JP2019061227A - 画像投写装置 - Google Patents
画像投写装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019061227A JP2019061227A JP2018148326A JP2018148326A JP2019061227A JP 2019061227 A JP2019061227 A JP 2019061227A JP 2018148326 A JP2018148326 A JP 2018148326A JP 2018148326 A JP2018148326 A JP 2018148326A JP 2019061227 A JP2019061227 A JP 2019061227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- optical system
- image
- projection
- projection apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
Description
1.画像投写装置の構成
以下、本開示の一実施の形態である画像投写装置10を図1から図5を用いて説明する。
以下、本実施の形態の画像投写装置10における光学系の数値実施例を示す。図3は、数値実施例1における投写光学系100内の透過光学系110の構成図である。図4は、数値実施例2における透過光学系110の構成図である。図5は、数値実施例3における透過光学系110の構成図である。
ただし、
ft:透過光学系110の焦点距離
TL:画像表示素子130の長辺方向の中心を通り投写面の最も投写装置側に投写される光束の主光線の第1ミラー121で反射する位置から画像表示素子130までの光軸AZに平行な距離
である。
さらに、以下の条件式(1)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
ただし、
fmx:画像表示素子130の長辺方向の中心を通り投写面の最も投写装置側に投写される光束の主光線が反射する第1ミラー121上の位置のX方向(画像長辺方向)の焦点距離
である。
さらに、以下の条件式(2)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
ただし、
fmy:画像表示素子130の長辺の中心を通り投写面の最も画像投写装置側に投写される光束の主光線が反射する第1ミラーの位置のY方向(画像短辺方向)の焦点距離
である。
さらに、以下の条件式(3)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示にかかる投写光学系は、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
ただし、
T1:第1ミラーの反射する光束の画像短手方向に最も光軸から離れた位置から光軸までの距離と、第2ミラーの反射する光束の画像短手方向に最も光軸から離れた位置から光軸までの距離の合計
T2:画像表示素子の長辺方向の中心を通り投写面の最も画像投写装置側に投写される光線において最も投写面に位置するレンズから第1ミラーまでの光路長
である。
さらに、以下の条件式(4)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
条件式(5)は、透過光学系の焦点距離と、透過光学系と反射光学系との間隔の好適な範囲を規定している。T2/ftが下限を下回ると、透過光学系に対する最投写側レンズと第1ミラーとの間隔が狭くなり、スクリーンにおいて歪みのない画像を投写できる中間像を形成することが困難となる。反対に、T2/ftが上限を超えると、最投写側レンズと第1ミラーとの間隔が広くなることで、反射光学系に入射する光線の広がりが大きくなり光学系全体のサイズが大きくなる。
さらに、以下の条件式(5)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(6)を満足することが好ましい。
条件式(6)は、透過光学系110と第2ミラー122とから投写光学系の大きさの好適な範囲を規定している。T1/ftが下限を下回ると、第2ミラー122のサイズが小さくなり、投写エリアを大きくすることができない。反対に、T1/ftが上限を超えることで、第2ミラー122のサイズが大きくなり過ぎ、光軸AZからの距離(高さ)方向で投写光学系100のサイズが大きくなる。
さらに、以下の条件式(6)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(7)を満足することが好ましい。
ただし、
Tr:投写光学系のスローレシオ
である。
さらに、以下の条件式(7)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
本開示に係る投写光学系は、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
ただし、
fmmax:第1ミラー面上における最大の焦点距離
である。
さらに、以下の条件式(8)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
実施の形態に係る投写光学系は、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
ただし、
fmmin:第1ミラーの反射面上における各光線が反射する位置での最小の焦点距離
である。
さらに、以下の条件式(9)’’を満足することで、上記した効果をより奏功することができる。
表1に、数値実施例1から3に係る投射光学系について求めた各条件式の対応値を示す。
z:z軸に平行な面のサグ量、
r:半径方向の距離(=√(x2+y2))、
c:面頂点における曲率
k:コーニック係数、
である。
z:z軸に平行な面のサグ両
r:半径方向の距離(=√(x2+y2))
c:面頂点における曲率
k:コーニック係数
Cj:単項式xmynの係数
である。
以下の表2から表7に、数値実施例1の透過光学系の具体的なデータを示す。なお、数値実施例1におけるスローレシオは、0.175である。また、投写倍率は111.79から217.09である。また、使用する画像表示素子のサイズは、長辺方向が9.856mm、短辺方向が6.162mmである。
以下の表8から表13に、数値実施例2の透過光学系の具体的なデータを示す。なお、数値実施例2におけるスローレシオは、0.176である。また、投写倍率は113.23から217.59である。また、使用する画像表示素子のサイズは、長辺方向が9.856mm、短辺方向が6.162mmである。
以下の表14から表19に、数値実施例3の透過光学系の具体的なデータを示す。なお、数値実施例1におけるスローレシオは、0.184である。また、投写倍率は112.85から217.12倍である。また、使用する画像表示素子のサイズは、長辺方向が9.856mm、短辺方向が6.162mmである。
図6は、本実施の形態の画像投写装置10の光学系を駆動する駆動部を説明した図である。図6に示すように、画像投写装置10は、第2ミラー122を平行移動及び/または回転させるミラー駆動部200と、第2レンズ群G2を駆動する第1フォーカス駆動部250と、第4レンズ群G4を駆動する第2フォーカス駆動部260とを備える。第1フォーカス駆動部250及び第2フォーカス駆動部260は、フォーカス機能を実現するために第2レンズ群G2及び第4レンズ群G4を光軸AZに沿って移動させるフォーカス調整機構である。ミラー駆動部200、第1フォーカス駆動部250及び第2フォーカス駆動部260は制御部300によって制御される。制御部300は例えば所定のプログラムを実行することで所定の機能を実現するプロセッサで構成される。制御部300は専用に設計された回路でもよい。すなわち、制御部300はCPU、MPU、GPU、FPGA、ASIC等で実現できる。
|θM2| < |θSCN| ・・・(10)
ここで、θM2は、画像表示素子130の長辺方向の中心を通り投写面の最も画像投写装置10側に投写される光束の主光線LBについて、第2ミラー122の法線に対する入射角度である。θSCNは、投写面SCの法線に対するその主光線LBの入射角度である。すなわち、画像投写装置10の使用時において、第2ミラー122の反射面が投写面(SC)に対して平行とならないように反射光学系120内のミラーを配置するのがよい。θM2、θSCNは例えば以下の値に設定する。
0 < |θM1|−|θM2| < 30 ・・・(11)
ここで、θM1は、主光線LBが第1ミラー121で反射される位置における、第1ミラー121の法線に対する主光線LBの入射角度である。θM2は、第1ミラー121で反射された主光線LBが第2ミラー122で反射される位置における、第2ミラー122の法線に対する主光線LBの入射角度である。
5 < |θM1|−|θM2| < 25・・・(11b)
10 < |θM1|−|θM2| < 20・・・(11c)
12.5 < |θM1|−|θM2| < 17.5・・・(11d)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
100 投写光学系
110 透過光学系
120 反射光学系
121 第1ミラー
122 第2ミラー
130 画像表示素子
140 透過素子
200 ミラー駆動部
250 第1フォーカス駆動部
260 第2フォーカス駆動部
300 制御部
A 開口絞り
AZ 透過光学系の光軸
AR 第2ミラーの回転中心
LB 投写面において最も画像投写装置側に入射する光束の主光線
PB プリズム
SC スクリーン
Claims (10)
- 投写面に画像を投写するための画像投写装置であって、
投写画像を形成する画像表示素子と、
前記画像表示素子の出射面側に位置し、絞りと複数のレンズを含む透過光学系と、
前記透過光学系の出射光を反射する正のパワーを有する第1ミラーと、前記第1ミラーの反射光を前記投写面に反射する平面ミラーである第2ミラーとを含む反射光学系と、を備え、
前記第1ミラーは、前記透過光学系の光軸方向において、前記第2ミラーと前記投写面との間に位置し、かつ、前記第2ミラーの反射面が前記投写面と非平行となるように、前記反射光学系が配置され、
前記透過光学系と前記第1ミラーとの間に中間像が結像される、
画像投写装置。 - 前記反射光学系が下記の関係式を満たす請求項1記載の画像投写装置。
0<TL/ft<10
ここで、
ft:前記透過光学系の焦点距離
TL:前記画像表示素子の長辺方向の中心を通り投写面の最も画像投写装置側に投写される光束の主光線が前記第1ミラーで反射する位置から前記画像表示素子までの光軸に平行な距離 - 前記反射光学系が下記の関係式を満たす請求項1記載の画像投写装置。
|θM2| < |θSCN|
ここで、
θM2:前記画像表示素子の長辺方向の中心を通り投写面の最も画像投写装置側に投写される光束の主光線について、前記第2ミラーの法線に対する入射角度
θSCN:前記投写面の法線に対する前記主光線の入射角度 - 前記反射光学系が下記の関係式を満たす請求項1記載の画像投写装置。
0 < |θM1|−|θM2| < 30
ここで、
θM1:前記画像表示素子の長辺方向の中心を通り投写面の最も画像投写装置側に投写される光束の主光線が前記第1ミラーで反射される位置における、第1ミラーの法線に対する主光線の入射角度
θM2:前記第1ミラーで反射された前記主光線が前記第2ミラーで反射される位置における、前記第2ミラーの法線に対する前記主光線の入射角度 - 前記透過光学系の光軸が前記投写面を通過する、請求項1記載の画像投写装置。
- 前記投写面と、前記画像表示素子の表示面とが平行でない、請求項1記載の画像投写装置。
- 前記第2ミラーの反射面が前記投写面と平行でない、請求項1記載の画像投写装置。
- フォーカス調整のために前記透過光学系に含まれるレンズを駆動するフォーカス駆動部をさらに備える、請求項1記載の画像投写装置。
- 前記第2ミラーを平行移動させる場合の移動範囲内の少なくとも一部のミラー位置において、前記透過光学系の光軸が、前記第2ミラーにおける光線を反射する領域を通過するように前記反射光学系を配置する、請求項1記載の画像投写装置。
- 前記第2ミラーの回転中心は、前記透過光学系の光軸に対して前記第1ミラーの反対側に設定される、請求項1記載の画像投写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018148326A JP2019061227A (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 画像投写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018148326A JP2019061227A (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 画像投写装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017186623A Division JP6390882B1 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 画像投写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019061227A true JP2019061227A (ja) | 2019-04-18 |
Family
ID=66177347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018148326A Pending JP2019061227A (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 画像投写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019061227A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058935A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-03-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
JP2009080462A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Ricoh Co Ltd | 投射光学系及び画像表示装置 |
JP2010085973A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-04-15 | Ricoh Co Ltd | 変倍光学系、プロジェクタ |
JP2010197837A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像表示装置 |
JP2012168482A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-06 | Ricoh Co Ltd | 投射装置 |
US20140204280A1 (en) * | 2013-01-22 | 2014-07-24 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Light engine and rear projection television |
JP2014153478A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Sony Corp | 画像投影装置および画像投影方法 |
-
2018
- 2018-08-07 JP JP2018148326A patent/JP2019061227A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058935A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-03-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
JP2009080462A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Ricoh Co Ltd | 投射光学系及び画像表示装置 |
JP2010085973A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-04-15 | Ricoh Co Ltd | 変倍光学系、プロジェクタ |
JP2010197837A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像表示装置 |
JP2012168482A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-06 | Ricoh Co Ltd | 投射装置 |
US20140204280A1 (en) * | 2013-01-22 | 2014-07-24 | Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. | Light engine and rear projection television |
JP2014153478A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Sony Corp | 画像投影装置および画像投影方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10754239B2 (en) | Projection optical assembly and projector device | |
CN109073869B (zh) | 投影光学系统以及投影仪 | |
JP5069146B2 (ja) | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP2018180447A (ja) | 投影光学系及び投影装置 | |
US8425044B2 (en) | Projection optical system | |
JP6393906B2 (ja) | 投写光学系および画像投写装置 | |
JP6811412B2 (ja) | 投写光学系、画像投写装置および画像投写システム | |
JP5275899B2 (ja) | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP2007114397A (ja) | 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP5049464B2 (ja) | 反射型光学系およびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP4419243B2 (ja) | 斜め投影光学系 | |
JP2009104048A (ja) | 投写レンズおよびこれを用いた投写型表示装置 | |
JP2014235217A (ja) | 投写用レンズおよび投写型表示装置 | |
US20220373773A1 (en) | Projection lens and projection display apparatus using the same | |
JP2008176261A (ja) | 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP2010282159A (ja) | 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置 | |
JP2008242028A (ja) | 投影光学系 | |
JP2012088518A (ja) | 光学補正型ズームレンズ及びそれを用いた投射型表示装置 | |
JP6390882B1 (ja) | 画像投写装置 | |
JP2006078702A (ja) | ズーム光学系 | |
JP2006078701A (ja) | ズーム光学系 | |
WO2020137704A1 (ja) | 投射光学系およびプロジェクタ装置 | |
JP2017219741A (ja) | 結像光学系、それを備える撮像装置及び投射装置 | |
JP2019061227A (ja) | 画像投写装置 | |
JP2006078703A (ja) | ズーム光学系 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210817 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20210929 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220222 |