密度を20g/cm以上とすることで、エネルギー閉じ込めを確保しつつ、金属パターン122(励振電極部123)の上下方向の厚みを薄くすることが可能となる。この結果、金属パターン122の膜厚が厚いことによる膜応力を低減させることができ、膜応力による歪が原因で生じる電気的特性の低下を抑制させることが可能となる。
具体的には、このような構造にすることで、次のような効果が得られる。金属パターン122に交番電圧を印加すると、励振電極部123が設けられている水晶片121の上面および水晶片121の下面において面内ずれが生じ、その結果、一対の励振電極部123で挟まれている部分が厚みすべり振動をしている。このため、励振電極部123と水晶片121との膜応力を抑制させることができ、励振電極部123が設けられている水晶片121の上面および水晶片121の下面における振動が阻害されることを軽減させることが可能なり、膜応力による歪が原因で生じる電気的特性の低下を抑制させることができる。
また、第一実施形態に係る水晶デバイスは、このような水晶素子120と、水晶素子120の金属パターン122の一部(具体的には、接続部124a)と電気的に接続される搭載パッド111が上面に設けられている基板部110aを主体とする基体110と、基体110に接合される蓋体130と、を有している。このように、電気的特性の低下を抑制することができる水晶素子120を実装することで、本実施形態に係る水晶デバイスにおいても、電気的特性の低下を抑制することが可能となる。
(水晶素子の製造方法)
第一実施形態に係る水晶素子120の製造方法は、図6に示したように、水晶ウエハ用意工程と、塗布工程と、露光現像工程と、金属膜形成工程と、感光性レジスト剥離構成と、を備えている。
水晶ウエハ用意工程は、水晶片121となる部分が形成された水晶ウエハを用意する工程である。水晶ウエハ用意工程の際に用意する水晶ウエハは、例えば、複数の水晶片121となる部分が形成されており、平面視して、水晶片121の一方の短辺の両端部が水晶ウエハに連結された状態となっている。このとき、水晶片121となる部分は、平面視して略矩形となっており、そのうち二辺がX軸に平行な辺となっている。このX軸に平行な二辺のうち一方の辺の縁部には、結晶面であるm面が形成されている。このような水晶ウエハは、例えば、フォトリソ技術およびエッチング技術によって形成されている。
塗布工程は、水晶ウエハの全面に感光性レジストを塗布する工程である。塗布工程では、水晶ウエハ用意工程で用意された水晶ウエハ、つまり、複数の水晶片121となる部分が形成された水晶ウエハの全面に感光性レジストを塗布している。このとき、感光性レジストは、水晶ウエハの全面(両主面および側面)に塗布されており、水晶ウエハは露出していない状態となっている。
露光現像工程は、感光性レジストが塗布された水晶ウエハを用いて水晶素子120の金属パターン122となる部分が露出するように感光性レジストを露光・現像する工程である。露光・現像工程後の水晶ウエハでは、水晶ウエハ内の金属膜を形成したい部分、具体的には、金属パターン122が形成される部分の水晶ウエハが露出している状態となっている。
金属膜形成工程は、感光性レジストが露光・現像された水晶ウエハを用いて、金属パターン122を構成する金属を用いて金属膜を形成する工程である。金属膜形成工程では、例えば、スパッタリング技術により、露光現像工程後の水晶ウエハの表面、つまり、露光・現像された感光性レジストが設けられている水晶ウエハの全面に金属膜が形成される。従って、断面視したとき、水晶ウエハの主面上に金属膜だけが設けられている部分と、水晶ウエハの主面上に感光性レジスト、金属膜の順に設けられている部分とが存在していることとなる。
この金属膜形成工程で形成される金属膜は、密度が20g/cm以上の金属から構成されている。このように密度が比較的重い金属を用いることにより、従来のように金、金を主成分とする合金、銀、または、銀を主成分とする合金と比較して金属膜の上下厚みを薄くすることが可能となる。この結果、金属膜を形成する際の、金属膜厚のばらつきを低減させることができ、ひいては、水晶素子120の電気的特性のばらつきを低減させることが可能となり、生産性を向上させることができる。
また、この金属膜形成工程で形成される金属膜は、一層構造となっている。このように一層構造となっていることから、従来の二層構造の場合と比較して、水晶素子120または水晶素子120が実装されている水晶デバイスが存在する雰囲気中の温度が高温となったときに、二層の金属層間での金属の移動等といった金属膜の変質を低減させることが可能となり、金属膜の変質し電気的特性が低下し不良となる割合を低減させることができ、生産性を向上さえることが可能となる。
また、この金属膜形成工程で形成される金属膜は、例えば、イリジウムからなる。水晶と密着性がよく、安定性の高いイリジウムを用いて金属膜を形成することで、水晶素子120を製造する工程において、金属膜と水晶との密着性を確保しつつ金属膜が周囲の酸素または硫黄と反応し金属膜が変質することを抑制することが可能となる。この結果、製造過程において、金属パターン122となる部分(具体的には、金属膜)が変質し電気的特性が低下し不良となる割合を低減させることができ、生産性を向上させることが可能となる。
また、この金属膜形成工程で形成される金属膜は、例えば、その上下方向の厚みが露光現像工程後の水晶ウエハに形成されている感光性レジストの上下方向の厚みより薄くなっている。従って、金属膜工程後の水晶ウエハにおいては、感光性レジストが部分的に露出している部分がある。
感光性レジスト剥離工程は、金属膜が形成されている水晶ウエハを用いて、水晶ウエハの表面上に形成されている感光性レジストを剥離する工程である。感光性レジスト剥離工程では、感光性レジストが溶融され剥離される。このとき、水晶ウエハと金属膜との間に存在する感光性レジストは溶融され剥離され、この感光性レジスト膜上に設けられている金属膜が剥離される。この結果、水晶ウエハの表面に金属膜が設けられている部分だけ水晶ウエハに形成されていることとなる。
本実施形態に係る水晶素子120の製造方法は、前述した水晶素子120水晶片121となる部分が形成された水晶ウエハを用意する水晶ウエハ用意工程と、水晶ウエハの全面に感光性レジストを塗布する塗布工程と、感光性レジストが塗布された水晶ウエハを用いて、水晶素子120の金属パターン122となる部分が露出するように感光性レジストを露光・現像する露光現像工程と、感光性レジストが露光・現像された水晶ウエハを用いて金属パターン122を構成する金属を用いて金属膜を構成する金属膜形成工程と、金属膜が形成されている水晶ウエハを用いて、水晶ウエハの表面上に形成されている感光性レジストを剥離する感光性レジスト剥離工程と、を有している。このようにすることで生産性を向上させることができる。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る水晶素子220の平面図を、図7に示す。図7に示したように、第二実施形態に係る水晶素子220は、水晶片221が、基部221aおよび一対の振動腕部221bから構成されているという点で第一実施形態と異なる。
水晶素子220は、第一実施形態に係る水晶素子120と同様、水晶片221と金属パターン222とから構成されている。
水晶片221は、基部221aおよび一対の振動腕部221bからなる。基部221aは、例えば、平面視して略矩形形状となっている。振動腕部221bは、一対となっており、例えば、平面視して、基部221aの所定の一辺から同じ方向に並んで延設されている。
金属パターン222は、一対となっており、励振電極部223、および、接続部224aと配線部224bとからなる接続配線部224から構成されている。
励振電極部223は、振動腕部221bの表面に設けられている。一方の励振電極部223は、一方の振動腕部221bの両主面および他方の振動腕部221bの側面に設けられており、他方の励振電極部223は、他方の振動腕部221bの側面および他方の振動腕部221bの両主面に設けられている。励振電極部223(金属パターン222)に交番電圧が印加されると、一方の励振電極部223と他方の励振電極部223との間で電界が生じ、その結果、振動腕部221bが屈曲振動を開始する。
接続部224aは、水晶素子220を水晶デバイスとして用いる場合、基体に実装するためのものであり、基体の基板部の上面に設けられている搭載パッドとバンプ(本実施形態では導電性接着剤)によって電気的に接続される。接続部224aは、一対となっており、基板部の搭載パッドと対向する位置であって、例えば、振動腕部221bが延設されている基部221aの所定の一辺と反対側を向く辺に沿って二つ並んで設けられている。なお、本実施形態では、接続部224aが基部221aに設けられている場合について説明しているが、水晶片221が支持腕部を有している場合には支持腕部に接続部224aを設けてもよい。
配線部224bは、励振電極部223と接続部224aとを電気的に接続するためのものであり、水晶片221の表面に設けられている。
このように励振電極部223と接続配線部224とからなる金属パターン222は、密度が20g/cm以上となっている金属用いられた一層構造となっている。具体的には、金属パターン122は、イリジウムが用いられた一層構造となっている。
以上のように、第二実施形態に係る水晶素子220は、水晶片221が、基部221aおよび基部221aから同一方向に並んで延設されている一対の振動腕部221bとからなる。このような水晶片221を用いた水晶素子220は、振動腕部221bに一対の励振電極部223が設けられており、励振電極部223(金属パターン222)に交番電圧を印加したとき、振動腕部221bが主面と平行な向きで屈曲振動をする構造となっている。
本実施形態のように構成することで、従来の二層構造となっている金属パターンを用いた場合と比較して、二種類の金属間で生じる膜応力による水晶片221の歪を低減できるので、振動腕部221bの屈曲振動が阻害され電気的特性が低下することを抑制することが可能となる。また、密度を20g/cm以上とすることで、エネルギー閉じ込めを確保しつつ、金属パターン222(励振電極部223)の上下方向の厚みを薄くすることが可能となる。この結果、金属パターン222の膜厚が厚いことによる膜応力を低減させることができ、膜応力による歪が原因で生じる電気的特性の低下を抑制させることが可能となる。
具体的には、このような構造にすることで次のような効果が得られる。金属パターン222に交番電圧が印加されると、振動腕部221bの上下面と振動腕部221bの側面との間で電界が生じ、振動腕部221bの側面において、互いに逆相となるように振動腕部221bの側面が振動腕部221bの延設する方向に伸縮し、その結果、振動腕部221bが屈曲振動をする。このため、励振電極部223と振動腕部221bとの膜応力を抑制させることにより、振動腕部221の側面における伸縮が阻害されることを軽減させることや水晶片221への応力伝播による電気的特性の低下を軽減することが可能となり、膜応力による歪が原因で生じる電気的特性の低下を抑制させることができる。
本発明は、以下の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
水晶素子を有する水晶デバイスは、水晶振動子に限定されない。例えば、水晶素子に加えて電圧を印加して発信信号を生成する集積回路素子を有する発振器であってもよい。また、例えば、水晶デバイスは、恒温槽付きのものであってもよい。水晶デバイスにおいて、水晶素子を実装する基体の構造は、適宜構成されてもよい。例えば、基体は、上面および下面に凹部を有する断面H型であってもよい。
第一実施形態に係る水晶素子は、水晶片が平面視して略矩形となっていれば、上下方向の厚みは問わない。例えば、水晶片の中央部の上下方向の厚みが厚いメサ構造であってもよい。また、例えば、水晶片の中央部の上下方向の厚みが薄い逆メサ構造であってもよい。また、例えば、接続部が設けられている部分の上下方向の厚みが厚くなっている片持ち梁構造となっていてもよい。
第二実施形態に係る水晶素子は、基部と基部から延設されている一対の振動腕部とから構成されていれば、その形状は問わない。例えば、基部に切り込みが形成されていてもよい。また、例えば、基部から一対の振動腕部とは別に支持腕部が延設されていてもよい。また、振動腕の表面に溝部が形成されていてもよい。
水晶素子の接続部と基体の搭載パッドとが導電性接着剤によって電気的に接続されている場合について説明しているが、水晶素子を基体の基板部上に実装しつつ接続部と搭載パッドとを電気的に接続することができれば、例えば、金属バンプを用いてもよい。また、例えば、搭載パッドと接続部とを金属とからなるワイヤ、具体的には、金ワイヤまたは銀ワイヤをも引いてもよい。
110・・・基体
110a・・・基板部
110b・・・枠部
111・・・搭載パッド
112・・・外部端子
120、220・・・水晶素子
121、221・・・水晶片
221a・・・基部
221b・・・振動腕部
122、222・・・金属パターン
123、223・・・励振電極部
124.224・・・接続配線部
124a、224a・・・接続部
124b、224b・・・配線部
130・・・蓋体
140・・・バンプ

Claims (6)

  1. 水晶片と、
    前記水晶片の表面に設けられ、密度が20g/cm以上となっている金属が用いられ一層構造となっている金属パターンと、
    からなることを特徴とする水晶素子。
  2. 請求項1に記載の水晶素子であって、
    前記金属パターンにイリジウムが用いられている
    ことを特徴とする水晶素子。
  3. 請求項1または請求項2に記載の水晶素子であって、
    平面視して、
    前記水晶片が、水晶の結晶軸であるX軸に平行な辺を二辺有する略矩形となっている
    ことを特徴とする水晶素子。
  4. 請求項1または請求項2に記載の水晶素子であって、
    前記水晶片が、基部および前記基部から同一方向に並んで延設されている一対の振動腕部からなることを特徴とする水晶素子。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載の水晶素子と、
    前記水晶素子の前記金属パターンの一部と電気的に接続される搭載パッドが上面に設けられている基板部を主体とする基体と、
    前記基体に接合される蓋体と、
    を有していることを特徴とする水晶デバイス。
  6. 請求項1乃至請求項4の水晶素子で用いられる前記水晶片となる部分が形成された水晶ウエハを用意する水晶ウエハ用意工程と、
    前記水晶ウエハの全面に感光性レジストを塗布する塗布工程と、
    前記感光性レジストが塗布された前記水晶ウエハを用いて、前記水晶素子の前記金属パターンとなる部分が露出するように前記感光性レジストを露光・現像する露光現像工程と、
    前記感光性レジストが露光・現像された前記水晶ウエハを用いて、前記金属パターンを構成する金属を用いて金属膜を形成する金属膜形成工程と、
    前記金属膜が形成されている前記水晶ウエハを用いて、前記水晶ウエハの表面上に形成されている前記感光性レジストを剥離する感光性レジスト剥離工程と、
    を有している水晶素子の製造方法。
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